アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
マーベル・シネマティック・ユニバースが10周年を迎える大きな節目。
今シリーズのターニングポイントになる今作。
各ストーリーで度々姿を見せてきたあの怪物が、ついに地球をモノにすべくやってきます。
「ニューヨーク決戦」で一時は賞賛されたアベンジャーズも、「エイジ・オブ・ウルトロン」ではトニーの尻拭いにより街を壊滅状態させるとんでもない失態を犯し、アベンジャーズ2.5ともとれた「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」では、けが人を出すほどの内輪もめを起こしてしまい、彼らの存在意義が今作で問われようとしています。
そんな彼らがようやく一つのデカイ力に立ち向かうべく一つになる時が来たのです!!!
今度こそチーム一丸となって立ち向かわないといけない状況なのです。
もっといえば、やっとお前らちゃんとチームでの活動をするときが来たんだなと。
6つの石をそろえると、指をパチンとするだけで宇宙の半分を消し去ってしまう力を持つ「インフィニティ・ストーン」と「インフィニティ・ガントレット」。
前作までインフィニティストーンは5つしか出てきておらず、最後の石ソウルストーンの在り処はわからずじまい。
今作で全て揃ってしまうのか、それとも次回作「アベンジャーズ/エンドゲーム」まで持ち越しなのか。
初期メンバーのホークアイは登場するのか?
アントマンは?キャプテンマーベルは現れるのか?
トニーとスティーブは和解するのか?
そしてそしてアベンジャーズは全滅してしまうのか!?
とにかく謎が多い今作。
早速観賞してまいりました!!!
作品情報
2008年公開の「アイアンマン」から「ブラックパンサー」まで18作品全て世界中で大ヒットし、我々を虜にしてきたマーベル・シネマティック・ユニバース。
ついにシリーズは公開から10周年を向かえ、更なる展開へと進んでいきます。
そのオープニングなのか、それともクライマックスなのか。
とにかく分岐点に差し掛かるであろう今作の「インフィニティ・ウォー」。
シリーズ内で重要なキーアイテムとして登場し、6つ全ての石を手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を手に入れることができる「インフィニティストーン」。
それを集めるべく地球へとやってきた強敵サノスの暴走を止めるため、ふたたびアベンジャーズが集結し、人類を守るため力の限りを尽くしていく。
キャッチコピーは「アベンジャーズ、全滅。」
やはり彼らではサノスを倒すことはできないのか、絶望のまま終わってしまうのか。
彼を倒す術は果たしてあるのだろうか。
ついにその真実が明らかになる!!
- 作者: ジム・スターリン,ジョージ・ペレス,ロン・リム,堺三保
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あらすじ
それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。
アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、スパイダーマン(トム・ホランド)らアベンジャーズはほかのヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうが……。(シネマトゥデイより抜粋)
監督
この記念すべき作品を手がけるのは、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソ兄弟。
キャプテンアメリカの2作目「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」で、アメコミ映画にもかかわらず、ドローン攻撃機や世界を監視する社会、さらにはウォーターゲート事件を彷彿をさせた、ヒーロー映画でありながら現代のアメリカを風刺した政治的ドラマを作り出し、大ヒットさせた立役者であります。
その手腕を買われ、次作「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」では、政治的な価値観の違いによって生じる亀裂、そして「セブン」のような決して避けることのできない暴露によって破壊へ向かっていく描写で、ヒーロー映画の可能性を広げました。
どちらもシリアスでありながらユーモア描写も忘れない娯楽大作として作られており、この功績あっての抜擢ですから誰もが納得できるし、期待も大きいことでしょう。
今作に関して内容を徹底的に秘密にしており、公開日までイベントで一部映像を見た人へネタバレしないようお願いしたツイートや、劇中にたくさんのサプライズも用意しているということで、とにかく驚きの内容になっていそう。
確かに気になることだらけですし、一体誰と誰が共に戦うのかなんかも気になります。
キャラクター紹介
登場人物が多すぎるのでザックリ紹介します。
せっかくなんでチーム別のポスター順に。
- アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr,)・・・「シビルウォー」でキャプテンアメリカと対決。その後スパイダーマンの成長を見届ける。今作でパワードスーツはマーク50になるそうだが、その進化やいかに。
- ドクター・ストレンジ/スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)・・・天才外科医から事故により手を使えなくなるも、エンシェント・ワンの元で修行し、魔術を習得。ドクターストレンジとなる。彼の持つアガモットの眼はインフィニティストーンであるためサノスに狙われるのは決定的。
- ウォン(ベネディクト・ウォン)・・・エンシェント・ワンの図書室を管理していた男。カエシリウス退治後、ストレンジと共にサンクタムを守る。
- スパイダーマン/ピーター・パーカー(トム・ホランド)・・・ミッドタウン高校に通う15歳の少年。アベンジャーズに入りたくてトニーに認められたくて身の丈にあわない活動をしスーツを返却するも、自力で事件を解決し認められる。今作では新たなスーツで戦う模様。アイアンスパイダー?
