モンキー的映画のススメ

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モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「ジョン・ウィック」の感想・評価・レビュー

アクション

10月17日

ジョン・ウィック

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よくよく考えてみると、キアヌって珍しい名前だよなぁ。日本で言ったらキラキラネームなんじゃねぇの??漢字で書いたら紀亜濡・・・いやいやこれじゃぁ暴走族だな(^◇^;)

そんなことはどうでもいいとして、親日家でも知られるキアヌがヘンテコ忠臣蔵でのバッシングから立ち直りようやく帰ってきたぜっ!!批評家たちの評価も好評らしいし、続編まで決定したジョン・ウィック!!

早速見てまいりました。

 

あらすじ

裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。

愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう。

怒りに震え、心の奥底に封じ込めた“殺し屋の魂”を解き放ち復習のために立ち上がる―――。《HPより抜粋》

とかっこよくHPでは書いてますが、ばっさり端折っていうと、

犬を殺されてブチギレた殺し屋の復讐、の話!

です。

 


キアヌ・リーヴス復活!『ジョン・ウィック』本予告編 - YouTube

 

 

監督・キャスト

監督は、今作が初監督となるチャド・スタエルスキ。

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はい、存じ上げておりません。誰ですか?この人は。

ちゃんと調べましたよ、HPに書いてありましたからね。

どうやら、スタントコーディネーターとしてスタントもこなしていた人だそうで、キアヌとはマトリックスシリーズやコンスタンティンなどで仕事を共にしていた様子。

他にも、300(スリーハンドレット)やトロン:レガシーにも関わり、撮影自体はシャーロックホームズ・シャドウ・ゲームなんかも行っていたそうです。

なるほど、ことアクションに関しては折り紙つきってことですね。じゃあ、楽しみだっ!!

 

 

 

そして、主役ジョン・ウィックを演じるのは、いい人で、ぼっちで、ラーメン大好き、服はボロボロ、オーラがない・・・でも、カッコウィィィィイイっ!!!!

我らのキアヌゥリィ~ヴスッ!!(゚O゚)\(- -;

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あ、こっちじゃねぇや間違えた!∑(゚Д゚)

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おおおっ!!これだよこれ。カンヌのキアヌは塩分摂りすぎでしたね。ラーメンほどほどに(´・_・`)

今更語る必要もありませんが、ハートブルー、マイプライベートアイダホの初々しい彼から、

スピードでの大ブレイク、JMで世界のキタノとの共演、話がよくわからなかったけどシャーリーズ・セロンの裸が忘れられないディアボロス/悪魔の扉、この前テレビでやっていてネットでも盛り上がったコンスタンティン、そして社会現象になったマトリックスシリーズなどなど記録も記憶にも残っている彼ですが、

地球が静止する日以降たいしたヒット作もなく47RONINでは日本でのプロモーションは多かったものの、これまた残念な結果になっていました。

そして、今作を引っさげカムバックしたわけであります。

カムバックした、完全復活したなどと宣伝している以上期待値は上がる一方なので、ほんとに頼むぜ、キアヌ!!(>人<;)

 

 

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 誰もがアレやりましたよねぇ。弾丸よけるときの体反るやつ。イナバウアーじゃねえぞ!懐かしいなぁ、もう一回見るかなぁ。

個人的にはやはり1→リローデッド→レボリューションの順ですかね~面白いのは。

アクションがすごくて、CGがすごくて、革新的で、哲学がすごくて、世界観がすごくて、んでもってついていけなくて・・・(_ _).。o○

たまに思いますよ、ホントこの世界が仮想現実だったらなぁ・・・。とか。

だからって現実がザイオンみたいな所はイヤですけどね!

 

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 意外とこれ好きなんです。ロス市警内の腐敗っていう聞き飽きた題材なんだけど(調べたらLAコンフィデンシャルの人が脚本なのか、納得)、決して好青年でも正義の味方でもないキアヌの凶暴っぷりがたまらない。

意外とこういうヨゴレみたいなキアヌってなかなか見ないし、これの前に見た地球が静止する日がウ○コだったので、余計印象に残った作品でありました。

 

 

他にも、ウィレム・デフォー(サム・ライミ版スパイダーマンでグリーンゴブリンやった人ね)、イアン・マクシェーン(パイレーツ・オブ・カリビアンの黒ひげやった人です)、といった渋い脇役と、あとよくわからない若手キャストたちがキアヌ=ジョン・ウィックに襲い掛かります。

キャスト見てなんとなくわかると思いますが、キアヌのワンマンショーですね、これは。

 

 

そんな、完全復活を遂げたキアヌ・リーブスのバイオレンスアクション映画の感想は、

 

 

 

 

 

B級臭するけど、単純でかっこいい!!

