モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」感想ネタバレあり解説 ちゃんと金塊は海底にあります!

1月12日

ネイビー・シールズ/ナチスの金塊を奪還せよ!

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正月からスカッとしそうなミッション型アクションムービーの登場です。

特殊部隊が戦争するんではなく、特殊部隊がお宝を奪うというトレジャーハンティングな内容。そして登場人物は曲者のニオイで、戦車つかって大砲撃ってやりたい放題!

楽しそうじゃないか!アガりそうじゃないか!

 何というか「エクスペンダブルズ」と「ナショナルトレジャー」を掛け合わせたようなお話なのでしょうか。とにかく今月の大穴作品で見る予定に入れましたが、予告を見る時点では非常に良さそうです。

というわけで早速観賞してきましたよ!!!

 

 

 

 

 

 

作品情報

高い水泳スキルで海や河川から隠密進入、陸では苛酷な環境にも対応し、パラシュートをつけ空中からの進入も可能、そんな陸海空どこからでも任務を遂行できる特殊部隊、それがネイビーシールズだ。

そんな彼らが、ナチスの秘宝が眠る場所へ8時間以内に奪還に挑むというアクションエンタテインメントを、3月に作品公開が控える「レオン/LEON」のリュック・ベッソンが製作と脚本に携わり、「イントゥ・ザ・ストーム」で注目を浴びた監督が手掛けた。

登場人物演じる俳優陣も本格的なトレーニングを重ねていくうちに絆も生まれ、ハードな撮影を乗り越えた作品となっている。

ド迫力なアクションと制限時間の迫るスリルを同時に味わえる、2018年正月にもってこいのお祭りアドベンチャー映画です!!

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ 

 

1995年、紛争末期のサラエボ。

強引かつ大胆な戦略で敵の将軍を拉致、敵に囲まれたら戦車で大暴走とやりたい放題のマット(サリバン・ステイプルトン)率いる5人のネイビーシールズ。上官のレヴィン少将(J.K.シモンズ)も手を焼く毎日。

そんな中、メンバーの一人が恋に落ちたウェイトレスから聞いた、湖に沈んだナチスの金塊・総額3億ドルの話。それさえあれば、戦争に苦しむ避難民を救うことが出来ると懇願され、5人も作戦を立てることに。

タイムリミットはわずか8時間。敵陣真っただ中にある湖の水深45mの湖底から、重さ27トンの金塊をどう運び出すのか? 彼らのとんでもない奇策とは!? 史上最強のアウトサイダーたちが挑む、前代未聞の奪還作戦、遂に始動!!(HPより抜粋)

 

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監督

今作を手掛けるのはスティーブン・クォーレ

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うん、裏方向きの顔ですね(失礼)。

 モンキーが彼の作品で唯一鑑賞済みの作品がこれ。

 

イントゥ・ザ・ストーム [Blu-ray]

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 アメリカの片田舎で超規模な竜巻が発生し、住民達を恐怖に陥れる様を臨場感溢れる映像でリアルに再現したパニックアドベンチャー。

90分という短い時間ながら、教頭とその息子達、竜巻を追うストームチェイサーを要所要所でPOVを入れながら描き、ちゃんとドラマとして成立してるのが素晴らしいです。

映像もかなり迫力あります。しがみついていないと体ごともっていかれ、家屋の屋根は吹っ飛び、炎まで食ってしまうことでとてつもない火柱へと変貌を遂げる。それがどこへ向かうのか予想もつかない。そんな臨場感溢れる映像が見事です。

巨大竜巻に巻き込まれることなんて、桃鉄のハリケーンボンビーくらいしか経験のない僕らにとって、ここまで脅威となることも想像できないし、あんなに街をめちゃくちゃにしてしまうものなのかと。

 

こんな作品を手掛けた監督ですから、今回も面白いに決まってると信じてます!

