ルイスと不思議の時計
ファンタジー映画は得意ではないのですが、少年とおじさんで世界を救おうとするって展開は大好きですし、きっと二人ともチャーミングな演技を見せてくれることでしょう。
そして何よりあのイーライ・ロスが今回監督しているというのも注目ですよね。
この人ファンタジー映画できるんかい!
てかどうして監督しようと思ったんだい!
あとこれどうでもいいんですけど、予告で少年がおじさんのことを「二流のポンコツ魔法使い」って紹介するんですけど、いくら一流じゃないからって「ポンコツ」って呼ぶのはちょっと納得いってませんw
二流ってまぁまぁやれるぜ?
最近ダラダラ前置き書きすぎなんでこの辺で。
早速観賞してまいりました!!!
作品情報
ジョン・ベレアーズの原作小説「壁の中の時計」を「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「E.T.」などを世に送り出した「アンブリン・エンターテインメント」が、大人から子供まで楽しめるファンタジー映画として映像化。
不慮の事故で両親をなくし、叔父の下で暮らすことになった10歳の主人公と、やさしそうだけどちょっと変な魔法使いの叔父、そして奇妙な隣人夫人の3人を軸に描かれる、屋敷に隠された魔法の時計をめぐった一大ファンタジーアドベンチャー。
魔法使いが使うへんてこな魔法、家の中のあらゆるものが自由に動き、不思議なモンスターまで登場し、主人公の冒険は予想外の展開へと進んでいく。
これまで低予算ホラーやスリラーを中心に手がけてきた映画監督が、作風を変え臨んだファンタジー超大作。
少々不気味ながらも、めくるめく魔法の未体験映像で描かれたマジカルアドベンチャー。
その魔法で誰もが夢中にさせる作品です。
- 作者: ジョンベレアーズ,北砂ヒツジ,John Bellairs,三辺律子
- 出版社/メーカー: アーティストハウス
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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あらすじ
1955年、ミシガン州のニューゼベディ。
両親を車の事故で亡くした10歳のルイス・バーナヴェルト(オーウェン・ヴァカーロ)は、伯父のジョナサン(ジャック・ブラック)に引き取られる。若い頃に家出したジョナサンは、ルイスの両親の葬式にも参列しておらず、ルイスも会うのが初めてだった。
住宅地のいちばん奥にあるジョナサンの古い屋敷の中には、いたる所に時計が置かれ、不思議な雰囲気が漂っている。じつはジョナサンは魔法使いで、隣に住むフローレンス・ツィマーマン夫人(ケイト・ブランシェット)も、かつて強力な魔法を操る魔女だった。
ただしジョナサンの腕前は二流で、ツィマーマンは超一流。彼らは何かと相手の悪口を言い合うのだが、実際には仲が良さそうで、喜んでルイスを迎えてくれる。
屋敷での最初の夜、ルイスは自室の外を誰かがうろついていることに気づく。ジョナサンが廊下を歩き回っているのだ。翌朝、壁のステンドグラスの絵柄が変わっているなど、ルイスは屋敷に何か秘密があることを察するのだった。新しい学校に通うことになったルイスだが、スポーツが苦手でなかなか友人ができない。そんな彼にただ一人、声をかけてくれたのは、スポーツ万能でハンサムの人気者、タービー(サニー・スリッチ)だった。
どうやらジョナサンは、屋敷のどこかに隠された魔法の時計を探しているらしい。その場所は壁の中らしく、ジョナサンは壁を叩き壊したりもしている。不安を募らせるルイスの前に現れたのは、亡き母の幻で、彼は母から「本と鍵を探しなさい」と告げられた。
勇気をもって屋敷内を探索するルイスだが、なんと壁の絵や椅子、オルガンなどが勝手に動き出し、びっくり仰天!混乱するルイスを落ちつかせるため、ジョナサンは自分が魔法使いで、魔法の時計を隠したのは、亡き親友の魔法使いで、この屋敷の元持ち主、アイザック・イザード(カイル・マクラクラン)であると伝える。
