モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「ドラゴンクエスト/ユアストーリー」感想ネタバレあり解説 ドラクエは君の人生を全肯定してくれる。

8月2日

ドラゴンクエスト/ユア・ストーリー

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大ヒットシリーズ「バイオハザード」や、過去をさかのぼれば「ストリートファイター」、「トゥームレイダー」など、ゲームって意外と映画と相性が合うのに、なかなか量産されなかったジャンルでしたが、ここ最近は「名探偵ピカチュウ」や「アサシンクリード」が実写化されたり、さらには「ソニック・ザ・ムービー」や「モンスターハンター」、「メタルギアソリッド」など、名作ゲームの映画化が控えていることもあり、今後目の離せないジャンルかと思います。

 そんな中ついに日本を代表するあの「ドラゴンクエスト」が3DCGアニメーション映画となって、我々を冒険の旅へ誘ってくれるのであります!!!

 

僕とドラクエは小学生からの付き合い。

恥ずかしながらロト3部作はこれまでプレイしたことがなく、4から始めました。

5章の哀しい別れと旅立ちに涙し、ガンガンいこうぜ!で突き進んだ「ドラクエⅣ」。

世間よりだいぶ遅く手に入れたスーパーファミコンで、攻略本片手にやりこんだ「ドラクエⅤ」。

クラスで誰が一番早くクリアできるか競って、ムドー倒した時点で満足していた「ドラクエⅥ」。

上京して学校サボってでもプレイしたことが災いしたのか、空き巣に入られプレイ途中だったディスク1だけ盗まれて、東京の怖さを初めて感じた思い出しか残ってない「ドラクエⅦ」。

バンド活動が軌道に乗り、こんな状況で発売したばかりのドラクエなんかやる奴いねえよな、とメンバーと固い約束交わしたのに、速攻買って自慢してきたリーダーに心底ムカついた「ドラクエⅧ」。

職場の連中と四六時中マルチプレイしたり、時間さえあれば池袋サンシャイン通りのロッテリアですれ違い通信のためだけに何時間も張り込み、食事睡眠ドラゴンクエスト状態のおかげで1200時間プレイし、2009年の夏を廃人として過ごした「ドラクエⅨ」。

それを機にドラクエを卒業しましたが、夢中になったあのゲームが今夢中になっている映画になって僕の前に現れるなんて、これほど胸が高まることはありません。

 

テリーのやつとかトルネコのやつとかのスピンオフもあれば、バトエンとかもやりましたよ。あ!誰か「キングレオ」ってカードゲーム知らねえかな。

休み時間にめっちゃやったのよ!!

・・・いいから本題に入れってかw

はい!早速鑑賞してまいりました!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

類家本数7800万本を突破している国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの中で、親子三代に渡って魔王に立ち向かう目的、結婚相手を選ぶという人生最大の選択、などまるで大河ドラマのような壮大な物語として人気の高い「ドラゴンクエストⅤ/天空の花嫁」。

それを原案とした3DCGアニメーション映画が「ドラゴンクエスト/ユア・ストーリー」だ。

 

VFXの第一人者として知られるヒット―メーカーを総監督に、堀井雄二すぎやまこういちなど、ドラクエになくてはならないクリエイターが今作のために再び集結。

作品を見ながら当時プレイした記憶を蘇らせると共に、映画ならではの結末に心震える事だろう。

 

この夏、僕らは再び冒険の旅へ。

 

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

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交響組曲「ドラゴンクエストV」天空の花嫁

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あらすじ

 

少年リュカ(CV:佐藤健)は父パパス(CV:山田孝之)と旅を続けていた。

その目的は、ゲマ(CV:吉田鋼太郎)率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。

 

旅の途中、ついにゲマと遭遇し、魔物経ち激しい戦いを繰り広げるパパス。

しかし、一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる・・・。

 

それから10年。

故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。

父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。

立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカ(CV:有村架純)とフローラ(CV:波瑠)、2人の女性をめぐる究極の選択。

果たして冒険の先に待ち受けるものとは!?(HPより抜粋)

 

 

youtu.be

 

 

 

 

監督

今作の総監督を務めるのは、山崎貴

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つい先週「アルキメデスの大戦」が公開されたばかりの監督ですが、今作に至っては総監督ってことで、全体を指揮するような役割だったのかな?

