ジャングル・クルーズ
みんな大好きディズニーランド。
大人になっても楽しめる娯楽施設の代表ですよね。
僕は子供の頃は毎年行ってた気がするんですが、20代の頃に1度行ったきり全然行けてません・・・。
大体僕が乗るアトラクションはスペースマウンテンにビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテンの3大マウンテンをひたすら攻めるというコース。
最低1回は乗らないと気が済みませんw
なので他のアトラクションてあまり乗ったことがないという・・・。
今回鑑賞する映画が基になったアトラクションも、実は一度も乗ったことがありません・・・。
というか映画になるほど人気のアトラクションってことすら知りませんでした…w
こんな変わった奴をどうか笑ってくださいw
さて、パイレーツ・オブ・カリビアン、ホーンテッド・マンションに続く「ディズニーアトラクションが舞台の映画」。
一体どんな物語になっているのでしょうか。
多分乗ったことある人なら興奮するであろうイースターエッグが多数登場するんでしょうけど、きっと僕は見つけられないでしょうw
早速鑑賞してまいりました!
作品情報
ウォルト・ディズニーによる最初のディズニーランドに、1955年のオープンと同時に作られたというアトラクションを映画化。
永遠の命を手にすると言われる花を探し出すため、女性博士とジャングルをガイドする船長が、危険なアマゾンの旅へと向かう姿を描くスペクタクルアドベンチャー。
人気アトラクションだけに劇中では数々のアトラクションの世界観を思わせる場面が登場することで、現地に行かずとも映画館でアトラクションを堪能できること間違いなし。
そんなアトラクションムービーを、ホラーや密室サスペンスなどで観衆を唸らせたスペイン出身の監督の手によって、誰もがワクワクドキドキを体感できる作品へと仕上げた。
また今やハリウッドきっての人気俳優二人が、パイレーツ・オブ・カリビアンのジャックとウィルのような息の合ったキャラを熱演。
迫りくるピンチの連続をどう乗り越えるのか見物だ。
友達とでも恋人とでも家族とでも楽しめる、夏休みにピッタリな「真夏の大冒険」を、自宅で劇場で堪能しよう!
あらすじ
アマゾンに伝わる不老不死の伝説──
<奇跡の花>を手にした者は、永遠の命を手にすると伝えられていた。
抜群の行動力と探究心を兼ね備えた博士のリリー(エミリー・ブラント)は、この秘宝を求めて危険に満ちたアマゾンの旅へ出発する。
彼女が相棒に選んだのは、ジャングルに生息する珍しい動物や、スリルあふれる先住民の村、“滝の裏側”などの名所の数々を、ジョーク(ときにヤラセも…)を交えながら観光客相手にガイドする、クルーズ・ツアーの船長フランク(ドウェイン・ジョンソン)。
彼にもまた<奇跡の花>を探す“ある理由”があった…。
目的地は、「伝説に近づく者は全て呪われる」と言われる、アマゾンの上流奥深くの“クリスタルの涙”。
はたして、そこで彼らを待ち受ける、謎に包まれた《恐るべき真実》とは…?
