モンスターハンター
どうも、「ドラゴンクエスト9」に熱中しすぎて、発売年に1本も映画を見なかったモンキーです。
超B型ってこともあって、一つのことに夢中になると他の事見向きもしなくなっちゃうんですよね~。
バンドやってた時も音楽だけ、今は映画だけてな具合に。
ゲームにのめりこんでいた時期もありましたけど、ドラクエ9を最後にゲームは卒業しました。
終わりがないからね~ついやりこんじゃうんですよね~w
他のゲームでも、きっとそういう人多いんじゃないでしょうか。
今回鑑賞する映画は、全世界がハマったハンティングアクションゲームを実写化した映画。
近年ゲームのオンライン化や、クリアを設けないことで「やり込み」度の高い作品が一般的になったり、スポーツにまで発展したゲーム業界。
彼らをターゲットにしたといっても過言ではないゲームの実写映画化を、バイオハザードシリーズで有名なあの人が監督するということで、興味半分怖さ半分といった心境です。
ぶっちゃけやったことないし、どういうゲームなのかも理解してません。
なので映画に特化した感想になると思うのでご容赦ください。
早速鑑賞してまいりました!!
作品情報
2004年にカプコンから発売されて以降、全世界累計6500万本の売り上げを誇る超大ヒットゲーム「モンスターハンター」。
人間とモンスターが共存する世界を舞台に、様々な武器を駆使してモンスターや恐竜を討伐などの依頼されたクエストをクリアしていくこの「モンスターハンター」は、「ひと狩り行こうぜ!」のキャッチコピーのもと、「狩りゲ―」とも称されるジャンルを確立。
後のオンラインアクションゲームに多大な影響を及ぼすほど人気のゲームとなった。
そんな大人気ゲームを、同じく人気ゲーム「バイオハザード」の映画を手掛けた監督とキャストのタッグで実現。
アクション俳優やハリウッド映画初出演の人気女優など多彩な顔ぶれも魅力だ。
突然、超巨大モンスターが跋扈する世界に迷い込んだ現代の軍人たちが、近代兵器が通用しない敵を相手に決死のサバイバルを繰り広げるさまを、原作ゲームの世界観を忠実に再現。
迫力満点のアクションで描き出す。
ゲームを愛することで有名な監督が、本作でも徹底してリアルを追求。
実際に人も住めないような南アフリカの大自然の秘境で撮影を敢行。
スクリーンでなければ味わえないスケールで描く。
また、ゲームの再現度やレアキャラも登場するなどオマージュが満載。
ファンなら大興奮の映像が連発だ。
想像を絶するモンスターを前に、主人公たちは無事帰還できるのか!
あらすじ
作戦行動中に砂漠で消息を絶った偵察小隊。
その探索に当たっていたアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)率いる特殊部隊は、突然、激しい砂嵐に飲み込まれてしまう。
砂嵐が去った後、彼らの眼前に現れたのは、未知なる世界の光景と…ありえないサイズの超巨大モンスター!!
近代兵器が通用しないモンスターの猛攻に、小隊は全滅寸前にまで追い込まれる。
絶体絶命の危機を救ったのは、見慣れぬ装備を身にまとい、巨大な剣を携えた一人の男(トニー・ジャー)。
彼はモンスターを狩るために戦う者=モンスターハンターであった。
アルテミス達はなぜ、モンスターが跋扈する世界にやって来たのか?
元の世界に戻る方法はあるのか?
すべての真実を知るためには、次々襲来する巨大モンスター達を倒し、生き残るしかない。
狩るのは人間か?
モンスターか!?
