白鯨との闘い
名監督なのにスターウォーズのせいで年明け映画になっちゃった作品第2弾の登場です。
クジラって白いのか??タイトルからまずそんなこと思いながらも、ポスター見て迫力ありそうだな~クジラ気持ち悪そうだなぁ~なんて漠然とした印象を持ちながら、鑑賞してまいりました。
あらすじ
1819年、一級航海士オーウェン(クリス・ヘムズワース)は、21人の仲間たちと捕鯨船エセックス号に乗り、太平洋を目指した。妻とまだ見ぬ子に「必ず帰る」と誓って。
しかし、彼らを待ち構えていたのは巨大な白鯨。
死闘の末、船を大破された彼らにさらなる試練が待ち受ける・・・。
《HPより抜粋》
監督・キャスト
はい。監督はロン・ハワード監督。
アポロ13、身代金、シンデレラマンなどのシリアスでヒューマンものを得意とする監督さんでしょうか。
ビューティフル・マインドではアカデミー賞で最優秀監督賞など受賞しオスカーの仲間入りを果たしてます。
恐らく今作もアカデミー賞狙いな気がしますが、残念ながらノミネートされませんでした。
他にも、忘れてはいけないロバート・ラングドン教授シリーズ「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」があります。その最新作も彼が続投するようで、公開が待ち遠しいですね。
監督の作品ではラングドン教授シリーズとこの作品くらいしか見てないのですが、この作品は熱かった!
70年代に人気、実力ともに2分したF1ドライバー、ニキ・ラウダとジェームズ・ハントのライバル関係を描いた作品です。
野生的な勘とセンスで失踪するハントに対して、論理的で緻密な走りを見せるラウダがシーズンを盛り上げる中、ラウダが生死をさまよう事故にあい、42日でレースに復帰するのですが、そこにはライバルに対する熱き野望と、戦友としての思いが彼を奮起させ、その思いに戸惑いを見せるも、1人のドライバーとして、友人として応えるハントとの関係に胸が熱くなる1本です。
もう、悟空とべジータの様な、男同士の切磋琢磨しあう友情ってたまらなくかっこいいなと思います。最近ではこんな風に刺激しあうことが出来る友人も少なくなってしまいこの作品を見てうらやましいなと思うばかりです。
主演はそんな、監督の前作に続き2度目の共作になるクリス・ヘムズワース。
一級航海士であるオーウェンを演じる彼ですが、
ご存知マーベル・シネマティック・ユニバースで北欧神話の神、ソーを演じている彼ですが、それ以外にもちゃんと爪あと残してるんですよ!マッチョなバディだけじゃないんですよ!
上記のラッシュを始め、ちゃっかりスタートレックにもカーク船長のお父さん役としてチョイ役として出演してるし、白雪姫の実写版、スノーホワイトや、絶対オチが読めないと話題になったパニックサスペンス映画、キャビンで大爆笑の中死んでいったなぁwww
他にも、未見ですがレッド・ドーン、ブラックハットにも主役として出演してます。
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ソーの地球の恋人ジェーンがインフィニティストーンを体内に吸収してしまう。その石をずっと狙っておりそれを使って永遠の闇にしようと企むダークエルフの悪事を止めようとソーは再び弟ロキと手を組みジェーンの命を救うべく星々をまたに駆け奔走する。
ユニクロなんかに行くとマーベルとコラボした商品が置いてあって、好きだからなんかいいのあるかなぁ、って覗いたら、ソーしか残ってないwww人気ねぇ~!と笑ってしまうも、かわいそうだなぁ、と。
力で言ったらアベンジャーズじゃ、ハルクとタイマンはれるほど強いんだぞ!!アズガルドの王様だぞ!女にめちゃめちゃモテるんだぞ!でも一途なんだぞ!!男らしいんだぞ!!義理だけど弟思いなんだぞ!!といいトコ上げたらキリがないっ!!
でも、私アイアンマン派です・・・。
ソーとしては、次作としてラグナロクが公開予定です。噂ではアズガルドにハルクが登場するらしいですね。原作ではソーのクローンが敵としてでてくるようなのでどんなヴィランが登場するのか、そして、インフィニティウォーへどう繋がっていくのか、非常に楽しみであります!
でも、私アイアンマン派です!!
今作は若手有望株がたくさん出ておりまして。つっても、日本のお笑い芸人同様年齢層はだいぶ上ですけどね。
まずは、エセックス号の船長ジョージ・ボラード役のベンジャミン・ウォーカー。代表作にはリンカーン/秘密の書や父親たちの星条旗など。
二級航海士マシュー・ジョイ役にキリアン・マーフィー。代表作にはケン・ローチ監督の麦の穂を揺らす風や、クリストファー・ノーラン監督のバットマン3部作でスケアクロウ役を、そしてインセプションにも出演してました。
ハーマン・メルヴィル役に007のQ役でおなじみベン・ウィショー。
初めて捕鯨船に乗る給仕、トーマス・ニカーソン役にトム・ホランド。はれてキャプテン・アメリカ:シビル・ウォーにてスパイダーマン役としての出演が決定し、今後リブートされるスパイダーマンにも出演予定です。
これからのアメリカ映画界を担っていくであろう彼らの演技とアンサンブルに注目ですね。
「白鯨」ってなに?
日本にはあまり馴染みのないものですが、アメリカでは自国文学史上最大の作品の一つとされてるようです。
私もこの作品は聞いたこともない作品でしたが、去年公開された映画「バケモノの子」で青年になった九太が図書館で借りていた本が白鯨でした。
レビューでそこに疑問を抱いていた人もいて、日本では馴染みのない本なのか、と知ったまででした。
白鯨との闘いにも出てくるベン・ウィショーが演じるハーゲン・メルヴィルが著書のこの本は、
白いマッコウクジラ「モビー・ディック」にかつて片足を食いちぎられたエイハブ船長の復讐と報復に燃え、多種多様な人種の乗組員たちと白鯨を追いかけ海原へと旅立ちます。
数年に及んだ追跡の末、ついにモビーディックを発見するが、死闘の末、船は沈没乗組員、船長共に死亡してしまい、唯一の生き残りであるイシュメイルがこの物語を体験談として彼の目線で語った小説になっています。
本作は、その白鯨のモデルとなった捕鯨船エセックス号の事故の真実を描いた作品になっているそうです。
まぁ、ざっくり理解してればおのずと楽しめるのかなぁ。
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というわけで、どんな白熱の闘いなのか、そして、どれだけすさまじい体験を彼らはするのか、感想です。
大迫力な怪物と生々しい描写に開いた口が塞がらない!
前作に続き2人の男の見えない絆の物語
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この話もエラくサバイバルな体験談だと思いますが、この映画よりももっと現実味のある漂流だったなぁ、と。