- キャプテン・アメリカ/スティーヴ・ロジャース(クリス・エヴァンス)・・・「シビルウォー」で政治戦犯として追われる身になったが、ティ・チャラの協力のもとワカンダ国で身を隠している可能性が高い。以前とは違い髭を生やしワカンダ製の黒い盾を身につけている。
- ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)・・・洗脳されていたことで「シビルウォー」ではテロリスト扱いされていたものの、キャップによって無事逃亡に成功。ワカンダで冷凍睡眠に入ったが、シュリの力で無事回復された模様。ホワイトウルフと呼ばれていたが、その真意は。
- シュリ(レティーシャ・ライト)・・・ティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。兄貴をいじり倒すおてんば娘とは逆に、ヴィヴラニウムをつかったあらゆるガジェットや医療技術までやってのけてしまう天才科学者。
- ネビュラ(カレン・ギラン)・・・ガモーラの義理の妹。当初ガモーラたちガーディアンズの面々によって囚われの身だったが、姉妹喧嘩を通じて和解。打倒サノスにむけて共に旅に出ることに。
- マンティス(ポム・クレメンティエフ)・・・ピーターの父エゴに育てられた宇宙人。手を握ることで相手の心を読めたり、心を操ったりできる能力を持つ。
- ソー・オーディンソン(クリス・ヘムズワース)・・・メンバーの中ではいち早くインフィニティストーンの存在に気づき、それを狙う者が現れることを危惧していた。姉との戦いでムジョルニアと片目をなくし眼帯をつけている。
- スターロード/ピーター・クイル(クリス・プラット)・・・ノリで宇宙を救うガーディアンズを束ねるリーダー。地球人と宇宙人のハーフ。
- ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)・・・サノスの養女。わちゃわちゃしたグループを一括してまとめるしっかり者。しなやか且つ豪快に敵をしとめる。
- ドラックス(デイヴ・バウティスタ)・・・慣用句の通じない全身筋肉な愛すべきおバカさん。マンティスの顔がキライみたいだがどうやら気にはなる様子。恋の進展はあるのか。
- ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)・・・武器とメカニック担当。相変わらずその粗暴なクチが災いを起こすが、ヨンドゥと共に行動することで改心の兆しを見せる。
- グルート(声:ヴィン・ディーゼル)・・・「アイアムグルート」しかいわない木のヒューマノイド。生まれ変わりベビーグルートになったが、現在は成長し引きこもってゲームばかりする反抗期を迎えた様子。
- ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)・・・「シビルウォー」ではアイアンマン側についたものの、置かれた立場を理解した上で信念を曲げないキャップを見逃す。ハルクが恋しいはず。
- ブラックパンサー/ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)・・・ワカンダ国王にしてヒーロー。キルモンガーとの死闘を経て、今まで秘密裏にしていた国のあらゆる情報や知識、技術を他国にも開放することを国連で発表する。予告では最終決戦地がワカンダのように見えるが果たして。
- オコエ(ダナイ・グリラ)・・・ワカンダ王国の親衛隊ドーナ・ミラージュの隊長。その身体能力で国王を守るのが務め。
- ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)・・・ハルクの状態でも言葉を理解し、片言で話せるまでになったが、バナーに戻ると記憶は無い模様。ソーと共にアスガルドを戦い脱出。
- スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)・・・サイコキネシスで何でも操る美女。ヴィジョンとの恋の行方も気になるところ。
- ヴィジョン(ポール・ペタニー)・・・トニーのAI、J.A.R.V.I.S.が体を持つことで生まれた人造人間。額にインフィニティストーンをはめている為、今作ではサノスに狙われることになる。
- ファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)・・・キャップの相棒。空を自在に飛び回り空中戦を得意とする。現在どこにいるかは不明。
- ウォー・マシーン/ジェームズ・“ローディ”ローズ(ドン・チードル)・・・トニーの仕事仲間であり親友。ファルコンに後ろから狙われ被弾したことで高所から墜落し重傷を負うが、常に覚悟していたことを自白しリハビリに専念する。
他にも登場しそうなキャラ。
- ホークアイ/クリント・バートン(ジェレミー・レナー)・・・引退する予定を後ろ倒しにしてシビルウォーに参戦。その後は不明。
- アントマン/スコット・ラング(ポール・ラッド)・・・次回作が控えているため今作に出演できているか不明(冗談)
- ロキ(トム・ヒドルストン)・・・ソーの弟。100%裏切ります。
- ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)・・・ソーと共にアスガルドを脱出したので登場はすると予想。
- ヘイムダル(イドリス・エルバ)・・・実は最後のインフィニティストーンは彼が持っているのでは?との噂。
- ハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)・・・トニーのボディーガード。もしくはピーターのお守り。
- ペッパー・ポッツ(グウィネス・バルトロウ)・・・婚約おめでとう。
- ネッド(ジェイコブ・バタロン)・・・ピーターのオタ友兼ナビゲーター。
- メイ・パーカー(マリサ・トメイ)・・・エロ過ぎるピーターのおばさん。ピーターがスパイディだと知ってしまったか?
- コレクター(ベニチオ・デル・トロ)・・・名前の通り色んなものをコレクションしている。現在リアリティストーンを持っているはず。
- グランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)・・・惑星サカールの独裁者。実はコレクターと兄弟。
- サノス(ジョシュ・ブローリン)・・・今作のヴィランにして最強の敵。インフィニティストーンを探し求め宇宙をさまよっている。
- プロキシマ・ミッドナイト(左上)・・・「ブラックオーダー」と呼ばれるサノスの右腕たち。その中でも最強と称され、ブラックホールなどの力で作られた槍を持つ。
- コーヴァス・グレイヴ(左下)・・・忠実な部下にして最初の一人。異次元の剣を壊さない限り不死身。
- ブラック・ドワーフ(右上)・・・頑丈な皮膚と圧倒的なパワーを持つ存在。
- エボニー・マウ(右下)・・・特に力は無いが最高の頭脳と念動力で敵を操る。
はい・・・とにかく山ほどキャラが登場するのと、確実に出るかわからないキャラも入れてるのでいつもより大量です。
元々前後編として製作予定だったインフィニティウォー。
なので、アベンジャーズ4は今作のその後に直結する物語だということが予測されるし、サブタイ自体がネタバレになるということで未だ伏せられています。
今作を見ればわかるのか、それともギリギリにならないとわからないのか。
とにかく情報が少なすぎて予想できない今作。
ここから観賞後の感想です!!!
感想
MCU10年の集大成!!
緊張と興奮が怒涛の連続!!
だから150分があっという間だ!!!
でも言いたいことはある!!
まずはネタバレなしで。
2018年4月。
毎週毎週お祭り映画が公開されるごとに、僕ら映画ファンは歓喜に満ち溢れ興奮し、休みが終われば息苦しい1週間をやってくるんだけど、また週末に公開されるお祭り映画を糧に仕事を乗り切って、再び感動に包まれる。
そんな1か月だったように思えます。
特にモンキーは「レディ・プレイヤー・1」には大変感動し、結果3回も鑑賞するまでに。
で、正直これがまだ尾を引いていて、とてもアベンジャーズの気分にはなれなかった。
ホントはアベンジャーズへの予習やおさらいもしたかったけど、レディプレで味わった感動をまだ忘れたくなくて、結果前日に「シビルウォー」を見た程度。
今回も深夜の最速上映に行ったわけですが、映画館につくまでアベンジャーズを見に行くっていう気分ではなかったんですね。
でも映画館について観ると誰もがこの映画の待ちわびていて。
通り過ぎる人の顔を覗くとみんなワクワクしていて。
彼らのにこやかな表情を見て、ようやく自分も早く見たいという欲求がでたというか、みんなと同じ気持ちになれたというか。
そして上映開始。
見終わった直後の感想は、あっという間だった!!!
