THE FIRST SLAM DUNK
1990年代、バスケットボール人気を高めた日本が誇るスポーツマンガ「スラムダンク」。
ヤンキー要素や青春要素も多く含んだ本作は、週刊少年ジャンプ連載当時から人気を集め、これを読んでバスケを始めたという人も相当多いはず。
TVアニメが放送されてもその人気はとどまることを知らず、キャラクターを推したり主題歌がヒット。
当時のジャンプ漫画のベスト3でしたから当然ですよねw
僕自身はサッカーに行きましたが、当時は夢中になって読み漁ったものですし、今でも完全版を本棚に保管してるほど。
そんなスラムダンクが、原作者である井上雄彦の手によってアニメーション映画として帰ってきます。
期待は高まる一方でしたが、残念なことに声優陣も入れ替え、主題歌もWANDSやBAADなどが担当することもなく、当時のアニメに思い入れの強い僕ら世代はみな、肩を落としてしまいました。
しかしモノは考えよう。
井上雄彦が本当に僕らに見せたい映像は、当時のアニメーションではなくこの作品なのではないかと。
観たいものよりもクリエイターが見せたいものを受け入れようじゃないかと。
そもそも漫画の原作者が監督をやるって、不安要素もあるけれど相当の覚悟だと思うんですよ。
ファースト・スラムダンク。
知ってる人にとっても、知らない人にとっても「初めてのスラムダンク」。
ワクワクしませんか。
早速観賞してまいりました!
作品情報
1990年から週刊少年ジャンプで連載された井上雄彦原作のバスケ漫画「スラムダンク」。
赤い髪の不良高校生・桜木花道を中心に、バスケに青春をささげた選手たちの人間的成長を描いた本作は、累計発行部数1億2000万部を超えるベストセラーとなり、その影響からバスケ少年少女が続出するほどの社会現象になったほど。
TVアニメが放送されると、各キャラを演じた声優の人気度の上昇や主題歌の大ヒットなど、他方面でも様々な反響があった。
そんなスラムダンクが、原作者である井上雄彦監督・脚本のもと、映画として帰ってくる。
当時のTVアニメで担当していた声優や主題歌を一新し挑む本作は、いまだあらすじも未発表の状態。
小出しに出される予告編からも、主人公がいったい誰なのか、試合相手がどの高校かもベールに包まれており、公開前からファンの間で考察合戦が繰り広げられるほど異様な熱気に包まれている。
また当時の思いれが強いファンからは、一新されたキャスティングや、スタッフによる不要な発言、ファン心理を煽った前売り券販売など不満を抱く者も多く、良くも悪くも注目を浴びている作品となった。
TVアニメではインターハイに初出場することが決まった湘北高校を最後に終了したが、原作ではその後インターハイ2回戦でぶつかる高校バスケの頂点「山王工業」との試合臨む彼らの勇姿が描かれている。
本作はその山王工業との試合を描くのか、それとも湘北バスケ部の始まりを描くのか。
いよいよその全貌が明らかとなる。
キャラクター紹介
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#4 赤木剛憲(CV.三宅 健太)
3年/C/197cm
「全国制覇」を目標にチームを引っ張る主将。桜木からは「ゴリ」、宮城からは「ダンナ」と呼ばれる。 - #7 宮城リョータ(CV.仲村 宗悟)
2年/PG/168cm
小柄ながらスピードが持ち味の湘北の“切り込み隊長”。マネージャーの彩子が好き。 - #10 桜木花道(CV.木村 昴)
1年/PF/188cm
高校からバスケを始めた素人。赤髪が特徴。流川を一方的にライバル視している。 - #11 流川楓(CV.神尾 晋一郎)
1年/SF/187cm
1年にして主力のスーパールーキー。無口でクール。 - #14 三井寿(CV.笠間 淳)
3年/SG/184cm
中学時代はMVP。挫折して一時退部するも、復帰して3Pシューターとして活躍。
(以上HPより抜粋)
小出しにされた予告編では、赤坊主の花道や履いているバッシュ、数々のセリフや構図から明らかに山王戦なんですが、観たことのない回想シーンなどもあり、原作そのままではなさそうです。
一体どんな物語になってるんでしょうか。
ここから観賞後の感想です!!
