モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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2018年再燃確実!「FOXサーチライトピクチャーズ」傑作名作20選

 

2018年再燃確実!「FOXサーチライトピクチャーズ」傑作名作20選

 

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映画好きの方なら、誰もが知ってる(ことにしましょう!)「フォックス・サーチライト・ピクチャーズ」。

今更何だよ知ってるよ!!って人もですね、今年再注目して欲しいんですよ。

何故かって?

2018年のアカデミー賞はここから配給される作品たちがオスカーを獲るかもしれないからだ!!!

 

ということで今回記事を書こうと思ってるんですが、そもそもその~FOX何チャラって何?って人のために、さらに何でまた注目されるの?ってことも説明してから本題に入ることにしましょう。

 

 

 

 

FOXサーチライトって何だ?

 

知らない人にザックリ説明すると、「エイリアン」シリーズや「猿の惑星」シリーズ、ディズニーに移る前の「スターウォーズ」、「X-MEN」シリーズなどを手がける「20世紀FOX」という映画配給会社の子会社が、この「フォックス・サーチライト・ピクチャーズ」なんです。

 

 子会社ということもあるとは思いますが、大作映画とかではなく、アート系の作品を始めとしたインディペンデント色の強い小規模の作品を配給しています。

 

本数を抑えることで作品のクオリティを守り、新しい才能を発掘していくことを心がけているそうです。

 

その結果、公開規模や興行収入は小っちゃいけど、アカデミー賞を中心に各映画賞で必ずといっていいほどノミネートするにまで成長し、僕らのような映画ファンからも愛される映画会社へと進化を遂げてきました。

 

 

 

なぜ今年再注目なのか。

FOXサーチライトが配給した作品は、2008年に初のアカデミー賞作品賞を受賞。そして2015年には2作品が最多9部門ノミネート、最多4部門を受賞する黄金期を迎えました。

 

その黄金期が2018年再び来るのではないか、と私モンキーが勝手に思ってるわけです。いやおんなじこと思ってる人いっぱいいると思うんですよ、はい。

 

それはどの作品かといいますと、まず2月1日公開予定の「スリー・ビルボード」と3月1日公開予定の「シェイプ・オブ・ウォーター」。

 

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まず「スリー・ビルボード」は去年の「ヴェネチア国際映画祭」で脚本賞を受賞し、「トロント国際映画祭」では最高賞にあたる観客賞を受賞、先日発表されたゴールデングローブ賞で4部門を受賞し話題となりました。

 

そして「シェイプ・オブ・ウォーター」も、「ヴェネチア国際映画祭」で最高賞である金獅子賞を受賞を皮切りに、あらゆる映画賞でノミネート及び受賞を重ねています。

 

もちろん他の作品も絶賛されている作品がありますが、2018年のアカデミー賞はFOXサーチライトが配給するこの2作品の争いになるのでは?と話題もちきりなのです。

 

結果、第90回アカデミー賞ノミネーションにて、「スリー・ビルボード」は作品賞含め6部門7賞ノミネート、「シェイプ・オブ・ウォーター」は作品賞含め最多の13部門にノミネートしており、共に今回の注目の的となりました。

 

 

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他にも今年は、ウェス・アンダーソン監督の最新作「犬ヶ島」や、ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ハリス監督の最新作、エマ・ストーンスティーブ・カレル共演の「バトル・オブ・セクシーズ」、巨漢の女性がラップの才能を見出していく「パティ・ケイク$」などが今年日本での公開を控えており、FOXサーチライトファンのモンキーとしては、久々の良作期待作揃いとなっているのです。

 

 

なので、今改めて配給した作品を振り返りつつ、実はあの作品もこの作品もここが作っていたのか!!! 

なんてアメイジングな映画会社なんだ!!!

