モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

【スポンサード リンク】

映画「ジョジョの奇妙な冒険第一章」感想ネタバレあり解説 今夏話題の実写映画は思ってた通りでした。

8月4日

ジョジョの奇妙な冒険/ダイヤモンドは砕けない 第一章

f:id:monkey1119:20170717114107j:plain

この夏一番話題の邦画であり、一番の問題作でもある人気コミック原作の実写映画。

 

コミック原作未読の映画は基本的には見ません。まず興味がない。だから「銀魂」や「帝一の國」なんかは見に行かなかったですから。

え?これも読んだことないの?なんて野郎同士と飲みの席でジョジョの話になると、よくツッコまれるのですが、読んだことないんです。

だからなのか今回に限っては非常に興味があります。きっと原作との比較もできないだろうし、話がどういう方向に進むのかもわかりません。

 単純に能力者同士のバトルとサスペンス要素さえ楽しければいいかなぁなんて思っております。

というわけで早速鑑賞してまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦原作の人気コミックが、連載開始30周年という節目の今年、満を持しての実写映画が実現。

何部もの物語の中から、一番実写可能といわれる第4部を今回は映画化。とある平和な町で起きた変死事件に、<スタンド>と呼ばれる特殊能力を持つ高校生が悪に立ち向かう。

実写映画請負人と称される、世界からも称賛される映画監督の下、超豪華キャストが集結。海外ロケも敢行するなど気合の入った製作が感じられる。

しかも今回初めて東宝とワーナーが共同制作という一大プロジェクトとなっており、原作やアニメファンからも熱い視線がそそられている。

超異色のサスペンスエンターテインメントが、ここに誕生!

 

ジョジョの奇妙な冒険(第4部) ダイヤモンドは砕けない 文庫版 18-29巻セット (化粧ケース入り) (集英社文庫)

ジョジョの奇妙な冒険(第4部) ダイヤモンドは砕けない 文庫版 18-29巻セット (化粧ケース入り) (集英社文庫)

 

 

 

 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない Vol.1<初回仕様版>Blu-ray(イベントチケット(昼の部)優先購入抽選申込券付)

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない Vol.1<初回仕様版>Blu-ray(イベントチケット(昼の部)優先購入抽選申込券付)

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

豊かな自然に囲まれ、国税調査の結果から2年連続❝住んでみたい町ランキング❞上位に認定された杜王町。しかし、3年連続は無理かもしれない。なぜなら、そこでは現在進行形で変死事件が続発しているのだから・・・。

この町に住む仗助<ジョジョ>(山崎賢人)はリーゼント頭で街を闊歩する高校2年生。父親こそいないが、町の平和を守ってきた警察官の祖父、良平(國村隼)や美人の母、朋子(観月ありさ)と共に満ち足りた生活を送っていた。

普段は温厚な彼だが、ヘアスタイルをバカにされることだけは我慢ならない。絡んでくる連中を叩きのめす彼の武器は<スタンド>という特殊能力だった。

 

そんなある日、仗助はコンビニで強盗事件い遭遇する。とっさの判断で店員を助け、特殊能力で犯人のナイフを取り上げる仗助。

事件は解決したかに思われた、が、裏で糸を引いていたのは、悪事に異常な執着を抱き連続変死事件を引き起こしていたシリアルキラー、アンジェロこと安十郎(山田孝之)。

計画を邪魔された彼は、仗助に対して激しい怒りの念を抱く。

 

やがて仗助の前に承太郎(伊勢谷友介)と名乗る男が現れる。仗助の実の父親であるジョセフ・ジョースターは、承太郎の祖父にあたる。

そして自分たちジョースター家の血を引く者には、<スタンド>と呼ばれる特殊な能力が備わっている。しかも、他にも<スタンド>の使い手がこの町にいて、悪意をむき出しにして仗助に襲いかかろうとしている・・・。

