モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「スマホを落としただけなのに」感想ネタバレあり解説 主役二人の危機意識低すぎてビックリ。

11月2日

スマホを落としただけなのに

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いきなり私事ですが、去年スマホを盗まれたことがあります。

見事にやられました。

その場に置いておいただけなのに、ほんの僅かの時間で。

すぐに自分のスマホに電話をかけたせいで電源を切られてしまい、居場所も特定できず。

警察に遺失物届を出しましたが、音沙汰はなし。

とりあえず使わせないようにサービスを停止させ、約1ヶ月くらいスマホなしの生活を送りました。

 その後現在に至るまで悪用されたような形跡がないのでほっとしております。

 

さて、今回観賞する映画は、僕のように日常生活において必要不可欠となったスマホを落としてしまったがために、拾った相手によって自分の個人情報全てが筒抜けになってしまう恐怖と謎の犯人を追うミステリー映画。

 

題して言うのであれば、「拾った相手が実はネットストーカーでした」映画ですね。

 

スマホにはとにかく個人情報がいっぱいであります。

本名、住所、電話番号、カード番号、といったものから、誰にも知られたくない閲覧履歴、あらゆるサイトのアカウント、果ては自分の友達の連絡先、勤務先に至るまで。

たかが自分のスマホと思ったら大間違い。

家族友人仕事先の人たちにまで被害がもたらす可能性だってある。

 

 まぁそれ以前に、今や簡単にSNSで連絡を取れてしまう手軽なコミュニケーション。

自分と関わっているSNS上の人たちは全員善人、とは限らないわけで、危機意識は正直僕にもありません。

その最たる理由のひとつに、ブロガー仲間とtwitterで顔を晒してトークを配信していまるわけで、案外本気で探せば場所だって特定されてしまう恐れだってある。

 

 とにかくスマホを紛失した場合、こういうケースになることがある、ということを認識しておかなければならない。

すっげーーー当たり前のことなんだけど、絶対忘れてるときありますからね。

まぁ正に盗まれた俺が言うんだから間違いない。

 

きっとそんな事を教えてくれる映画、なのでしょうか?

早速観賞してまいりました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

「このミステリーがすごい!」大賞に最終候補まで残った志駕晃の同名小説を映画化。

 

都内に住むOLと恋人関係にある男が、ある日スマホを紛失し謎の男に拾われてしまったことで、恋人に異常なまでの悲劇が降りかかってしまう姿と、髪の長い女性ばかりを狙ったを殺人事件の犯人は一体誰なのかというミステリー要素を同時進行して描く。

 

現代において必要不可欠なスマートフォンを題材にすることで、誰もが想定できる、出くわしてしまうかもしれない危険性を秘めた恐怖、そして安易に自分の情報をSNSにシェアしてしまいがちな者たちに、その行為は果たして安全か否かという警鐘も含めたテーマ性となっている。

 

あなたの存在を全て知っているのは、友人でも家族でもなく、スマホです。

 

 

スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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あらすじ

 

 

彼氏の富田(田中圭)に電話をかけた麻美(北川景子)は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失った。

たまたま落ちていたスマホを拾ったという男から、富田のスマホが無事に戻ってきて安堵した麻美だったが、その日を境に不可解な出来事が起こるようになる。

 

身に覚えのないクレジットカードの請求や、SNSで繋がっているだけの男からのネットストーキング。落としたスマホから個人情報が流出したのか?

 

ネットセキュリティ会社に勤める浦野(成田凌)に、スマホの安全対策を設定してもらい安心していた麻美だったが、その晩、何者かにアカウントを乗っ取られ、誰にも見られたくなかった写真がSNSにアップされてしまう。

 

時を同じくして、人里離れた山の中で次々と若い女性の遺体が見つかり、事件を担当する刑事・加賀谷(千葉雄大)は、犯人が長い黒髪の女性ばかりを狙っていたことに気が付く。

 

スマホを拾ったのは誰だったのか。
連続殺人事件の真犯人はいったい誰なのか。
そして明らかになる“奪われた麻美の秘密”とは?(HPより抜粋)

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

監督

今作を手がけるのは中田秀夫

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いやぁ~意外でした。

きっとCM業界でキャリア積んだかなんかの新進気鋭の若いやつが監督やるんだろうなと、劇場で予告が流れるたびに思ってたんですけど、いざクレジット調べたらあ、中監督が作ったのかと。

で、しまった、と。

この方といえばもちろん「リング」が思い浮かぶもんですから、アカン!これ怖いヤツかぁっ!!と思ったんですね。

きっと女性の死体めっちゃリアルなんだよ~ああああぁぁぁ!!でたあああぁぁぁぁぁっ!!