というのを知ってもらい、さらにモンキー的にこれは良いぞって作品も紹介したいと思います。

 

 

 

 

作品紹介

というわけで、いくつかカテゴリー別に選んで紹介したいと思います。

 なお、ここで紹介するのは、日本での公開の際、他の配給会社による作品は除外します。

 

 

人気投票で上位を獲得した作品たち

  •  (500)日のサマー
(500)日のサマー [Blu-ray]

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  •  解説

 

 

運命の恋を信じる男と、真逆の恋愛観を持つ女のスイートでビターな500日間を、時系列をバラバラにして綴る、男性必見の青春ラブストーリー。

 

  • 見どころ

2014年に行われた、創立20周年記念「FOXサーチライト」リクエスト投票キャンペーンにて、堂々の1位を獲得し、特別上映までされた名作映画。

 

ジョセフ・ゴードン=レヴィットの冴えない草食っぷりと、ズーイー・デシャネルの計算なのか天然なのかよくわからない小悪魔っぷり。

これだけでも十分ステキなのに、MV出身であるマーク・ウェブ監督の斬新でPOPな映像が冴え渡る素晴らしい作品です。

 

トムとサマーの500日をただ追っていくだけでは芸がない。と考えたのか、とにかく時系列をぐちゃぐちゃにして描くというのもひとつの特徴。出会ったばかりの日のエピソードを映したと思えば400日目に飛んだり、また戻って飛んでとまるでタイムトラベル。

 

それってややこしくなってないの?と思う人もいるかもしれませんが全然大丈夫。ちゃんと監督が計算して、2人の恋の顛末を綴ってくれています。

 

 

 

  •  リトル・ミス・サンシャイン
リトル・ミス・サンシャイン [Blu-ray]

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  •  解説

 

 崩壊寸前の家族が、娘のミスコン会場までひとつのオンボロ車で道中を共にしていく中で、様々な問題の直面しながらも再生へと向かっていく、愛と笑いと皮肉の詰まったロードムービー。

  •  見どころ

はい。これも超人気の作品のひとつではないでしょうか。

 

この映画は、サンダンス映画祭で披露されるやいなや入札合戦になる加熱ぶりを見せ、FOXサーチライトが見事落札。結果、アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞を受賞する快挙まで成し遂げ、めちゃめちゃいい買い物をしたわけであります。

 

そんな本作は、まさに人生の負け組とも言える家族達が一発逆転劇を見せるでもなく、超ハッピーな終わり方をするでもなく、ビッグサプライズが待っているわけでもなく、小さな太陽を象徴する娘のオリーヴを中心に、再び家族達が支えあっていく決意をするまでを描いたお話。

 

黄色いワゴン車に乗るまでが大変なのに、その後道中いろ~んな問題が起きていくんだけど・・・最後のコンテストのシーンは、ある意味で目もあてられないシーンではありますが、めっちゃステキで笑けてしまいます。

そんなワケアリ家族の再生劇をご堪能あれ。

 

 

  • フル・モンティ

 

フル・モンティ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2010/08/04
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  •  解説

 

 

失業したことを未だにいえない主人公を中心に、それぞれ良い感じにダメな大人たちが、金稼ぎのため人生一発逆転のために、男性ストリップに挑戦していく、人情コメディ。

 

  •  見どころ

 男がストリップする映画といえば「マジック・マイク」が思い浮かびますが、この登場人物はチャニング・テイタムのようなキレッキレのバディを持っていません。なよっちいヤツもいれば、締りのないヤツ、一応アレがでかいやつもいますが、正直容姿も肝心のダンスも素人そのもの。

 

そんなんでお金が獲れるのか?いやその前になんとかして稼がなきゃならない、のっぴきならない事情がこのメンバーにはあるわけです。

親権を取られそうな者、仕事をやめたことを妻に言えない者、その他コンプレックスを抱える者達が、何とかして男を上げるために一生懸命になるのってステキじゃないか!!