今の生活に幸せを感じている仗助は、承太郎が語った衝撃的な事実を簡単には受け入れられないのだった。

 

しかし、事態は楽観を許さなかった。<スタンド>の使い手だったアンジェロは。復讐に萌えて仗助の家を襲撃。その結果、良平は命を落としてしまう。

さらに母ばかりか、級友の康一(神木隆之介)までもが危険にさらされる。

家族を愛し、町を愛した祖父の遺志を継ぐことこそ、自分の使命——<スタンド>をそのために使うことを決意した仗助は、承太郎の助けを得てアンジェロに立ち向かう。

だが、最凶の悪はその奥に潜んでいた。

アンジェロを操る謎の兄弟の目的とは?

杜王町に平和は戻るのか?

そして仗助の運命は?(HPより抜粋) 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

監督

この一大プロジェクトの監督を務めるのはもちろんこの方、三池崇史

f:id:monkey1119:20170803000608j:plain

コミックの実写映画をやらせたら、とりあえず予算内で実現させる仕事人。オファーが来ればとりあえずやる、出来や評価は賛否あれど、そのスタンスをずっと保てるのはさすがです。

もうこの人のコミック原作映画の量多いですよ!

忍たま乱太郎クローズZERO神さまの言うとおりテラフォーマーズ土竜の唄などなど出てくる出てくる。

おまけにヤッターマン逆転裁判龍が如くなどアニメやゲームの実写化もやっちまうんだからすごすぎる。

誰もが一度は見たことある映画ばかりなんじゃないでしょうか。

 

今年は「無限の住人」が公開され、興業的は残念でしたが、内容は一定したシリアスな作りで、嫌いじゃなかったので久々に監督の評価が上がったこともあり、今回はそういった意味では期待しております。

 

www.monkey1119.com

 

監督の次回作は、東野圭吾原作のサスペンス映画「ラプラスの魔女」のようです。こっちも見に行くんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター紹介 

f:id:monkey1119:20170802230353j:plain

はいど~ん!!

 

キャラが多い時の手抜き紹介です。今回は9分割!!

 

では左上から。

 

  • 東方仗助(山崎賢人)

 

杜王町に住む高校2年生。見た目はちょっと怖いが、家族思いで心優しい性格。

自慢のリーゼントの髪型をけなされたときばかりは激しく怒る。

触れるだけで他人のケガや壊れたものを直すスタンド❝クレイジー・ダイヤモンド❞の持ち主。

監督同様、君は何作実写化映画の主役をやったら気が済むんだい?と各方面から突っ込まれてる彼。実は初めて彼の演技を見ることになります。それはそれは楽しみでございます。はい。

 

  • 空条承太郎(伊勢谷友介)

 

ジョセフ・ジョースターの孫。仗助より年上だが、血縁上では仗助の甥に当たる。

仗助に合うために杜王町へ。

時間を止めることができる最強のスタンド❝スター・プラチナ❞の持ち主。

やっぱりジョジョのキャラってどこか日本人ぽくない、美形の男性が出てくれないとと思ってたので、まんまと想像通りの俳優が出演してくれてます。てかあなたも、何度コミックのキャラやるつもり?似てるんだけどさ。

 

  • 広瀬康一(神木隆之介)

 

杜王町に引っ越してきたばかりの高校生で、仗助と同級生に。

平和を愛し、友人を大切にする。

仗助と共に行動をし始めたことから怪事件に巻き込まれていく。

監督とは妖怪大戦争や神さまの言うとおりなどで出演済み。彼もまたこういう実写化映画には欠かせない存在ですし、主役も脇もできる貴重な俳優。主役食ってくんないかなぁ。

 

  • 山岸由花子(小松菜奈

 

仗助の同級生。転校してきたばかりの康一の世話係を務めることになり、それに対して強い使命感を抱いている。

時折見せる極端な性格など奇妙な雰囲気を持つ美少女。

今年はマーティン・スコセッシ監督の「沈黙‐サイレンス‐」にも出演し、演技の幅を広げた彼女。その力が発揮できるのか。ここでじゃなくてもいいんだけどね。

 