冒頭のロゴ「MARVEL STUDIOS」が、10周年をお祝いする「MARVEL STUD10S」になっていた通り、この10年間の集大成ともいうべきお祭り映画になっておりました。
ひたすら漂う緊張感、そこにスッと入るユーモアなやり取り。
「エイジ・オブ・ウルトロン」や「シビルウォー」の時以上に豪華な面々の初顔合わせや戦いぶり、全てのキャラがどれもカッコよく登場し、カッコよく変身する。
え!?そのキャラとそのキャラで組んで戦うの!?
なんて贅沢なタッグや、
オイオイオイオイ!
お前登場すんの!?
忘れてたよ!
てかなんでそんなところにいるんだよ!
というサプライズ。
そして何といっても、どう足掻いても勝てやしない強敵サノスの圧倒的破壊力。
どうやってこいつを倒すんだよ・・・
あれもしかしていけるんじゃね?
なんて期待と誰も予想していなかった最後・・・。
監督やキャストがネタバレしないで!と懇願していたのも納得できるサプライズの連続でありました。
それ以外にも恋愛要素だったり、娘への歪んだ愛情、兄弟愛、姉妹愛、師弟愛、絆、友情などなど、様々な愛や情を描くことでドラマチックに描いているかと思えば、お祭り映画ならではのパワフルかつダイナミックな戦闘シーン。
ちょっと一息ついたかと思えば、あっという間に戦闘開始。
ストーンを探しに奴らが追いかけてくるもんだから、アベンジャーズたちも休んでられないくらいの感覚で訪れるバトルシーン。
全ての要素が詰まった映画だったと思います。
僕も10年追いかけてきただけあって、今回はとても感慨深く感じます。
なんか全然興奮が伝わらないって?
それはですね・・・ラストがもう開いた口が塞がらない終わりでして・・・。
他にも腑に落ちない点もいくつかあったんですね。
これ以上言うと楽しみを削いでしまうのでこの辺で止めておきます、はい。
とか言いながらこの後盛大にネタバレ含めて感想書くんですけども。
なので、今なら間に合います。
観てない方はこの後を読まないように!
知りませんよ、後で後悔しても。
ネタバレありで感想を。
はいっこっからはガンガンネタバレしていくんでよろしくぅ~~っ!!!!
監督ゴメン。
俺書かずにいられない。
簡単にあらすじをば。
物語は「マイティ・ソー・バトルロイヤル」で、ヘラとの戦い後アスガルドを離れたソー達から始まります。
エンディング後のオマケで彼らの前に現れた一隻の大きな宇宙船。
お察しの方も多いと思いますが、船にはサノスたちが乗っていたんですね~。
既に惑星ザンダーを襲い、パワーストーンを手にしていたサノス率いる彼らのの圧倒的強さに、ソーもハルクもロキもヘイムダルも太刀打ちできません。
ここでロキがいつも通り裏切るかと思いきや、まさかの兄者フォーエバー。
スペースストーンを奪われてしまいますが、ロキは隙をついて最期のイタチッ屁をサノスにかまします。
この時ヘイムダルは最後の力を振り絞ってハルクを地球へ送ります。
ソー以外の戦士たちはその場でやられてしまい、ソーは一人悲しみに暮れます。
場面は変わって地球。
ストレンジがいるサンクタムに、ハルクの変身が解けたブルースが落ちてきます。
場面は変わりトニーとペッパー。
仲良くジョギングし、子を宿したことに歓喜する2人。
するとそこへ事情を聞いたストレンジがブルースと共に登場。
久々の再会にトニーを抱きしめるブルース。かわいい。
既に戦っていたブルースは、サノスが地球に来る目的と、彼の計り知れない強さをトニーらに伝えます。