 

そんな彼らの、脱ぐ脱がないの葛藤をコミカルに描いています。

そしてこれとは対照的に失業者が溢れている町を舞台にしていることで物語に深みを与えます。

登場人物たちの頑張りに笑って拍手したい1作です。

 

 

  

  •  ナポレオン・ダイナマイト
ナポレオン・ダイナマイト [Blu-ray]

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  •  解説

 

アイダホの片田舎に住む冴えない男子高校生の、あまりにイケてない日常を綴ったユル型学園コメディ。当時の人気TVドラマに便乗して「バス男」というタイトルで日本では公開していた。

  • 見どころ

90分という短い時間、制作費もめっちゃ少ない。ほぼ無名キャスト。なのにアメリカの少年少女たちを虜にしたとされる作品。

 

 明らかに見た目も言動も冴えない感じから、クラスメイトにいじめられている主人公ですが、この物語に登場する主人公を中心としたいわゆる日影の人たちは、世間の目や置かれている状況に対して卑屈にならず、前を向いて行動していくポジティヴ人間達なんですね。

 

そんな彼らがやりたいことをやって少しずつ幸せを掴んでいく姿を見ていると、何でオレはこんなことでくよくよしてんだ・・・彼らのように積極的にならなければ!と元気をもらえるかもしれません。

そんなメッセージ性意外にも、シュールな笑いが溢れていることもこの映画の特徴です。ダンスシーンは必見ですwまだ未見の人は是非!

 

 余談ですが、「スウィート17モンスター」で主人公のネイディーンが、この作品をパロった髪型を披露しています。

 

 

  •  28日後・・・
28日後… [Blu-ray]

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  •  解説

 

新種のウイルスによってパンデミックと化したロンドンを舞台に、生存者の生き残りかけた戦いを描くSFホラー。

  •  見どころ

感染により荒廃した街をうまく再現したことで、とてつもない絶望感がビシビシ伝わってくるダニー・ボイル監督の異色の作品。

 

見どころは何と言っても走るゾンビ!

それから逃げるガリガリのキリアン・マーフィー!

感染したのか絶望に憂いておかしくなったのか全く読めないキリアン・マーフィー!

 

後半はまさかの軍隊との一騎打ちへとスライドしていくから、ほんとに怖いのはゾンビじゃなくて人間だ!というメッセージ性も孕んでいるのか。

監督お得意とも申しますか、この疾走感というか渦巻く狂気を見事に描いたホラー映画です。

 

 

 

 

アカデミー賞で受賞した作品たち

 

  •  サイドウェイ
サイドウェイ [Blu-ray]

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  •  解説

 

ワイン好きと落ち目のTVスターの中年男性2人による、ワインと女性を巡る珍道中をユーモラスかつウェットな雰囲気で、ワインと人生の素晴らしさを騙るロードムービー。

  •  受賞歴

2004年度アカデミー賞脚色賞受賞
 主要5部門ノミネート

 

  •  見どころ 

 カリフォルニアの広大な自然にうっとりしながら、大人4人が織り成すかくかくしかじかをユル~く笑わせ、ゆる~く考えさせ、ゆる~くせつなくさせる作品。

 

ワインの違いがわからないモンキーとしては、この作品で語られる薀蓄はついていけませんでしたが、ワインには飲み頃があるそうで、それは人生も一緒。

 

劇中に出てくる人物はそれなりに熟成された年齢、むしろピークを過ぎてはおりますが、彼らの人生はこれからだったりもするわけで。

 そんなピークを越えてもまだ飲みごたえあるよ!な人生賛歌ムービーです。

 

 

 

  •  ラストキング・オブ・スコットランド
ラストキング・オブ・スコットランド [Blu-ray]

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  • 解説

 

 英雄として国民の期待を一身に受けたものの、いざ権力を持った途端独裁者へと変貌し殺戮を繰り返す大統領。彼に気に入られ側近となったスコットランド人の青年の視点で描いた政治サスペンス。

  • 受賞歴

2004年アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞

 

  • 見どころ

 ハリウッド映画界の笑福亭鶴瓶師匠ことウォレスト・ウィテカーがとにかく怖い!わらって近づいてきても全然優しそうじゃねえし、熱意のこもった演説をしても悪魔臭がプンプンします。

