モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「ガーディアンズオブギャラクシー2リミックス」感想ネタバレあり解説 本当の父は誰だ!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス (GotG2)

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それは2014年。

マーベルシネマティックユニバースに見たことも聞いたこともないヒーローたちの映画に、誰もが「これ大丈夫か?」と疑問と不安を抱えながら公開を待ちわびていた。

 

しかぁし!

 

フタを開けてみれば、宇宙と70年代音楽という今まで組み合わせたことのない舞台と音楽の融合が、見るもの達の心を鷲づかみにし、てんでダメなお尋ね者たちという悪者的立ち位置の連中が、知恵と力と技術ときれっきれのダンスを活用し、ノリとイキオイとイキフンで銀河を救う超オキラクゴクラク痛快爽快ハイパー冒険活劇だったのであーーーーる!!

大抵のアメコミ映画は好きなのですが、この作品に関しては暴走キャラのアライグマ、ロケットをこのブログのアイコンにしているほど熱を入れ込んでおり、個人的にもその年のベストに入れたほど大大だーーーーい好きな作品なのだ!!!

 

その続編がついに公開なんですよ!!!

どれだけ待ちわびていたことか!!!

去年のシビルウォーの盛り上がりを忘れたかディズニージャパン!!

 

このままだと来年のインフィニティウォーまで日本は後回しにされてしまいそうだ・・・どうか・・・どうかそれだけはご勘弁を・・・

今度流れ星が流れたら願い事しよう。

 

 

はいっ!前置きが長くなりました。

もう楽しみなんで、いつも通り最速上映行きーの、ソッコーで感想書いちゃいますよー。

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

ついに累計興行収入1兆円を突破したMCUシリーズの中で、もっともヒーローらしくないあいつらが帰ってきた!!

 

宇宙で育った地球人と2人の宇宙人、そしてしゃべるタヌキ・・・いやアライグマと、前作からだ~いぶ小っちゃくなった木という奇妙な関係のやつらが、今作では新たな仲間を加えて、ゴキゲンな曲にノリながらまたしても銀河を救う!・・・のか?

 

 

 

 

 

Guardians Of The Galaxy, Vol. 2

Guardians Of The Galaxy, Vol. 2

 

 

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/コンプリート・ヒストリー

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/コンプリート・ヒストリー

 

 

 

 

 

あらすじ

 

 

“スター・ロード”ことピーター・クイル(クリス・プラット)をリーダーに、凶暴なアライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)、マッチョな破壊王ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、ツンデレ暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)など、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。
 

小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ(エリザベス・デビッキ)率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。

間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴ(カート・ラッセル)と、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティス(ポム・クレメンティエフ)だった。

 

仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。
 

そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)が率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。

はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか?


 その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートな、ガーディアンズの最終兵“木”グルート(声:ヴィン・ディーゼル)だった…。(HPより抜粋)

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

監督

監督は前作に引き続きジェームズ・ガン

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やっぱねぇ、続編やるなら監督も続投して欲しいわけですよ。

作品によっては別の監督がとることで、数倍面白くなったりすることもあるけれど、このノリは彼でないと無理な気がする。

 で、彼を語る上ではずせない映画がこれ。

 

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 愛する妻を取り戻すために、スーパーヒーローになって立ち向かうさえない中年男を、悲哀をかもし出しつつバイオレンスにコルに描いた作品。

ぱっと見コメディ調に感じますが、重いレンチを武器に殴りかかるという地味な戦闘、相棒のぶっ飛んだ性格、徐々にシリアスになっていく展開、ヒーローとはいえ生身の人間ゆえの痛みがジワジワ伝わる、「キック・アス」以上に生々しさを感じる1本です。

この作品をきっかけにGotGの監督に抜擢されます。やはりヒーローモノがすきなんですね。

 

監督はGotGの続編もやると表明してるので、ますます楽しみですね。

 

