モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「アンクルドリュー」感想ネタバレあり解説 じっちゃんの名にかけて笑わせます!!

11月9日

アンクル・ドリュー

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「バスケットはお好きですか?」

あの傑作コミックの名ゼリフからいきなり入りましたが、あれの映画化ではありませんw

バスケットボールを題材にした映画っていうと、「コーチカーター」とか「スペース・ジャム」、「俺たちダンクシューター」なんかが挙がります。

日本でも今年の冬には「春待つ僕ら」が公開されるし、「フライングラビッツ」なんて実業団の女性チームが主人公ってのもありました。

そんなバスケットボール映画に新たな歴史を刻もうとする映画が公開です。

 今回まさかの現役NBAスターやレジェンドたちが集結し、しかもおじいちゃんの姿で演じるという内容。

そんなバスケに関しては全くの素人である僕も聞いたことある名前がチラホラですし、華麗なるプレーの数々を観ることで、もしかしたらバスケの試合とか興味持ったりするのかも、なんてw

 

で、なんかね、ペプシのCMでこれやったらバカウケだったみたいで、映画にしてしまったんだって。

だったらさ、こっちもペプシの桃太郎のCM、映画にしようぜ。だめ?

 

ナメてた爺ちゃんが実はバスケがプロ級でした映画、早速観賞してまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

 

夢を絶たれてしまった青年と、そのルックスらしからぬプレーを武器に暴れまわるおじいちゃん達がドリームチームを結成し、夢と輝きを取り戻していく、スポーツ性俊コメディ。

元の始まりは2012年に製作されTVで放映された1本のCM。

それは現役のNBA選手がおじいちゃんの姿で登場し、ストリートバスケをする若者を相手に、神業でプレーするというもの。

このCMがYoutubeで1億回も再生される人気となり、この人気にあやかって映画として公開される。

 

そして本作には、このCMに出演したカイリー・アービングを始め、名だたるレジェンドプレーヤーが特殊メイクでおじいちゃんの格好をして出演し、観衆を笑いと華麗なプレーで魅了させる。

 

この秋、爺さんドリームチームが胸を熱くさせる!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

 

若い奴らにはまだ負けねぇ!バスケで青春取り戻せ! 

 

マイケル・ジョーダンに憧れバスケットボールを始めた青年ダックス(リルレル・ハウリー)は、あるトラウマから選手の夢を諦め、現在はストリートバスケチームのコーチをし、大会での優勝を目指していた。

 

しかし、ある日突然、チームの主力選手をライバルチームに引き抜かれてしまう。

失意の中ダックスは、伝説の選手だったお爺さん・アンクル・ドリュー(カイリー・アービング)と出会う。

 

二人はかつての仲間を集め、伝説のチームを復活させ、バスケの聖地“ラッカー・パーク”で開催される大会に挑むことに…。

果たしてダックスの夢はかなうのか⁉

そして、ドリューたちはかつての輝きを取り戻すことができるのか−−!?(HPより抜粋)

 

 

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監督

今作を手がけるのはチャールズ・ストーン3世f:id:monkey1119:20181028141113j:plain

 この監督さんは、「ドラムライン」という映画を撮った方。

 

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 よくフットボールのハーフタイムかなんかでショーをやるのが通例なんですが、そこで行われるマーチングバンド対決をテーマにしたお話。

めっちゃドラムの才能のある主人公がマーチングバンド部にはいり、その実力を見せつけリーダーにまでなるんだけど、そこは自惚れやさん。

バンドは個人の力だけではうまくいかないことを思い知らされていくんですね。

しかも彼には大きな欠点が発覚し。

 

才能ばかり当てにしていると努力する事を怠り、いつか大きな壁にぶつかった時に簡単に諦めてしまうもの。

そんな主人公にどんな試練が降りかかり、乗り越えられるのか。

 

はっきり言ってお話に関しては、完成度低めだしご都合的だしベタで王道過ぎてってのはあるんですが、マーチングバンドのパフォーマンス対決はとにかくトリハダもの。

完璧なリズムとダンス、バンマス同士のタイマンではとんでもない手数の多さとバリエーション。これでアガらないやつはどうかしてるぜ!ってくらいワクワクします。

 

