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モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「X-ミッション」感想 評価 レビュー

2月20日

X-ミッション

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2月も後半に差し掛かり、正直、月末のタランティーノ最新作まで期待してるの無いんですけど、まぁ箸休めって感じで楽しそうやつを。

エクストリームスポーツをすごく推してるけど結局はハートブルーのリメイクなワケですから話は読める。

そのかわりアクションがきっとすごいんでしょうね。

てなわけで、早速見てまいりました。

 

 

 

あらすじ

若きFBI捜査官ソニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)に、超一流アスリートチームに潜入せよとのミッションが下される。

エクストリーム・スポーツのカリスマ、ボーディ(エドガー・ラミレス)が率いるこの集団には、重大な疑惑がかけられていた。

その天才的なスポーツ・スキルを駆使し、前代未聞の方法で次々と犯罪に手を染めているというのだ。

自らも元アスリートであるユタは、ボーディに度胸と才能を認められ、チームに招き入れられることに成功する。

しかしながら、命を危険にさらしながら共に行動するうちに、ユタはボーディの究極の信念に心奪われていく。

果たしてユタはFBI捜査官として決定的な証拠をつかみ、彼らを捕えることができるのか?そして、明かされる彼らの本当の目的とは!?《HPより抜粋》


『X-ミッション』予告

 

 

 

 

監督・キャスト

監督はエリクソン・コア

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盗みのプロが裏切られたことで復讐を誓ったメル・ギブソン主演のハードボイルドアクション「ペイバック」や、

9作目までシリーズ続行も決まったストリートレーサーのド派手なドライブテクニックで徐々にファンを拡大している「ワイルドスピード」、

ベン・アフレック主演にもかかわらず大コケしてしまったMARVEL原作のアメコミシリーズ「デアデビル」などで、撮影のキャリアを重ね、

残念ながら日本未公開の作品でしたが、マーク・ウォールバーグ主演で30歳にしてアメフト選手になった男を実話に基づいて描かれた物語「インヴィジブル 栄光へのタッチダウン」で初監督に。そして今作に至ったという経歴を持っています。

 

 

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監督の作品はデアデビル程度でしか見ていないのですが、ワイルドスピードなどを撮影していたとなるとアクションは得意分野なのだと思われます。

 

 

主演のジョニー・ユタ演じるのはルーク・ブレイシー。

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初めて知る方です。調べてみると、

人気トイシリーズを映画にした続編「G.I.ジョー バック2リベンジ」でコブラコマンダー役として出演後、

その演技が決めてとなり、ピアース・ブロスナンの007以来のスパイ映画として話題を呼び、伝説の元CIAエージェントが過去との訣別のためにCIAと彼が育てた弟子たちと攻防するアクション映画「スパイ・レジェンド」で主人公が育てた有能な弟子メイソン役で名が知れ渡ったようです。

 

 

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今後もアクション中心なのか他ジャンルにも挑戦するのか楽しみですね。

 

 

 

そして、エクストリームスポーツ集団のボス、ボーディを演じるのがエドガー・ラミレス。

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おぉぉぉ、この方も初めてお目にかかりまする・・・。はい、調べてみました。

女バウンティーハンターを描いたキーラ・ナイトレイ主演の作品「ドミノ」で彼女ともに賞金稼ぎをするチョコ役として出演したのをきっかけにハリウッドに進出。

その後も、アメリカ大統領暗殺事件の瞬間とその前後を現場にいた複数の登場人物の視点から紐解くサスペンスアクション映画「バンテージ・ポイント」、

霊能力を持ったニューヨークの警察官が心霊捜査官として悪霊退治する映画「NY心霊捜査官」で主人公の霊能力を見抜く神父役として出演しています。

 

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やはりこの方もアクションが中心の映画に出演が多く、今回のキャスティングで抜擢されたようです。

 

 

 

 

他にも、「ディパーテッド」「ヒューゴの不思議な発明」などでバイプレイヤーとして活躍するレイ・ウインストン、「ウォームボーイズ」でヒロインを演じたテリーサ・パーマーなどが出演しています。