ってならないことを祈ります。

 

そんな監督の代表作をサクッとご紹介。

映画の撮影現場で起こった現象を描いたホラー映画「女優霊」で劇場映画デビューした監督は、観たら一週間後に死ぬというビデオテープの謎を追跡する男女を描いた「リング」が大ヒット。

その後も続編映画「リング2」や、とあるマンションを舞台に幼い娘を抱えた母親を襲う非日常的な出来事を綴った「仄暗い水の底から」、深く愛していながらも過酷な運命が二人を襲う怪談落語を映画化した「怪談」などを手がけるなどしてJホラー映画ブームを築いていきます。

 

リング

リング

 

 また監督は海外映画にも挑戦。

自身のヒット作を海外リメイクした「ザ・リング」の続編「ザ・リング2」の監督を自らが行ったり、ネットで知り合った5人の若者が仮想空間と現実世界が交錯していく中で心の闇を引き起こしていく「Chatroom/チャットルーム」を作っています。

 

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 近年はホラー映画以外の作品も。

人気コミックの映画化「デスノート」のLのその後を描いた「L change the WorLd」、自給11万2千円という高額な報酬目当てに心理実験に参加した複数の男女が、その過酷さ故に疑心暗鬼となりパニックを起こしていく姿を、人気ホリプロタレント総出演で描いた「インシテミル/7日間のデスゲーム」、自分以外の全ての他人を操る能力の持ち主と、その能力が唯一聞かない男の運命めいた出会いと激しい攻防を繰り広げていく「MONSTERZ/モンスターズ」といった作品も手がけています。

 

 

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キャスト

 商社に勤めるOLで、謎の男に狙われる稲葉麻美を演じるのは、北川景子。

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彼女の演技をあまりうまいと思ったことはなくて、特に先日公開された「響ーHIBIKI- での熱意ある編集者としてのセリフがどれも薄っぺらく聞こえてきつかったですね。

あ、1作だけすごいのあったわ。「抱きしめたいー真実の物語ー」だ。

それは後で書くとして。

今回もまぁ一生懸命ビビッてくれればそれでいいかなと。

てか彼女コメディとか集団劇みたいなのはいけると思うんですけどね。

 

でまぁすごくどうでもいいことなんですけど、ルックスというか超細かい部分なんですけど、顔がすごく整ってるのに、鼻から上唇の辺りがちょっと間が抜けてる感じがすげぇ好きでw(とりあえず忘れて)

 セーラーマーズは超似合ってた。

 

そんな(どんなw)彼女の出演作をサクッとご紹介。

実はちゃっかり「ワイルドスピード3」に出演していた彼女は、森田芳光監督の「間宮兄弟」で映画初出演。

ルックスからもてはやされるも友達と認識しなった女子高生が、病を患うことで本当の友情に気づいていく「Dear Friends」や、たまたま大金を手にしてしまった若者グループが、ヤクザや強盗集団相手にうまく立ち回る姿をコミカルかつテンポよく描いた「ヒートアイランド」などで存在感をだし、ハンサムになれるスーツを着ることで今までにないモテ人生を経験していく不細工な主人公が、人間の持つべき本質に気づいていく「ハンサム★スーツ」でヒロインを演じるまでになります。

 

その後も、人気漫画家矢沢あいの原作コミックを実写化した「パラダイス・キス」、人気TVドラマの映画化「劇場版謎解きはディナーのあとで」、「悪夢ちゃん The夢ovie」、「HERO」など話題作に立て続けに出演し、キャリアを積んでいきます。

今年は「パンク侍、斬られて候」、「響」に出演。

今作が3本目になります。

 

モンキー的には、左半身と記憶に障害を持つも前向きに生きるヒロインと彼女に恋したタクシー運転手の青年との純愛を描いた「抱きしめたい-真実の物語ー」が北川景子史上最高の作品だと思います。

思う存分感動してくれ!

