モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「トゥームレイダーファーストミッション」感想ネタバレあり解説 ララたん、ひたすらリポD状態。

トゥームレイダー・ファースト・ミッション

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アンジェリーナ・ジョリーの抜群すぎるプロポーションにより、アクションよりもたわわに実ったお胸に視線を奪われがちだった「トゥームレイダー」。

 

きっと同じことを思った制作陣が、やっぱりスレンダーな女性の方が身のこなしとか考えると適役なんじゃない?と考慮した結果、今回抜擢されたスレンダー美女。

 

 

… ド頭から失礼な発言ですが、人気アドベンチャーアクションが今回リメイクされました。

ララって名前は、アンジーよりも彼女の方がぴったりだと思うw

ララっぽくね?

 

 

今回いったいどんな秘宝を求め、どんなサバイバルを繰り広げるのか。

 

そして過去にダニエル・クレイグジェラルド・バトラーといったアクション俳優を輩出しているだけあって、ララの相手役を誰が演じるのかも見もの。

 

今回何年振りかにワーナーブラザーズの試写室という、普段の試写会場よりもいい環境で早速鑑賞してまいりました!!!

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

イギリスのゲーム会社が制作した世界的人気ゲーム「トゥームレイダー」。

 

主人公の女性が様々な遺跡の中で冒険を繰り広げるアクションゲームは、その人気にあやかってアンジェリーナ・ジョリー主演によって映画化。

 

実の父親ジョン・ヴォイトがララの父親役としても話題となった彼女の出世作は、続編も公開される人気となり、今回アカデミー賞女優によって新たな「トゥームレイダー」を作り上げた。

 

アカデミー賞女優が強靭な肉体改造を成し遂げ、誰よりも強く賢く美しい、21世紀を代表するニューヒロインが誕生した。

 

トゥームレイダー (字幕版)

トゥームレイダー (字幕版)

 
トゥームレイダー2 (字幕版)

トゥームレイダー2 (字幕版)

 

 

 

 

ライズ オブ ザ トゥームレイダー 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

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あらすじ

 

ララ・クロフト(アリシア・ヴィキャンデル)は普段はごく普通の女子大生。

 

資産家の令嬢として生まれ、冒険家だった亡き父の遺志を受け継ぎ、初めての冒険に挑む。

 

それはなんと、神話上の島に隠された、世界を滅ぼす“幻の秘宝”を封印すること。

 

ミステリアスな土地で繰り広げられる、無敵のアドベンチャー・ヒロインが誕生するまでの物語ー

知られざる“ララ・クロフト伝説”がついにベールを脱ぐ!(HPより引用)

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監督

今作を手掛けるのはロアー・ウードック

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 今回で5作目となる長編映画の監督作品だそうなんですが、日本で公開される作品てこれが2作目のようで。

 

僕は今回はじめて彼の作品をみることになるんですけど、彼のはじめての日本公開作品てちょっと話題になったんで気にはなってたんですよね。

それがこれなんですけど。

 

 美しいフィヨルドの警官が広がるノルウェーを舞台に、大規模な崩落によって発声した巨大津波の恐怖を描いたディザスタームービーだそう。

 

主人公が長年地質学者として地震の研究を続けていて、引越しを翌日に控えたときに観光地での地盤に異変が起きたことを知って、さあ急げと。

 

でも、津波到達するのあと10分しかないよ!どうすんの!!っていうお話だそうです。

 

 

ちょっとおもしろそうですね。

今回のこれがあっての大抜擢なんでしょうね。

 

本編でも嵐で荒れる海の中に飛び込むララとかいい画でしたし、トゥームレイダーって何かしら自然の猛威が襲う仕組みなんで、きっと「THE WAVE」でのディザスター感を出してくれるんじゃないかと。

 

アバウト男さんが以前ブログで書いていたのでそちらも是非どうぞ!

