モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「ライフ(2017)」感想ネタバレあり解説 ラストに驚愕の船内密室SFパニックホラー。

7月8日

ライフ

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洋画の原題って日本のタイトルより短かすぎて、あまりに伝わらない。

だから日本の配給会社はどれだけわかりやすくタイトルをつけ宣伝するかが重要になってくる。

でも、最近はあまりに変な邦題をつけるとファンから叩かれるなんて問題も多く、宣伝担当の方は頭を抱えてることと思います。

 だからといって、原点回帰なのかヤケクソなのかわかりませんが、「ライフ」ってタイトルってどうなのよ?と。

へ?命ってこと?生活ってこと?

似たような映画いくつかあるんじゃない?てか、歌のタイトルレベルでしょ。

でもですよ、この「ライフ」、映画にピッタリのタイトルだったんですねぇ。確かにライフという生命体の事を指してるんですが、このライフがどうやらヤバイやつっぽいという・・・。

なんでもかんでも勝手に思い込んではいけません。はてさてどんな映画なのか楽しみでございます。

というわけで早速鑑賞してまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

人類の希望となるはずだった世紀の大発見が、一瞬にして人類の危機を及ぼしかねない宇宙最強最悪の怪物へと代わるSFホラー作品。

リアリティある国際宇宙ステーションといった美術も評判だが、それ以上に「デッドプール」の脚本コンビ、実力派キャストが集結した事でも話題の今作。

この夏唯一のホラー映画がいよいよ公開します。

 

 

Life (Original Motion Picture Soundtrack)

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あらすじ

 

 世界各国からISS(国際宇宙ステーション)に集結した6人の宇宙飛行士たち。

医者のデビッド・ジョーダン(ジェイク・ギレンホール)、検疫官のミランダ・ノース(レベッカ・ファーガソン)、航空エンジニアのローリー・アダムス(ライアン・レイノルズ)、システム・エンジニアのショウ・ムラカミ(真田広之)、宇宙生物学者のヒュー・デリー(アリヨン・バカレ)、司令官のエカリーナ・“キャット”・ゴロフキナ(オルガ・ディホヴィチナヤ)。

彼らの目的は、火星で採取された地球外生命体細胞の極秘調査。

まさに神秘としかいいようのない生命体の生態に驚愕する6人だったが、細胞は次第に進化と成長を遂げ、高い知能を誇るようになる。

それはかつて火星を支配した、まぎれもなく宇宙最強の生命体であった。小さく美しく無駄なものが一切ない“筋肉”と“脳”だけでできている。

やがて生命体に翻弄された宇宙飛行士たちの関係が揺らぎ始め、ついには命を落とす者も出てしまう。宇宙で追い詰められていく彼らの運命は……。(MovieWalkerより抜粋)

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監督

監督はダニエル・エスピノーサ

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はい。いつも通り存じ上げない方です。あいかわらず無名には弱いモンキーです。

デンマーク出身の監督さんだそうで、どうやらハリウッド映画はこれが3作目のようです。

たぶん一番有名なのは、今作にも出演しているライアン・レイノルズが出演していた「デンジャラス・ラン」。

CIAの新米職員が、正体不明の武装集団に狙われた元CIAエージェントの最重要危険人物と共に逃亡していくノンストップアクション作品で、監督はおそらくこの作品で名を広めたと思われます。

他にも、スターリン独裁政権下のソ連を舞台に、国家がもみ消した連測量機殺人事件を一人の有能な捜査官が真相究明に奔走する「チャイルド44 森に消えた子供たち」などがあります。

 

デンジャラス・ラン [Blu-ray]

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チャイルド44 森に消えた子供たち [Blu-ray]

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キャスト

ISSに473日間滞在する医師、デビッド・ジョーダンを演じるのは、ジェイク・ギレンホール。

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相変わらず大作映画は避け、作品性重視で選んでいるジェイク。今年も「雨の日は会えない、晴れた日は君を思う」やNetflix映画「オクジャ/okja」などで、様々な喜怒哀楽を見せ、観衆に訴える演技はさすがです。

今作では、ジェイクが叫び、もがく様が拝めるというので、非常に楽しみです。

 

今後はあのトム・フォードが監督した作品「ノクターナル・アニマルズ」が秋に公開を控えています。

 

彼に関してはこちらもどうぞ。

 

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疾病対策センターから派遣された検疫官、ミランダ・ノースを演じるのはレベッカ・ファーガソン。

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ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」での活躍で彼女を知ることになったわけですが、どうやら続編にも出演が決まってるそうで、イーサンとの恋の行方も気になるところ。どうやらイーサンの奥さん役のミシェル・モナハンも出演するそうなので、取り合いみたいな展開になるのかならんのか。ならないかw

 

彼女は他にも、音痴の歌姫と称された女性の驚きと感動の人生を描いた「マダム・フローレンス!/夢見るふたり」や、離婚したことでアル中になった女性が、電車から眺めていた理想の夫婦に起こった殺人事件に巻き込まれていくサスペンス映画「ガール・オン・ザ・トレイン」にも出演しています。

 

 

