ブラックアダム
恐らくハリウッドスター同士でガチンコバトルをしたら右に出る者はいないドウェイン・ジョンソン。
現役の頃のシュワちゃんもスタローンも歯が立たないであろう鋼の肉体と筋力は、もはやスーパーパワーそのものです。
かつては巨獣を相手に、それでは物足りないのか超高層ビル相手に立ち向かった霊長最強スター・ロック様。
そんな彼がとうとう無敵のスーパーパワーを手に入れ、世界を暴れまわるというのだから見ないわけにはいかない。
一体どんな激しいバトルを繰り広げるのか。
正直上映開始30分辺りでお腹いっぱいになりそうな画力ですが、しっかり彼の活躍を目に焼き付けたいと思います。
早速観賞してまいりました!
作品情報
ザック・スナイダー監督によるDCEUからDCUとなったDCコミック実写映画。
「THE BATMAN」や「ジョーカー」など、昨今のDCUはMCUのように単独映画が繋がりやがて集結する路線を変え、世界線が繋がりつつもそれぞれが独立して進行する路線を突き進むことで、DCならではのオリジナリティを発揮している。
そんな中で新たに製作されたのがこの「ブラックアダム」だ。
破壊神の異名をとる主人公ブラックアダムが、息子を殺された復讐心のみを活力に、5000年の眠りから覚め現代の地球で暴れまわる姿と、彼の暴走を止めようと立ち向かう新たなヒーローとの限界突破なバトルを展開していくスーパーヒーロー映画だ。
主演には、「DCは私のDNAの一部」とまで言い切るほどブラックアダムファンのドウェイン・ジョンソン。
プロデューサーを務めるほどの熱の入れ様で、実に10年もの歳月をかけて映画化。
かつて様々な映画シリーズで主役の座を奪ってきた「泥棒」のロック様だったが、オリジンから手掛けることから是が非でも作品にしたかった気持ちが伝わる。
そんなロック様が前作「ジャングル・クルーズ」に引き続き抜擢した監督が、ジャウム・コレット=セラ。
「アンノウン」や「ロスト・バケーション」などB級チックなシチュエーションスリラーの名手として数々の作品を生み出してきた彼が、ヒーローブロックバスターをどう手掛けるか注目だ。
共演には、「007」シリーズのピアース・ブロスナンや、「透明人間」のオルディス・ホッジ、リメイク版「チャーリーズ・エンジェル」のノア・センティネオなどベテランから新進俳優まで揃った。
力と力がぶつかり合うワールドウォー級の対決。
果たして復讐心を糧にブラックアダムがチンチンにしてしまうのか、それとも彼を止めるために集結されたスーパーヒーローチーム「JSA」が勝利を収めるのか。
最恐アンチ―ヒーローが、眠たい目をした世界に雷を落とす!
あらすじ
5000年の眠りから覚めた破壊神ブラックアダム(ドウェイン・ジョンソン)。
かつて彼の息子は、自らの命を犠牲にして父を守り、その力を父に託した。
息子の命を引き換えに手に入れた”呪われた力”。
ブラックアダムは苦悩と悔恨に苛まれながらも、息子とを奪われた復讐心から、その強大な力を使い、現代の地球で破壊の限りを尽くす。
そんな彼を人類の敵とみなし立ち向かうのは、スーパーヒーローチーム”JSA”。
果たしてブラックアダムは人類の敵なのか!?