 監督が携わった作品もどうぞ。

 

www.monkey1119.com

 

 

 

 

キャラクター

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スター・ロード=ピーター・クイル(クリス・プラット)

 

 

地球生まれ銀河育ちのお調子者。ワケあり仲間をまとめつつ、なぜか銀河を守るハメに。以前は銀河を荒らし回っていたお宝ハンター
 誇れるものは、敵を出し抜く悪知恵と怖いもの知らずの行動力。プレイボーイで底抜けに明るい性格だが、幼い頃地球からさらわれ来たという不運な過去を持つ。亡き母を慕い、父が誰かを知りたいと願う、その心は永遠の思春期。
 特技はダンス&口説き文句。 (HPより)

 

 

 

 今作ではついに自分を捨てた父と対面。どんな展開になるんでしょうか。

 

 

 

ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)

 

 殺人兵器になるべく育てられた、美しく危険な暗殺者。クールで、ミステリアスで、セクシー。他人との関わりを避け、くだらない罵り合いを続けるチームの仲間たちに呆れ返りながらも、実は誰よりも仲間思いという、ツンデレな一面も。
 特技は、ありとあらゆる暗殺術とマーシャルアーツ。(HPより)

 

 元は、アベンジャーズの宿敵となるサノスの養娘。義理の姉妹であるネビュラとの溝は埋まるのか。

 

 

 

ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)

 

 

 遺伝子改造が施された高度な知能の持ち主で武器のエキスパート。可愛らしい外見とは真逆で、超過激な無法者。毒舌家で怒りっぽく、「アライグマ」と呼ばれるのが大嫌い。だが、悪態をつきながらも仲間のために奔走してしまう“人情”を持ち合わせる。現在、幼いベビー・グルートを“子育て”中、かつ、自身の相棒へと育成中。
 特技は、オリジナルの最凶武器の製作。(HPより)

 

 

かわいい顔してめちゃめちゃ凶暴な彼ですが、前作では相棒グルートを失った時の彼の号泣につられて泣いてしまいました・・・。今回も涙を誘うのか!?

 

 

 

ベビー・グルート(声:ヴィン・ディーゼル)

 

 

小さくてキュートだが怒ると危険な“木”。その“前身”は、仲間を守るために自らを犠牲にした“樹木型ヒューマノイド”グルート。
 ロケットの懸命な世話で小枝の挿し木として蘇り、やっと小さな“木”に育ったところ。話せる言葉は「ボクはグルート」だけだが、その意味は多様。怒ると、制御不能な戦闘能力が覚醒!
 特技は、伸縮自在の枝。(HPより)

 

 

アレからここまで育ったのか。元に戻るのはどれだけかかるのか。

ロケットがツッコミなら彼はボケ。二人の掛け合いに何度笑ったことか。今回は動向のカギを握りそうなので注目。

 

 

 

ドラッグス(デイヴ・バウティスタ)

 

 野獣の力を宿した荒くれ者。何事にも猪突猛進する一途な男。しばしば天然すぎる言動で仲間を唖然とさせるが、その素直な心からの発せられる言葉は、時に仲間を繋ぐことになる。
 特技は圧倒的なパワーによる戦闘。 

 

 ロナンに家族を殺され、敵を討つべくピーターとともに脱走し、ともに行動している彼。頭で考えず体で動くようなこういうキャラは見てて頼もしいですw。

 

 

 

ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)

 

  かつて、まだ子供だったピーター・クイルを地球から誘拐し悪事を教え込んだ、宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダーの一人。冷酷で狂暴な男だが、何ともいえぬ人間臭さい面もある。
 特技は、恐ろしく正確で自由自在に矢を飛ばせる口笛。意外にも可愛い小物を集める趣味がある。(HPより)

 

 このヨンドゥをもし日本人でやるなら是非橋本じゅんでやってほしいw

前作でピーターに出し抜かれてしまったわけですが、今回復讐しにくるのか、それとも。

てかあの武器めちゃめちゃ強いよなぁ。あれ、トサカ長くなってるよね。

 

