オーシャンズ8
かつてジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツなどなど超豪華なメンツが一同に揃い、ラスベガスという華やかな場所で豪快なダマシを魅せ、お宝を盗む「オーシャンズ」シリーズというのがありました。
このシリーズ、ナンバリングがちょっと変わってて。
普通1から順に数えるんですが、11から始まるんですよね。
なぜかというと元の作品(そもそもリメイクだって知ってた?)である「オーシャンと十一人の仲間」からとっているからオーシャンズ11が最初、次回作が12、そして13てカウントしていくんですね。
決してオーシャンズシリーズ11作目!とかではないわけです。
今回新たに女性版として再出発ということで「オーシャンズ8」なんですが。
なぜに「8」?って思うんですよ。
もちろんポスターみたら登場人物8人だからだろ!!って思うんですけど、だったら登場人物増やして「オーシャンズ14」でもいいわけですよ。
元々続編なんですし。
オーシャンズ13の続きだってわかりやすいわけじゃないですか。
でもあえて8にしたのにはワケがあるんじゃないだろうかと。
これ、8から始めて、9、10と3部作にするんじゃないか?
そしてオーシャンズ11の面々と絡んで14を製作する。
すげ~先の話ですけど、仮にそう目論んでいたら14はすごいことになりそう。
と、予想してみました。
まぁこうなるかは、今作がヒットしないことには実現できないわけで、皆さん見に行きましょうww
というわけで早速観賞してまいりました!!
作品情報
凄腕の泥棒で詐欺師のダニー・オーシャンが率いる「オーシャンズ」。
カジノの金を盗み、美術品を盗み、最後には報復までしてしまう最高のダマシ屋たちを束ねるダニーに、なんと妹が存在した。
そんな妹デビーを中心に、世界最大のファッションの祭典「メットガラ」に潜入し宝石を頂く。
しかし総額1億5000万ドルの宝石にはそれ相応のセキュリティが。
しかもネットで生配信されるなかでの強奪計画。
一体彼女たちはどんな作戦でお宝を盗むのか。
今作は女性メンバーだけで構成された豪華キャストに加え、エレガントでゴージャスなファッションも注目してしまう、盗みも美貌もファッションも全て美しいショーとなっています。
新たなオーシャンズが、あなたのハートも盗む!
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あらすじ
5年の刑期を終え、晴れて仮出所を果たしたデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。
かつて“オーシャンズ”を率いたダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)を兄に持つ、生粋の強盗ファミリーの一員だ。
出所して早々、刑務所の中で考え抜いたプランを実行に移すべく、デビーの右腕となるルー(ケイト・ブランシェット)と共に個性豊かな犯罪のプロたちに声を掛け“オーシャンズ”を新結成するデビー。
集まったのはいずれも一流の才能を持ちながら冴えない毎日を送っている、ハッカー、スリ師、盗品ディーラー、ファッションデザイナー、宝飾デザイナーたち。
彼女たちのターゲットは、世界最大のファッションの祭典“メットガラ”で、ハリウッド女優(アン・ハサウェイ)が身に付ける1億5000万ドルの宝石!
しかしそこには、網の目のように張り巡らされた防犯カメラ、屈強な男たちという世界一厳しいセキュリティが立ちはだかる。
たった一秒の狂いが命取り。しかも世界中に生配信されるこの祭典のさなかに宝石を盗み取るという、前代未聞で型破りな計画は果たして成功するのか――?