科学を武器に戦うトニーと、魔術を武器に戦うストレンジ。
まさに水と油の二人なのか中々仲良くはいきません。
すると、外で異変が。
エボニー・マウとブラック・ドワーフがストレンジの持つタイムストーンを奪いに、輪っかの形をした宇宙船に乗ってやってきます。
ここでスパイダーセンスで危機を感じたピーターも、ネッドに騒ぎを起こしてもらった隙を見て、スクールバスから現地へ向かいます。
トニーが最新ナノテクノロジーを駆使したマーク50に変身。
もうスーツを着るのではなく、胸のアークリアクターからスーツが出てくるんですねぇ。
むちゃんこカッコイイです。
ブルースもハルクに変身しようとしますが、中々変身できません。
なのでエボニー対ストレンジ、ブラックドワーフ対アイアンマンでバトルが繰り広げられます。
ここにスパイダーマンも参戦。
師弟タッグついに実現です。
エボニーに捕らえられてしまったストレンジを助けるためアイアンマンとスパイダーマンは、宇宙船に飛び乗り大気圏へ。
どんどん酸素が薄くなり意識を失いそうになりますが、アイアンマンが彼にアイアンスパイダースーツを送り装着することで難を逃れます。
子供は帰れ!と彼を地球へ送ろうとしますが、パラシュートが引っ掛かってしまい、二人は宇宙船の中へ。
一方宇宙空間。
ガーディアンズ一行は、アスガルド人が乗った宇宙船からの救難信号をキャッチしたことで、現地へ向かっていました。
いつも通りノリノリな音楽を聞く一行。
ピーターとガモーラは口ずさみ、ドラッグスが居眠り、ロケットはあくび、そしてグルートはゲームw
到着すると悲惨な状況を目にします。
そこにソーがべたりと窓にくっつくことで彼を救助。
意識を取り戻したソーは彼らにサノスの事を話します。
ガモーラがサノスの娘と知ったソーは彼女をいたわるんですが、そこへ割って入るピーター。
俺だってマンオブザマンだぜと言わんばかりにガモーラにいいとこ見せようと張り合います。
ついにはソーのように低い声でしゃべりだし真似をする始末w
サノスの陰謀を止めるために一行はリアリティストーンを持っているとされるコレクターがいる星ノーウェアへ向かいますが、ソーは奴を倒すには新しい武器がいるということで、ロケット、グルートと共に惑星ニダベリアへ向かいます。
一方、マインドストーンを所持するヴィジョンは行方をくらませていました。
なんとワンダと共にスコットランドで。
なんとヴィジョン、人間の姿になっておりました。
もちろん変身ですけど。
NYでの大惨事のニュースを見て本部にいかなくては、と話すワンダに、ワンダを想うあまり留まることを薦めるヴィジョン。
するとそこにサノスの手下、プロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイヴが登場。
マインドストーンを奪いに現れます。
深手を負ったヴィジョンをかばいながら戦うワンダ。
するとそこに電車の影からキャプテン・アメリカ!
そして空からファルコン!
暗闇からブラック・ウィドウ!
助太刀した彼らのおかげで窮地を逃れたヴィジョンたち。
しかしヴィジョンの持つマインドストーンを守るために何とかしなくてはと、久々に本部へ。
リハビリと恐らくトニーの科学の力によって任務に戻れたローディーがロス長官と通信で会議中。
現れたスティーブ達をローディーに逮捕するよう命令しますが、ローディーは却下。
この危機的状況にそんなことできっかよ!バカ長官!