 

www.aboutman7.com

 

 

 

キャスト

主人公ララ・クロフトを演じるのは、アリシア・ヴィキャンデル。

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コードネーム U.N.C.L.E.」から着実にステップアップして立派な女優さんになりましたよね。

女優でアクション映画主役でたらかなりの地位だと想いますよ。

 

こういうのを何年かに1本撮って、その間にアカデミー賞狙いの作品に出演してもらって、是非ジェニファー・ローレンスのようなキャリアを積んでほしいですね。

 

彼女に関してはこちらをどうぞ。

 

www.monkey1119.com

 

 

 

他のキャストはこんな感じ。

謎の組織「トリニティ」の一員で、ララの行く手を阻む男、マサイアス・ヴォーゲル役に、「ジャンゴ 繋がれざる者」、「ヘイトフル・エイト」そして「アントマン&ワスプ」ヴォルトン・ゴギンズ

ララと共に冒険に出るルー・レン役に「アイアン・フィスト」、「ウォークラフト」、「ジオストーム」のダニエル・ウー

ララの父リチャード役に、「300(スリー・ハンドレッド)」、「モナリザ・スマイル」のドミニク・ウェスト

香港で質屋を営むマックス役に、「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」、「ワールズ・エンド/酔っ払いが世界を救う」のニック・フロストなどが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回ララのがいかにして冒険家としての一歩を踏み出すかを描くとのこと。

一体どんな謎を解き、どんなワナをかいくぐり、どんな強い女性へとなっていくのか。

女性版「インディー・ジョーンズ」の名に相応しい彼女の活躍に期待です!

ここから観賞後の感想です!!!

 

 

 

感想

 ララたんひたすら「リポビタンD」のCM状態!

限界突破を繰り返し本能を開花させていく、新たなる第1章でした!!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中までのあらすじと詳細。

ジムで格闘技をし汗を流すララ。

 

父がいなくなって以降、彼女は一人で生きていくことを決め、日々を謳歌していた。

 

相手はかなりの実力者故に、首をロックされギブアップ。

次こそはとリベンジを誓うも、ジムの料金を滞納するほど生活はギリギリだった。

 

自転車で荷物を運ぶメッセンジャー便で生計をたてている彼女は、自転車に穴の開いたペンキを垂らしながら、自転車で逃げ回る「キツネ狩り」の懸賞金が600ポンドと聞き飛びつく。

 

自転車で街の中を縦横無尽に逃げ回るララ。

うまく逃げ切れるかと思ったが、とあるビルの前で父によく似た男性に目を奪われ、幼少時の事を思い出し、よそ見して車にぶつかり警察沙汰になってしまう。

 

 

彼女を引き取りに来たのは、ララの父が経営していた会社「クロフト社」の重役アナ(クリスティン・スコット・トーマス)。

 

大きな会社を経営しながらも、別の関心ごとに夢中だった父リチャードは、仕事やララの面倒をアナに押しつけていたが、7年前に姿を消して以来、社長の席は空席だった。

 

このままでは彼が築き上げた資産は売りに出されてしまう。

果たしてそれがリチャードにとって本望なのかと問うアナに対し、ララは「自分がクロフト家の人間だとしてもとしても私は会社を引っ張っていく人間ではない」と頑なに拒否してしまう。

 

しかしながら、父が遺したものが無くなってしまうかもしれないということが気になり、ララは会社を訪れる。

 

そこには顧問弁護士とアナがおり、彼の死亡断定書にサインすることでリチャードのすべての権利がララに移るわけだが、これが父が法的に死亡するという意味にもなり、躊躇してしまう。

しかし死んだら娘に渡すように、と父から託されたからくり箱を弁護士はララに渡す。

 

 

終着点が最初の文字となる、という謎の言葉とともに渡されたからくり箱。

幼少時父がララにオモチャとしてよく与えたからくり箱をいとも簡単に解くと、中から鍵が現れる。

 

この鍵が一体何の鍵なのか。

一緒に入っていた手紙の言葉が父へと近づく一歩となっていることに気付いたララは、父が遺した大豪邸の蔵を訪れる。

 

