ジェイソン・ボーン
スパイ映画やエージェントものが盛んな昨今。
ミッション・インポッシブル、コードネームU.N.C.L.E.、キングスマン、そして007。
往年のシリーズものもあれば、ニューヒーロー誕生モノと様々ですが。肝心の近距離格闘アクションスパイ映画を、お忘れではないだろうか!
そんな疑問に応えるかのように満を持してアイツが帰ってきたわけですよ!!!
トレッドストーン計画によって暗殺者となってしまい記憶をなくした元CIA工作員!
過去3作を経て無事にすべての記憶を取り戻したかに見えたはずだったのに!!
何が起こったんだボーンよ!!
でもね、おかえりなさい!ジェイソンボーン!
私は待っていたのだよ!
監督降板しちゃって、仕方なくもう一人の組織の犠牲者の物語とか無理くり作りやがって!
なんだあれは!
とかいいながらジェレミー・レナーは好きなので、強く否定できないんだけれども。
とにかく久々の続編を早速見てまいりました!!
あらすじ
「トレッドストーン計画」「ブラックブライアー計画」を暴き、それに関わっていた幹部たちを失脚させたことで自らの記憶を取り戻し、CIAからも追われることなく自由の身となったジェイソン(マット・デイモン)。
あれから何年の月日が流れ、彼はひっそり地下格闘技の世界で体を鍛え生計を立てていた。
一方その頃、ボーンと共にCIAから去ったニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)はアイスランドでCIAの罪を探るべく、ハッカーグループと手を組み、CIAをハッキングしていた。
秘密文書を手に入れた彼女はその中身に驚愕する。
それはボーンの生い立ちや過去につながるボーン自身も知らない秘密であった。
これを伝えるためギリシャへと向かうニッキーを阻止するべく、ハッキングされたCIAのロバート・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)とヘザー・リー(アリシア・ヴィキャンデル)はギリシャへ暗殺員としてアセット(ヴァンサン・カッセル)を送り込む。
またも追われる羽目となるボーンの運命は、果たしてその秘密とは?(HPより抜粋)
監督・キャスト
監督はマットとは4度目のタッグになるポール・グリーングラス。
「ボーン」シリーズって、調べてみたら第1作目は彼が監督じゃないんですね。
1作目は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のダグ・リーマンが監督していて、2作目、3作目をポールが監督していたわけです。
人気シリーズだから配給会社も4作目を熱望するわけですが、彼が降板したことにより主役のマットも降板してしまうという事態に。
そして今回9年ぶりに実現に至ったわけです。
では今までどんな作品を手がけてきたのかざっくり紹介を。
わがままな性格の車椅子の女性と社会奉仕活動のために彼女を介護する男が、次第に心を通わせていく中で思いがけないお願いをされる心温まるロマンスストーリー「ヴァージン・フライト」で映画監督デビュー。
その後、警備をしていた軍隊が国民に向けて発砲してしまうという最悪の結末となってしまい、今もなおイギリス国民の心に深い傷を残している「血の日曜日事件」を題材にした社会派ドラマ「ブラディ・サンデー」でベルリン国際映画祭で最高の栄誉となる金熊賞を受賞し世界的に名が知れ渡ります。
そしてたどり着いたのが記憶を無くした元CIA工作員を主人公にした続編「ボーン・スプレマシー」と3作目「ボーン・アルティメイタム」でアクションも撮れる監督としてその多才ぶりを発揮しています。
他にも、9.11テロで唯一目標に達しなかった旅客機の一部始終を描いた「ユナイテッド93」や、海賊の襲撃に遭い人船員たちを守るため自ら人質となった船長をリアルな緊張感で描いた実録サスペンス「キャプテン・フィリップス」などがあります。
主演のジェイソン・ボーンを演じるのはこの人しかおりません!!
マット・デイモン!!!
モンキー的2016年上半期映画ベストにも選出した「オデッセイ」で、火星で一人ぼっちだけどクヨクヨなんかしないモンっ!!な植物学者をユーモラスに演じ、見事私のハートを射止めブルーレイまで購入させた素晴らしいアクターです。
この何年かは肉体改造したおかげでゴリラにしか見えないんですが、画像を見る限りゴリラ化はとどまることを知らないようですw
ガッツリなアクションはおそらく「エリジウム」以来なんですかね。
案外久々な気がします。
彼に関してはこちらをどうぞ。
今回ヒロインとなるヘザー・リーを演じるのはアリシア・ヴィキャンデル。
マジでいい加減統一しない?
