9月25日
モンキー的2019年10月期待の新作映画
秋深まる今日この頃、映画ファンの皆さまいかがお過ごしでしょうか。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋。
欲の深まる秋でございますが、季節の変わり目ですからくれぐれも風邪などひかぬよう健康であることを東京の片隅でお祈りしております。
さて、10月の新作映画期待作のご案内です。
秋映画は侮ってはいけない季節。
秀作、良作が量産されるのは毎年この月だと僕は思ってます。
10月28日からは年に一度の映画の祭典、東京国際映画祭も開催されます。
今年は野外上映にいくつ行けるかなぁ、2つは行きたいなぁ。でも寒いんだよなぁ・・・
興行的にはあまり跳ねない時期ですけど、ぜひ映画館へ足を運んでいただきたく、今月も期待作一挙にドドン!といっちゃいたいと思います!!
それではどうぞ!!!
ジョーカー
期待度☆☆☆☆☆
10月4日公開
- 出演
アーサー・・・ホアキン・フェニックス
マーレイ・・・ロバート・デ・ニーロ
ザジー・ビーツ ほか
- 解説
「バットマン」の悪役として広く知られるジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演&トッド・フィリップス監督で映画化。
道化師のメイクを施し、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れる悪のカリスマが、いかにして誕生したのか。原作のDCコミックスにはない映画オリジナルのストーリーで描く。
「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。
第79回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、DCコミックスの映画化作品としては史上初めて、最高賞の金獅子賞を受賞した。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
まずはヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞おめでとうございます。
このニュースはめちゃめちゃ驚きました。
これまでのヴェネツィアは僕が好むようなジャンルの作品が金獅子賞を取るなんてことはほとんどなく正直スルーしていたんですが、シェイプオブウォーター以降、賞の基準が変わりつつあるというか。
去年もローマ/ROMAってネットフリックス映画が取るって異例の事態でしたし。
何はともあれ、アメコミのキャラが主役の映画が金獅子賞取っちゃうって意外しかないってのが今回のニュース。
これをきっかけに今作への期待値は爆上がりです。
それまで正直そこまでの期待はなかったです。観る気は俄然ありましたけど。
まぁヒーローの誕生譚は数あれど悪役の誕生譚てのがまず新しく、それをハングオーバーシリーズであれだけのおバカ映画作った監督が、ゴリゴリのシリアスで今の社会性を含んでるかのような匂い、しかもある意味怪物級の役者ホアキン・フェニックスにジョーカーやらせちゃう辺り。
やってくれるじゃねえかと。
しかもポスターやら俳優やらから見えるのは、マーティン・スコセッシオマージュがちらほら。
「タクシードライバー」のトラヴィスや「キング・オブ・コメディ」のパプキンのように、社会や世間に対する怒りや不条理がどのような存在を生んでしまうのか、ということをジョーカーを通して描くのではないかと。
悲劇と喜劇は紙一重ってことなのか。
とりあえず10月一番期待の作品であることは間違いないでしょう。
蜜蜂と遠雷
期待度☆☆☆☆★
10月4日公開
- 出演
栄伝亜夜・・・松岡茉優
高島明石・・・松坂桃李
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール・・・森崎ウィン ほか
- 解説
直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の同名小説を、松岡茉優、松坂桃李、「レディ・プレイヤー1」の森崎ウィンら共演で実写映画化。