見事に暗号を解いたララは蔵の下から現れた隠し階段を下りていく。

すると、そこには父が遺したたくさんの資料が積まれていた地下室だった。

 

再生して、と書かれたビデオカメラを再生すると、父がこれまで娘や会社に隠れて何を探し求めていたのかが本人によって語られていた。

 

 

彼の妻であり、ララの母親を亡くしたリチャードは、その後起きた超常現象の証拠を探すため、ひたすら旅に出ていた。

それが妻とのつながりだと信じ込むうちに、気づけば彼にとってのライフワークとなっていた。

 

たどり着いたのは、日本の弥生時代に君臨していた邪馬台国の女王卑弥呼にまつわる神話。

 

彼女は邪悪な力を得ているため、強大な力を封じ込むためのクーデターが起き、彼女をある島に封印したという。

 

その墓を再び開けると人類にとってとてつもない脅威になるということ、そしてそれを人類支配のための道具にしようと目論む組織がいることを明かし、自分しか知らない場所を他の人に漏らさないために、このビデオメッセージを消去しろという内容の映像だった。

 

 

人類を守るため、そして娘を守るために行動してほしいと訴える父リチャードの想い。

 

しかしそれは父に近づけるかもしれない希望と捉えたララは、親譲りともいえる冒険心に駆られ、生きている父に会った最後の人物を探しに、香港を訪れる。

 

 

母の形見だった勾玉を担保に船を買う金を作るララ。

見事に質屋に値切られ「忍耐力」という名の船と、持ち主ルー・レンを探しに船着き場へ。

 

道中青年3人組にバッグをひったくられるが、見事に奪還に成功。

しかし青年たちは刃物を出し再びララに襲いかかる。

 

逃げ場を失ったララは、丁度たどり着いた先が「忍耐力」と書かれた船だった幸運に見舞われ、ルー・レンによって難を逃れた。

 

しかし、酔いつぶれていたルーは船の上から落下し、ララに助けられる。

 

 

彼を問い詰めると、船を貸したのは彼の父親であり、彼もまた父を失った状態であった。

金のためならという条件で船を出すルー。

 

父が遺した謎の島は6000にも及ぶ小島の中の一つ。

海流がぶつかる地点から「魔の海」と呼ばれ、船乗りの間では絶対近寄ってはいけない場所として認識されていたのであった。

 

リチャードが遺した手帳の暗号を解き島の場所を突き止めたララは、ルーを説得し冒険の旅に出るのであった。

 

果たして無事島にたどり着けるのか。

そして父に近づけるのか。

 

冒険家ララ・クロフトの本能がついに開花していく。

 

 リポD連発。

今回ララは胸チラがちょいセクシーなタンクトップ姿で駆け回ります。

 

孤島でのずぶ濡れ泥まみれ汗まみれのアクションてこともあり、どうみても僕には「リポビタンD」のCMにしか見えませんでした。

 

といってもカズのヤツじゃないですよw

宍戸開とかケインコスギんときのね。

 

 

組織のやつらの隙を見て逃亡を図るララ。

まずは全力疾走する姿に手に汗握る展開。

 

しかしたどり着いた場所は断崖。

下には川が流れているも激流の勢い。

意を決して木にしがみ付こうとしますが、やっぱりそこは無理。

 

銃でバンバン撃たれてる状況なのでここで

ファイトーーー1っぱああっつ!!

とかなりの高さからジャンプ。

 

激流なのと、両手が縛られている状態のためアップアップしながら川を下っていきますが、数メートル先は滝になっており、またもや危険な状態。

 

丁度ボロボロで錆びついた戦闘機がうまい具合に岩と重なっているではありませんか!

 

何とかそれにしがみついて無事危機を脱しますが、そこはボロボロの戦闘機。

人が乗っかったものなら今にも折れてしまいそうな翼。

翼の折れたエンジェルとなってしまうのか・・・軋む音に怯えながらここでも再び

ファイトーーーー1ぱーーーーっつ!!