 

 

 

キャラクター紹介

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左上から。

  • マット・バーンズ(サリバン・ステイプルトン)・・・ならず者のネイビーシールズを束ね、冷静沈着で仲間思いなチームのリーダー。
  • スタントン・ベイカー(チャーリー・ビューリー)・・・チーム一の色男。恋人ララから金塊の話を聞く。
  • ララ・シミッチ(シルヴィア・フークス)・・・避難民を救うため、金塊奪還をチームに持ちかける。
  • ベン・モラン(ジョシュア・ヘンリー)・・・数学の天才。金塊の搬出方法を算出する。
  • カート・ダッフィー(ディアミッド・マルタ)・・・集められない資材はない、腕利きの調達屋。
  • ジャクソン・ポーター(ディミトリー・レオニダス)・・・重火器のエキスパート。通称JP。
  • ジム・レイニー(ユエン・ブレムナー)・・・海軍一のパイロット。腕もノリも最高。
  • ジェイコブ・レヴィン少将(J.K.シモンズ)・・・チームに手を焼きながらも信頼を置く、頼れる上司。

 

 

 

 

 

 

 

最強軍団の男達が一体どうやって海底から金塊を運ぶのか!彼らの暴走に期待膨らむ本作!

ここから観賞後の感想です!!!

 

 

 感想

俺たちハミ出しネイビーシールズ!こっそり隠れて金塊見つけて街を救っちゃうぞ!

わかりやすい話だけどちょっとスケール小さくないか?そんなことは気にせず大きな期待をせずに観れば楽しいぞ! 

 以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒涛のオープニング

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中のサラエボ。そこで平和維持活動で派遣されたネイビーシールズたち。敵セルビア軍のペトロビッチ将軍を捕獲する任務を遂行するも、白昼堂々やりたい放題で、作戦は成功したものの上官にこっぴどく叱られ、追って処分を受けることに。

その間酒場の女性から聞いた海底に眠る金塊の話。これでサラエボの町を復興できる、だから協力してほしいという願いに、俺たちはここで何か成し遂げたのか?俺たちが本当にすることはこういうことなんじゃないのか?と自問自答を繰り返し、彼らは上官たちに内緒で極秘作戦を開始する。

しかし、将軍をさらったことで怒り心頭のセルビア人勢力が、彼らを血眼で探していたのだった・・・。

 

はい、つーわけでそこまで大きな期待はしていませんでしたが、鑑賞後の率直な感想としては、こんなもんだけどつまらなくはなかったし、そこそこ楽しめた!といったところでしょうか。

これきっと予算とかやり方によってはめっちゃエンタメ指向の大作映画にできるんだけど、時代背景が現代でもなければ第二次世界大戦とかでもない、一応大きな紛争での出来事だけど、イラク戦争や湾岸戦争とか我々が詳しく知るようなものではないから、中々設定を理解するのも難しいところ。

正直申し上げれば、そんな時代背景なんか全然無視しちゃってオッケーです。

なんてたって、「特殊部隊が金塊を探す」。これだけですからw

 

じゃあいきなり探し始めるのかってわけではありません。モノには順序ってものがあります。

  • どういう経緯で海底に金塊が眠ってしまったのか。
  • このネイビーシールズはどんだけの力やぶっ飛び具合なのか。

この辺をですね、ちゃ~んと丁寧に見せているのです。

 

で、やはりツカミは大事ってことでいきなり本作の見せ場がお出まし。それは「ペトロビッチ将軍誘拐作戦」。こいつを捕らえればこの紛争も終結に近づくという理由なのでしょう。

そんな極秘任務に我らがネイビーシールズの出番であります!

 

まずカートとスタントンが、将軍のインタビューと称し、報道員の恰好をして潜入。ゲートに着くや否や、「お前ら服を脱げ!!」と銃を突き付けられなんか隠してないか、部はないか入念にチェックされます。

ここでカートは星条旗柄のおパンツをはいてきてしまったことにちょっぴり後悔。おぉこういう細かいユーモア入れてくるのね?いいよいいよぉ~w

まぁそもそも報道のやつがこんなマッチョなバディってことに敵は何も感じないのか・・・。お前ひたすら不眠不休でこの紛争を取材してんのに偉いマッチョだな!怪しい!撃てぇ~っ!!

