モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「フォルトゥナの瞳」感想ネタバレあり解説 慎ちゃんの行動にピーター・パーカーを見た。

フォルトゥナの瞳

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死を目前にした人が透けて見えてしまう」という特異体質な男。

もう呪いでしかなくないですか?

その能力があったとして、一体何が得なのか。

ちょっと考えてみましょう。

 

  •  周りの人が一気に透けて見えたら確実に災害レベルなので、一足早く逃げられる。

あ~ね、これは便利だよね。屋内にいる人たちが全員急に透けてきたら、地震か火事だもんね。

これはアリ。

  • 「デスノート」ごっこができる。

目の前の人が透けてきたら、すかさずノートを出し、テキトーに名前書くと、その人が死ぬ。プチ夜神月の完成ですね。リュークいなくてもおっけーだ。

  • ちょっとした預言者になれる。

名前売って番組に出て生放送に出演。街頭カメラから歩行人たちを覗き「あ、あの人もうすぐ死にます」というと見事的中。それ以降TVに呼ばれなくなる。

  • 患者がいっぱいいる病院で活躍。

ベッドが足りない、そんなときはまずフォルトゥナの彼に相談。もうすぐ死が近づいている人をピックアップし、予定日を立てられることで、ベッドの空き状況がすぐ確認できる、

 

全然得しねーし、むしろ不謹慎ですね。すいません。

 

とにかくそんな力を持ってしまった主人公の恋人が透けてきちゃったよ、どうしようというちょっとSFチックなヒューマンラブストーリーが公開です。

一体この能力で、どうやって彼女の運命を変えるのか。

早速鑑賞してまいりました!!!

 

作品情報

 

永遠の0」、「海賊とよばれた男」の百田直樹原作の同名小説を、若い男女の切なく淡い恋愛模様や飛び切りの笑顔や涙といった輝かしい青春の1ページを、演者の表情をクローズアップした映像や、陽の光を巧みに使うことで永遠の一瞬を演出する青春映画の名匠・三木孝浩によって映像化。

 

運命の女神“フォルトゥナ”の瞳を持つ者には「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。

その「運命が見える」力を持ってしまった男と、“死の運命”に導かれようとする女が織り成す、心震えるラブストーリーです。

 

 

あらすじ

 

幼少期に飛行機事故で家族を失った【木山慎一郎】(神木隆之介)は、友人も恋人も作らず仕事のみに生きてきた。

 

しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」―フォルトゥナの瞳―を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。

 

自分の力に苦悩する日々の中、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】(有村架純)に出会う。

明るく、自分に夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、孤独だった慎一郎の人生に初めて彩りが生まれる。

 

互いに惹かれ合った2人は幸せな日々を過ごしていくが、それもつかの間、突然街ゆく人々が次々と透け始めてしまう。

そして、ついには葵までもが― 

 

「人は朝起きてから夜寝るまで9000回何かを選択している―」(劇中より)

 

愛する人の“死の運命”が見えた時、慎一郎は何を選択するのか。心震えるラストが待ち受ける―(HPより抜粋)

youtu.be

 

 

 

 

 

監督

今作を手がけるのは三木孝浩。

 

三木監督といえば、近年の青春恋愛映画を語るに欠かせない人物でしょう。

 

坂道のアポロン」で僕は、終盤で描かれた体育館でのジャズセッションに涙止まりませんでしたね。

ほかにも「先生!」では、女子高生が先生に恋する、いわゆる禁断のラブストーリーですが、世間の目とかコンプラとかそれ以前に、人が人を好きになるということだけを抽出することで、まじりっけのない爽やかな青春恋愛映画に仕上げた彼の力は凄いなと感じた1本でした。

 

監督に関してはこちらをどうぞ。

 

www.monkey1119.com

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キャスト

フォルトゥナの瞳を持った主人公・木山慎一郎を演じるのは、神木隆之介。f:id:monkey1119:20190130140652j:plain

 「桐島、部活やめるってよ」とか「バクマン。」とか「TOO YOUNG TO DIE/若くして死ぬ」とか制服ばかり着ている役柄が多く、ずっと少年のイメージが付きまとう彼ですが、もう立派な青年なんですよね

ラブストーリーの一つや二つやってもいいんですよ。

今回初めてなんじゃないですか?恋愛モノ。

一応声優で「君の名は。」とかやってますけどね。

 

そんな彼の代表作をサクッとご紹介。

子役から芸能界で活躍する彼は、悪役レスラーの父と、そんな父が嫌いな息子が衝突しながらも絆を結んでいく「お父さんのバックドロップ」で映画デビュー。

妖怪たちと力を合わせて人類滅亡をもくろむ謎の魔人に立ち向かう冒険ファンタジー「妖怪大戦争」では12歳にして初の主演を務めます。

TVドラマやアニメ映画での声優としても活躍し、人気子役から人気俳優として着実にキャリアアップしていきます。

 