 

 

ネビュラ(カレン・ギラン

 

 ガモーラと共に暗殺者として育てられた妹。姉に対して、嫉妬心や激しい敵意、愛憎入り混じった複雑な感情を抱いている。育てられる過程で身体の大半を機械にされた。 (HPより)

 

 予告ではガモーラをジェット機で狙いつつも、ガーディアンズとともに行動しているようですが、仲間になるのか、いまだガモーラを根に持っているのか。

 

 

 

マンティス(ポム・クレメンティエフ)

 

 エゴの惑星で二人きりで生きてきたため、人との接し方がわからないエゴのお世話係。頭に生えた触角には、相手に触れただけで感情が分かる能力がある。純粋すぎる心の持ち主で、周りの空気が全く読めないが、次第にガーディアンズに心を開く。(HPより)

 

 今作から登場する新キャラ。不思議ちゃんぽいイメージです。でもよく見ると怖い。原作ではもっとゴツイ感じです。

 

 

 

アイーシャ(エリザベス・デビッキ)

 

すべてを見下している、“黄金の惑星”ソヴリンの指導者。自身の惑星を敵から守るためにガーディアンズたちを傭兵として雇うも、一転、激しく攻撃を仕掛ける。(HPより)

 

 今回のヴィランなんでしょうか。今回ガーディアンズに何か任務を依頼するようですが。てかこの映画、宇宙が舞台だからみんな肌の色が様々。特殊メイク大変だろうなぁ。

 

 

 

エゴ(カート・ラッセル)

 

 ガーディアンズを危機から救った、ピーターの父親と名乗る男。理想郷のような惑星に住んでおり、ダンディでカリスマ性を持つ。
 男性の姿をしているが、その正体は謎に包まれている。 (HPより)

 

 ついにピーターの父親登場です!ホントに父さん???

おそらくここで彼とお母さんがどうして結ばれたのかとか、ピーターの出世伊野秘密が明かされるんでしょう!ピーターの好きな音楽も絡んできたりするのでしょうか。

てかカートラッセルさ、「バーニングオーシャン」、「ワイルドスピード アイスブレイク」でこれで出演作が立て続けなんですけどw

 

 

 

 

 

 

 

というわけで!!前置きが長くなってしまいましたが、再びノリノリで笑いと感動の渦をもたらしてくれるのか!?

隠れキャラであるシルベスタ・スタローンは何役で登場するのか!?

前作のおまけエンディングに登場したハワード・ザ・ダックは今回も登場するのか!?

見所しかない今作鑑賞後の感想です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

笑った!!笑った笑った!!!いやあ~~笑った後にまた泣かせるのかよ!!!

宇宙規模の父子の物語だったよ!!!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生かよwww!!

前作以上にバカみたいな会話がてんこ盛り!

空中戦やガチンコバトルがてんこ盛り!

そしてクライマックスに涙腺決壊!!の超娯楽大作になっておりました!! 

 

 

 

オープニングからですよ?いきなり80年代の地球でのシーンから爆笑ですよ!

 

あ~そこから始まるの?と思ったら34年後の現在にすぐさま戻り、ドンパチ開始!!

ノリで銀河を救うなんてキャッチコピーはきっとこの冒頭のバトルシーンのことを言っているんでしょう。

 

相変わらずこいつらはどうでもいいことで言い合ったりバカにし合ったりしながら真面目に戦うやつもいれば猪突猛進もいて、戦った後にオイタしたり、結果何もせずに踊ってたり。

 それでもまかり通ってしまうからこのノリ最高!って感じるんだよねぇ。

 

 

ケンカのレベルも今回はヒドイwww

無数の敵機から逃げるのに隕石群の中を突っ込まなければならない、ここでピーターとロケットが操縦の奪い合い!

