モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「ワイルドスピード9ジェットブレイク」感想ネタバレあり解説 ワイスピなら空も飛べるはず。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク

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 おいみんな!ハンが帰って来たぞぉ!!

 

これまで「ふん、車なんかに興味ねえわ!だからワイスピなんか見ねえわ!」と息巻いてたモンキーでした。

 

しかし!

出会う人で会う人「ワイスピは面白いから見たほうがいいぞ!」とゴリ押しされ、「アイスブレイク」公開前に「しゃあねえ、見てみるか」と過去作を見始めたところ、結局「スカイミッション」まで1日で全部見てしまうくらいドはまりしてしまったのであります。

 

そんな私の熱のこもった記事がこちら。

 

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あれから4年、ようやく我々の前に帰ってくるのであります。

しかも!死んだはずのあいつと一緒に!!

 

まだまだニワカのワイスピファンでありますが、こんなに嬉しいことはありません。

いっそのことジゼルも生き返らせてくれ!

 

戦車に飛行機に車ごとスカイダイビング、さらには潜水艦とも張り合うまでになったワイスピ。

「ユーロミッション」の時がかわいく感じますねw

今回「ジェットブレイク」ですから、車ごと飛ぶんでしょう。

宇宙まで行くのか?マジで。

 

とにかく頭空っぽにして楽しめるワイスピ最新作!

早速鑑賞してまいりました!

 

作品情報

全世界興行収入5500億円を突破した超ド級のアクション大作「ワイルドスピード」、通称「ファスト・サーガ」。

2001年の大ヒットから爆走を続けて20年。

この記念すべき年に「空をブチ抜く」ド迫力のカーアクションをぶち込んできた!

 

今回ドミニクの弟ジェイコブが登場。

前作のヴィランであるサイファー側についた弟の陰謀を止めるため、ドミニクたちが命をかけた戦いに挑む。

 

また、これまで何度も危険なミッションの中で絆を深めてきたファミリーが再集結すると同時に、死んだはずの「ハン」が復活。

ワイスピシリーズ人気の立役者でもあったジャスティン・リン監督が復活したこともあり、これまで見たことのない常識破りのアクションとサプライズが待ち構える。

 

疎遠だった弟を前に、ドミニクと仲間たちはファミリーを守ることができるのか!

そしてドミニクの過去に一体何があったのか!

 

ワイルド・スピード/ジェットブレイク

ワイルド・スピード/ジェットブレイク

  • アーティスト:O.S.T
  • ワーナーミュージック・ジャパン
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あらすじ

 

 ドミニク(ヴィン・ディーゼル)はレティ(ミシェル・ロドリゲス)と幼い息子のブライアンの3人で静かに暮らしていたが、ある日仲間のピンチの知らせを聞く。

 

ローマン(タイリース・ギブソン)ら“ファミリー”と合流したドミニクは、現場で世界中のコンピュータ・システムを操る装置を見つけるが、突如襲撃者が現れ、装置を奪っていったのはなんと弟のジェイコブ(ジョン・シナ)だった。

 

凄腕の殺し屋で一流ドライバーであるジェイコブは、実は某国の独裁者組織の一員で、ドミニクたちは世界を震撼させる陰謀を止めるため動き出す。

対立する兄と弟…明かされるドミニクの過去…果たしてファミリーの運命は?!(HPより抜粋)

 

youtu.be

 

 

 

監督

本作を手掛けるのは、ジャスティン・リン。

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ワイルドスピードX3 TOKYODRIFT」から「ワイルドスピード/EUROMISSION」まで手掛けてきた彼が、本作でカムバックしました!!

 

実際監督業から離れた後もプロデューサーとして製作に携わっていた監督。

ヴィン・ディーゼルを筆頭にワイスピファミリーと密に連絡をとっていたそう。

過去4作手掛けてきた彼が、再び復帰することなど真剣に無いと思っていたそうですが、ふとひらめいたアイディアから「まだワイスピには探求すべき部分がある」と感じ、監督に復帰したいと思ったそうです。

 

それは「愛すべきキャラの過去の物語を掘り下げていく」こと。

今回これまで誰も知らなかったドミニクの弟の登場によって、ドミニクの父、兄弟、裏切りにまで踏み込んでいくそう。

よって「ドミニクが如何にして弱さを克服したのか、如何に彼にとってファミリーが重要なのか」を紐解いていくとのこと。

 

