モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「パンク侍、斬られて候」感想ネタバレあり解説 この世のすべては茶番なのか。

6月30日

パンク侍、斬られて候

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 豪華キャストに加え、クドカン脚本。色鮮やかな衣装によって、時代劇だけど斬新さがある、それでいて内容がぶっ飛んでいそうな雰囲気。

予告を見る限りでは、そんな予感のする映画ですが、ボクにとっては、90年代後半から2000年代前半にかけて日本の映画界を始めとしたポップカルチャーを牽引してきたカッコイイ俳優たちが再び共演してくれたことがとにかく嬉しいのであります。

彼らをなんて括ればいいんだろうか。

 モデル俳優?いや違うかぁ、オシャレ俳優?なんだそりゃw

とにかく石井監督だから集まったんだということでしょう。

きっと今作を見たら、彼らが共演した作品を見たくなっちゃうのかなぁ。

 

果たしてどれだけ破天荒でぶっ飛んだお話なのか楽しみです。

早速観賞してまいりました!

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

芥川賞作家の町田康が2004年に発表した同名小説を、数々の若者たちの暴力と憤りを画面にぶつけ、ジャパニーズパンクムービーを描き続けてきた鬼才・石井岳龍監督、そしてパンク魂を胸に掲げた作風で若い世代の心を掴みながら、とうとう大河ドラマの脚本まで手がけるほど売れっ子になった、現代を代表する脚本家・宮藤官九郎という、破天荒な3人のクリエイターによって映画化。

 

自称超人的刺客と名乗る侍を中心に、幕府の重鎮、謎の宗教団体、そして猿の軍団らが絡まっていき、そろいも揃った曲者達が戦いぶつけ合いばかし合うトンデモストーリーと昇華してゆき、疾風怒濤にして予測不可能な展開が繰り広げられていく。

果たして観る者たちは、出会うべくして出会い互いがリスペクトを欠かさない、3人のパンク魂を持ったクリエイター陣による、ハチャメチャでありながら現代社会を投影した、奇想天外な超ド級のディープインパクトを受け止めることができるのだろうか。

 

 

 

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あらすじ

 

 

ある日、とある街道に一人の浪人が現れ、巡礼の物乞いを突如斬りつける。

自らを“超人的刺客”と表すその浪人の名は掛十之進(綾野剛)。

 

掛は「この者たちは、いずれこの土地に恐るべき災いをもたらす」と語るが・・・。

 

次々と現れるクセもの12人。

ある隠密ミッションの発令によって始まる前代未聞のハッタリ合戦。

 

そして一人の女をめぐる恋の行方と、一人の猿が語りだす驚きの秘密。

 

今、あなたの想像をはるかに超える、驚天動地の戦いがはじまる!!(HPより抜粋)

youtu.be

 

 

 

監督

今作を手掛けたのは石井岳龍。

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以前は「石井聰亙」名義で活動しておりました。僕としてはそっちの名前の方がしっくりくるのですが。

正直ほとんどの作品を見てるわけではありませんが、この方の作風はパッションといいますか、自分自身の内なるものから社会に対しての怒りといいますか、とにかく感情をぶつけるようなパターンの作品が多い気がします。

近年はそういった作品があまり多くは見受けられませんでしたが、今回久々の大きな作品で、やりたい放題やってるような気がします。

そんな監督の作品に、石井組常連の俳優陣が取穴したのも嬉しい材料ですよね。いったいどんな映画になってるのか。

きっとぶっとんでて怒ってるに違いないでしょうw

 

 

そんな監督の代表作をサクッとご紹介。

近未来の幻の街を舞台に、暴走族たちが権力や右翼に戦いを挑んでいく「狂い咲きサンダーロード」でインディーズ映画界の旗でとして君臨。

その後「マッドマックス2」の影響を受けて荒廃した近未来都市を舞台に描かれた「爆裂都市 BURST CITY」ではロックミュージシャンを中心に多数出演するという試みをし話題になります。

