モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「ブレイブ群青戦記」感想ネタバレあり解説 真剣佑が父・千葉真一と同じ体験しちゃう話。

ブレイブー群青戦記ー

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 昔、「戦国自衛隊」という映画がありまして。

 

戦国自衛隊

戦国自衛隊

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 自衛隊小隊が400年前の戦国時代にタイムスリップしちゃってさぁ大変というお話でして。

アクション監督と主演に千葉真一なので、そりゃもうアクロバットなアクションがてんこ盛りです。濃ゆいです。

 

村の人々と交流を深める者もいれば、クーデターを起こす奴、武将とふんどし一丁で語り合う主人公など、それぞれが戦国時代での生活をそれなりに楽しむ描写も面白いです。

特に主人公はどんどん戦国時代にのめりこんでいく姿として描かれてるのもドラマになっており、友である武将とのクライマックスは熱いです。

 

ザ・角川映画でもある本作は、のちにリメイクされてますが、僕はこっちの方が色々ぶっとんでて好きです。

 

 

今回鑑賞する作品は、この「戦国自衛隊」の主演を演じた千葉真一の息子が、父と同じ運命をたどるのか!?という奇跡の映画ww

そうです、戦国時代にタイムスリップしてしまうスポーツ特待生たちのお話。

 

製作陣は100%意識してのキャスティングだと思うけど、コミック原作だからリンクとか続きとかではないよね…w

早速鑑賞してまいりました!!

 

 

 

 

作品情報

2017年まで週刊ヤングジャンプにて連載されていた笠原真樹原作の「群青戦記 グンジョーセンキ」を、「踊る大捜査線」の監督によって実写映画化。

 

全国屈指のスポーツ強豪校の生徒たちが、突然戦国時代にタイムスリップ。

部活で培った武器や特技で戦国の世に身を投じていく。

 

 ハリウッド映画にも出演し、日本映画でも大作が控えている若手俳優筆頭をメインに、今後の期待が注目出される俳優女優陣らが共演。

彼らを見守るように演技派の中堅俳優が脇を固める。

 

様々な部活動において全国大会レベルの学生たちが、戦国武将相手にどんなバトルを見せるのか。

また命を懸ける過酷な環境の中で、彼らはどんな選択を強いられ決断し、成長を遂げていくのかといった青春要素も描かれていく。

 

果たして彼らは天下分け目の戦いを制し、一変した日常から抜け出すことができるのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

退屈な授業と、常勝を義務付けられた部活。
“その日”は、彼らにとっていつもと同じ学校生活だった。

 

自分に自信が持てない弓道部の西野蒼(新田真剣佑)は、部活にも力が入らないでいて、幼なじみの瀬野遥(山崎紘菜)と松本考太(鈴木伸之)も、そんな蒼のことを気にかけていた。

 

いつもと変わらない日々の中だったが、一本の雷が校庭に落ちて、彼らの日常が一変する。

 

学校の外の見慣れた風景は、見渡す限りの野原となり、校内には刀を持った野武士が襲来して、学校生徒はパニックに!

 

次々と生徒が倒れていく中、歴史オタクの蒼は、学校がまるごと戦国時代、かの有名な「桶狭間の戦い」の直前までタイムスリップしてしまったことに気付く。

 

果たして彼らは戦国時代を生き抜いて、平和な現代に戻ることができるのか?!

 

いま、歴史上で決して語られることのなかった、前代未聞の高校生アスリートVS戦国武将による戦いが始まる!(HPより抜粋)

 

youtu.be

 

 

 

 

監督

本作を手掛けるのは、本広克行

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踊る大捜査線」、「亜人」でおなじみの本広さん。

モンキー的には「曇天に笑う」以来の作品鑑賞になります。

 

www.monkey1119.com

 え~、要するに、不安ですw

 

 本作の製作に関して監督は、演者に伏線を張るような芝居をするよう指示をしたり、自宅を開放してスタッフやキャストを招いてコミュニケーションの場を設けたりなど、脚本通りではなく役者に考えてもらうスタイルで臨んだとのこと。

 

また裏テーマとして若いキャスト陣へ「継承していく」ことを挙げたり、亡くなられた三浦春馬さんが主演の新田真剣佑に刀を渡したシーンが印象的など、今くすぶっている若い演者、スタッフが次の一歩を踏めるように、監督自身が橋渡しのような役目を担えたらとおっしゃっています。

cinema.co.jp

 

 