とか行かないよね映画だもんねw

 

その間、隊長とJP,ベンは川から潜入!おぉ!これぞネイビーシールズ!上で2人が将軍にインタビューしている間、一気に基地の裏手から地下へもぐりこみます。

そして爆弾を設置部屋に穴を開けてそこから将軍をかっさらっていくという魂胆です。

作戦は無事成功!さぁてとっとと引き上げだ!と思ったら川に敵が!

はいここからドンパチドンパチの大乱闘です!

 

訓練の成果なのか、こんなの朝飯前なのか敵を一発で仕留めるんだけど、敵はどんどん増えていきます。ここは空から援護してもらって逃げるしかない!と思ったら直ぐ来れないって!マジかよどうする隊長!!

 

なかなか追っ手を撒くことができないネイビーシールズ!気持ちもネイビーってか?何だ気持ちがネイビーって。淡いんか、なぁ淡いんか。意味わからん。

倉庫へ避難すると戦車あんじゃん。ここで隊長、わ~お、これいいぢゃん!ニヤリ!

 

はい壁ぶっこわしてどおおぉ~ん!ある意味これも壁ドン!と戦車で反撃開始!

隊長戦車操縦できんすか!あぁ?操縦したことねーよ!でも俺ならできる!頼もしいっす隊長!!!とりあえずね、JPちゃん、あの鉄塔倒しちゃおうか、イエッサー!!いくぜ!ちゅどーーーんっ!!はい、後ろの敵全滅~っ!

モンキー的になぜかここは「特攻野郎Aチーム」のテーマが脳内を駆け巡るのでありました。

 

てな具合で、来る敵来る敵大砲ぶっ放してガンガン進んでいきます。

しかし前方に敵が待ち構えており、橋の上で挟み撃ちになってしまいます。どうするんだ隊長!よし!大砲を10時の方角へ!な、なんて?こうなったら川へ飛び込むのさ!泳いで逃げるぜいいなっ!イエッサー!!

ちょっと待って!捕まえて眠らせた将軍を川にいれたらどうやって呼吸するのさ!

そんな細かいことは忘れてこの窮地を楽しもうじゃないか!

 

てな具合で川を泳ぎボートを奪い、何とか撒いて、養鶏車と共に基地へ到着。

少将!任務完了です!!

 

 

はい、こんな具合で序盤はスリリングでアクション満載。僕らのハートを鷲掴みにしてくれます。

ただ残念ながらこれを超えるアクション映像はこの後ありませんwオープニングがピークです。

 

 

Jkシモンズのアメとムチ

 

ぶぁ、ぶぁ、ぶぁかもおおおぉ~~~~~んっっっ!!!

 

無事将軍をさらってきたのに、上官である少将にこっぴどく怒られるシールズ。

 

いいか、俺はな、将軍をさらって来いといったんだ!誰が戦車乗り回して街を破壊してこいって頼んだっ!!あぁん!

そんなに怒ってばっかじゃ血圧あがっちゃうぜ少将?と心の中で何人が思ったのか、いやきっと誰も思ってないだろう。早くこの説教終わってくれとシールズの誰もが思ってるに違いない。

 

お前らな、俺がこの後始末をどれだけ根回しして穏便に済ませてると思ってるんだ!感謝しろ!ったく、とりあえず処分は追って報告するからそれまで休め!

お、ちょっと待て。これ持ってけ。全員分あるぞ。とりあえず今日は飲め!

と隊員全員分のウイスキーを渡して労う少将。

 

何だよ!!優しいじゃねえか少将!!!

 

そうです、ここんとこ怒鳴り散らしてばかりの役(いや昔っからそんなのばかりだったけど)が多いJKシモンズですが、今回はちゃんとアメとムチをつかいわけてめっちゃカッコイイ上官を演じています。

上にも書いたように、とにかく暴れまわる部下たちをまずはめいいっぱい叱るんです。で、とりあえず言いたいことをしっかり言ったあと、ちゃんとフォローも怠ることなく彼らを褒めるんですね。

 

序盤の説教では、これで任務の疲れを癒せとばかりにウイスキーをプレゼントし、処分の結果が帰国ということで、よかったなお前ら命があってというニュアンスの言葉で彼らを讃え、彼らがピンチだと分かった瞬間彼の権力で援護を送り、ラストではめっちゃ粋なことをしてくれます。