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陽気な航宙エンジニア、ローリー・アダムスを演じるのは、ライアン・レイノルズ。

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やはりライアンだから陽気なキャラなのかw彼が陰気だったら魅力ないもんねw。

そんな陽気の度を越えて爆笑連発だった「デッドプール」が当たって本当に良かったライアンですが、今作ではどんな阿鼻叫喚を見せてくれるのか。

 

現在「デッドプール」の続編を撮影してるそうなので、そちらも楽しみですね。

 

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他の出演者はこんな感じ。

クルーで一番のベテラン・システムエンジニア、ショウ・ムラカミ役に我らが真田広之!(サンシャイン2057でもおんなじ立ち位置だったような・・・)

実直な宇宙生物学者、ヒュー・デリー役に「ダークナイト」や「ジュピター」などに出演していたアリヨン・バカレ。

冷静沈着な司令官、エカテリーナ・“キャット”・ゴロフキナ役に、ロシアのインディーズ映画では確固たる地位を築いているほどのお方、オルガ・ディホヴィチナヤらが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てか、これよくよく考えてみたらSFだけどホラーぢゃん!!!ああ怖いやつかぁ・・・苦手なんだよなぁ・・・、とはいえISSのクルーに襲い掛かる恐怖と、その生命体を地球へ届けないよう粉骨砕身する彼らの攻防戦に期待です!果たして地球にたどりつく命はどちらなのか?

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

普通に怖ええぇっ!どんどん進化していくエイリアンに、予想だにしないラストにお前ら脅えろ!!!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体感時間があっという間。

ISSという狭い空間の中で繰り広げられる地球外生命体VSクルーの攻防戦を、高まる緊張感と押し寄せる恐怖、予測不能な展開に度肝をやられたSFホラーでございました。

 

この日2本目とあって、若干目がシパシパしてたので、これこのままだと寝落ちしちゃうかな~、なんて心配していたのがウソのように、食い入るように見てしまいました。

 

やはり入り口からすでに宇宙空間、しかもいきなりの火星サンプルを積んだポッドのドッキングがうまくできるかできないかというハプニングから始まるので映画の世界観に一気に没入できるのが良かったのだと思います。

 

そこからというもの、長いこと宇宙空間に居続けるデビッドの心情といったクルー一人一人の抱えるものを少しづつ見せたり、ヒューとローリーがジョークを飛ばし合う仲の良さを覗かせたりと、普段の彼らの関係性だったり、背景を描いて和ませてからの恐怖!!もう一回言うよ、色々和ませてからの恐怖!!!

 

おい!いきなりくるか!手に張り付いた!お、力強いな、あれ?指がボキっ!

ぎゃあああああっ!!!!

 

今助けるぞ!どこ行ったっ!この野郎駆除してやる!!あ、体内に入っ・・・

うぎゃあああああっ!!!!

 

今の流れで通信設備がやられた!しかもあいつが逃げた!こうなったら外へ出て修理だ!うわ!あいつだ!!あれ宇宙服の冷却装置がやられた!

息ができぬわあああああああいっ!!!

 

とまあこんな具合にどんどんクルーたちに悲劇が訪れる展開に、もう目が離せません。

 

ほんとあっという間にクルーたちが死んでいき、あっという間にエンディングまでいってしまうほど、没頭できた密の濃さだったように思えます

 

その名はカルビン。

そんな恐怖のどん底にいるクルーを前にのうのうとシュラシュラ成長を遂げる地球外生命体の名はカルビンくん。

カルビンハリスから取ったわけでもなく、カルバンクラインからとったわけでもなく、かつて日韓W杯で、日本代表を苦しめたロシア代表のカルビンからとったわけでもなく、数ある小学校の中から選ばれた代表校によって命名された彼は、最初こそ、アメーバ状の小さい小さい奴でした。

単細胞生物のため、脳と筋肉が一緒な微生物で、宇宙生物学者のヒューが、愛情をこめてきちんと世話をしたことにより、少しづつ大きくなっていきました。

まるで虫の幼虫のような小さな動きに、ヒューもメロメロ。そんな彼におしゃべりクソエンジニアのローリーがちょっかいしたりと順調に研究は進んでいました。

 

しかぁし!!

 

隔離施設にトラブルが発生したことで、カルビンの機能が止まってしまい、ミスを犯してしまったヒューはひどく落ち込んでしまいます。

 

とりあえずここは電流を体内に流し刺激させることで、息を吹き返す作戦に出ます。

するとどうでしょう!反応が出るじゃありませんか!良かった!こいつまだ生きてる!この野郎心配させやがってww・・・ってあれ?なんだなんだ?

カルビンは急に何かに覚醒したかのように、ミニ電流イライラ棒を破壊し、ヒューの右手に張り付きます!

 

徐々に力が入ってくることを感じたヒューと、その他クルーは焦りに焦ります!

大丈夫大丈夫、違うものに意識を向ければ手を放すはず・・・いやいやそう簡単に行くわけないじゃん!・・・ってほら~やっぱり~。

他のクルーたちは助けたい者と、隔離施設に入っちゃダメ!という規則に従えの口論連発でどうしようもできません!