ピアノの天才たちが集う芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に参加する若き4人のピアニストたち。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなったかつての天才少女・栄伝亜夜は、7年の時を経て再びコンクールへの出場を決意する。音大出身だが現在は楽器店で働くコンクール年齢制限ギリギリの高島明石は、家族の応援を背に最後の挑戦に臨む。名門ジュリアード音楽院在籍中で完璧な演奏技術と感性を併せ持つマサル・C・レビ=アナトールは、優勝候補として注目されている。そして、パリで行われたオーディションに突如現れた謎の少年・風間塵は、先ごろ亡くなった世界最高峰のピアニストからの「推薦状」を持っており、そのすさまじい演奏で見る者すべてを圧倒していく。熱い戦いの中で互いに刺激しあい、それぞれ葛藤しながらも成長していく4人だったが……。(映画.cmoより抜粋)
- 期待どころ
松岡茉優出演作ということで期待作に入れましたが、それ以前に音楽で競う青春映画としても非常に興味がある作品。
其々がそれぞれの事情を持ちながらコンクールへ挑む4人の葛藤と成長をどのように仕上げるのか。
「愚行録」では陰気な空気が漂い、非常に不快にさせてくれた石川慶監督ですが、それとはまるで違う華やかさが予告編の中で感じられます。
オファーに鼻が効くようになったのか、ここ数作神がかっているかのように出演作品がハズレなしで、どの作品も全く違う顔をのぞかせ魅了してくれる松坂桃李が出演しているのもポイントの一つでしょう。
他が競合ばかりなので、もし面白かったら全力で宣伝したい気持ちです。
ジョン・ウィック パラベラム
期待度☆☆☆★★
10月4日公開
- 出演
ジョン・ウィック・・・キアヌ・リーブス
ソフィア・・・ハル・ベリー
バワリー・キング・・・ローレンス・フィッシュバーン ほか
- 解説
キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフーを合わせた「カー・フー」など、これまでにないアクション要素を盛り込みヒットした「ジョン・ウィック」シリーズの第3弾。
前作で怒りのあまりに、一流殺し屋が集う「コンチネンタルホテル」の掟である「ホテル内で殺しはおこなってはいけない」を破ってしまったジョン。聖域から追放された彼を待っていたのは、組織による粛清の包囲網だった。刺客たちがさまざまな殺しのスキルを駆使し、賞金首となったジョンに襲いかかる。傷だらけとなったジョンは、かつて「血の契約」を交わしたソフィアに協力を求め、カサブランカへと飛ぶが……。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
1はまぁよかった、2はん~?くらいの評価だったわけですが、今回はなぜか楽しみにしております。
それもそのはず、このブログでもアクション映画ならこの人と言わんばかりに言及させていただいてる映画ブログ「しーまんの映画人生」のしーまんさんから、ジョンウィック愛をこれでもか!と聞かされているわけで、これがどれだけ面白くてアクションが素晴らしいかってのをこっちが頼んでもいないのに満面の笑みで語ってくれる彼の話を聞いていると自ずと期待値も上がるってわけです。
デヴィッドリーチがどれだけすごいか、チャドスタエルスキの名前は必ず覚えておいた方がいいとか、今のアクションの最先端はこの2人が手掛けた「87eleven」て会社のおかげなんだよ!とか、こんな蘊蓄教えてくれるの彼以外誰がいるってw
これに関しては僕が書く感想より、彼のブログを読んでくださいw
最近YouTubeばっかだからもしかしたら動画になっちゃうかもだけど。
と、作品に関して何ひとつ触れてないので軽く。
これまで個人の復讐のために殺し屋家業復活を遂げた男が今度は世界中の殺し屋から逃げなくてはならない「逆鬼ごっこ」状態ってことで、これまで以上に彼の殺しの突くニックを存分に味わえると共に、追われる身ということでかなりの緊張感を鴨題してくれる予感。
またユニークな設定も楽しみであることはお馴染みですから、この辺も今回どんな設定があるのか楽しみですね。予告編では世界中の殺し屋に随分とアナログな伝達方法で知らせてる映像が出ていますが、 こういうところよね。
前2作はおさらい必須ですな!