 

登場人物紹介

  • 西野蒼(新田真剣佑)・・弓道部。弓道のみならず、運動において驚異的なポテンシャルを持つが、大会や優勝には興味がない。引っ込み思案で歴史オタク。

 

  • 瀬野遥(山崎紘菜)…弓道部。全国弓道選抜大会個人4位。蒼、考太とは幼馴染。男勝りな性格で、消極的な蒼をもどかしく思っている。

 

  • 松本考太(鈴木伸之)…剣道部。全国剣道選抜大会個人優勝。剣道部主将で、リーダーシップがあり、幼馴染の蒼と遥を引っ張っていく存在。

 

  • 吉元萬次郎(濱田龍臣)…科学部。国際科学オリンピック金メダル。頭脳明晰だが、性格に難あり。科学の知識を生かして救出作戦に加わる。

 

  • 黒川敏晃(鈴木仁)…ボクシング部。ライト級・インターハイ優勝。普段はクールキャラだが、彼女の前では弱い。目の前で彼女を織田軍にさらわれてしまう。

 

  • 相良煉(福山翔太)…空手部。選抜大会個人空手優勝。全身狂気を自任する。空手バカ。単細胞で好戦的な性格。

 

  • 成瀬勇太(飯島寛騎)…フェンシング部。インターハイサーブル準優勝。エペの専門家で、❝超❞がつくほどのナルシストで、常に前髪が気になる。

 

  • 高橋鉄男(長田拓郎)…アメリカンフットボール部。選手権大会優勝。雨アメフト部主将。猪突猛進で熱い男。好きな言葉は「全身あるのみ」

 

  • 藤岡由起夫(足立英)・・・野球部。甲子園ベスト4。バッテリーを組んでた相手を助けるため、救出隊に参加。一人だけ涙もろい。

 

  • 不破瑠衣(渡邉圭祐)…蒼たちに先駆けて戦国時代にタイムスリップしていた先輩。歴史の操作を目論む。

 

  • 鈴木あさみ(水谷果穂)…部活無所属。スポーツ科学研究クラス。織田軍に人質としてさらわれてしまう。黒川の彼女。

 

  • 今井慶子(宮下かな子)…薙刀部。校内に侵入してきた織田軍と果敢に戦うも、人質としてさらわれてしまう。

 

  • 佐野亮(市川知宏)…アメリカフットボール部。アメフト部副主将で、鉄男の親友。高校に織田軍が来た際に、人質としてさらわれてしまう。

 

  • 小暮サトシ(草野大成)…特進クラス。学校に残り、タイムスリップした原因を調べる。

 

  • 木下藤吉郎(池田純矢)…織田信長軍に仕える足軽。単なる槍持ちだがその未来は。

 

  • 本多正信(高橋光臣)…家康に仕える武将。後世、江戸期までの家康の側近として活躍した。

 

  • 徳川家康(三浦春馬)…織田軍に囚われた仲間を救出しに行く蒼を導く存在。

 

  • 織田信長(松山ケンイチ)…天下統一を果たす最強の戦国武将。戦国時代に現れた星徳学院に攻め込む。(以上HPより)

 

 

 

 

 

 

 

 

随分と登場人物が多いせいか、一人一人に見せ場が果たしてあるのかどうか。

何より武将と絆を深める主人公って、まんま戦国自衛隊で熱い…w

あの通りいかないと思うけどw

ここから鑑賞後の感想です!!

 

感想

思っていた以上に戦国自衛隊じゃねえかw

自分を信じること、仲間のために命を懸けること。

一所懸命って意味知ってるか!!

以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思ってた以上にグロい。

学校ごとタイムスリップして桶狭間の戦い直前の戦国時代へとやってきてしまったアスリート高校生たちが、囚われた仲間を救出するために命をかけて戦い抜く姿を、知力と体力と部活動で培った特技を活かした現代的戦術で奇襲し攻略するアイディアや、自分自身の力を全く信じない主人公が後の徳川家康との出会いを通じて成長していく姿といった青春要素を盛り込むことで、今の若者たちに訴える「部活ってすごいぞ!」映画であると共に、新田真剣佑がこんなにも親父主演作と同じ道を歩むなんて!という驚きと笑いがこみ上げてしまった、なかなかのお話でございました。

 

 

正直かなり期待値低めでしたが、意外と楽しめはしました。

この手の映画ならどうせ誰も死なずにみんな現代に戻って普段の生活を取り戻し、これまで以上に部活動に精を出す、そんなオチだろうと思ったら大間違い。

 

一種のファンタジーとして片づける強引さを秘めていたものの、歴史を元に戻すための措置としてのオチは納得ですし、何よりグロいのなんの。

 

 

冒頭、謎の高校生が屋上から飛び降り失踪してしまう事件の1年後から始まり、赤く染まった生ぬるい雨の後、亡霊のような武士たちが高校生に襲いかかることで、阿鼻叫喚の地獄絵図と化してしまう殺戮描写!!