  • 片桐安十郎(通称アンジェロ)(山田孝之)

 

凶悪な連続殺人犯、通称アンジェロ。人の命を奪うことに躊躇はない。形兆の放った矢によりスタンド使いに。

その能力、❝アクア・ネックレス❞は、水分い溶け込み侵入することで人体を内部から破壊する。

こちらは元祖といってもいいくらいの実写化俳優w失礼!とりあえずあなたが悪役やってくれれば画が映えます。

 

  • 虹村形兆(岡田将生

 

杜王町で暗躍するスタンド使い。常に冷静沈着で頭脳明晰、かつ冷酷無比。

スタンド使いを生み出す不思議な弓矢を持つ。 

 「銀魂」にも出演している岡田君、まさかのこっちも出演。もしやワーナーさん彼主役で映画製作考えてます?いやいや「ストレイヤーズ・クロニクル」という黒歴史を忘れてませんか・・・?

 

  • 虹村億泰(新田真剣佑

 

形兆の弟。兄とは対照的に直情型で、頭を使うことは苦手。

後先を考えずに行動しては兄の足を引っ張る。

右手で掴んだらあらゆるものを削り取る、❝ザ・ハンド❞と呼ばれるスタンドの持ち主。 

 いきなり苗字をつけて活動を始めた真剣佑。個人的には、「パシフィック・リム/アップライジング」に出演するので、そっちの方が楽しみなんですけどね。

 

  • 東方良平(国村隼)

 

仗助の祖父で、父親代わりでもある。交番勤務の巡査部長。

町の平和を守ることに情熱を傾けており、連続変死事件の解決に奔走している。一日の終わりの晩酌が何よりの楽しみ。 

 

  • 東方朋子(観月ありさ)

仗助の母。仗助の父ジョセフ・ジョースターと別れた後、仗助を産み、女手一つで育ててきた。今でもジョセフのことを愛しており、他の男性と再婚する気はない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一章ということで、おそらく第4部の途中までしかやらないのでしょう。読んでる人は薄々気づいてるかw

初めてのジョジョ体験でございます。

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

これはダメ。ダメです。駄作です。

原作未読でも全く良さが伝わってこない、実写化作品でした。

以下、核心を突くネタバレがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは褒めよう。

幸せな生活を送る高校生が、連続殺人犯に目をつけられることをきっかけに、自分の特殊能力を武器に真相を探っていくというお話。

 

あくまで原作未読という立場から鑑賞したわけですが、あまりにも内容が陳腐過ぎて今回ネタバレMAXで感想を書こうと思います。

とりあえず見出しから酷評ということがお分かりいただけたかと思うのですが、少なからず褒めるべき部分も感じたので、そこからつらつらと。

 

 

スタンドについて

今回原作の見せ場の一つであるスタンドというという能力をどう見せるのかが、映画化になるにつれて一番注目されていたのだと思いますが、この部分に関してはよくできていたと思います。

 

アクア・ネックレスは水に入り込み姿をくらませ人間に危害を加えるという能力でしたが、水の質感や滑らかな動き、体内に入り込む場面や格闘シーンなど、CGであるのは一目瞭然なのですが、キチンと映像に合成されていて、この感じだと他のスタンドもうまくできていそうだな、と期待の持てる登場シーンでした。

 

それからスター・プラチナの「オラオラオラオラオラァ!!」の掛け声とともに繰り出す強烈なパンチのラッシュや時を止める能力、クレイジー・ダイヤモンドの「ドララララララァ!!」とバッド・カンパニーから繰り出されるミサイルを拳で受けるシーンや、朋子の体内から瞬時に体を貫いてアクア・ネックレスを捉える部分など、うまく作れていたように思えます。きっと原作通りの映像だったのではないでしょうか。