ブルースもおり、サノスの強さを必死に伝えます。
科学者でもあるブルースはヴィジョンのマインドストーンを切り離す案を出しますが、政府の息がかかった場所ではできないことと話すと、スティーブはワカンダに行くことを提案します。
再び場面は変わり、トニー達。
弟子であるピーターにストレンジをどう助けるか尋ねると、「エイリアン」見たことある?と話します。
苦しい拷問に耐えるストレンジ。そこにアイアンマン登場。
船に穴を開けエボニーを宇宙空間へ放りだし、一緒に外に出てしまいそうなストレンジをスパイダーマンが助けることで作戦成功。
制御できない宇宙船の中でどうやって地球へ戻るか、そもそも地球に戻っていいのか。
地球に戻ってサノスを迎え撃てばニューヨーク決戦の時のように多くの犠牲者が出る。
トニーは葛藤します。
だったらこのままアイツを待ち伏せして作戦を立てて奇襲しようじゃないか。
ストレンジは石を守ることを最優先に作戦に乗り、船が向かう惑星タイタンへ向かいます。
惑星ノーウェアへ辿りついたガーディアンズたち。
既にサノスはコレクターを踏みつぶし、リアリティストーンの在り処を吐かせようとしています。
ここでドラッグスは積年の恨みを晴らすべく一人乗り込もうとしますが、マンティスの能力で難を逃れます。
しかし倒れた物音でサノスに気付かれます。
ここでピーターが作戦を立てようとしますが、ガモーラが勢いよく飛び出しサノスの急所をナイフで突き刺し、サノスは倒れます。
あっけないなと思ったのもつかの間、それはダミー。
別の場所から現れたサノスはガモーラを掴み人質にします。
前もってサノスに捕まったら迷わず私を殺してとガモーラから頼まれていたピーター。
涙を浮かべながらも銃口をガモーラに向けますが、サノスの持つ石の力で銃弾はシャボン玉に。
ガモーラを人質にしたままサノスは闇へと消えていきます。
再び場面は変わり、惑星ニダベリア。
ソーは新しい武器を作りにやってきましたが、星は壊滅状態。
そこへ彼に襲いかかる一人の巨人。
彼はエイトリというドワーフで、サノスが左手に付けていたガントレットを作らされたあと、星を滅ぼされていたでのす。
しかも腕を失っており、新しい武器は作れないと嘆きますが、武器の作り方はお前の頭の中にある、お前を俺たちがカバーすればいいとソーが説得。
星の動力源を復旧させるべく行動に移します。
ガモーラは最後の石ソウルストーンの在り処を知っていました。
しかしサノスは彼女を揺さぶるため前もって妹であるネビュラを拷問しており、それを彼女に見せることで吐かせようとします。
あらかじめ姉妹の会話を録音していたサノス。
俺はお前に嘘は教えてない、だから嘘を見抜くのは簡単だと語ります。
ネビュラを助けるために正直に話してしまうガモーラ。
サノスとガモーラは惑星ヴォルミールへ移動。
無事助かったネビュラはマンティスに惑星タイタンへ向かうよう指示し、自らも向かいます。
惑星ヴォルミールに着くと、一人の人物が彼らを待ち構えていました。
なんと「キャプテン・アメリカ・ザ・ファースト・アベンジャー」で死んだと思っていたレッドスカルでした。
ソウルストーンを手に入れるには愛する人と引きかえにしなければならない条件があり、ガモーラは罰が当たった、お前に愛する人なんていないと勝利宣言しますが、サノスは苦しい表情をしながらガモーラを掴もうとします。
サノスはこれまでガモーラに対し彼なりの愛情を注いでいたことが分かります。
崖からガモーラを突き落とし、ソウルストーンを手に入れるサノス。
残る石はあと二つ。
サノスは惑星タイタンへ向かいます。
惑星タイタンでトニー一行は、ガーディアンズたちと出会います。
ストレンジは石の力で未来を見ます、が勝てる見込みは約1400万分の1とわずか。
トニーの立てた作戦に聞く耳を持たないガーディアンズ。
ピーターは最低だけど俺の考えた作戦ならまぁまぁイケると豪語。
サノスを待ち伏せし、最後の望みに賭けます。
場面は変わりワカンダ。
開国したことで許可なく入れるようになったワカンダにキャップ一行はティ・チャラらに出迎えられます。
シュリの技術を使い、ヴィジョンのマインドストーンを取り外そうと試みますが、既にサノスの手下が地球へとやってきます。
