モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

実写映画「秒速5センチメートル」感想ネタバレあり解説 アニメ版より絶対こっちが良い。

秒速5センチメートル

いつでも探しているよ どこかに君の姿を

 

名曲、山崎まさよしの「One more time, One more chance」が流れることでも有名なアニメーション映画「秒速5センチメートル」。

当時勤務していたレンタルビデオ店の同僚たちが、とにかく騒いでいたのが印象に残っています。

それに便乗して自分も鑑賞しましたが、当時にしてはかなり精巧に作られたアニメだなぁと感心しました。

 

また、こと恋愛において非常にネガティヴな自分には非常に刺さる物語でもあり、男にはいつだって「忘れえぬ人」がいること、それは何者にも代えられないどうしようもないことなんだよなぁと、本作を見て痛感したわけであります。

 

正直そんな未練タラタラな奴に明るい未来なんてなく、そうやって一生引きずってろと冷めたことを言われても仕方ないことなんですけど、作品を見てしまうと「あ~あ、俺って…」ってなっちゃうわけですよw

 

そんなアニメ作品がなんと実写映画化。

短編3つで構成されたあのアニメをどうやって一つにまとめるのか。

色々脚色してると思うので、その辺楽しみですね。

早速鑑賞してまいりました!!

 

 

作品情報

君の名は」「すずめの戸締り」など超特大ヒットを連発しているアニメーション作家・新海誠の原点とも言える不朽の名作「秒速5センチメートル」を、CMやMVなどを経て去年晴れて映画監督デビューした奥山由之監督の手によって実写映画化。

 

小学生の時に出会い、卒業と同時に離ればなれになった少年と少女の18年間にわたる人生を、主人公だけでなく他のキャラクターの視点を交えることでアニメーションとの差別化を図り、実写だからこそ血の通ったジュブナイルから大人の階段を上る物語として描かれる。

 

当時33歳で作った新海誠の作品を、33歳の自分が手掛けるというめぐりあわせに喜びを感じている奥山由之監督。

本作に臨むにあたり、時代背景の下調べから撮影時の画面設定に至るまで準備を入念に行いながら、実写だからできることを念頭に、お芝居ではなく役柄がそこに息づいているように取り組んだとのこと。

 

そんな本作の主人公を、「すずめの戸締り」、「夜明けのすべて」、そして「ファーストキス」など映画に引っ張りだこの松村北斗が熱演。

自身にも大きな影響を与えた作品の主演を務めることに大きな不安を抱えながらも、当時の新海誠と同じ年齢になったことや、監督と同世代であることが大きな後押しになったと語る。

 

他にも、「国宝」の高畑充希、「ラストレター」の森七菜、「飛べない天使」の青木柚、「見はらし世代」の木竜麻生、「舟を編む」の宮崎あおい、「ゴジラー1.0」の吉岡秀隆などが出演する。

 

どれほどの速さで生きれば、君にまた会えるのか。

我々の前に再び、淡く、切ない物語が舞い落ちる。

 

 

あらすじ

 

1991年、春。

東京の小学校で出会った貴樹(上田悠斗)と明里(白山乃愛)は、互いの孤独にそっと手を差し伸べるようにして、少しずつ心を通わせていった。

 

しかし、卒業と同時に、明里は引っ越してしまう。

 

離れてからも、文通を重ねる二人。

相手の言葉に触れるたび、たしかにつながっていると感じられた。

 

中学一年の冬。

吹雪の夜、栃木・岩舟で再会を果たした二人は、雪の中に立つ一本の桜の木の下で、最後の約束を交わす。

 

「2009年3月26日、またここで会おう」

 

時は流れ、2008年。

東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。

30歳を前にして、自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。

 

そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、約束の日の予感。

明里もまた、あの頃の想い出と共に、静かに日常を生きていた。

18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。

 

交わらなかった運命の先に、二人を隔てる距離と時間に、今も静かに漂うあの時の言葉。

――いつか、どこかで、あの人に届くことを願うように。

大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。(HPより抜粋)

youtu.be

 

登場人物紹介

  • 遠野貴樹(松村北斗/幼少期:上田悠斗、高校生時代:青木柚)…小学生、中学生時代を通して幼馴染の篠原明里と心を通わせていく。明里とは、「来年も、一緒に桜見れるといいね」と、この先もずっと一緒に過ごしていけると信じていた。しかし、親の転勤を機に離れ離れになってしまう。

 

  • 篠原明里(高畑充希、幼少期: 白山乃愛)…遠野貴樹が小学生の頃に出会った転校生。大人になると明里は、東京・新宿で書店員として働き、静かな日常を過ごしていた。

 