 

サッカー部の生徒は何かのドッキリと思ったのか、油断しまくりの中腹をぶっ刺され、周りの女子マネージャーも同様逃げ遅れたせいでザクザク切り刻まれる。

 

校内に侵入した武士たちは誰彼構わず殺しまくるんですね~。

先生も背中を斬られて血が噴き出してましたし、女子生徒はトロフィーが飾られているガラスケースに思いっきり投げ飛ばされて即死状態。

斬られている生徒を面白半分でスマホで動画撮影していた男子生徒も、その指を刀で斬られジエンドと、始まって10分足らずでホラー映画です。

 

どんどん死んでいく同級生たち。

そりゃ我々生死を賭けた戦いなどしたこともない現代っ子ですから、いざ甲冑背負って刀振り回すような奴らが現れたら、怖気づいて逃げるか腰ぬかすしかありません。

 

恐らく校内のほとんどがものの見事に殺されてしまったことでしょう。

後にグラウンドに映し出される埋葬された墓の数を見れば一目瞭然です。

 

 

僕は仮に死んだとしても歴史を修復すればみんな元に戻るだろうと考えてましたが、そんな甘っちょろい結末なんかではなかったことに一本取られてしまいました。

思った以上に人が死ぬことも、思った以上に血が飛び散ることも含めて。

 

思った以上にアスリート高校生強い。

皆がどんどん命を落としてしまう中、一部の高校生たちは悲しみを隠しながら目の前の敵からの猛攻を、自分たちがこれまで培ってきた能力で抗っていきます。

 

剣道部の考太は、竹刀で相手のスキを突いて対処し、野球部の面々、特にピッチャーの子は肩の痛みを抱えながらも何度も剛速球を投げ、他の部員は金属バットで応酬。

 

アメフト部は鍛え抜かれたガタイでタックルを繰り返し、空手やボクシング部員は肉弾戦で武士たちをノックアウト。

 

フェンシング部員は西洋スポーツのステップを活かしてフットワークを作り相手の胸めがけてクリティカルヒット。

 

そして主人公の蒼は弓道部ということで離れた位置から相手の急所めがけて矢を放・・・てません。

ビビってます。

だから幼馴染の遥が意を決して矢を放つシーンが描かれています。

 

 

そう、蒼は運動神経抜群であるにもかかわらず、部活で何かを成し遂げようという気が全くないという闘志の欠けた男なのであります。

この物語においては悪い意味でリアリストとして序盤は描かれているので、お前もビビってねえでみんなに加勢しろや!と憤りたくなります。

 

 

序盤は急襲ということもあって、とにかく目の前の出来事を対処しようとクローズZEROばりにがむしゃらに戦う姿が印象的です。

 

 

しかし後半、織田領の丸根砦で人質となってしまった生徒たちを救出するため先陣をきることになったアスリート高校生たちは、歴史オタクでもある蒼のたてた作戦で、得意分野をフル活用して攻めるのであります。

 

先陣は野球部とアメフト部。

国際科学オリンピック金メダルを誇る科学部の萬次郎と、特進クラスらが完成させたアメフト用ボール爆弾を蹴飛ばし放り投げ奇襲を計り、しっかり油を塗った野球ボールに火をつけバッティング練習に見立てた野球火炎弾で、相手を一網打尽にしていきます。

 

敵がそちらに目を向けているところを狙って裏側から侵入した空手部主将とフェンシング部の貴公子は、得意の剣術と全身狂気の異名を誇る全力空手で敵を粉砕。

互いに「空手バカ」と「前髪バカ」としていがみ合ってきた二人が、ここで見事なコンビプレーを魅せる勇姿は、二人の顛末込みで美しいと言えるでしょう。

 

 

