僕だけがいない街
3月の19日公開に先駆け、たまさかで試写会に当選したので見てまいりました。
何故かわかりませんが、2,3ヶ月に1回試写会に応募すると確実に当たってしまう強運があり、お金出してまでこの作品見たくはねぇなぁ~ってヤツが当たると非常に助かっています。こういう方が相手も誘いやすいし。
前置きはこれくらいにして。
あらすじ
藤沼悟(藤原竜也)は、「悪いことが起こる原因が取り除かれるまで」直前の時間に何度も短時間でタイムスリップする「再上映(リバイバル)」という特殊能力の持ち主。
自分にとっては何のメリットも感じられない能力を持て余しながら、アルバイトで生計を立てていたが、ピザ屋で一緒にアルバイトしている愛梨(有村架純)と、ある交通事故をきっかけに親しくなっていく。
そんな中、ある誘拐事件の真犯人に、母・佐知子(石田ゆり子)が気づいてしまい殺害され、悟は犯人にされてしまう。ここぞと「再上映」を発動、母を助けようとする悟だが失敗に終わってしまう。
もう一度「再上映」を発動させたところ、短時間ではなく、20年近く前の小学生時代にタイムスリップ。母が殺害された原因が20年前にあるということに気づいた悟は、その原因を取り除くため、2つの時代を行き来しながら事件の真相に迫っていく。《映画サイトより引用》
監督・キャスト
監督は平川雄一朗。
TBS系列のTVドラマ中心の監督業をこなし、思春期の少年たちがエロにおバカに青春を送るコメディ「Stand Up!!」で初演出を手がけキャリアを積み上げた後、長澤まさみを主演に迎えた、忘れていた幼馴染との出会いと別れを描いた「そのときは彼によろしく」で映画監督デビュー。
その後も、劇団ひとりの処女作を実写化した「陰日向に咲く」、不良たちが熱血教師と出会い甲子園を目指すコミック原作を実写にしたTVドラマがスクリーンでラストを迎えた「ROOKIES~卒業~」、死んだ人を一夜だけ会わせることができる能力を持った男のヒューマンSF「ツナグ」といった話題作を多く手がけている方です。
毎回思うんですが、TBSのドラマって全部演出一緒な気がするんですけど、その原因はこの人でした。ルーキーズもJINもとんびも天皇の料理番も演出全部この人。
腹立つんですよねー。壮大な音楽流して無理やり話引っ張るパターン。逆に味気ない。
まぁ、それはTVドラマの話なんで映画ではどうなることやら。
主演のリバイバル能力を持つ青年・藤沼悟を演じるのは藤原竜也。
15歳で蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」でデビュー後、深作欣二監督の遺作となった中学生同士の殺し合いを題材にし、物議を醸した衝撃のバトルアクション映画「バトル・ロワイヤル」に主演、
その後も、名前を書けば必ず死ぬというノートを手にした男と不可解な死を遂げる者たちの謎を追う探偵との頭脳バトルを展開した人気コミック原作を実写化した「デス・ノート」、自堕落な毎日を送っていた男が借金の肩代わりをしたことであらゆるギャンブルに挑んでいく「カイジ~人生逆転ゲーム~」ホリプロ所属タレントが総出演したシェルター内での監視下の中、見知らぬ男女と7日間の殺人ゲームを繰り広げる「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」、10億円の懸賞金をかけられた幼女殺人事件の犯人を常軌を逸した演技で度肝を抜かせた「藁の盾」、人間を操る能力を持つ男とその能力が唯一効かない男との対決を描いた韓国映画をリメイクした映画「MONSTARZ」、
そして、最近では、人気コミック原作で幕末から明治時代を舞台にした人斬りたちの剣術バトルを描いた「るろうに剣心」では、シリーズ最大の敵で全身火傷に包帯で覆った男・志々雄真実(ししおまこと)を見事に演じていました。
私が思う彼の肩書きとしては、「クズをやらせたら日本一」「G.W.D.(がなる・わめく・だれる)」(ミッシェルファンの皆さんごめんなさい)というキャッチコピーがふさわしい演技をする方だな、と。今回もどんな魂の叫びを放つのでしょうか。楽しみですwww
何故かはわかりませんが、上記のようにワーナーブラーザーズ配給の作品ばかり出演していますねー。今回もワーナー配給だし。癒着でもあんのか??