と意を決して機体へジャンプ!!

 

無事助かりました!!

 

中に入ってまずは縄をほどきましょうかね~って安心したのもつかの間。

やはりボロボロの戦闘機に触れてはいけなったのです。

ララが入った機体の位置が悪かったのか、次第に重さで傾いていきます。

 

うまく縄を切って機体にしがみ付くララ。

機体はまさかの落下・・・ではなく、反転して別の何かに引っ掻かった状態で止まります。

 

ほっとしたのもつかの間、やはり持ちこたえられるのはほんの数秒。

このまま滝の中へ真っ逆さまになるのか!

 

するとなんて都合のいいところにパラシュートが!!

頑張って手を伸ばすララ。

ここでも届かない手を必死に伸ばして

ファイト―――――!!1ぱーーーーーっつっ!!!

 

 

…一体何度ファイトすればいいのか。

ファイトって1発だからいいのに、こう何発も使うとね・・・w

 

 

何とかパラシュートを掴み機体とともに落下しながら空を舞うララ。

イエ~~イ!!パラグライダッ!(ホリケンLOVE)。

 

だが開いたパラシュートはすでに穴の開いた状態でうまく方向を制御できません。

 

結果森林へ突っ込み何とか着地に成功するも、お腹に思いっきり木の枝が刺さっている状態!

 

これは痛い。

いたあ~~~~い!!!

 

このままでは身動きもできない状態。

残りファイトいくつ残ってるか知りませんが、きっと残りわずかに違いないファイトを再び使って木の枝を抜きます!!!

 

ふぁ~~~いとお~~~~~~っ!!!!いっぷぅわ~~~~~~っっっつううううぃいいいやあああああっ!!!!

 

 

何とか危機を乗り越えましたが、さすがのララも精魂使い果たしぐったり。

身を隠して体力回復に勤しみます。

 

 

これはほんの一部ですが、このようにララたんは、危機を乗り越えるたびに本能を開花させていく、誇り高き戦闘民族サイヤ人のパターンで戦闘能力を上げていくのであります。

 

 

アリシアでよかった。

前作のアンジー版「トゥームレイダー」では、強く逞しく賢く気高く美しい、どんな状況も瞬時で判断する力を持つララ・クロフト像を作り上げていたわけですが、今作は主人公ララ・クロフトの最初の冒険になるという物語なため、ララは体力や根性はあるものの、あらゆる面で未熟で経験不足で、心に葛藤や躊躇し立ち止まってしまう、メンタルの弱さが要所で描かれていました。

 

 

島についたはいいものの、いきなり危機に陥ってしまう彼女を駆り立てるのは、父親譲りの冒険心と本能ともいえる危機回避能力であり、そこから彼女がどう冒険家として成長していくのか、謎を解いていくのかという展開でありました。

 

 

今回この未成熟なララを演じたアリシア・ヴィキャンデルが凄くハマっていたように思えます。

 

冒頭でも書いた通りアンジーのナイスバディがちらついて、その体であんなしなやかな動き出来るの?なんて些細な疑問を持っていたんですが、アリシアくらいスレンダーなら納得だなぁと。

 

で、彼女の声ってすごく低いんですね。

だから落ち着いてるようにも聞こえる。

自信に満ちたようにも聞こえるんです。

 

だから序盤での格闘技やキツネ狩りも声と表情が自身に満ち溢れているんだけど(実際腹筋バッキバキでしたねw)、やはり実力がまだ伴っていない。

でもめげずに前を向いて生きようとする姿が凄く好感を持てました。

 

比較しちゃいけないんだけど、アンジーはすでに完成したララだったからあの自信に満ちた表情はあれでよかった。

でも、こっちはまだ未完成なんで、表情に隙を作って演じてるアリシアうまいなぁと。

 

 

