モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「blank13」感想ネタバレあり解説 工の巧みな作りで匠への一歩を踏んだ作品。

blank13

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映画好きが高じて映画監督をするという役者は最近結構増えたと思います。

 

何で今更ってのはあるかと思いますが、一昔前に比べると映画館が増えたり製作費が比較的安価で作れる時代になったからそういう方が増えた、という考えが適当なのかなと。

 

そして今映画が大好きな俳優って誰だ?ってなると真っ先に浮かぶ男が、今回初めて長編映画を監督した、斎藤工その人。

 子供の頃レンタルビデオ屋に通って、ア行からひたすらレンタルして鑑賞したという逸話を持ち(確か途中で断念したって言ってたかなw)、WOWOWで番組を持ち、縁もあってアカデミー賞関連番組や、実際に現地リポートなどもするほど業界でも重宝されている役者。

 

そんな彼が一体どんな作品を作ったのか。

一応僕も彼には及びませんが、映画好きの端くれ。

 

映画好きが監督する作品て、大概うまくいってないってのが通例の中、妙に期待してしまうってことで、早速鑑賞してまいりました!!

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

TVドラマや映画、バラエティなどその端正な顔立ちとエロス漂うナイスバディ、受け答えからも知性やユニークさを放ち、お茶の間をにぎわせる稀有な俳優・斎藤工。

 

シネフィルとしても知られる彼が今回満を持して長編映画を監督。

 

彼が選んだ題材は、突如失踪した父が13年の時を経て余命3か月で発見され、その空白を少しづつ埋めていく家族の物語。

 

回想シーンを多用しながら家族の歴史を紐解いていく前半と、何が飛び出すかわからないアドリブ主体で挑んだ後半を真摯に丁寧に構築させ、実験的挑戦的ながら、監督の確かな手腕が光る作品へと作り上げた。

監督が放つ、至福の映画体験を是非ご堪能あれ。

 

 

 

 

 

あらすじ

 

 ギャンブルに溺れ、借金を残して蒸発し、13年間音信不通だった父が余命3か月で見つかった。

母と兄は見舞いを拒否したが、コウジ(高橋一生)は子供の頃キャッチボールをしてくれた優しい父を思い、入院先を訪ねる。

しかし金を工面している父の姿に失望し、家族の溝は埋まらないまま、父はこの世を去った。

葬式に参列するのは、数少ない友人たち。彼らが語る父のエピソードによってコウジは家族の誰も知らなかった父の真実を知り、13年間の空白が少しずつ埋まっていく……。(HPより抜粋)

 

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監督

今作を手掛けたのは斎藤工。

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冒頭でも書きましたが、とにかく映画が好きな俳優が今回満を持して長編映画に挑戦。

毎回思うんですが、どのメディアでも見かける彼。

そして映画のコメントもしっかりしてるところを見ると、この人いったいいつ寝てるんだ・・・、と毎回疑問に思います。

 

それに加え今回の映画製作でしょ?

マジ働きすぎだしw

 

一応ですね、短編映画やドキュメンタリー、そしてミュージックビデオなんかも手掛けた実勢があるそうで、映像監督としては今回が7作目になるんだとか。

 

それに加え写真家としても才能を発揮してるそうで、CDのジャケット、オフィシャルスチールなんかも手掛けているなど、多彩な活動を続けているそうです。

今後の彼から目が離せませんね。

 

モンキー的映画のススメでは、彼を紹介する機会が今まで一度もなかったのですが、今回は監督ということで出演作は次回ということで。

 

anan (アンアン)2018/01/31[選択の技術(テクニック)]

anan (アンアン)2018/01/31[選択の技術(テクニック)]

 

 

 

 

 

キャスト

主人公松田コウジを演じるのは高橋一生。

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嘘を愛する女」や「億男」、最近では「ロマンスドール」や「スパイの妻劇場版」など、TVや映画に引っ張りだこの一生さん。

 

彼が放つ空気感とこもった低い声は、場をすごく和やかにさせます。

同じ男としてマジズルいw

彼に関してはこちらをどうぞ。

 

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コウジの彼女、西田サオリを演じるのは松岡茉優

 

2017年末に映画ファンの心を鷲掴みにした、こじらせ女子の心的成長を描いた「勝手にふるえてろ」に、「万引き家族」、「蜜蜂と遠雷」など、良作ばかり出演してます。

 

相変わらずポテンシャルのカタマリを画面で存分に発揮するナンバー1の次世代女優であります。

色んな作品でいろんな表情をのぞかせ、一体幾つ引き出しがあるんだと毎回感心致します。

彼女に関してはこちらをどうぞ。

 