今作もきっとお話はそこまでかもしれないけど、熱いモノを感じさせる展開になってると思います。

 

 

 

 

キャスト

アンクルドリューを演じるのは、カイリー・アービング。

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現役のプロバスケ選手で26歳。

それがおじいちゃんの役ですか。

もちろん映画はこれが初、のはずw

ボストン・セルティックスに所属しており、ポジションはポイントガード。

これまでにオールスターMVPやリーグチャンピオン、五輪金メダルなど数々のタイトルを獲得する、正にスーパースターです。

 

 

映画に関する話があまりないので、この辺で。

 

 

他のキャストはこんな感じ。

ストリートバスケの監督をする青年ダックス役に、「ゲットアウト」で主人公の行方を見事に当てる意外な探偵ぶりと、黒人ネタでひたすら笑わせてくれたロッド役でお馴染みリルレル・ハウリー。

ジェス役に、「サタデーナイトライブ」で初のアフリカ系アメリカ人女性ホストを務め、「Girl Trip(原題)」で賞も獲ったコメディ女優、ティファニー・ハディッシュ

ビッグ・フェラ役に、巨体にもかかわらず俊敏な動きで伝説のセンターと呼ばれ、「LEGOムービー」始め何作もの映画にも出演しているシャキール・オニール

プリーチャー役に、2008年まで現役で活躍し「C-Webb」の愛称で親しまれた屈指のパワーフォワード、クリス・ウェバー

ライツ役に、歴代2位の3P記録を持つシューターで、現在は解説者として活躍中のレジー・ミラー

ブーツ役に、小柄な体格ながら強気な姿勢で攻撃に挑むスタイルが売りのポイントガード、ネイト・ロビンソン

ベティ・ルー役に、アメリカ女子プロバスケの殿堂入りを果たし、4大会五輪金メダルも獲得したリサ・レスリーなどが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

 

遊び心から始まった企画は、その遊び心をフル活用し映画にまで発展。

そこに秘めたメッセージとは。

またスーパースター達がどんなテクニックを魅せ、役者陣とどんなユーモア描写を見せてくれるのか。

ここから観賞後の感想です!!!

 

感想

話はオーソドックスだったが、ふっつ―に楽しいし何よりバスケのテクニックが超絶で最高だ!

そしてバスケプレイヤーの演技も普通にうめえw

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケ観るの楽しいね。

少年時代に受けた屈辱のせいで人生順風満帆にいかなかった青年バスケコーチが、ひょんなことから遭遇した、老人だけどバスケプレーは超一流な男と、かつてチームを組んだプレイヤーと共に選手権に挑んでいく姿を、時折挟んでくるユーモア描写、どいつもこいつもキャラの濃いメンツ、演技素人ながらもそつなくこなすバスケ選手たちの演技や本職である高度なプレーで魅了し、次世代に本当のバスケを継承させていく展開、青年の苦しみを理解し彼に自分のような過ちをさせないためにチャンスを与えるといった成長物語としてキレイにまとめた作品でございました。

 

はい、というわけで鑑賞してきました。

バスケに関してはど素人なので、この登場人物たちがどれだけレジェンドなのかってのは、よくわかりませんし、きっとNBAネタとか結構放り込んでるんだろうけど、僕にはさっぱりわからない。

ですが。

ひたすらじいちゃん相手に堂々と渡り歩く青年ダックスと、そんな若造に俺のじゃまはさせねえ!と意地とルールを押し付けるドリューじいちゃんの掛け合いが楽しいし、その会話劇のあとに始まるじいちゃんたちのじいちゃんたちによる見た目じいちゃんだけど、見てみてこの切り返し!小刻みなドリブル!鮮やかなフェイク!そしてキレイに弧を描く3Pシュート!!

グゥ~ッドリズム!グゥ~~ッドウィドゥム!!(by高頭)

最高じゃないですか!!

 

おめえたちさっきまで腰曲げてトイレ何回も行くほど頻尿で車いす乗っててロクに歩くこともままならなかったのに、なんだ!かつてスーパースターだったって実績だけでそんな簡単に昔の勘を取り戻せるのか!?