他にもマイホームを手に入れた家族の前に祖父が登場することで、家庭内暴力が吹き荒れていくバイオレンスコメディ「逆噴射家族」ではベルリン国際映画祭で注目を浴びていきます。

 

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90年代から00年代になるとさらに監督の世界観が深みを増していきます。

危険な恋に落ちていく一人の少女の心象を描いた全編モノクロ映画「ユメノ銀河」、牛若丸と弁慶の物語を新解釈し最新のCGで描いた「五条霊戦記/GOJOE」、電気と感応する男と、怪電波をキャッチする男の一触即発のバトルを繰り広げていくエキセントリックアクションバトルな短編映画「ELECTRIC DRAGON 80000V」などを製作。浅野忠信永瀬正敏という後に日本映画をしょって立つ俳優たちを起用し話題となります。

 

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その後しばらく映画製作を休止していましたが近年から活動を再開。

病院に併設された大学キャンパスを舞台に、日常を送る人々が次々と原因不明の死を迎えていく様をオフビートで描いた群像不条理劇「生きてるものはいないのか」、ごく少数の女性の胸に咲く不思議な花をモチーフに、男女の愛の行方をミステリアスに描いたファンタジードラマ「シャニダールの花」、社会の底辺に暮らす男が現状を向けだすために盗みを働くことで自らの宿命を知ることになる様を描いた、ブラッドサースティーブッチャーズの曲から着想を得た監督14年ぶりとなるロック映画「ソレダケ/that's it」などを手がけています。

 

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キャラクター紹介

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左上より。

 

  • 掛十之進(綾野剛)・・・超人的剣客にしてプータロー。自らのハッタリで未曽有の事態を招く。
  • ろん(北川景子)・・・茶山の身の回りをしているミステリアスな美女。
  • 幕暮孫兵衛(染谷将太)・・・大浦の家臣。いわゆる❝ゆとり❞世代。窮地に陥ると気絶する特異体質を持つ。
  • 黒和直仁(東出昌大)・・・黒和藩の藩主。別名❝正論公❞。堅物で機転が利かないザ・お殿様。
  • 茶山半郎(浅野忠信)・・・腹ふり党の極悪非道な元幹部。顔に刺青があり、2人の付き人に自分の言葉を代弁させる。
  • 大臼延珍(永瀬正敏)・・・国中の猿を集める力を持ち、人間の言葉を巧みに操る。
  • 真鍋五千郎(村上淳)・・・大浦より掛十之進の暗殺依頼を受けた刺客。超人的剣客養成所・通称「そこの穴」で育つ。
  • オサム(若葉竜也)・・・想像も絶する阿保だが念動力が使える。食べ物を与えたものの言う事だけを聞く。
  • 長岡主馬(近藤公園)・・・内藤の家臣。失脚した大浦に帯同するよう命じられ、屁高村で猿回しの才能を開花させる。
  • 江下レの魂次(渋川清彦)・・・腹ふり党に関する情報収集のために内藤が放った密偵。ろんに激しい恋心を抱く。
  • 大浦主膳(國村隼)・・・黒和藩の次席家老。幼少から犬猿の仲とされる内藤の策にはまって失脚。
  • 内藤帯刀(豊川悦司)・・・黒和藩の筆頭家老。掛十之進のハッタリをいち早く見破り、利用する。

 

 

 

 

 

 

 

 

一応「dTV」がスポンサーとなっており、配信コンテンツでの製作予定だったそうですが、ちょいちょい待ち待ち!この製作陣でこのキャスト?配信もったいないじゃん!!てことになったそうです。

いや当然でしょw

そんな配信コンテンツから劇場公開映画となったパンク野郎たちによるパンクな時代劇、一体どんな物語なのか!そして何を背景に伝えようとしているのか!