そんなに映画を量産できる時間なんてないでしょうからね。

なので監督と共に「STAND BY ME ドラえもん」で共同監督をした八木竜一さんと、同じく「STAND BY ME ドラえもん」でアートディレクションをした花房真さんが、監督としてクレジットされています。

あぁそうか、あのドラ泣きを作った3人なのか…、そうか・・・。

ちなみに監督、ドラクエはライトユーザーだそうなんですが、これはさすがにプレイしてる、よね?

 

www.monkey1119.com

 

 

 

 

 

キャラクター紹介

 

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左上より。

  • リュカ(CV:佐藤健)・・・魔物たちに連れ去られた母マーサを取り戻すため、父パパスと旅に出る。その道中で魔物たちに捕まり、助けに来たパパスの命を目の前で奪われてしまう。10年後、未だ行方不明の母マーサを探す旅路、サラボナの街で2人の女性に再会する。幼き頃に一緒に冒険をしたビアンカと、同じく幼馴染で大富豪の娘であるフローラ。この2人のどちらかが運命の結婚相手となる。

 

  • ビアンカ(CV:有村架純)・・・幼い頃にリュカと一緒にレヌール城でおやぶんゴーストを倒す。その後も1人で冒険を続けている快活な女性。成長し再びリュカと出会い、サラボナの平和を脅かす魔物ブオーンを倒すため共闘することに。

 

  • フローラ(CV:波瑠)・・・サラボナの大富豪の娘で、町中の男性の憧れである美しく聡明な女性。サラボナを脅かしている魔物ブオーンを倒した男との結婚を父親であるルドマンに勝手に決められてしまう。

 

  • ヘンリー(CV:坂口健太郎)・・・ラインハットのいたずら好きな王子。リュカと共に魔物にさらわれ、10年間奴隷として働かされる。リュカの危機には必ず駆けつけると約束するなど絆が深い。

 

  • パパス(CV:山田孝之)・・・行方不明となった妻マーサを探すため、リュカと共に旅に出る。息子であるリュカへの愛情はとても深く、剣の腕も一流。ヘンリーをさらったゲマの卑怯な策略により、リュカの目の前で命を落としてしまう。

 

  • サンチョ(CV:ケンドーコバヤシ)・・・パパスの従者。忠誠を誓い、手助けしている。リュカの事を❝坊っちゃん❞と呼び、成長を見守っている。

 

  • プサン(CV:安田顕)・・・奴隷となっているリュカとヘンリーが魔物の下から脱出する手引きをする。魔物たちの勢力が拡大してきていることを危惧している。

 

  • ブオーン(CV:古田新太)・・・フローラが住む町サラボナの平和を脅かしている3つ目の巨大モンスター。ブオーンを討伐したものは、フローラと結婚ができる・・・!?

 

  • ルドマン(CV:松尾スズキ)・・・サラボナの大富豪で、フローラの父。町を脅かす魔物ブオーンに手を焼いており、ブオーンを討伐できた者をフローラの婿とし、跡継ぎに迎えるという条件を出す。

 

  • スラりん(CV:山寺宏一)・・・初めてリュカの仲間となるモンスター。いつも一緒に行動しているので息もピッタリ。

 

  • ミルドラース(CV:井浦新)・・・そのすべてが謎に包まれている、最恐の魔王。

 

  • マーサ(CV:賀来千香子)・・・リュカの母であり、パパスの妻。魔物にさらわれ、現在は消息不明。

 

  • ゲマ(CV:吉田鋼太郎)・・・リュカの母マーサをさらい、父パパスの命を奪った宿敵。ミルドラースを復活させて世界を絶望の闇に包もうとする。

(以上HPより)

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラ紹介やあらすじを読むと、尺を短くするための脚色が施されてるようですね。

あくまでドラクエⅤを原案にしたお話なので、あれはこうじゃない!みたいな不満は言わないように心掛けて観賞したいところですが…。

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

感想

なぁ~んか想像してたのと違うよなぁ~・・・

と思ったら、してやられた!!!

