TOKYO BURST 犯罪都市

韓国映画があまり好きではないモンキーも、さすがに人に「面白いから見て!」としつこく言われれば「仕方ない、見るか」と重い腰を上げて見てみることがあります。
つまらないなと思う作品が多々あった中、「犯罪都市」シリーズは大好き。
実際に起きた事件をベースに、マブリーことマ・ドンソクのワンパンチが爽快な刑事アクション映画です。
敵も中国マフィアから始まり、ベトナムに逃亡した犯人や日本のヤクザとグローバルに展開しながら、ありえね~力で格闘し圧倒するのが気持ちいいのです。
なじみの仲間やコキつかう協力者とのかけあいも非常に笑えて楽しいので、だまされたと思ってみてほしいシリーズなんですよ(だからといってマブリーの他作品が面白いとは限らない…)。
今回鑑賞する映画は、犯罪都市シリーズのユニバース映画。
なんと日本が舞台で日本人が主役!
そしてマブリーが出ない!!
一体それの何が面白いのか!?
とりあえず歌舞伎町そのものが「犯罪都市」だという最低限の設定は守られてるようで、今じゃ観光地としても賑わう場所になったからこそ知ってほしいってのもあるわけよね、「あの街はやべえぞ」と。
いったいどんなド派手アクションが見れるのか、それこそ本家に負けないモンを見せてもらわんと、モンちゃん怒っちゃうからねw
早速鑑賞してまいりました!!
作品情報
ハリウッドでも活躍するマ・ドンソクが主演を務める韓国で最も人気の映画シリーズがユニバース化!『犯罪都市』シリーズの世界線と繋がる本作を、マ・ドンソク自身がプロデュースし、「ミッドナイト・スワン」や「ナイトフラワー」の内田英治が監督を務めた。
新宿中央署に所属する新人刑事が韓国の刑事とバディを組み、新宿・歌舞伎町で起きた集団強盗事件からはじまるヤクザ、ホスト、国際犯罪者、さらに国家権力も関わる巨悪に立ち向かう姿を、本家に匹敵するアクションを交えながら激しく描く。
当初はリメイクという形でのスタートだった本作を、マ・ドンソクは唯一無二という理由から監督が「ユニバース構想」を提案、彼が活躍するソウルと並列して日本最大の歓楽街でもある新宿・歌舞伎町を舞台に、新たなキャラを生んでの正義対悪を描く方向で企画が進んだとのこと。
そんな同じ世界観の中で、新宿中央署の組織犯罪対策課の新人刑事・相葉四郎を演じるのは「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」「火喰鳥を、喰う」の水上恒司。
理屈よりも心が先に動く野性味あふれる性格で、バディとぶつかりながらも絆を強め悪に立ち向かう熱血刑事を熱演。
そのバディとして韓国ソウル特別市警察庁からやってきた刑事・チェ・シウ役を、東方神起として活躍する傍ら、「国際市場で逢いましょう」や数々のドラマでも俳優として活躍するユンホが演じる。
ほかにも組織犯罪対策課の面々には、渋川清彦やヒコロヒー、青柳翔らが、岩城組の組長役に、Netflixドラマシリーズ「地面師たち」での活躍が未だ記憶に残るピエール瀧、武闘派ホストグループ「グルーミング」の総帥・海斗役に上田竜也、ほかにもとにかく明るい安村や鶴見慎吾など、個性派キャストがそろう。
さらに国際手配中の犯罪集団のメンバー・キム・フン役に、韓国ミュージカル界の至宝として知られるオム・ギジュン、国際手配中の犯罪集団のボス・村田蓮司役を「ザ・ファブル」「楓」の福士蒼汰が演じる。
そして本家である「犯罪都市」との世界線をつなぐ重要なキャラとして、マ・ソクト刑事に逆らうことができず強制的に協力する羽目になる韓国ヤクザ・チャン・イス役を、同シリーズでも同じ役を演じ続けているパク・ジファンが出演します。
シリーズの魂を継承しつつ、日本ならではの要素を加えた極上のノンストップ・アクションエンターテインメント超大作!