エレナの子供である「ブライアン」誕生により「父」となったドミニクは、大きな岐路に立たされるそうです。

監督は一体どんな物語を描いたのでしょうか。

 

またアクションもとんでもないことになってますよね。

何ですか?車で空飛ぶんですか?マジすか?ww

あと磁力ってなんすかww

これまで以上にぶっ飛んだアクションに大いに期待ですね。

 

監督に関してはこちらもどうぞ。

 

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キャラクター紹介

  • ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)・・・ダッジチャージャーを乗りこなすファミリーのリーダー。前作で子供を授かり、レティと共に静かに暮らしていたが、仲間からの依頼により再びミッションに挑んでいく。

 

  • レティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)・・・ドミニクの妻。エレナの代わりにブライアンの母親を務めていく中で、ドミニクとのズレや実の母親ではないことに不安を募らせていく。

 

  • ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)・・・ファミリーのユーモア担当。スーパーカーや派手な車が大好き。相棒テズとラムジーを巡っての三角関係に決着はつくのか。

 

  • テズ・パーカー(クリス・❝リュダクリス❞・ブリッジス)・・・ファミリーのメカニック担当。車の改造からハッキングまでお手の物。柔術も使える。今回ローマンと超無謀なミッションに挑むが、果たして。

 

  • ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ)・・・ドミニクの弟で、独裁者組織に属した一流の殺し屋。ドミニクに劣らないドライブテクニックも持っている。今回世界を掌握できるデジタル装置「アリエス」を回収しようと、ドミニクの前に現れる。

 

  • ラムジー(ナタリー・エマニュエル)・・・「スカイミッション」から登場した女ハッカー。ローマンとテズからの求愛に心底困っている様子。そういえば彼女、過去作で車を運転したことが無かったが…?

 

  • ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)・・・ドミニクの妹で、ブライアンの妻。ブライアンと静かな生活を送るためファミリーから離れていたが、もう一人の兄の登場によりミッションに協力。

 

  • ハン・ソウルオー(サン・カン)・・・ドミニクと共にファミリーとして数々の修羅場を潜り抜けてきたが、東京でデッカード・ショウに殺された。しかし今回復活。いったい彼はなぜ生きているのか。なんと「亀田の柿の種」を頬張ってるではないか!

 

  • ミスター・ノーバディ(カート・・ラッセル)・・・アメリカ政府所属の秘密組織を束ねる男。今回「アリエス」回収のミッションをドミニクに託す。

 

  • サイファー(シャーリーズ・セロン)・・・前作「アイスブレイク」でドミニクを利用し「世界を支配」しようと企んだテロリスト。今回これまで数々の陰謀を邪魔されてきたドミニクを陥れるために、ジェイコブを利用して計画に動き出す。

 

  • エル(アンナ・サワイ)・・・東京育ちの19歳。科学者だった両親を殺され深い傷を負うも、強い精神力と高い戦闘スキルを兼ね備える。

 

 

 

 

 

対象を瞬時に察知できる「ゴッドアイ」以上にヤバそうな装置「アリエス」。

サイファーは一体どんな計画を考えているのか。

そして兄VS弟の対立、ドミニクの過去。

今回もサプライズがデカそうです!!

ここから鑑賞後の感想です!!

 

感想

細かいことは気にすんな!

ワイスピファミリーはいつだって無敵だ!

以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

ドムの過去を紐解く物語

ドムの弟の陰謀を止めるためワイスピファミリーが総力を結集して挑む物語は、これまで明かされなかったドムの過去を描きながら、なぜ彼が「家族」にこだわるのかを紐解きつつ、あまりにも景気が良すぎる壮大でバカにほどがあるアクションの数々、サブキャラ達にもしっかり見せ場を作りながら、娯楽大作の何たるかを改めて示してくれた最高のバカ映画でした!!(褒めてます)

 

シリーズ1作目である「ワイルド・スピード」の中で、ドムはブライアンにダッジチャージャーを見せながら自身の過去を話していました。

 

父が愛した車のこと、レース中の事故で死んでしまったこと、事故のきっかけを作ったレーサーを殴りまくって少年院に入ったこと、その結果レースに出られなくなり、ストリートレースに身を投じたこと。