感想
#SLAMDUNK 観賞。
— モンキー🐵@「モンキー的映画のススメ」の人 (@monkey1119) 2022年12月3日
尋常じゃないほど泣いた。#スラムダンク#SLAMDUNKMOVIE pic.twitter.com/YGH4f6aIzK
監督が、いや井上先生が見せたい「スラムダンク」は、ちゃんと僕らが見たいスラムダンクだった。
声が違う?TVアニメのような動きじゃない?
そんなの、見てたらさっさと忘れちゃうほど没頭するぜ!
以下、ネタバレします。
ざっくりあらすじと内容
沖縄。
屋外のバスケコートで1on1をする少年二人。
兄ソータに必死に食らいつくリョータ少年だったが、未だ兄に勝負で勝てない。
宮城家では父が亡くなったことで、長男であるソータが一家の大黒柱を任されることになった。
弟のリョータ、妹のアンナ、そして母カオルの面倒をみることで、家族たちの前では余裕の表情を見せ逞しさをアピールするソータだったが、海辺の近くにある祠を秘密基地にした場所で、ソータは一人打ちひしがれていた。
リョータはただ見てみぬふりをするだけだったが、幼いながらも兄が重圧を受けていることを肌で感じたのかもしれない。
そんな兄との1on1は楽しかった。
いつかミニバスのレギュラーの座をゲットするために、兄から「背を向けてドリブルするな」や「もっと食らいつけ」と叱咤激励され続けながら汗をかいていた。
しかしある日、兄は友達と海釣りに行く約束があり、リョータとのバスケを早々にやめ海に出て行ってしまった。
負け続けていた矢先に、勝機を見出しリベンジを果たそうとやる気を見出していた矢先の出来事に、リョータはつい「もう帰ってくるな!」と悔し涙を流しながら海へと向かうソータに怒鳴っていた。
リョータの言葉通り、ソータは帰らぬ人となってしまった。
兄の代わりにミニバスのレギュラーを勝ち取ったリョータは、最初こそ輝かしいプレーを魅せていたが、途中交代してきた相手プレイヤーにコテンパンにされてしまう。
兄の部屋で兄のお気に入りのTシャツや能面をつけ、兄が読んでいた雑誌を漁っていた頃、母が突然ソータの部屋を片付けだした。
リョータが死んだ兄との唯一の繋がりだったバスケにしがみつく一方、母は一刻も早く忘れ去ろうとしていたのだった。
この日を境に、そんな親子の間に亀裂が生じてしまう宮城家だった。
中学へ進学する頃、宮城家は神奈川県へ引っ越す。
見た目やふてぶてしい態度から、周りからは「声かけるな」オーラが出てると敬遠されてしまい、ストリートバスケの相手もままならないリョータ。
そこへある一人の少年が1on1を挑んでくる。
やたら3ポイントの上手い少年は、リョータを挑発するかのように「かかってこい」と勝負を挑む。
兄の姿とダブらせたリョータは、ぎこちない動きをしてしまい中々勝負ができないでいた。
「みっちゃん 早く行こうぜ」
そう呼ばれた少年は、リョータに「うまくなれよ」と声をかけ去っていった。
湘北高校に進学すると、安田らと共にバスケ部に入部するが、1年先輩の赤木の熱量にうっとおしく感じたり、部長らのやる気のなさと下手さにバスケ部を続けるか悩んでしまう。
そんな時、長髪の高校生軍団が宮城に近づき、喧嘩を吹っかけてくる。
「いつでも1on1やってやりますよ、でも負けたら坊主だからな!」
やがて屋上に呼ばれたリョータは、三井と徳男らにボコボコにされるが、バスケットシューズを蹴られたことで逆上し、三井に集中して頭突きやパンチで応戦。
雪が舞う屋上で空を見上げながら、自分のボロボロの姿に呆れたのだった。
そして月日が経ち、迎えたインターハイ第2回戦。
高校生バスケの頂点にして王者、そしていつかソータが対戦したかった相手「山王工業」との1戦が始まる。