もちろんこの直前までは、隊員たちをめっちゃ叱るんですけどねwバカヤローコノヤロー何勝手なことしてんだアホンダラッ!!って具合に。

 

まぁこれがJKシモンズだから逆にウケるんですね。なぜかって、「スパイダーマン」の編集長の時も、「セッション」での鬼教師でも、または「ララランド」のチョイ役でのクラブのオーナーでも、とにかく「クビだっ!」とか「ファッキンテンポっ!!」とか罵りまくってますからw

それをわかったうえで、この役をやってると妙にツボです。何というか彼以外がこの役をやると説得力がないです。おそらく。それくらいこの少将を演じたJKシモンズ、かっこいい、いやオイシイです。

 

 

中盤からはトーンダウン

この調子で、荒くれ者的な感じでバカみたいに暴れまくってくれたらいいんですが、どうもそれ以降はもたもたした展開が続きます。スタントンと町の娘ララとの水中デート、どうやって金塊を盗むかをサクッと見せずに右往左往してしまう件、突然命じられる帰国命令、で、これがタイムリミットってわけでもない。

極めつけは、なぜ海底に金塊が眠っているかという回想シーン。

 

これはララのおじいちゃんの少年期、つまり第二次世界大戦の頃に町の住民たちを大虐殺をして、そこに金塊を隠そうとしていたという事実が明かされ、そのナチス軍を全滅させようとダムを爆発して決壊させ、町ごと水没させた、というものだったんですが、なぜかこれをちょっとお涙頂戴的なテイストで描いてるんですね。

史実に基づくのかどうかはわかりませんが、ここはもうナチスが金塊隠したってことだけでおバカな雰囲気を貫いてほしかったですね。

 

あと途中で隊長がなぜ独身なのか過去に何があったのかを説明するシーンがありますが、それが明かされたことで何か物語に味付けが加わるのかというと、そうでもない。変に物語の雰囲気を変える程度のもので、だったらこれもおバカらしく貫いてほしかったですね。

 

 

で肝心の強奪作戦なんですが、やっぱりピンチは訪れます。それも水中で。そう水中でアクションする場合、普段よりスピードが落ちるので編集や音楽でうまく見せないとめっちゃピンチのはずが大したことないように映ってしまいます。

 

ここが非常にもったいない流れで、一つ一つのシーンだけで考えるとよくできてはいたんです。水中で敵が何人かやってきて、これぞネイビーシールズ!ってな感じでいとも簡単にやっつけるんですね。殴っても効果あるのかわからないからナイフなんか出してそれを交わして奪って逆に刺し殺す。こんな感じで。

これをうまくスピーディーに見せていたし、手榴弾を落として爆風で海底の建物が崩れていく中でどうやって金塊を水面に上げるか、酸素ボンベの残圧が残りわずかの中、この危機をどうやって脱するかって色々ヤバイ状況を作れていたので、結構スリル合ったんですが、この要素をうまく使えずにあっさり事が片付いてしまう展開。

 

やはり敵が手榴弾しか持ってないのがまずおかしくてランチャーやらバズーカぶっ放して大爆破して、隊員たちがもっとピンチな状況を作ってほしかったし、ボンベの残りがわずかな中で奴らが攻めてきて苦しい状況の中で、ネイビーシールズの本気を見せてほしかった。

要は危機的状況を劇的に回避するような描写が弱かったんですね。

 

後はやっぱりオープニングのド派手な破壊シーンと比較してしまうから、この水中戦が弱いんですね。夜ってのも大きいかな。

 

 

 

最後に

時代背景が分からないって人はですね、このツイートを見てください。非常にわかりやすく4コマで教えてくれます。

 

 

過度に期待を寄せて見に行くと残念に感じますが、頭空っぽで観て、細かいとこツッコまなければ非常に楽しく鑑賞できます。単純明解ですし。

あとあれです、ゴリゴリの男たちの中に混ざって、ララ演じるシルヴィア・フークスの美しさがマジでこの映画のオアシスです。「ブレードランナー2049」のラブの時と全然印象が違います。こんなの俺だって頼まれたら金塊獲りに潜るってんだい!だろ?男どもよ!

 

てなわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10