俺の方が操縦巧いぜ!

いや俺だ!

このアライクマ!

てめぇ!お間の枕元にクソ詰めてやるぜ!

しかもドラッグスのな!

がはははっwwとドラッグス。

呆れるガモーラ!

 

君たち今死ぬかもしれない瀬戸際ですよ??www

しかも口論の中身がお前の母ちゃんでべそレベルww

小学生かお前ら!!!

 

 

こんなオープニングを皮切りにゲラゲラ笑える会話がず~~~~っと続くんだから最高でしかない!!

 

 

そんなギャグやコメディ満載の核を担ったのはドラッグス!

 

前作ではどちらかというと、怒りが先走ってバカみたいな行動をするイメージが強かった彼ですが、今回は怒りは抜け、ひたすらわけわからん言い訳したり、ひたすら笑ったり、見た目をバカにしたり、しかもそれが恋の予感で愛情の裏返しみたいな発言をかますという、完全にコメディ担当として大活躍しておりました。

 

 

ジェットロケットを唯一付けない彼の理由が乳首が痛くなるから、という子供みたいな言い訳をし、戦う仕草がガムシャラすぎて最高だし、敵のとどめを刺したのがガモーラなのに、自分が倒したと勘違いしたり、人の顔をかわいくないとか罵ったかと思えば、マジな顔して恋しちゃったみたいなこと言う始末。

 

前作の最後、曲に合わせて踊るグルートをドラッグスが見るとストップする一連の流れが今回も登場します。

 

とにかく彼の言動や行動を見聞き逃すな!!

笑い損するぞ!!

 

 

そんなドラッグスにかわいさで対抗するのはベビーグルート!!

お前小っちゃくなったらとんでもなくかわいくてニヤニヤしちゃうじゃねえか!!

 

オープニングのバトルシーン。

みんなが一生懸命任務を全うしようと戦ってる中、ちっちゃい爬虫類追いかけてはやられたりして余計なことしてるかと思えば、音楽流してひたすら踊ってるwww

かわいい~~~~っ!!!

 

他にも、みんなに抱きかかえられたり、ぶん投げられたり、シートにちょこんと座っておかし食べてたりとかわいさMAX!

 

捕らえられたヨンドゥとロケットが脱出するために必要なある道具をグルートに盗んできてもらうよう頼むシーンがあるのですが、ここでもかわいさと小ボケを連発し、我々観衆をニコニコさせてくれます!

 いやあ、カワイイは正義だなぁw

 

個人的に一番笑ったのが、ピーターたちがいる惑星に向かうには、生身の人間では耐えられないほ体にど負担がかかる空間を移動しなければいけなく、そこへ突っ込む中で、トリップ状態になりながら進んでいくんですが、無事抜け出せた瞬間のグルートに起きた悲劇に大爆笑!!

 

まぁ普通そうなるんだけどさ!

あなたがやったら笑いにしかなりませんよww

今回「I AM GROOT」を17回言ってたそうです。

是非見逃さないでください!!

 

 

他のキャラも大活躍!!

ガモーラもツンデレツッコミ担当ということで、ドスの効いた一発をかましたかと思えば、ピーターと進展アリ!?みたいな心情が読み取れたり、バトルシーンもネビュラとタイマン張ったり、銃に剣にと多様に武器を使いまわし暴れまわります!

 

今回はネビュラとの関係をどう修復するかというサイドストーリーもあり、ずっと勝負して負けてきたネビュラの本当の気持ち、そして勝つことにこだわったことで見失っていたガモーラのネビュラへの気持ちが打ち上げられる場面も見逃せません。

 

 

私モンキーが大好きなロケットも、ありとあらゆる武器を発明し、追手を一網打尽するシーンは愉快痛快!!