 

まぁ結果、それ見たことかと。

立場から来るプレッシャーからなのか、それだけリーダーが狙われるような国だからなのかは、彼のみぞ知るってところですが、彼の残虐性と独裁ぶりが発揮され、その恐怖から逃げる逃げれないかの、マカヴォイの切羽詰った演技が恐怖を助長させてくれる、非常にスリリングな1本です。

 

  

  •  JUNO/ジュノ
JUNO/ジュノ [Blu-ray]

JUNO/ジュノ [Blu-ray]

 
  •  解説

 

16歳で妊娠してしまうも、考えが大人のつもりでいるヒロインが、数々の選択肢に心を揺れ動かしながらも、ひたすら考えに考え抜いて決断するまでの9ヶ月を、キュートにユーモアに描いたコメディドラマ。

  • 受賞歴

2007年アカデミー賞脚本賞受賞

主要4部門ノミネート

 

  •  見どころ

 16歳の女の子が妊娠。普通に考えれば結構深刻な話にもなってしまいそうな今作は、主人公のぶっ飛んだ性格や、会話の端々から伝わる音楽や映画の子ネタの数々も重なって、非常にポップにコミカルに描かれています。

 

そしてこの映画は命の大切さを知る彼女の物語なんかではなく、妊娠によって自分が本当に大切なものを見つけ、大きく成長するお話になっています。

 

だからもしかしたら妊娠を軽々しく扱っていることに、不快感を示す人もいるかもしれませんが、是非そこは見方を変えて頂いて、ジュノという見た目はコドモでもめっちゃしっかりした考えの持ち主が、大人の階段を上っていく姿を見ていただけたらと思います。

 

  

  •  クレイジー・ハート
クレイジー・ハート [Blu-ray]

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  •  解説

 

酒におぼれ、結婚に失敗、かつて成功したものの落ちぶれてしまった初老のカントリーシンガーが、女性ジャーナリストと出会うことで再起を図る姿を、ユーモアを交え感動的に描く。 

  •  受賞歴

2009年アカデミー賞主演男優賞、歌曲賞受賞

他1部門ノミネート

 

  • 見どころ

昔は絶大な人気を誇ったミュージシャンも、今や遠隔地を車で単身移動しライブを演奏。酒を飲みすぎライブ途中で嘔吐をかますほどのぐだぐだっぷり。そしてライブの締めは現地の女を抱く。

 

ある意味ミュージシャンにとって幸せな生活を続けているのですが、一体なんでそんな生活送ってんだよって謎と、彼が再起するきっかけとなる地元の女性記者との出会いが、しょうもない人生を一変させていくヒューマンドラマです。

え?ジェフブリッジスってギター弾けるの!?と、本編でないところでまず感銘を受け、しかもその後登場する弟子トミー演じるコリン・ファレルとのデュエットがまた最高。

 

ありきたりなお話ではありますが、ラストシーンはぐっと来る終わり方だと思います。

 

 

  •  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]

 
  •  解説

過去の栄光にとらわれすぎて一向に仕事もプライベートもうまくいっていない中年俳優が、再起をかけていくまでの滑稽な悪戦苦闘の日々を、全編長回しの1カットのように写し、躍動感あふれるスネアの音で構成された、シニカルなコメディドラマ。

  •  受賞歴

2014年アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞受賞

他4部門ノミネート

 

  • 見どころ

 過去の栄光から脱却しようと、身の丈に合ってるのかあってないのかよくわからない、小難しい舞台を選ぶあたりが既に瞑想してる感じがしますが、そんな苦悩の主人公が、当日までのドタバタに奔走しながら、ついには予期せぬ奇跡をもたらしてしまう、シニカルでありながら小気味よく笑けてしまう怪作であります。

 