蒼と萬次郎、ボクシング部の男子は、別の入り口から一気に駆け上がります。

萬次郎特製のドローン機を使って、上空から現状を把握。

覚醒した蒼の見事な弓さばきで敵を一発で仕留めれば、ライト級王者の黒川は、持ち前のスピードを活かして、相手の攻撃をどんどんかわしわき腹や顔めがけて重いパンチをお見舞いし前進。

 

戦国時代にはボクシングもフェンシングも野球もアメフトもない。

先の時代から来た謎の集団という未知の部分を利用した奇襲作戦は、見事に敵を脅かした結果となっていきます。

 

思ってた以上に熱い。

ヘタレ感の強い蒼とは対照的に、幼馴染の考太や遥は強気な姿勢。

この状況を変えるには自分たちで切り開かなければならないことを十分理解しているので、友達が死んだことに悲しんでいる子たちの肩を叩き、共に戦ってくれる仲間には鼓舞をする。

 

その光景を見てもまだ何をしたらいいかわからないでいる蒼は、後の徳川家康である元康からたくさんのアドバイスをもらうことで、今自分に何ができるかを自問自答していくんですね。

 

一生懸命何かをやることが苦手であることを吐露した蒼には、「一生懸命?一所懸命ではないのか?一つの所業に対して命を懸けること。それがわしの使命であり運命じゃ」。

仲間を守ることが自身の一所懸命であることを少しずつ理解した蒼は、考太とともに先陣に加わっていきます。

 

また、道中での奇襲によって命を落としてしまった考太が眠る墓の前では、悲しみに暮れる蒼に向かって「先の世は、一人の人を思って泣くことができる未来になっているのだな」と語り、一刻も早く戦国の世を終わらせ、民に平和をもたらすことが運命だと語る元康から、再び仲間を守ることの大切さや自分を信じて武器を手にし立ち向かうことの覚悟を教わっていきます。

 

蒼と元康の掛け合いは、正に真剣佑の親父である千葉真一主演の「戦国自衛隊」の伊庭と景虎とのブラザーフッド感に似ていてグッときます。

さすがにふんどし一丁で夢を語るようなマッチョな描写はありませんが、監督が裏テーマとして掲げていた「継承」ととれる絆の深め方。

 

特にお墓に刺さっていた考太が使っていた木刀を手渡す瞬間は、亡くなった三浦春馬から後輩俳優に向けた次世代へのバトンが手渡されたシーンとして解釈できるなぁと感慨深くなるんですよね。

 

現実とどこか地続きにも見えた2人の関係性は後半以降も強く描かれているので、思った以上に胸アツです。

 

ツッコミどころはもちろんあります。

これだけ思ってた以上に見どころのあった作品ですが、やっぱり変だよなぁという部分も多々あるわけでしてw

 

今回どうやって現代に変えるのかを、まさかの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」方式で帰るという作戦。

 

後者の中庭にある大きな岩を中心に学校全体がゼロ磁場になっていることを突き止めた特進クラスの生徒たちは、ここに雷を落とせば帰れることを気付きます。

歴史の教科書を引っ張り出して、いつ雷が落ちるのかを推測して時間を計算するんでんすが、え?今の教科書って天候まで記載されてるの?と疑問。

 

見落としたかもしれないんですが、幾らなんでもそれは都合が良すぎるんでないかい?と思った瞬間でありました。

 

 

また、1年前に歴史を改ざんして世界を変えようと目論む不破先輩ですが、一体どうやって信長に仕えるようになったのか。

きっと彼も蒼と同様歴史オタクで、色々情報をインプットしたり参考資料を持っていって未来を教え取り繕ったのでしょう。

 

それは良いとして、何故1年後に後輩たちがやってくるのかの説明は特になく、寧ろ何のために主人公たちをおびき寄せたのかも疑問です。

 

 

他にも様々な部活動の強豪たちが登場しますが、もっと良い戦い方はなかったのか。

基本的には体力の限りを尽くしての消耗戦ばかりで、幾らなんでもそれは捨て観すぎるし無謀だろと思える戦い方ばかりなんですよね。

長槍持ってる下っ端兵隊たちに体当たりでぶつかるアメフト部だったり、ひたすら野球ボール投げる野球部員たちも、近距離戦は効果がなかったりするわけで。

 

例えばですよ、砦まで持っていくのが不可能ではあるけれどピッチングマシーンとか使って戦うといった機械に頼る戦法だってあったろうにと。

 