  • 澄田花苗(森七菜)…遠野貴樹に想いを寄せる、高校の同級生。
  • 水野理紗(木竜麻生)…遠野貴樹と同じ会社で働く同僚。原作でもキーパーソンとなる人物。
  • 輿水美鳥(宮﨑あおい)…澄田花苗の姉。遠野貴樹が通う高校の教員を務める。
  • 小川龍一(吉岡秀隆)…科学館の館長。

 

  • 窪田邦彦(岡部たかし)…貴樹と同じソフトウェア開発会社に勤める上司。
  • 金子あさみ(中田青渚)、戸田宗次郎(田村健太郎)、酒井直(戸塚純貴)、大野泰士(蓮見翔)…貴樹の同僚。

  • 柴田治(又吉直樹)…明里が勤める職場である、新宿・紀伊國屋書店の店長。

     

  • 田村四季子(堀内敬子)…新宿・紀伊國屋書店の店員。

     

  • 大橋純透(佐藤緋美)…新宿・紀伊國屋書店のアルバイト店員。

     

  • 砂坂翔子(白本彩奈)…種子島の高校生。花苗の親友であり、貴樹に想いを寄せる花苗の恋愛や進路についての良き相談相手。

(以上FassionPressより抜粋)

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメ版には登場しない人物や設定があるので、どう絡んでくるか楽しみですね。

てかハッピーエンドとかになるのこれ?

ここから鑑賞後の感想です!!

 

 

感想

一人で勝手に黄昏るようなアニメ版も好きだけど、明里の視点を入れることでよりドラマが一方通行になってない。

共通のキャラを複数入れることで、離れていた星と星がぶつかるか!?と思わせておいて、あの突き放し方!!

あ~~~大人って!大人って!!

以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

エモくてぱいすぅ~

2025年一番ナメてた作品でした。

別に新開誠を神格化してるわけでもなく、ただひたすら初めて見たアニメ版の記憶だけが盛り上がっていた故、どうせ実写版は大したことないだろう、アニメ版をそのまま実写にした程度だろうと。

 

とんでもなかった。

転校によってずっと思いを伝えられなかった貴樹が、大人になってもそれにしがみついて成長できずに一人黄昏るだけと捉えていたアニメ版での、あの「思いを伝えられずに育った大人は、そうやって生きていくことしかできない、でもそんな奴はここにもいるよ」と、少しだけ気が晴れたあの感覚も俺の中では大事。

 

なんだけど、本作ではオムニバス形式を的確に分解して再構成し、一つの物語として立派に脚色したことはもちろん、花苗の姉や科学館の館長といったサブキャラを貴樹と明里に接点を持たせる改変をしたことで、「あれ?もしかして?これ?再会しちゃうの!?」とドギマギさせる展開、さらには明里の視点を巧く挿入することで、実は胸に秘めていた思いは彼女にもあった、でもそれは貴樹とは少し、いや向いてる方向がまるで違うんだけど、それを人伝で貴樹が聞くことができたから独りよがりな話にならずに済んだ、さらにはあのすれ違った小田急線の踏切でのラストショットの意味合いがまるで違うものとして幕を閉じる辺りが、マジで最高だったよ!!!

 

・・・はぁはぁ、勢いで暴走しました…。

 

とまぁ、この改変、脚色は大成功、いやむしろ正しい脚色だったのではないかとさえ思えてしまうほど、素晴らしい出来でした。

 

東京で生活して20数年、スクラップ&ビルドを経て上京当時とまるで違う新宿は、周りの景色が変わっても人が多くてうるさくて明るすぎて汚い街だなぁと、何の思い入れもなかった俺に、ほら見てごらん君が住む街はこんなにも美しい場所なんだよと再定義させてくれた新開誠。

 

だからこそ彼のアニメに惹かれるわけで、そんな彼の作品をただなぞっただけの映画にしたらボロクソ書いてやろうと思いました。

冒頭からアニメ版で見たかのような新宿の雑踏を、妙なぼかしを入れて神々しく見せていくショットの羅列、プログラミングの仕事を淡々とこなしながらも心ここにあらずな貴樹の無表情なショットを、まるで芸のない見せ方で物語を紡いでいく序盤。

 

あ~、これはだめかもしれない、と心の中でつぶやきました。

何かもっとあるだろう、映画的な演出を施すことができるだろう、一応実写だぞ?それでいいのか?