その後は、バレー部のエースが突然退部したことで、スクールカーストが崩れていく青春群像劇「桐島、部活やめるってよ」に出演し、見事日本アカデミー賞作品賞を獲得。

かつて“人斬り抜刀斎”とよばれるも、不殺の誓いを立て平穏に暮らしていた男に、新たな試練が立ちはだかる、人気コミック内最高のエピソードを映画化した「るろうに剣心/京都大火編」と「伝説の最期編」では、見事なアクションを披露。

様々な孤独の中、史上5番目の若さでプロ棋士となった主人公の困難を乗り越えて成長していく姿を、彼を支える3人姉妹家族の温かな交流を交えて描かれた青春ドラマ「3月のライオン」は前後編2部作で主演を務めるなど、名実共に俳優として目覚しい活躍を続けております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他のキャストはこんな感じ。

慎一郎の恋人・桐生 葵役に「ストロボ・エッジ」、「コーヒーが冷めないうちに」の有村架純。

慎一郎の同僚・金田大輝役に、「探偵はBARにいる3」、「帝一の國」の志尊淳

慎一郎の勤める職場の客・宇津井和幸役に、「ニセコイ」、「嘘を愛する女」のDAIGO

慎一郎のかつての同僚・植松真理子役に、「青空エール」の松井愛莉

慎一郎の主治医・黒川武雄役に、「響HIBIKI」、「オーバーフェンス」の北村有起哉

慎一郎の勤め先の社長の奥さん・遠藤美津子役に、「三度目の殺人」、「いぬやしき」の斎藤由貴

慎一郎の勤め先の社長・遠藤哲也役に、「グッドモーニングショー」、「サバイバルファミリー」の時任三郎などが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

 

お話の結末は正直予想できてしまうような部分もありますが、2人が紡いでいく関係性を監督ならではの画のタッチでキュンキュンさせてほしいなと思っております。

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

感想

色々不可思議な点を不可思議にさせずに説得させる監督の力が見事に発揮されたステキなラブストーリーですよこれ。

そしてこれもうピーターパーカーだよね。

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命とは選択の連続で導かれる。

幼少時の飛行機事故がトラウマとなり心を閉ざし自分で選択することを避けてきた主人公が、運命の女神によって授かった特殊能力に戸惑いながらも、本当に守りたいものを見つけ命を削りながらも奔走していく姿を、監督得意の光眩しい映像や行間から感じられる男女の距離感を巧みに演出させることで、SFチックに感じさせずよどみのない純粋なラブストーリーへと昇華させた非常に素敵な作品でございました。

 

 

 

主人公の木山は、簡単でもあり時に困難にもなり得る選択を自ら決めることができなかった。

事故によって心を閉ざした彼はガレージ工場の社長に拾われかわいがられ、その恩を感じながら仕事に没頭する。しかし社長の目からは彼が時間の空白を埋めるための作業のようにしか感じられなかった。

未来ある若者ならもっと人生を謳歌してほしい、そんな思いがあったように思う。

過去に木山は自分を密かに思ってくれる女性がいた。

しかし彼女の思いを知りながらも引き留めることができず、彼女は別の男の元へ。

もしあの時自分が引き留めていれば、彼女は別の未来を歩んでいたのかもしれない。

 

そんな常に自分の選択ミスに後ろめたさを感じながらひっそりと人生を過ごしていた彼に異変が生じる。

それは死を目前にした人の身体が透けて見える現象。

 目の前で人が死んでいく姿を見て再び飛行機事故のトラウマが蘇るが、ひょんなことから行為を寄せるようになった女性・葵の手が透けてたことを機に、木山は能力を使い相手の運命を変えることを決断していく。

その姿はこれまで塞ぎ込んでいた彼の人生を変えるほどの転機だった。

 

「人間は朝起きて夜眠るまでおよそ9000回も選択をしている」

朝先にコーヒーを飲むか歯を磨くか、から、どの順に食事を摂るか、どっちの靴から履くか、何時の電車のどの車両のどの席に座るか、どの順に仕事をこなし昼食に何を食べるか、退社して誰と何をするかそれとも一人まっすぐ帰って何をするか、そして何時に寝るか。

気が付かないうちに我々は様々な選択をして1日を終え、再び朝になれば選択の連続をし日々を過ごしている。

その中でどんな人間と出会い関わり親密になっていくか。

 

