モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

【スポンサード リンク】

映画「ゴジラ怪獣惑星」感想ネタバレあり解説  アニゴジだからこそできる表現!なんだけど。

11月17日

GODZZILA 怪獣惑星

 

f:id:monkey1119:20171010162549j:plain

 ゴジラはやはり実写でなければいけない。こういう保守的な意見をやはり抱いてしまいます。だって今まで見てきたゴジラがそうだったから。

しかし時代や環境が変わり、見る側の求めるものも変わってくるわけで、去年の「シン・ゴジラ」だってゴジラを初めてフルCGで描いて受け入れられたのから、もしかしたらアニメになってもファンは受け入れてくれるんだろう。

でもですよ?いきなり2万年後の地球でゴジラがどうたらこうたらってのは、何か先を急ぎすぎじゃありません?せめて現代の日本に現れたゴジラって、実写のようにやればいいのにって思ってしまうんですけど。なぜこんなSF要素が強くなってしまうの?

 

何かもう愚痴ばっかりになってすいません。

ファンの皆さんや楽しみにしている方とは違って、 ちょっと冷ややかな目で見てしまいそうになりそうです。読んで気分を害しそうな方は、今のうちに謝っときます。

といううわけで早速観賞してまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

誕生から60年以上日本の巨大なアイコンのひとつとして君臨し続け、あまたのファンを持つ怪獣ゴジラ。昨年はフルCGとなって蘇った「シン・ゴジラ」が一大センセーショナルを巻き起こし、話題となったが、そのゴジラが誰も予想しなかった劇的な進化を遂げ再び映画界を賑わせる。

これまでのゴジラとは違い、シビアでハードな未来世界を舞台に、それと対峙する人類との因縁の物語を、第一線で活躍するアニメーター達が結集し、アニメーション映画として、ゴジラに新たな歴史を刻む。

 

GODZILLA 怪獣黙示録 (角川文庫)

GODZILLA 怪獣黙示録 (角川文庫)

 
アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』オリジナルサウンドトラック

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』オリジナルサウンドトラック

 
ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2017

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2017

 

 

 

 

 

 

あらすじ 

 

巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。

半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。

しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。

 

移民船に乗る一人の青年・ハルオ(声:宮野真守)。4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。

移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。

だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。

果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は―――。(HPより抜粋)

youtu.be

 

 

 

 

 

 

監督

今回手掛けたのは静野孔文瀬下寛之

 

静野さんは、2011年からずっと劇場版「名探偵コナン」の監督をされてるというすんげぇ方。そして瀬下さんはファイナルファンタジーのゲームムービーの製作デザイナーや、最近ではアニメ「亜人」の総監督などもやられてる方。CGやVFXに従事しているとのこと。

 

すいません、アニメ製作陣はマジでなんもわかんないんでこれくらいで・・・。

 

 

 

キャラクター紹介

 

f:id:monkey1119:20171117125706j:plain

  • 人間

ハルオ・サカキ(24)(声:宮野真守)・・・階級:大尉。ゴジラの襲撃で両親を失い、ゴジラに対する強い憎悪の心を持つ。痩身だが鍛え抜かれた強靭な肉体を持ち、その高い知能でゴジラ戦術を立案する。

 

ユウコ・タニ(19)(声:花澤香菜)・・・階級:曹長。祖父の元で両親を失ったハルオと共に育つ。幼年学校時代ではハルオの後輩。痩せ型で華奢な体型の為、身体能力にコンプレックスはあるが兵器の設計や改造などで一目置かれ、パワードスーツの腕前も軍トップクラス。

 

マーティン・ラッザリ(34)(声:杉田智和)・・・階級:少佐。軍属の環境生物学者。学者らしい好奇心旺盛さで、楽天的な性格。変わり果てた地球生態系の真相を短期間のうちに分析していくスペシャリスト。

 

アダム・ビンデバルト(21)(声:梶裕貴)・・・階級:少尉。揚陸艇のパイロットを務め、ホバー操縦士としての腕も一級。ハルオの行動に畏敬の念を抱く若手士官の一人。精神的に健全で朗らかな性格。

 

