モンキー的映画のススメ

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モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴンの感想

5月9日

リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン

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GWも終わり気だるそうな人たちと街中ですれ違うとこっちまで気だるくなってしまいそうな曇り空の下、今日も黙々と映画館へ足を運び、1人趣味を謳歌する土曜日。
こんな毎日を過ごせたらなぁ。
そして、大型連休に向けた新作映画も見終え、もう下旬まで見たいのがない!!
と、ダラダラと書き連ねてしまいましたが、今日は、アンドリュー・ラウ監督の新作を見に来ました。


1983年、アメリカ、ニューヨークのクイーンズ。中国から不法移民としてこの地に流れ着いたサニーは犯罪組織スネークヘッドによって、同い年の少年スティーヴンとその母親と暮らし始める。
だか、身分保障のない彼らは中華料理屋で雑用でこき使われ、学校では他の中国人グループに目をつけられ、暴力の中で生活していた。
そんなある日、地元のギャング、グリーンドラゴンに引き抜かれ、ボスのポールから白人の国で成り上がるには組織の中でのし上がるしかないと教えられ、ギャングとしてのルールを覚えていく。
組織の幹部になったサニーは、ボスのポールの知人の娘ティナと出会い惹かれ合うが、ある事件をきっかけに彼女が組織に命を狙われる。はたして、サニーは彼女を守ることができるのであろうか。
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俳優陣は知らない人ばかりですが、監督は「インファナル・アフェア」三部作の監督で知られるアンドリュー・ラウ。
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あまり、アジアの映画は見る事がないんですが、この警察とマフィアの抗争を描いたインファナルアフェアは別格で面白かった!
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そして、このリメイク権を獲得し、後のディパーテッドというまたまた名作を世に送り出した巨匠マーティン・スコセッシ監督が今作の製作総指揮をつとめたという黄金タッグなわけです。
どっちも知らねーよ!なんて人は最近日本でもリメイクされた西島秀俊香川照之のダブルフェイスは見てないっすかね?
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これもいいドラマだった!
んで、このキャストでMOZUが生まれたんだから、今年やる映画もめっちゃ楽しみで仕方ない。
日本はギャングっていう文化じゃなくヤクザになっちゃうから抗争を題材にした作品て特に最近じゃお目にかかれないのが残念。
アクションや銃撃戦とかに至ってもアジアからだいぶ遅れてますからね、もっとやって欲しいなと。ま、金がないかw


そんな、巨匠と名匠のタッグで出来たこの映画の感想は、

イマイチ盛り上がりに欠ける…


一応理想の展開として望んでいたのは、ガンガンのし上がったあと、彼女が命を狙われるところでボスとの対立、組織への裏切り、警察、FBIの包囲網をくぐり、そして、スティーブンとの攻防戦!でラスト悲劇の結末!
みたいなのを予想していたんですが…


イントロダクションを読んでみると、
1992年にフレデリック・ダナンという人が「ザ・ニューヨーカー」に掲載した実話を基に作られた作品だそうです。

確かに、密入国した中国人たちにいくら自由の国アメリカといえども、いっぱしの生活など待っておらず、半ば奴隷のようなこきを使われた労働を課せられる始末。
それでも、生まれてくるであろう子供達のために、希望を持ってアメリカへ移住してくるわけです。それがどんなに危険な賭けとも知らず。
そんな中で成り上がっていくには、身体中に龍を刻み、ベレッタを懐に忍ばせてるギャングの一味になり、苦しい現実から解放され、のし上がるしかこのサニーとスティーブンには方法がなかった。

そこの部分は語りを含め丁寧に描かれていたと思います。
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しかし、その後の主人公サニーに対してのスポットライトが弱い気がしました。
やはり、人ではなくグリーンドラゴンというギャング集団に焦点がいっていて渦中のサニーはおろか相方のスティーブンも弱く見えました。
作品の中での導線がコロコロ変わる、
簡潔に言えば、要所でのドラマ性が薄い、淡々と展開が去っていく感覚?
なんといっていいか伝えづらいですが。

サニーVSギャングの闘いもあっさりだったし、そもそも、サニー役の俳優さんに華がないww
それでも、終盤の鬼気迫る感じはよかったんですけど。
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よかった点と言えば、ティナ役の女優さん、細くてキレイな方でしたね。
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大ラスも、思ってもない黒幕、いや、裏で手を回していた奴の存在の登場で驚きはしました。えっ!?って目を見開いちゃいましたから。

やはり、スカーフェイスのような派手さはなく、ゴッドファーザーのような渋さもなく、仁義なき戦いのような抗争も浅く、と残念な感想でした。
ま、しょせんスコセッシの製作総指揮など名前を貸して資金調達した程度なのでしょう。

満足度☆★★★★ 1.5