そしてこの計画に隠された更なるデビーの計画とは――!?(HPより抜粋)
監督
今作を手がけるのはゲイリー・ロス監督。
これまで「オーシャンズ」シリーズを手がけてきたスティーブン・ソダーバーグ監督は今回製作総指揮に回っており、彼がメガホンを取るという事に。
そもそもソダーバーグは、もう作らないとか言ってたような気がしたんですけどね。
監督作品としては「ハンガーゲーム」しか観てないんですけど、今回はそれ以来の大作映画を撮ってるんじゃないですかね。
そんな監督の過去作をサクッとご紹介。
トム・ハンクス主演の「ビッグ」や、大統領の影武者が主人公のロマコメ「デーヴ」で脚本を手がけたのち、TVの中に入り込んでしまった兄妹の騒動をユーモラスに描いた「カラー・オブ・ハート」で監督デビュー。
その後デビュー作に出演したトビー・マグワイアを再び主演に迎え、世界恐慌が起こった時代を舞台に、1頭の馬に賭けた3人の男たちのドラマ「シー・ビスケット」がアカデミー賞作品賞含む7部門にノミネートされる快挙を成し遂げます。
他にも、独裁国家を舞台に、最後の一人まで殺し合いをするサバイバルゲームに参加せざるをえなくなったヒロインの過酷な運命を描いた「ハンガー・ゲーム」、南北戦争時、貧しい白人や黒人奴隷を率いて自由州を作り戦った実在した白人の伝記ドラマ「ニュートン・ナイト~自由の旗をかかげた男」などを手がけています。
キャラクター紹介
- デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)
「司令塔」
兄に伝説の強盗=ダニーを持つ“オーシャンズ8”の司令塔。
刑に服していたため、最愛の兄の死に立ち会えなかったことを悔いている。
奇想天外且つ大胆なアイディアで、今回の強奪計画を刑務所で考え抜いた張本人。
どんな窮地に陥っても常に冷静さを失わない、頭脳明晰なカリスマ司令塔。
- ルー・ミラー(ケイト・ブランシェット)
「右腕」
デビーの右腕的存在の、良き相棒。
現在は偽酒の販売で細々と日銭を稼いでいる。
独自の犯罪美学を持ち、デビーさえも一目置く存在。クールで誰よりも頭の回転が早く、常に他人の裏をかく天才。
人を惹きつける“人たらし”の魅力を持ち、希有な才能を持つ”オーシャンズ8”のメンバーを言葉巧みにスカウトしていく。
- ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)
「ターゲット」
ハリウッドで今最も高い人気と強い影響力を誇る女優。
美貌と高いファッションセンスを買われ、今回の“メットガラ”のホストを務めるまでに。
デビーたちのターゲットである宝石を身に付けて舞台に登場する。
オーバーな話し方や身のこなしで、常に世間の注目を集め続ける天性の女優。
- ナインボール(リアーナ)
「天才ハッカー」
天才的才能を持つハッカー。
大企業のPCから、他人の家の電気経路まで、ありとあらゆるものに僅か数秒でハッキングすることができる。
しかし人とコミュニケーションをとるのが極端に苦手で、孤独を好む典型的な一匹オオカミタイプ。
趣味のビリヤードをこよなく愛している。
- アミータ(ミンディ・カリング)
「ジュエリー職人」
1mの狂いも見逃さない天才宝飾デザイナー。
手先の器用さは天性のもので、その才能を買われ“オーシャンズ8”にスカウトされる。
プライベートでは「早く結婚しろ」と口うるさい母親が一番の天敵で、絶賛婚活中である。
- タミー(サラ・ポールソン)
「盗品ディーラー」
盗品売買のエキスパート。現在は平凡な主婦で、一児の母としてまっとうに暮らしている。
どんな職場でもすんなりなじむことができるコミュニケーション能力の高さには、ナインボールとは対照的。
あらゆるアクシデントに神対応する器用さを持ち合わせるため、イベントプランナーとしての才能も豊か。
- コンスタンス(オークワフィナ)
「スゴ腕スリ」
一級品の腕を持つスリ師。
都会の雑踏が職場で、観光客を相手に手品を披露しながら、次々にスリを働く。
相手はスラれたことに全く気づかないその鮮やかな盗みっぷりは、もはや神業!
抜け目のない性格で、普段から隙あらばスリを働こうとするのがやや厄介なところでもある。
- ローズ(ヘレナ・ボナム=カーター)
「ファッションデザイナー」
かつて一時代を築き上げた有名ファッションデザイナー。
だが自身の名で発表したファッションショーがメディアからひどい酷評を受け、現在のキャリアはがけっぷち状態。
もともと気弱で神経質な性格だが、いざとなると周囲も驚くほど大胆な行動に出ることがあるため侮れない存在。
うん、アンハサウェイがターゲットなら、オーシャンズは8ではなく7なんじゃないの?
