モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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Netflix映画「アウトサイダー」感想ネタバレあり解説 その男、異邦人につき。

3月9日

アウトサイダー/The Outsider

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 いつだったでしょうか、「スーサイド・スクワッド」でジョーカーを演じたジャレット・レトが日本に来ているという情報がTwitterで流れ、きっとプライベートで旅行に来ているのだろうと思っていたら、この映画を撮影していたんですね!

しかも全編日本ロケだそうじゃないですか!で、どんな映画に出るの?ん?ヤクザ?

 任侠映画に外国人ですか、そうですか。

日本のヤクザ映画、仁侠映画となると、高倉健鶴田浩二菅原文太、松方、梅宮、などなど昭和の稀代の俳優達がとにかく暴れた作品てイメージするんですが、そういうのではなく、これはきっとかつての日本の裏社会をノワール調に描くんだろうなと。

どちらかというと北野映画テイストに近いのかなぁ。

 

まぁ、ただでさえ日本の文化を誤解して描くので非常に不安なんですが、一応日本ロケなんでね、細かい部分は気にせず大丈夫なんだろうと・・・。でも不安だなぁw

 

とりあえず、ネトフリ映画はどこでも見られるけどおウチのでっかいテレビに限るってことで、早速自宅で観賞しました!

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

 ストリーミング動画配信サービス世界No.1のシェアを誇るNetflixがとうとう日本の任侠道・ヤクザの世界を題材にした映画を製作。

第二次世界大戦後、囚人として刑務所にいたアメリカ軍人が、マフィアやギャングと並ぶ日本の裏社会、極道に足を踏み入れ、やがて大きな抗争に巻き込まれていく様を描いた、日本ノワールといっていいテイストに仕上がっている。

全編日本でのロケを敢行し、キャストも主人公以外は日本人キャストで構成。

果たしてどんな物語になっているのであろうか。

 

 

 

 

あらすじ

 

 

終戦後の大阪で、囚われの身から解放されたアメリカ兵が歩み始めた極道としての人生。

だがそこは、一度足を踏み入れたが最後、頭まで沈み込む危険な世界。(公式より抜粋)

 

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監督

 今作を手がけるのは、マーチン・サントフリート

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すいませんどなたか存じ上げないのですが、「ヒトラーの忘れもの」を手がけた監督さんだそうで。

なんでも建築現場で働きながらプロサーファーを目指していたという異色の監督。

サーファーが主人公の映画を撮ってるのかなと思いきや、そこはちゃんと線引きしているようで、エンタメを意識しながらも見た後に考えさせるような作りを目指しているとこのこと。

そんな思いをこめたのが「ヒトラーの忘れもの」だそう。

 

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 第二次世界大戦直後、デンマークに残されたドイツ人少年達が、ナチスが埋めた地雷の撤去作業を強制させられていたという驚愕の事実を描いた作品。

 

自身の母国デンマークにもあまり知られていない史実があり、それを伝えるために製作したという監督。

美談ばかりが全てではなく、こうした歴史にも焦点を当て学ぶことが大切であり、そこから目には目をではなく、少年と軍曹のように互いを尊重することが大切と語られています。

 

もちろんエンタメ要素もしっかり意識して観客をひきつけるような演出もしっかり考え取り入れたそう。

 

そんな監督がヤクザ映画を通じて、僕らに何を学んでもらおうと考えているのか非常に楽しみですね。

 

 

 

キャスト

投獄されたアメリカ軍人ニック・ローウェル演じるのはジャレット・レト。

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おっと~これは唐獅子牡丹の刺青でしょうか。むちゃくちゃ似合ってるじゃないですか!

最近はDCコミックスの悪役達が政府の犬になって世界を救う「スーサイド・スクワッド」でバットマンの宿敵・ジョーカー役として、奇抜でコワくて、でもインテリチックな新たなジョーカー像を確立しました。

 

www.monkey1119.com

 

そして忘れてはいけないのが、去年映画男子の心をガッツリ掴んで離さなかった「ブレードランナー2049」。

盲目の科学者ニアンダー・ウォレスを演じ話題となりました。

 

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他にも、エイズ患者のために国が承認していない有効な薬を独自のルートで入手し助けたカウボーイの軌跡を描いた「ダラス・バイヤーズ・クラブ」でトランスジェンダーのエイズ感染者を演じ、見事アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

