モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

【スポンサード リンク】

Netflix映画「ブライト」感想ネタバレあり解説 人間と怪物のお巡りさんが魔法の杖を守る話。はぁ?

12月22日

ブライト

f:id:monkey1119:20171125112159j:plain

 とうとうネトフリでウィル・スミスの主演映画が配信なんて!

今年のNetflixのオリジナルコンテンツはドラマは当たり前として、見ごたえある映画も増えたなぁと非常に感心しております。

ただいつも思うのは毎回事前情報が少ないのが難点。公式HPがあるわけでもないので、誰が監督で誰がキャストでっていう位しかわからない。

しかも今回ウィルスミスの隣にいるの何!?

なんか青白いエイリアンみたいなのが警官の格好してるよ!?一体どんな話なんだよ!?

 人間とエイリアンの警察官バディものなのか?二人で難解な事件解決ってか?

てか、時代設定がわからん!未来なんだろうけども。

まぁ四の五の言わず配信開始まで楽しんで待てってか!

というわけで早速自宅にて観賞いたしました!!

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

DCコミックの悪役達を集結させた映画「スーサイド・スクワッド」の監督主演コンビがストリーミング配信サービス「NETFLIX」のオリジナルコンテンツで再びタッグ。

人間を含めた様々な種族が共存しているロサンゼルスを舞台に、人間と怪物の警官コンビが巡回中の夜に遭遇した謎の少女と魔法の杖によって、地球の運命を左右する大きな事件に巻き込まれていく様を、アクションあり、ユーモアありといった娯楽大作テイストに仕上げた1作。

ウィルスミスいわく、ウォルター・ヒル監督の名作「48時間」をにおわせると豪語する今作は、異なる人種間での問題を取り入れながら解決へと向かっていくメッセージ性も孕んでいるようだ。

 

スーサイド・スクワッド エクステンデッド・エディション ブルー レイセット(期間限定/2枚組) [Blu-ray]

スーサイド・スクワッド エクステンデッド・エディション ブルー レイセット(期間限定/2枚組) [Blu-ray]

 

 

 

 

Ost: Bright

Ost: Bright

 

 

 

あらすじ

 

 

様々な種族が一触即発の空気の中で暮らすロスの街。

ある日人間ウォード(ウィル・スミス)と怪物オークのジャコビー(ジョエル・エドガートン)の警察官コンビは、絶大な魔力を持つある物体に遭遇。

種族間の抗争に巻き込まれていく。(HPより抜粋)

youtu.be

 

 

 

 

監督

今作を手掛けたのはデヴィッド・エアー

f:id:monkey1119:20171214111334j:plain

昨今のアクション映画にかかせない。銃撃戦やらせたらめっちゃいい画を撮る人。

色々と残念だった、DCEU映画「スーサイド・スクワッド」でも銃撃戦だけはド迫力で見ごたえがありました。まぁもう一度見るのかって言われるとちょっと・・・。

今回、人間と怪物と妖精が共存するという近未来でファンタジーな世界観はもしかしたらこのスーサイドスクワッドの雰囲気を取り入れているかもしれないですね。

もっと言えば警察ものってことで、「フェイクシティ ある男のルール」や彼の出世作「エンド・オブ・ウォッチ」も取り入れているかもしれないですね。さすがに今回POV方式ではなさそうなので、せめて警察官たちで犯人のアジトを制圧するようなシーンあったりするんじゃないかと。

 

彼に関してはこちらをどうぞ。

 

www.monkey1119.com

 

次回作でギャング映画の名作「スカーフェイス」のリメイクを手掛けるというニュースがありましたが、残念ながら降板。「スーサイド・スクワッド」から生まれた人気キャラ、ハーレイクインと女性悪役キャラを集めた「Gotham City Sirens(原題)」の製作を進めているとのこと。

 

 

 

 

 

キャスト

人間の警察官でめんどくさがり屋の男、ウォードを演じるのはウィル・スミス。

f:id:monkey1119:20171214113854j:plain

 

彼の作品、実はそんなに見てなくて、特にこの4,5年は「アフターアース」と監督とのタッグ作になる「スーサイド・スクワッド」くらいで。

ちょっと前なら主演作絶対ヒットするくらい影響力持った人なんだけど、最近はおとなしいですかね。そういう意味では今回の作品はかつてのウィルスミスが活躍したような大作モノのニオイがするので楽しみです。

 

彼に関しては次の機会で紹介しようと思います。

 

 

 

ウォードの相棒となる怪物ジャコビーを演じるのは、ジョエル・エドガートン。

f:id:monkey1119:20171214141649j:plain

は?誰?