彼が現代によみがえった本当の理由とは!?(HPより抜粋)
監督
本作を手掛けるのは、ジャウム・コレット=セラ。
自分を忘れられた男がその謎に迫る「アンノウン」、航空保安官が見えない敵に立ち向かう「フライト・ゲーム」、息子を守るために親友である組織のボスと戦う殺し屋の逃亡劇「ラン・オールナイト」、通勤電車で事件に巻き込まれてしまった男の危険なミッション「トレイン・ミッション」と、かつてはリーアム・ニーソンとのタッグ策が定番だった監督。
サメのせいで沖から陸に戻れなくなった女性のサバイブスリラー「ロスト・バケーション」などを含め、ワンシチュエーションをスリリングかつスピーディーに描くことに定評のあった監督でしたが、「ジャングル・クルーズ」をきっかけにロック様と蜜月関係になってますね。
正直「ジャングル・クルーズ」はディズニーネタとしてはファンが盛り上がる演出でしたが、監督らしさがあまり見受けられず。
せっかく先の読めない展開であといわせるテクニックをもってるのだから、それを活かしてほしいんですよね。
ジャングル~にはそれがなかったように感じます。
やはりS級映画をやらせるにはまだ早く、あまり風呂敷を広げるようなことはしてほしくないなぁというのが正直なところです。
とはいえ、ロック様のお眼鏡にかなったわけですから、こうしたチャンスをものにして、面白い作品をガンガン作ってほしいものですね。
キャラクター紹介
- ブラックアダム(テス・アダム)(ドウェイン・ジョンソン)・・・5000年の眠りから目覚めた”破壊神”。規格外の強さを持ち、邪魔するものはドアだろうがヒーローだろうが、全てを”破壊”しなぎ倒す暴君。かつて人間だった時に、息子を殺されている。
- ホークマン(カーター・ホール)(オルディス・ホッジ)・・・重力を無効化するスーツを活用し、驚異の飛行・回復能力を持つ。身体的な強さだけでなく強い倫理観も兼ね備えている。ちょっぴり短気なJSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)のリーダー。世界平和のために戦っていて、いかなる悪も許さない。
- ドクター・フェイト(ケント・ネルソン)(ピアース・ブロスナン)・・・ヘルメットを被ることで、心優しい学者から魔術師へと変身する。JSAの創立メンバーの一人でもある彼は、分身術や未来を視ることを得意とする。
- アトム・スマッシャー(アル・ロススタイン)(ノア・センティネオ)・・・自分の分子構造を変化させて超巨大化し、アトム・スマッシャーに変身できる。JSAに新加入した20歳。経験に欠けるが、パワーと楽観的性格は誰にも負けない。
- サイクロン(マクシーン・ハンケル)(クインテッサ・スウィンデル)・・・邪悪な科学者の実験により、心で嵐を操る力を手に入れた。頭脳明晰で飛行能力も持ち合わせる19歳の新人ヒーロー。
- アリアドナ・トマズ(サラ・シャヒ)・・・カーンダックの大学教授でありファイター。
- フルット(ジャロン・クリスチャン)・・・アダムの息子。父を自らの命と引き換えに守り絶命してしまう。
- サバック(イシュマエル・グレゴール)(マーワン・ケンザリ)・・・ある悪魔に憑りつかれたインターギャングのリーダー。
- アマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)・・・政府組織A.R.G.U.S.のトップにして、スーサイド・スクワッドに命令を与える米国政府の長官。
- エミリア・ハーコート(ジェニファー・ホランド)・・・ウォラーの部下。
- 魔術師シャザム(ジャイモン・フンスー)・・・後にビリー・バッドソン(シャザム)にも力を与える古代の魔術師。
(以上HPとウィキペディアより)
破壊神とはいえ結局はアンチヒーローですから、彼がなぜ現代にやってきたのかや、本当の敵は誰なのかといった部分に注目して楽しみたいですね。
ここから観賞後の感想です!!
感想
#ブラックアダム 観賞。
— モンキー🐵@「モンキー的映画のススメ」の人 (@monkey1119) 2022年12月2日
そもそも最強キャラを演じてきたロック様がさらに最強のキャラを演じたところで、はっきりした弱点がねえと面白みを感じない。
だって見え見えじゃん。
なので個人的にはアダムを脇にして未来が見えちゃうドクターフェイトの苦悩と決断をメインにした話の方がおもろいと思う。 pic.twitter.com/vbrKrgh5z3
貧困層の怒りを代弁するかのように暴れまわるロック様=ブラックアダムが強すぎてお腹いっぱい。
やっぱり正義って、弱者のために使うものですよね、って皮肉は素敵。
でも物語的にはパッとしない。
以下、ネタバレします。
ざっくりあらすじ
紀元前ん2600万年前に、人民主権によって成立した文明国家「カーンダック」という国があった。
人々は豊かに暮らしていたが、アクトン王が武力を使い独裁国家にしたことで民の暮らしは一変、奴隷としての日々を送ることに。
アクトン王は、魔力の力を司るサバックの王冠が欲しくてたまらない。