 

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他のキャストはこんな感じ。

連続殺人事件を負う刑事、加賀谷学役に、「音量を上げろタコ!」の千葉雄大。

インターネットセキュリティの専門家、浦野善治役に「劇場版コードブルー」、「ここは退屈迎えに来て」の成田凌。

スマホを落とす麻美の恋人、富田誠役に、「図書館戦争」、「マンハント」の田中圭。

加賀谷の先輩刑事、毒島徹役に、「アウトレイジ最終章」、「ミッドナイト・バス」の原田泰造

麻美に近づく元同僚、小柳守役に、お笑い芸人のバカリズム

プレイボーイの商社マン、武井雄哉役に、「OVER DRIVE」、「あやしい彼女」の要潤

麻美の会社の同僚、杉本加奈子役に、「新宿スワンⅡ」の高橋メアリージュン

サイバー犯罪者、大野俊也役に、お笑い芸人アルコ&ピースの酒井健太

富田に言い寄る女性、天城千尋役に、「犬猿」の筧美和子が出演します。

 

 

 

 

 

 

個人情報にうるさい世の中なのに、SNSを使って間接的に個人情報を漏らしちゃってる我々スマホユーザー。

自分に害はないと思ってる人ほど観ないとまずい気がしますが。

ここから観賞後の感想です!!!

 

感想

なんという教則ぶり。

スマホを落としたらまずやるべきことがあるだろう!

ツッコミどころがたくさんの現代スリラー映画でした。

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマホ=自分の分身。

結婚間近である青年がスマホをタクシーに置き忘れたことで、彼を通じて繋がっている恋人にターゲットが向き、様々な人間関係や金銭関係のトラブル、果ては連続殺人事件の犯人や恋人の隠された秘密へとスライドしていくサスペンスな内容へと昇華していく作品であったと共に、現代人にとって必要不可欠なスマートフォンが、いかに自分の分身であるかということや、その危機意識を常に持つことへの注意喚起を促すような描写、また逆にそのスマートフォンが自身にとってかけがえのないモノがということも加えつたえていた映画でございました。

 

今や切っても切れない関係であるスマートフォン。

ぶっちゃけ財布が無くてもテレビが無くてもこれさえあればなんとか生活できるまでに発展した現時点で最高の必需品をもし何かの拍子でうっかりなくしたら、そしてそれを拾った人物がサイコキラーだったら。

 

最悪に最悪が重なった悲劇を、前半は教則ビデオ+コミカルな演出で、観る者たちに、いやいやバカだなぁ、普通そうなったらこうするでしょ、俺ならそのままにしない、アタシならもっと対処できる的に、あざ笑う程度の描写で進んでいくが、連続殺人事件の犯人が、このスマホを拾った人物であることに結び付いてくる後半以降、もはや教則ビデオの域を超え、映画的サスペンススリラーへと物語をヒートアップさせていく流れは悪くなかったんじゃないでしょうか。

 

しかしながら、日本映画の悪い部分である、犯人を目の前にしてがっつり時間を使っての回想シーンや、ベテラン刑事の無能ぶりと新人刑事の出来すぎぶり、中々すんなり終わらない終盤、あさみんの秘密の中身の既視感ぶりなど、目立った目新しいものはなく、せっかくスマホを題材にしたのだから最後くらいスマホのいいとこをもっと突いてよ!と。(一応ありましたけども)

 

それでもこの映画はスマホは自分の分身であるがゆえに、無くしたら大変だぞということ、そしてスマホは自分の宝物にもなり得る能力を持っていること、どちらも大事なものだからこそ肌身離さず持っていこうというメッセージもあったのではないかと思わされる作品だったのではないでしょうか。

 

 

教則ビデオか!