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キャストが多いので後はざっくり紹介。

コウジの兄、松田ヨシユキ役に、今作の監督であり、「パディントン2」、「去年の冬、君と別れ」の斎藤工。

コウジの母、松田洋子役に、舞台女優として活躍する、「日本のいちばん長い日」、「武曲」、「河瀨直美監督)」の神野三鈴

父・松田雅人役に、「凶悪」、「ぐるりのこと」、「サニー32」のリリー・フランキー

葬儀の弔問客・岡宗太郎役に、「銀魂」、「斉木楠雄のΨ難」など福田雄一監督作に欠かせないバイプレーヤー、佐藤二郎

その他弔問客に、村上淳、伊藤沙莉、くっきー(野生爆弾)、神戸浩、織本順吉、福士誠治、ミラクルひかる、波岡一喜、金子ノブアキ、蛭子能収など、監督の人徳によるバラエティに富んだ役者陣が集結しています。

 

 

 

 

 

海外の映画祭でも賞を受賞するといった、独自の世界観で評価される斎藤工監督長編映画第1作。

放送作家の実体験をもとに作られた、家族の物語は我々にどんな感動をもたらしてくれるのでしょうか。

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

 

 感想

どんなにクソったれなオヤジでも、親父。

あえて行間を沢山作ることで、主人公の想いを汲み取れる上質な作品でした!!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余韻に浸らせてくれる。

借金を作り家族に嫌な思いをさせたまま、どこかへ消えてしまった父。

 

13年後余命3か月という状態で病院で発見されたことで、主人公の父に対する思いがふわふわと湧き上がっていく姿を、少ないセリフで心情を汲み取っていき、さらに現在と過去のシーンを織り交ぜることで作り上げた監督渾身の1作。

 

前半をシリアスに後半をコメディチックに分けた演出も、父の死という重たくなってしまうテーマをバランスよく描いた作り。

その結果、上映時間わずか70分という短い時間の中で、余白の数多くある作品なのに、密度の濃ゆい作品を作り上げた監督のセンスに脱帽でありました。

 

正直言いますと、大きな期待は寄せていませんでした。

今旬の俳優を使い、彼の交友関係をフル活用したかのようなタレントや俳優をチョイ役で使うパターンに、鑑賞前から「これは大丈夫か?」と。

 

でも実際フタを開けてみれば、いい具合に行間をとることで、こちら側に登場人物が今何を思ってるか、何を考えているか、セリフから何を思わせるかというボールをどんどん投げつけるだけでなく、きちんと感情の導線を物語の中で作っていく手法で、ラスト涙を運ばせてくれました。

 

これぞ、工の巧みな作りで匠への一歩を踏んだ作品だったと言えるでしょう。

なんちってw

 

監督の演出

全体を通して言えば、静かに淡々と画を撮っているような画作り。

悪く言えば固いです。

カメラを動かさないのでどうしても画は固くなります。

 

しかしながら、あえてそうすることで役者の表情をしっかりとらえることができたと思います。

 

13年間苦しい思いをしてきた彼らの、どこか疲弊した表情の中に、父が生存していたことへの発覚にごくわずかな光が差し込む姿を映し出し、意地を張っていたはずの家族が、それを通じて解放されていく過程をくまなくカメラに収める。

 

きっとドキュメンタリーも撮ってるからこそ、役者が今どういう心境で演じているかの瞬間瞬間をおさめられたのかなと。

 

 

それに呼応するように、一つ一つの画にこだわっていたようにも感じます。

 

例えば、久々に家族3人が集まって父の詳細を知る件に関しては、手前の兄に影を背負わせ、バルコニーに腰かけ一服する弟のコウジには光をあてることで、父が見つかったことに対して、兄の抱く想いと弟の抱く想いに明確な違いを映す見せ方だったり。

 

父との再会で屋上に行くシーンでも、あえて距離をとることで、手放しで喜ぶことができない微妙な心境を映し出したり。

一瞬映る携帯ストラップがその後の伏線にもなってたり。

 

一度目の見舞いから2か月がたち、久々に訪れると痩せこけた状態でベッドに横たわっていた父。

この父の姿をカーテン越しに映し、セリフだけで描くことで、観衆に想像力を与える手法もうまいなと。

 

他には、父の失踪直前タバコを買いに行くと出ていったまま帰ってこなくなった件も、まだタバコの入ったままのハイライトとライターをさりげなく映すといったセリフで片づけない演出。

 

朝、お弁当を作った時に感情が爆発する兄。

それまではほとんどしゃべらず、暗い表情のまま映し出されていますが、兄は黙々と勉強をするシーンが多かったのも、この時から絶対親父みたいにはならないと心に固く誓った姿と思える場面。

 