そのためにはカーンダックに眠る鉱石エタニウム(うろ覚えですすいません)が必要であり、民たちを奴隷として使っていたのだった。
この奴隷生活から解放されたい民たちのフラストレーションは溜まる一方だったが、歯向かえば即死。
しかし、一人の少年が歯向かったことで風向きが変わり、民たちは反乱を起こし始める。
アクトン王はその火種を作った少年を処刑しようと企むが、少年はヒーローの登場を神に祈った結果、魔術師の地位殻によって回避。
シャザムの力を与えられた少年は、アクトン王を倒しカーンダックに平和をもたらしたヒーローとしてあがめられたのだった。
時は現在。
相変わらず武力によって貧困にあえぐカーンダック。
スケボーに乗って検問を回避しようとした少年アモンは、検問を抜けた車にしがみつき、車内に隠れていた母親アドリアナに「僕も連れてって」と声をかける。
この車にはアドリアナのほかに弟や同僚イシュマエルらが乗っており、検問を抜けて山に隠されているとされるサバックの王冠を見つけ、誰の手にも渡さず葬る計画を立てていた。
アモンに家に帰るよう促し、一行は山へ到着。
様々な古代文字を解読し岩の上に浮かぶ王冠の前にたどり着いたアドリアナだったが、そこへ武装した部隊が突入し、王冠を渡すよう要求する。
このままでは命も奪われると悟ったアドリアナは、足元に刻まれた古代文字を読み「シャザム」と唱える。
すると、筋骨隆々の丸坊主姿の男が宙に浮かんだまま登場。
武装した連中を木っ端みじんに倒してしまう。
銃弾も効かず相手も体も雷で燃やし尽くしてしまうほどの能力を持つ男の名は「アダム」。
かつてカーンダックを救った英雄であり伝説の存在だった。
存在を知っていたアドリアナによって5000年の眠りから目覚めたアダムは、王冠を手にし、外に逃げたアドリアナ達を追いかけるが、さらに武装した軍隊が彼を攻撃し始めるのだった。
いかなる攻撃もダメージを受けないアダムだったが、エタニウムを搭載したロケットにはダメージを受け意識を失ってしまう。
アドリアナは助けてもらったお礼に彼の身を回収し、自宅で静養させるのだった。
カーンダックでの一連の事件に、政府の長官アマンダ・ウォラーは、ホークマンをはじめとする「JSA」を招集。
アダムを拘束するために出動するのであった。
そんな中、召集されたドクター・フェイトだけはこれから起こる未来を予知し顔をしかめていたのだった。
意識を取り戻したアダムは、ヒーロー好きのアドリアナの息子アモンに決め台詞や弱き者を助けることなどといった「ヒーローとは」を教えられるが、基本無視の状態。
壁をぶち抜いて歩くアダムの姿に戦々恐々とするアドリアナ達だったが、30年あまり軍事国家であるカーンダックに新たな希望が生まれたことへの歓喜を感じていた。
市街地に建てられたアダムの巨象をまじまじと見るアダムは、喧嘩を吹っかけ殴られようとしていたアモンを救出。
するとそこにJSAが登場。
空を舞いながら強靭な肉体で対抗するホークマン、マスクをかぶり姿を消し幻影を作って戦うドクター・フェイト、竜巻を起こしてアダムに鉄の棒を投げつけるサイクロン、巨大化してアダムを押しつぶそうとするアトムスマッシャーなど、JSAの総攻撃に当初は余裕だったアダムも封じ込められてしまう。
正義と秩序を掲げるホークマンだったが、この国が今どういう状況かも知らずにのこのこやってきて、今更正義とは何様だと説教。
アダムはこの国にとっての「正義」だと主張するアドリアナは、王宮跡地へ逃げたアダムを追いかけていく。
しかしアドリアナが聞かされてきたアダムの伝説は違うことをホークマンから聞かされる。
彼は勇者として崇められたのではなく、ある復讐によって怒り任せにアクトン王を倒したこと、墓だと思っていたあの場所は牢獄だったことが明かされる。
それでもアモンを救い、武装した部隊から自分たちを救ってくれたアダムはやっぱり英雄であると訴えるアドリアナ。
そんな彼女が仲裁しながら、アダムとJSAは王冠を狙う連中の黒幕であったアドリアナの同僚イシュマエルを阻止するべく、手を組むのであった。
果たして王冠はどんな力を秘め、どんな恐怖を生むのか。
反りの合わないアダムとJSAはしっかり共闘することができるのだろうか。
母親から託された王冠を、アモンは無事守り切ることができるのか。
・・・というのが序盤のあらすじです。
強すぎるのもどうかと思う。
霊長類最強ハリウッドスター・ロック様が、多用なヒーローが横行する中で明らかに「レベチ」なヒーローを熱演した本作。
その中身はあまりにも強すぎるせいで、物語全体の浮き沈みだったりヒーローならではの葛藤や苦悩といった部分が完全に薄れており、ヒーロー誕生譚の割には感情移入もなければ深みも感じない、面白みに欠ける作品でございました。
そもそもヒーローとは、を語ると長い話になってしまうので割愛しますが、やはりこれだけ強すぎると見ごたえがないよなぁと感じてしまいます。
特殊能力や優れたアイテムを持って戦うJSAの面々でも歯が立たないわけですから、どうやってアダムを制御すりゃいいのというのが、オリジン作品で明確にしなくてはならない必須条件だったりするんですが、肝心のエタニウムを出したところでアダムにダメージは与えるものの、そこまでの深手になってないのがもうダメというか。