あらすじ
東アジアの魔都・新宿歌舞伎町。
肩で風を切って歩くその男は、新宿中央署の新人刑事・相葉四郎(水上恒司)。
歌舞伎町生まれ、歌舞伎町育ちの相葉は、元暴走族総長で腕っぷしの強さと血の気の多さからいつも問題ばかり起こしていた。
ある日、国際手配中の凶悪な犯罪集団を追って、韓国警察庁の刑事チェ・シウ(ユンホ)が来日する。
初日から相容れず一触即発になってしまう2人だったが、手配犯が歌舞伎町に潜伏しているとの情報があり、即席のバディを組んで共同捜査を開始する。
対立しながらも捜査を進める中、ある集団強盗事件をきっかけに武闘派ヤクザと歌舞伎町最大のホストグループが大抗争に発展。
さらにそこに犯罪集団も参戦し、戦場と化した新宿が、混沌の闇に包まれていく。
そして、その裏には国家権力も関わる巨大な陰謀が渦巻いていた——。(公式より抜粋)
キャラクター紹介

- 相葉四郎...水上恒司
スカジャンとアフロヘアが印象的な、新宿中央署の“超破天荒”なルーキー刑事。歌舞伎町生まれ、歌舞伎町育ちの元族長で、腕っぷしの強さと血の気の多さからすぐに手を出してしまい、いつも問題ばかり起こしている。犯罪者をとりおさえるが、なんと逆に警察に取り押さえられてしまうことも。国際指名手配犯の潜伏情報を受け、チェ・シウと共同捜査を始める。
- チェ・シウ...ユンホ(東方神起)
相葉の“最強のバディ”となるクールな韓国のエリート刑事。『犯罪都市』シリーズにてマ・ドンソクが演じる拳一つで戦う熱血刑事マ・ソクトの後輩。国際指名手配犯の村田蓮司たちを追って、新宿署に派遣されてくる。「これが韓国警察のやり方だ」とホストを相手に膝蹴りを食らわせる場面も。相葉とは初日から相容れず一触即発。
- 村田蓮司...福士蒼汰
国際指名手配犯で、最狂の犯罪集団を率いるボス。歌舞伎町に潜伏。集団強盗事件、ヤクザとホストグループの抗争、国家権力を巻き込む陰謀へと、新宿を混沌に引きずり込んでいく。 - キム・フン...オム・ギジュン
村田の右腕。国際手配中の犯罪集団のメンバーとして、村田とともに歌舞伎町で暗躍する。村田との“最悪なバディ”として動く。
- 小林清一…渋川清彦
新宿中央署・組織犯罪対策課の係長。問題を起こしがちな相葉を抱えながら、歌舞伎町で起きる事件に向き合う組対課を束ねる。 - 西嶋拓也…青柳翔
新宿中央署・組織犯罪対策課の刑事で、相葉の先輩。常識的な視点を持ちながらも、歌舞伎町で膨れ上がる混乱に巻き込まれていく。 - 吉井みゆき…ヒコロヒー
新宿中央署・組織犯罪対策課の刑事で、相葉の先輩。韓国語や英語を使いこなすインテリ。
- 岩城良平…ピエール瀧
新宿に根を張る岩城組の組長。昔気質のヤクザとして歌舞伎町の裏社会に身を置く。新宿を戦場へ変えていく一角を担う。 - 外山猛…後藤剛範
岩城良平が率いる岩城組の若頭。白いタンクトップからのぞく刺青が目を引く屈強な男。 - チャン・イス…パク・ジファン
韓国ヤクザ。権力者にすり寄る小悪党。 - 海斗…上田竜也
新宿最大ホストグループの総帥。300人の半グレを従えていた過去を持つ、武闘派のホスト。煌びやかな夜の世界を率いながら、岩城組との対立によって歌舞伎町の抗争の中心へ引き込まれていく。 - 民和党・幹事長…鶴見辰吾
国政政党・民和党の幹事長。街のチンピラ同士の争いに見えた事件はの裏にはいったい?歌舞伎町で起きる犯罪と抗争の背後に、国家権力の影があることを示唆する。 - ラビット…とにかく明るい安村
闇バイト組織のリーダー。サングラス姿で周囲を見下ろすように振る舞い、歌舞伎町に集まる悪人たちの中でも異質な不気味さを放つ。
(FashionPressより抜粋)
別にもう見なくていいやと卒業した内田英治作品。
そこまで期待してませんが、アクションとわちゃわちゃは楽しそうなんだよな。
ここから鑑賞後の感想です!!