ヴィキャンデルなのかビカンダーなのかさー、メディアの皆さん。
私としては俄然前者でお願いしたいんですけどね。だってビカンダーだとビジンダー思い出しちゃってw
はい、関係なくてごめんなさい。
とりあえず公式HPがビカンダーと書いてないので、私はヴィキャンデルで表記しますね。
近年は「リリーのすべて」で惜しげもなく披露した裸体や、女へと変化を遂げていく夫に対し妻として女としての葛藤を見事に表現しアカデミー賞助演女優賞を受賞。
また「エクス・マキナ」でも感情を持たないアンドロイドを美しく怪しく演じていました。
アクションにも力を入れており、「トゥームレイダー/ファーストミッション」では、アクロバティックな動きを見せています。
プライベートでもマイケル・ファスベンダーとのアツアツぶりを見せ付けてます。
どちらの作品もアリシアを堪能できることでしょう。
他にも、なんだかんだ全作出演しているニッキー・パーソンズ役にジュリア・スタイルズ、
今回の敵とされる位置にいるであろうCIA長官ロバート・デューイ役に缶コーヒーの「BOSS」の宇宙人ジョーンズでおなじみトミー・リー・ジョーンズ、
ボーンを狙う諜報員アセット役に「オーシャンズ」シリーズや「ブラックスワン」に出演したフランスが誇る名優ヴァンサン・カッセル、
ソーシャルメディア「ディープドリーム」のCEOアーロン・カルーア役に「ナイトクローラー」で主人公に雇われる若者リックを演じ、「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」にも出演のリズ・アーメッドが出演しています。
ボーンシリーズをおさらい
こういう続編ものは最新作だけ見ても楽しいですが、せっかく見るなら過去作も見て、シリーズの世界観に浸りながら見るほうが絶対面白いに決まってます。
っつーわけで、なるべくネタバレになら・・・いや無理だw
とりあえずさら~っとあらすじと解説を!
ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。その男の背中には弾痕とマイクロカプセルが埋め込まれ、スイスの銀行の口座番号が印されていた。男は息を吹き返すが記憶がない。その後、彼が手掛かりであるスイスの銀行に出向き貸金庫を開けると複数のパスポートや大金、拳銃が入っていた。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かうのだったが…。
ロバート・ラドラムが執筆した小説「暗殺者」が原作となっており、ボーンが銀行で自分の能力に戸惑ってしまうところ以外は、がっつりオリジナルストーリーになっているそうです。
マット・デイモン自身も本格アクション映画はこれが初めて。
まだあどけなさの残るマットが、その辺の小道具を巧みに使い、次々と刺客をギッタンバッタン倒していき、ヨーロッパ市街地でのカーチェイスや緊張感MAXの茂みの中での射撃シーン、徐々に過去の記憶が明かされていく展開、そしてボーンとCIAの抗争に巻き込まれながらも、次第に惹かれあっていくマリーとの恋模様。
長きに渡り続いているエージェント映画よりもアクションが多いし、主人公の悲哀さに感情移入してしまう一面もあり、エンタメ映画としては非常に満足のいく作品だと思います。
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CIAの女性諜報員パメラ・ランディらは、内部で起きた公金横領事件を調べていたが何者かに襲撃され、関係資料を奪われてしまう。2年前の壮絶な逃走劇から生き延びたジェイソン・ボーンは、恋人マリーと人目を避けて暮らし新しい人生を歩んでいた。そんなボーンをつけ狙う一人の影…。同じ頃、CIA本部ではベルリンの事件で採取した指紋を照合し犯人を特定、そこにはボーンの名が浮上するのだが…。
ここから監督はポール・グリーングラスへと交代し、アクションシーンもカット割りなどを増やしたことで、よりハイスピードで迫力のある映像になっています。
そして、前作では追っ手から逃れながら襲撃をうかがう作品だったのに対し、今作では失ったものへの復讐劇が基本となっています。
そしてここでボーンシリーズには欠かせないパメラランディも登場。
自分の意志を曲げない鉄の女としてボーンの前に立ちはだかります。
キャストを調べていて気づきましたが、ボーンを付けねらう諜報員役は「スタートレック」のマッコイ役で有名なカール・アーバンだったんですね!