 

イタイイタイタイ痛い痛いいたいっ!!!

 

とうとうヒューの右手の骨は粉々に砕け、ヒューは意識を失います。

 

マウスも簡単に殺してしまうほどの力強さを持ったカルビンは、賢さも一級品。ほんとに単細胞なのか?と思うほど、頑丈なゴム手袋をミニ電流イライラ棒を使って切り裂き外へ脱出。う~ん天才。

 

ちなみにこの時には、アメーバ状のクリオネだか幼虫高みたいな体型から、ヒトデ型の体型へと進化、第2形態とでもいいましょうか。

マウスから酸素と水分を得たことで彼は徐々に本領発揮してきます。

 

 

よくよく考えれば、彼は生きていく上で普通の事をしてるわけです。このままだと死んじゃいそうだから獲物を見つけて吸収。

ただ、仲間を失ったクルーたちにとって、これはただの憎しみでしかないのです。

こんなやつを地球に持って帰るわけにはいかない。

 

ここから彼らとカルビンの命がけの戦いが始まるのです!

 

 

ちなみにカルビンはこの後、どんどん捕食していくことで、タコのような体型へと進化。賢さもアップして、一度は宇宙へでたものの、いとも簡単に船内へと侵入するのでした。お前どっかで地図でも見たのか??

 

 

あまり見ない死にざま。

今回は、ジェイクギレンホールとライアンレイノルズという2大スターが共演とあって、きっとこの二人が最後まで残るのは見え見えだぜ!!と思っていたのですが、な、な、な、なんと!!

最初におっ死ぬのはライアンレイノルズ演じるローリーだったんですね~。意外意外。

 

右手の骨を折られたヒューを助けるべく一目散で隔離部屋に入ったローリー。彼を外へ出した後自分も脱出しようとしますが、カルビン君見事にダイブトゥローリー!!

お~っとこれは想定外!なローリーは、外にいるクルーたちの指示で、駆除しようと試みます。

バーナーのようなもので燃やそうとするも、その逃げ足の速さと柔軟さ、そして皮膚の強さになかなか退治できないでいるロ―リー。いったん冷静になって攻撃の手を休めると、すかさずローリーの体内に侵入するカルビンくん。

お~っとこれはローリー息ができない!

このちょっと前に、ショウムラカミから日本語でbreatheってなんていうんだ?なんて聞いてましたが、まさにそれお前にそっくり返すぜ!

* 訂正です。これはローリーではなく、デビッドが慌てているショウに対して言った言葉でした。失礼しました。

 

 

こうしてローリーは呼吸困難によって口から血を吐き続け、その血は無重力状態によって、皮肉にも美しく血液が浮いたまま死ぬという、中々見ない死にざまを見せます。

 

なんでしょう、「デッドプール」の続編が控えていたからなのか、開始30分も満たない状態でフェードアウトしてしまうというもったいない、いや贅沢な使い方。

 

おしゃべりクソエンジニアとして、この緊迫感MAXな状況を幾度も打破してほしかっただけに、悔やまれます。もしくは、お前うるさいからさっさと死んでしまえという製作陣の高度なジョークだったのかww?

 

 

ライフとは結局何なのか。

今作のタイトル「LIFE]。予告編では、カルビンの事をさしているようなキャッチコピーだったわけですが、見終わった後何か違うような気がしてなりません。

劇中では、真田広之演じるショウに子供が生まれるシーンが盛り込まれます。

他にも、航空史において忘れてはならない、チャレンジャー号の打ち上げ失敗の事故を語るデビッド。

 

そう、劇中では生と死を色濃く描いたセリフや演出が随所に出ていたわけです。

 

そして、カルビンという未知の生命体を発見し、解明し、命があることをわかった瞬間。それは彼らにとって大きな喜びだったに違いありません、ある意味でこれは誕生の瞬間だったと思います。

生命の誕生は誰もが喜ぶものですが、死というものは花火のようにあっけなく、しかも突然に訪れることを示唆したように思えました。

 

とはいうものの、人間が科学を武器に生物の探求をした結果、自分で自分の首を絞めるような行動にくぎを刺しているようにも感じ、なかなかライフというタイトルの意味にうまくつながるような考察ができないのが悔しいです。

 

生きたい者同士の命を賭けた戦いってのが一番しっくりくるのかなぁ。

 

 

最後に

いつもながら、まとめようとしてちっともまとまってない感想に、苛立つ方も多いと思いますがw。

そんなことは置いといて、ラストシーンは驚愕です!!

もしかしたら一周回って笑ってしまう人もいるかもしれませんw

おいウソだろっ!?という人と、おいウソだろwwという人と。

個人的には前者だったので、鳥肌モノでした。

そう簡単に美しく終わると思ったら大間違いだぜ!

とにかくライフを維持したいカルビンに、ライフを賭けたクルーとの戦いを是非楽しんでいただけたらと思います。

 

今回日本人だからチョイ役なんでしょ?と思われていた真田広之が大活躍です!サンシャイン2057の時のようなあっけない出方はしません!

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10