そんな罵倒したくなるような感想が頭の中で蠢きながら見ていた俺の心をまず撃ち抜いたのは、森七菜演じる花苗でした。

 

そもそも本作は時系列ごとに物語を展開してるのではなく、30歳を手前に「生きた心地がしない」状態の貴樹が鬱屈してる姿や、紀伊国屋書店で働きながら貴樹が与えてくれた素敵な思い出を「日常」にしながら過ごす明里を見せた後、過去のエピソードへと繋がっていくのです。

 

宮崎あおい演じる花苗の姉・美鳥(これみどりって読むんでいいのかい?)が、なぜか紀伊国屋書店に出入りしている。

そんな彼女を通じて始まるのが高校生編。

貴樹が種子島に転校してきたことをきっかけに、彼を思うあまり「好き」と伝えることができないでいる美鳥の妹・花苗演じる森七菜が、まぁ~~~素晴らしかった。

 

なんていうんでしょう、好きな人を目の前にすると本来の自分が出せず、どこか縮こまってしまう、それを悟られないようにするためについ無意識に前髪を幾度も掻いてしまうあのわかりやす~~~い純情可憐な女子高生。

 

空欄だらけの進路表よりも彼が聞いていたレディオヘッドのCDをじっくり聞くことの方が今は大事、そんな姿を友人に見られて照れ隠ししながらも、好きすぎて今はそのことしか話したいことがないくらい、モヤモヤしてる思春期特有のあれ!!!

 

友人との掛け合いもお芝居をしてるというよりもものすごく自然に「大好きな人がいる」女子高生を演じていてすごいなと感心してた俺。

やはり前髪が気になるのかカブのミラーで何度も直しながら、彼の帰りをただただ待っているあの佇まい。

どうやったら彼との距離を縮められるかを、背中を見つめながら運転する花苗。

 

いつものコンビニでいつものヨーグルッペを飲みながら、「いつもそれだね」と言われて「あ、あたしのことみてくれてる」と舞い上がる花苗。

友人のアドバイスで「カラオケ⇒告白」に挑もうとする花苗が選曲するのがジュディマリの「クラシック」!!

真っ白な思いとざわめぎが心の中で渦巻いてる彼女が、恥ずかしそうに歌う姿、その後勇気を振り絞って彼のシャツを掴む彼女の、今にも胸が張り裂けそうなこのまま消えてなくなりたいとさえ思っただろううつむいた姿。

 

歩いて帰る彼の後ろ姿を見て、悟ってしまう花苗。

クラシックなBlueが流れてしまうあの砂浜での、「彼が見ている方向に私はいない」とつぶやく花苗の姿に、おじさんもらい泣きです!!

アニメ版でも同じように話が進行するから、答えはわかっていたんだけど、なんでしょう、冒頭で「んだよこのボカした感じでキレイに見せようとする演出、けっ!」と言っていた俺が映像で心を持っていかれてしまう不思議。

 

あ~~~すっぺえ!!酸っぺえんだなぁ!

よくさ、思いは伝えなきゃ意味がないなんていうけども、わざわざ負けに行くような勝ち目のない勝負を、あの頃はできなかったりするんだよ。

それを大人になっても引きずるかどうかはその後の人生次第なんだけど、あの痛みってのはやっぱり大人になっても癒えないわけよ。

それが今の俺だったりするんだけど、だからこそこういう映画で抉られるとそりゃもう泣くだろと。

男だろうが女だろうが、こういう経験をしてしまうキャラを見てしまうとね、「わかる、わかるよ、でも、大丈夫だよ」といいたくなってしまう性分なんですよ、ええ…。

 

とにかく、全て森七菜のお芝居の賜物だったのであります。

御見それしました!

 

後半からさらにエモい。

アニメ版でも思ったけどさ、貴樹って男は意外と周りが見えてねえ奴なんだなと、少々腹が立つエピソードでもあるわけですよ。

それが大人になっても変わらないんですよ。

 

もっと仕事の生産性を挙げるべきだ、メールで済むものを1時間かけてランチで話す同僚、雑談することの無意味さまで語ってしまう「ザ・おひとりさま」満載の貴樹。

彼女とのデートや部屋での会話も、どこか上の空、というか、居心地の良さだけで付き合ってる軽薄な貴樹。

そりゃ彼女からも飽きられるわっていうね。

 

そんな大人になっても、明里への心残りが消えない、癒えない貴樹に少しづつ動き出す運命の歯車。

 

このままじゃ俺どうにかなっちまうと会社を辞め、信頼してくれる上司の伝手を頼って、ずっと憧れていた天体の仕事を紹介してもらい、プラネタリウムのプログラミングの仕事に就く貴樹。

 

後半は転校してきた明里に優しく接する貴樹との仲睦まじい思い出の日々を描きながら、ともに中学に通うことができなくなってしまう突然の別れ、交換日記で連絡を取りながらも種子島へ転校を余儀なくされた貴樹が「もう一度会いたい」思いから、彼女のいる栃木県まで足を運ぶエピソードへと突入。

 