正にユアストーリーでした!!!!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人になった「あなた」へ。

人気RPGドラクエⅤの物語に大幅な改変や脚色を施し、若干駆け足ながらも音楽や映像面、モンスターたちを含めたキャラクターでドラゴンクエストの世界観を構築し、一度プレイした人ならすぐ入り込めるような演出から、感動のシーンまでしっかり描くことで見る者をワクワクさせていく。

そしてこれだけでは終わらない終盤でのある仕掛けにより、当時プレイした人、今も尚プレイする人、ドラクエをやってなくてもゲームを愛してやまない人、そして今も人生の中で様々な試練に耐えながらクリアする人全てに、あの頃の気持ちを蘇らせてくれると共に、「もう一つの現実」の素晴らしさと、それに支えられて生きてきたことを全肯定させてくれる、予想のナナメウエを行く映画でございました!

 

僕らは大人になるにつれて、子供の頃の純粋な気持ちを失っていき、気づけば妥協や惰性といった諦めのような心で過ごすことが多くなってきていると思うんですが、この映画は、そんな固くなってしまった心を大きく揺さぶり、大事なことはドラクエが教えてくれた、いやむしろこの映画でドラクエの偉大さ、ゲームは決して悪影響を及ぼすものじゃないということを教えてくれた作品だったように思えます。

 

確かにゲームは一種の虚構であり、現実そのものじゃない。そこを混在してはいけないとは思います。

しかしゲームをしている時くらいは現実を忘れて夢中になっていいし、実はゲームをクリアするために費やす努力は現実で活かされることもある。

そしてドラクエ、特に5は親子三代にわたる物語であることから、父や母の存在、結婚相手、子供、家族など自分の人生で訪れるであろう出来事に多く触れ、その度に訪れる困難を乗り越えるクエストも、正に現実の人生における試練と重なるように物語が作られているわけで、映画版はそこに人生の教訓をさりげなく付け加えることで、ドラクエに費やした時間やレベル上げに努力したこと、その時の感動は虚構とはいえ今の人生に役立っている、ニセモノだけど本物だったってことを教えてくれたような気がします。

 

結婚相手はどちらを選べばいいのだろうと人生の岐路に立った時、地位や名誉や見た目の美しさといったステータスもいいだろうけど、実は言いたいことを言えるような相手の方がこの先ステキな人生を送れるのではないか、ということ。

高すぎる壁を前にくじけそうになった時、どんな壁も登れる自信のあった幼き自分に出会うことで、勇気をもらい再び自信を持てるということ。

そして「大人になれ」などという世間の声によって壊されそうになる場所に対して抗う姿は、大人になっても子供の時のような純粋無垢な気持ち、童心に帰れる場所を失いたくないという真っ直ぐな思いが描かれていて、あぁこれは僕の物語だ・・・、と。

 

色々遠回しに書いてますが、ただドラクエ5をなぞるだけじゃないんですよ。

しっかり「あなたの物語」になるように描かれてるんです。

サブタイトルの「Your story」のRが逆になってるのは、現実ではないけど現実と密になったお話だよドラクエって、ってことを示していいるのかなと。

 

 

ドラクエの世界観がよく出ていた。

やっぱドラクエって言ったら音楽でしょ!

今回音楽もすぎやまこういちさんがクレジットされてるので、絶対、ぜったい!!あのBGMが流れるだろうと心待ちにしていましたが、狙い通りの劇伴。

フィールドのモンスターと戦う時はあのバトル音楽。ボスキャラと戦う時もあのバトル音楽。

街に立ち寄ればあの高揚あるBGM、ラインハット城に出向けばあの高貴なBGM。

サンチョとの再会は仲間に加わった時の音楽、隠し階段を見つけた時もあの効果音、結婚の申し出をしたときは結婚ワルツ、そしてこれから冒険に出かける時はあのオープニングのBGM。

これが無いとドラクエじゃねえ!!って思ってた節だったので、非常に満足ですw

 