それこそスーパーマンも弱点であるクリプトナイトのようなものがなければこの先彼が登場しても一網打尽にしてしまうわけですから、勝負な決まったようなものなんですよね。
しかもその役を見た目から実力も兼ね備えたロック様が演じてしまうんですからギャップもない。
やはり弱点は必要だと思うんですよ。
しかも聞く耳持たない頑固者キャラなので、なんとかしてこいつを説得しない限り物語が進まないってことで、彼の周囲の人間が色々動くことで物語が進行していくっていうのが今回の「ブラックアダム」だったんですね。
ここでしっかりユーモア描写を入れながら、ホラー映画も手掛けていた監督の手腕によってちょっぴりダークな展開を入れつつも基本的にはCGガンガンン使ってド派手なアクションでお腹いっぱいにさせる娯楽大作になってたのは楽しめた部分ではあります。
ドクター・フェイトやホークマンとの「皮肉合戦」もクスッとしたし、アモンから教えられた決め台詞をタイミングよく外しても一切笑わず飛行するアダムの姿、コメディリリーフだったアドリアナの弟の熱唱シーンや、被弾して重傷の状態にもかかわらず、ドクター・フェイトの予知能力によってここでは死なないと分かった瞬間、後に捨て身の攻撃を繰り出す姿も印象的でした。
もちろんアクションも半端ない。
スカイバイク(これがすごい)に乗って逃げ回る武装部隊を飛行能力で追いかけるアダムとの攻防戦は、最初こそ簡単に撃破するようなものでしたが、スカイバイクの性能が凄すぎてどんどんスピードを上げていくって展開は面白かったですね。
一時アダムが本気出さないと追いつかないくらいスピード出しちゃうんですからw
他にもホークマンとの一戦や、JSAの連携攻撃も1対4という構図を面白くさせたチームプレーと反撃でしたし、クライマックスでの共闘もあるキャラによって感情移入できる展開にもなってましたね。
意外と皮肉もありました
今回このカーンダックという国が軍事国家という設定で、国民がずっと怒りを抱えながらも仕方なく従うしかない状況下でアダムが登場するという流れでした。
要は冒頭で描かれたかつてのカーンダックで起きた状況と同じだということですね。
そりゃ核弾頭みたいな危険なキャラだけど、明らかに今の苦しい状況を救ってくれる希望であることは確か。
そこに俺たちが正義だ!としゃしゃり出て脅威を封じ込め秩序を守ろうとするJSAの連中は、アドリアナやカーンダックに住む人たちにとってはさらに怒りを買うことだったでしょう。
あんたたちこれまでウチらがどれだけ貧しい思いしたり銃に脅えながら生きてたかわかる!?
そんな時にあいつらをボッコボコにしてくれたアダムがなんで脅威なの!?
しかもこういう時だけ「正義」を掲げて武力行使してさ、あんたらの正義って無っちゃ都合良すぎやしない!?と思いっきり皮肉を言う映画だったわけですよ。
アメリカで作ったのにアメリカ批判な部分があり、そこにチート級の力を持つ英雄が、言うこと聞かないめんどくさい性格ではあるものの力任せにフルボッコにしてくれる。
そんな彼を当初は邪魔者扱いしてたけど、ちゃんと説得して有効活用すればきっと味方になってくれる。
結果、彼は聞く耳を持ち反省もし、復讐に駆られたキャラから弱き者を助ける英雄となっていくという、そういうお話だったわけですよね。
まぁそこはアメリカっぽいちゃあぽいですけどw
最後に
そうしたメッセージだとか社会性も秘めた作品にはなってるけど、基本的には娯楽アクション大作の枠なわけで、強すぎるヒーローが強すぎる敵と戦ってくれないと面白くないわけで。
もちろんクライマックスのボスキャラは彼一人では勝負のつかない相手だったわけですが、アダムの強さの底がいまいちわからないので、劣勢だとしても劣勢だと思えないんですよね。
だって、真っ二つに引きちぎって倒せる力を持ってるんですよ?
最悪ホークマンの手助けとかなくても倒せそうじゃないすか?
そうなるともうドクター・フェイトが下した決断てのがどうも無意味なものに感じてしまうというか。
もちろん彼の決断によって他のメンバーの気持ちに変化が訪れるから全くの無意味ではないんですけども、肝心のアダムにも劇的な変化を与えないと、主人公なんだからと。
まぁ彼は英雄ではなく守護者として力を使うという素敵なオチだったので、闇落ちした男が新たな役目を見つけるっていうオリジン映画としてはよかったんじゃないでしょうか。
それよりも!エンディング後のおまけが最高なんですけど!!!
JSAって、原作ではジャスティスリーグよりも先輩にあたるチームなんだそうですが、それを出した後にこの展開って嘘でしょ!?となるシーンでしたね!
しかもあのキャラが、あの人で、カムバックしてくれるなんて!という。
俺はてっきり本家のシャザムたちが出てきて、茶化して終わるんじゃないかと思ったけども、そんなことはしなかったと。
DC映画、今後どう盛り上げてくのか楽しみですね。
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10