アイザックは闇の魔法を使って時計を作ったらしい。そして中秋の名月の夜、ジョナサンとツィマーマン夫人はルイスに魔術を見せ、呪文のテクニックを教えるのだった。
呪文を学んだルイスは、学校でも簡単な魔法を使うようになったが、友人だと思っていたタービーが選挙で学年代表の生徒になり、骨折も回復したことで、冷たくあしらわれてしまう。
タービーの気を引きたいルイスは、伯父のジョナサンが魔術師であると教え、屋敷に誘う。ジョナサンから「開けてはダメ」と言われていた棚をタービーに強要されて開けるルイス。そこに入っていたのは「降霊術」の本だった。
本を読んだルイスが、死者を生き返らせる呪文を唱えたところ、あろうことかアイザックが甦ってしまった!このままではアイザックが魔法の時計の鍵を手に入れ、動かしてしまう。時計が動き出せば時間が逆戻りして、この世界すべてが過去となり、失われてしまうというのだ。
甦ったアイザックに、ルイスとジョナサンはどう対抗するのか?思いもよらぬ魔法バトルの火ぶたが切って落とされたーー!(HPより抜粋)
監督
今作を手がけるのはイーライ・ロス。
はい、超意外です。彼がファンタジー映画をやるなんて。
彼の作品は「ノックノック」が初だというのを、このブログで書きました。
これはどうやら彼の作品の中ではまだ観やすいほうらしいんですが、結局この後も彼の過去作「ホステル」や「グリーンインフェルノ」に手を出せていません・・・。
どういう経緯でこれを作ろうとしたのか、会社から頼まれたのか、その辺の事情はよくわかりませんが、きっとクリーチャーは見事な造形になっている、と期待したい。
といっても子供が驚く程度でいいんですよ~、大人を怖がらせるようなやつはカンベンしてねぇ・・・
こちらもどうぞ。
キャラクター紹介
左上より。
- ルイス・バーナヴェルト(オーウェン・ヴァカーロ/声:高山みなみ)・・・両親を亡くし、伯父のジョナサンに引き取られた10歳の少年。「言葉」が大好きで辞書を愛用。スポーツは苦手。TVのヒーローのまねをして、転校先の学校でもゴーグルをかけているなど、ちょっぴり浮いた存在。
- ジョナサン・バーナヴェルト(ジャック・ブラック/声:佐藤二朗)・・・ルイスの母の兄。その素顔は魔法使いだが、腕はイマイチ!?屋敷のどこかに隠された魔法の時計を探し、夜な夜な室内を彷徨っている。かなりのお調子者キャラ。
- フローレンス・ツィマーマン(ケイト・ブランシェット/声:宮沢りえ)・・・ジョナサンの隣に住む、パリ生まれの魔女。戦争中に夫と娘を亡くして以来、魔法は封印していた。とにかく口が悪く、ジョナサンにはいつもケンカ腰。
- タービー・コリガン(サニー・スリッチ/声:松本梨香)・・・ルイスが編入した学校の人気者。転校生のルイスに優しく接するが、それは学校の選挙の票稼ぎのためと、骨折していつもの仲間と遊べなかったため。
- アイザック・イザード(カイル・マクラクラン)・・・ジョナサンの親友で、黒魔術を得意としていた。妻のセリーナと共に、かつてジョナサンの屋敷を所有していた。屋敷に魔法の時計を仕掛けて亡くなったのだが・・・。
- ローズ・リタ・ポッティンジャー(ヴァネッサ・アン・ウィリアムズ/声:矢島晶子)・・・ルイスの同級生。タービーの我侭な性格を暴露するなどルイスの味方。
- ルイスママ(ロレンツァ・イッツォ/声:本名陽子)・・・車の事故で亡くなるが、ルイスの前に幻として現われ、彼を慰めつつ、魔法の時計への手がかりを教える。
ジャックブラックとケイトブランシェットのベテラン俳優がどんな掛け合いを見せるのか、そしてジャックブラックのユーモアセンスにも期待です。
二朗さんの吹替えも興味あるけど、やっぱり字幕で選択かな。
果たして魔法の時計が鳴る前に見つけることはできるのか?そしてどんな魔法が飛び出るのか!?