 

一応素顔はこちら。

f:id:monkey1119:20171214143239j:plain

あのですね、彼今ノリにノッてるわけですよ。

徐々におっきい映画にも出演して、顔売れて、でもって映画監督やったらめっちゃ評価よくて。

このままいい映画にめぐり合えたら、いい役にめぐり合えたら、オスカーだっていけるかもしれない。

どうしてこれ引き受けた??

 

まぁ自分がどう喚こうが彼の判断で出演したんですからこれ以上何も言いません。とにかく楽しませてくれたらオッケーです。

 

そんなジョエルの代表作を簡単にご紹介。

実はチョイ役でスター・ウォーズエピソード2と3に出演していた彼。ルークの里親役で出てたんですねぇ。

その後「アーサー王と円卓の騎士」の物語に挑んだ歴史スペクタクルロマン「キング・アーサー」でガウェイン役を演じたり、なき父親のあとを継ぎ工場を任された男とドラァグクイーンが二人三脚で工場再生に奮闘する「キンキー・ブーツ」では優柔不断な社長の息子役として主役に抜擢。

近年では総合格闘技の舞台を背景に、対照的な人生を歩んできた兄弟の普通な運命を、家族の葛藤と絆とともに描いた「ウォーリアー」で、教師という役から醸し出される知性と強靭な肉体を見事に体現し、劇場未公開ながら絶大な評価を獲得。

そして越してきた住居の隣に住んでいた、夫の高校時代の同級生の不可解な行動に恐怖と不安を募らせていくサスペンススリラー「ザ・ギフト」では監督デビュー。自らも執拗に贈り物を届ける隣家の男を熱演し、監督としても役者としても高い評価を得ました。

 

ウォーリアー [Blu-ray]

ウォーリアー [Blu-ray]

 

 

 

ザ・ギフト[Blu-ray]

ザ・ギフト[Blu-ray]

 

 ウォーリアーは熱い兄弟の絆で泣けるし、ザ・ギフトはラストの描写で議論ができるような終わり方に妙な余韻が残るなど、どちらも良作ですよ!!

 

 

 

他のキャストはこんな感じ。

ダークロードなる悪の根源を甦らせようとする反社会組織「イルファーニ」のリーダーでエルフ・レイラ役に、「プロメテウス」、「セブン・シスターズ」のノオミ・ラパス

他にもエルフの魔法捜査官役に、「ガール・オン・ザ・トレイン」、「X-ミッション」のエドガー・ラミレス

魔法の杖を持つ若いエルフ・ティッカ役に、「ヴァンパイア・アカデミー」のルーシー・フライらが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

ファンタジーあり、ド迫力なアクションあり、そしてバディムービーありとごちゃ混ぜ感満載ですが、斬新と取れるか、はたまた欲張りな作品となるのか。面白そうですがちと怖いw

ここから観賞後の感想です!!!

 

感想

もっとバカバカしく描けばいいのに・・・。

人種問題を背景に、異種族警官2人が世界を救うファンタジーアクション映画でした!!!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

超ざっくり話の流れ

人間とエルフ、オークが共存し合う世界。

この物語に登場する種族に何があったのか、そしてこの世界で彼らがどういう目に遭っているかなどを、グラフィックアートで説明していく。

 

とある事件で重傷を負い職場復帰した人間のウォード。相棒の復帰を迎えようとオークであるジャコビ―は彼の家に赴くも、二度と来るなと煙たがられる始末。

オークはその見た目と、過去の人種間の争いから人間から敵視されており、そういった差別をなくす取り組みが盛んにおこなわれていた。そのひとつとしてロス市警では、オークであるジャコビ―を警官として迎え入れ、ウォードとコンビを組ませたわけで。

ウォード自身そういった差別の目は持っていないものの、重傷を負わされたオーク仁蔵を抱いており、尚且つその犯人をジャコビ―が逃がしたと思い込み、邪険に扱っているわけで。