確か神父のプリーチャーは体動かすの35年ぶりとか言ってたよな?ライツは視力が著しく低下してたよな?ブーツは車いすで介護施設で暮らしていたよな?ビッグフェラはぁ…あんたは動けそうだなw師範だし。

はい、なぜ彼らがヨボヨボなのにすぐさまバスケをプレーできるか、若者たちと対等に戦えるかは、超ご都合的展開が施されるので、早い話がご愛敬ってことで。

 

そんな彼らの超絶プレーがとにかく楽しいしニタニタしながら見ていられるのです。

 

例えばドリューはカッコだけつけて結果シュートが入らない若い奴らに茶々いれて、なんだおいじいちゃん、やんのかおら!と1on1で勝負することに。

最初こそ気持ちと体がついていかないおじいちゃんを演じていましたが、いざボールをカットして攻守交替した途端、ギアを入れ替えレッグスルーで挑発。

その隙を狙ってスピードを加速させ一気にレイアップシュート。

若者もいやいや今のは俺が悪い、気を抜いたぜ、くらいの気持ちだったのでしょうが、お次は3Pシュートで形成逆転。

おいおいなんだジジイ、まぐれがそう何度も通よするかと思ったらおおまちが・・・あ。ってな具合にいとも簡単に勝ってしまうんですね~。

 

その場にいたダックス同様観てるこっちも開いた口がふさがりません。

 

そして他の選手、じゃなくてじいちゃんたちも、最初こそ女子学生相手にコテンパンにやられてしまいますが、ドリューによる思い出の魔法によって当時の勘を取り戻し魅せる魅せる!

ビッグフェラはさすが名センターとあってブロックリバウンドはお手の物。そして体を使ったプレーで若者たちを圧倒し、ブーツは小柄な体格を活かして細かい動きとすばしっこい動きで一気にエンドラインの中へ突入し、高くジャンプしてダンク!

ライツも外から中からシュートを連発したり、プリーチャーも流れるパス回しを演出。

もうね後半の試合模様なんか普通にプロのバスケの試合観てるようですよ。

 

もうこの試合を見るだけでお釣りが来ますね。

 

 

ダックスとドリュー。

お話に関してですが、やはり「ドラムライン」の監督だけあってそこまでのドラマ要素もなければ、感情移入できるような心理描写もなく、ただただ緩やかにご都合的にダックスとドリューの共通点をぶつけ、互いが出会うべくして出会ったという必然性を持たせ、共に過去からの脱却を図るという流れでありました。

 

まぁつまらないって言ってるわけじゃなくて、あくまでバスケがメインのコメディですから、最後はプレーと弱者が強者にスラムダンク級のドでかい一発をお見舞いすればオールオッケーってだけのことで。

 

で、一体どんな過去があったのかというと、ダックスはもう色々不遇の時代を過ごした子でありまして、いきなり孤児院で里親に拾われるのを待つ身。そこのTVで放送されていたマイケルジョーダンのプレイに衝撃を受け、バスケ人生を歩んでいきます。

ストリートで腕を磨き、3Pシュートは高く評価される腕を身に着ける。

そして運命の1戦。ラスト3点入れれば見事勝利という時に、相手プレーヤーにシュートをブロックされ、それからはみんなからハブられ、バスケプレーヤーとしての人生にピリオドをつけてしまう。

青年になると、スニーカーショップで働く傍らストリートバスケのコーチをやっており、ようやく優秀な選手が入ってきた。これで選手権は優勝できる、自腹でバスケシューズもユニフォームも買った。

なのに!なのに!