 

こういう部分から原作に対する愛が感じられる一面だったと思います。

 

 

役者陣について

他に褒めるとするならば、役者陣の気持ちの入った演技でしょうか。

特にこいつ頑張ってるなぁ~!!と感じたのは虹村億泰演じた新田真剣佑でしょうか。彼は確実に今回MVPです。

そもそも私が思う彼のイメージは「ちはやふる」の新であり、無垢で真っ直ぐな思いやりのある好青年、という印象が強かったのです。

それを今回完全に消し去り、不良で不器用で心に真っ直ぐすぎて兄貴からバカにされるけど、その兄貴を慕う弟という役柄を見事に体現していたように思えます。

明らかに猫背で、ぶっきらぼうな言葉遣い、声色も少し低めにしゃべり。

ぶっちゃけ山崎賢人よりも存在感がはるかに上でした。

 

そんな真剣佑とは対照的な演技をした虹村形兆を追演じた岡田将生もおおむね良かったと思います。

どちらかというと彼には、恐らく普段こんな奴なんだろうなぁと思わせる天然で頭悪そうだけど人柄の良さが際立つような役をもっとやってほしいのですが、意外とそれとは真逆のインテリで頭のキレるクールな役柄もこなせちゃう器用さも兼ね備えた役者さんで、今回は後者のパターンから形成していったんだろうなぁというのが感じたキャラでした。

そこに几帳面さや潔癖感を加え、セリフ回しも自我が凄く強く出ていて、アクの強い敵キャラを作り上げていたことに拍手を送りたいと思います。

 

他にも、山岸由花子の美しい容姿にもかかわらず、ミステリアスで確実にやばい奴なオーラなんかはハマっていました。問題集今日中に全部やるの?という康一の問いに対し、ものすご~くゆっくり口角を下げて不機嫌になる様は、ほんとにこの女怖っ・・・と感じられた場面だったと思います。

 

 

 

不満は山ほど。

では、一番何がいけなかったのか、何がダメだったのか自分なりにまとめてみました。

 

固い画作り。

この映画、圧倒的に画が固いです。正確に言えば動きが全くないです。

誰かがセリフをしゃべるとき、後ろにいる人物は全く動かずカメラも固定。スタンドが戦っているときもカメラは動かない。

いくらCGとはいえ、カメラを動かすか、せめてカット割りして動きを出すかしないとアクションは活きてきません。

 

その分役者の顔に寄った映像ばかり固執した画作りのため、よけいにセリフと映像が合致して情報が入ってこないのが個人的に見ていてつまらないと感じる要因だったのだと思います。

 

恐らくこれはコミック原作を実写化するにあたって、よくあるパターンだと思うのですが、原作に忠実になりすぎて、一つの映像を漫画の1コマのように撮影してしまっているからだと思います。

 

実際に、戦うシーンでも動きながらスタンドの説明をしたりすればいいのに、一度格闘して小休憩に入るときにセリフで説明するから、見てる方はアクションでノッてきたのに止まって話し出すからやきもきしてしまうわけです。

特に形兆との対決シーンはその繰り返しでした。

 

 

そんな、寄りの画ばかり続くせいで、引きの画が全くありません。

あるのは杜王町がどんな町かを一望させるための風景くらいで、後は特に目立った引きの画がなかったように思えます。

こういう寄りと引きの画を効率よく出すことで映画は活きてくると思うので非常に残念なカメラワークだったと思います。

 

これも推測ですが、なぜ引きの画をとらなかったのか、それはやはり原作に忠実だったことと、対決時、スタンドは動いているけど能力者はその間何をしているかを考えた時、ただ突っ立っているだけで動かないからそこを映さないようにしていたのかな、と。