 

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他のキャストはこんな感じ。

刑務所でニックに救われたことが縁で、固い気名を結んでいく清役に、「バトルシップ」、「マイティ・ソー」、「沈黙ーサイレンスー」など海外でも活躍する浅野忠信

清の兄弟分でニックを疎ましく思うオロチ役に、「Darc(原題)」でハリウッド映画デビューを果たし、「アウトレイジ」でのヤクザ役がいまだ印象の残る椎名桔平

清の妹・美由役に、流暢な英語を武器に「海難1890」や、今作で本格的にハリウッド映画デビューを果たし、6月には人気アメコミ映画の続編「デッドプール2」に出演する忽那汐里

神戸の新興勢力を率いる勢津ヒロミツ役に、「ビジランテ」での凶暴な長男や、「アウトレイジ最終章」で大友の子分役が記憶に新しい大森南朋

白松組組長役に、「47RONIN」でハリウッド映画デビューし、「永遠の0」、「羊の木」などでヤクザ役を演じた田中泯

 

パネッティ役に「アルゴ」、「ブラック・スキャンダル」のロリー・コクレーン

役名不明ですが、「イントゥ・ザ・ワイルド」や「ローン・サバイバー」のエミール・ハーシュや、安田大サーカスのHIROも出演とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニックが日本のヤクザ社会でのし上がってく一方で、それを良しとしない奴らとの一大抗争になっていくのでしょうか。戦後の日本ということや主人公がアメリカ人ということから、色々な構図も見えてきそうです。

ここから観賞後の感想です!!!

 

 

感想

 GAIJINがYAKUZAでのし上がる!

ハリウッドが描く日本ていつもひどいんだけど、これはほぼ完璧!だけど話が薄っぺらい・・・。

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザックリあらすじはこうだ!

第二次世界大戦が終わり復興の兆しを見せていた1954年大阪。

刑務所で命を救ったことから絆を深めていく元軍人のアメリカ人・ニックと日本のヤクザ・清。

ヤクザとしてきちんと借りは返すと刑務所にニックを残しうまくシャバに出ることに成功した清は、彼が出所したと同時に白松組へ案内。

行くあてもないニックにとって頼れるのは清しかいなかったこともあり、彼に世話になtると同時に、清はある仕事をお願いする。

それは兵器を溶かして鉄をアメリカに売る仕事を請け負っていたアメリカ人と話をつけることだった。しかしそれに激昂したニックは彼をタイプライターで痛めつけ重傷を負わす。

 

大阪では白松組のシマとして長らく君臨していたが、神戸の新興勢力・勢津組が白松のシマを荒らし始めていた。

誇りが高く古きを重んじる組長のやり方は、水面下では今後やていけないと造反を狙う者もいた。

それでも清は組長のやり方でニックと共にしのぎを削りながら「大阪は白松のものだ」と豪語し、パブや賭場で息巻いていく。

 

ニックは清から日本のヤクザのしきたりを学んでいく。組は家族であり組員は兄弟であること。何かあれば上のものが責任を取り、落とし前として指を詰めなければならないこと。ヤクザになったら家族は持たないこと。

そんな中でニックは清の妹美由に惚れていく。清から忠告されるもニックと美由は会うことをやめず、ついには身ごもってしまう。

 

銃の密輸を巡る取引が勢津組の連中によって破談となったり、株の購入をすることで勢津組の傘下に入らないかと勧誘されたり、何かと白松のシマを狙っている勢津組。

こちらしか知らない情報が向こうに筒抜けになっていることに疑問を感じながらも、昔かたぎの仁義を貫く白松組長。

 

その組長のやり方にとうとう業を煮やしたある組員によって白松組は壊滅の危機を迎えていく。

異国の人間でありながらヤクザの道を歩んで行くニックは、果たしてその道を極めることができるのか。

そして白松と勢津の抗争は表面化していくのだった。

 

 

やっとまともな日本。

アメリカ人が日本のヤクザから極道とは何か、人を守ることとは、家族とは、を教わっていく中で、ヤクザとして成長していく物語を、昭和のニオイを残しながらもこれまで日本が描いてきたヤクザ仁侠映画とは違い、スタイリッシュでクールなものへと様変わり。

 