 

しかし、その過去に弟のことは一切出てきませんでした。

今回新たに発覚した弟ジェイコブを登場させることで、1作目で語られたエピソードを深く掘り下げ、ドムが如何にして今に至るのかを明確にした作品だったと思います。

 

冒頭での「ユニバーサル」のロゴがやけに古いなぁと思った瞬間、物語は1989年のレースから幕を開けます。

ドムもジェイコブもレーサーであるオヤジのサポートをしていて、競技中のメンテナンスで、ドムは親父に声をかけ、ジェイコブは車の整備をしてました。

やたらと車をぶつけてくる23番のレーサーを気にかけながら、何とか勝利をものにしたい親父。

しかし、23番と接触した直後車が横転、瞬く間に車体は炎にまみれ、親父は命を落としてしまいました。

 

23番のレーサーをフルボッコにした罪で少年院へと入ったドムは、車の整備作業をしている時に、レオとサントスと出会っていたことが明かされます。

そんな2人から、車に関するある事を聞き、一つの疑念が生まれます。

なぜ父の車は爆発してしまったのか。

実は弟であるジェイコブが、車のメンテナンス時に細工をしていたからでした。

 

出所したドムはストリートレースで無敗だったジェイコブと勝負を申し出ます。

「お前が勝ったら家に戻ってこい、しかし負けたらこのままおれのもとから去れ」と。

「父を殺したのはジェイコブ、おまえだ」と告げられたジェイコブは動揺を隠せず。

結果はニトロエンジンを上手く利用したドムの勝利。

これによって、ジェイコブはドムの前から姿を消したのでした。

 

 

兄と弟。

自分は妹を持つ長男だったのでジェイコブの気持ちはよく理解できません。

そもそも兄弟が自分より優れていたら劣等感を抱くのは自然なことでしょう。

ジェイコブは正に、親父にかわいがられ周りから人気を得ていたドムに劣等感を抱いていたわけです。

その思いが彼らを引き裂き、全く違う道を歩む結果となってしまったわけです。

 

本作はそんな弟による兄への私怨が、世界の危機を招くまでになってしまった壮大な物語なのであります。

 

 

本作のいいところは、世界を手中に収めようとするジェイコブが、何故悪の道に走ってしまったのかを終盤まで明かさないところ。

彼が隠していた真実が明かされたことにより、これまで絶対的正義のような振る舞いを見せていた兄ドムにも非があることを見せており、ドム自身が過去をちゃんと見つめることで、弟に救いの手を差し伸べる流れになっている。

 

ほんの些細なすれ違いやわだかまりを、30年経った現在でも解消できるドムの懐の深さは、過去作を見てもお分かりだと思いますし、どんなに亀裂が入った家族や兄弟間でも「赦し」の気持ちを忘れないドムは、改めてかっこいいなぁと思わされた物語でもありました。

 

アクションはバカ盛り

いきなり真面目な話から入っちゃいましたが、ぶっちゃけドムのドラマパートを深く掘り下げなくたって、めちゃんこ面白い映画でしたって話ですよ!!

 

 

ザックリお話を語りますと、世界の核兵器をもコントロールできてしまう「アリエス」という装置を探していたミスター・ノーバディが、サイファーを護送中に助けを求める映像を見たドム一行が、アリエスの回収を目指すお話。

 

回収するや否や現れたのがジェイコブで、彼はアリエスを使って世界を牛耳ろうとしていたわけで、ドム一行はアリエスの回収とジェイコブを止めるミッションに挑むというモノ。

 

そして裏では前作で消息不明となったサイファーの陰謀も加わって、ジャングルも街もめちゃくちゃにしてしまうほどの激戦が繰り広げられ、終いには宇宙空間まで行ってしまう、むちゃくちゃリアリティないんですけどバカ過ぎて笑わずにはいられない作品になっていたんですね。

 

 

いきなりものすげえカーアクションを見せてくれたのが、ノーバディの乗せた飛行機が墜落した中米のシーン。

アリエスの半分を回収したドム一行は、場所柄危ない地域のために、武装した集団に追われる羽目に。

ジャングルの中を猛スピードで走行するドム達の車は、被弾されたり傭兵に捕まるなどされるも、何とか振り切って逃走。

やがて一行は地雷原と書かれた看板の先へ侵入。

どうして敵の車は地雷を踏んで、ドム達の車は踏まないのかはおいといて、どんどん爆発する地雷が、アクション映画たらしめる最高の映像を演出してくれています。

 

極めつけはジェイコブが磁石を搭載した飛行機に乗って逃亡した後、傭兵たちに追われたドムの車が崖めがけて大ジャンプするシーン。

壊れたつり橋の柱を車にぶつけ、弧を描きながら向こう岸の崖に逃げるというあまりにもムチャなアクション!!