 

 

元になった映画「ハートブルー」

 

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今作はこのハートブルーという作品のリメイクとして作られた映画だそうです。

 

 若きキアヌ・リーヴスが出演していたことでも知られる作品で、監督は巨匠ジェームズ・キャメロンの元奥さん、キャスリン・ビグローなんですねぇ。最近じゃハート・ロッカーゼロ・ダーク・サーティなんて重いのばっかり作ってた人もこういう映画撮ってたんですねぇ。

 

あらすじとしては、ジョニー・ユタはベテラン刑事とタッグを組み、管轄内で起きている連続銀行強盗事件の犯人を捕まえるべく行動をはじめる。すると、ある共通点がみつかり、彼らはサーファーであると推測、そして、潜入捜査を開始しボーディと名乗るサーファーと意気投合するが、彼が強盗団のリーダーと確信し動揺してしまう。

 

というように、X-ミッション同様に登場人物の名前も立場も同じというようなプロットになってます。

元の作品は追う側と追われる側という立場なのにもかかわらず、ユタとボーディの友情が、というかユタの一方的な好意にも見えますが、そんな部分が色濃く描かれている印象があります。

後は、相棒のベテラン刑事がいること。彼がないがしろにしていた事件を解決しようぜ!!とケツに火をつけることから物語が進んでいくのでこの友情も見所の一つですね。

今作もやはりこういう絆を色濃く描くのでしょうか。

 

もちろん、本家のほうもサーフィン、スカイダイビングとド派手なシーンが盛りだくさんです。キアヌがパラシュート無しで飛び降りるスカイダイビングはドキドキものですよ!

 

そして、個人的にお気に入りのシーンはユタがボーディを追いかけ銃でしとめようと銃口を向けるも情が湧き、空へ実弾全発撃っちゃうシーンですね。

これのパロディとしてエドガー・ライト監督の映画「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」でニック・フロストがおんなじことをやるっていうwww

実はこっちをみてから本家を見てしまったという何とももったいない順番で見てしまったんですが、それでもこのシーンは忘れられないですね。

予習として見てもいいし、X-ミッションを見た後の比較としても面白いと思います。

 

 

 

 

というわけで、ノーCGで繰り広げられる潜入捜査、そこで築かれていく絆、ハラハラドキドキの中、どんな深いドラマを見せてくれるのか?

感想ですっ!!








話云々よりも大自然の中のアクションを堪能しよう。

以下、核心に触れずネタバレします。









エクストリームスポーツスゲー!!

先日ザ・ウォークでも、キン◯マが縮みあがるほどの緊張感を味わったばかりですが、この映画もそんなうわーっ!!な映像を堪能できると思います。

乾いた山脈での細道をライクアローリングストーン!と疾走し、離れた岩へとバイクごとジャンプするモトクロス、
一見ただのスカイダイビングかと思いきや、着地点の洞穴までパラシュートを開かず、穴まで急降下!
海の沖まで船で移動し、高さ25m級の波に突っ込むサーフィン、
風が吹かなければ即死、体の傾きと風を読み間違えれば渓谷に衝突という危険な中降下していくウィングスーツ、
ゴツゴツした雪山の頂上から急角度でラインの見えない道をこれまたライクアローリングストーン!と滑走していくスノーボード、
そして、最後は今まで重力になぞって降下していくのと真逆の、重力に逆らい命綱なしで、きっとマイナスイオンすげー浴びてんだろうなぁ〜と言わんばかりの滝の真横の崖を登るフリークライミング、

と、このようにありとあらゆるエクストリームスポーツを披露し、そのスゴさを縦横無尽に駆け回るカメラワークと、きっと一発撮りじゃないと思うんですが何テイクも重ねて撮ってることを考えると、その意気込みと熱意、汗と涙の結晶が画面全体で映し出されていることでしょう。

個人的にはウィングスーツはヒヤヒヤもんでしたね。
トランスフォーマーダークサイドムーンでも大都会の中をこのウィングスーツで降下するシーンがあって、これは気持ちよさそうだなあと思いましたが、
こっちはデモンストレーションで大っきい石投げて落下時間計ってそれまでに風が吹かなきゃアウトだぜ、なんて脅すもんだからおっ死ぬ〜っっ!!ぎゃああああっっ!!ですよ。
自然をナメるなよってことですか。じゃあ、挑むなよ、とツッコミたいですけど。
でも、このウィングスーツ見るたびにこれ思い出すんですよね〜。
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これ。
誰か同意見いねーか?