兄ソータが常に身に付けていたリストバンドを左手に付け、リョータは仲間と共に勝負に挑む。
・・・というのがざっくりしたあらすじです。
主人公はリョーちんだった
公開前からよくも悪くも話題となったスラムダンクの全貌は、予想通りの「山王戦」と、まさかの「主人公・宮城リョータ」というあり得ない組み合わせ。
あらすじに書いたものは、山王との対戦を描きながら回想シーンとして要所で挟んで描かれた一部分であります。
井上先生曰く、花道と流川という1年生ライバルコンビ、赤木と三井という3年生コンビのエピソードの中で、2年生として挟まれていたリョータのエピソードだけ実は描いてこなかったということから、今回の映画化に際し主人公にしてみたといういきさつがあったそう。
蓋を開けてみたら、先生がかつて描いた「ピアス」という読み切りの作品と似たようなものではありましたが、このエピソードを採用したことで、我々原作ファンが良く知る山王戦の景色が少し変わって見えたのは、見た方ならお分かりいただけたのではないでしょうか。
そもそも山王戦にかける思いは、宮城以外の4人は原作で強く描かれていました。
赤木が河田兄に対する執念だったり高校生No.1プレイヤー沢北に対するライバル心を筆頭に、それぞれが山王戦にかける思いがあったわけですが、宮城だけはキャプテン深津にビビりがち程度のモノでした。
しかし本作では、兄を失ったことで兄の背中をただ追いかけるあまり、母の気持ちを蔑ろにしていたことや、兄の死をきっかけに性格もふてぶてしくなってしまったこと、口数もへるなどのリョータが高校2年になるまでの成長ぶりや心境の変化、そして山王戦にかける思いがどれほどのものだったのかが色濃く描かれることで、ドラマ性がより幅広くなり、さらに奥深くなったことでしょう。
また面白い点は、リョータが2年というところ。
そう、彼は沢北と同学年なんですよね。
同い年なのになんでコイツこんなにフォーカスされてんだよと。
そう決戦前夜の会場で流川と練習や試合以外で初めて会話する宮城の姿が映し出されており、共に「あいつぶちかまそうな」と絆を深めるシーンは印象的でした。
このシーンが、まさかラストで思いがけない伏線になってるなんて、この時は思いもしませんでしたがw
大切なことはスラムダンクが教えてくれた
12月3日の公開日前日。
恐らく日本国民の半数が、サッカー日本代表が挑んだワールドカップの「スペイン戦」での勝利に歓喜したことでしょう。
無敵艦隊と言われるほどの強豪国であり、パスサッカーをスタイルとする超攻撃型の国、そして10年に優勝を果たすほどの相手に、2-1で勝利を収める、正にジャイアントキリングを見せてくれたわけです。
この試合の翌日に、同じ光景を見せられるとは思いもしませんでした。
そう、スラムダンクでも山王という相手は強豪チームであり、「勝てる相手ではない」高校なんですよね。
そんな彼らが、20点以上の差を何度も付けられるも必死で食らいつき、死に物狂いで勝利を勝ち取る物語なんですよね。
諦めたらそこで試合終了ですよ
安西監督の言葉は、僕ら原作世代でもアニメ世代でも刺さった言葉。
サッカー日本代表も、決してあきらめずにスペインからの猛攻を必死で守り、中々攻撃に転じられない状況下でも我慢をしてチャンスを伺てたわけです。
それこそリョータが深津と沢北のプレスから中々ボールを回せない中で、ここぞという瞬間を見つけドリブルで抜き去る光景のように、あの日日本代表もゴールをもぎとったわけで。
それもこれも「あきめなかった」から結果を出せたわけです。
