ターミネーター :新起動/ジェニシス

ついに2以降、迷走してきたあの映画がシュワちゃんとともにアイルビーブアック!!してきましたあぁぁぁぁっ!!
そりゃあソッコーで見に行くっしょっ!!
まあ、昨日もアベンジャーズAoU2回目見てきてマーベルモードですが気持ち切り替えて見に行ってきました。
自我に目覚めた人工知能〈ジェニシス〉が起動すれば、人類は滅亡する。その“審判の日”が目前に迫っていた。〈人類の未来〉を取り戻すには、何者かによって〈書き換えられた過去〉に戻って戦うしかない。運命の鍵を握るのは女戦士サラ・コナー(エミリア・クラーク)と、〈絶対に彼女を守る〉ことをプログラムされたT-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)。人類滅亡のカウントダウンが迫るなか、T-800ターミネーターはサラを守り抜き“審判の日”を止めることが出来るのか。ふたりの前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在─最新最驚のT-3000ターミネーターの正体は?未来を取り戻すための、〈時空を超えた〉ふたりの戦いの行方は?そして、人類の救世主は一体誰なのか?《HPより抜粋》
さて、今作監督を務めたのが、アラン・テイラー監督。

元々TVドラマの監督だそうで、過去には、マッドメン、ザ・ホワイトハウス、ロー&オーダー、セックス&シティ、ゲームオブスローンズなどを手がけてきたお方。
映画では、マイティ・ソー/ダーク・ワールドが有名。
主演のT-800ことターミネーターはもちろんこの人、バリバリの筋肉にして元カリフォルニア州知事、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー!

もう言わずと知れたアクションスターですよ、ターミネーターから、コマンドー、プレデター、トータルリコール、などなどキリがない!
最近では、復帰作ラストスタンドや、スタローンとタッグを組んでエクスペンダブルズシリーズ、大脱出とバリバリ働いております。
今回からジョン・コナーの母、サラ・コナー役を務めるのが、エミリア・クラーク

どことなくsoweluのような顔立ちですね。
TVドラマゲームオブスローンズにレギュラーで出ていたようです。
これで監督と縁あっての出演なんでしょうか。これで一躍有名になったので今後に期待ですね。
そして、未来からジョン・コナーによって過去へ送り出されるカイル・リース役に抜擢されたのがジェイ・コートニー

去年公開したダイバージェントに出演してたようです。覚えてねーww
ヒロインの相手役か?こんな顔だったっけな?
まぁ印象薄いですが、次回作はダイバージェントの続編とアメコミ映画の悪役たちが中心になって描かれるスーサイドスクワットにも出演とのこと。
で、未来の革命軍のリーダー、ジョン・コナーを演じるのがジェイソン・クラーク

パブリックエネミーズや、ゼロダークサーティ、華麗なるギャツビー、ホワイトハウスダウンなどでキャリアを積み、去年は猿の惑星新世紀で主役を演じてました。
なーんか地味っすよねー。どれも見てるのに記憶があまりないww
ゼロダークサーティくらいかな、主役以外で覚えてるのは。
そして、ちゃっかりあの2で液体化したターミネーター、T-1000を今回演じてるのがイ・ビョンホン

GIジョーから着々とハリウッド映画に顔を出し、シュワちゃんやブルースウィリスなんかと共演してRED2リターンズにも出てました。こいつ、そのうちエクスペンダブルズにも出んじゃねーか?
そして、全ての出演者を知る男オブライエン刑事にある意味今年の顔!J.K.シモンズ

スバイダーマンの新聞局長、ジュノのお父さん、そして今年は何と言ってもセッションのフレッチャー鬼センセー!!
あの狂気に満ちたスパルタっぷりを今作でも披露っ…とはいかず冴えない刑事を演じてますが、意外と大事な役なので見逃さないで下さいな。
と、新たに起動したターミネーターの新作の感想は、
1➕2=ジェニシスっ!!
とりあえず、3と4、強いて言うならサラコナークロニクルズも入れて無かったことになってますww
で、1と2をおさらいすると、
1では、コンピューターによる防衛システム、スカイネットが1997年、核戦争を起こし人類を制圧、これを審判の日と呼び、
それから、時はたちスカイネットは人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの存在を消すために1984年にターミネーターT-800(シュワちゃんね。)を送り込みジョンの母サラを抹殺することを計画する。
そして、その計画に気づいたジョンはカイル・リースを送り込みサラを守るよう命令、そこで、サラとカイルの間に生まれるのがジョンコナー、というお話。
で、2が何度もテレビで見たことある人も多いと思うけど、
サラと少年ジョンを守る為に過去に自分を殺そうとしたT-800が今度は未来のジョンから2人を守る為に1994年に現れる。時を同じくして、スカイネットが送り込んだのが液体金属の殺人機械T-1000。彼と戦いながら、のちのスカイネットを作ることになるサイバーダイン社の研究室をぶっ壊す、というお話でした。

この流れを組み込ませつつ、新たな解釈、というか物語を作り出したのが今回のジェニシスでした。
冒頭30分は、その1と2をオマージュした演出も入っており、懐かしいと感じつつ当時の映像よりもはるかにキレイ且つダイナミックなシーンでした。
1と2を監督したジェームズキャメロンが絶賛しただけのことはありますね。

やはり、夏休み映画とあって、細かい話は抜きにして、クリストファーノーラン監督作品でおなじみのハンスジマーが手がけた重厚的な音楽とともに爆破のシーンや、カーアクション、そして、銃撃戦、格闘とど迫力なアクション満載でしたし、その反面、サラとカイルの二人が言い争いを繰り返す中で、どういうラブストーリーになるかも見ものでした。
この進化した新しい物語も賛否どちらかと言えば賛成派です。
1984年にたどり着いたカイルと我々観客はまず、はっ???となり、あれ?言われてたのと違う展開じゃん!?
となるんです。
これには、ニヤリとしましたね。
そんな展開から始まり、あれよあれよと新しい物語、というか書きかえられた過去の話になってます。

少しう〜ん、と思ったのはシュワちゃん演じるT-800が前に比べてエラく顔に人間味が出てる点。あんたロボットなんだから!てか、サングラスかけてないから余計表情が人間出ちゃってるよ、と。
エラく賢くなってるし。
一番ロボットっぽかったの笑顔だけですwただ、ぎこちないってだけだけど。そして、ただのアクセントだけだけどw
まー、これもネタバレになるので書きませんが、そういう設定なんでしょう、きっと。
そして、ジョンコナーも頭から怪しい雰囲気ガンガン出てるから!!もうちょい最初怪しい雰囲気出さずに出来たはずでは?
これには、お話としてなんか腑に落ちませんでした。
とは言え、三部作の第1章なので今後どうなっていくのか楽しみではあります。
もう、やり直しとかしないようにいい脚本作ってくれよっ!!
満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10