実際、億泰との対決では、スタンドと人間を交互に見せることで躍動感を出していましたが、やはり寄りが多かった。

アンジェロのアクア・ネックレスが東方家に侵入した時のシーンも、役者の寄りの画ばかりで、承太郎と仗助2人がただ背中あわせて立ちすくんでいて、攻撃をよけるだけというもの。

 

正直「無限の住人」であれだけの殺陣を撮った監督が、なんでこんなに動きのない映画を撮ってしまうのかわかりません。まるで別人が撮影したかのような映画でした。

 

きっとCGと合成したアクションは日本ではまだまだ難しいのかなぁと痛感した場面でした。

 

山崎賢人がキツかった。

今回東方仗助を演じた山崎賢人の演技を初めて見たわけですが、彼はセリフ回しがへたくそです。

予告編を見た時、頭髪をからかわれキレるシーンを見て、啖呵を切りながら「今なんつったぁ?」とドスの効いた声を聞いて、あ、これイケるかも?とちょっと期待していたのです。

彼は散々ドSなイケメン高校生の役をやってきていることもあり、命令口調だったり、怒った口調のセリフは様になってると思うのです。

そのしゃべり方と声の特徴を生かし、不良的な役柄を見事にやってのけてくれるのでは?と思ったのですが、どうやら思い違いでした。

 

はっきり言ってキレ気味のトーンで、長いセリフをしゃべるとめちゃめちゃ棒読みで、何度も苦笑してしまいました。

うまく言えてたのは、グレートだぜ、と今なんつったぁ?くらいです。アンジェロ攻略や感情吐露、終盤のやり取りはほんときつかったです。

 

 

説明セリフ

これも仕方のないことなのかもしれませんが、工夫はできたんじゃないかと思います。

やはり今の状況や、能力を観衆に伝えなければならないわけですから、どこをどうしたって説明しなければしけません。

これは映像の撮り方ともかかわってくるのですが、今回寄りの画ばかりで、アクション止めて立ちながらのセリフなど、明らかに何か動作をしながら、カメラを動かしながら話すという部分が欠けているため、どうしても説明調のセリフに聞こえてしまうのです。

 

個人的に良かったシーンは東方家での夕食の席。

朋子を背にしながら、良平と仗助をゆっくりパーンしながら、ごくありふれた家族の幸せな風景をとりつつ、良平を慕う仗助の眼差し、良平が一日の終わりを晩酌と家族との食事がホントに幸せなんだなぁというのが一目でわかる画作りで、ここに関しては個人的にはセリフも画もどちらもいい塩梅で伝わってくるので、非常に良かったと思います。

と同時に、こういうとり方をもっと続けて取ればよかったのにとも感じた瞬間でもありました。

 

テラフォーマーズ」では、キャット忍伝てやんでぇ風の「説明しよう」的なノリで各キャラクターの能力の説明をしていたことが、いちいち苛立ったのですが、今回はそのような説明ではなく、セリフに落とし込んでの説明でした。

ただ良くなかったのは、明らかに観衆側に説明するような場面が多かったこと。承太郎がアンジェロのスタンドの推測をしている時、窓際に立って話していたので、てっきり背後に誰かいるのかな?と思ったら誰もいない。

そういう描写はいらないんですよ。

 

他にも、冒頭で不良に絡まれる康一と仗助の場面でも、観衆はスタンドによって高校生が吹っ飛ばされたのはわかるのですが、能力者ではない康一は何が起こったのかわからない。

だから見てるこっちは康一がぽかぁ~んとしているだけで伝わるのに、「あれ?今何が起こったの?」なんて心の声を聞かせるからシラケてしまうのです。

 

いくらコミック原作だからといって全て言葉にしなくてもいいのではないでしょうか。

非常に残念でありました。

 

 

杜王町

これも予告編を見て、これはダメだなと予感したのが、スペインのシッチェスで撮影された杜王町の再現。

明らかに歩いてる登場人物が仮装行列をしているようにしか見えず、これは厳しいかなぁと。

実際ふたを開けてみると、外観はモロにスペインで、コンビニだったり、パトカーだったり家屋や細かい小道具こそこだわりあるものに見えますが、かなり違和感のある風景であることに変わりはありませんでした。