ちなみにこれは私が敬愛してやまないMr.childrenの桜井さんがかつて言った言葉なんですが、「あきらめる」とは「明らかに見極める」ことという意味合いがあるのではないかと。
こう読むと案外ポジティヴに聞こえてくる気がしなくもないんですが、語源としてはそっちの意味もあるそうで、まずはしっかり見極めることから、可能かどうかを判断しろってことなのかと。
だから安西監督の言葉って、言葉通りの意味の中に、ちゃんと勝てるかどうかの見込みだったり勝てることが可能かどうかの判断をしたら、勝利という意味の試合終了を迎えることができるよって風にも聞こえるのではないかと。
かなり無理矢理な解釈ですが、いま改めて文脈を読み取ると、さらに奥深い言葉だったりするなぁと。
山王戦は何度見ても涙
物語のベースは大方の予想通り「山王工業」との一戦でした。
ペース的には前半をサラッと描いたのち、後半戦に重きを置いて物語を進行させた展開でした。
とはいえ前半戦での開始早々アリウープがまぐれで決まるシーンを入れるなどの象徴的なシーンはちゃんと用意されており、原作ファンには嬉しいサプライズだったことでしょう。
後半戦も各々が立ち向かわなくてはならない相手や内面の描写もしっかり描かれています。
三井は諦めの悪い男として、3Pの入った時のネットを潜る音を聞きながらやる気を見出したり、流川も沢北とのサシでの対決で徐々に闘志を燃やしていくシーン、花道もまたリバウンドで山王のリズムを崩し始めていく起点を見せるシーン、そして赤木は対河田に執着するあまりに自分やチームを見失っていく姿もしっかり描かれていました。
この赤木のシーンでは原作では出刃包丁を持った魚住がコート外で「泥にまみれろよ」と言葉を言い残して赤木を励ますシーンがありましたが、さすがに映画ではカットされてましたねw
まぁ包丁持った男がコートの外にいたら非現実的ですからw
改変としましては、このシーンの前に赤木がキャプテンになる前の時代の回想を入れており、常日頃赤木に嫌味をこぼす先輩の姿を映すことで、それが赤木の脳内でひたすら囁くという悪魔のような存在として彼を苦しめていた描写が挿入されてました。
どうせおまえはひとりなんだろ、先輩の姿をした悪魔が倒れる赤木に囁くも、意識を取り戻すとそこには4人の仲間が手を差し伸べて起こすではありませんか。
この山王戦は、こうした各々の戦いと共に、バスケ以外では全然仲良くもない個性もバラバラな5人がただ「勝利」に向かって力を合わせていく過程に高揚し興奮するエピソードであり、劇場版でも終盤はそこにフォーカスをあてていくのは、たまりませんでしたね。
そう、結局のところ僕は、この後半戦で何度もくじけそうになりながらも山王に喰らいついていく湘北メンバーの姿を原作で何百回も読んでいるから、物語の着地点の前で涙腺決壊してたんですよねw
恐らく原作ファンの方で同じような気持ちになった人も多いんだろうなと思いながら見てましたし、それが映像という効果を使って見せるもんだからなおさら没入できたのではないかと。
特に後半残り1分のシーンは最高です。
そもそもこの映像、モーションキャプチャーやCGを使って作ってることもあり、バスケっぽい動きはしてるアニメなんだけど、どこか少年ジャンプの巻頭カラーを読んでるような感覚なんですよね。
パラパラめくってるけど、しっかり目に飛び込んでくるかのような臨場感。
それを映像で見せてくれる。
そして残り1分。
背中を痛めながらも粉骨砕身する花道が猛突進でコートを駆け巡り、中々パスを出せないでいるリョータに、俺によこせとジェスチャーする流川が高速ドリブルでゴールを目指し、ゴール前で「左手は添えるだけ」と呟く花道にパスが繰り出され、0秒のカウントと同時にシュートが入るまでの名シーンを、一切セリフなしで心臓音と共に描くんです。