究極のサバイバルがいま始まる!(HPより抜粋)
監督
本作を手掛けるのは、ポール・W・S・アンダーソン。
「バイオハザード」シリーズでおなじみのアンダーソン監督。
気が付けば主人公アリスを演じたミラ・ジョヴォビッチと結婚、子を設け、最終作である「バイオハザード:ザ・ファイナル」ではファミリービジネスとばかりにミラと子供も出演させております。
これだけ長いこと製作できたのは、ひとえに熱心なバイオハザードファンのおかげでしょう。
僕は惰性で最後まで見たってだけで、これといって好きではありませんw
本作もゲームに思い入れのない作品なので、期待している部分としては彼の描くリアルで迫力ある映像でしょうか。
毎度そこだけは買ってます。
監督は2008年からモンハンをやりこんでいたそうで、翌年の2009年には映画化の話をカプコンに持ち込んだほど夢中だった模様。
バイオハザードでもその「ゲーム愛」が溢れていたくらいですから、本作もファンなら興奮できる映像に仕上がっていることでしょう。
また物語がメインとなっていないゲームなので、ゲームをプレイしながらストーリーを肉付けしていったそう。
ベースは「モンスターハンター:ワールド」だそうなんですが、あくまでシリーズ全体に敬意を払っての映画製作とのこと。
10年越しのモンハン愛がさく裂していそうです。
キャスト
主人公アルテミスを演じるのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ。
僕は「フィフス・エレメント」で虜になって以来、大作級の作品は観るようにしてるんですが、ここ数年のミラ出演作品は遠ざかってしまっています。
歳を重ねてもお茶目で美しいミラですが、それ以上にすごいのはアクションをガンガンやってるってことですよね。
実際本作でも積極的にアクションに参加。
米軍訓練プログラムや心理トレーニングを受けるなど、万全の態勢で臨んでいることをメイキングで明かしています。
こういうの見るとむっちゃ期待値上がるんですよね。
他のキャストはこんな感じ。
ザ・ハンター役に、「マッハ!!!!!!」、「トム・ヤム・クン」のトニー・ジャー。
リンク役に、「アントマン」、「ルディ・レイ・ムーア」のティップ・❝T.I.❞・ハリス。
ダッシュ役に、「ソウ5」、「シャザム!」のミーガン・グッド。
マーシャル役に、「ロック・オブ・エイジズ」、「ターミネーター:ニュー・フェイト」のディエゴ・ボネータ。
ハンドラー役に、「ブレイブ群青戦記」、「チア☆ダン」の山崎紘菜。
アドミラル役に、「ヘルボーイ」、「パシフィック・リム」のロン・パールマン。
スティーラー役に、「マッドマックス怒りのデスロード」
、「アウトロー」のジョシュ・ヘルマンなどが出演します。
小隊がタイムスリップして異世界でサバイブする…。
あれ、戦国自衛隊なんじゃね?これ。
ここから鑑賞後の感想です!!
感想
本筋入るまで長いなぁ…。
とはいえ、ゲームの世界観を忠実に描いたであろうクオリティでした。
以下、ネタバレします。
大まかなあらすじ
新世界。
砂漠を船を横断する者たち。
どこかへ向かう途中だったが、突然ディアブロスと呼ばれる恐竜により足止めを食らう。
船を半壊されつつも何とか舵をとる大きな体をした男。
しかし乗組員は振り落とされてしまい、砂漠の中で意識を失うのだった。
我々が住む世界。
とある砂漠で消息不明となった偵察小隊の捜索をしているアルテミス一行。
大嵐に巻きこまれたのか、もしくはそれに情して攻撃されたのか全くわからないまま捜索を進めるうちに謎の石碑に目がつくも、私たちはレンジャーであり学者ではないと直進。
すると小隊が巻き込まれたであろう大嵐が出現。
危険を察知した一行は来た道を急いで戻ろうとバギーを走らせるが間に合わず。
急に光り出した石碑の間を走っていたがために、大嵐に飲まれてしまう。
横転を繰り返し車内でもみくしゃに合った一行は、外に出ると辺り一面普段の世界とは違う砂漠に降り立つ。