7年連続で優勝しているチームにプレイヤー全員引き抜かれてしまう事態に。

引き抜いた相手はなんと学生時代にシュートをブロックした男。

またこいつが非常にウザい。ジャンポケ齋藤みたいな髪型してるからもっとウザいw

この後優勝賞金目当てで付き合っている彼女に別れを告げられ、しかもそのライバルに彼女も持っていかれるという負の連鎖。

そんな彼が理髪店のじいちゃんの助言でドリューと会い、大会での優勝目指して頑張っていくんですね。

 

そしてドリュー。

バスケのロゴは頭を刈り取った彼だとか、右手にサンドイッチ持ってシュートかましたとか、相手の右足を骨折させたとか、数々の逸話や伝説を持つ最高のストリートバスケプレーヤーだったのですが、68年大会の決勝戦に何の理由かわからず会場に姿を現さず。それからそこで行われたバスケコートは伝説のコートとしてストリートバスケの発展に一役買った、というのが大まかな過去の歴史。

一体なぜドリューは決勝に姿を現さなかったのか。

それはビッグフェラの後の奥さんと寝てしまったからというもの。

ビッグフェラは再開するまでドリューを許しておらず、ドリューもまた性格からなのか意固地を貫き謝ることをしない。

彼は放浪生活をしてるんですけど、なぜ放浪してるかって当時散々やらかしていたからってわけで、やはり過去に捉われていたんですよね。

 

そしてビッグフェラに謝ることで彼は謝罪を受け入れ、チームはかつてのチームワークを取り戻し大会で大差をつけて圧勝していくわけです。

 

そんなドリューはダックスを見て自分のようになってほしくない、いつまでも過去に縛られてはいけないと、彼に前を向かせるチャンスを演出するわけです。

 

もう超オーソドックスな話でベタですが、これくらいでいいんです。コメディですし、プレーが肝心。

 

 

笑いどころもたくさん。

リルレルハウリーが出演しているということで、彼がどんどん笑わせてくれます。

彼女に別れを切り出されることで家から出てけといわれるんだけど、俺たちの家だろ➡いやあたしの家だから!家賃払ってないでしょ➡水道代は払った➡額が少ないわよ!➡火曜日はいつもタコス代払ってるだろ➡だから額が少ないの!、とお前それじゃあ分が悪すぎだろと思いたくなるような駄々をこねて結果追い出され、彼女のカバンで家を出るんだけど、それ返して!と言われ、ごみ袋を担いで家を出る。

ここをテイク2みたいな感じで同じシーンとして使うのが面白い。

その後もドリューと音楽ネタで言い合ったり、バンの後部座席だけ土足厳禁だからというイミフなルールにいやいや同じ空間じゃん!なんで、ねえなんで!?と執拗に絡む件、プリーチャーの頻尿ぶりにも絡んだり、ビッグフェラのもみあげ診てウルヴァリンかよ!とツッコんだり、じいちゃん2人を乗せて遠方まで車で向かう状況に、これ何「ゲットアウト」的な流れ?俺監禁されちゃうの!?お前ら白人だったら俺逃げてるところだよ!と自信が出演していた作品ネタを放り込んで来たり、まぁしゃべるしゃべる。

 

で、彼以上に笑わせてくれるのが、バスケプレイヤーの中で一番映画出演経験のあるシャキールオニール。

皆さんお芝居が上手なんですけど、彼は一枚上手でしたね。

まぁキャラが濃いって時点で既に笑えるんですけど、ドリューと再会するやいなや顔ぶん殴るし、ドリューとの因縁がまだ残っているせいで、試合中ドリューのシュートブロックしたり、病院から試合を見ている時はしっかりバックショットで生ケツみせてきたりw

あとあれだ!クラブでダンスバトルが始まるんだけど、あのデカい図体でぶるぶる身体震わせたり、終いにはブレイクダンスもしてしまうw

ここは笑ったなぁw

他にももっとあったんだけど、いかん!忘れた!

俺ずっとゲラゲラわらってたんだけどなぁ、あとなんかあったかなw

 

まぁ後は見て探して!ってことで(投げやり)。

 

 

 

最後に

バスケに関してはスラムダンク以降止まっている僕でも非常に楽しめた映画でした。

モノホンのバスケ選手またはバスケレジェンドたちが普通にじいちゃんばあちゃんとしてちゃんとお芝居してるのがまず楽しいし、試合では普通にスパープレーを見せたりしてギャップで魅了してくれるし、途中ではキレッキレのダンスも披露してくれる。

何のつながりもないんだけどw

 

話は二の次で彼らのプレーとじいちゃん演技を堪能してもらえたらきっと面白いと思えるはず。

ぜひ劇場で笑ってください。

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10