 

念願の夢がかない相棒も帰ってきた、高い志で職務を全うしたいジャコビ―と、バディを替えたいことで頭がいっぱいのウォードは、巡回中にとあるアジトを見つけ潜入、銃を乱射させられ応援要請もせず2人出強行突破を果たしたところ、灼けて粉々になった死体や、壁にオブジェのように死んだ者もあり、何やら不気味。

そこに生存者を発見、追いかけるとそれは魔法の杖をもったエルフだった。

 

ティッカと名乗るそのエルフは、魔法の杖を奪いに来る女に追われていて、事情の分からない二人はとりあえず保護し警察へ連れていく。

何でも願いが叶うと言われる魔法の杖は、ブライトという特殊な存在しか触ることができず、そうでないものが振れれば木っ端みじんになり爆発を起こすとんでもないものだった。

それを持ち帰ったウォードたちは同僚たちにこのことを上に報告して任せようと持ち帰るが、目の前の欲に駆られた同僚たちは、画策しウォードたちを始末し杖を自分たちのものにしようと企む。

 

それに気づいたウォードは同僚たちを射殺し逃亡者となるが、自分たちのシマのものもは俺らのものと言い張るアルタミラという名のギャング集団、杖を盗まれティッカを追うエルフの反社会組織イルファーニ、ウォードたち警察に苦汁をなめられてきたオーク、そして魔法捜査官といった、あらゆる組織が、彼らの持つ杖を奪いに襲いかかるのだった。

 

 

ズートピアを目指したか。

超リッチなエルフ、低層階級にあたる怪物オーク、そして中間層を担う人間が共に暮らすロサンゼルス。

人種間の問題を取り入れながら、何でも願いが叶うといわれる魔法の杖とその杖を操る者を、警察、反社会組織、ギャングから守るために、いがみ合ってる警官2人が良心と預言に従い絆を深め戦い抜く物語。

 

さすがデヴィッドエアーだけあって、迫力ある銃撃戦の数々とカメラワーク、それと比例して増える爆発シーン、血を流し無様ながらも反抗する泥臭さなんかは観てて惚れ惚れ。「エンド・オブ・ウォッチ」でのリアルな銃撃戦の描き方が再び!といった白熱する攻防戦と、それによってどんどん追い込まれていき負傷していく主役2人の姿。

悪と戦う男たちはこうでなきゃ。

 

重傷を負って復帰した警官とロス市警初のオークの警察官。片方は差別はしないが一緒に働くのは嫌だと言い張る黒人で、もう片方は子供の頃から警官に憧れ、周りのオークからできそこないと言われても、人間たちから憎悪や偏見の目で見られても決して自身を曲げずに夢を叶えたクソまじめ。

バディムービーさながらの全く違う存在の男たちが、軽妙な掛け合いで和ませながら、悪の根源の復活を阻止するべく、事件に巻き込まれながらも解決しようと魔法の杖を守るファンタジーの世界へ誘う流れは、例えていうなら「ズートピア」ミーツ「スーサイドスクワッド」といったところか。

 

ノオミラパス演じるレイラも、ダークロードに心酔し怪しい表情を浮かべるヴィランとして立ちはだかる姿は妖艶であり、そのくせ強い。怖い。その強さに思わずわらけてしまうわけだが、その手下たちもめっちゃ強くて、こいつらとのアクションは中々楽しい。

これまでそういった警察ものや大規模な銃撃戦などの作品を手掛けてきた監督だからこそ描けたリアル指向な作品だったように思えます。

 

何となく予想はしていた

そんな主役2人の掛け合いとヴィランのキャラが際立った作品でしたが、まぁやっぱりいろいろ無理があるなと感じてしまったわけで。

まぁ何となく予想はしていたが、はっきり言って人種間の問題を訴えて描こうとするならば、リアルとファンタジーなんか一緒にせず、リアルならリアル、ファンタジーならファンタジーで分ければいいわけで、なぜにこんなややこしくしたのかと考えてみたわけです。

 

それはきっとこうすれば眉間にしわを寄せずに普通の娯楽映画として、警官二人があるものを守って悪と戦うというオーソドックスな話として楽しめるのではないかと。

 