ここから観賞後の感想です!!!
感想
えらくこじんまりしたファンタジー映画だし、会話描写多いな…。
でも子供たちでも楽しめるハロウィンに持って来いの映画でした!!!
以下、核心に触れずネタバレします。
ファンタジー映画の王道路線。
両親を亡くし叔父の元へやってきた主人公ルイスと、家出したきり戻らなかった二流魔術師、そして家族を亡くし心に傷を抱えた元魔術師の女性が、屋敷に隠れた時計の在り処を探す過程の中で、欠けた部分を補いながら互いが互いを励まし支えていき成長していく姿を描いていき、魔法によって息吹を放つ屋敷内のインテリアや植物や動物の愛くるしさ、ルイスの学校内での友情関係、それによって放たれてしまうヴィランの恐ろしさなどを、ホラー畑の逸材があえて子供たちでも楽しめるように演出を施すことで、誰でも楽しめる作品へと昇華した、ハロウィンの時期に持ってこいの映画でございました。
冒頭からいつかの時代のユニバーサルロゴの登場によって、1950~60年代の世界へと誘ってくれる今回の作品。
イーライ・ロスにビビりまくりのモンキーでしたが、見終わった後彼の持ち味であるホラー描写は一体どこへやら?と思うほど、怖いお話ではなかったことに安堵の表情を浮かべながらただいま感想を述べております。
今回彼がこの作品を監督することを了承した理由はよく分かりませんが、今回のような作品を一度手掛けることで彼のワークバランスが保たれるのであれば、それはそれでよかったんじゃないかと思うところ。
さて作品に関して話を戻しますが、ファンタジー小説が原作とあって、非常にワクワクした作品でありました。
その一番の理由は少年ルイスが両親を亡くし、まだその傷がいえてないにもかかわらず叔父と隣人にかわいがられながら魔術を覚えていくことによって少しずつ心の傷を癒していく姿。
大事な形見を叔父にちょっといじられたくらいで泣いてしまったり、夜中に叔父のコソコソする姿や屋敷内の自我を持ったアレコレに怯えるなど弱虫な面を序盤で見せていたにもかかわらず、友達を作ったり魔法を覚えていくことによって少しづつ笑顔を取り戻していく姿に見ていたこっちもにやけながら見ておりました。
そしてベテラン俳優であるジャック・ブラックとケイト・ブランシェットの掛け合いも見事。
顔を合わせれば悪口の言い合いで、ゴリラ男、シワシワババア、妖怪髭男爵、落ち目の紫女(そんなこと言ってませんw)などなど、とにかく罵り合う姿をずっと見ていたいと思えるやり取り。
ケンカするほど仲がいいとよく言いますが、まさにそれを体現した掛け合いでございました。
この突っつき合いが後に、本気の言い合いとなっていく後半も中々。
ルイスがやらかしてしまった出来事を、自分がこの家に招いたからと自分を責め追い出そうとするジョナサンでしたが、それは子供を育てることへの放棄でしかない。家族を失ったフローレンスはそれを痛く分かっており、それだけはしてはならないと本気で怒るんですよね。
育児は24時間いつだって不安なんだ、だからって見捨ててはいけないということをジョナサンにわかってほしいという会話を見て、こうやって本気で言い合える大人の関係っていいなと、本筋とは全く関係のないことを想ったり。
お子様向けイーライ・ロス。
今回ホラー映画の鬼才がファンタジー映画を撮るということに驚きを隠せないモンキーでありました。
一体どんなホラー描写をぶっこんで子供たちにトラウマを植え付けるのか、それとも自分の持ち味を最小限に留めて、誰でも安心して見られる自身の作品を世に出すのか。
これはあくまで大人としての目線ですが、後者が強く出た作品でした。
まぁ当然ですよねw血まみれの人間とかひたすら叫ぶ姿とか、常に驚かせるような仕掛けとかさすがにR指定ついちゃうだろうし、そもそもファンタジーなんだからそれをやる必要がないわけで。
てか監督こんなかわいい演出できるのかってくらい、楽しい演出が施されていたんですね。