初めて敵の兵隊を殺してしまう時も、自分がしでかしてしまったことに怯えてしまうんです。

でもそんなララを見るのはすごく新鮮でしたし、局地的な部分でもきちんとララを演じたアリシアが、アクションだけじゃないってところを感じられた部分でもありました。

 

そんなララがこの冒険でどう強くなっていくのかは見ものです。

 

 

で、また声の話に戻るんですけど、彼女叫ぶときは地声が低いから声が割れちゃうんですね。

もうそこがキュートというか。

 

本気で飛ばないとしがみつけないような距離を必死で飛んでいくんですけど、そういう時に思わずかすれた叫び声がこだまして。

なんというか魂の叫びというか、かすれた声が未完成なララを表現しているようにも聞こえてすごくよかったです。

 

 

実際のスタントも率先して彼女が演じたようで、格闘技での彼女の引き締まったボディ、鮮やかに寝技に持ち込む技術、走りながら弓を射る勇ましい姿や、飛べそうにもない距離を高く飛ぶ跳躍力など、運動面で見てもピカイチでありました。

 

ただ、まだ未完成だから今回ハマったなぁというのが正直な所。

なので次回作はやるかわかりませんが、どういうララ像を作るのかが楽しみの一つになりそうです。

 

 

 

父と娘の物語

今作は雄大な自然がある島の中でのサバイバルアクションや、遺跡の中での謎解き、嵐の中の海といったスペクタクルな画に圧倒されっぱなしなんですが、きちんと人間描写も描かれています。

 

やはり物語の大部分を占めるという理由から、リチャードとララの人間描写は前作にあまりなかったシーンの一つ。

ララの事をベイビーと呼び、二本指を自分の口に当てた後、ララのおでこにあてる姿が何度も映されます。

 

 

本当は娘と離れたくない思いをかみ殺して冒険に出るリチャードの表情を惜しみなくアップで映し、事情も知らず普通に振る舞う幼少時の娘ララ。

 

そんなララは大人になり、当時のことを常に思い出し彼の面影を求めるのですが、彼のビデオメッセージの真意を理解せず、父を求めるあまり忠告を無視して冒険に出てしまう。

 

お互いがお互いを思う姿はアドベンチャー映画だけではない親子の愛の物語としてもうまく機能していたように思えます。

 

 

 

ここがヘンだよ!トゥームレイダー。

今回それなりに楽しめたモンキーですが、どうしてもここヘンだよね・・・と思ってしまったところをざっくり挙げたいと思います。

 

まぁ変だからと言ってつまらなかったわけではないのですが、思ったことを書くことに特化したブログですのでご容赦ください。

 

  • 卑弥呼が邪悪な女王

父リチャードが探し求めた場所は日本のある島にある卑弥呼の墓。

 

卑弥呼は触れるだけで人を殺してしまうというとんでもねー能力を持った伝説として語られており、彼女の墓を持ち帰って人類を支配しようと企む「トリニティ」という組織を阻止すべくララは立ち上がるのですが。

 

まずこの島の名前が邪馬台という名の島で、この時点でおかしい。

島流しにした島の名前がなぜ邪馬台国みたいな言い方になってるのか。

 

そして邪悪な女王ってw

一応記録としては卑弥呼には鬼道と呼ばれる、何か人々の心を掌握するような力を持っていたなんて説があるようですが、それでも邪悪ってのはちょっとひどいよなぁw

 

 

  • 卑弥呼の墓

卑弥呼の墓は島の中にある岩山の中に掘られていました。

しかしどうやって開けるかはリチャードしかわからず、そのカギとなるモノをララに託したんですが、船が座礁した時に紛失しちゃうんですね。

 

いやそれ絶対必要だから無くしちゃダメなんじゃね?って思ったんですけど、まぁ巧いことララはしっかり覚えてて。

 

そこはまぁいいんですけど、書かれた文字ってのが明らかに弥生時代にあったであろう文字ではなくて、めっちゃ西洋っぽい表形文字といいますか。

エジプトかメソポタミア文明で見つかったかのような象形文字でして。

 