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

感想

超絶ぶっ飛びエンタテインメント時代劇の誕生にして、その正体はこの世の中を茶番と嘆く社会風刺の塊だった!!!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇宙が砕けましたよ。

江戸時代の弱小藩を舞台に、ハッタリ侍と策士な家老による大きな嘘によって巻き起こってしまう夏フェス規模の大参事と、その策略の渦中の人物たちによるどパンクなハチャメチャ合戦の模様を、時代劇なのに現代用語バリバリ、7色に彩られたファッションやデザインというニューウェーヴなテイストで描き、我々にこの世のすべては全て茶番劇なんだぜ!だからお前ら、心にパンク魂を植え付ける!、いつかこんなことになっても知らねえからな!と軽くお説教を受けているかのような、痛烈な社会風刺を織り交ぜた最高にロックでパンクでファンキーな時代劇シニカルコメディでございました。

 

何なんだこの映画は!はっきり言って理解するには難しいのかもしれない、でもいいたいことはわかる!

 

いつも心にパンクを、なんて信条はこれっぽっちもない、ごくごく普通に暮らすその辺の大人代表モンキーではありますが、元ミュージシャンてこともあり、こういうわけわかんないけどそういうわけわかんない感じがさ、なんつーかロックだよな(ゴールデンスランバーの渋川清彦がそんなこと言ってましたねw)と、この映画を見終えた時感じました。

ただこれはロックとはいえパンクなのです。

一体何が違うんだよモンキーさんよぉ?と言われても、そもそも俺ロックは好きだけどパンクはちょっと・・・な人間なもんで、大雑把なことしか言えませんが、ロックという反骨精神に自由なスタイルを貫くのがパンクなのではないかと。

いやいやロックだって自由だろと思うでしょうが、だから言ったでしょう、大雑把なことしか言えないって。

そこ論点じゃないんでw

 

この映画が一体どんなものだったのかってことへの僕の超ざっくりな感覚ということで、一言「何つーかロック、でもパンク」ということでしたが、じゃあ細かく感想を述べなさいよ、ということで、申し上げますと、いわゆる普通に見てはいけない映画だったってことです。

なんでってそりゃあ念動力で花火は上がるわ、猿がしゃべるわ、終いには空が渦巻いて踊り狂ったやつらが浮かび上がって蒸発とか、もうすでに正気の沙汰じゃあないですよこの映画。

しかもいきなりウィンウィンの関係とかネットワークとかバリバリ横文字、衣装だって、赤や緑や黄色紫などなど時代劇にはふさわしくない彩り。音楽だって基本ロックです。スイングドラムから始まるBGMもあれば、ギターをかき鳴らすのもあったりで、とにかく時代劇という仮面をつけた現代的演出の数々なのです。

 

何が言いたいって、すごくフザケた映画でありました。

大真面目にフザケた。大人が真剣にふざけてるんですよこれ。

何かにつけて怒りをぶつける不穏な時代に、何かにつけて正論振りかざして真面目腐ったことばかり言う時代に、こういう最&高なおふざけパンク映画を作ってくれてありがとうです、はい。

東出昌大が演じたお殿様がですね、正論んばっかいうやつなんですが、そんな頭の固い奴が見たらあなたの宇宙は砕けませんよ、そんな目で世の中観てちゃあいけませんよええ。

ドントシンクフィールです。はい。

 

でですね、これだけフザケた映画なのに、何を描いてるかって現代社会の縮図ですよ。

掛は浪人ではありますが、とりあえずいい腕持ってるけどそれを真面目に使わずにハッタリばっか言って楽してぐうたら生活を送りたいフリーター。

幕暮は藩士ですが、ちゃんと言いたいことが言えず、ピンチになると気絶=全てを投げ出す、いきなり君付け、そしてマニュアル第一、でもそれは目の前にあるピンチを切り抜くための策なんだけど全く臨機応変に対応できない典型的ゆとり世代。

協調性のない個人主義の密偵や、力を持つあまり周囲からせっかんばかりされて頭おかしくなったオサム。

内藤達お役所の人間は、自分の地位や保身ばかり気にし、問題が生じればどう解決するかより誰のせいばかり議論し、そいつを切って解決する今の国会そのもので、責任を向けられれば部下を切り捨て自分だけ助かろうとする私利私欲なやつらばかり、そんなごたごたをただただクソまじめな目でしか見ることができないお殿様。