ミステリアスなジャングルを舞台に、不老不死の力を秘めた<奇跡の花>をめぐる、壮大なスケールの争奪戦が始まる。(HPより抜粋)
監督
本作を手掛けるのは、ジャウム・コレット=セラ。
基本僕は監督で映画を観るか選ぶ傾向にあるんですが、何の気なしに見た作品の監督がこのってパターンが多いですw
例えば、FIFA公認のサッカー映画「GOAL!2」。
中学時代サッカーをやってたので1作目から見ていたんですが、まさかセラ監督だとは。
あとは、秘密のビーチでの休暇がサメによって恐ろしい一日へと変化してしまう「ロスト・バケーション」。
リーアム・ニーソンとのタッグは非常に有名ですが、当時の僕は監督のことなど知らず、リーアム叔父貴主演てことで見ていたわけで。
事故から生還した男が、自分の名前を別の者に騙られたことから謎の真相に迫る「アンノウン」、旅客機を舞台に見えない敵を見つけだす航空保安官を描いた「フライト・ゲーム」、息子を助けるために親友である組織のボスを敵に回すことになった殺し屋の逃亡劇「ラン・オールナイト」、通勤電車の中で思いもよらぬ陰謀に巻き込まれた男が、家族を守るために奮闘する「トレイン・ミッション」と、どれもB級の匂いを漂わせながらA級のスリリングさを演出した作品ばかり。
今回を機に監督の名をしっかり覚えようと思いますw
キャラクター紹介
- フランク(ドウェイン・ジョンソン/CV:小山力也)
オンボロのクルーズ船“ラ・キーラ号”の船長。
アマゾンのジャングルを探検する観光客をガイドする。
ダジャレが好きで陽気な性格。うさんくさい面もあるが、屈強で勇敢なナイズガイ。
アマゾンの伝説や呪いに精通するなど、ジャングルのすべてを知り尽くしている。リリーとともに〈不老不死の花〉を探す冒険で、驚くべき秘密が明らかに……。
- リリー(エミリー・ブラント/CV:木村佳乃)
亡き父の汚名を晴らすため〈不老不死の花〉を探し求める植物博士。
イギリスの冒険協会からは、女性という理由で爪はじきにされているが、大胆不敵な行動力と父親譲りの意志の強さで、どんな危機も乗り越える。
ジャングルでも怖いものなしで行動するものの、「泳ぐこと」だけが大の苦手。
- マクレガー(ジャック・ホワイトホール/CV:斎藤慎二)
〈不老不死の花〉を探し求めるリリーの弟。
彼女を助けるためにジャングル行きに付き添う。
オシャレやゴルフが大好きで冒険は苦手のため、ジャングルでもつねに浮いた存在。姉とは真逆で超神経質&超慎重派。
- アギーレ(エドガー・ラミレス)
“不死”の呪いにかけられ、ジャングルに囚われたまま生き続ける男。
全身を植物と蛇に覆われたような姿で、やはりある理由から〈不老不死の花〉を探し求めている。
- ヨアヒム王子(ジェシー・プレモンス)
〈不老不死の花〉を手に入れて、世界を支配しようと企むドイツ帝国の王子。
目的のためなら手段を選ばず、潜水艦や魚雷を用いてフランクたちを追う。
(以上HPより)
不老不死の花争奪戦は誰の手に!?
そして「ジャングル・クルーズ」に乗ったことのない俺は楽しめるのか!?
ここから鑑賞後の感想です!!
感想
#ジャングルクルーズ
— モンキー🐵@「モンキー的映画のススメ」の人 (@monkey1119) 2021年7月30日
ジェシープレモンスのヴィランぶり良かったなぁ。
あと、秋葉カンペーさんが出でました。 pic.twitter.com/uS1o7dGYgX
単純にアドベンチャーとして楽しいことは事実。
とはいえ、多様性を盛り込んだキャラ設定や背景は不要な気がします。
以下、ネタバレします。
アトラクションの映画化としては成功かな
病を治す伝説の花を求め、アマゾンの奥地へ冒険に出かける植物博士とガイドする船長が、いがみ合いながらも互いを理解し合って目的を遂げようとする物語は、アトラクションの映画化ならではの楽しいアクションやアドベンチャーを前面に押し出しながら、永遠の命を欲する者たちとの争い、それに対する答えをゴールに設定してのキレイな終わり方に一定の満足感はあるものの、100年前の社会の在り方を現代的なメッセージに置き換えてしまうあたりが、ディズニーの悪い癖に感じ、逆にノイズになってしまった感がある作品でした。