もしかして既にだまされてるのか?
ソダーバーグ監督は、溜めに溜めて一気にオチをパパパーっと見せる手法で我々を唸らせましたが、今回はどうなんでしょう。
どうやって我々をダマしてくれるんでしょうか。
ここから観賞後の感想です!!!
感想
ダニーたちと違って全てが鮮やか!
艶姿8人衆の豪華で華麗な盗みに酔いしれろ!!
隠れキャラもいたぞ!!
以下、核心に触れずネタバレします。
5年と8か月と12日。
凄腕の泥棒ダニーを兄に持つ妹デビーを中心に、多様性に富んだメンバーたちが、1億5000万ドルの宝石を用意周到に練った計画を基に、長所を活かして鮮やかに盗んでいく姿を、これまでのシリーズ同様オールディーな音楽やテンポのいい編集、デビーの回想シーンを挟みながら、豪華絢爛なドレスや宝石を身に纏ったセレブたちが集うファッションショーを舞台にすることで、決して日常では味わうことのできない極上の体験を映画で表現した、これぞオーシャンズと断言できる映画でございました!!
まず全体を通しての感想を申し上げるならば、女性だからこそ憧れる衣装やアクセサリーをこれ見よがしに魅せ、お宝を盗むという非日常体験を大きなスクリーンで見せてくれたことがまず素晴らしい!
冒頭から鮮やかに化粧品を盗み、いとも簡単に豪華なホテルで一泊してしまうデビーの巧みなテクニックに脱帽だし、どうやってダフネに近づくかや、ターゲットの宝石を外へ出すか、アンバサダーであるダフネに装着させるかといった、序盤でのテンポのいい計画にさすがダニーの妹とその仲間たち!と拍手!
さらにメンバーの特技を生かした窃盗術や華麗な宝石パス回し、いや宝石リレーとでも言いましょうか、7人が冷静に計画を実行することで、大人数が集まる公の場で、こんなにも簡単に、しかも大胆に盗めてしまうのか!と唖然と見てしまいました。
オーシャンズの醍醐味ってこれだよなぁ、この鮮やかな盗みだよなぁと改めて感じた作品でした。
他にも、それぞれのキャラが過去作にはいない人物ってのも印象的。
まず、ちゃんと多様性を意識したキャスティングってのがいいですよね。
アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、インド系、アジア系、黒人と様々な人種が手を組んでひとつの事に取り組む。
やってることは盗みですけど理想的なキャスティングだなと。
デビーは計画を、ルーはそのサポートと裏方、ナインボールはハッキングと監視で、実行組がピンチにならないようにエスコート、アミータは宝石そっくりにのダミーを制作、タミーは優れた適応力とコミュ力の高さでスムーズに潜入、コンスタンスは隙をついて一瞬でスリを働き、ローズは自信の無さと裏腹に大胆な行動で周囲を驚かせる度胸を持っている。
それぞれの特性を生かしたチームワークがとてもカッコよく、終盤でドレスを着飾った姿はとても美しかったですね。
彼女たちに見惚れながら見てはいたんですが、冷静に考えると計画的とはいえ予想だにしないアクシデントやトラブルに見舞われるけど、実は計画の一部だったんです!みたいな種明かしを、終盤で畳みかけるように披露するソダーバーグお得意の展開が大好きだった過去のシリーズと比べると、今作はそれに匹敵する爽快感は弱かったようにも思えます。
しかし、5年と8か月という決して短くない服役中のデビーが、脳内で1000回もシミュレーションして考えたとんでもない計画だったこと、しかも罪から逃れた元恋人に対しての復讐も兼ねたことを考えると、全てが用意周到で完璧なのは当然であり、一人の女の執念と、死んでしまったダニーへの思いが詰まっていたわけで、あくまでデビーに重きを置いた感じがします。
実際に過去シリーズでそんな長期間考えて盗みを働いたことなどないですし、短期間でアドリブも含めてやっていたんですよね。
だからトラブルやアクシデントによるピンチや、その結果ぶっつけ本番で乗り切ろうとするような展開ではなく、彼女たちが放つ美しさや賢さで、いとも簡単に盗んでしまう鮮やかさを楽しむようになっていた気がします。
過去作に関わるネタ。
オーシャンズシリーズ最新作ですから、過去作に結び付くような部分がたくさんないとファンはワクワクしないわけで、今回リンクした部分がいくつもあったよ!ってのを並べてみました。
- 過去作のメンバーが登場!