無線もコンパスも雷で使い物ならず、本部との連絡もここがどこかもわからない一行は、太陽の方向へ向かって歩き出す。
丘を登ると、消息不明となった小隊の車が丸焦げのまま放置されていた。
ナパームでもここまで丸焦げにならないくらい灰と化していた車や遺体、さらには応戦したであろう痕跡。
一体ここにどんな敵が待ち構えているのか理解できないまま、彼らの旅は続く。
気晴らしに歌でも歌いながら車を走らせる一行は、砂に埋められた大きな恐竜の骨を発見。
博物館でも見たことないほどの大きさを誇る骨を見て、ここは普段の世界とは違うのではないかと違和感を抱く。
すると、遠くの崖の方から攻撃を食らう。
銃を構えて応戦しようとする部下たちに、アルテミスは攻撃を止めるよう命令。
よく見ると赤いチョークが放たれていた。
何かの合図だ。
一行がそちらに目を向けている隙に、砂の中から突然大きな姿をした恐竜が現れる。
必死に車を走らせ逃げながら攻撃する一行だったが、あまりの大きさと速度、破壊力になす術もなく吹っ飛ばされてします。
バケモノの呼応劇によって2人部下を失ったアルテミス一行は、崖の岩場に隠れて残りの武器を確かめる。
脅えるダッシュに対し、どんな敵でも私たちは生きて帰るために戦うことを告げるアルテミス。
武器の残数を確認し、意識を集中していると、背後から今度は巨大な蜘蛛のようなモンスターが出現。
アルテミスは一刺しされ意識を失ってしまう。
部下のリンクとマーシャルは彼女を蘇生させようと試みるが、あまりの敵の多さに彼女を置いたまま逃亡。
結局苦戦する残りの部下たちは、蜘蛛にやられてしまう。
意識を取り戻したアルテミスは、皆の無事を確認しようと立ち上がるが、アルテミスもまた蜘蛛に囚われてしまう。
粘着性の巣のようなものに囚われたアルテミスは、あまりの腐臭に吐き気を催す。
巣の中には部下たちが息を引き取ったままアルテミスと同じように吊るされていた。
仲間をすべて失ったアルテミスは何とかこの場から脱出するべく、救急キットの中から酸素ボンベと発煙筒、弾薬を持ち出発。
すると部下のリンクが重たい体を引きずりながらアルテミスと合流。
肩を担ぎながら巣の中から脱出しようとする。
周りには恐らく蜘蛛の卵であろう物体が散乱していた。
孵化すれば相当な数の蜘蛛が生まれることを想像すると更なる危険が及ぼすと想定したのか、顔を引きつるアルテミス。
するとリンクの身体に異変が。
傷を負った腹部が急に動き出し、小さな蜘蛛がリンクの身体を襲う。
何と蜘蛛が彼の身体の傷口から卵を産んでいたのだ。
アルテミスは襲い掛かる蜘蛛めがけて発煙筒に酸素ボンベを吹きかけ反撃。
足を負傷するも、なんとか外へ脱出することに成功する。
蜘蛛は夜行性らしく昼間は外に出ることができないため、巣の中に身を潜めていたのだった。
体に傷を負ったっまま岩場を彷徨うアルテミス。
使い物にならない船が散乱する場所で水を確保しようと船内に侵入すると、謎の男に遭遇。
敵だと思い込み戦闘態勢に入るアルテミスだったが、相手もかなりの戦闘能力のためなかなか片が付かない。
結局捕らえられたアルテミスは、彼の住処に運ばれる。
アルテミスの傷などお構いなしで水を飲み薬草を体に塗りお祈りを始める男。
その隙をついて縛られた縄を石で切ろうと目論むアルテミス。
翌朝男が起床すると、アルテミスがいないことに気付く。
アルテミスはここぞとばかりにこん棒で男を撃退。
形勢逆転に成功する。
アルテミスが色々問い詰めようとするが、彼に英語が通じない。
水を飲もうとすると桶を蹴られて飲めなくなってしまったことに腹を立てたアルテミスは、彼がお祈りしていた小さな女神像を破壊。
怒りに火が付いた男はアルテミスに牙を向きだしにして襲い掛かる。
再び戦闘を繰り返す二人だったが、蜘蛛の住処に落下しそうになった男を救出したことで、ようやく休戦状態に。
敵ではないことをジェスチャーで伝えたアルテミスは、仲直りのしるしにハーシーズのチョコレートを手渡す。
見たことない食べ物に恐怖心を抱いた男は、最初こそ抵抗するが一口頬張った結果チョコを気に入り全部食べてしまう。