ジャングルクルーズに乗ったことのない僕でも、非常に楽しめた作品ではありました。
やはり「インディージョーンズ」を筆頭に、伝説の何ちゃらを探す旅ってのは、古代の人がそれをまろむために複雑な仕掛けを施していたり、何ちゃら族が行く手を阻んだり、明らかに無茶な逃亡がピタゴラスイッチ的に上手くハマったり、一難去った後に映る景色が美しかったりと、見てるこちら側も共に冒険している感覚になれるし、何よりこの夏この手の映画を観ることで自分も冒険して見たくなる欲求を与えてくれる作品だったように思えます。
特に前半、ブラジルに着いてからのゴタゴタは面白かったですね。
船着き場を仕切るニーロに借金のカタとしてエンジンを奪われたフランクが、ニーロと偽りリリーと船を出す交渉になるんですね。
フランクとしてはリリーから金をもらい、それを借金の返済に充てエンジンを取り戻したい。
だからリリーを騙すんですが、ニーロの登場によりウソがばれてしまう。
そこに一匹のトラが店に乱入、フランクはリリーを守るためにバトルモードに突入。
こちらとしては数々の映画で巨獣と戦ってきたドウェインがトラごときに負けるわけはないので、楽勝だろうとふんでいたわけですが、まさかトラがフランクが飼いならしていたペットで、一芝居うっていたなんて一本取られましたw
フランクはもしもの時のためにトラを投入することまで計算していたなんてさすがです。
リリーは船とガイドをゲットしたはいいものの、花の在り処に必要なアイテムの矢じりを横取りされたことで、執拗にリリーを追いかけるヨアヒム王子の手下に追われる羽目に。
はく製にする鳥をかごに入れる現地の人間に対し、動物をこよなく愛するリリーは注意に向かうも、実は彼らは王子の手下で見事に捕らえられてしまう。
一方フランクはニーロの手下に追われる羽目になり、急いで出航。
でもリリーがいないことに気付いたフランクは、リリーの弟マクレガーに舵を任せ、リリー救出に向かう。
リリーは針金でカゴの鍵をこじ開け脱出。
幼い頃にインド人のスリ師と鍵を開ける遊びをしていたというフリが、ここで活かされるんですね。
丁度フランクもやってきて肉弾戦に突入。
いとも簡単に敵をやっつけるフランクはいいとして、リリーも良いパンチをお見舞い。
カゴの中の猿を逃がすことで、リリーの動物愛と敵の足を止める一石二鳥の展開。
フランクはこっちだって言ってるのに、なぜか家屋の上を渡り歩くリリー。
足を踏み外せば下へ真っ逆さまな足場を、上手く飛んで渡り歩くも、ジャンプした先の屋根が脆く、見事に落下。
船の場所までたどり着くも、泳がなければたどり着けない距離。
泳げないリリーは、フランクの指示を無視し高台へ向かい、衣服を使ってロープウェーの如く滑降。
追手から逃れたのは成功したものの、結局途中に干してあった服に視界を奪われ、上手く船に着地できなかったというオチ。
一難去ってまた一難とばかりに、今度はヨアヒム王子が乗る潜水艦が登場。
第一次世界大戦時のドイツの王子ってこともあって、財力も攻撃性も半端ないです。
フランクの船めがけてガトリング銃でガンガンぶっ放す王子の残忍な表情が見事過ぎて、僕は結構ツボでしたw(実は本作のキャラの中で一番好きw)
敵はこうでなくちゃw
しかも銃では物足りず、魚雷までぶちかます鬼の王子。
フランクは攻撃を回避するために、ニーロ所有の船着き場を使って急カーブする作戦に。
急いで船を下りて、丸太ににロープを縛り面舵いっぱい。
さらには、目の前にある小屋に突っ込むと同時に、スピードを上げ、宙に浮いて魚雷をギリギリで回避。
大作映画らしいド派手な爆破でしたし、序盤のツカミとしてなかなかの攻防戦でした。
この後も、激流に飲まれて滝つぼに真っ逆さま寸前になるシーンや、ジャングルの奥地に生息する原住民に襲われてしまうシーン、さらにヨアヒム王子によって眠りから覚めたアギーレ一味との攻防戦、さらにはクライマックスでのドンパチ具合も、アドベンチャーらしく、楽しい作品ではありました。
監督のクセなのか…?