かつて「バットマン」を演じ、それ以降パッとしない俳優活動の末、ようやくこの映画でオスカーまであと一歩ということろまで行き着き、ついに過去の呪縛から開放され羽ばたいたマイケル・キートンが、同じような役を演じていることが、非常に自虐的。

 

 そしてこの作品を全て1カット構成で編集して描いているのが見事。

うまく空を映して場面を変えるよう繋げていたり、エドワードノートンのフルチン姿小物を手前に置くことでキチンといえないよう計算されて描いてたりと、どれもこれもエマニエル・ルベツキの力あってこそ。

 

さらに、舞台での役柄と本当の自分が置かれている状況が重なり、まさに無知がもたらす予期せぬ奇跡が起きる瞬間は衝撃です。

 

モンキー的にはその後のラストシーンで、ある名作ミュージカルとそっくりな姿になる主人公に笑ってしまいました。

 

 

 

 

あの監督作品もここから!

 

 

  • ダニー・ボイル監督
スラムドッグ$ミリオネア[Blu-ray]

スラムドッグ$ミリオネア[Blu-ray]

 
  •  解説

「クイズミリオネア」に挑戦し、最高金額まであと1問にまでたどり着いたスラム街育ちの青年が、なぜそこまで行き着いたかを、過去の過酷な状況と問題の内容を照らし合わせながら、監督独自のバイタリティ溢れる力強さとスリリングな展開で魅了させる社会派ラブストーリー。

  •  他のFOXサーチライト作品

 ・28日後・・・

・トランス

・サンシャイン2057 ←オススメ!!

・ミリオンズ

・127時間 ←オススメ!!

 

  • 見どころ

 「ザ・ビーチ」以降、監督はFOXサーチライトでずっとお世話になってたんですねぇ。

 

そんな監督が念願のオスカーを獲得したのが「スラムドッグ$ミリオネア」。

 

全うな生活もできず学校にも通えなかったスラム街出身の主人公が、なぜ「クイズミリオネア」に出演し、最後の問題までたどり着くことができたのかを回想しながら綴り、インドという国が持つみなぎる躍動的な力をEDMによって表現された素晴らしい作品です。

 

どうしたってミリオネアっていうもんだから、黒光りのおっさんがしわ寄せて回答者ににらみつけるあの画が想像してしまいますが、そんなの忘れてもらって、主人公とその兄、少女の数奇な物語を堪能して頂きたいです。

 

是非ですね、見終わった後、最初に出た問題を思い出してください。彼はなぜ勝ち進めたのか。それが理解出来たときは鳥肌モノです。

 

 

 

 

  • ウェス・アンダーソン監督
グランド・ブダペスト・ホテル [Blu-ray]

グランド・ブダペスト・ホテル [Blu-ray]

 
  •  解説

 

ヨーロッパの一流ホテルで殺人事件と遺産争いに巻き込まれた伝説のコンシェルジュとベルボーイが、ホテルの威信と自分達のプライドを懸けて事件を解決するために奔走する姿を、監督特有のユーモラスな描写で綴る。

 

  •  他のFOXサーチライト作品

・ムーンライズ・キングダム ←オススメ!!

・ダージリン急行

・犬ヶ島(2018年4月公開予定)

 

  •  見どころ

 ウェス・アンダーソン監督もまた、この映画会社から配給される作品ばかり。

2018年の新作もFOXサーチライトから公開ということで非常に楽しみですが、そんな監督がアカデミー賞に9部門もノミネートした「グランド・ブダペスト・ホテル」。

 

 ヨーロッパにある架空の国のホテルで起きた殺人事件。その容疑者になってしまった主人公が相棒と共に真相を暴く、コミカルでちょっと毒っ気もあるけど、飛び出す絵本を読んでいるかのような楽しい作品です。

 

監督の特徴は、シンメトリーやファッションなどから見られるアート性と、横移動しながらカメラを回す技術、正面や断面図などどれも独創的。

「ムーンライズキングダム」では黄色を基調にした色合いで、こちらはピンクと赤。

他にも毎度おなじみの俳優陣や、クセのある登場人物、などなどとにかく他の映画監督とはちょっと違うお方。

 