感想
#TOKYOBURST #犯罪都市 鑑賞。
— モンキー🐵@「モンキー的映画のススメ」の人 (@monkey1119) May 29, 2026
ちゃんと歌舞伎町でロケしてたくらいしか良いところがまるでない安いドラマでマ・ドンソクに顔向けできない。
アクションのカメラワークが手抜き過ぎるし巨悪への導線が無茶苦茶すぎる脚本。内田英治をもう観ないと誓ったのに犯罪都市を信じた俺がバカだった。 pic.twitter.com/iJ86QkR79g
嫌いな監督だけど犯罪都市の名を信じた俺が悪い。
チャン・イスが出ようが全くの別物。バディモノでもなくチームものでもない。
警察側の悪を捕まえる情熱も薄いし、お話自体がおとぎ話し過ぎる。
以下、ネタバレします。
新宿は犯罪都市だけども。
日本最大の歓楽街・新宿歌舞伎町で闇バイトの強盗事件から始まり、ギャング化したホストVSヤクザの抗争、そこに割って入る半グレ、そのバックには政界の大物。
全ては新宿カジノ構想の利権争いのために巨額の金が要ることが発端で、現場で暴れるのは政治家2世による「上級国民」故の暇つぶしという、こう並べてみると色々理屈が通りそうに見えて全く通ってねえ駄作でした。
ここ最近はどんなにつまらなくても言葉に気を付けよう、せっかく楽しんだ人もいるのだからとわきまえていましたが、そもそももう見るのを辞めようと心に誓った監督作品にも拘らず、尻上がりに面白いと思えた「犯罪都市」シリーズのユニバース作品であり、マブリーがプロデューサーに名を連ねたのだから、もしかしたら当たりなのかもしれない、そう思った俺がバカでしたと後悔しかない映画でした。
まず最初に、犯罪都市の背景には「かつて起きた事件」がある。
これは韓国映画特有の歴史というかフォーマットというか、そうした実際に起きた事象をエンタメに落としつつ、後世に伝える意味もあったと思う。
だからこそ娯楽映画として楽しめると共に、こんな事件があったのか、こんな出来事があったのかと「知る」楽しみもあるから見る価値がある。
それに比べて本作は、そうした犯罪都市の名を騙りながら、やってることは荒唐無稽すぎる大捕り物。
大体与党の幹事長たる人間が、出来の悪い息子の悪行に足を引っ張られる情けなさをボカシながら、カジノ構想で必要な金を献金ではなく強奪で得ようという非常にお粗末な設定にガッカリ過ぎるどころか、よくこれで企画通ったなとプロデューサーや配給の信用問題に関わるレベル。
荒唐無稽なのはマブリーのワンパンチがあまりにも強力だからで、それで万事オッケーな面があるから許せたものの、こちらはパンチの代わりに頭突きで対抗。
何かと頭を使って相手をノックアウトするが、その破壊力は1発でとどめを刺すようなものでもなければ、困ったら頭を使うという低能ぶり。
さらには韓国からやってきた刑事とバディを組む羽目になり、何かとぶつかり合うというベタな設定にも拘らず、どちらも喧嘩っ早いキャラのせいで、一人でいいのに二人になってしまうという残念さ。
思考も性格も相反するからバディであり、ぶつかり合った先に絆が生まれ共闘するから熱いわけで、同じキャラがいがみ合い、母ちゃんのカレーを食ってリンダリンダを歌えば絆が生まれるわけでじゃない。
そんな安いシンパシーで半グレを捕まえようと奮闘しても、結局福士蒼汰は水上恒司が相手をし、ユンホも韓国人を相手にするというソロ同士の戦いしか描いておらず。
せめてそこは相手を入れ替えるとか2VS2の格闘の場を作るとか、バディものとしての通過儀礼を用意しろよと頭を抱えるばかり。
さらにややこしいのは、犯罪都市同様組織犯罪対策課のチームものでもある。
署長の顔色を窺いながら部下の違法行為を許容するしかない係長、相葉に先輩と呼ばれながらもまるで先輩らしい態度ができない弱さを見せつつも、やるときはやる地味な先輩刑事、紅一点ながら韓国ともコネクションがあり、英語も韓国語も喋れる有能な女性刑事とそれなりの設定がありつつも、結局はバディを前線に置くためチームで動いても話の邪魔にしかならない。
