モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「スーサイドスクワッド」感想ネタバレ解説 ハーレイクインだけ楽しめればOKてことで。

スーサイド・スクワッド/SUICIDE SQUAD

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YEAH~~~っ!!!!ついにやってきたぜ!!スーサイドスクワッド!!スーサイドスクワットじゃないですよwスクワッド!どんな筋トレだよww

DCコミック映画=DCEU(DCエクステンデッドユニバース)3作目は、これまでのダークでシリアスでひとつも笑えね~重々しい作風から一新、オレたちもマーベルさん見習って楽しくコミカルなやつ作りましょう!!という精神から作られたであろう超ぶっ飛び映画の登場です!!

 目には目を、歯には歯を、悪には悪を!!ってんでね、総勢11人の悪党どもが結集し、ミッションに挑むそうなんですが、なぜか本国アメリカでは酷評にもかかわらず大ヒットということで、内容以前に見た目で集客してるのかな??だってDCがここまで振り切った映画作ったんだぜ?面白そうじゃんww

とにかく見てみないとわからないし!!

つまらなかった暁には大いに酷評しますよww

てなわけで早速見に行ってまいりましたぁ~~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

世界崩壊の危機に、政府は、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成。

命令に背いたり、任務に失敗したりしたら、自爆装置が作動する、まさにスーサイド(自殺)な状況の中、

愛するジョーカー(ジャレット・レト)のことしか頭にないハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)と、正義感も団結力もない寄せ集めの10人の悪党たちは、いったいどんな戦いを魅せるのか?(HPより抜粋)

 

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監督・キャラクター

監督はデヴィッド・エアー

 

最初は「えっ?これデヴィッドエアーなの??」と予告見て疑いました。

だって今まで撮った作品て、カラフルさとかクレイジーとかなかったですから。

銃撃戦なんかは過去作から見てもわかるとおり期待できそうですけどね。

 

さてどんな作品を手がけてきたお方かざっくりご紹介を。

脚本家として潜水艦が舞台の映画「U-571」や、新人とベテラン麻薬捜査官の対立を描いた「トレーニングデイ」、アメリカ警察の特殊部隊の攻防戦を描いた「S.W.A.T.」などを執筆しています。

 

監督業が中心になっても警察や軍隊ものの作品が多くクリスチャン・ベイルを主演に迎えた、退役軍人が職に恵まれず悪行に足を突っ込んでいく「バッドタイム」でデビュー。

その後も、キアヌ・リーヴスを主演に迎え、ロス警察の一匹狼なベテラン刑事が事件に潜む巨大な闇に挑むクライムアクションを描いた「フェイクシティ ある男のルール」、ファウンドフッテージ形式で進行していく2人のロス市警の制服警官のリアルな日常を描いた意欲作「エンド・オブ・ウォッチ」、そしてブラッド・ピット主演の戦争映画で、第二次世界大戦末期のヨーロッパを舞台に戦車ひとつでドイツナチス軍に挑んだ5人の兵士の勇気と絆を描いた「フューリー」があります。

 

 

 

エンド・オブ・ウォッチ DVD

エンド・オブ・ウォッチ DVD

 

 監督作品の中で一番好きなのはこれですね。

 ロサンジェルスの重犯罪多発地区で巡回パトロールに当たる白人警官とメキシコ系警官の2人は署内でも屈指の検挙率を誇る名コンビ。そんな彼らはあることが理由で自分たちの日常業務を複数のビデオカメラで常時記録していた。そんなパトロールの途中、巨大な麻薬組織の秘密を知ってしまった2人は危機的状況に追い込まれていく。

この作品を製作するにあたり準備に余念がないジェイクはロス市警で約半年にわたり実際に訓練し、わずか2,3週間で撮影したというエピソードがあります。

監督自身もこの場所で育ったという過去から、どれだけ危険な地域なのかも伝えています。

リアルさに徹底した映像は素晴らしく、ビデオカメラ特有の手振れの激しさが臨場感を高め、会話や表情から伝わる2人の友情、組織に追われる緊迫した映像など引き込まれてしまう要素が満載です!

 

 また2017年には今作でカラフルさを意識したといってもいいSF映画「ブライト」を製作。

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 今後は「特攻大作戦」をリメイクすることが決定してるとのことです。

ド派手な内容になること間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

 

さてここからはキャラクター紹介といきましょう!

まずは画像一覧!

 

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はい~。10人のスクワッドとそれを仕切る政府の非常な女ってとこでしょうか。お馴染みの奴もいれば・・・ってほとんど知りません!!はい調べました!