この時の描写も原作でのスピーディーさをそのまま映像化したかのような疾走感で、きっと誰もが息を吞んで見守ることになるシーンだったと思います。
そしていがみ合ってた花道と流川のハイタッチのシーンも。
もうほんと点差開いてからの花道リバウンド、それで開花する三井のスリーポイント、自身を取り戻す赤木、パスを選択することで沢北を圧倒する流川、そして今回原作では描かれなかったリョータのエピソードから最後に円陣を組む際にリョータ発進で皆に声をかけることで「キャプテンとしての器」を見せる宮城の姿が加わることで、ホント涙が止まらない作品に仕上がっていたのではないかと、あくまで原作ファンだからこその意見ですが、感動させられまくりでした。
最後に
僕はやっぱり主題歌にWANDSやBAADを使ってほしかった側なんですが、今回の音楽も最高でしたね。
オープニングはいよいよ山王戦、王者に立ち向かうアウトローな挑戦者・湘北高校バスケ部ってのを表現するかのようなThe Birhdayの曲がバカかっこいいんですよ!
エッジの効いたギターのジャカ弾きが不良軍団でもある湘北メンバーにピッタリでゾクゾクしましたね。
また10-FEETの曲「第ゼロ感」のイントロを劇伴として何度も流すんですが、時にアレンジの違うバージョンを流すことで劇的な演出をしていたのも効果的だったかと。
それこそあの曲反撃開始の時によく流れていた印象で、リフの部分が見てる側の気持ちを煽ってくるもんだから、こっちも興奮のギアが上がるというかw
やっぱスラムダンクってギターロックと相性いいんだなと感じた瞬間でもありましたw
アニメーションに関しては、少々不満というかぎこちなさが残る部分もありました。
それこそ一時観衆が背景化されてたり、なぜか安西先生だけ水彩画みたいな感じで描かれてて浮いてるなぁとか、ドリブルしてる時のドライブな感じはかっこいいんだけどそれ以外はやっぱり原作を意識した映像になってるから表情が乏しく感じる点もあったりとか。
それこそ流川の前髪なんか全然動かないですからw
そこが引っ掛かってしまう人はもしかしたらだめかもしれませんねw
また声優陣ですが、TVアニメ版から全とっかえってことで、思い入れの点から受け入れられないって声もあるかと思います。
でも一度見たら全く気になりません。
きっとファンならあの「山王戦」が見れるってことで、そんなこと忘れて没頭できると思います。
他にもギャグパートに関しては、出来るだけ物語の邪魔にならないよう最小限にしていた印象でした。
しかし花道、宮城、三井の3人がマッチョポーズする件とか、ゴリに思いっきりハイタッチされた花道の左手が赤くはれてる辺りは、よ~くみると描かれてるので注意深く見ていただけたら。
あとはオヤジにたぷたぷする件はちゃんとありますのでお楽しみにw
とにかく本作はリョータの視点をベースに湘北が山王工業に挑むという、見たことあるけど全く新しいスラムダンクを、この2022年に拝めた「生きててよかった!」案件の作品であったことに間違いありません。
ビギナーの人にはこの感動が全く伝わらないと思いますがw、是非この話題の作品を視たいがためにサクッと原作を読んで劇場に足を運んでもらえたらと思います。
トップガン/マーヴェリックだって、世代の映画なのにあれだけヒットした理由って、結局気になって前作見てから言ったら面白かったってパターンだったと思うんですよ。
だから是非今回もっとバズって欲しいなと、一原作ファンとして応援したい次第です。
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆★★8/10