 その監督が世界から一番評価された作品を是非。

 

 

  • アレクサンダー・ベイン監督
ファミリー・ツリー [Blu-ray]

ファミリー・ツリー [Blu-ray]

 
  •  解説

ハワイで暮らすハメハメハ大王の末裔である一家の主が、度重なる問題に苦悩しながらも、家族と向き合って再生に向かってく様を、テンポよく軽妙に描くヒューマンコメディ。

  •  他のFOXサーチライト作品

・サイドウェイ

 

  • 見どころ

 ハワイの雄大な自然、ロハスな音楽。

なのに、内容はかなり重いw

妻の生死に関わる問題や、一族が長年守ってきた島を誰に売るのか、そして今まで妻にまかせっきりだった二人の娘とどう接するか。

色々辿っていけば、原因は全て自分にあるんだけど、それでも決して逃げずに家族の長として奮闘する主人公と、彼を囲む周囲の人物達の温度差がゆるく笑えます。

 

そして、あれこれ家族や一族のことに奔走し疲弊しため息ばかりのジョージクルーニーがすごく画になりますw

なんでしょうね、主演なのにあんなに顔が濃いのにかっこいいのに、それが全く鼻につかないナチュラルなパパ役。ハワイの風景にちゃんと打ち解けてるのがすごい。

 

一族のことを考えながら、離れ離れになった家族をもう一度ひとつにしていく、その後の未来も見据える、そうして一族という太い幹に枝が生え、葉がつけられていき、やがて大きな木となっていく。

そんなことを描いたお話です。

 

 

 

  • ダーレン・アロノフスキー監督
ブラック・スワン [Blu-ray]

ブラック・スワン [Blu-ray]

 
  • 解説 

バレエに全てを捧げるヒロインが、新たなプリマの座に着くべく、熾烈な競争をしていく中で、徐々に精神的に追い詰められていく様を描き、野心と嫉妬が横行するバレエの世界を鋭くそして美しく綴った心理スリラー。

  •  見どころ

正直モンキー的には、ダーレン・アロノフスキーといったらこっちじゃなくて「レスラー」のほうなんですけど、残念ながらFOXサーチライトなのに日本では日活が配給ってことで除外。

 

バレエに人生を捧げて着た彼女に訪れた絶好のチャンス。

しかしそれは今まで純粋な心を持つ彼女には困難な役柄。

そこから彼女は精神的追い詰められていくというお話。

 

この主演作で見事アカデミー賞主演女優賞を獲得したナタリー・ポートマン。

 替え玉使ったとかいろんなゴシップで賑わせましたが真相は闇の中。万が一そうだったとしても彼女にとってこの作品が一番素晴らしい演技だったことは見れば一目瞭然です。(「クローサー」のナタリーも好きだけどねw)

 

耐えられないプレッシャーからひたすら怯え、それを乗り越えたラストの演技は、それはそれは美しい表情。というか全編どこをとっても官能的。

 

鬼才と呼ばれる監督も、ナタリーを相当追い込んだのでしょう。でなければ彼女はあそこまで出来なかったんじゃないのか。そこまで深読みさせてくれる作品です。

 

 

 

  •  ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ハリス監督
ルビー・スパークス [Blu-ray]

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  •  解説

スランプ中の小説家の前に、突如自分が書いた小説のヒロインが現れ、理想の生活が続くと思いきや、そうは簡単にいかないジレンマを、ロマンティックにして切ない恋の行方を描いたファンタジックラブストーリー。

  •  他のFOXサーチライト作品

・リトル・ミス・サンシャイン

・バトル・オブ・ザ・セクシーズ(原題)(日本公開未定)

 

  •  見どころ

この映画を「リトル・ミス・サンシャイン」の監督夫婦が撮っていたなんて、今回のこの記事を書くことで知りました。

 

見た目女子ウケしそうな感じ話かとおもったら大間違い。

男の妄想が爆発した展開となっていて、男が望む理想の女が登場することで人生バラ色っ!ってなるんだけど、何もかも思い通りになると次の不満は訪れるということでしょう。

 

それを主人公の小説家がどう乗り越えるのかを、ロマンティックに切なく描いています。

ちなみにこの主演のお二人は未だにお付き合いしてるとか。

 

 

 

 

モンキー的FOXサーチライトのススメ! 