そして切り捨てられたことでようやく大事なものを見つける時すでに遅しなジジイ。

そんな面々を言語化し我々にストーリーテラーとしてこの茶番劇を伝え、言葉をしゃべることで気味悪がられ罵られ差別や偏見ばかりされる大臼。

そんなサルが目上の立場である人間を小バカにすることで、社会を風刺した芸であることを猿回しを通じて訴える。

 

そんな彼らはまさに今僕らが活きている現代に当てはまるような存在ばかりなんです。縮図なんです。

 

そして描かれるのは、今自分がこんななのは社会のせいだ世の中のせいだと自分自身のせいにせず憂い嘆く、そういう時こそ何かを信じたい、いや信じるしかないのかと、とにかく踊って騒いで社会にぶつけようぜ!みんなで騒げば何やったっていいんだよ!城に火を放とうぜ!落書きもしちゃおうぜ!やべえヤりてぇ!あれ欲しい盗んじゃおう!などなどもはや法はそこにはなく、混沌としていくわけです。

ワールドカップで渋谷スクランブル交差点に集い勝利しようが負けようがとにかくみんなとこの時を共有したい!騒ぎたい!などただただ鬱憤晴らしのきっかけが欲しいだけのような輩と一緒なんです、ここに出てくる腹ふり党に魅せられる奴らは。

 

しかもハッタリから始まったこの物語は自作自演という茶番のせいで混沌を極め、しまいにはパンク魂でかたをつけるという、爽快でもあり強引でもある形で終息していくんですね。

てことは今僕らの目に蔓延している停滞している問題をですよ、何物にも流されず己の考えで自由なスタイルで、君だけの精神でぶつかっていけって言ってるんじゃないかと。壊せよお前のその価値観スタイル精神全て、そしてこの世の中を斬っちゃおうぜと。

勝手に括られて決めつけられる我々ですが、それでいいのかとお前はお前だろと。

この世の中どうしたいかは、ぶったぎってくぜゲッチョファイヤ!ってことだろうと。

 

相変わらず文才の無いモンキーですが、なんつーか?これもパンク魂ってことでご勘弁をw

 

 

とりあえずざっくりあらすじ。

掛十之進が道中でいきなり切りつける場面から始まるこの物語。

その一部始終を見ていた黒和藩家臣長岡。

こいつは腹ふり党っていうやつらで、こいつらがここにいるってことはこの街奴らにのっとられちゃうよ?俺がなんとかしてやるぜ?と掛はハッタリをかますんですね。

で、長岡は城へそれを伝え彼を呼ぶわけです。

実は掛が斬ったのは、ただの物乞い。腹振り党なんかじゃなかった。とりあえず、家臣の目の前で嘘ついておけば、もしかしたら侍として雇ってくれるかも?というわけ。

 

でもそんなインチキハッタリほら吹き野郎をあっさり見破った家老内藤は、君の嘘バラしちゃうよ~どうするぅ~死んじゃうよ~と掛を脅し、彼の嘘を利用して、俺の長年の目の上のたんこぶである、家老大浦を失脚させようと画策。

殿の前で腹ふり党の事を話す掛は、大浦を茶化したことで怒り心頭。部下である幕暮に刺客を送るよう命じます。

 

内藤の屋敷でグータラ生活を送っていた掛ですが、酔い覚ましに外で掛け散歩していると、ロン毛に紫メッシュの謎の刺客真鍋が現れます!

彼は大浦が幕募を使って用意した黒和藩の刺客だったのです。

超人的刺客だけあって剣裁きもなかなかな掛。それとほぼ同じ力を持つ真鍋との文字通り真剣勝負は互角の争い。

秘技・人間炬燵!(ただのプロレス技)

睾丸稲荷返し!(ただの顔面騎乗)

睾丸稲荷返し返し!(ただの顔面騎乗交代)

睾丸稲荷返し返し返し!!(ただの顔面騎乗2回表)

そうこうしているうちに、股の匂いを嗅いでいるとどこか懐かしい匂い。

あれ?何コレ?臭いけど臭くない!