仮釈放を受けたデビーがまず訪れた場所は、ダニーが眠るお墓でした。
といっても、屋内のきれいな施設で何人もまとめて埋没されてる場所。
そこで座って墓石に刻まれたダニーの名前を見つめていると、影からルーベンが登場!
ルーベンは、過去の3シリーズに登場するホテル経営者でオーシャンズのメンバー。
ダニーは彼からクラップスというギャンブルを教えてもらったことで繋がった仲。
11でベラージオの金庫を盗む際、ラスティと真っ先に相談に行ったのが彼だったことを考えると、ダニーにとってはとても信頼のおける仲間だったことが窺えます。
13では、ホテル王バンクに騙されたことがきっかけで心筋梗塞になってしまい、オーシャンズのメンバーは敵をとろうとするんですよね。
そんな彼がダニーの妹であるデビーともつながっていたとは驚き。
ルーベンも本当にダニーが死んでしまったのか半信半疑といった様子。
これからやろうとするデビーの計画を、不安そうに見つめながらも応援する姿が今回印象的でした。
そして終盤、ターゲットの宝石を皆が必死で盗んでいる中、実はルーが他の宝石も盗んでいたことが明かされるんです。
会場にいる全員が場外へ締め出され持ち物チェックをしている時に、誰もいないところを見計らって大胆に宝石を盗むんですね。
ただ会場に展示された宝石の周りには赤外線センサーが張り巡らされており、さすがのルーもお手上げ状態。
もちろんそんなのは想定済みってことで、赤外線センサーをうまくかわすことができる身軽で小柄な人材をあらかじめ用意していたのです。
なんと、イェンでした!
イェンはオーシャンズメンバーで唯一の中国人で雑技団からスカウトした軽業師。
11では金庫内に潜入し、地面を突かずに宙返りして棚の上に着地するアクロバットを披露。
12では大きなスポーツバッグに身を隠してサッカーチームの荷物に紛れて警察から逃亡することに成功しましたが、手違いでみんなとは別の場所に運ばれてしまうアクシデントに見舞われる不運なシーンがありました。
13では、超高速で動くエレベーターをうまくかわしながら屋上にたどり着く荒業を披露し、オーシャンズには欠かすことができないメンバーとして大活躍していました。
今作でもカートの中に体を丸めて隠れて移動し、赤外線センサーで張り廻られた展示場の上をポンポンと渡り、片っ端から宝石を盗むという彼にしかできない技でルーを助けます。
きっと誰かしら出るだろうと思ってましたが、まさかこの二人だとは思いませんでしたね。
登場した瞬間ニヤリとした人もきっと多かったことでしょう。
てっきり僕はライナスが出るとばかり思ってましたが、コンスタンスという素晴らしいスリ師がいるのに彼が出るのもちょっと変か、と見終わった後、思ったまでです。
- デビーとルー。
オーシャンズの中心人物デビーとルーって、よく観察すると、過去作の中心メンバー、ダニーとラスティの関係と設定に似てるなぁと。
まずは単純に容姿ですね。
ダニーとデビーは兄妹ですから、どことなく雰囲気は似てますよね。
髪は黒髪ですし、顔は濃いめ、ちょっと地味なのも似てるというか、共通点は多いです。
実際ダニーは2作目で老けているとネタにされてますからね。
対してルーの髪色は金髪。
これはラスティを思わせる雰囲気かなと。
もちろんデビーと対になるようにした結果だとは思いますが、ダニーとラスティも黒髪と茶髪または金髪でしたから、そういう意味で言うと二人を連想させる容姿だったなぁと。
さらに似ている点は、デビーの考えた策が元恋人への復讐を兼ねた計画だったということ。
それを知ったルーはデビーに詰め寄り、私は降りる!と言い放ちます。
このやり取り、実は11でもあるんです。
ベラージオの金庫の金を盗む計画の最中、ラスティは、べラージオのボス・ベネディクトの彼女がダニーの元妻テスであることを知り、この計画は金を盗むんでなくテスをベネディクトから取り戻す作戦だったことを知り、それに腹を立てダニーに詰め寄るというシーン。
まさに俺は降りる!とダニーに怒ってるんですね。
もちろんちゃんと弁解して計画を実行するんですが、今作でもまさに同じようなシーンがあったわけです。
といっても過去作は取り戻す、今作は突き放すと違いはありますが、きっと意識した脚本だったと思います。
カメオ出演多すぎ!