 

  • わたしを離さないで 
わたしを離さないで [Blu-ray]

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  •  解説

去年ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの同名小説を映画化。

イギリスの田園地帯の中に佇む寄宿舎で、悲痛な運命を背負わされた少年少女たちが、それを受け入れながらも今というときを懸命に生きようとする青春の日々を優しく描くヒューマン青春ストーリー。

  • 見どころ

 ノーベル文学賞を受賞したってことで一時期注目されたし、綾瀬はるか主演でドラマにもなったので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

SF的要素を盛り込んでおきながらも、それを全く感じさせない雰囲気や風景。ひたすらに静かに流れるときの中で、決められた運命を受け入れながらも葛藤する人物達の切なさが漂っています。

その子たちを見つめるキャリーマリガンの憂いを帯びた表情も、悲しみを助長させる素晴らしい演技です。

 

  

  •  gifted/ギフテッド 

www.monkey1119.com

  •  解説

「アメイジング・スパイダーマン」という大作映画を経て古巣に帰ってきたマーク・ウェブ監督渾身の一作。

天才少女が普通の生活を送る中でもがく葛藤と、彼女の養育を巡って繰り広げられる叔父と祖母の対立の行方を、監督がMVで培った思わずはにかんでしまう、涙が溢れるショットの数々を巧みに映し出し、徐々にシリアスにことが運ばれ、ラストで明かされる事実に感動が止まらないヒューマンドラマ。

  •  見どころ

 去年のモンキー的2017年映画ベストにて4位に入れた作品です。

 

マーク・ウェブが大作映画の製作に携わったことで、本来自分が作りたい映画とは何なのかと、原点に帰った作品。

詳細は感想を読んで頂くとして、マッケナグレイスちゃんがクリスエヴァンスにじゃれる姿にほっこりし、2人の絆と明かされる真実に涙してください!

 

 

  •  フェイク・シティ/ある男のルール
フェイク シティ ある男のルール [Blu-ray]

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  •  解説

正義のためなら手段を選ばない一匹狼のロス市警のベテラン刑事が、殺された元相棒の事件を追っていくうちに、巨大な闇に呑み込まれていく様を、スリリング且つストイックに描くクライムアクション。

  •  見どころ

 「スーサイド・スクワッド」、「フューリー」のデヴィッド・エアー監督もFOXサーチライトで作品を作っていたんですね~。

 

しかもサーチライトの中では異色の刑事ノワールモノ。ロス市警が舞台の話ではたいてい悪徳警官がいるというのは定番なんですが、キアヌリーヴスが男臭く演じていることで、物語に旨みが出て、いい味になっています。

 

  

  • あるスキャンダルの覚え書き
あるスキャンダルの覚え書き [Blu-ray]

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  •  解説

15歳の教え子と禁断の関係を持ってしまった女教師、それを知ったことで近づいて来る孤独な初老の女教師。二人の間で繰り広げられる駆け引きや愛憎の行方を、緊張感で埋め尽くすサスペンスドラマ。

  •  見どころ

 オールドミスというと聞こえはいいかもしれませんが、この物語に出てくるおばあちゃんはとんでもないクソババアであります。

孤独が故に凝り固まった考えを持ち、自分に近しい思考や価値観を持った女性にロックオン。あたし達友達!あたし達友達!を押し付けてくるわけです。

そのお友達の美術教師が夜の準備室で、あらやだそんなこと!なところを観ちゃったもんだからさぁ大変、というお話。

 