そうです、二人は幼馴染だったのです。

 

意気投合した二人を目にした幕暮は、全ては大浦さんが仕組んだことと殿に報告。

結果大浦は、民が暮らす屁高村のさるまわ奉行所で、猿回しをする羽目に。なぜか長岡も同行。

こうして内藤の策略は見事成功。派閥争いに勝利したのです。

 

しかし、腹ふり党はいつまでたってもやってこない。

内藤の犬、密偵の魂次の徹底的リサーチによると、岐阜羽島で生まれた腹ふり党は、この世はサナダムシの中にいて、我々はそこから出ることでおへどになれるという、なんとも理解不能な教えを説く超怪しい新興宗教でありましたが、腹にグルグル巻きの絵を描いて踊ることでおへどに近づくということで、貧困にあえぐ民たちを中心に勢力を増やし、あまりに踊るもんだから首切られても踊ったままの状態なんて逸話もあるほどのなかなかのヤバさ。

そんなヤバい宗教でしたが、見事に滅んでおり、既に腹ふり党は存在しないという事実が発覚。

 

掛ちゃんお前やってくれたねと怒り心頭の内藤。どうしてくれんのよ、これバレたら俺の身ヤバいじゃん、てかお前もやばいんじゃないの?ということで、腹ふり党を新たにこちらで作りそれを討伐する自作自演計画を企てます。

その名もHDP。腹ふり党・D忘れたww・プロジェクト。

メンバーは、掛と魂次、幕暮にオサムという馬主。

オサムは飯をくれた奴の言うことだけを聞く忠実な奴なんですが、とにかくアホ。阿保といっても相当なアホ。ただしこいつには念動力と言ってモノを念で動かす特技を持った奴だったのだ。内藤はオサムを痛く気に入り同行させたのです。

 

魂次のリサーチにより残党の元幹部が隠れ家にいるとの情報をたよりに探す一同。

元幹部である茶山は、額に大きな刺青を入れた変わった風貌の男。しかも自分の言葉を付き人が代弁するという不思議な人物だったのです。だから幹部になれたのか。

とりあえず幕暮と掛は、NEO腹ふり党を作ってくれと依頼します。

承諾した茶山は、彼の手伝いをしていた謎の超美人ろんと、出島から連れ出した黒人の大男ジョージらとともに、スラム街に行き、信仰を促します。

瞬く間に腹ふり党に魅せられたスラム街の民たちは、暴動強姦強盗などありとあらゆる悪事を働き、踊りに踊りまくります。

 

気づけば1000人規模の状態となり、城の財政難に伴いリストラだなんだで藩士を必要最小限にしていた内藤の計画は想定外の事態に。

果たして掛は、この状況をどう収めるのか。

そうもしているうちに、腹ふり党は城を攻めて来るのだった!!

 

 

最後に

何か久々に勢いで書いているので収集つかないですが、とにかく圧倒的カオスによる画力が半端ない、あ、ハンパないって!な映画でございました。

石井監督の作品を久々にみたわけですが、全然大作映画でも問題ない面白さでエンタメで誰でもってわけではないけれど、見る人によっては相当笑える映画だったのではないでしょうか。

 

クライマックスで目を覚まして目の前のあらゆる者をたちをバッタバッタと斬りつける掛の姿は非常に痛快です。そんなこいつにも顛末は訪れるんですけどね。

騙された気分はどうだい?からのセックスピストルズ。

 

だからこその「パンク侍、斬られて候」だったわけで。

 

クドカンはやっぱり脚本だけの方がいいですね。監督やるとちょっと疲れる。こういう題材なら別の監督にならせた方が彼の味が出るな思えた脚本でした。

そして北川景子が美しすぎる・・・・。魂次の気持ちがわかるぜw

といいうわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10