そして男はアルテミスに感謝のお返しに水を差しだしたことで、ようやく和解となった。
一体ここがどういう世界なのか、そして言葉の通じない彼とこの場を脱出するための策を練る。
最初に現れた恐竜はディアブロス。
男もディアブロスが倒せないことで、その先にある天廊に迎えずにいた。
そして部下たちを襲った敵はネルスキュラ。
毒を持つモンスターであることを知ったアルテミスは、ネルスキュラの毒を使ってディアブロスを撃退する作戦を決行する。
ボロボロになった船の中から双剣とスリンガ—と防具を装備。
ハンターと自称する男から武器の使い方を教わり、罠を仕掛け、敵襲に備えるのであった。
陽が落ち外への活動を始めたネルスキュラ。
自身が餌となりネルスキュラをおびき寄せるアルテミスは、行き止まりの箇所まで走り、ハンターの大剣で見事に手を切断。
もう二度と餌にはならないからね!と怒りつつもすっかり打ち解けた二人は、ディアブロス討伐に向けてさらに気を引き締める。
弓にネルスキュラの毒を塗り朝を迎えた二人。
アルテミスが乗ってきた車まで走る2人は、ディアブロスの速さから逃れられない。
そこでさっきのお返しとハンター自ら餌になりディアブロスを誘導させる。
ディアブロスの目めがけて放った毒入りの矢は見事命中。
視界がぼやけるが、それだけでは敵は倒すことができず。
その隙にアルテミスは車に積んであった武器を回収、ディアブロスめがけてガトリング銃を乱射する。
ディアブロスの頭部に着地したハンターは大剣をぶっ刺すが振り落とされてしまう。
意識を失ったハンターの代わりにディアブロスの頭部めがけてスリンガーを放つアルテミス。
左右に揺さぶられながらも、半端に刺さった大剣を奥深くまで差し込み、ようやくディアブロス討伐に成功する。
気を失ったままのハンターを引きずりながら目的地を目指すアルテミス。
砂嵐によって足を止めざるを得なくなった彼女はサバイバルテントを被り、ハンターの手当てをする。
砂嵐が収まり目を覚ましたアルテミスは、元気になったハンターと共にさらに足を進める。
オアシスにたどり着いた二人は、水を飲む草食恐竜のアプケロスを見て癒される。
アルテミスも水を飲もうと湖へ走ろうとすると、砂の中を泳ぎ回るモンスター・ガレオスがとびかかってくる。
ハンターがアルテミスを餌にしておびき寄せたのだった。
ガレオスを丸焼きにして食事を摂る2人は、つかの間の休息をとる。
夜になると、空を飛び交う怪しい影。
辺り一面火の海になった森をアプケロスが必死になって走る。
パニックに陥った二人だったが、そこへ炎を繰り出す剣でアプケロスを振り払う大きな体をした男。
彼と共に双剣で対応するアルテミス。
ハンターもまたアプケロスの大群から逃げていたが、崖の先で立ち往生。
すると冒頭で彼と共に船に乗っていた女性がロープ伝いに彼を救出。
なんとか追い払うことができたアルテミスだったが、お礼を言った瞬間、男に顔面パンチを食らい気絶。
檻に入れられるアルテミス。
まるで見世物のように乗組員たちからじろじろ見られてしまう。
さっきまで行動を共にしていたハンターもアルテミスを助けるようなそぶりを見せない。
牢屋の下から脱出しようと鍵を壊して下の部屋に侵入するアルテミス。
調理場のように見えるその部屋で包丁を振り回すネコに遭遇。
ハンターが船長アドミラルに誤解を解いたことで解錠されたアルテミスは、ここが一体どこなのか、あの恐竜たちは何なのか聞くことに。
ここはアルテミスの住む世界とは違い、恐竜と人間が共存する世界。
アルテミスの住む世界の人間がこちら側に来るようになってから、天廊周辺では異常な事態が続いていた。
その周りを飛び交うリオレウス討伐が彼らの目的であり、アルテミスもまた天廊で開く元の世界の入り口から戻るため、彼らとともに行動することに。
火を吐くドラゴンのような姿をしたリオレウスは、火を吐く前が弱点だと記された書物を頼りに、一行は天廊を目指す。
果たして一行はリオレウスを討伐し、アルテミスは無事元の世界へ帰ることができるのだろうか!