そして現在。今そこに立っている自分は決して運命によって導かれたのではなく、自らが数多ある選択を決断した結果に過ぎない。

誰かに流されたとしてもそれは自身の決断によってたどり着いた今で、決して運命なんかではない。

 

しかしこの物語は運命めいたものに魅せるように描いている。

木山が葵と出会ったのも選択を重ねてたどり着いた場所であるが、逆を言えば運命めいたものなのだ。

その意味は核心に触れるので伏せるが、運が導いたわけでもなく、星のめぐりあわせでもなく、神様が出会わせるための少しの猶予を与えたことによってできた宿命ともいうべきか。

映画を見終えた後そう感じる人も多い気がする。

 

 

話を元に戻して。彼女をどのように思い優先順位を考え、彼女に思いを打ち明け共に生きていくか、それは自身の選択と決断次第なのだ。

そして徐々に体が透けてしまう葵を見て決断する。

彼女に定められてしまった運命を変えようと。

初めて木山は未来を将来を選択するのだ。

それを運命と宿命と感じ決断し行動する。

 

しかしこの能力には「代償」が伴う。

他人の運命を変えるとその分自分の心臓を苦しめてしまう。

自分の寿命を縮めてまで他人の運命を変える、命を救うことは果たして意味があるのか、それによって命を落としたとしても誰も感謝などしない、虚しいだけだ。

そんな人生でいいのか、そんなことを主治医から窘められる木山。

結果狭心症にまで悪化してしまった木山は、能力によって他人の身体が透けていても観て見ぬふりをするようになる。

顧客の死を見てしまうまでは。

 

 

もはやスパイダーマンの心意気。

他人と関わることを避け、干渉されずに生きていくことが当たり前になっていく世の中。

木山もそんな人生を送っていたが、誰かのために命を削ってでも守ることに初めて生きる悦びを感じた姿を見て、今の世の中に必要なことなんじゃないかと大袈裟ながらに感じる。

 

目の前で死ぬとわかっている人を自分だけが分かっていて、それを黙って見過ごすことなど出来ない。

もし自分があの飛行機事故で生かされた身であるならば、その意味とは何なのか。

もしかしたらこの能力を誰かのために使うことなのではないか。

そして好きになった女性を守るためなのではないか。

それを受け入れた木山の行動に、真っ直ぐな瞳に、大きな覚悟に非常に感銘を受けた。

 

誰かを愛することというのは自分を犠牲にしてでも守る覚悟を持つということとイコールだと思う。

 

 

あ~~~ダメ、ダメだ。

また断定的に書くといつものように収集つかない。カッコつけるのヤメた!!

 

え~フォルトゥナの瞳、僕としては意外にもいい映画だと思います。

観ていて思ったのはですね、木山君完全にスパイダーマンと同じですよこれ。

だって特殊能力に目覚めて、その力を使って彼女を守ろうと、例えこの身がどうなろうとも、そして彼女と一緒に市民も救っちゃおうと。

親愛なる隣人になりますよ!って。

名セリフ言っちゃっていいですか?

まさにこの映画「大いなる力には大いなる責任が伴う」ですよ。

 

最初は葵に、次に社長の運命を変えたことで、誰かの命が救え初めて生きた心地がするわけです。でもその代償はものすごく大きく自分の命にかかわってくる。

じゃあしょうがない、今こうして葵と幸せな日々を送ることが俺の人生の生きる意味だもんなぁ、と思ったらやっぱり自分に近しい人物の死を解っていながら無視したらもう心が折れそうだ!

という感じで力を持つ者の使命を理解するんですよ。

俺があの時死ななかったのはこういうことだったのか神さま!オッケー、自分の幸せのためになんかにこの命を費やさない、誰かのために生きるんだ!

ってことで、保育園の園児に急に近寄ったりそれを変質者扱いされ通報されたりしても関係ない!俺は間違ったことをしてない!これは命を救う者の障害だ!と割りきって、まさかの「スパイダーマン2」の名シーンの一つである電車を止めるという行動に出るのです。

 

観ている最中なんとなくピーターみてぇだなぁこいつ、と思いながら見てたら、まさか電車を止めてみんなを救うなんてシーンが出てくるとは思ってもみなかったですよ。

 

屈折した見方かもしれませんが、結構類似してるよなぁと。

 

ツッコミどころは多いけども。

そんなヒーロー映画、じゃねえや、自分の使命を受け入れ大事な人を守るSFラブストーリーですが、これかなりツッコミどころ多かったですよね~。

 

同僚が顧客の車勝手に使って怒られて逆切れして解雇して、逆恨みで社長を闇討ち未遂までしてるのに、木山の直談判でお咎めなしって!