そして相変わらずの暴言を吐いたり、勝手な行動をしてチームがピンチになったりしますが、彼にも彼で暴言の奥深くに隠れる思いが今回浮き彫りになることで、涙を誘います。

 

生い立ちがひどければひどいほど、優しくされるとつい突っ張ってしまう。

彼なりの愛情表現なんだよなぁ。

これ以上辛い思いはしたくない故の行動に切なさがこみ上げます。

 

 

そして!

前作ではとんでもない強欲海賊のボス、ヨンドゥだったわけですが、今回はやけに湿っぽい。

おいおいどうしちゃったんだいヨンドゥ。

 

そんな彼の内面を紐解く過去が明かされることでヨンドゥがどんどんいい奴に見えてきちゃうんだよなぁ。

しかもクライマックスでは彼が男になるんだよ!!

 

勝手に地球でピーターを誘拐しておきながら盗人に育て上げたり、あれだけお前を食うのを我慢して育てたとか、恩着せがましいこと言ってたヨンドゥが!!

 

誘拐したのにはワケがあったんだよ!!

しかも今回の黒幕のことを知って、ピーターを守るために一大決心したんだよ!

それが積み重なって彼は孤立しちゃうんだよ!!

不器用に生きてきた男が、最後まで不器用に生きる。

あ~思い出すだけで涙・・・。

 

頭がトサカになったのもちゃんと解明されます!

えっ!?取れるの!?

取り外しできんの!?

あ~そういうことね!!

 

 

ということで今作の影の主役はヨンドゥです!

彼の勇姿を見届けろ!

 

 

他には、ジルベスタ・スタローンがどんな役を演じるかが気になっていましたが、彼はヨンドゥが元々いたラヴェジャーズの幹部スタカーでした。

スタカーは、過去にヨンドゥをある掟を破ったことでラヴェジャーズから追放しており、今回久々の再会をしますが昔のような仲にはならないわけで。

 

それでも彼を思うが故の行動を最後にするので、彼を追放したのも掟あってのものだったことがわかります。

本当はお前のことわかってるよって。

 

 少ないシーンでしたがエンドクレジットにも登場し続編に出演しそうな予感をさせた意味深な幕切れでした。

 

 

今回も小ネタ満載!!

今回も敵機が遠隔操作で攻撃するという、ゲームセンターのアーケードゲームをやってるかのような演出や、ゲームウォッチのようなレトロなゲーム機で敵を察知する機械をピーターが持っていたりと、80年代オマージュが満載だったわけですが、一番個人的に盛り上がったのはナイトライダー!!!

 

ピーターが心の父と説明するデヴィッド・ハッセルホフの名をしきりに出していましたが、この方、ナイトライダーの主人公マイケルを演じた方の名であります。

 

しかも途中一瞬ですが本人が出てるじゃありませんか!!!

これには大爆笑!!

他にもヨンドゥのメリーポピンズ状態やパックマン登場も笑えましたね。

 

あとはハワード・ザ・ダック!!

ちゃんと出てきましたね!!

お前コレクターんとこから逃げ出して悠々自適じゃねーかww

 

宇宙犬もいたそうですが、エンドロールでしか確認できず。

本編のどこにいたのか見逃してしまいました。

 

 

今回はピーター所有のカセットテープに収録された音楽に、グルートがノリノリで踊ったり、ロケットが口ずさんだり、臨戦態勢に入るためのファンファーレ的な扱いで自発的にかけたりと、知らぬ間に仲間達がハマっているのが印象的でした。

 

 前作でようやく封を開けた母からの贈り物に入っていたカセットテープの存在によって続編を示唆するパーツとして、前作鑑賞時歓喜しました。

 

今回も続編へ繋がるよう、ある人物から贈られるわけなんですが、今回カセットテープじゃないんですね~。

カセットからかなり進化したものでしたが、どういう意味なのか。

聞いたことないものだったので調べたらマイクロソフトが開発したZune(ズーン)という音楽プレイヤーでした。

 

10年位前に発売されたものの、日本での販売はなく現在では販売、生産、サービスが終了してるという、過去の遺物的なものでした。

しかも300曲入ってるということで、続編はそんなに楽曲使うの!?とちょっとびっくり。

 

果たして続編はどんな物語になるのか気になります。

 

 

 

 

音楽も最高!!