・・・ここまでが約2/3のあらすじです。
世界観はよく出ていたように思う
モンハンを一度もやったことのないモンキーですが、いろんな面を含め堪能できたことは事実です。
肉を丸焼きにするシーンやネコの姿をして料理するアイルー、双剣や大剣、ボウガンなどの武器や装飾する防具など、CM等でみたことある描写から想定するに、ゲームファンなら興奮するシーンばかりだったことでしょう。
アルテミスたちを襲う恐竜たちのクオリティも抜群で、迫力はもちろんのことCGと実写の合成も何の違和感もなく見入ってしまう出来栄え。
特にネルスキュラの気味の悪さといったら!
暗がりの中で襲いかかってくるでっけえ蜘蛛の装いも見事ですし、人間の胎内に卵産んで繁殖するのか・・・・って不気味でしかないです。
前半の見せ場でもあるディアブロスとの戦闘シーンももんのすげえ。
砂の中から飛び出てくるファーストカットも圧巻ですし、人間が近くによっても相当の大きさですし、何が凄いってあんなにデカい物体を前にしてもビビらないアルテミスがすげえ。
また原作のゲームとは違う設定もあり、アルテミスとハンターとの映画的なバディ感も時間をかけて構築する辺りはゲームファンからしたら新鮮なのではないでしょうか。
言語も通じない現地の人間とアルテミスがどういうやり取りをするのかや、目的を達成したり助け合ったりすることで絆を深めていくシーンは、ゲームの最中オンライン上でどこの誰かもわからない人と共にハンティングする感覚と似ているのかもしれません。
ゲームの映画化って難しいよね
一方で、ゲームファンを納得させたい方向にしてるせいか、正直全体的に退屈な脚本になっていたようにも感じます。
ゲームではプレイヤーがハンターになってクエストを受注し狩りに挑むのが概要だと思うんですが、本作は二つの世界が存在する設定に変更。
レンジャーであるアルテミスが異世界に紛れ込みサバイブしながら、恐竜たちをハンティングする流れになっていましたが、正直この二つの世界にする必要性が無かったように思えます。
異世界からやってきたせいで見るモノすべて理解の範疇を越えてることもあり、彼女に足して説明が要されてしまうハンディばかりか、現地の人間とのコミュニケーションが成立しないことから、彼と和解するまでの件が長い。
しかもこの和解するまでに2度も戦闘しなくてはいけないのが正直時間の無駄です。
さらにアルテミス率いる部隊が恐竜に遭遇する件も、あそこまで時間をかける必要があったのか。
序盤で全員死亡してしまうのだから、いっそのことアルテミスだけ異世界に飛ばされてサバイブした方がよかったのでは。
要するに、小隊が理解できないまま戦闘するシーンやハンターとのディコミュによる戦闘など物語に重要なシーンとは思えないんです。
だったらそっくりそのままゲームに忠実なストーリーにした方が潔いと思えるし、この世界観で描けるクリエイティブ力が監督にあるわけですから、意外とそっちの方が楽しい映画になるんじゃないかと。
わざわざ現実世界の話にしなくていいというか、もう人間と恐竜が共存する世界を舞台にしたファンタジーな設定にしてもなんらおかしくないというか。
実際戦闘シーンはリアルでしたし。
普通にクエストクリアして武器とか防具とか強くなっていって、さらに強い恐竜を出会った仲間たちとハンティングするみたいな。
何が言いたいって、ゲームをやったことない人間が本作を見ても「あ、ゲーム面白そうだな、ちょっとやってみようかな」という気にはならなかったんです。
あくまで僕の視点ですのでw
最後に
バイオハザードのアリスのように不死身じゃなく、主人公が普通の人間のため、やたら吹っ飛んでもケガしてもピョンピョン動くのはどうなんだというツッコミはおいといて、今回もミラ姐さんは強かったですw
続編を匂わせるような終わり方でしたが、アンダーソン監督ならきっと続編やる気満々なんだろうなと。
アイルー戦ってたのは、観てみたいな。
とにかく本作はきっと、ゲームに夢中な監督が「これがおれの見せたい画だ!」ってのを味わう映画だったなと。
バイオハザードもそうだったな…。相変わらずやり口変わってねえんだなという印象です。
ゲームを愛するが故に映像を見たくないなんて人もいると思いますが、迫力はすごいです。
TVじゃ勿体ないとは思います。
まずは大きなスクリーンで見てみてはいかがでしょうか。
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆☆☆★★★★★★4/10