そんなの弥生時代に日本まで文明来てたの?と。

 

 

そして岩山の入り口にいくつものダイヤルロックみたいなものがついていて。

 

で、筒状のものに描かれてた絵文字に合わせていくと扉が開くという仕組みなんですが、この技術も弥生時代にホントにあったの?とちょっと疑問。

 

他にも、床がどんどん抜けていく場所では、色のついた石を壁の穴に嵌めると止まる仕掛けになってるんですが、赤、青、黄、青、黒とありまして、そのどれもがまぁ現代的な石というか、当時そんな色の石ないだろうと。

 

 

  • トリニティが鬼。

人類を支配しようと企む謎の組織「トリニティ」。

その実態は劇中でも特に明かされず、島で見たコンテナのマークに「パトラ」と書いてあったくらいしかわからないんですが、唯一わかったことがあります。

 

それはこの組織鬼すぎるだろ!ということ。

 

 

理由はただ一つ。

卑弥呼の墓を見つけ持ち帰るまで帰ってくるなという命令に縛られ、7年間もその島から出してもらえないヴォ―ゲルたち組織の皆さま。

 

ララと会って何を言い出すかと思いきや、「ようやく人と話せた」というため息交じりのセリフ。

そりゃあそうだw

 

7年間も成果を出せず、リチャードのせいで全然見当違いのところをひたすら爆破しても何も出てこない。

 

定例報告してもいつも同じ内容。

しかも話し相手が誰かも想像つかない状態。

俺は一体誰と話してるんだ・・・と焦燥に駆られるのも無理はないです。

 

 

というかトリニティも7年やって成果でないなら引き上げるとかさせないんですかねw

まぁきっと使い捨てとかにしようとしていたんでしょうね。

もし見つかんなくても。

あ―恐ろしい。

 

 

  • 香港から船?

父が遺した手紙には香港で船を2万ポンドで勝った形跡が残っており、それを頼りにララも香港を訪れます。

 

結果としては現地で出会ったルーの父親もリチャードに同行して島を目指したようなんですが、地図上ではですね、香港から船で行くよりも台湾から船で行った方が日本に近いんですね。

 

これは想像ですが、きっと台湾ではだれも船を貸してくれなかったんでしょうw

 

だからちょっと遠い香港でチャーターした。

もしくは昔イギリス領だった香港ですから、そういった事情もあっての設定なんでしょうが、ちょっと考えたらどっちが利口かはわかると思うんですけどねw

 

 

 

最後に

 「THE WAVE」でその手腕を買われただけあって、決死のサバイバル感をうまくCG描写をすることでララの危機的状況をうまく描いていたし、そのギリギリな状況の中からどう考えても「リポビタンD」のCMみたいに「ふぁいとーーー!!!いっぱあああぁっっつ!!!」って声が聞こえそうな限界突破なララがモンキー的にはツボでした。

 

オマケに今回の相棒がダニエル・ウー演じるルー・レンというアジア人であるがゆえにクライマックスでルーが岩山からララを見つけ手を掴んだ瞬間、もうここまで来たらダニエル・ウーじゃなくてケイン・コスギだったら完璧リポDになったのに・・・と作品と関係ないことが頭をよぎって仕方ありませんでしたw

 

 

このアクションだったりサバイバルな状況がですね、実は冒頭からずっと続いるおかげで飽きないように工夫されていて、アドベンチャー映画としては良かったと思います。

 

ただ卑弥呼の墓に入ってからは既視感のある仕掛けばかりで、出来たらそこにも新たな試みをしてほしいなとも思った部分ではありました。

 

 

変な部分もありましたが、アドベンチャー映画としては十分楽しめる映画だったように思えます

 

それもアリシア・ヴィキャンデルの地道なトレーニングの甲斐あってのアクションだったし、オスカー女優としての面もきちんと見せた心理描写だったようにも感じます。

というわけで以上!あざっした!!

 

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満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10