では、左上から

  • ハーレイ・クイン/ハーリーン・クインゼル博士マーゴット・ロビー

元はアーカム精神病院につとめる精神科医であったが、ジョーカーによってあらゆる面を歪められ、彼をひどく愛するともにサイコパスへと変貌を遂げる。

はい!今回のヒロインにして今年最大のセックスシンボルといっても過言ではないでしょう!も~何てったってケツだよケツ!お下品ですいません、プリ尻がたまりません!!お下品ですいません、お願いです!パンツ見せてくださいっ!お下品ですいません。

またねぇ武器がバットっていうのがクレイジー。私の知る限りバットを武器にしてるのは日比野晴矢マザー2のネスくらいかw

マーゴットといえば「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」ですね。ディカプリオの妻役としてわぁ~お!な演技をしております。

 

  • デッドショット/フロイド・ロートンウィル・スミス

原作ではバットマンのヴィランとして苦しめた。百発百中の凄腕スナイパーで情に厚いリーダー格。幼い娘が唯一の弱点。

デッドショットなんて敵聞いたことありませんでしたねぇ。原作ではバットマンの敵として登場。自殺志願者であり死に場所として入隊したんだとか。TVドラマ「アロー/ARROW」にも演者は別ですが登場済み。 

ウィルスミスはもう語る必要なし!今年は「コンカッション」という作品が公開予定です。ちなみに息子のジェイデンくんはNetflixドラマ「ゲットダウン」で活躍中!これめっちゃオモロい!!

 

  •  ジョーカージャレット・レト

バットマンの宿敵であり世界で最も悪名高い悪の中の悪。彼の残酷すぎるユーモアは相手を一瞬で凍りつかせる。

今回誰もが知っている唯一のキャラクターではないでしょうか。ノーラン版バットマンでのヒース・レジャーが演じたジョーカーとは違い、ギャングっぽくてギラついた印象があります。この映画の評判の悪さの原因にジョーカーの出演時間の短さがよく見られますが果たして・・・。

ジャレット・レトといえばアカデミー賞助演男優賞を受賞した「ダラス・バイヤーズ・クラブ」でのオネエ役が見事でした。今回も圧倒した演技を見せてくれるのでしょうか。

 

  • エル・ディアブロ/チャト・サンタナジェイ・ヘルナンデス

掌から炎を出す能力を持つが、超がつく臆病者。かつて彼が起こしてしまった事件が原因なようだが果たして。

めっちゃ体にタトゥー入ってますけど、臆病ってのがいいですね。ぜひギャップを生かした活躍を期待したいです。

 

  • リック・フラッグ大佐/リチャード・フラッグジョエル・キナマン

部隊を指揮し、歩調を合わせる役目を担うエリート軍人。

組織トップのアマンダに忠実。

彼はどうやら囚人ではなくアマンダの命令により参加してるようです。なんとこの役はトム・ハーディが当初キャスティングされていたんだとか。 

ジョエルキナマンはリブート作品「ロボコップ」で主演したのが記憶に新しいです。

 

  • キャプテン・ブーメラン/ティガー・ハークネスジェイ・コートニー

殺人ブーメランを武器に空気を呼ばずに暴れまわる問題児。オーストラリア出身。ピンクのユニコーンのぬいぐるみが好き。

DCヒーロー「フラッシュ」に登場するヴィランだそうです。今後単体で公開するであろうフラッシュの敵としても活躍するのでしょうか。

ジェイコートニーといえば、「ダイハード」ジョンマクレーンの息子役や、去年公開した「ターミネーター創世記ジェニシス」でカイル・リースを演じたことで有名になりましたね。

 

  • カタナ/タツ・ヤマシロ福島かれん

フラッグ大佐の右腕。部隊中唯一志願したメンバーで首にマイクロボムをつけていない。夫と死に別れした過去を持つ謎に包まれた女。

劇中ではほとんど日本語で話し、武器であるソウルテーカーは相手の魂を奪うという妖刀使いなんだとか。カタナはコードネームなんですって。原作ではバットマンの傘下として活躍してたようです。実写ではTVドラマ「ARROW/アロー」に登場しています。演じていたのは「ウルヴァリンSAMRAI」に出演した福島リラ

今回演じている福島かれんさんは無名にして役をゲットしたシンデレラガール。現地のリポーターとしてTV出演していたとのこと。今回のプロモーションでも来日していましたね。

 