これまでハリウッド映画で描かれてきた日本は、侍やら芸者やらがそこらじゅうにいると勘違いしているのか非常に現代的でない、どこか間違った風景だったり描写だったわけですが、今作は全編日本でのロケということもあり、かなり完璧に近い当時の日本の風景でした。

髪型やファッションといった衣装から、かなりマジもんに見える刺青、飲み屋街やクラブ、相撲、果てはその辺で遊ぶ子供達や高級車に至るまでかなりリアル。

 

冒頭の刑務所の時点で、うわ~独居房とか完璧じゃん!と。

 

やはり徹底リサーチすると噂のネットフリックスだからできたロケーションと美術セットなのでしょうか。

 

役者陣も良かったぞ。

 

そんな後ろの風景も見事ながら、役者達のヤクザっぷりも見事。

特に清役の浅野忠信は、かつてミニシアター系で積み上げてきたヤバイ役を、年齢と共に脂を乗せ、「新宿スワン2」でも見せた強引で陰湿な口調でまくし立てる様は、そりゃあ2度と会いたくない人種そのもの。

オロチ(なんて役名だw)役を演じた椎名桔平も今回清と兄弟という設定で、清の傍でうろつくニックを妬むんですが、浅野さんほど流暢ではない英語ではあるものの、酔っ払った勢いでにらみながらニックに迫るシーンが印象的。

英語に関して言うならば、美由演じた忽那汐里はさすがです。ニックと英語で会話しても特に違和感なく話しており、さすがバイリンガルだなと。

演技に関しては特にインパクトのあるシーンがあったわけではないのですが、ガッツリ刺青の入った背中を見せたり、オロチに強引にやられそうになったりと多少の体を張ったシーンなどもあり、女優として一皮向けたような気もします。

 

でもってちゃっかり組員役で出演していた安田大サーカスのHIROですが、ただ突っ立ってるだけじゃありません。しっかり組員としてあれこれやっております

黙った顔が意外と怖いということを今回はじめて知りました。図体でかいから後ろで並んでても存在感あるんですよ。しゃべり方もドスを効かせて会話するのでちゃんとやくざやってんじゃん!と。

出番も実は最後まである役柄で、出所するニックを迎えに来たり、ニックを宿へ案内したり、徐々にニックをサポートする側に回って最後の抗争まで活躍するんですよね。

で、挙句の果てにはクラブでニックの歓迎会をやる際、盛り上げ役でネタを披露するんですが、これが最高につまらないww

両手の親指を動かし「イモムシ!イモムシ!」と指をイモムシに見立てたギャグを披露するんですが、俺笑ってないのは当然として、組員達も笑ってませんw

一体これはアドリブなのか脚本にあったのか真実は藪の中。

何はともあれ芸人HIROとして、良くも悪くも爪あとを残せたのは事実。

いや芸人ではなく役者HIROでしたよちゃんと。

 

 

結構グロテスク。

やはりヤクザ映画ですから、目を瞑りたくなるシーンは多々ありました。

 

もうしょっぱなから清が大浴場で首を吊った状態で登場お~いきなりか!と思ったんですが、すぐさまニックの「看守~!!看守~!」とガッツリ日本語でしゃべるもんだから吹いちゃいましたけどもw

それから完全にこれ「仁義なき戦い」の若杉のオマージュだろとも感じる清の切腹シーン。要は切腹することで病院に行けるから速く出所できるという算段だと思うんですが、それを真顔で見つめ腹を切った後、抑えて再び「お~い!!お~い!!看守~!!看守~!!助けて~助けて~!!」とガッツリ日本語で叫ぶもんだからまたまた吹いてしまうわけでw

さっきから吹いてばかりですが、決してジャレット・レトの日本語が不自然てわけではありません。そこそこうまいから逆に目立つんですw

 

 がっつり腹を切るところをですね、モロに見せるわけですよ。またその切れ味が良くてスゥ~ッと横一直線でいって、血がダラァ~ッと。

普通ドラマだと効果音でブシュっ!見たいな音をよく聞くと思うんですけど、そんなのありません。ホントスウ~ッと線を引くような音がするくらい。

 