ジュディデンチの孤独こじらせっぷりも良いですが、コトを済ませる毎に、艶やかさと色気が白い肌から醸し出すケイト様のお姿に、うっとりすること間違い無しです。

 

 

 

  • ボーイズ・ドント・クライ
ボーイズ・ドント・クライ [Blu-ray]

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  •  解説

自分を男としか思えない「性同一性障害」を抱える女性が、とある町で一人の女性と出会いやがて恋に落ちていくが、悲しい結末を迎えてしまう実在の人物を描いたヒューマンドラマ。

  •  見どころ

 多様性を求める作品が増えている昨今のアメリカ映画ですが、この作品はその先駆けとも言える作品だと思います。

そして観客に投げかけるようなメッセージも昨今の映画ではごく当たり前な感じですが、この映画はそういったことは描かれず事実に基づくままを描いた作品です。

実在した人物のひと時の青春と悲しい結末のみ。非常に胸が痛みます。

今でもアメリカの地方に住む人たちの不寛容な考えや行いによって悲しい事を目にしますが、この映画でも性同一性障害を変態扱いしてしまう描写は見ていて辛いものがあります。

主人公を演じたヒラリースワンクが、性同一性障害特有の心の機微をうまく見せ、またピーター・サースガードのあのすわった目が、酒に酔いすぐブチギレそうな、今の世の中を嘆いている地方の若者として好演しています。

 

  

  •  ぼくとアールと彼女のさよなら
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  •  解説

映画オタクの2人の男子高校生が、白血病になってしまった同級生の女の子と交流していくうちに大きな友情へと変化していく様を、映画好きにはたまらない名画へのオマージュや様々な工夫を凝らした映像で魅了し、コミカル且つハートフルに描く青春映画。

  •  見どころ

 グレッグとアールの映画オタクの二人が作る名作映画たちのパロディの楽しさにニンマリすることはもちろん、顔見知り程度だったレイチェルが、病気になったことがきっかけでグレッグは仕方なく友達になっていくんだけど、彼女と距離を縮めていくことによって価値観や心境が変化し、やがて彼女を通じて成長を遂げていく青春映画です。

 

 余談ですが、グレッグ役の子が、マイケル・ベイに見えて仕方ないのは僕だけでしょか。

 

 

  • マーサ、あるいはマーシー・メイ
マーサ、あるいはマーシー・メイ [Blu-ray]

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  •  解説

孤独さゆえにカルト集団に入団するも、恐怖で逃げ出し姉夫婦の元で社会復帰を目指すヒロインが、マインドコントロールの呪縛から逃れられず苦悩していく様をスリリングに描いたサスペンスドラマ。

  • 見どころ

現在と過去をうまく交錯して描く心理サスペンス。

一体彼女は何から逃げ何に怯えてどうしてそんな突飛な行動をするのかを、少しずつ明らかにしていき、洗脳からの呪縛を解き放つのがどれだけ大変なのかを、物静かな雰囲気の中で描いています。

 

 今でこそMCUの一員としてスカーレット・ウィッチという役を手に入れ一躍人気となったエリザベス・オルセンですが、ブレイク前はこんな作品にも出演していたんですね。

正直彼女の艶かしいバディ見たさに観てたわけですが、それ以上に心ここにあらずな表情がまた上手い。

そしてラストカットの恐怖に身悶えてくださいw

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。あくまで自分視点で好きな作品、おもしろい作品をまとめてみましたが、これだけたくさんあるんですよ!素晴らしい作品が!!

 

是非、1本でもいいのでご観賞いただいて、今後のFOXサーチライトピクチャーズ作品に期待して欲しいと思います。

 

そしてアカデミー賞ノミネート作品「スリー・ビルボード」、「シェイプ・オブ・ウォーター」はもちろんのこと、春以降に控えている作品達も是非見てほしいと思います。

 

 

「あなたの観たい作品に きっと出会える、

オンリーワン映画は、ここに集まる。」

というわけで以上、あざっした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あれ・・・20作以上あるな。