シールドを張っているため向こうもなかなか入れませんが、その時間を使って体制を整えるティ・チャラ達。
いよいよ決戦の時が近づく。
果たしてトニー達はサノスの急襲に成功するのか。
ワカンダ決戦は無事勝利となるのか。
それともサノスは全ての石を揃え指をパチンとしてしまうのか。
あ~~~~ほとんど書いてしまったぁ・・・。
サノスの物語
今回の映画、ヒーローたちの苦しい戦いと同時に、サノスがなぜ石にこだわり、星を滅ぼすのかを丁寧に描いていました。
彼の住む惑星タイタンは、人口が増えたことで資源が底を突きかけていました。
そこでサノスは人口を半分にすることで星を救うことを提案しますが、もちろん却下。
なので強引に無作為に半分殺してしまうんですね。
でも手遅れで結果故郷は滅んでしまった。
サノスの背景をセリフで語りながら、指パチンするだけで簡単に人口を半分にできるインフィニティストーンを集めることを考え実行していたわけです。
この先も全ての命を絶やさないためには貧富の差関係なく選別し半分にすれば我々は滅びることはないという、一見理に適っている考えにも聞こえるけどむちゃくちゃすぎる野望。
でも実際故郷は滅んでしまったわけだからどこか彼の言い分も理解できてしまう説得力。
そして娘への愛情も確かに持っていたという事実が判明。
あれだけ意志に関係なくガモーラを殺人マシーンに仕立て上げておきながら、俺、愛してたんだぜお前の事と。
どういう愛情だよそれ。
しかしながら貧しく育った彼女を救い育てたことは事実。
ヴォルミールで見せた涙と苦悩は本物だったということです。
ただ一方的に悪というわけではないサノスの視点で見ると、また変わった映画に見えるのかもしれないですね。
意外な組み合わせ。
今回はアベンジャーズ初参戦組も混じる大規模な登場人物たち。
どんな組み合わせになるんだろうと思ってましたが、そう来たか!と。
やっぱり地球組と宇宙組で分かれるんだろうなぁと思ってたら、え、そこでそう組むの!?というサプライズ。
ソーとガーディアンズたちってのはまぁ予想つき来ますが、その後ソーとロケット、グルート組と、ピーター、ガモーラ、マンティス、ドラッグス組で離れ、ピーター組は、宇宙にいてしまったトニー、ピーター、ストレンジと組んで戦うってのは予想しませんでしたねぇ。
地球組も最初は、ブルース、ストレンジ、ウォン、トニー、ピーターの組み合わせ。
そこからウォンはいなくなり、ストレンジ、トニー、ピーターは宇宙へ、ブルースはアベンジャーズ本部へ向かう。
ヴィジョン、ワンダは、スティーブ、サム、ナターシャと合流し本部へ。
そこでローディーと合流し、ブルースと共にワカンダへ。
ワカンダにはティ・チャラ、ホワイトウルフとなったバッキ―、オコエらがおり、決戦時にはナターシャとオコエ、ワンダで戦う強い女同士のタッグが熱かったですね。
結果、初期のトップ3である、アイアンマン、ソー、キャップは基本別々に行動していたことになりますね。
ユーモアもたくさん。
基本終始緊張感が漂う物語でしたが、見てる我々をリラックスさせるように随所にユーモアを入れていたのは良かったですね。
中々意見の合わないトニーとストレンジや、ソーに張り合うピータークイル。
意外とトニーに主張するピーターパーカー、ハルクに中々変身できないからもう一人の自分に起こるブルース。
大決戦の最中にもかかわらず、「髪切った?」「髭伸びた?俺の真似したな」。
アイアムグルートに対し、アイアムスティーブ・ロジャーズ。
グルートは未だにグレてて、だいぶ声がヴァンディーゼル寄り。
今から作戦いうから集まれーに対し、全く聞こうとしないドラッグス、からの長い沈黙にトニーため息w
私が捕まったら殺してとお願いするガモーラ、それを聞いてうなずくピータークイル。そしてキス。
からのそこに1時間もいたドラックスw
俺は透明になるすべを身につけたと言いポリポリなんか食う姿に爆笑でした。
2回目見て思ったんですが、このシーン確かに最初ドラックスはいなかった、いや、見えなかったんです。
てことは、彼は本当に透明になる術を覚えたのか!?www