エリオット・リーランド(32)(声:小野大輔)・・・階級:大佐地球降下作戦の総司令。船内統治に手こずる中央委員会に苛立ち、ゴジラ討伐による権力交代を狙っている。

 

ウンベルト・モーリ(56)(声:堀内賢雄)・・・階級:大将。移民船アラトラム号の船長で、「人間(地球人)」の代表も務める。地球連合発足以前、ゴジラと戦って敗れた軍の一人。

 

 

 

 

f:id:monkey1119:20171117125656j:plain

  • 異星人エクシフ

メトフィエス(50)(声:櫻井孝宏)・・・階級:軍属神官兼中佐(エクシフの宗教階級では大司教)。部族を超えて尊敬を集める人徳者。博愛精神に満ちたやわらかい笑顔と穏やかな口調。ハルオのよき理解者で、船内への機密データへのアクセス権を有する。

 

エンダルフ(105)(声:山路和弘)・・・階級:軍属神官兼中将(エクシフの宗教階級では枢機卿)。「エクシフ」の族長を務める穏健派の聖職者。メトフィエスの上官にあたるが、教団の運営は実質的に一任している。

 

 

 

 

 

f:id:monkey1119:20171117125642j:plain

  • 異星人ビルサルド

ムルエル・ガルグ(60)(声:諏訪部順一)・・・階級:中佐・技術士官。元々強靭な身体を持つビルサルド人であるが、その中でも一際立派な体格を持っている。技官の中でも特に優れた能力を持ち、科学至上主義・合理主義を貫くも、ハルオの「対ゴジラ戦術案」の科学的根拠の裏づけを行う。

 

リルエル・ベルベ(55)(声:三宅健太)・・・階級:少佐・軍事教官。ベテラン軍人でハルオ達の軍事教官を務める。「人間」との付き合いが長く、異種族でも分け隔てなく接する。

 

ハルエル・ドルド(70)(声:中井和哉)・・・階級:中将。「ビルサルド」の族長。どんな場面においても感情を表に出さず、冷静沈着な懐疑主義者。

 

(全てHPより抜粋)

 

 

 

 

 本編までの地球での出来事。

f:id:monkey1119:20171108124959j:plain

ブレードランナー2049の前日譚のように、どうやって地球が滅んでいったか公式で出てたので、ざっくりまとめてみました。

 

まず、1999年5月にアメリカニューヨークからボストンにかけて、最初の怪獣カマキラスが出現。上陸から移動し撃退するまで通過地域を破壊していきます。(1)

その後、2002年9月にイギリスロンドンからマンチェスターにかかけて怪獣ドゴラ(2)、3年後の2005年にはラドンとアンギラスが中国に出現。ヘドラ作戦なる生物破壊兵器を使ったことで汚染被害が発生します(3)。

落ち着きを戻したかと思ったら、今度は2017年オーストラリアにてダガーラが出現。体内から放出された物質が原因で感染症の被害も発生(4)。2022年にはトルコでオルガが出現し、ここまででのべ2000万人の死傷者が出る、世界的な災害になっていきます。

 

この悲劇は止まることなく続き、2030年にはとうとうアメリカ西海岸にこれまでの規模とははるかに違う怪獣・ゴジラが出現(6)。進路を東にとりながらアメリカを横断し、これまでとは比べ物にならない甚大な被害となります。

4年後の2034年にはヨーロッパへ漂着し、EU連合軍の総攻撃でも全く歯が立たない深刻な事態となりいくつもの国が陥落していきます(7)。

 

そこへ異星人「エクシフ」と「ビルサルド」が現れたことで、人類は「地球連合」を発足し、ヨーロッパを奪還すべく「オペレーション・エターナルライト」なる作戦を実行し、成功を収めます。(8)

ゴジラは活動回数が徐々に増え始め、2042年の時点で世界人口は10億人にまで減少(9)、人類は地球外への移住を計画、選別、船の建造を開始すべくプロジェクトチームを発足します。

現在のゴジラの活動地域から最も離れたリオデジャネイロに政府機能を置き、2045年ゴジラをユーラシア大陸に閉じ込める作戦「オペレーション・グレートウォール」を実行し、ゴジラを1年間進行を停滞させ成功します(10)。

 

