モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

Netflix映画「Mank/マンク」感想ネタバレあり解説 フィンチャーが描く「市民ケーン」の裏側とは。

マンク/Mank

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 アメリカ映画史に燦然と輝く傑作「市民ケーン」。

 

「バラのつぼみ」という最後の言葉を遺してこの世を去った新聞王ケーン。

言葉の意味を求め、新聞記者が数々の人物からの証言を得ていくことで浮かび上がっていく、新聞王の実像を描く物語。

 

オーソン・ウェルズ、25歳にして初の監督作品は、舞台役者だからこその発想の転換により、これまでの映画技術の常識を打ち破った画期的な作品として高い評価を得ています。

 

また技術的な面以上に物語としても面白く、巨万の富を得た彼が思うがままに進んだ栄光と、唯一手に入れることができなかったものに対する悲哀さがにじみ出ていました。

 

今では古典映画のような扱いかもしれませんが、久々に鑑賞するといろいろな部分に気づかされる素晴らしい映画だと思います。

 

 

 

なぜ今更この映画の話を冒頭でしたのかというと、この「市民ケーン」を手掛けた脚本家の物語が、今回鑑賞する映画だからです。

 

ハーマン・J・マンキウィッツ、通称「マンク」。

僕は初めて聞く名前ですが、彼がこの「市民ケーン」を執筆した当時に起きた様々な問題を描いたんだそう。

 

ケーンには実はモデルがいたそうで、どうやらそのあたりも物語で描かれてそうです。

そのモデルは当時かなりご立腹だったみたいですから、脚本家にとっても大きな問題だったのでしょう。

果たしてどんなお話なのやら。

 

早速鑑賞してまいりました!

 

 

 

 

作品情報

ゴーン・ガール」以来6年ぶりとなる鬼才デヴィッド・フィンチャーの新作は、父であるジャック・フィンチャーが生前書き記した脚本を基にした、「市民ケーン」でアカデミー賞脚本賞を受賞した男の物語。

 

アルコール依存症に悩まされながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家ハーマン・J・マンキウィッツを視点に、「市民ケーン」が生まれるまでに起きた壮絶な舞台裏を、1930年代のハリウッドの光と影と共に描く。

 

劇中には、マンクと親しかった新聞王で「市民ケーン」のモデルとなったウィリアム・ランドルフ・ハーストや、彼の愛人で歌手のマリオン・ディヴィス、当時の映画業界で絶大な影響力を持っていた映画プロデューサー、主演と監督のオーソン・ウェルズらが登場し、複雑で怪しい人間ドラマを予感させている。

 

また、1930年代の華々しいハリウッドの世界、美しいモノクロームの映像とレトロなサウンド、また名作へのオマージュなども含め、見どころが満載。

 

果たしてマンクは無事脚本を手掛けることができるのか?

フィンチャーがどんな世界観を描いたのか必見の1本です。

 

市民ケーン(字幕版)

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あらすじ

 

社会を鋭く風刺するのが持ち味の脚本家・マンク(ゲイリー・オールドマン)は、アルコール依存症に苦しみながらも新たな脚本と格闘していた。

 

それはオーソン・ウェルズ(トム・バーク)が監督と主演などを務める新作映画『市民ケーン』の脚本だった。

 

しかし彼の筆は思うように進まず、マンクは苦悩する。(シネマトゥデイより抜粋)

 

youtu.be

 

 

 

 

監督

本作を手掛けるのは、デヴィッド・フィンチャー。

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前作「ゴーン・ガール」を機に映画から遠ざかっていたフィンチャー。

 

当ブログも「ゴーン・ガール」公開時にはブログを開設しておらず、実は彼の作品を書くのは初めてでございます。

もちろん過去作全て鑑賞しているほど好きですし、僕ら世代は避けて通れないクリエイターですよね。

 

 

そんな彼の全作品をご紹介したいと思います。

 

地球に着いた主人公が、新たな敵と対峙することになる人気シリーズ第3作目「エイリアン3」で監督デビュー。

 

デビュー作にして酷評の嵐を受けてしまった彼ですが、それから1年半後にキリスト教の七つの大罪になぞられた猟奇殺人事件を追う二人の刑事を描いたサスペンス「セブン」で、彼のスタイリッシュな画作りが高く受け入れられ大ヒットします。

 

セブン (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
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その後も良質な作品を作り続けるフィンチャーは、弟からゲームの招待状を受け取った実業家に起こる奇妙なトラブルに巻き込まれていく「ゲーム」、