今回も音楽が最高です!!しかもちゃんと歌詞がついてるのでどういう意図で使われているのかが明確でした

 

ピーターの父エゴが歌っていたルッキング・グラスの「Brandy(You're A Fire Girl」ではエゴの本心を歌ったものだったり、バラバラになりかけたチームの時や、大事なものが何かを理解した時にかかる曲がフリートウッド・マックの「The Chain」だったり。

 

これは前作に比べて非常に本編に効果的な楽曲だったと思います。

 

他にも、オープニングで流れるのがエレクトリックライトオーケストラの「Mr.Blue Sky」で前作の超カッコイイオープニングクレジットを彷彿とさせたのと同様に、今回もノリノリでいくぜ!!ってのが凄く感じられる選曲でした。

 

エゴの星に到着するときに流れるのがジョージ・ハリスンの「My Sweet Load」。

父エゴの惑星に到着するときにこれが使われるというのが凄くマッチしています。

私の優しい神様ってタイトルですからね。

 

ピーターとガモーラがダンスするシーンで流れるのがサム・クックの曲だったりと今回もナイス選曲だったと思います。

 

 

そして!!!

クライマックスに流れるキャット・スティーヴンスの「Father and Son」!!

父と子がテーマであるこの物語を決定付ける最高の選曲!

こんなの泣くだろ!!

 

映像はめっちゃきらびやかなのにフォークソングって!!

ここもしっかり歌詞字幕が出るので感情移入しやすいと思います。

相変わらずナイスセンスな監督のチョイスに脱帽です!!

 

ただ今回に関してはエンドロールで3曲も流れるのが少々くどかったし、予告で流れたスウィートの「Fox On The Run」が本編では使われてなかったのが残念でした。

 

 

 

 

最後に

ピーターの前に現れた生みの父親。突如現れた父親に戸惑いながらもようやく本当の家族に出会えたことに喜びを感じる。

 

しかし本当にそれでいいのか。

家族とはどういうことなんだろうか。

血がつながってれば、今まで築いてきた絆はどうでもいいのだろうか。

 

過去に心の傷を負った荒くれ者たちが、各々の欠けた部分を補うことで繋がってきた彼らの絆が、ピーターの行動により揺らいでいきます。

 

そんなピーターを正気にさせたのは、仲間であり、育ての親であるヨンドゥの存在でした。 

是非彼らが抱える不器用な思いを噛みしめながら笑い泣きしていただけたらと思います。

 

 

 

 

今回エンドクレジットのオマケ映像が4つも出てきます!!

2つはギャグ、もう2つは続編を示唆する内容!

ん?あれミシェル・ヨーじゃね?

ん?あれアベンジャーズとはどう繋がんだこれ?

それよりついにあの強敵が誕生するぞ!!!

第3作も見逃せない!!!

 

 

今回は監督がホントやりたい放題やってるなぁという印象が強く、見どころがガンガン投入されてるのであっという間です。

 

おもちゃ箱を開けたような発想や遊び心満載の演出、アイテム、設定、ギャグ、セリフ、会話などなど、これでもかというほど監督のアイディアが詰まった作品でした。

 

しかしながら、前作と比べると、笑いや演出がド派手な分、内容が乏しいなぁという印象も大きかったですね。

今回別行動になってるので、せっかく彼ら全員の掛け合いが楽しいだけに、ちょっとこれはもったいないなぁと。

 

前作が良すぎたんだよなぁ…。

 

 

 

とにかく!笑って笑って笑って泣ける痛快爽快なアメコミ映画でございました!

というわけで以上!あざっした!

 

 

満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10