最高の人生の見つけ方
期待度☆☆☆★★
10月11日公開
- 出演
北原幸枝・・・吉永小百合
剛田マ子・・・天海祐希
高田学・・・ムロツヨシ ほか
- 解説
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演したロブ・ライナー監督による同名映画を原案に、吉永小百合と天海祐希が共演したハートフルドラマ。
人生のほとんどを家庭のために捧げてきた主婦・幸枝と、仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長・マ子。余命宣告を受けた2人は病院で偶然に出会う。初めて人生に空しさを感じていた彼女たちがたまたま手にしたのは、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」だった。幸枝とマ子は、残された時間をこのリストに書かれたすべてを実行するために費やす決断をし、自らの殻を破っていく。これまでの人生で決してやらなかったことを体験していく中で、彼女たちは今まで気づくことのなかった生きる楽しさと幸せをかみしめていく。そして、そんな彼女たちに待っていたのは、ある奇跡だった。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
いやぁこれ見てよかったなぁ、としみじみ感じた良作がまさかの日本でリメイク。
しかし主演は吉永小百合。
日本女優界のレジェンドであることは間違いないが、毎度の如く賞レースに食い込んでくるような配給会社からのごり押し感が見て取れます。
映画鑑賞券が激安でチケットショップに流れている事実もあるわけで、映画の内容以前に僕はここ数作の吉永小百合作品はどうしても敬遠してしまいがちでした。
とりあえず好きな映画のリメイクって点で久々に吉永小百合作品を今回鑑賞しようと思ってますが、死ぬ前にやりたいリストって確か自分で書いたものですよね?それを余命わずかの女の子が書き捨てたリストに感化されて二人が実行するって改変は果たしてどうなのか、と疑問に感じています。
そのままやればいいのに、なんて思わせないような説得力のある映画に期待です。
犬童一心監督作品久々だなぁ。
イエスタデイ
期待度☆☆☆☆☆
10月11日公開
- 出演
ジャック・・・ヒメーシュ・パテル
エリー・・・リリー・ジェームズ
デブラ・・・ケイト・マッキノン ほか
- 解説
「トレインスポッティング」「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督と「ラブ・アクチュアリー」の脚本家リチャード・カーティスがタッグを組み、「ザ・ビートルズ」の名曲の数々に乗せて描くコメディドラマ。
イギリスの小さな海辺の町で暮らすシンガーソングライターのジャックは、幼なじみの親友エリーから献身的に支えられているものの全く売れず、音楽で有名になる夢を諦めかけていた。そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、ジャックは交通事故で昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ますとそこは、史上最も有名なはずのバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。彼らの名曲を覚えているのは世界でただひとり、ジャックだけで……。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
町山智浩さんも仰ってましたが、世界からビートルズが消えたなら、俺が敬愛してやまないミスチルはブレイク期に製作した数々の名曲なんかできっこないし、それ以前にたくさんのミュージシャンが世に出てきてないことになりまっせ?
それで物語が成立するのかい?って話ですが、まぁ脚本はあの方なので少々な荒唐無稽さは大目に見るのが今回の映画の大事なポイントであると私勝手ながら思っております。
え~音楽映画と名の付くだけで既に満足度高めな私モンキーですが、今回の期待度はそれだけじゃない。
なんてったって、音楽のチョイスやセンスが抜群に最高なダニーボイルが監督で、リチャードカーティスが脚本なんだから間違いない。
そして扱うアーティストはビートルズ。
一体どの曲を披露してくれるのかが一番注目ですが、既にサントラ聞きまくってるから知ってしまってますww
俺の好きな「HELLO GOODBYE」はやってくれなかった・・・