ですが、良く2046年にはインドの防衛線を突破(11)、2ヵ月後には日本の浜松に上陸し、対ゴジラ最終決戦に敗北を喫します。(12)

これにより、かねてより進めていた地球外惑星への移住計画を2048年に実行予定(13)とし、残った人類は、地球連合中央政府が所有する人工知能「オムニエレクティオ」による、人類生存のための必要最低指数を算出し、選別されていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか「パシフィック・リム」のような流れになってるのは気のせいでしょうか・・・。それはさておき、この映画前史を読むだけで一気に没入できる設定がいいなと思います。これを読んでから劇場に見に行くことを薦めたいですね。

一応これが3部作の第1章とのことなので、ちょうどいいところで終わりそうだとは思うんですが、果たして内容やいかに。

ここから観賞後の感想です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

クライマックスのドンパチがスゲーーーーっ!!・・・でもそこまでが退屈。

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予想はしていた。

ゴジラによって故郷を滅ぼされ、地球からの撤退を余儀なくされた地球人。宇宙へ飛び出したもののやはり彼らに適応する星はなく、主人公のクーデターがきっかけとなり地球へ帰還すると既に2万年の時が過ぎていた。果たして人類は地球を取り戻すことができるのか。

 

とりあえず最初に言っておきたいのは、モンキー自身がそこまでゴジラに思い入れがないこと、そして「シン・ゴジラ」の感想記事が軽く炎上したことに未だトラウマがあることを踏まえて、それでも本音で鑑賞後の感想を書くのでありますので、どうかお手柔らかに。

 

単刀直入に言えば、ゴジラという50年に渡って日本人に親しまれてきたキャラクターが、アニメーション映画でここまで表現できたことは素晴らしいと思います。

実写では到底不可能なカメラワークや、森と化した地球での攻防戦、そしてゴジラの実態そのものがとにかくデカい。んでもって宇宙空間にまで風呂敷を広げたスケールのでかさ。これは中々実写映画では実現不可能です。

 

そういう意味では非常に評価できる作品だったんですが、いかんせん前半から人間側の描写が多く、ゴジラが出てくるまでが、とにかく退屈でした。

 

上記にも書いた映画前史をものの数十秒でまとめた後、本編はいきなりハルオのシャトル内の籠城から始まり、残念ながら失敗に終わったものの、きちんと次の策は打ってあって、あれよあれよと地球帰還へとなるのですが。

ここまで非常に長く感じ、ぶっちゃけ寝オチしそうになりました。

 

やはり3部作の序章ということもあって、色々現在の状況や人物設定といった説明が多くなるのは仕方のないことです。

特にSFとなると、我々が普段聞きなれない言葉だったり、体験したことのない状況が続くわけですから、補足を入れないと伝わらいことが多くなるジャンルだと思います。

 

しかしながら、この前半はそういった我々が馴染みのない状況やら言葉やらを一定のリズムで語るもんだから頭に入ってこないんです。

 

毎回この手のアニメーションを見て感じるのですが、なぜ余韻や間を置くようなことをしないのか疑問に思います。とにかく聞きなれないワードを詰めるだけ詰め、各々の感情吐露を言葉にして詰めるだけ詰める。これは疲れます。眠くなります。

 

こんなこともあって前半の地球に戻るまでの件は、モンキー的にはかなりきつかったです。

 

 

バトルの展開は半端ない!

ここまで低評価な面が続きましたが、やはりゴジラが出てくればそのモヤモヤした部分は一気に解消されました。

 

エアバイクみたいな乗り物で、ゴジラに向かって攻撃するシーンはかっこよかったですね。ゴジラの周りを何周もして攻撃をかわしながら、背中を狙うんですが、これはアニメでしかできない、滑らかでスピード感のあるシーンだったと思います。

中々攻撃できないから思いっきり上昇して急降下して突っ込んでいくとことか、集団攻撃するところでも、何機かあえなくゴジラに激突してしまうのも、空軍さながらのシチュエーションで興奮しましたね。

 

ゴジラを誘導して一斉攻撃するシーンも大迫力です。画面一体が炎と黒煙だらけで、そんな攻撃してもなかなか倒れないゴジラがまた憎い!