この斬り方がよほど気に入ったのか、劇中何度も出てきます。

賭場を仕切っている木村のたゆんたゆんな体にサクッと一刺し、のど元もスパっとかっきり体いっぱい血だらけに。

ニックの素性を知る米軍兵士にも、後ろから再びのど元をスパっと真横にかっきる。

意外と刀で殺すんですよね。

拳銃で撃ち殺すシーンもあるんだけど、目に焼きつくのは刀のほう。やはり海外から見る日本は刃物で殺すってイメージなのかなぁ。

最近この手の作品を見てなかったせいか、結構直視できないレベルの殺し方。北野映画とはまた違った美しさも兼ね備えてるもんだから嫌なんだけど見てしまう。

監督の美意識が感じられた殺し方でありました。

 

そして一番おぉぉぉぉっ・・・となったのが、指を詰めるシーン。エンコってヤツですね。

清がニックを使って銃の横流しの取引をするんですが、勢津組の連中に嗅ぎつかれてしまい、ピンチになったニックはすかさず勢津の組員を銃で撃ち殺してしまうんです。

抗争にもなってないのに、相手を殺してしまったということで、ヤクザはカッコつけなきゃいけない、落とし前をつけなきゃいけない。じゃあ誰が責任を取るのか。

会議中組長は全員を睨み付けた結果、実際に殺してしまったニックにエンコを命じます。いや命じるんじゃなくて率先してやるってのが正しいのか。

 

まずはニック。左手の小指を切り落とします。

はい、ここでも指をサクッと切り落とすんですね~。一切恐怖感はありません。一息ついてから躊躇も身震いもせず別に勢いをつけず淡々と切り落とす。

切った後もめっちゃ平常心。お前に痛むという感覚は備わっていないのか。

 

ここもモロに映すやり方。そんで持って薬指同様サクッといっちゃいます。

アウトレイジ」の木村がカッターでエンコしたり、自分の口でかんで指落としたりする描写も中々きつかったもんがありましたが、さすがの木村も多少の躊躇や気合を入れるといった人間として当然の意気込みみたいなものが見えました。

しかしこっちはなんかスタイリッシュさを優先したかったのか、ヤクザってのはこれしきのことで弱さ見せちゃあいけねえや・・・みたいなことでも描きたかったのかわかりませんが、なんとも人間味のない画でありました。

 

続けて兄貴分である清もエンコ。清にとって初めての落とし前ということで、こりゃあビビってんだろうなぁ、と思ったらこちらもあっさりサクッと一発。

これまたモロに映します。

おおおぉぉぉぉ・・・・連続かよ・・・。

 

とにかく思ってもなかった生々しい描写にちょっとたじろいでしまったモンキーでありました。

 

極道とは、ヤクザとは。

ニックは清から日本でヤクザになるために必要なことや習わし、心得などを少しずつ習得していきます。

 

あ、この話をするってことはやるんだな、と思ったのは「落とし前」の話。清の兄弟分であるオロチは小指がありません。ニックはなぜ彼は指がないのか?と聞くと、ジャパニーズOTOSHIMAE!と説明。

家族に迷惑かけたり、仕事でミスったときは責任を取る、けじめをするのがこの世界のルール。だからああやって指を切り落とすんだ、と。

清はこの時点で一度もそういう責任をとった事がないので、全部指がある状態です。俺が運がいいんだよと言ってましたが、ああこれは清もエンコだなと勘ぐってしまう場面でもありました。

 

他にも、美由を家まで送ったことで二人は一夜を共にするんですが、ニックのことをよく思ってないオロチは彼を尾行し、二人ができていることを清に告げ口します。

その後清がブチ切れて「俺の妹に手出したなこのアメ公~~~っ!!」とボコボコにするのかと思いきや、しっかり説教。

ヤクザは家族を持ってはいけない。誰かに狙われたとき必ず家族に悲劇が及ぶと説明。

清が過去に自身で体験したことが教訓となっていて、妹を守るのが俺の使命とニックに告げます。

 

ここまで言われたら身を引くだろうと思いきや、めっちゃ隠れもせず会いに行くニック。

とうとう美由は彼の子を妊娠しちゃうんですね。

これは清にマジでぶっ殺されるな・・・ニックはそう感じたことでしょう。しかしもはや身も心もヤクザ色に染まったニックは、きちんと清に報告をしに行きます。

てか当たり前なんだけどね。

 