フィールドモンスターと戦う時もちゃんとやってます。

メタルスライムと戦う時は中々攻撃が効かず、固くて倒せないってなるし、上からキングスライムに押しつぶされるのもニヤリ。

おどる宝石からは大量のゴールドが飛び散り、でかいゴーレムに追いかけられたりドラキー、ギガンテス、オーク、キラーマシーンといった人気のモンスターがそう登場してくれる辺りも感動ものです。

 

また攻撃呪文も設定どおり。

主人公はバギ系の使い手なので、バギマやバギクロスをちゃんと使ってくれます。

特にバギクロスを唱える時にできる竜巻はかなりの大きさ。

ビアンカもメラ系とギラ系の使い手なので、メラミ、メラゾーマ、ベギラゴン、ソシテザラキをガンガン出してくれます。

て事はあの時既にLv30を越えていたのか…

息子アルスも勇者ですから、ギガンテス相手にギガデインをお見舞いしてくれるし、ジャミとゴンズどっちか忘れたけどラリホーマも出てきます。

 

また戦い方も縦横無尽に駆け回ってデカい敵をやっつけたり、変わり身を使って攻撃したり、いちいちターンで攻撃防御なんてしてたら現実的ではありませんから呪文を一気に何発も打ったりと、ゲームをしてる時では味わえない動きを見せてくれるのが映画ならではというか、迫力あって楽しいです。

一番カッケーのは、息子がギガンテスに立ち向かう時に、リュカが勇者にしか持つことができない天空のつるぎを間違って投げて渡してしまうんだけど、息子アルスはそれを知らずに手に取ってさやから引き抜くシーンをスローモーションで描いてるんですね。

自分の息子に使えない剣を渡してしまったことで起きるピンチの瞬間と、自分の息子が伝説の勇者だったという瞬間を劇的に演出した見事なシーンだったと思います。

 

また終盤には5とは関係のないあの剣をイメージした剣が登場するのは感涙ものだったし、最後の大神殿での戦いではキラーパンサーがちゃんと詰めに武器装備してるんですよね。

多分ゲーム通りでいけばあれはあくまのツメ、いやほのおのツメか?

 

 

終盤からはよかったんだけども・・・

とにかくこの映画の着地点は想像を超えたものになっていて素晴らしかったと思います。

ただ、まぁそこまでの過程がちょっと雑というか、駆け足過ぎてん~~~、となったのでその辺も解説などしていこうかと。

 

冒頭でプサン演じる安田顕が、ドラクエでお馴染みの字体で表示された文字を読み上げ、今の世界で成し遂げなければならないことを語るところで、おいおいヤスケンそのまんまじゃねえかよ・・・と鼻で笑ってしまい、一気に主人公誕生からレヌール城の件、ん??フローラとのこんなシーンあった?みたいな部分を、SFC版のドラクエそのもので映してしまうなど、なかなか想像と違うオープニングに、あぁ…山崎よ、またドラえもんの時のようなことをやってしまったのか…これは厳しいぞ…と、鑑賞前よりもさらに低い期待値の状態で見始めたわけで。

 

ビアンカとの幼い頃の思い出をそんな風に見せてしまうなんてすごくもったいないよなぁ。

しかもベビーパンサーにどの名前を付けるのかなぁと思ったら、それかよ!w

相場通りで行こうよw

その後もラインハット城でヘンリー王子と出会ったのち、すぐにさらわれ、ゲマ登場。

あっけなくパパスはやられてしまい、開始10分少々でセントベレスの大神殿で奴隷にされてるリュカとヘンリーまで進んでしまうんですね。

そしてもうプサンが出てきちゃうのかぁと。

 

ヘンリーとの冒険はすぐさま終わり、サンタローズの村で母が生きていること、勇者を探し天空の剣を見つけることを知ったリュカは、サンチョからサラボナノ大富豪ルドマンが天空の剣を持っていることを聞き、単身サラボナへ。

既にサラボナは魔物ブオーンによって半壊状態。

倒した者には娘フローラとの結婚を約束するってことで、フローラと会うんだけど、この物語ではフローラとは子供の頃にあっていて幼馴染という設定に。

 