当時は気づきもしなかった。
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イギリスの大手新聞にボーンの記事が載る。その担当記者が、CIAの内部告発に基づいて、ボーンを暗殺者に仕立てたトレッドストーンのアップグレードとなる“ブラックブライアー”という計画に関する取材を進めていたのだった。情報を聞いたCIA対テロ極秘調査局長は、ただちに担当記者の監視と尾行を指示。また同じ頃、この新聞を目にしたボーンも記者と接触するのだが…。
正直3作目があると当時思ってませんでしたが、やるなら見るでしょ?
という程度の期待値でした。
でも蓋を開けてみれば、前作で緻密に描かれた脚本やアクションシーンを越える作品に仕上がっており、冒頭の混雑した駅でのハラハラドキドキなシーンからグイグイ引き込まれたのを覚えてます。
そして今まで脇役で全作出演しているニッキーパーソンズとボーンの過去に何かしらあったようなセリフが出てきたことで、今回の新作で明かされることになるだろうとのこと。
てかさぁ、ボーンてマリーといいニッキーといい美人がお好きではないご様子w
これでまた続編製作かと思いきやまさかの降板。
そこで大幅に内容を変更し「ボーンと同一世界に存在する工作員」を主人公にした作品が製作されました。
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ジェイソン・ボーンが“トレッドストーン計画”を暴こうとしていたと同時に極秘計画“アウトカム計画”も同じ事が起きようとしていた。国家調査研究所のリックはプログラムを闇に葬ろうとしたが、工作員”アーロン・クロスは間一髪で逃げ延びる。アーロンは同様に命を狙われた研究者マルタを救い出し、体調の維持に必要な薬を求めてフィリピンのマニラへと向かうのだったが…。
シリーズすべての脚本を担ってきたトニーギルロイが今作で初監督をし、マット・デイモンからヘレミー・レナーへと主役もバトンタッチされました。
「ボーンアルティメイタム」の前後で起こっていたということで、ちょいちょいその映像が使われたり、パメラランディも登場したりすることで、相当CIA内はてんやわんやだったことでしょうwww
そして個人的には工作員ナンバー3役として俺のオスカー・アイザックが出演していることが何より嬉しい。
この作品に関しては、おさらいする必要はないと思うのであまりたいしたことは書いてませんが、より知識を得たい人や世界観に浸りたい人は、ご覧になっていただければと思います。
と長くなってしまいましたが、2000年代を代表するシリーズであり、多々作られていくことで質が落ちていくシリーズものとは違い、回を重ねるごとに成熟していき、面白くなっている作品だと思います。
そんな人気シリーズ3作目から9年ぶりの新作、どれだけすごいアクションシーンがあるのか、ニッキーとの関係は?新たな刺客の強さは?
それでは鑑賞後の感想です!!!
感想
もう自分探しは二の次?
時事問題が目立ったド派手アクション映画!
以下、核心に触れずネタバレします。
前作から感覚開け過ぎた?
まずは率直な感想を。
正直に言うと期待していたほどの内容ではありませんでした。
やっぱりこのシリーズは無敵なボーンが繰り出すアクションを楽しみながら、ずっと自分探しに苦悩し、眉間にシワを寄せる顔を拝みながら感情移入し、その傍らCIAの悪事を内部の人間がボーンの手助けによって真相を暴くという、アクションとサスペンスとボーンの成長が楽しめる作品だったと思うんです。
もちろんあれから9年も経てば、作り手の見方や角度も変わるし、せっかくやるなら挑戦的なものをってんで、全く同じパターンではないのも承知でしたし、
アルティメイタムで半ば完結してるわけですから続編ではなく新章として作るのがベストだったのではないでしょうか。
だから、新たな記憶が蘇るなんてとってつけた筋書きから既に「?」なわけで。
で、その記憶の真相よりも昨今問題とされている、いや既に過去の話?とも捉えられるプライバシーと安全保証の問題を全面に持ってきてしまっているから、ボーンの内面にあまり入っていけずなかなかノれない。
アクションとカメラワークはレベルアップ!