虚しい日々を送る主人公が壮絶で危険な空間に没入していくドラマ「ファイト・クラブ」、

3人の強盗に押しかけられた母娘が、秘密の部屋に隠れ身をひそめるサスペンススリラー「パニック・ルーム」などを色調を抑えた暗い映像を主流に、ファン層を拡大していきます。

 

Fight Club (字幕版)

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 2000年代に入ると、長尺映画が増えていきます。

謎の犯人の連続殺人事件に、3人の異なる位置から関わる男たちが翻弄され、やがて運命を狂わされていく様を描いた「ゾディアック」、

ブラッド・ピットと3作目のタッグを組んだ作品で、80歳の老体で生まれ、年を重ねるごとに若返っていく男の数奇な物語「ベンジャミン・バトン~数奇な人生~」、

ノンフィクション原作を基に、Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグと彼を取り巻く者たちの人間模様と、主人公の光と影を描いた青春ドラマ「ソーシャル・ネットワーク」、

40年も前の少女失踪事件の調査を依頼されたジャーナリストと孤独な天才ハッカーが真相に迫るスリリングなミステリー「ドラゴン・タトゥーの女」を手掛けていきます。

 

ソーシャル・ネットワーク (字幕版)

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「ベンジャミン・バトン」はアカデミー賞作品賞を含む13部門にノミネート3部門受賞、「ソーシャル・ネットワーク」では、8部門にノミネート3部門で受賞する快挙を成し遂げたことで、アカデミー賞常連の監督にもなっていきます。

 

近年は、妻の突然の失踪を機に、殺害の疑いを掛けられてしまう夫の秘密と衝撃の結末を描く「ゴーン・ガール」を最後に、映画監督業からは遠のいていました。

 

 

 

フィンチャーが手掛けた「ソーシャル・ネットワーク」は、成功者の光と影を描いた点としては、「市民ケーン」を大きく共通しているため、大きな期待が持てると言っていいでしょう。

楽しみです!!

 

 

 

 

キャスト 

❝マンク❞こと、ハーマン・J・マンキーウィックを演じるのは、ゲイリー・オールドマン。

 

トゥルー・ロマンス」、「JFK」、 「レオン」、「フィフス・エレメント」、「ハリーポッター」シリーズ、「ダークナイト」シリーズ、などなど、様々な規模の作品で、悪役だったり脇で支える演者として存在感を発揮する名優ですね。

 

フィンチャー作品には今回初出演の様子。

前髪が垂れてる感じがいかにもゲイリーっぽいw

 

近年だと「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で演じたチャーチル役が印象的。

がっつり特殊メイクをしてのパフォーマンスは、アカデミー賞でも評価され、見事アカデミー賞主演男優賞を受賞する快挙を成し遂げましたね。

 

www.monkey1119.com

 

チャーチルに次ぐ素晴らしい演技に期待です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他のキャストはこんな感じ。

歌手マリオン・ディヴィス役に、「マンマミーア!」、「レ・ミゼラブル」のアマンダ・セイフライド

新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハースト役に、「エイリアン3」、「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」のチャールズ・ダンス

リタ・アレクサンダー役に、「あと1センチの恋」、「テッド・バンディ」のリリー・コリンズ

映画プロデューサー、ルイス・B・メイヤー役に、「フルメタル・ジャケット」、「ロストワールド/ジュラシック・パーク」のアーリス・ハワード

オーソン・ウェルズ役に、「リバティーン」、「オンリー・ゴッド」のトム・バークなどが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2時間で男の一生は描けないが、一生を見たように思わせる」。

「市民ケーン」がどうやってできたのかを紐解くだけでなく、完成に至るまでのいくつもの障害、それを乗り越えるマンクの人間味を堪能したいですね。

ここから鑑賞後の感想です!!

 

感想

まるで「マンク」を使って「市民ケーン」をやってるようだ!

そしてある意味ではフィンチャー作品の中で一番言いたいことを言っているようにも見える。

以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィンチャー、喧嘩売ってないか?