 以下、核心に触れないようネタバレします。







新しいガンアクション、その名もガン・フー

この映画の見所は何と言っても拳銃やマシンガンでの攻防戦と柔術を加えたアクション。
ジョンはその隙の無さと、怒り狂った形相で片っ端からぎったんぎったんにマフィアの手下どもをブチ殺し、
引退した殺し屋とは思えない力と拳銃裁きで一掃していきました。

これは、96時間のリーアムニーソンや、イコライザーのデンゼルワシントン、沈黙シリーズのスティーブンセガールと同等な強さなんじゃないでしょうか。

そして、このアクションのすごいのは、超至近距離で銃の照準を定め、激しい動きをしながらも狙い通り一発命中させたあと、飛びついて倒れながら次の敵を撃つというスピーディな一連の流れ。

んでもってあまり見たことない構え方。
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普通はこんな感じだけど、ジョンは、
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これ。
銃を水平に構え、自分と銃の距離が異常に近い。
調べてみると、CAR SYSTEMって名前の銃撃スタイルなんだとか。
近接戦闘用の構えだそうで、これに格闘技を混ぜたモノをこの映画ではガン・フーアクションと呼んでいるみたいです。

10年位前に私の好きな映画で、クリスチャンベイルが主演した近未来アクション映画、リベリオンガン=カタと呼ばれる新しいアクションが話題になりました。

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ガン=カタってのも説明すると、ガン(銃)と日本武術のカタ(型)を組み合わせたもので、2丁拳銃で超接近戦闘であっという間に敵を瞬殺するといったもの。

正直スピードや効率を考えるとガン=カタの方がいいなぁと思う気持ちもありますが、これ以来の新しいガンアクションとしてひとつの歴史になるんじゃないか、と思います。

ただ!

これどう見ても銃と柔術を合わせたものにしか見えず、カンフーの要素ないんじゃないか?という疑問もあり、そこはもしかしたら客寄せ用のキャッチコピーなんじゃないかなぁ、と少々納得できない部分ではらありました。
しかも、あまり弾が入ってない感じの銃で、リロード何回もしてたので、沢山敵いるのわかってんだから違う銃にしたら?
なんて思ったり。
銃に関してはよくわからないので、案外普通なことなんでしょうか?



ノワール調な演出が魅力的

全体を通して復讐劇な為、重くは感じませんが暗いテイストで大部分が夜、ブラックライトやネオンで覆われたクラブ、土砂降りの雨といったシーンをバックに話は進んでいきます。
ジョンが乗る69年型フォード・マスタングに一目惚れした奴が、その車を盗み、ついでに犬も殺しちゃうことで、
ジョンが、「クリリンのことかーっ!!」ばりにブチ切れてスーパーサイヤ人になっちゃうわけで、
んで、その盗んだ奴はかつてジョンが仕事していたロシアンマフィアのボスの息子ってことでね、
ジョンの怖さを知ってるパパボスは息子に「テメエ何してくれてるんだ!!」と。
そんな感じで、ロシアンマフィア軍団VSジョンの大抗争に発展するわけです。
全然ノワールっぽい説明じゃなくてごめんなさいw

設定も面白く、あるところへディナーを予約すると、廃棄物処理屋が来て転がってる輩をお掃除してくれたり、
殺し屋御用達の立派なホテルもあり、
これを共通の金貨でペイするっていうちょっと変わった設定。
しかも、殺し屋のフィクサー的なやつもいて、ホテル内での殺しは重罪なんてルールもあり。
これが後に誰かさんにのしかかってくるんですけどね。

音楽なんかも、VIP御用達のクラブでのドンパチはガンガンEDMでアップテンポな感じかと思いきや、シリアスなバトルでは、ドメスティックでスローなオルタナティブロックだったりとクラシック調な音楽ではなく、案外派手な音楽でアクションに勢いをつけてました。




なんだかんだで、お帰りキアヌ!

とにかく、ジョン=キアヌ無双といったキアヌのキアヌによるキアヌの為の作品に違いなく、
アクションはほぼ彼がやったり、セリフもほぼなく寡黙な感じで、
でもって、目つきが鋭く、ボスにでなく確実に観衆に
Yeah!I’m thinking I’m back!!!
と、捲したてる鬼の形相に、
長い間地下に潜ってしまった彼が目を覚ましてくれた瞬間でもありました。

引退したんじゃない?と思われていた彼が、武器を提げ闘う。
出で立ちこそスーツを纏っているものの、長い髪をかき上げ無精髭、敵に不意を突かれるところもあったりと決してスマートな彼ではなかった。
それでも、彼は声高らかにオレは戻ってきたんだよ!!と我々に宣言し、再び映画というリングに帰ってきた。

という具合にキアヌ本人の現在を投影したかのよう、しかも彼の大好きなアクション映画で。

そんな思いで見たらいいんじゃないかと思います。
彼が好きなら充分見る価値はあるかと。


これからのキアヌリーブスに期待です。



満足度 ☆☆☆★★ 2.5