というように、ホントにCGじゃねーの!?と思うほどギリギリのことをやってのける役者たちと、これをしっかり自然の迫力を背景にして見せつけた監督に大きな拍手を送りたいです。






元の映画との違い

ハートブルーでのキアヌ扮するユタは、田舎の大学でアメフトのスターという経歴を持っていて、その身体能力の高さを活かして銀行強盗グループと思われるサーフィン仲間に近づきます。
初心者な故、そのサーフィンの下手っぷりを度胸と根性でカバーし、彼らと打ち解けます。
でも今作のユタは、元々エクストリームスポーツ界では名の知れた人物という経歴の設定になっていて、
彼でしかわからない犯行グループの出没場所を特定できたり、難易度の高いチャレンジを何なりとこなしてしまうキャラになっていました。

心境の変化に関してもキアヌの方は、潜入捜査官として半人前だからなのか仲間意識と絆の深さ、そしてボーディの思想に感化されていた印象でしたが、
今作のユタは、自分のせいで友人を死なせてしまった過去がしこりとなり、自分もこうなっていたであろう姿をボーディに重ね、彼を理想として見てしまっているように感じました。

ボーディに至ってもハートブルーでは、世界中の名所へ向かい波に挑戦するために銀行強盗をし、それを資金に充てるという理由でしたが、
今作のボーディは、自然を敬えという警鐘を鳴らすべく、盗んだ金や襲った場所で取れた鉱物を元の場所へ返すのが大きな理由のひとつになってました。
しかも、バックにはスポンサーがついてるようでしたが、ロクな説明もなく終盤では忘れ去られてましたねw


逆に同じ部分といえば、強盗する際の被り物がどちらも大統領だったり、私イチオシのあのシーンをまさかやってくれるとは!と、周りが真剣な眼差しで見ている中1人ゲラってしまった空へ弾丸を放つシーンというように小ネタに関してはおんなじでしたね。






話は無視して見るのがいい。

ボーディは、エクストリームスポーツ界の伝説として名を残した男が、不可能と言われている偉業を道半ばで不慮の死を遂げたことで、その夢を果たすべく無謀な挑戦を続けていました。
その裏には自然を守ろうという大きな思想を持っていて、それを壊す者たちへの報復としての行動目的でもありました。

だけど、それを説得するような立場でもなければ正義感や思想も持ち合わせてないし、むしろ捜査官ていう首の皮一枚繋がってるだけで、剥がれちゃえばそっち側にでも行っちゃいそうなようにも見えます。

環境保護を訴えんなら他に手はあんだろうと思うし、ユタは確固たるものがないから、こいつらがいがみ合ってもシラけちゃいます。

後は、仲間が事故死したにもかかわらず、スポンサーの計らいでパーティーをしてしまう意味不明さ。
で、そのスポンサーはパーティーばっかして何が目的かもよくわからん。

とまあ、誰にも感情移入することもなく話の欠落した部分も多々あり、ツッコミどころは満載です。

リクエストできたのならば、スポーツでハッスルしてる最中流れるBGMはこれが良かったなぁ。

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とにかく、話は置いといてもらって、それをカバーするかのように大迫力の自然とスポーツを拝んでもらえれば、元は取れるんじゃないでしょうか。

絶景で極限なアクションを楽しんで下さい。

あ、女性目線で言うのならユタとボーディのバディは素晴らしいですぞ!私もあんなカラダになりたい…。



満足度 ☆☆★★★★★★★★2/10