帰省した明里が、かつての天体手帳に書いた交換日記を読み返しては物思いにふける姿を挟むことで、また、美鳥を通じて貴樹との接点が強くなっていくすれ違いの瞬間を見せることで、「こ、これはもしかして!!アニメ版とは違い2人は再会するのか!?」と淡い期待が膨らんでくるのであります。

 

雪が降りしきる桜の木の下で「2009年3月26日、惑星1991EVが地球に衝突するその日にもう一度ここで会えたら」そんな口約束を交わした幼き2人。

 

そしてその日を迎えた当日。

科学館のプラネタリウムで二人は最接近することに。

70年代に打ち上げられた探索衛星ボイジャー1号と2号は、宇宙を彷徨いながら交わることなく活動を続けているという旨のプラネタリウムを解説する貴樹、そのプラネタリムに見とれる明里。

 

退場すると女の子が降りしきる雪を見つめてるではありませんか。

ついつい明里は花弁のように舞い散る雪を見て、貴樹に言った「桜の落ちるスピードって秒速5センチなんだって」という言葉をその子に伝えます。

駆け足で去る女の子が落としたプラネタリウムのチラシに、貴樹の名前が。

 

いよいよ来た!二人が再開する瞬間が!!

バスを降りる明里はきっとあの場所に向ったに違いない!

そして貴樹も明里が話した秒速5センチの話を女の子たちが話してる姿を目にし、何かが近づいている感覚を持つように。

 

そして思い立ち、貴樹はあの桜の木の下に向かうのであります!!

 

約束の日、二人は再会することはありませんでした。

再会することはないだけではなく、あれだけ「あの頃の思い出は日常になってる」と思わせぶりな発言をした明里には、既に相手がいることを告げるショット・・・。

 

凄いよ・・・これだけ持ち上げて一気に叩き落すシナリオ…。

要するにあれですよ、1991EVが地球に近づくとか言われていたけど結局近づくことはなかった…そんな話だったわけですよ…。

 

物語はここで終わらない。

約束の場所に言ってもう一度会って、ただただ「元気?」と言いたかったと科学館の館長に語る貴樹。

決してもう一度会って好きです付き合ってくださいとか言いたかったわけじゃない。

もう一度会えば、もう一度会話をすれば、自分の中で何か変わるんじゃないか、そう思っていたはず。

 

その話を聞いた館長は、「そういえばそこに座っていた女性が同じようなことを言っていました、今日が約束の日だと。だけど彼女は行かないと言ってました。相手には幸せになっていてほしい、私のことなんか思い出さなくていい。彼はきっとそんな約束よりももっと大事なモノに囲まれて過ごしていてほしい」と貴樹に告げるのであります。

 

そして貴樹も俺も大号泣。

何が良いって、明里の言葉だとちゃんと受け止められたこと、それが悔しさとかではなく、30歳になってようやくその言葉が聞けたこと、もう彼女は別の軌道を進んでいるけれど、自分を覚えてくれていたことなど、そうした様々な思いが聞けたことが嬉しかったのではないかと。

 

 

最後に

なんかもう感想が箇条書きになっていて全然まとまらないんですけど、とんでもなく良かったです、はい。

あんなに近くにいたのに、心の距離はめっちゃ離れていた序盤から、少しづつ距離を縮めていったのに、また別の方を向く2人のディスタンス。

向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのに。

人が出会う確率は0.003%なのに、こうして誰かを通じて距離や場所が重なる奇跡が詰まった作品だったなと。

 

しかし、あれですよ、親の都合で転校を余儀なくされる子どもたちって、マジできついな辛いなと、本作を見て改めて思いましたよ。

そりゃ子供の都合で転勤中止!とはいかないけど、子供の人生を狂わせるかもしれない要因になることを、親はもっと理解してほしいなと思ってしまいますよ。

 

この物語がそうした数奇な巡り合わせを見せて盛り上がるけど、リアルな人生、こんな奇跡起きませんから。

もし転校がなければ、二人はどんな人生を送ったでしょうね。

 

とにかくアニメ版とは違う、貴樹のほんの少しの成長を見せた本作。

ラストですれ違う小田急線の踏切では、後ろを振り返りながらも前を向いて歩く貴樹の姿、そして一瞬振り返るも足を止めず踏切を立ち去る明里の姿。

こと恋愛に関して、男は過去に未練を残し、女は前を進むなんてよく言いますけど、なんかそれを表現しながらも、柔らかな後悔を抱きながら前を向くことを決めた貴樹の、今後の人生に乾杯!ということで。

 

そういえばバンプの歌流れてたけど、あれいつの時の曲?

というわけで以上!あざっしたっ!!

満足度☆☆☆☆☆☆☆★★★7/10