 

2年連続住みたい町ランキングの割には、ごみが散らかった駅の階段だったり、そこら中にペインティングされた落書きがあったりなんかは、リアルな感じがしましたが、高校生とサラリーマンの歩く姿は多けれど、一般市民は全然現れない。特に子供。

海外ロケでそういう注文は無理があるかもしれませんが、どうにかならなっかたのか。

 

ここも原作に忠実に再現したのかもしれませんが、無理に合わせることもなかったんじゃないかなぁと。

 

伏線多すぎ

コミック原作なのだから、映画館に来てほしい人はやはり既読のファンであって、私のような未読のものを対象にした内容にしたら、もっとややこしくなったであろう今作。

もちろん初心者でも見たことなくてもわかる内容によくまとめたなぁ、という反面、あれの説明がないし、それはほったらかしでいいの?など様々な「よくわからない」が多々ありました。

 

もちろんタイトルに第1章と書いてあるのだから、ヒットすれば第2章絶対やりますっ!って公約を掲げていることは間違いなく、こっちもきっとそういう余白を何かしら残して話は終わるんだろうなぁと、覚悟はしていたものの、もうちょっとメッセージのこしてもよかったんじゃない?と。

 

一番ほったらかしだったのは、康一の能力。形兆に矢を射抜かれたことで、最初こそ選ばれなかったものの、かろうじて仗助の治癒能力で一命をとりとめたことで「選ばれた」康一。

その後能力が覚醒し、体内からまだら模様の卵が出現。康一の感情が爆発した時、ついに殻を破って出てきたスタンドでしたが、正直活躍する場もなく、その後の説明もなし。

きっと次回作で能力お披露目なんでしょうけど、ちょっとくらいなんかやってよ。

 

他にも、康一の部屋に飾られた絵画や、棚に並べられたコミックもあれ伏線なんですよねきっと。じゃなきゃいちいち見せないし。

 

形兆が億泰をかばって死ぬわけですが、あのちっちゃなラジコンのような走る物体に髑髏のガイコツがくっついたあれは何ですか?あれも次回作へ持ち越しですか。

 

康一と由花子はこの後一体どうなるんですか。あれだけ絡ませといて、最後由花子の不敵な笑みで終わるとかナシでしょ。え、もしかして形兆は彼女が?彼女もスタンド使い?

時間割いて二人のやり取り見せたのだから、何かしら進展があるように見せてくれなきゃ。

 

 

なんかだんだん伏線に関してじゃなく愚痴になってきた・・・。

とにかく第1章ではやりかけの描写がいくつもあり、ちょっとヤキモキした感じでありました。

 

 

 

 

最後に

今作では、主人公仗助と、虹村兄弟、そしてアンジェロが思う父性の対比という背景も描かれているので、今後重要な部分になってくるのかもしれません。ジョセフが登場するのかな?原作ではそういう描写があるのかな?わからんけど。

 

結局東宝とワーナーは何のために共同制作したのか。ワーナーの世界シェアを目論んだ東宝の戦略なのか、予算を折半して製作費を沢山出すためのものなのか。

その割には、海外に出すには恥ずかしい映画だったし、どこに金がかかってたのかわからないCGの量。役者のギャラ?それはないだろう。

 

とりあえず、今回の収穫は新田真剣佑の今後の可能性を秘めた俳優としてのポテンシャルくらいでした。

後はなんのこっちゃです。

ファンの方々、けなしてばかりの感想で申し訳ありません。自分はこれといって楽しめなかったことを正直に書いてみました。

同日公開で言うならまだトランスフォーマー最後の騎士王の方が楽しめると思います。

個人的にはそちらを薦めます。

 

www.monkey1119.com

 

 

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆★★★★★★★★2/10