骨折のため療養しながら「市民ケーン」の脚本の締め切りに追われていたマンキウィッツの苦悩と覚悟の姿を、1930年代の社会状況とハリウッドの光と影から見える政治の影、一人の女性との友愛、同業である弟との絆、同僚である監督や、自分を支えてくれる妻とのエピソードなど、マンキウィッツの10年史を回想することで、彼が「市民ケーン」にかける思いがほとばしっていく物語でございました。

 

見終わった後の感想は、親父が書いた脚本ではあるものの、フィンチャーがここまで自分の言いたいことを言うような物語は、過去作を振り返ってみても初めてのことなんじゃないか?と思ってしまうほど、パーソナルなものだったように思えます。

 

ザックリ物語の概要をいうならば、マンキウィッツがメジャースタジオや新聞社のトップにケンカを売るようなお話でして、フィンチャーが「ゴーン・ガール」以降、メジャースタジオから離れてNetflixと長期の契約をした背景には、彼の思うこと=マンキウィッツと重なって見えるというか。

 

確かにこれまで野心的で挑戦的でパンキッシュな映像作品を多々手掛けては話題になったわけですが、完璧主義者の異名を持つ彼にとって、今のメジャースタジオのやり方じゃ自分のやり方を貫くことができないとも感じたのか、配給会社との製作から一線を引いてしまったわけで。

 

そういう意味で言えば、6年ぶりの映画を手掛けたことは、ようやく彼なりに戦う場所を見つけた感じがしたし、内容から察するに映画業界の体制に対する攻撃にも見えた映画だったなぁと。

 

 

 

1930年代のハリウッドで何が。

本作で描かれてる時代は、1940年の「市民ケーン」執筆時のマンクの姿と、彼の10年前から少しづつ現在へと遡っていく時間軸の2つがあり、回想シーンを少しづつ覗いていくことで、マンクが「市民ケーン」の脚本にどういう思いを込めたが紐解かれていく物語でした。

 

恐らく真実に基づく物語なんでしょうが、実際のところ当時のハリウッドに何があったのか、無知な僕なりに色々調べたうえで、作品と照らし合わせていきたいと思います。

 

 

1929年に起きた世界恐慌はハリウッドにも影響を与えたものの、スタジオシステムの構築によって「黄金期」と呼ばれる時代に突入したそうです。

 

その黄金期を支えてきたメジャースタジオの一つ、MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)に所属していたマンクが、彼の弟で後に数々の名作を手掛けることになるジョーゼフ・L・マンキーウィッツを、映画製作の最高責任者であるルイス・B・メイヤーに紹介したり、彼が映画産業をどう考えているか、メイヤーと蜜月関係にあったプロデューサー、アーヴィング・タルバーグとの政治的策略に対し反感を持つようになるマンクの姿などが描かれています。

 

回想シーンでは、このメイヤーが世界恐慌によって製作スタッフの給料を半分にカットすることを伝えるシーンがあったり、それによって仕事を失ってしまう役者の姿が描かれてたりなど、権力者は潤っているものの、下の者たちは苦しい思いをしていた状況が伺えます。

 

 

マンクはこうした状況を踏まえて、次のカリフォルニア州知事は、アプトン・シンクレアが望ましい意向を含んだ発言を、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストが主宰するメイヤーの誕生パーティーで発言しています。

 

マンクの政治的立ち位置はよく分かりませんが、物語の中で彼はシンクレアが知事に相応しくない、彼は共産主義だという空気に対し、「社会主義は富を分け合うもの、共産主義は貧しさを分け合うモノ」と主張。

 

メイヤーもーストも上流階級の身分から共和党員であるフランク・メリアムを推しており、マンクも徐々に立場を追いやられていきます。

 

 

当時の知事選では、シンクレアの方が優勢だったそう。

 

しかしこの時代から選挙のPRコンサルタントが台頭してきたそうで、小説家である彼の過去の書物から問題発言を引っ張り出したり、劇中でもマンクに基金を強制的に回収しようとするタルバーグの姿や、マンクと共にMGMで働く同僚の監督がメリアムの方が素晴らしいと思わせるような政治意図の強いPR動画を製作していたりと、会社内では完全に共和党を推す空気になっており、選挙はふたを開けてみると、これらのネガティブキャンペーンによりメリアムの圧勝で幕を閉じてしまいました。

 

 

「市民ケーン」は、ハーストがモデルと言われている通り、劇中ではハーストの屋敷が動物園のようになっていることや、16歳の時からハーストに目をかけられたことで、彼の愛人となったマリオンが登場。

ハーストとメイヤーの関係から、MGMは彼女主演の作品を何作か製作し、それをハーストが運営する新聞でたくさん宣伝していたという逸話があります。

 

マンクは今回の「市民ケーン」を、同僚の自死や映画を支えるスタッフや役者を足蹴にしてまで私腹を肥やす権力者ら体制側に、牙を向くべく執筆していた経緯が今作では描かれていました。

 

特にマンクが泥酔した状態でハースト邸で行われていた仮装パーティーに半ば強引に参加した時の、「ドン・キホーテ」をモチーフにした作品の提案という名の啖呵は、クライマックスに相応しいシーンとなっており、これを目の前で聞いたハーストが「オルガンきの猿」で例えて追い払う姿も恐ろしいまでの形相。