  • エンチャントレス/ジューン・ムーン博士カーラ・デルヴィーニュ

探検家である彼女によって偶然開放された古代の邪悪な魔女に取り憑かれてしまった女博士。人間と魔女の間で揺れ動く多重人格者。

部隊のメンバーではないようです。格闘技や瞬間移動などを駆使し、原作ではスーパーマンをその魔力によって苦しめたんだとか。

演じるカーラ・ディルヴィーニュは大人気のモデルさん。「ヴァレリアン」では本作のキャラとは違う愛らしさがたくさん出てましたね。

 

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  • キラー・クロック/ウェイロン・ジョーンズアドウェール=アキノエ・アグバエ

ひび割れたうろこ状の皮膚を持つ爬虫類のような男。その硬さは銃弾を跳ね返すほど頑丈。

原作ではバットマンのヴィランとして登場し、その姿に悩み下水管で生活していたという。防御同様に攻撃面も並外れており2トンのものも持ち上げられる怪力なんだとか。

演じるアキノエ=アグバエは脇としてではありますが今年公開した「トランボ ハリウッドにもっとも嫌われた男」や「G.I.ジョー」など数々の大作映画に出演しています。ちなみに、日本語吹き替えはメイプル超合金カズレーサーが担当。

 

  • スリップノット/クリストファー・ワイスアダム・ビーチ

銛をくくりつけた特殊なロープを使い壁をよじ登ったり、相手の首を絞めたりする残虐な暗殺者

どのヒーローの敵か情報がなかったのでわかりませんが、もしかしたら今作もその程度の出演なのか??

演じているアダム・ビーチはインディアンの血を引くことからインディアンの役を演じることが多いんだとか。

 

  • アマンダ・ウォーラーヴィオラ・デイヴィス

政府組織A.R.G.U.Sのトップでありスーサイド・スクワッドを発案した張本人。国を守るためなら手段は選ばない非情な女。

政府はスーパーマンのような超人的な力を持ったものがもしテロリストのような存在となったらどうすればいいか、という問題に対し「壁」という異名を持つ彼女を秘密機関のトップに任命した模様。その冷酷さがどれほどのものか期待したいですね。

演じるヴィオラデイヴィスですが、今回を含めて3本出演する契約を結んだそうで今後もこの役で登場するようです。

そんな彼女の代表作といえば「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」のエイブリーンという役柄。ラストの子供との別れのシーンが泣けるんだわ!

 

 

 

ぐわ~っとキャラ紹介しましたが、他にもあの黒マント赤くて速いヤツといったあいつらも出演しているんだとか!?ますます楽しみだぜっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで!半強制的に組まされた使い捨て囚人軍団がどんなハチャメチャなバトルを繰り広げるのか、彼らは本当に真の悪なのか、人間味のある部分も描かれたりするのでしょうか?

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

監督の良さはあったが!!ん〜ノれない!やっぱりDCはダメなのか!?

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリアス路線から脱却したものの。

まずは率直な感想を。

DCEUは2作連続でザック・スナイダー監督特有の光沢あるCGと、重々しいシリアス路線に消化不良を起こし、ユーモアの欠如という大きな欠点を残してしまったという印象があります。

 

まずは悪役たちをメインにし、とにかく面白くカッコよく、何とか路線変更しようと踏ん張ったことは認めたい。

現に監督であるデヴィッドエアーの得意とする乱発射ならではの大迫力な銃撃戦だったり、キャラたちの言葉には出来ない表情や回想シーンを映すことで、彼らが犯した罪という決別できない過去に対し、もがき足掻いて答えを見出した結果、完全なる悪ではない正義がキャラクターたちを非常に人間臭く映し出していることは評価したい。

 

また札付きのワルが改心し暴れ回ることでスカッと爽快感溢れる作品の傑作を作り上げたMCUシリーズ「ガーディアンズオブギャラクシー」に対抗すべく作り上げた製作側のもくろみがモロに感じられる作品でもあった。

 

メタヒューマンなキャラがいるものの、ほとんどのキャラは生身の体で戦い、圧倒的に強い敵を前に、持ち前の悪巧みも通用せず四苦八苦する様は非常によく似ている。

 

特に印象的なのは、70年代の大ヒットしたオールディーな音楽からブレイク必至のアーティストたちの楽曲が20数曲もちりばめられており、カラダでノリながら鑑賞してしまう人も少なくないだろう。

 

今作はそんなあらゆるテンポやリズムに身を任しながら、極悪になりきれないヤツらの活躍を楽しむDC版「ガーディアンズオブギャラクシー」と言っても過言ではないと思う。

 