こんな風に、これほんとに長編作品デビュー作?と疑ってしまうほど素晴らしい出来だったと思います。

 

13年間の空白から読み取る父の人柄

冒頭、同じ苗字の葬式を隣の家でやっているという設定。

 

その後の兄が話す「葬式って人生の価値が分かる」という言葉の意味が後でものすごく効いてくるセリフになっていました。

 

どういう意味かというと、隣の葬式は沢山の弔問客が訪れ、盛大に最後の別れを行っていました。

一人号泣する年配の女性がそれを物語っていたのですが、実は彼女は雇われた人でした。

 

きっと葬式を盛り上げると言ってしまうと変ですが、そういう仕事を引き受ける業者があるんですかね。

 

これって要するに、派手に盛大に葬式をやっても実際は誰も彼の死を悲しんでいない=その人の人生の価値はその程度という「ものさし」として、あえて隣で同じ苗字の葬式をやっている設定にしたのかなと。

 

そうすることで、こっちは公民館ぽい場所で質素、弔問客も空席の目立つようなちっぽけな葬式。

そりゃあろくでもない人生なんだから仕方ない、しかも来る奴来る奴変な奴ら。

 

という風に最初思わせて、実は彼らによって父がとてもお人好しで、他人のためなら平気で頭を下げ、金もないのに金の工面までして、居場所のない奴には自分の家に住まわせてなど、家族が知らない父親の姿を見せていたんですね。

 

ここで携帯ストラップが効果を見せたりするのも良いですよね。

オカマちゃんとお揃いで、そのオカマちゃんは彼の家に住まわせてもらった恩がある。

それを今でも肌身離さず両者がつけている。

信頼の証ですよね。

 

 

その結果、冒頭での兄の「葬式は人生の価値が分かる」という意味が、弔問客の多さや、指揮の規模などではなく、来てくれた人たちが死んだ人にどんな気持ちをもっていたか、どれだけ世話になったか、などといったその人への想いの濃さで価値が分かるという意味を持つ言葉だったということがわかってくるんですね。

 

 

あれだけ彼を追い込んだ借金取りまで手を合わせに来るのだから、全て把握はできないものの、コウジの父親がろくでもないクズオヤジだけど、人柄がいいというのが感じられる部分だったのではないでしょうか。

 

さすがの兄も締めの挨拶で感極まって途中で投げ出し外へ飛び出したり、コウジもまた、自分の知らない父親の一面を葬式という場で知り、たどたどしい挨拶の中に、どうにもならない気持ちが垣間見えた言葉でした。

 

ここにもありふれたセリフにもかかわらず行間がたくさんあり、そこから今コウジがどんな心境なのかを感じられるクライマックスでした。

 

あんまり覚えてないや

今作のラスト、ハナレグミの名曲「家族の風景」を笹川美和さんがカバーした歌が流れていました。

 

ハナレグミの柔らかくて抜けるような声もいいけど、笹川さんの低い声からちょっとブルージーでソウルフルな歌いまわしで歌う「家族の風景」も粋だなと。

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス 

どこにでもあるような家族の風景

 

 

確かにこの映画にピッタリの曲だなとエンドロールを観ながらしみじみ余韻に浸っていたわけですが、劇中で自分はファンであるMr.childrenの「あんまり覚えてないや」という曲が浮かびました。

 

HOME(通常盤)

HOME(通常盤)

 

 昨夜抱いた好きな女の事も、世界中を幸せにできるメロディも次の日になると忘れてしまうのに、自分が幼い頃の父や母との些細な思い出は、ちゃんと覚えているんだ

という内容の歌なんですが。

 

劇中でコウジは父との幼い頃の思い出を何度も思い出すんですね。

雀荘で作文を渡しに行ったけど真っ先に読んでくれなかった時の事、河原でのキャッチボール、八重樫のバッティングフォームを教えてくれた時の事。

 

いきなりいなくなっちゃったのに、家族にたくさん迷惑かけたのに、お母さんにものすごく迷惑かけたのに、確かに憎いはずなのに、親父が生きていたことで当時の思い出が蘇るんですね。

 

それがものすごくこの歌と重なってしまって。

ファン故なんですがw

 

劇中もごく最近の事を描いてないんですね。

もちろん意図があっての事ですけどもw

 

ちょっと強引ですけど、昨日の事は覚えてないのにあのころの事はすごく鮮明に覚えてるって解釈ができるのかなと。

 

 

借金取りに怯えながら暗がりの部屋で過ごした日々。

あの日のカレーの匂い、3日連続卵かけごはんだった日々。

お母さんとキャッチボールしてもちっとも面白くない時。3人で内職したときも、お母さんが交通事故でけがしても仕事に行こうとしたとき。兄と母親の代わりに新聞配達をした日々。