他人の歌を、さも自分が作ったかのように披露したり発信したところで、そう簡単に世界は驚かないと思うんですけどね。その辺のジレンマとかも描かれてたりするのかな。
真実
期待度☆☆☆☆★
10月11日公開
- 出演
ファヴィエンヌ・ダンジュヴィル・・・カトリーヌ・ドヌーヴ
リュミール・・・ジュリエット・ビノシュ
ハンク・クーパー・・・イーサン・ホーク ほか
- 解説
「万引き家族」で第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督が、初めて国際共同製作で手がけた長編作品。母と娘の間に隠された真実をめぐる物語を、フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーブとジュリエット・ビノシュの共演で描く。
フランスの国民的大女優ファビエンヌが自伝本「真実」を出版し、それを祝うためという理由で、アメリカに暮らす脚本家の娘リュミールが、夫でテレビ俳優のハンクや娘のシャルロットを連れて母のもとを訪れる。早速、母の自伝を読んだリュミールだったが、そこにはありもしないエピソードが書かれており、憤慨した彼女は母を問いただすが、ファビエンヌは意に介さない。しかし、その自伝をきっかけに、母と娘の間に隠されていた愛憎渦巻く真実が次第に明らかになっていく。
2019年・第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本人監督の作品として初めて、同映画祭のオープニング作品として上映される。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
是枝監督の満を持しての海外映画。
フランスの大女優やイーサンホークまで引っ張り出せる力を手に入れた彼は、果たして海外の作品でも自分の色をうまく表現できるのでしょうか。
そんなところが気になります。
母と娘の間にどんな秘密があるんですかね~。
とりあえずこういう素晴らしい映画を作れる方が、海外にどんどん出ていけるような映画を、日本の配給会社の方は率先してサポートできる仕組みを作ってほしいなぁと。
国内で稼ごうって考えをそろそろ無くした方がいい、と僕は思います。
ブルーアワーにぶっ飛ばす
期待度☆☆☆☆★
10月11日公開
- 出演
砂田夕佳・・・夏帆
清浦あさ美・・・シム・ウンギョン
玉田篤・・・渡辺大和 ほか
- 解説
若手映像作家の発掘を目的とした「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016」で審査員特別賞を受賞した企画の映画化で、夏帆とシム・ウンギョンという日韓の実力派女優が共演したオリジナルストーリー。
30歳でCMディレクターをしている砂田は、東京で日々仕事に明け暮れ、理解ある優しい夫もいて、充実した人生を送っているように見える。しかし最近は、口を開けば毒づいてばかりで、すっかり心が荒んでしまっていた。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、親友の清浦とともに大嫌いな地元の茨城に帰ることになった砂田は、いつものように清浦と他愛ない会話をしながら茨城に向かうが、実は今回の帰省に清浦がついてくるのには、ある理由があった。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
都会で死んだように生きている自分よりも、地元の田舎でありのままの自分でいたほうがいいとかそういう類の話だとしたら、僕の満足度は低いでしょう。
なぜなら、一度地元に引っ込んだものの、地元の何もなさに嫌気がさして再び上京したものでしてw
俺はむしろ都会の方がありのまま生きてる気がしてる人なので。
一応今回は夏帆とシム・ウンギョンコンビに惹かれての期待作にしましたが、このTSUTAYAのコンテスト作品は今のところアタリが無いと思ってる人なので、是非このジンクス、いや僕の固定概念を覆すような映画であってほしいと願っております。
ガリーボーイ
期待度☆☆☆☆★
10月18日公開
- 出演
ムラド・・・ランビール・シン
サフィナ・・・アーリアー・バット
MCシェール・・・シッダーント・チャトゥルベーディー ほか
- 解説
インドで活躍するアーティスト・Naezyの実話をもとに、スラムで生まれ育った青年がラップとの出会いによって人生を一変させる姿を描いた青春サクセスストーリー。