はい、というわけでスマホを盗まれたモンキーがこの映画を通じて何を感じたかをこれからつらつらと書いておりますが、まぁ作品としてはかなり満足度の低い映画でした…。

それは後程書くとして(まだ書くんかいw)、なんでしょうこの主役であるあさみんと富田君、とんでもなくスマホトラブルに関して知識もなければ危機意識レベルも低い二人でございまして、こいつらスマホトラブル講座とか受けないと正直次も被害に遭うんじゃない?とまで考えてしまうひどさでありました。

 

まず富田君。プレゼンを目前に控えた先でのスマホ紛失。まぁまずは仕事だってのはわかる。それで何とか一仕事終えたのだから、いくら彼女が自分のスマホ確保できたからってそのままなのはいかんでしょう。

どこの携帯会社もちゃんとトラブルにあったらこう対処するようにってのは調べれば載ってるし、他人が自分のスマホを持って移動したんだから、警戒レベル上げないと。

あぁきっと初めて紛失したんだろうな。よし見逃してやろう。

だが。

君暗証番号誕生日っていつの時代の人だよ。

暗証番号誕生日ダメ説って、遡ったらクレジットカードとか銀行のキャッシュカード作るときでも散々作らせる側が促してるじゃないですか。電話番号とか誕生日は危険ですって。

バカか。

そりゃあ誰かの手に渡ったらクラッキングされる危険性は持っておかないとイケませんよね。

まぁこの辺は初歩中の初歩ということで、富田君はいい勉強をしたんでしょう。

実際カード詐欺にも遭いましたし。

てか、富田君のカード使った犯人は買ったものをどこへ送ったのか。自分ちへ届けたなら通報すればすぐお縄って流れになると思うんだけど、さすがにそこまで幼稚じゃないか犯人も。

 

まぁ後は、なんですかね、いくら恋人同士だからってパスワードを教えちゃうのはいかがなものでしょう。

スマホを無くしたことでトラブルに見舞われた富田君は、もし紛失しても追跡できるよう追跡アプリをダウンロードして、それをあさみんにも登録するよう伝えるんですが、あさみんは富田君を信用し過ぎといいますか、オレがパスワード打つから教えてって言われた時に、そこは自分でできるからと言ってスマホ返してもらえばいいのに、なんてのも感じましたね。

劇中ではこれによって終盤あさみんの居場所が特定できたので結果オーライですけどね。

 

で、しっかり被害を食らった富田君よりも厄介な目に遭ってしまうあさみん。

派遣OLとして共に働く友人の薦めで、Facebookならぬソーシャルブック(てか日本の映画のクソなとこはtwitterもGoogleもFacebookも全うに使うのが困難なとこだよなぁ)を使って久々に投稿することで、犯人が彼女に近づく足がかりを作っちゃうわけで。

ここであさみん、どんどん友達申請が来るんですね。

最初の内って勢いよく申請が来ると知ってる名前がいたら何の躊躇もせず承認しちゃうんですよね。

会社の人、同級生、友達の友達、合コン相手などなど。

ここで注意しなきゃいけないのは、この人たちが果たして自分にとって友達か否かでありまして、知り合いレベルなら承認しちゃダメだと思うわけですよ。

あとは本当にその人かどうか下調べしないと。

結果あさみんはなりすましのアカウントを承認してしまったために、その後痛い目に遭うわけですが。

 

まぁ後はあれですよ、スマホを無くしたことで被害をこうむるのは自分だけじゃないってことを、この二人には重々理解していただきたかったですね。

俺スマホ盗まれたことを友人に伝えたら、すごい剣幕でお前ふざけんなよ!って怒られました。

彼に怒られるまでは、やっぱり自分個人の問題だと思っていたわけですよ。

でもそのスマホには友達の情報も入ってるわけですよ。もっと言えば仕事関係の人たちの情報や、もっと具体的なことまでスマホにいれてることもあるわけで。

劇中ではまさに富田君以外の人間が狙われるわけで、普通あさみんブチ切れていい案件だったわけですよ。

親身になって心配するだけ。

もちろん彼女自身も警戒レベルが低かったんで仕方ないですけど、劇中の誰かがブチ切れていいシーンて一個もなくて、会社の上司なんかこのネタで次の契約も取るぞとか、浮かれたこと言ってるし。おめぇもあぶねえんだって。