あれから10年経つんですねぇ。早いような遅いような。藤原竜也、芸風変わってねぇなぁ。
あらすじは、名前を書かれた者は必ず死ぬという死神が落としたノートを拾った男が、法で裁けない罪を犯した者を次々と葬っていく。そして、連続した犯罪者の不自然な死を連続殺人と睨んだ世界的名探偵との天才同士による闘いはどう決着するのか。といったところ。
邦画で前後編という2部編成を最初にやったのはこの作品なんですねぇ。後に配給会社の金儲けのための手段になっていくわけですが。
でも、これって最初失敗だったんですよ、確か。前編が見込んでいた興行収入にいかず。悩んだ製作陣はついに掟破りの方法で後編の動員を増やしたんですねぇ。それが、後編公開日の前日に、まだDVD化されてない前編をテレビで放送するというもの。
当時レンタルビデオの店員をしていた私は、常識を覆す方法に怒りを覚えました。普通順番としては劇場公開という1次使用→DVD販売もしくはレンタル店にて貸出という2次使用→時期が経ったらTV放送、この流れをぶっ壊したわけです。
業界内ではかなり批判を食らったと聞きました。特に2次使用を扱う業者は怒り心頭でしたでしょうね。私もテレビ放送後「デスノートどこですか?」なんて問いあわせに追われたのを覚えてます。
おかげで、後編は前編の倍の興行収入を稼ぎ大ヒット。んでもって前例も作っちゃったもんだから、二番煎じで編集版と称して2部作、3部作の作品をパッケージ化する前にテレビ放送しちゃう悪しき慣習ができてしまったわけです。最近こそ、そういった編成の作品が減ったからかテレビで見なくなりましたけどね。
それもこれも、テレビ局主体の映画が増えたからこその手法でもあるんだと思います。
というけで、異例尽くしだった映画って話でしたww あ?作品の思い入れ?とりあえず、原作と違う結末は悪くなかったかな。あ、今年デスノート2016ってのやるみたいですね。そのときにでもまた。
悟が働くピザ屋の店員で、親しい仲になる愛梨役に有村架純。
今をときめく人気女優さんですねぇ。かわいいとは思いますがあんまし興味ないですかねぇ。さっきから否定的な意見ばかりですいません・・・。
NHK連続テレビドラマ小説「あまちゃん」で小泉今日子演じる天野春子の少女時代を演じブレイク。
その後、確実に同じ事務所の先輩・戸田恵梨香のバーターだろっ!とツッコんでいた、捜査一課が手におえない未解決事件を担当する刑事たちとその事件の首謀者となる特殊能力(SPEC)を持った者たちとの戦いを描いた「劇場版 SPEC」、普通の女の子たちが名前に色が付いてるってだけで世界の平和を守るため悪の組織と戦う羽目になった特撮コメディー「女子ーズ」、長かった髪をばっさりカットして役に望んだ、自分の思いに自信の持てない女子高生とが学年一の人気者との恋愛模様を描いた「ストロボ・エッジ」、
そして去年映画初主演にして大ヒットとなった、偏差値の低い金髪のギャルが慶応大学を目指す青春映画「ビリギャル」では数々の映画賞で受賞される快挙を成し遂げています。
おととしの作品ですが、今考えたらキャストすごいな。
このメンツでコメディとかすげぇもったいない!群像劇やったほうが絶対いい。
あらすじはというと、名前に色が入っているという理由だけで集められた5人の女性陣が世界征服をたくらむ悪の組織から地球を守るヒーローとして立ち向かう、5人そろって繰り出す必殺技で怪人たちを撃破できるが、恋愛、仕事、美容、野暮用と何かしら多忙な彼女たちは5人そろうことができない。果たして悪の組織から地球を守ることはできるのか?というお話です。
有村架純はグリーン担当で、真の姿は劇団員という設定でした。これが大根役者でしかも端役。意味不明な劇と役柄をクソ真面目な顔して演じてる姿は爆笑モンでしたが、
いかんせん福田雄一監督のものはコンセプトはすごくいいものの、途中からネタ切れなのか満足しちゃったのかガス欠気味になり、しまいにはカメラを固定してダラダラやってしまっている始末。この人の作品は深夜のTVドラマサイズがちょうどいいです。これもその時間帯でやってくれたら必ずみますww
他キャストとして、悟の母・佐知子役に石田ゆり子、悟の少年時代の担任の先生・八代学役に及川光博、悟の少年時代の近所に住む青年・白鳥潤役に林遣都、母佐知子の元同僚・澤田真役に杉本哲太などが出演します。
というわけで、母が殺害された原因とは?20年前の過去にどんな理由が?そして、犯人は?原作と違う結末になるんでしょうか?
ここから鑑賞後の感想です!!!