 

 

が、しかし、

あらゆる作品を生み出すたびに賞賛されるマーベルスタジオに対し、DCEUはどうしてこんなにうまく作品が作れないのだろうかと冒頭から頭を抱えるほど、どのキャラにもどのシーンもノれない作品でした。

 

 

指揮官であるウォーラーの密談から始まるオープニング。

タスクフォースX計画を始動するべく集めた囚人たちのリストを基に、各キャラを紹介がてら話は進んでいくが、どこかこの時点で雲行きが怪しい。

 

キャラのステータスをカッコよく文字表記し、彼らに見合った楽曲を流すのだが、これが完全に寸止めで終わる

そしてウォーラーの説明セリフつき。

ノれない。

 

頼みの綱のハーレイクインも、クレイジーでビッチ感たっぷりな風貌だけど、けっこうキツめな拷問シーン挿入にこれまたノれない。

 

このような気持ちを抱きおいてけぼりにされた私は、多少ニヤけるシーンはあったものの、オーースゲー!!とかうわー感情移入しちゃうなぁーといったものが最後まで無く、顰めっ面で見届けてしまう結果になりました。

 

一番酷いのは脚本かなと。

キャラの背景や感情を全部描こうとした結果詰め込みすぎ。

尚且つ余韻が全く無く、彼らが何のために戦おうとするのかハッキリとしない。

それ以上に敵が何をしたいのかハッキリとしない。

再び神として崇められたいの?

メタヒューマンになりたいの?

結局世界征服?

 

戦闘シーンにも駆け引きが見られない、戦闘能力に差がありすぎて同じ敵に全員同じ戦い方をするのは何か違う気がする。

キャラごとに合った敵を用意して分担しての戦闘とかでもよかったのでは?

 

このように引っかかるところ満載の脚本、もしくは設定は、足さなくていいところを足し、引かなければいけないところを引かないといった映画の足し算引き算を忘れてしまった気がします。

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ音楽の使い方も酷い。

扱っている楽曲一曲一曲はメチャメチャいい!

懐かしのCCRやローリングストーンズクイーンアニマルズといった往年のヒットチューンからエミネムホワイトストライプスといった00年代の名曲、そしてイマジンドラゴンズトゥエンティワンパイロッツといった、今をときめくアーティストたちが作品を彩っているが、どれもこれも使い捨てのように変なところでブツ切りされ、面白いくらい不快に終わってしまう

おそらくそこで使われるシーン自体が短いのが原因だと感じましたが。

 

そもそも20数曲も入れる必要あったか?

意味のある曲の使い方なんだろうけど、キャラ1人に一曲でいいでしょう?

 

一番腹立ったのはボヘミアンラプソディーね。

「母ちゃん、ひとを殺してきちゃったよ」と歌うサビまで到達しない寸止め編集に苛立ち。

予告でガッツリ使ってたろうよ!

自由奔放なヤツらの狂詩曲なんじゃねーのかよ!

この曲をバックにギッタンギッタンに敵を倒してくような展開じゃないのかよ!?

これはホント予告詐欺です。

 

といった酷評になってしまいました。マジで次のワンダーウーマンはなんとかしてくれよな!!

そんなワンダーウーマンの感想はこちら。

 

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キャラ別解説と感想

ここからは核心に触れる恐れがあります!

  • デッドショット

なんだかんだでチームを鼓舞して引っ張っていったキャラでしたね。

ホント娘のこととなると弱い。

完全にウォーラーにうまいこと使われてましたねw

敵が作った幻の中で見た彼の夢はバットマンを倒すことでした。

 

  • ハーレイクイン

こちらもメインキャラとして活躍。

ジョーカーをプリンちゃんと呼んでますw

原作のコスチュームもチラッとですが着ていました。

それはそれでかわいかったです。

意外と精神おかしいのに的を得たことをズケズケというシーンは良かったですね。

ステータス表記のシーンでロビンを殺した共犯と出ていますが、バットマンVSスーパーマンでブルースが見た夢の通り、ロビンはジョーカーとハーレイクインに殺されており、今後出てこないということを示唆していたと思います。

彼女もまた敵の幻により夢を見せられるのですが、彼女の夢はジョーカーと幸せな家庭を築くという夢でした。

よほど好きなんだろなぁ。

 

 