いやいややっぱり無理ですよw

 

2000年前のある出来事を境にこの世界は異種族が一緒に共存して暮らすことになった、とか、ジラフ、クランの掟、光る盾、ダークロードなどなど一回で租借しにくいワードが散乱する会話の中で、最初こそ何とかついていこうとしたけれど、どうしたって覚えられない。

それに加え、警官という設定がクライマックスではもうどうでもいい感じになっていて、人間としてオークとしてどうあるべきか、みたいな種族の誇りみたいな話にスライドしちゃってる。

ようやくラストでそれを思い出させてくれるわけですが、人種的なことをメッセージに入れたいなら、単純にリアルでやればいいだけで、ファンタジー要素がものすごく邪魔をしてしまい、これ逆効果になってないか?と。

楽しませたいのか伝えたいのか、その線引きが非常にあいまいになっていてよく分からなくなってましたね。現代での人種問題と同様でリアルとファンタジーも共存できないってか。

 

ウィルスミスはやっぱりヒーローになりたい

普通バディムービーって全てにおいて真逆の二人が同じものを追いかけ絆を深めていくてのが定番だと思うんですが、これも種族の違う二人が最初こそいがみ合ってて、逃亡していく中で互いを認めていくという意味ではバディムービーだったんですよね。

 

ただ性格がね~微妙だったんですよ。

ジャコビ―は頭から爪の先までクソまじめ。子供の頃から警官になりたいと思い、人間みたいなオークとバカにされても、その信念だけは曲げずに生きてきた男。

だから会話のジョークもうまくないし、キャリアも浅いから人を撃つことも躊躇するほど。

要するに真面目で不器用でピュアな性格なんですね。

 

だからウィルスミス演じるウォードは不真面目だけど人懐っこくって器用みたいな、ジャコビ―とは真逆の立場にならなきゃいけないわけです。

ところがどっこい、ウォードはいたって普通の警官で、ジャコビ―を嫌う一方で差別主義者ではなく、仕事に誇りを持ったベテラン警官で。

だから、掛け合いこそ一見楽しいけどその会話にキャラから浮き出る面白みがなく、ジャコビ―はオークとして崇高な立場になっていく成長的部分が描かれていきますが、ウォードはそれ以上の活躍して、結果お前もヒーローかよwと。

そこはさぁ、ベテラン警官なんだから彼を受け入れるくらいの見せ場にして、後ろから見守る立場になるとか、杖で自分も欲に駆られようとする場面を入れるとか、ちょっと悪さを働くようなことしないとジャコビ―の存在が薄れちゃうんですよね。

 

だから「スーサイドスクワッド」でも、ウィルスミスは悪になり切れなくて結局いい奴みたいなことになって、話をつまらなくさせてしまったわけで、今回もまた同じことをして、バディムービーの楽しさを失わせてしまってるんですよ。

もういい加減あなたヒーローとして世界救ってきたんだから、そろそろ悪いことするとか違う役をやってみたらどうだい。トムクルーズだってやってるぜ?悪役とかハゲ頭とか色んな役。

 

 

最後に

警察官モノに魔法を取り入れた、蕎麦をナポリタンみたいにケチャップかけて炒めてみたら案外おいしいかも!という実験的なお話で色々ぶっ飛んだ内容ではありましたが、まぁ普通に世界観とか状況説明とかをなぁ~んも考えずに観ればどうってことありません。楽しい映画です。

ナポリタン蕎麦。ん~やっぱり不味かったよね・・・。

 

ただ、え?結局2000年前にオークと人間とエルフが何したの?レイラは結局何がしたいの?杖を3つ集めるとどうなっちゃうの?てか1つしかないよ?魔法捜査官は何がしたいの?

杖ってステッキっていうんじゃんくてワンドっていうの?などなど序盤から説明がややこしくてついていけなくなると、どんどん面白みが欠けてきてしまうでしょう。

 

なんせあれこれ説明してるのに、最後全く説明したヤバイ状況まで行きませんからねwそこまで説明したなら絶対的危機になれよ!

 

ネットフリックスですから何度でも視聴できるんで気になったら2回3回おかわりしましょう。俺はしないけど。

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆★★★★★★★3/10