とか。

個人情報を扱う携帯ショップに勤めてるのに、それを私用で閲覧して木山の居所突き止めちゃう葵のあまりにも大それた行動!しかも自分でツッコんじゃう辺りwかわいいいからってそれはいかんだろう!

ま、まぁ?オレが木山でも全然許すけどね。

とか。

死を目前にした人の姿が透けて見える割には目前って時間が凄くあいまいで、すぐだったり何日か後だったりかその辺のさじ加減が大雑把で、実際朝7時30分の電車がなぜ翌々日の朝に事故を起こすって特定できたのか、それに加え保育園の園児たちはその電車でなく別の事故で命を落としてしまう可能性だって考えられるのに、なぜそこまで特定できてしまうのか、もっと言えば発射寸前の電車に接触すればあんな踏切に入ってまで止める必要もなく、大事にならずに済んだかもしれないのに、などなど粗は挙げたらキリがありません。

 

でも!でもだよ!

そこに至るまでの過程然り、木山と葵の超絶幸せな生活とか、ガレージ工場で心を入れ替えた金田の心意気とか、そういうのを監督が丁寧に描いてるのすごくいいじゃん!て観てて思うんですよ。

粗やツッコミはあるけど、それを気にさせないように大袈裟にさせないようにサラッと流しちゃう作りが巧いんですよ、監督の映画って

例えば「先生!」って映画あったでしょう、女子高生が先生好きになっちゃうやつ。

あれも普通アウトなお話ですよ、でも夢見せてくれるんですよ、映像で。おかしいと思わせないようにうまく作ってるんですよ。

監督ってそういうのホント上手だなぁと。

 

人間の嫌な部分とか決して見せずに、ピュアな面だけを描くんですよ監督の映画って。

基本好青年で好女性(そんな言葉ねえか)が出て、純情可憐に素直な気持ちで綴るんですよね。

これがホントこの映画のいいところですよ。

 

でね、僕が好きなシーンは、木山と葵がでファミリーの微笑ましい光景を見ながらピクニックしてるシーン。

休日の昼間にビール片手にちょっとほろ酔い気分でいる葵と、ファミリーの光景を見て自分の過去を憂う木山。

ここで木山のドアップが映るんですけど、後ろでバドミントンしている人をぼかしてカメラに収めてるんですよ。

これを挿入することで、結構重めの話が若干軽くなるのと、カメラが後ろで動いている人を撮っていることで紙芝居みたいな止まっただけの映像になってないんですよね。

普通なら顔だけ収めればいいのにあえて後ろの人をぼかして入れてるのにはちゃんと意図があるんですよ。

その後も二人の後ろ姿を撮っているシーンがあります。ここで未来予想図を語るんですけど、ちゃんとぼかして彼らが見ているファミリーを入れている。

そうすることで彼らの心境だったり距離感だったりを、セリフだけでなく視覚で表現してるんですね。

 

もっというとここ、葵が木山の方に寄り添ってるんです。

木山は体育座りのままですが、葵は深刻な彼に寄り添うかのように手をついている。

こういう演出、大事ですよ。

まだいうとですよ、このシーン結構間が多いんです。でもその間って緊張からの間でなく、幸せな二人の間にあるごく自然な会話で発生する間なんですよね。

こういう演出、大事ですよ。

極めつけはラストシーン、葵が木山の机に入っていたものを掲げ涙を浮かべる表情を、木漏れ日で神々しく美しく映す。

これ三木マジックです!彼の作品では必ずあります。思わずキターッ!って心で叫びましたw

こういう演出、大事ですよ。

 

 

最後に

SF要素強めの設定ながら、純粋な恋愛を重ねていく二人のラブストーリーに仕上げていく監督の腕はホントすごいなと感心しながら見終えました。

途中、二人のデート映像がダイジェストで流れる時に主題歌を担当したワンオクの歌が流れるんですけどめちゃめちゃよくて。

ぶっちゃけ俺ワンオク好きじゃないんですけど、この歌はちょっと特別な歌になりそう。

 

あとどうでもいいけど、神木君も架純ちゃんもauのCMに出てるからやっぱり出会いの場所はauっていうw

ちゃっかり斉藤由貴もいたし。スポンサーは大事ですな。

 

そしてラストは物語の真相が明かされます。これ知っちゃったらダメ案件なんでネタバレ踏まないように。

僕は正直気づきませんでした。何かあるとは思っていたけど。そういうことか、でもそれにしても偶然が過ぎるなぁとも。

でも偶然なんかじゃない、この物語は2人が選択と決断を重ねて出会った奇跡で、それを見終えた後、これは運命だったんだと感じる映画になってました。

2人の思いを丁寧に抽出したステキな映画でした。

というわけで以上!あざっした!!

 

 

 

満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10