 

 

そして、上でもちょっと書きましたが、なんてったってゴジラがでかい!!!

やはり2万年という時の長さはゴジラまでも進化させたわけで、今までのゴジラとは比べ物にならないくらいデカいです。マッチョゴジラです。卑猥な言い方をすれば筋張ったチ〇コのようなゴリラみたいな顔です。顔がね、むくみすぎててアップの画が怖かったです。

でかすぎて歩いてるんだかあるいてないんだかわからないし、熱線の威力が数倍違うし、しっぽ振るだけでみんな吹っ飛ぶ、んでもってシールドを背びれから発するせいで攻撃も効かない。

 

でもってですよ、このゴジラの周りを、翼をもった怪獣がバッサバッサ飛び回ってるじゃない。

 

こんなゴジラとお前らどうやって戦うのさ!

なんて思ってたら復讐の塊ハルオが無茶なことばっかするんですよねwこれには笑うしかない。

でこの無茶な行動がですね、意外と功を奏してゴジラにダメージを与えるもんだから、みんな活路を見出すわけです。

 

そもそもハルオは、両親をゴジラに殺されたあげく、地球から逃げてしまった人類に怒り心頭だったんですね。こいつは決して無敵なんかじゃない!絶対弱点がある!そう信じてやまないハルオは宇宙船内で実力行使に出たわけで、そこに至るわけなんですが。

 

だからこその無茶な行動でみんなを引っ張っていくんですね。既に特攻隊ですよ。

誰かに戻れなくなるぞ!なんて言われても、なんで戻るんだ、ここが俺たちの場所だろ。みたいなことを言うんですよ。カッコイイ。

 

だからハルオが何回も決死で捨て身で命を捨てるような行動をするんで、あ~こいつ死んだかぁと思ったらケロッと生還してくるんですよ。あれ?もしかしてこいつゴジラより強いんじゃない?って思っちゃうほど。いや復讐心が凄いのか。

ゴジラがシールドを張る前に、それを阻止する攻撃を仕掛けるんですが、思いのほかゴジラの回復が早く予定通りにいかない時に、ハルオが先陣切ってツッコんで、俺にかまわず撃て!っていった時は確実に死んだと思ったんですけどね~。

もうあれですよ、嫌いを通り越して好きなんじゃないかって。あんだけ研究していざ目の前にしてもひるまず突進してく。そして必ず「俺はお前を~っ!!」と告白寸前なセリフを吐く。

何か好きな女性のアプローチと変わらないですよ。こうやって見ちゃうと。

 

とにかく600人程度しかいない人類がゴジラにどう挑むのかは必見であります。

そしてラストはまさかの展開です!ウソだろ!!ってなります。

モンキー的には作戦を立てるときのワクワク感が欲しかったんですけどね~。淡々としちゃって。

 

 

最後に

服部隆之さんの音楽!良かったですね~。過去にゴジラ音楽を手掛けてたこともあって、ポイント掴んでるというか、物語を壮大にしてくれるし、緩急をつけてるなぁと。宇宙SFだからって変な電子音とかいらないんですよね。クラシックで全然いい。

 

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』オリジナルサウンドトラック

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』オリジナルサウンドトラック

 

 

アニメでゴジラここまで落とし込んだことは賞賛に値しますが、既視感ありありのSF設定と、ゴジラ登場までの退屈さ、あとはもう感情丸出しの大袈裟なセリフね。「俺はお前を~っ!!」ってハルオ何回言った?

本当なら宇宙に行くまでの経緯を第1章でやればよかったんじゃない?って。アンギラスとかラドンとか、で何よヘドラ作戦て!なんかそっちの方が面白そうじゃない?

 

総じて不満が多い作品でしたが、やはりこれは序章であって本編はこれからなんだろうと。エクシフやビルサルドもなぜ地球人に協力するのかその真意というか思惑がまだ見えてないし。そう思えばまだ許せるかな。

そして早くも来年5月に第2章が公開決定。しかも今作Netflixで配信するそうじゃないですか!!

なんだぁ、2作目見に行く前にネトフリでおさらいできるなこれは。

てか東宝よ、そんな風に金稼ぎをするのか。まぁいいや。

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆☆★★★★★★4/10