如何に権力にかみつくとどうなるかが思い知らされる怖さでした。

 

 

作り方も当時を意識している

全編通してモノクロである本作は、1930年当時のハリウッド映画を象徴するかのような映像と音楽で構成されており、ほとんど当時の作品を見れていない僕でさえ、感覚的ではありますが、なるほどと思わされる演出でした。

 

モノクロといっても8K撮影でデジタルモノクロで映し出されており、フィルムのような質感ではなく、鮮明でクリアなモノクロとでも言いましょうか、非常に見やすい映像となっていました。

白味の強い映像も手伝って、美しさが際立っていましたね。

 

また、マンクが療養しながら執筆している牧場の夜の風景も、あえてセットのような星空になっていたり、音楽も当時の作品群を思わせるかのような旋律。

マリオンとの車中での会話から降りるマンクを、車内から捉える構図も見事でしたし、実は演者が結構動きながらセリフを言うシーンが多かったようにも思えます。(exマリオンとのハーマン邸での会話、泥酔で語るマンクのクライマックス)

 

また作品自体も「市民ケーン」オマージュが施されており、現在の時間軸の中でいくつもの回想シーンが含まれている構成は、正に市民ケーンと同様。

さらに「2時間で男の一生を見たように思わせる」のも、劇中でマンクが言っていた通り、マンクの主義主張を覗くことができる内容になってましたね。

 

 

細かい所で言うと、マンクが序盤で書いた脚本を読むリタが「白い服で白いパラソルを持っている女性」の件を語っていましたが、「市民ケーン」でもこれを彷彿とさせる台詞がありましたね。

 

確か、バーンスタインを訪ねた新聞記者が「バラのつぼみ」の真相を探るべくインタビューしていた時に、バーンスタインが「記憶というモノはどうでもいいものが鮮明に残っていたりする、バラのつぼみも彼の中では数々の共にした女性の一人を指すものなのではないか」と話、「私も未だに覚えているのは、フェリーを待っている時に対岸で白い服を着て白いパラソルを持った少女の姿だ」ってやり取りがあるんです。

 

恐らく劇中でマンクが書いた部分て、ここなんじゃないかなと。

 

また終盤では、自身が脚本したというクレジットをしない契約を結んでいたマンクが、一転してクレジットさせてほしいとオーソン・ウェルズにお願いするシーンで、彼のハリウッドでの立場や身を案じて伏せたのになぜそんなことをするのか!と激昂し、モノにあたるオーソンの姿を見て、「市民ケーン」でスーザンが荷物をまとめて出ていった時に部屋中に八つ当たりするケーンの姿にしようと書き足すシーンになってましたね。

 

 

あとは脚本を読んだ弟のジョーとマンクのやり取りの中で「まさかバラのつぼみをあんな風に使うとはね。あれマリオンの局部のことなのに」と言って「え?それは知らないなぁ」といった後二人で大爆笑するシーンがありましたが、それもどうやらホントのことのよう。

 

 

最後に

あくまで僕の本作の捉え方は、フィンチャーの姿勢とも思えてしまう痛烈な映画製作への風刺。というか中指立ててるくらいの内容だったんじゃないかな。

 

マンクが人生を賭けて費やしたと言ってもいい作品を、彼の生きざまに共感したであろうフィンチャーの父親が書き、息子が長い年月をかけて製作したのですから、面白くないわけがない。

 

とはいうものの、フィンチャー作品の中でどのくらいの順位かと言われると、真ん中くらいなのかな…。

思い入れも強い分、過去作の方に軍配が上がるし、何より本作は単純にインパクトが弱いしパンチが足りないというか。

いや、いい映画だったんですってw

 

あとは正直「市民ケーン」を見ておかないと結構おいていかれるのがウィークポイントなのかもしれません。

でも、昨今の新作映画は過去の名作を如実にオマージュとして取り上げていることが多いこともあって、今映画に興味を持ち始めた人たちが名作に触れる機会が多くなったことも事実。

僕のその一人ですし、総じて新旧の映画の良さを味わえる機会をもらえるわけですから、「市民ケーン」も見て損はないのかと。

 

今回Netflixがアカデミー賞狙いで限定的な劇場公開に踏み切ってくれたことに感謝です。

加えてフィンチャーの新作ですから!最高でしょ。

配信が始まったら自宅でもう一度鑑賞しようと思います。

というわけで以上!あざっしたっ!!

満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10