じゃあアクションはどうだろう。
これは今まで以上にてんこ盛りで、ハンドカメラブレブレで、カット数も多い監督お得意のアクションだったわけです。
正直今まで以上に目が回るカメラワークだったように思えます。
特にクライマックスのラスベガスでのカーチェイスはド迫力すぎて、これボーンだっけ?と思ってしまうほど。
前3作のカーチェイスも良かったけど、今回はネオンきらめく夜のラスベガスも手伝って、よりカッコよく撮影されてたように思えます。
何がスゲ〜って、渋滞している車をど真ん中から突っ込んでなぎ倒していくSWAT車を上から乗っかって静止し、見事2台ともカジノがあるホテルへ突っ込んでくというボーンシリーズ史上1番被害の大きなカーチェイスでした。
そして肉弾戦もこれまた手ブレとカット割りのオンパレードで手に汗握るバトル。
今まで雑誌丸めたり手ぬぐい使ったりと、辞書で応戦という
「家にあるものですぐできる!これであなたも一流殺人マシーン!!」
なんて本をだしたら確実にベストセラーになりそうなくらい、よく思いつくボーンでしたが、
今回は下水道に転がってた鍋で応戦!
それで味噌汁よく作るよ!
え?そんな使い方もあるの⁉︎と勉強になりました。
なるか!ww
でもなんか短く感じたし、肉弾戦これだけだったんだよなぁ。
まぁ、刺客がアセットしかいなかったってのも要因ではありますが。
それと今回は終始アクションを軸にした内容にも感じました。
冒頭から地下格闘技、ニッキーとの逃亡劇、ベルリンとロンドンでのCIAとアセットとの攻防、そしてラスベガスでクライマックス。
なんかずーっと戦ってばっかだなぁボーン、と。
もっとボーンが落ち着いたシーンとか前作あったような。
音楽もずーっと緊張感漂わせるものばかりで、アクションばかりだから息がつまりそうでした。
時事ネタがふんだんにありました。
ニッキーがCIAの機密情報をハッキングしたことでパニックになる上層部。
部下が例えで「スノーデン級です!」なんてことの重大さを説明していましたが、これは正に内容通りで、
エドワード・ジョセフ・スノーデンというCIAやNSAに在籍していた局員が、NSAによる個人情報収集の手口を告発したことが大きな問題になりました。
おそらく今作はこの事件を元に脚本が練られていると思われます。
作中でもソーシャルメディアを運営するディープドリーム社のSNSを使って、世界最大の監視システム「アイアンハンド計画」を企てようとするデューイ長官の悪事が描かれている通り、個人情報は守って欲しいけどSNSで気軽に繋がりたいという現代人の隙をついた計画だったわけです。
そしてこの繋がりたいという気持ちをボーンにも与え、ずっと孤独に誰からも見つからずに生活していたボーンに、救いの手を差し伸べることで気持ちが揺らぐという心情も描かれていました。
安全と自由のバランス、繋がりたい気持ちと代償に対し、警鐘を鳴らす意味を込めて描いたと思われます。
他にもギリシャでニッキーと落ち合うボーンのシーンでは、抗議活動が行われており、これも緊縮財政法案に反対するデモ活動を意識した演出だったと思います。
今後どうなる?ボーンシリーズ
ちょっと核心ネタバレになります。
今回パメラランディは出てこないし、
ニッキーは死んじゃうし(てか、過去の恋バナ的展開はないのかよ!)とボーンをサポートしていた人物はいなくなり、
しかも、ボーンをサポートすると見せかけて、踏み台にしようと暗躍するヘザーのしたたかさがラストで見えてきます。
そしてボーンはそんなヘザーからCIAに復帰して、と頼まれることで気持ちが揺らぐわけですが。
ヘザーの思惑がボーンにバレたので、CIAに戻るなんて展開はなさそうですが、次作を作るとしたらボーン対ヘザーという内容になってくるんでしょうか。
そしてさすがにもう忘れてた記憶はないかと。
個人的にはヘザーの野心にパメラが一喝してボーンを再び見守るみたいな流れが希望です。はい。
てなわけで、やはりブランクが開きすぎたのか、久々の続編は内容にのめり込めない割に時事問題とアクションてんこ盛りという、肝心のボーンの内面が薄っぺらいものになってしまっており、期待値の高さ故に残念な感想でありました。
とはいえ、これを機にまたシリーズ化してほしいし、アクションは見て損はない出来だったので是非前作おさらいしてから鑑賞してもらえたらと思います。
というわけで以上!あざっした!!