この改変はうまい方だと思います。既に面識がある、お互い好意を持っているってことにすれば、もう一人の幼馴染であるビアンカとどちらを選べばいいかってスムーズに進めるよなぁと。

で、ルドマンはゲームでは天空のたてを保持してますが、映画では必要なのはつるぎのみなので、ここもまぁオッケー。

ゲームでは結婚して「たて」をもらう流れで、ビアンカとも水のリングを取りに行く際に出会うって流れでしたけど、ここもブオーン討伐の際にサラボナにいたビアンカと遭遇、共闘するって流れにしたのはうまく端折ったかなぁと。

 

後半の流れは置いといて、主人公リュカの性格というかキャラ設定がですね、かなりなよっちいんですね。

フローラの前でたじたじになるし、モンスターと出会う時はビビるし逃げるし、ビアンカとのやり取りも思っていた掛け合いとは違うというか。

いい意味で言えば人間味があるキャラクター設定になってるとは思います。

そもそもゲームの主人公は自分だし、しかも喋らないし。意志があるってことはまず認知しなくちゃいけない。

逆にこの人間味があるからゲマの強さに打ちひしがれて絶望したり、それを怒りに変えて無心で立ち向かう姿は応援したくなる。

しかしもうちょっと正義感のある佇まいというか、勇ましい姿を拝みたかったなぁってのはあります。

 

あとはなんでしょうね、これ僕が考える提案として読んでほしいんですけど、モノがありの中で一番尺を使ってるのが結婚の件に関して。

映画の中ではうまく改変が施されていて、そういう感じでやればビアンカフローラどっちと結婚するべきか問題は大きく議論されることなく済むようになってるんですが。

 

そもそもこの物語100分でまとめてしまうのはものすごく勿体いないほど壮大なお話なので、この結婚の件で一旦お話を終わりにして、後編を用意して、その際にビアンカ編とフローラ編二つのうちどちらを見るか観客に委ねるっていう仕組みにしたらどうだろうと。

さぁあなたはどちらを選びますか、って感じで前編終了して。

どっちも見たい場合はお金2倍払って観ればいいし、そうすれば製作費も回収できるじゃんていう。

ゲームやった奴ならわかると思いますけど、クラスのみんなとどっちがいいかでワーキャーやったじゃないすか。

あれを映画でもやらせてほしかったなぁと。

映画館に足を運ばせるためのイベント的なものとしてこういうエンタメの仕方も僕はありかなぁと思うんですけどね。

まぁその分作ってる方たちは相当な仕事量になるとは思うんで、無理を承知ではありますが・・・。

 

 

 

最後に

ぶっちゃけ愚痴というか不満は大いにあります。

もっとモンスターと戦うシーンが見たかったし、モンスターを仲間にする件が全然ないし、スラりんとキラーパンサーだけじゃ魔物使いの意味が弱いし、さまかそいつを仲間にしちゃうのはある意味サプライズだけど、そうじゃない感が強いし、なにより堀井雄二、すぎやまこういちが揃ってるのに、なぜキャラクターデザインに鳥山明の名前が無いの!!って。

 ※鳥山先生キャラデザじゃない問題ですが、どうやら原作のキャラデザでクレジットされてるようです。しかしモンスターなどのデザインは彼のデザインそのものだったのに対し、登場人物は鳥山明のデザインではないってことで僕は言及しています。

 

 

でもこれだけ言っても終盤の改変でチャラにできるくらい意外な流れで、冒頭でゲーム画面映してるのも意味があったし、伏線も一応回収されてるし、ちゃんとメッセージがあってユアストーリーって意味が深くて、僕はこのやり方に賛成だなぁと。

ただゲームそのものを映画にするだけじゃ芸が無いよなぁ。

あくまでゲームを原案にしたお話だからそのままではないよってことだし。

 

ただなぁ、揉めるよなぁこれ。

 

とにかく久々にドラクエしたくなる人一気に増えるし、この映画に関してみんなであれこれ言うだけでこの夏はスクエニに操られること必至でしょうw

なんか新しいゲーム出るんだっけ?しかもドラクエウォークも今年中に配信するんでしょ?

相変わらず計画がうまいぜ!

 

とにかく!僕はこの映画好きです。

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10