あと文化部が少なすぎますよね。

それこそ戦国時代なのだから「軍師」といえるような賢い子たちを登場させて、本物の戦をしかけるなんて描写もあって良かったと思うんですよ。

囲碁将棋部の子とかが色々作戦立てて仕掛けるなんてのもアリじゃないですかね。

そこを歴史オタクってだけで蒼が持っていってしまうのは、非常にもったいない。

 

また、可笑しすぎることは承知の上で吹奏楽部に応援歌を演奏してもらうとか、チアリーディング部に踊ってもらうといった、全国大会さながらの光景とかあったら案外バカ面白くなると思うんですよね。

リアリティなさすぎですけどw

 

天候を調べるのだって天文部がいれば恐らく推測できたりするんじゃないでしょうか。

他にも新聞部が、歴史上の人物に取材を試みるとか。

ふざけ半分に提案してますけど、意外と面白くなると思うんですよね~w

 

要は体育系の部活動ばかりが活躍しては命を落とすことばかりなので、本作で体育系も文科系もすごいんだぞ!って内容にしたら、部活動肯定映画としてそこそこの価値はあったのではないかと。

一応スポーツ強豪校って設定だからこういうカタチになったってのは理解できるんですけどね。

 

 

また、今川勢はなんで武器も防具もない高校生たちをほぼ丸裸で先陣をきれと言ったのか。

いくらなんでもそれは無謀ですよ。

高校生たちは剣道の防具とかで身を固めて挑んでましたけど、元康に言えばよかったのになぁって。

あの・・・すいません、その甲冑と槍を貸していただけますでしょうか…一応僕らスポーツ強豪校の生徒なんで体力には・・・そこそこ自信があるんですけど…向こうは凶器持ってるんで、さすがにこの格好じゃ、すぐ殺されかねないっていうか…

 

みたいなw

 

元康も武器防具貸さなかったことは、計算内だったりするのかな。

砦の裏側からやってきて美味しいところ全部もってっちゃうことから、ハナッから捨て駒だったようにも思えるんですけどね・・・。

 

 

あとはあれですね、無事帰還した生徒たちにはいつもの日常感が出てましたが、あれだけ大勢の生徒が死んで、そんなほのぼのとして終わりとか嘘だろ!と。

普通にワイドショーで取り上げるくらいの話題ですし、親とか黙ってないでしょw

 

スポーツ強豪校だからきっと私立だろうし、その後の全国大会とかボロ負けだろうし、生徒が大量にいなくなったんだから運営面も大変なんじゃないですかね~。

タイムスリップしてたくさん殺された高校なわけだから、生徒募集しても来ねえだろうし。

 

 

 

最後に

冒頭から「戦国自衛隊」をちょこちょこ出しての感想ですけど、恐らく本作を見た方は、真剣佑のお父さんが戦国時代にタイムスリップして戦乱の世に身を投じていく物語を見てない方がたくさんいらっしゃると思うんですよ。

 

マジでそっちとセットで楽しんでほしいなぁと。

結末までそっくりですからw

そして荒唐無稽ですからw

 

てかね、真剣佑も監督も絶対「戦国自衛隊」は意識してたんじゃないかな。

キャスティングの時点できっと思い浮かんでたはずですよ。

そこを一切語らないのがおかしすぎるw

 

お父さんの方はどんどんギラついていくんですけど、息子の方はどちらかというと静かな闘志というか今の子っぽい生ぬるさがまだ漂ってたかなぁ。

向こうは必死なはずなんで、それと同等の覚悟ってのが今回高校生たちからはあまり感じられなかったのが残念でしたかね~。

 

命張ってましたけども、死ぬ気で捨て身になって挑むのなら、武者震いするとか常軌を逸した狂いっぷりとかって姿を見せていいと思うんですよ。

アメフト部の主将が「おふくろのからあげ世界一うまかったよって伝えといてくれ」っていうんじゃなくて、死に際にそれを言う方がグッとくるし、何より全員が理解が早すぎるし、俺らなら仲間を救えるって浅はかすぎるんですよね。

気持ちがもっと戸惑う奴らいっぱいいていいと思うんですよ。

 

そこはなんか戦争映画を見習ってみるとかあって良かったかなぁと。

 

きっとこれが昭和に作られた映画なら、下っ端兵隊たちに犯されてしまったあげく斬り殺されてしまった女子生徒とかのシーン入れてたよなぁ…。

 

とはいえ、低い期待値で臨んだ分楽しめた箇所は沢山ありましたよ、という報告でしたw

というわけで以上!あざっしたっ!!

満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10