ジョナサンとルイスが住む家はかつてアイザックというジョナサンの元相方が住んでいた屋敷で家ごと魔法をかけているから、家具や置物が勝手に動き回るわけです。
ジョナサンによって迎え入れられたルイスはそれを最初は怖がっていましたが、屋敷のそれらは彼を痛く気に入ったことで彼になつこうとしていた描写が多々ありました。
特に一人掛けソファは、椅子というだけあって動きやすいもんだから、最初は怯えたルイスが屋敷から出ていこうとしたら動いて制止したりしてましたが、気が付けばじゃれ合うほど仲が良くなり、椅子がアイザックによってボロボロにされた時にはルイスは率先して自分の服を綿代わりに詰めてケアしてあげるなど相思相愛な面がありました。
他にもブリキの置物は追いかけてくるし、壁に大きく描かれたステンドグラスは日毎に絵柄を変えたり、庭にいるマルコ(翼の生えたライオン)の形をした植木は食った落ち葉を脱糞するイタズラをしたり、紫色の蛇も住んでいたりと、中々楽しい様子。
これなら子供たちも喜んで彼の作品を見れるじゃないか!と一安心と思いきや、音楽は結構重々しくなったりする部分もあれば急に音のボリュームを上げて驚かせようとするところも。
まぁこの辺は子供向けの映画でもよくある音楽ですが、それだけじゃない。
後半からイーライロスの本性が徐々に出てくるんですね~。
一番これ子供が見たらトラウマじゃね?って思ったのは、南瓜が襲ってくるシーン。
初めて屋敷を訪れたルイスは、庭に飾ってある睨みつけて笑う顔に切り抜かれたカボチャを見て「ハロウィン?」というんですが、ジョナサンは「いや年中だよ」という件があって、あ~後々こいつら襲ってくるんだろうなぁなんて思ってたんですが、まさにその予感は的中。
アイザックが蘇り屋敷が彼によって操られてしまうわけで、屋敷の外に追い出された3人はそのカボチャに襲われるわけです。
その襲い方が飛びかかってくるだけでなく、口からカボチャのゲロを吐くんですね。ジョナサンは顔面に受けて顔中カボチャだらけ。しかもそのゲロはかなりの粘着性を持っていて足にゲロをかけられたことで身動きが取れなくなる。
この粘着質なゲロがまぁ気持ち悪い。しっかりタネなんかも混ざっているリアルなものでドロドロしてるし、これ見たらカボチャ嫌いの子たちはますます嫌いになってしまいそうなイヤぁなシーンでした。
そしてその屋敷に追い出される前のシーンでも怖っ!な部分が。屋敷の地下室から脱出しようとすると彼らの前に無数の人形たちがお出迎え。
なんかお腹に穴の開いたマットデイモンぽい顔した人形や、髭の生えたおじいちゃんみたいな人形、蝶ネクタイをつけたジェントルメンぽい人形などなどたくさん。
何でしょうね、日本の人形や人体模型も怖いけど、海外の人形もそれはそれで夜中出くわしたら怖いですよね。
で、見た目は確かに怖そうだけど全く動かないからまだマシ。だったんですが、蘇ったアイザックに操られることで怖さは倍増。おかあさ~んとしゃべりながらフローレンスに近づいて来たり、ジョナサンやルイスを担いで外へ追い出すんですね。
あとは、蘇ったアイザックのフランケンシュタインぶりも怖いし、向かいの太った婦人がある別の姿に変身するんですが、その変身の仕方が怖い。あの~HUNTER×HUNTERのイルミが体に刺さった針を抜いてボキボキいいながら別の姿になるアレを思い出してもらえれば伝わるかなと。
あとは終盤登場する赤ちゃんなんですが、これはどちらかというと笑ってしまうかなと。どんな赤ちゃんかはぜひ劇場で。まぁある意味怖いんですw
とはいえ不満も。
こんな感じで監督が工夫して誰でも楽しめるような作品に仕上げていたんですが、やはりそこは物足りなさだったり、なんでこんな遠回しな話になってるんだろうとちょっとした疑問や不満も。
いくつか挙げるとするならば、魔法に関して。
ジョナサンはポンコツではあるものの、それなりに魔法を使うことができます。それは自分の意志で出る部分もあれば、そうでない時も。