アドベンチャーたらしめる数々のピンチの連続に、ワクワク感はあったものの、どうしてもピンチを脱出した後のリリーとフランクのやり取りは、退屈に感じました。
冒頭でフランクがどんな人物なのかを、実際にジャングルクルーズしてるシーンで明かすんですね。
とにかく饒舌にガイドしながらダジャレを挟むんです。
要はこういうやつだから、リリーをあの手この手で嘘ついたり一芝居うったりするんですよ。
で、フランクのダジャレが全然面白くない。
向こうの文化だからなのかもしれないですし、ただのダジャレというか親父ギャグみたいな感じのダジャレなんですけど、全然笑えない。
ドウェイン・ジョンソンと言えばコメディ映画でもしっかり笑いの取れる役者だと思うんですけど、全然ユーモラスに見えない。
いつもの調子ならキャラとして活きるのにと思ったんですが、どうにかならなかったのか。
で、一連のアクションの後に会話するシーンに入るんですが、非常にテンポのある会話なのに、どうも落ち着いて会話を聞くことができない。
なぜかというと、カット割りが多すぎるんですね。
例えばフランクがギターを奏でながらリリーと会話する夜のシーン。
フランクがギターを弾きながらリリーに話しかけるんですが、フランクのターンなのにリリーを映したり、リリーを映したかと思えばすぐさまフランクにカメラが向く。
2人を収めたショットも間に入るんだけど、すぐさまカメラが切り替わる。
これが緩急つけたりとか10秒間隔で切り替わるならまだいい。
ですが、まるでアクションやってるのか?ってくらいパッパッと切り替わるんですね。
字幕で見たってのも良くなかったのかもしれないんですが、あまりにも早く切り替わるので全く会話が入ってきません。
これは僕の予想なんですが、恐らくフランク演じるドウェイン・ジョンソンは、ギターを弾けない気がするんです。
明らかにギターを弾きながら会話をするフランクってのを見せるためのカット割りとしか思えなくて。
実際手元も入れてフランクを映すんですけど、ギターコードを変えなきゃいけない辺りでリリーに切り替わるんですよ。
だったらギターなんか弾かせるなよ!と。
それかちゃんと練習して撮影に臨めよ!と。
これ以外でも会話のシーンで結構多めのカット割りをするんですよね。
セラ監督の作品はそこそこ見てるはずなんですが、会話のシーンでこんなことしてたっけなぁ?と。
ここ以外は潤沢な予算もあってか、呪いによって植物と同化させられ眠りについていたアギーレ一味の気味の悪さだとか、アマゾンの奥地に住む原住民の住処、クライマックスでの「水を石に変える」ミッションでの、水を使った壮大な仕掛けなど、映像での満足度は高かったんですけどね。
LGBTQやるならちゃんとやれ
本作の舞台は第一次世界大戦前後の時代。
100年も前ですと、女性の地位ってのがめちゃめちゃ低く、幾ら植物博士として活躍しているリリーでさえも、学会には参加できない時代。
冒頭の学会でも弟のマクレガーでなければ発表の場を与えられない背景がありました。
この時マクレガーはリリーから渡されたカンペを読んで弁論するんですが、中身が誰かが出した論文と同自内容じゃないか?と指摘されるんですね。
この論文を出したのがリリーなんですけど、本来ならリリー自身が発表するべき内容を、こうして男である弟でないと発表できないしきたりが映し出されてたわけです。
さらにリリーはブラジルでの格好はズボンをはいて行動するんです。
周囲の人はズボンを穿く彼女をじろじろ見るし、フランクに至っては「パンツ」と呼ぶように。
今では女性がズボンをはくことなんて普通ですが、100年も前だと「女はズボンをはいてはいけない」風潮があったことが見受けられると思います。
そんな風潮の中で、周囲の目や仕来りなど気にせずわが道を行くリリーの姿勢を本作に取り入れることで、現代的な女性像を見せたい気持ちは非常に理解できます。
また、弟のマクレガーはフランクとの会話のシーンで、何故君はこれだけ危険な道を歩むのかと問われます。