今回ガーディアンズたちが初参戦ということもあって、彼らのおかげで新風を吹かせたようにも感じたアベンジャーズ3作目。
ほとばしる緊張感を彼らがマイルドにし、バランスの取れた緊張と緩和になっていた本作。
上映時間があっという間に感じたという人も多かったのではないでしょうか。
個人的な不満。
今回これだけの登場人物全てに見せ場を作り、壮大な物語を描くのは相当至難の業だったしよくまとめたなと思います。
もちろん楽しく鑑賞できたのですが、少々の不満もあります。
それはルッソ兄弟監督らしい作品とは到底思えなかったこと。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」では、政治色を出しスリラーチックに作り上げたことで、アメコミ映画に新しい風を吹かしたことが高く評価されました。
「シビルウォー」では、どちらの正義も決して間違っていないことを前面に出しながら、復讐の連鎖をどうしたら止められるのか、またそれでも復讐してしまうのはなぜなのかという部分にまで追求し、帝国の崩壊は外ではなく中から簡単に滅びてしまうことを描くことで、ヒーローたちの結束の弱さを浮き彫りにさせたとともに、サスペンステイストで描いたことで非常に満足のいく作品だったのですが。
今回のインフィニティウォーは僕の感覚からすると、何か大きなテーマだったり、一言でいうとどんなジャンルに当てはまるのか、彼らを使って何を伝えたいのかといった、監督なりのメッセージやこだわりというのがあまり感じられなかったんです。
特にアメリカの現状を裏テーマにするような作風で描くお方たちなので、そういったものが今回感じられず少々残念ではありました。
他には、こんなこと言うとファンから怒られそうですが、結果的にほとんどのことを徹底的に秘密にされていたことからの解放という喜びしか満足を得られてなくて、一つの物語として観たら大したことなく見えてしまう薄い話だなぁと。
よく言えばシンプルなんですけど、登場人物多いせいで回りくどくなってますよね。
その原因として3つのグループを行ったり来たりするのでテンポがよろしくないといったところでしょうか。
大きく3つの視点を同時進行して描くから小波ばかりで盛り上がりもイマイチ。
要所要所でアガるんだけど、結局は1つのエピソードで一旦終わって次のエピソード。これの繰り返し。
出来れば最後は大波として、ワカンダ決戦をもっと引っ張ってクライマックスをド派手にやってほしかったなというのはあります。
ニューヨーク決戦のように。
その分他のエピソードを減らすなりして、もっとコンパクトにしても良かったとは思うんですが。
シビルウォーのしこりをここで取っ払ってトニーとスティーブを出会わせることは出来なかったのか。
次回作までお預けなんでしょうけども。
他にもサノスが背負ったものから出来上がった悪に対し、ヒーロー側は何もまだ答えてないですよね。
そういう対比も今回ないわけで。
ここに関しては全ての僕の不満は今回の映画が前編だからということで片付くんですけどね。
だからなぜ当初前後編だったのを、あえて分けたのかよくわからなかったです。
だって完結してないんだもの。
結局前後編じゃんと。
そもそもお祭り映画なんだから深いテーマを探らなくても全然楽しめるし、何より最強軍団がボッコボコにやられる姿を見るだけで、そんなこといってられない、早くアベンジャーズ4が見たい!って気にはなるので十分満足なんですけども。
最後に
ここには書いてないですが、結末は予想できない結末だったと思います。
マジで開いた口が塞がらない。
このあとどうなるんだ!
エンドロール後のオマケのあれは!
とうとう来るのか!
アントマンとホークアイは!
あ~~~続きが早く見たい!
と、とにかくファンにはたまらない映画でございました。
アベンジャーズ、全滅。全滅?ま、まぁ全滅か…。
この後どうやってサノス倒すんだよ!!!
あ、ピーター・ディンクレイジさん良い役でしたw
あとね!バッキーとロケットの銃乱射スウィングコンボ!!
これはたまらん!!!
というわけで以上!あざっした!!
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満足度 次回作までお預け。