そこで清は父が姿を消す前に大小の日本刀を渡された話をしだします。

大きい刀は人を殺すために、小さい刀は切腹をするときのために使う刀だと。これを持って妹を守れと刀を託された清は今日まで美由を守ってきたのです。

それをニックに指し出し、これからはお前が美由を守れと清から許しを得たのであります。

 

他にも親子の盃を交わすことで、血はつながっていないけど同じ組の家族の一員になれる。白松の親分としっかり契りを交わし晴れて白松組の一員になるシーンなどがあり、あらゆる儀式やしきたりを経てニックはジャパニーズヤクザとして成長を遂げていきます。

 

 

ここまで忠実にやっておきながら。

とまぁ、日本という舞台がどれだけリアルかと言ったビジュアル面や、生々しい描写に関してはおおむね満足できましたが、肝心の話の中身が薄いんです・・・。

 

主人公ニックは、劇中では大尉だったことが明かされますが、彼がなぜ刑務所にいるのか、なぜアメリカに帰らないのか、なぜヤクザの世界で生きていこうと決めたのか、色々と彼の心情や気持ちが全く見えません。

 

助けた男がめちゃめちゃ義理堅いヤツで、彼についていけば敗戦国日本がなぜこんな短期間で成長できたのか、そこにはヤクザと言う裏社会があって成り行きで飛び込んでみたら日本人の心意気に惹かれ、自分もそうなりたいと思った。

なんて勝手な解釈ですが、良く言えばこういうことなのかなぁと。

ただこんなこと一言もいってないですからね、本心がどうなのかわかりませんw

 

あと速攻でキレて殴ったりするとこね。ニックって案外血の気多いのかな。軍人だったし。

 

でまぁ結局白松組の中に裏切り者がいたせいで、勢津と抗争になっていんですけど、ここをもっとやってほしかったなぁと。

大阪仕切ってる割には組員少なすぎるし、仁義なき戦いやりたいなら、もっと修羅場な雰囲気を出して欲しかったなぁと、そこも淡々と復讐してるから画は良いけど、テンポとか復讐する必死さが見えないというか。

 

会話に関してですが、明らかにニックは言葉数が少ないです。その分日本人キャスト、特に浅野忠信と椎名桔平は割かし英語でニックと会話することが多く、二人とも大してろくに勉強しないままヤクザになって、よくそこまで英語話せるなぁと。

椎名桔平演じるオロチは、どちらかと言うと簡単な英語で会話していましたが、清はがっつりニックと英語で話していて、どこでそんな英語覚えたんだとw

 

もしかしたら戦後と言う時代設定もあって彼らが戦時中に覚えたなんてことも考えられますが、もしそうならそういう描写があってもよかったとは思うんですが。

それを言うと、ニックは果たして彼らの日本語をどこまで理解していたんだろうと。「少し」と日本語理解レベルを話してましたが、それはしゃべれるのかそれとも聞き取れるのか。

う~ん、別に説明しろとは思わないけど、違和感はありましたね・・・。

 

 

 

 

最後に

無駄にダラダラ書いてしまいましたが、ここ最近のNetflixはドラマは充実していますが、映画となるとちょっと評価の低い作品が多いなという印象を受けます。

もちろんアカデミー賞にノミネートするような優れた作品もあるので、一概には言えませんが、ここまで観て書いてきた作品があまりにも立て続けに肩透かし食らってるのでちょっと不信感が強くなってきています・・・。

 

事情は色々あります。本国で公開したけど、他の国ではネットフリックスが配信するようなやり方とか、元々劇場公開だったけど公開に踏み切れなくてネットフリックスに売るようなパターン、評判悪くてネットフリックスが買収するパターンなどなど。

がっつりネットフリックスが製作してる作品は面白いのかもしれません。まぁ調べてみないとわかりませんがw

 

今回もジャレット・レトがプロデューサーに名を連ねていますが、アメリカでの試写会には日本人キャストは来たものの、当の本人が姿を現さなかったらしく、色々裏では双方が納得の行かないことでもあったのかなかったのか。

これも実は劇場公開用で撮影していた、なんて話もあるのですが、真相はわかりません・・・。

 

そんな裏事情は置いといて、がっつりヤクザみたいならこの映画でなくてもいいと思います。日本人キャストはがっつりヤクザやってるんでそれは見応えあるんですけどね。

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆★★★★★★★3/10