冒険心溢れるリリーとは違い、マクレガーはジャングルに行くにも拘らずたくさんの衣服を荷物として持ち込み、船の上でも食事の際はジャケットを羽織って食べたり、高温多湿なジャングルでも身なりをきちんとするような紳士な振る舞いを見せる男。
フランクからしたら、こういうタイプの男は冒険に向いてないと思ったのでしょう。
だから、何故君みたいな男が姉に同行するのか疑問に思ったのでしょう。
実際マクレガーはかつての冒険で凍傷になったことも明かされており、本音としては姉の冒険には付き合いたくない気持ちが窺えます。
ですが、マクレガーは結婚相手を3度も紹介されつつも断った過去を明かします。
その理由は別の相手を好きだったから。
具体的なことはいってませんが、言葉の端々や言いにくそうな表情から、彼はゲイであることが読み取れます。
家族からも見放されそうになった時に助けてくれたのは姉だったことから、どんな時でも姉についていく意思をフランクに明かすんですね。
当時からすれば、こうしたLGBTQは異物扱いされたことでしょう。
マクレガーにこうした設定を取り入れたことに関しても、リリー同様現代的な映画にしたかった思惑が窺えます。
あくまで僕の意見ですが、現代を描くならこうした設定は入れるべきだとは思います。
しかし本作の舞台は100年も前の話。
無理にこういう設定を入れる必要があったのか。
仮にそうした時代の中で苦しい環境に置かれた人たちの物語なら話は別なんですが、本作はセクシュアリティをアクセサリー程度にしか見せてない気がして。
百歩譲ってこうした設定を入れたなら、何かしらの着地が必要なんですよね。
でも本作はマクレガーがゲイとして報われるようなオチもなければ、リリーが女性として地位が保障されるようなオチもない。
リリーに関して厳密に言えば、男性優位な学会への参加を断った事実を聞いた女性の傍聴人たちが拍手するエンディングがありましたが、それをマクレガーを通じて語るのはオチとしてスッキリしないというか。
あそこでリリーが頑固ジジイどもの前で自ら言うなら理解できるんですが、それをマクレガーが言ってどうすんのと。
キャラのセクシュアリティを見せておきながら、ただのお飾りとしか思えないんですよね。
やるならしっかりやれよディズニーと。
というか、無理に設定する必要ねえだろディズニーと。
最後に
インディージョーンズのような話でしたし、上でも書きましたが「パイレーツ・オブ・カリビアン」ぽさもあった作品でした。
既視感はあるものの、夏休み真っただ中の今にうってつけの映画であることは間違いありません。
また、どんな病も治癒する伝説の花を求め、数々の人物たちによる人間の欲が映し出される中で、「大切な人が1人いればいい」という答えにたどり着くリリーの選択は一定の理解ができるなぁと思わされた作品でもありました。
とはいえ、今パンデミックな中でこうした答えを見せるのは現代的な気はしない気もします。
知らない誰かも助けなきゃいけないわけですし。
あとは何でしょうね、お話の構成として似たような件を何度もみせてるのがしつこいなと。
敵も王子とアギーレって2つあるので、てんこ盛りなピンチ感は彼らのおかげで成立するのは良いとして、別に最後は分ける必要もないかなと。
モンキー的には応じ演じるジェシー・プレモンスのヴィランぶりが最高でした。
冒頭から残虐性を秘めた臭いを醸し出し、潜水艦で容赦ない攻撃を見せたかと思えば、アギーレ一味が操る蜂に縋るギャップ萌えな一面、でもやっぱりコイツ悪っ!と思ってしまう描写。
最後の死にざま含め、ディズニーヴィランらしい私欲にまみれた悪役でしたね。
正直彼って大作映画でそこまで大きな役ってピンと来なかったんですけど、これで彼がフィーチャーされたらいいなと願っております。
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10