今作はメットガラという世界最大のファッションショーということで、多くのタレントたちが登場してます。
序盤、ローズをダフネの専属デザイナーにさせるために、彼女を惹こうとするんですね。それがメットガラにモデルとして出演予定している若手女優と接触しているスクープをダフネに見せること。
その若手女優というのがダコタ・ファニング。
恐らく本人役ではないと思うんですが、アナウンスされてなかったサプライズ出演だったので、見ていてあれ?と思った人も多いのではないかと。
他にもVOGUE編集部に採用されたタミーのシーンでは、アナ・ウィンター編集長が本人役で出演。
ブロンドでボブの髪型をした人がそうです。
編集部のシーンと、メットガラの会場で映っています。
あと気づいたのは、宝石が盗まれたことを知った警備員たちが会場を締めだし、ボディチェックをしているシーンである男女3人組が映るんですが、一体何があったの?みたいことを言う女性がいるんです。
それがプロテニスプレイヤーのマリア・シャラポワ選手。
しっかりセリフ付きでカメオ出演していました。
その隣には、「X-MENアポカリプス」でサイロックを演じたオリヴィア・マンがいましたね。
あとメットガラの入り口の大階段で、ラッパーのコモンとテニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズがインタビューを受けてましたし、ダフネが食事をするシーンでは、同じテーブルにケイティ・ホームズが映っていました。
他にもたくさんいると思うんですが、自力でわかったのはこの程度。
きっと海外のセレブ事情やファッション業界に詳しい方は、もっと見つけられるのではないでしょうか。
そんな楽しみ方もできる作品だったと思います。
最後に
それにしても収容所にいるのに化粧がっつりかい!と思わず笑ってしまいましたが、やっぱりサンドラブロックはきれいですね。
アンハサウェイのムチムチっぷりと美貌にうっとりだし、世間から色々バッシングを受けていることを逆手にとったかのような役柄も面白かったですね。
ケイト・ブランシェットの女性ならではのカッコよさも最高。
全身緑のスパンコールのスーツを着こなせるのは彼女しかいませんよマジで。
今回オーシャンズ8ってタイトルに加え、登場人物にリアーナが演じたナインボールって名前に関してひとつ。
もちろんビリヤードの事を連想させるし、ナインボールは実際9番のボールを常に持っていたわけですが、これって次回作の伏線?ともとれるかなぁと。
ビリヤードのナインボールってゲームは、1から順にポケットに収めてから最後に9番を落とす競技なんですが、これを次回作であろう「オーシャンズ9」で彼女の取り合いになるような内容になるんじゃないかなぁと勝手に妄想しましたw
で、相手が過去作のメンバーたち。
伏線にはならないかもしれないけど、僕が脚本家なら取り入れてみたい設定ではありますw
これでもしやらないなら、ビリヤードと関係ない話なのにナインボールなんて名前つけるな!って思っちゃうんですよw
まぁあくまで妄想ってことで。
まとめとして、過去作ほどのドタバタやユーモアや逆転劇ってのはなく、平坦な物語ではありましたが、過去作にはない美しさと華やかさ、鮮やかさが際立った映画だったと思います。
なんてたって男臭がない!
お金を盗むんじゃなくて、宝石を盗むってのがまた女性らしさを匂わせますよね。
というわけで以上!あざっした!!
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