ムンバイの貧しい家庭で生まれ育った青年ムラード。両親は彼を大学へ通わせるため一生懸命に働いているが、そんな親の思いを知る由もなく、ムラードは悪友と車上荒らしに手を染め、医者の父を持つ身分違いの彼女と内緒で付き合っている。自分の人生を半ば諦めて生きてきたムラードだったが、大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC Sherとの出会いをきっかけに、ラップの世界にのめり込んでいく。親からの反対や友情、恋など様々な葛藤を抱えながらも、フリースタイルラップの大会で優勝を目指すムラードだったが……。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
ボク別にラップ聞くような人じゃないんですよ。
なんですけど、ラップを題材にした映画って、いい作品多いですよね。
ちなみに僕の好きなラップ映画は「ハッスル&フロウ」です。
そんなラップ映画がとうとうポリウッド映画でもやるのか!ということで。
スラムからラップで這い上がろうとするっていう、一見既視感ありありな予感はあれど、それがアメリカでなくインドってのが見たいと思わせる要因で、きっとインド映画ならではのエンタメ要素バリバリでしかも熱い熱い内容になっていることを期待しております。
スペシャルアクターズ
期待度☆☆☆★★
10月18日公開
- 出演
大澤和人
河野宏紀
富士たくや ほか
- 解説
「カメラを止めるな!」で社会現象を巻き起こした上田慎一郎監督の劇場長編第2弾。プロアマ問わず1500人のオーディションから選ばれた15人のキャストが出演し、脚本は「カメ止め」同様に上田監督がキャストたちのあて書きで執筆した。
役者としてまったく芽が出ない和人は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所「スペシャル・アクターズ」に誘われる。その事務所は映画やドラマといった仕事以外に、日常で演じることを要求される仕事も請け負う、何でも屋的な側面を持っていた。そんな中、カルト集団から旅館を守ってほしいという依頼がスペアクに飛び込んでくる。スペアクの役者たちは、旅館乗っ取りをもくろむ集団への対策のために計画を練り、演技の練習を重ねていく。和人はこのミッションの中心メンバーとなるが、彼には誰にも話していない秘密があった。それは緊張が極限まで達すると気絶してしまうというものだった。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
「イソップの思うツボ」でせっかくのカメ止め貯金をチャラにしてしまったように感じる上田監督の最新作は、中々設定が面白そう。
カルト集団が旅館を制圧するようなことなんてまずない気がするけど、こういうフィクションに惹かれてしまうんですよね~。
そこにダメな奴が奇跡を起こすようなお話なんでしょうか。
カメ止めほどの注目度はないんですが、きっと楽しいオチを見せてくれるはず。
ちなみに、端役だと思うんですが、彼のインディーズ映画「お米とおっぱい」の主演で、私の友人、高木公佑も出演してるそうなので、それも楽しみ。
フッド ザ・ビギニング
期待度☆☆☆★★
10月18日公開
- 出演
ロビン・ロクスリー・・・タロン・エガートン
ヤキヤ/ジョン・・・ジェイミー・フォックス
ウィル・・・ジェイミー・ドーナン ほか
- 解説
「キングスマン」「ロケットマン」のタロン・エガートンが主演し、これまでにも何度も映画化されてきた、中世イングランドの伝説的英雄ロビン・フッドの誕生秘話を描いたアクション。
イングランドの広大な屋敷に暮らす若き領主ロビン・ロクスリーは、何の苦労も知らずに生きてきた。しかし、十字軍に徴兵され遠い異国で戦い、4年を過ごして帰ってくると、ロビンは戦死したものとして領地も財産も没収されていた。どん底に落ちたロビンだったが、戦地では敵だった最強の戦士ジョンに導かれ、腐敗した政府に対して反逆を開始する。頭巾(フッド)で顔を隠したロビンは、政府から盗んだ金を領主として献上し、次第に権力のトップに近づいていく。そんなロビンは、貧しき者たちの代弁者として民衆の心をつかんでいくのだが……。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
ロケットマンで今年アカデミー賞ノミネートもされるんじゃないかと噂の、タロン君主演作。
何やらバットマンみたいな生い立ちと似たような設定だなぁってのは置いといて、アクションは迫力ありそうですね。