ライターの火を操って火の玉をも作って投げることができたりするんですが、どちらかというと感情を何かにぶつけた拍子で周りの何かに変化をもたらすギャグ要素の方が強かったかな(突然ポップコーンやガムボールが飛び出したり、店内にいた子供が食べていたアイスクリームが大きくなったり)。
まぁジョナサンに関してはそういう面が多かったので個人的には満足なんですが。
で、ルイスもジョナサンとフローレンスによって魔術を学習し会得するんです。
校内でも行列の出来た水飲み場でひたすら飲んで占拠している同級生に向かって、水が噴き出る魔法を使ってイタズラするなんて描写があるんですが、なぜ普通にこの程度の魔法が使えるのに、もっと早くタービーに披露しなかったのかというのが大きな疑問。
タービーは自分のけがが治るまでの間しかルイスと交流しないんです。
疎遠になってしまったルイスは彼との関係をもう一度修復しようと自分の屋敷に連れてったりするんですが、一向に良くならない。
で、終いにはジョナサンからダメと言われた開かずの扉の中にある降霊術の本を持ち出して魔法を見せてやるっていうんですけど、いやいやルイス君、君今少しだけど魔法使えるじゃない、なぜそれを披露しないんだい?と。あれくらいの魔法なら絶対子供たちは驚くし、タービーも納得すると思うんですけど。
ルイスは一時魔法が使えなくなる時があるんですけど(多分タービーとの関係に悩んで心のバランスが崩れたから)、そうなる前に披露できたはずなんですけどね。
あとは、会話会話の連続。
ジョナサンとルイス、ルイスとフローレンス、ジョナサンとフローレンスと3人がとにかく会話で物語の背景や過去、魔法やアイザックの事を説明するんですよね。
説明するのは仕方ないとしてそれをそう思わせないように、動きで見せるというシーンがほとんどないように感じられました。
後半になるにつれてそれは無くなりましたが、ルイスが謝罪してジョナサンが突き放した時に、2回でフローレンスと口論とかしてて、それどころじゃねえだろうにとか感じてしまいましたね。
他にも、カボチャのゲロにまみれて気絶したジョナサンを一度フローレンス邸で介抱して出直すなんてシーンがありましたが、別にそんな寄り道要らないんですよね。
確かにフローレンスの杖が破壊されたから一度出直す意味はありましたが、そこはうまく省いてどうにかしてほしかった。
何故なら皆既月食まであとわずかってリミットがあるから、一度出直すという行為自体に緊迫感が無くてドキドキしないんですよね。
せっかく盛り上がるところなのにもったいなく感じます。
最後に
結構アイザックがやろうとしてる事や考えてることがすっげー恐ろしいんだけど、それをさらっとファンタジーチックにするところが良かったですね。大人目線でいくとここかなり怖くできそう。
3人が一つになることで悪い奴を退治するという王道路線だったり、血のつながらない者たちが家族となって築いていくという点においても素晴らしい部分があったと思います。
色々と不満を並べてみたものの、子供たちと一緒に楽しめる作品であることは間違いありませんでしたし、何よりこれからハロウィンですから今にピッタリですよねこういう映画。
まだイーライロス監督作品を見ていないという人は、ぜひこの映画から入ってみたらいいかと思います。これ以外の映画が全然違い過ぎるんですけどw
って、にわかな俺が言うセリフじゃないw
俺も観ます!
というわけで以上!あざっした!!
ルイスと不思議の時計 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2019/03/06
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満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10