そんな都合よくいくか!!wと内心爆笑しながらも、これぞワイスピ!と思わせてくれたアクションでした。

 

ちなみに今回コメディリリーフであるローマンが、めちゃくちゃかっこいいアクションを見せてくれます。

傭兵に囲まれ大ピンチの中、倒した傭兵の銃を奪って乱発射して一網打尽にしたり、格闘シーンも用意されてるほどアクティブに戦ってくれます。

これまであまりにも壮絶な戦いをしてきたのにもかかわらず、なぜ自分は無傷でいられるのか、もしかして俺は無敵なんじゃないのか?と自問する彼を、カッコイイと取るのかただの大バカ者と観るかは、見た人次第ですが、このセリフが後の伏線にも繋がってくるほど、今回ローマン大活躍ですw

 

そして最大の見せ場となる街でのカーアクションも素晴らしい!

ジェイコブと手を汲んだボンボンの息子オットーらが用意した磁力搭載車。

これを手に入れたドム一行は、メカニック担当のテズのカスタマイズによって、ファミリーが乗る車に磁力を搭載。

あらゆるものを引き寄せては引き放つわけです。

 

敵の車がウザいと思ったら、周りにある車や装飾品に至るまでを引き寄せ、敵の車にぶつけてるのは想定内。

しかし敵の車ごと引き寄せて、思いっきり弾き飛ばすなんてどう考えたら思いつくのか!

この磁力を使ったアクションはクライマックスで効果的に使われており、それこそ「MEGAMAX」での金庫を引きずって警察車両を蹴散らしたシーンや、「EURO MISSION」のクライマックスでやってのけた飛行機の離陸を制止するダイナミックなアクションに匹敵する、画期的なアイディアだったのではないでしょうか。

 

終いには、アリエスを積んだトレーラーをドムらが前輪を左右から磁力を使って挟み込み、力技で一本背負いを決めてしまう、見たことのないカーアクション!!

ジャスティン・リンが帰ってきたからこそ実現できたあり得ない「バカ画」だったのではないでしょうか!

 

 

さらには!

とうとう宇宙空間にまで行ってしまうワイスピ!

ショーンらが製作したジェットエンジン搭載のポンティアックに乗って、衛星を壊すために宇宙に旅立つローマンとテズ。

これドムじゃないのが良いチョイスですよねw

ファミリーきってのボケとツッコミ担当が、即席の宇宙服を身に纏って、あまりにもムチャな賭けに出るという。

 

ローマンて毎回作戦会議の時に、一番真面目なこと言うんですよね。

さすがにこれは無理だろ!と。

ローマン以外のキャラが明らかに無謀なことをやろうと考えてて、尚且つ「できる」と信じてる。

一体どっちがバカなんだよ(笑)と。

 

そして宇宙空間で数字を信じるテズと信念を信じるローマンが、宇宙空間い向かうこと以上に無茶な賭けに出るシーンを、地上での壮絶なカーアクションと交互に見せることで緩急のついたアクションシーンになってるのが、僕にとってかなりツボでしたw

 

お帰り、ハン。

本作の見どころはこれだけじゃない。

レティやミア、ラムジーに新キャラ「エル」といった女性陣の活躍も素晴らしい。

 

東京に向かい、ハンの行方を捜したレティとミアは、ハンが住んでいたと思われるアパートで敵と遭遇し、狭い場所で壮絶なアクションを披露。

レティは格闘スキルを持っているからいいとして、ミアはこうした場所でのアクションは初めてに近いんじゃなかったでしょうか。

キッチンにあるフライパンやお玉を駆使して男どもやっつける姿は新鮮でした。

 