嫌な思い出だけどちゃんと覚えているんだなと。

親父の所在を知ってここまで覚えているんだなと。

 

 

そして現在。

兄も母親も見舞いにはいかなかった。

だけどコウジは違った。

真っ先に会いに行って父親がどんなリアクションするか知りたかった。

 

だって僕の知ってる親父はあの時で止まってるから。

笑顔でキャッチボールしてくれる親父だから。

自分に野球を教えてくれたから。

甲子園に連れてってくれたから。

 

その時は失望を抱いてしまうコウジですが、葬式で再び彼の人柄を知り、やり場のない思いをつたない言葉で話す彼の心情に心動かされ、再びこの「あんまり覚えてないや」が脳内リピートされたんです。はい。

 

まさかのサプライズ

この作品本当は公開日初日の2月3日に行くつもりでした。

しかし2日前に座席予約しようとしたら、まだシネマート新宿しかやってない。

しかも1日1回上映のみ。

19時の回。

スクリーン小っちゃい、座席数少ない。

 

なんだこの悪条件は!!!

 

結果初日に鑑賞することができず、先行で1週間先まで座席予約ができるということで翌週の金曜に予約。

 

しかもすでに真ん中は埋まっており、思い切って一番前の席に予約して鑑賞しました。

 

若干首が疲れる場所でしたが、上映時間70分だったのでそこまでの疲労度はなく楽しめたんです。

 

エンドロールを観ながら、板谷由夏さんの名前や松崎健夫さんの名前、そして福山雅治さんの名前もあって、一体どこに携わっていたの?と疑問を持ちながらも、今作の余韻に浸り、かえってブログを書こう、どんな風に書こう、あそこを中心に書こう、と色々作品い思いを馳せ、いざ劇場を後にしようとしたらスタッフから、

 

ただいまより監督からご挨拶がございますのでそのままお待ちください

とのアナウンス!!!

 

会場はどよめきます。

 

だってそんな告知ねえもん!!

 

会場内にはほとんど女性のお客さん。男性はほとんどいなかったように思えます。

 

俺も斎藤工好きだけどさ、あなたたちの方がもっと好きだよね。

ホントよかったね!!

なんて思ってる場合じゃなかった。

 

俺一番前の席だよ!!!

 

しかも端っこだよ!!

 

そして監督登場!!やっぱり俺の目の前に立ったーーーーーっ!!!

きゃあああああああああああっ!!!!

たくみ~~~~~~~っ!!!!!

ハットを目深にかぶり、全身黒でコーディネートしたファッションスタイル。

えーとおんなじ男ですよね・・・どうやったらそんなかっこよく服が着られるんですか・・・。

テレビで見るとおりの容姿に、あの低い声。しかもぼそぼそと語る。

 

先日お会いして話をしたジョン・カーペンターという狂った監督がいるんですけども、って話し始めた時に俺しか吹いてなかったのを、監督は気づいてくれただろうか。

気づかないよなw

 

とにかくその時にジョン・カーペンターは映画には魂が宿るという事を話したそうで、正にこの映画には奇跡が詰まった、魂が宿った作品だと監督は仰っていました。

 

ラストカットは本当に奇跡だったそうで、母親が吸うたばこの煙に、まさに父大矢の魂が宿り、外へ行かず家の中に入り込んだシーンを撮りながら、カットの声をかけられず、涙があふれてしまったとのこと。

 

そういった貴重なお話が聞けたことが本当にうれしかった。

 

残念ながらお写真は撮ることができなかったのですが、ビッグなサプライズでした。

もしかしたら毎日来てくれてるのかな?それだったらマジでお客さん大事にしてるよなぁ。仕事忙しいのに。

 

 

最後に

金子ノブアキの音楽も良かったですね。

作品に邪魔にならないように、木魚を連想させる音をサンプリングして、物語の鼓動になっているのが良かったですし、あえて詳細は伏せましたが、後半のコメディ部分は、佐藤二郎がMCで、場を回し、それを無表情で傍観する高橋一生と斎藤工と松岡茉優という構図がむちゃんこ面白いです。

 

そして監督に対して一番絶賛したいのは、松岡茉優に喪服を着せたことです!

よくやった監督!!!俺たちの願望を一つ叶えてくれた!!!

わーーーーーーいっ!!!

 

・・・失礼しました。

 

これからきっと訪れる家族の葬儀。

一体どんな人たちが訪れ、僕の知らない家族の一面を見せてくれるのでしょうか。

そんなことを感じた作品でした。

満足度ちょっと高めにしました。監督観て興奮してしまったのでw

というわけで以上!あざっした!!

 

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満足度☆☆☆☆☆☆☆★★★7/10