ロビンフッドを詳しく知らんので、軽く頭に入れとこおうかな。
「プライベートウォー」でだいぶ男臭くなったジェイミードーナンが今作でも男くさいいで立ちで登場してるので、彼の活躍にも期待。
マレフィセント2
期待度☆☆☆★★
10月18日公開
- 出演
マレフィセント・・・アンジェリーナ・ジョリー
オーロラ・・・エル・ファニング
イングリス・・・ミシェル・ファイファー ほか
- 解説
名作ディズニーアニメ「眠れる森の美女」でオーロラ姫に永遠の眠りの呪いをかけたマレフィセントを主人公に、アンジェリーナ・ジョリー主演で実写化した「マレフィセント」の続編。前作に続き、マレフィセントをジョリー、オーロラ姫をエル・ファニングが演じる。
マレフィセントがオーロラ姫との間に、恋愛でも血の繋がりでもない“真実の愛”を見つけてから数年後。オーロラ姫とフィリップ王子は、めでたく結婚することに。しかし婚礼の日、フィリップ王子の母イングリス王妃が仕かけた罠によってマレフィセントとオーロラ姫の絆は引き裂かれ、究極の愛が試されることになる。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
これ前作観てないんですけど、とりあえず話題作ってことで一応。
眠れる森の美女の話も知らんし、エル・ファニングも可愛いと思ってない、しかもこの週は他に見たい作品がたくさんあるので、僕としては今作は見ないかもしれません…
まぁアンジーの美魔女っぷりは今作も健在なんでしょう。これだけ黒い服が似合うならキャットウーマンとかやってみてもいいんじゃないすかね…
まぁ~書くことないw
ジェミニマン
期待度☆☆☆★★
10月25日公開
- 出演
ヘンリー・・・ウィル・スミス
ダニー・・・メアリー・エリザベス・ウィンステッド
クライヴ・オーウェン ほか
- 解説
ウィル・スミスが現在の自分と若い自分の2役を演じ、「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の名匠アン・リーがメガホンをとった近未来アクション。
史上最強とうたわれるスナイパーのヘンリーは政府に依頼されたミッションを遂行中、何者かに襲撃される。自分の動きをすべて把握し、神出鬼没な謎の襲撃者の正体は、秘密裏に作られた若い頃のヘンリーのクローンだった。その衝撃の事実を知ったヘンリーは、アメリカ国防情報局の捜査官ダニーの協力を得ながら、政府を巻き込む巨大な陰謀の渦中へと身を投じていく。(映画.comより抜粋)
- 期待どころ
ウィルスミスが二役演じるってことはギャラも二人分なんですかね…
初めて予告を見たときは、おいおいアン・リーや仕事選べや!ってのと、ま~たウィルスミスがヒーローの話か、そして若い自分はどうやって現代へ来たんだよ!ってタイムトラベルものかと思ったら、クローンだったんですね。
いくら現役でも老いた身は、クローンであれ若い自分に勝てる見込みなんてあるんでしょうか。
経験が勝るのか、若さが勝るのか、って話なのか?
多分若い自分のクローンも助けるんでしょう。そういうめでたしストーリーでなきゃウィルスミスの映画じゃない!
あ、そういやこれバッドエンドみたいなやつだったのに、却下されたってニュース、この映画じゃなかったっけ??
その他の話題作
- 4日公開
・HiGH&LOW THE WORST(ハイローシリーズ最新作)
・ヒキタさん!ご懐妊ですよ(松重豊初主演作)
・エンテベ空港の7日間(サンダーボルト作戦で有名なハイジャック事件をハイジャック犯の視点で描く政治群像劇)
- 11日公開
・英雄は嘘がお好き(ジャン・ジュダルダン×メラニー・ロランのロマコメ)
・空の青さを知る人よ(「あの花」「ここさけ」の監督のアニメーション映画最新作)
・ボーダー二つの世界(カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ作品)
- 18日公開
・楽園(「悪人」「怒り」の吉田修一原作小説を「ロクヨン」瀬々敬久監督、綾野剛主演で映画化)
- 25日公開
・108 海馬五郎の復讐と冒険(松尾スズキ監督最新作)
・ロボット2.0(ラジニカーント主演作、まさかの続編)
- 未定
アルテミスと妖精の身代金(ディズニーとケネス・ブラナー監督が描くダークヒーロー誕生譚)
10月も3連休があるので、その週はかなり作品がひしめき合ってますね~。
最終週が結構スカスカだからそっちで勝負した方がいい気がするんですけどね・・・。
というわけで以上!あざっしたっ!!