  • ジョーカー

やはり噂通り出番は少なかったです。

まず彼はスクワッドの一員では無く、檻に入れられたハーレイクインを助けるべく暗躍する外側の立ち位置でした。

そして格好はギャングスターのような装いをしたヒースレジャー版ジョーカーのような印象で、非常にアクの強いサイコパスだったように思えます。

左手に掘られた笑った口のタトゥーが余計怖かったなぁ。

 

  • エル・ディアブロ

この中で一番強いです!そして一番深い闇を抱えた男。

妻と子供を自らの能力で殺めてしまった過去を忘れようという姿勢から、メンバー内では任務に消極的な彼でしたが、行動を共にすることで過去は変えられないことに気づき、能力を解放。

その強さは使うごとに威力を増し、最後には炎で包まれた大男にまでなるチートっぷり。

ヒューマントーチと戦ったらどっちが勝つかなw

物語のカタルシスがあるのは彼くらいかな。

 

  • リック・フラッグ大佐

彼はウォーラーにある弱みを握られ彼らをまとめるわけですが、これがまあ切ない。

頭ごなしに命令する軍隊っぽいお人ですが、デッドショットたちと共に行動していくことで仲間意識が芽生えていくのは良かったですね。

 

  • キャプテン・ブーメラン

1人オーストラリアから輸送されるというナイスな登場の彼。

終始飲んでいる飲み物は何なのか全く分からず。

そんな彼はダイヤ強盗の最中にフラッシュによって捕獲されるという嬉しいサプライズと共に紹介されています。

てか、何をもってキャプテンなんだろ。

 

  • カタナ

全て日本語でのセリフとほとんどお面を取らないという、女優さんとしてはかわいそうな扱い。

そもそもカタナ自体は悪役ではなく原作ではジャスティスリーグで活躍するほどのキャラ。

今回もフラッグの右腕としてスクワッドに参加していましたね。

彼女が決戦を前に武器である刀に語りかけるシーンがありますが、これは原作だと愛する旦那をヤクザに殺された過去があり、そのヤクザが旦那を殺した時に使った刀が、彼女の武器となっているそうです。

「ここで私の人生が終われば、やっとあなたと一緒になれる」という劇中のセリフがあるのですが、旦那の魂が刀に宿っているため、それを解放することで任務遂行するんでしょうが、あとを追ってしまうのでしょうか。

 

  • エンチャントレス

実は今回の敵は彼女

半分は博士の体だけど彼女の魂が入っている分、操られてしまうわけです。

でも、心臓はウォーラーが持っていることで、なくなく指示をきくわけですが、弟を蘇らせ反旗をひるがえすことになります。

こちらの能力もチート感ありすぎ!

瞬間移動や格闘もお手のもの。ただ!目的がようわからん!!

 

  • キラークロック

地下は俺のモノ、と豪語する彼は、容姿のせいで仕方なく下水道で過ごしてきたわけですが、案外悪くないようなことをほのめかします。

俺は美しいとか言ってましたし。

能力も武器を使わず素手でバッタバッタと敵を粉砕する腕力はシビれましたね。

 

  • スリップノット

はい、彼ソッコーで死にます

ブーメランにそそのかされ逃亡を図るも、首に仕込まれた小型爆弾によりみんなの見せしめとなってしまいました。チャンチャン♬

 

  • アマンダ・ウォーラー

一番の腐れ外道でした

機密を漏らさないよう部下は平気で殺す、任務のためならその場しのぎのウソも平気でつく。

てか、一度も笑ってなかったような。

 

  • バットマン

やはり登場しました黒マント!!

今回のスクワッドはほとんど彼の手によって投獄されたものばかりでした。

それを裏で操っていたのはウォーラーだったという事実も作中明かされます。

ハーレイクインを捕まえた時は、水中で死にかけた彼女を助けようとしたのか下心なのか本心はわかりませんが、人工呼吸しようとしたところを死んだフリをした彼女に嘲笑われ首を絞めるという大人気ない一面もww

ちょこちょこ出演してるのでお見逃しなく!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時系列的にはバットマンVSスーパーマンの後に直結しており、エンドロール後はその後のDCEUの展望が覗けるシーンとなっているため決して席を立たずに見届けてほしいと思います。

つまらなかったからといってさっさと席を立たないようにww

 

とにかく私個人としては過去2作よりは楽しめたものの、作り方の酷さにため息の出る感想となってしまいました。

 

 

一応今作の後日談となる映画「ハーレイクインの華麗なる覚醒/BIRDS OF PREY」ですが、私、こちらも残念ながら不満だらけの満足度になりましたのでご報告いたします…。

 

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満足度☆☆☆★★★★★★★3/10