ちなみにハンの部屋に入る前、二人は「養老の月」というラーメン屋でラーメンを食べるんですが、話に見中で全然食べてくれませんw

ラーメンお嫌いだったのでしょうか、それとも食べ方を知らないのか…w

 

さらに「スカイミッション」から登場したラムジー。

そもそも彼女のファミリーでの役割は「ハッカー」であり、これまで車内にいる際は助手席がメイン。

彼女がなぜ常に助手席にいるのかはハッキング作業をしていたからなわけですが、本作で本当の理由が明かされるんですね。

それはなんと「車の免許を持ってない」というww

 

これまでのワイルドスピードシリーズの中で、車を運転できないキャラなんていたでしょうか!斬新すぎます!

そんなラムジーが、ドムに「追え!」と言われたことで始まる「初めての運転」は、街の停車した車や公共物をどんどん破壊しながら追走するシーンが非常に面白く描かれてました。

正直初めての運転が、敵の車を追うなんて非現実ですし、普通ならファミリーの役に立たないわけです。

しかしこれは映画。

ちゃんとラムジーが初めてでも仕事ができるということを証明できる締め方になってたのも良かったですね。

 

今回こうした女性キャラが集結し活躍できたとなると、今後彼女たちを主人公にしたスピンオフ映画も製作されたりなんかして、と思った瞬間でもありました。

 

 

そしてそして!

公開前から話題を呼んだハンの復活!

ファンなら誰もが嬉しがるサプライズだったのではないでしょうか(めっちゃ強引だけどこれがワイスピ!)。

デッカードに殺されたと思っていた彼は、ある者の手引きによって死んだことにされ、極秘任務をしていたということが今回明かされます。

誰かは伏せときますが、あいつそんな前からファミリーに接触してたのかw

 

ファミリーに迎えられたハンがみんなと抱擁するシーンは、これまでの作品を走馬灯のように蘇られてくれた、涙なしでは見られないシーンだったのではないでしょうか。

 

他にもハンが乗っている車が今回TOYOTAスープラなんですが、「TOKYO DRIFT」の時の乗っていたマツダRX-7を覚えている方にはたまらない配色でしたよね!

オレンジ柄に黒のラインが入ったあの車ですよ!

このカラーで登場したのには興奮でしたね。

 

また「TOKYO DRIFT」の主人公ショーン達も登場したことで、一体ハンとどこで再会するのか期待して見てたんですが、最後の最後に持ってくるとは粋な計らい。

ここもショーンの気持ちを考えると涙なしでは見られない再会でしたね。

もうワイスピ版「バラ珍」ですよw

 

ちなみにハンに関してはエンドクレジット後のおまけシーンで、とんでもないサプライズが待ってます。

いやそうだよ!ハンが生きてるってことは・・・あれですよ!!

 

最後に

真面目に言えば、ドムが水路に落ちて溺れかけた時に、過去の自分を回想して回収するってのはあまりにも強引ですし、サイファーを無理に入れなくても話が成立する作品だったようにも感じます。

 

さらにせっかく復活したハンが過去作より泥臭いアクションをしてる姿。

年月が経ったからという理由を加えたとしても、やっぱり彼はクールでいてほしかったですし、単純にもっと活躍の場を与えてほしかった。

ドムとジェイコブにばかりスポットが当たり過ぎて、ドラマに重きを置いてるのも、正直ワイスピらしくないというか。

 

でもだ!

細かいこと気にしてたらワイスピなんか楽しめないんですよ!

ジャスティン・リンが帰ってきたということは、如何にド派手なカーアクションを見せてくれるか、あり得ない戦いを見せてくれるかが大事なので、これはこれで大正解なのです!

 

あ、あとね、これ一番大事。

エンディングでいつものようにBBQをするんですよ。

ドムの息子であるリトルブライアンがお祈りをする番なんですけど、一つ空席が。

その人が来るまで待とうとドム。

すると、通りの向こうから青いGT-Rが走ってくるではありませんか…

ファンの方ならめっちゃ泣けるシーンですよね!!

 

ちゃんと彼は存在するんですよ、映画の中で。

監督!ありがとう!!

サプライズ連続のジェットブレイクだったのではないでしょうか!

というわけで以上!あざっしたっ!!

満足度☆☆☆☆☆☆☆★★★7/10