特に半グレ二人を追う際、あとからやってきたヒコロヒーが応援するも、拳銃を向けた途端あっけなく右手の手首をカッターで切られ足手まといにしかならないシーンは開いた口が塞がらなかった。
色々とキャラの設定から見せ方の時点で厳しいと思ったが、さらに厳しさを増したのはいちいち話を折るようなちょっとしたカット。
序盤ではヒコロヒー演じるみゆき刑事が、チェ・シウ刑事の通訳として話をつなげるのだが、あとになってチェ・シウ刑事は日本語が話せることが明らかになる。
そうなってくるとみゆきの通訳という設定の意味がまるでなくなってしまう。
一体何のためのシーンなのか理解できなくなってしまうのだ。
岩城組に乗り込んだ後、狭いセダンに5人が乗って帰るわけだが、なぜ刑事とヤクザがつるむのか理解できないチェ・シウ刑事に、街の治安を維持するためには、こうした均衡を保つことが大事であることを、わざわざ韓国語で説明する。
しかも車に乗る前に、わざわざ話を止めて、だ。
この本筋を止めてまで意味のないディテールに拘ること自体映画として酷いとしか思わない。
よく「映画はひとつひとつのシーン全てに意味がある」なんて言葉を聞くが、監督はそれを知らないのだろうか。
他にも、ヤクザを泣き落としするのに暴対法を出すセリフがあるが全くの無関係過ぎるし、ギャング化するホストグループなんて聞いたことがないし、巨大ホストグループでも1日で1億2000万も稼ぐなんて非現実的すぎやしないか?
もっと言えば、そんなホストクラブに首相の娘だか孫娘が通ってるなんて、日本終ってるだろ。
そんなのすぐにマスコミがリークして日本激震だと思うんだが。
大体冒頭で闇バイトに参加した制服を着た中学生は何だったのか。
いかにも「それっぽい」止まりの設定や起用法ばかりが目に留まり、どんどんフィクションがフィクション過ぎていく。
大体カジノ構想を利権を得るために巨額がいるのなら、あんなチマチマした強盗するよりももっと効率のいいやり方があるのではないだろうか。
とにかく、在り得ないことが多すぎるし、風呂敷広げ過ぎて畳むのが下手過ぎるのだ。
あれだけ権力で片づけられ、何もできないでいる所轄の刑事がどうやって活路を見出すって、係長のコネって全然爽快じゃないし、コネ先が代議士止まりなわけよ。
しかも幹事長で副総理の父親を持つ半グレ息子が、なんで最後に総理官邸に入るわけ?
関係ないでしょ。
ランボルギーニ乗って「幹事長の息子です」って言えば入れるような場所じゃないよね?
でもって、逮捕状を持ってようやく逮捕できても、幹事長の手にかかればまた振り出しなのわかってるのに、最後は「公務執行妨害」で逮捕でオチが付くって、そんなわけねえだろ。
全然スッキリしねえわ。
ただ喧嘩に勝っただけじゃねえか。
チャン・イスもさ、本家より悪いことしてるよね。
規模がデカ過ぎるんだよ、ただの小物のくせに。
最後に
歌舞伎町ロケはそれなりにやってるっぽくて感心。
それこそアルタ前で金巻きあげて封鎖しちゃうシーン、あれ良く許可取れたな。
まさか別の場所だったりするのかな?
3D招き猫映ってなかったから違う場所なのかな。
他にも歌舞伎町タワー前の広場をチャリで爆走したり、一番街もゴジラロードもしっかり映ってたし、そういうモノホン感は良かったのでは。
しかしほんと本家に謝ってほしいレベルの出来。
本当にこれはいただけない。
荒唐無稽なのはいい。
それを言い訳に何をしても良いというわけではないし、カメラワークとかマジで勉強してほしい。
アクションの映し方もも本家に劣るし手数が多すぎる。
最後はパワーボムじゃなくて頭突きなんじゃねえの?
これ以上書くと愚痴が増えるばかりなのでこの辺で。
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆★★★★★★★★2/10