 

そういうところもスマホトラブルを扱うなら描いて欲しかった、というのが紛失経験者からの意見でございます。はい。

 

とまぁ前半はこんな感じでいやいや危機意識低すぎだろ!な描写が多々あったお話でした。

 

 

ホラー描写弱い。

今回の作品はスマホを拾った相手がサイコキラーでした映画ってことと、狙われた恋人が秘密を抱えていたという部分が後半占めてくる内容なんですが、ここもまぁ怖がらせる要素全くないなぁと。

一応「リング」の中田監督ですから、それなりに自分の持ち味出してくるだろうとは思ったんですが、年齢制限に引っかからないようにスポンサーから言われたのかどうか知りませんが全然それらしき部分は見当たらず。

 

ただひとつ!すごくいい部分がありまして。

それは犯人の役を演じたある俳優さんの演技です。

今回こいつ犯人なんじゃねえの?って思わせる描写が、正体がわかるまで結構あって、これがミスリードだったんで、自分はここちょっと騙されたんですよ。

確かにこいつが犯人だったら面白くなさすぎだろ!とは思いましたが、その分犯人の正体が分かった時の驚きと、いやいやこれ予告編で出ちゃってんじゃん!てツッコミ両方感じまして。

 

そこはとりあえずいいんですけど、この犯人役の方の豹変ぶりがですね、まぁ怖い。

一応犯人は長い髪のかつらをかぶっていて、爪を常に噛み、貧乏ゆすりをする、イライラ体質なんですが、まず普段はこんなイライラっぷりを見せていない。

そして俺が犯人だよ~!!みたいになった途端、豹変。

あさみんを薬で眠らせ、自分のアジトへ運び、家での恰好になった途端これまた豹変。

目を見開き、長い髪を口で加え、回転木馬にまたがり、ヘラヘラ笑う、

急に心拍数があがったのか飛び跳ねたり刃物振り回したりと暴れまわる。

 

この方、これまでの作品って、どこか物静かな感じの大人しい役柄のイメージがあり、こういう役を恐らくやってない気がするんですが、だからこそ意外だったというか、観ていてその豹変ぶりがおもしろかったというか。

まぁ今作で一番の収穫はこれでしたね。

 

で、話は戻りますが、とにかく怖がらせる描写が全然ないんですよ。

バカリズム演じる小柳からの執拗なメールの件も、劇伴こそ続々させる要素はありましたが、それを超えるものはなかったし、あさみんの部屋の外に誰かいて、「誰!?」ってなるけど結果隣人だった、そこで緊張と緩和が生まれるんですけど、ここでふっとさせた後のビックリ演出ってあっても良かったのに、やらない!(一応電話が鳴りますが効果的ではない)。

また、あさみんが両手両足縛られた状態で腕を斬りつけられるんですけど、これがコントか!?ってツッコみたくなるほど嘘くさ~い血のり。下手したら赤ペンなぞった程度のリアリティのない血。

あとは~忘れた!(笑)

 

まぁ表面的なホラー描写でなく、スマホが悪用されたことで生じる内面的な怖さをメインにしたかったのかなぁ。じゃないとこの映画の根っこがぶれちゃいますからね。

 

 

最後に

ホント犯人がとどめを刺さずに、あさみんがその場で自分の秘密を打ち明けるって件がですね、まぁ長くて。そこ犯人隙だらけなんだから何か手を打てたんじゃない?とか、このシチュエーションでそんな重い話するか!?と。

あとは、原田泰造演じるベテラン刑事無能すぎるでしょう。

何もしてねえじゃねえか。アルピー酒井を捕まえるのも、真犯人を追うのも全部千葉雄大の手柄ですし。

 

まぁツッコミどころはいっぱいありますが、スマホと今後も付き合っていく上で絶対注意しなければいけないことを教えてくれる映画でした。

それ以上もそれ以下もないです。

あ、犯人の人の演技派楽しんでください。

誰が犯人かって?ヒントは予告編にありますよ!

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆★★★★★★★3/10