SUNNY(サニー)/強い気持ち強い愛
僕の大好きな韓国映画「サニー/永遠の仲間たち」を大根仁監督がリメイク。
よくやった!
よくリメイクした!
しかも!
舞台は現在と音楽シーンが彩った1995年。
音楽はTKこと小室哲哉!
完璧でしょう!
地下鉄サリン事件や、阪神淡路大震災といった暗い話題ばかりが多かった年・・・。(あれ、さっきのテンションは・・・)
他にも社会や経済、テクノロジー、流行など、全てにおいて90年代を象徴する出来事が多かった年。(なんかクソ真面目だな・・・)
それが1995年。
ある種の転換期とも言えた、時代の移り変わりや大きな事件を見つめ、あの桜井和寿は
秩序のない現代にドロップキックをかましたにもかかわらず、「何が起きても変じゃない そんな時代さ覚悟はできてる」と時代を憂い嘆いた末の答えをサビにぶつけ、自分の中の快楽欲求へ訴える愛の歌で、リスナーの心を癒していったわけです。
そんな90年代を代表するモンスターバンドと共に、90年代のポップカルチャーを彩った小沢健二は、世の中の人たちに「強い気持ち強い愛」という歌で、「どんなに辛い出来事が起きたとしても、日々の中での些細な出来事や他者との関わりによって、僕らは夢や希望を持ち、赦され救われていくことが生きていくことなんだ、そんな思いを胸にこの街は深く僕らを抱いていくんだよ」と、悲しい出来事が続くこの年に、極上のポップチューンから放たれた神々しさで、パーッと華やぐ魔法をかけ、いくつの悲しみも残らず捧げあう気持ちを歌い上げ、いつしかあらゆる人々の心のベスト10第1位へとさせた、J-POP史に燦然と輝く素晴らしい楽曲を作ったのであります!!!
この神曲を今回サブタイトルにまで使ったわけですから、ちゃんと演出しねえと許さねえぞ!
オレの心のベスト10第1位に何してくれてんねん!!
と、ならないようにお願いしたいのであります。
引用しておきながらこの映画にミスチルは一切関係ないという・・・。
前置き長くてスイマセン!
そしてうまいこと何ひとつ言ってねえ!
うるせえ!
いつものことだ!
ほんとね、この年は良くも悪くも印象に残った年なんですよ。
だから思いはひとしおですし、それだけこの映画にかける期待もいつも以上なのです。
というわけで、多くの期待を寄せて早速観賞してまいりました!!
作品情報
末期がんを患ったかつての親友に再会した主人公が、彼女の願いをかなえるために昔の仲間探しをしていく物語を、現在と当時の回想をめぐりながら綴ることで、当時の時代背景に懐かしみ、かつて苦楽を共にした仲間たちに思いを馳せていく傑作青春映画「サニー/永遠の仲間たち」。
今回「モテキ」の大根仁監督により、現在とコギャルで賑わった95年を時代背景にリメイク。
また当時を象徴するファッションや音楽を徹底的にリサーチし表現したことも話題となっており、当時を懐かしむ要素が満載の、あの頃の日本を思い出させてくれる青春映画へと生まれ変わった。
これまで作品ごとにJ-POPをうまく使い分けて演出し、心の琴線を刺激してきた監督。
今作で一体どんな仕掛けを施すのか。
平成最後の夏に相応しい青春映画です。

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」Original Sound Track
- アーティスト: TETSUYA KOMURO
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2018/08/29
- メディア: CD
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あらすじ
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は、20年以上のときを経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。
専業主婦の奈美(篠原涼子/広瀬すず)は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香(板谷由夏/山本舞香)と再会するが、彼女は末期ガンに冒されていた・・・。
「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい。」
芹香の願いをかなえるため、奈美が動き出す。
裕子(小池栄子/野田美桜)、心(ともさかりえ/田辺桃子)、梅(渡辺直美/富田望生)、そして奈々(池田エライザ)、かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか?
夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の2つの時代が交差して紡がれる物語は、ラスト、“強い気持ち”と“強い愛”によって、予想もしていなかった感動を巻き起こす!!(HPより抜粋)
監督
今作を手がけるのは大根仁。
モテキ、バクマン。、SCOOP!、民生ボーイ狂わせガールと、どの過去作も当時の自身を投影したかのような青春模様とサブカル要素と楽曲チョイス。
どの主人公も監督の生き写しみたいに見えてきたりもするんだよなぁ。
でも全然アリ。
というか、僕は大好きなんですよ監督。
どこもツボなんだよなぁ世代が違うのに。
で、これまでの監督作品て、ナタリー(モテキ)、集英社(バクマン。)、写真週刊誌(SCOOP!)、そしてライフスタイル誌(民生ボーイ)と、必ず編集マン及び編集室が舞台の話だったんですよね~。
今回はさすがにないでしょう。
まさか「egg」の編集室とか出てくるのか?
今回ヒットしなかったら、監督業から少し離れると仰っている監督。
是非ヒットしていただきたいですが、事と内容によっては怒りますけどねw
監督に関してはこちらをどうぞ。
登場人物紹介
左上より。
- 奈美(2018篠原涼子/90's広瀬すず)
淡路島出身。
高校時代、東京の転校先で「サニー」に加わり、刺激に溢れた日々を送っていた。
卒業後、奈美は高収入の夫と一人娘に囲まれ、生活に不自由なく専業主婦として暮らしているが、そんな日々に何か物足りなさを感じていた。
そんな時、音信不通だった「サニー」のリーダー・芹香と再会。
芹香に「サニー」の再集結を託されたことによって、生活があわただしく変化していく。(HPより)
- 芹香(2018板谷由夏/90's山本舞香)
高校時代、友達のためなら何でもするカリスマ的存在で「サニー」のリーダーだった。
大人になった彼女はビジネスで成功をおさめており、そのカリスマ性は健在。
しかし、病に倒れ、余命1ヶ月。
独身で身寄りもないため、偶然再会した奈美に「サニー」のメンバー捜しを頼む・・・。(HPより)
- 裕子(2018小池栄子/90's野田美桜)
成績優秀だが、口が悪く、楽しいことが大好き。
現在は口の悪さ、素行の悪さを封印し、夫の浮気に悩みつつもセレブなマダムとして暮らしている。
昔の自分を知っている奈美たちとの再会に戸惑う。(HPより)
- 心(2018ともさかりえ/90's田辺桃子)
かつてはブランド品で身を固めコギャルブームを謳歌していた。
美容師になるのが夢だったが、現在はある事情があってスナックで働いている。
5歳の娘がいるが、実家に預け、離れ離れ。(HPより)
- 梅(2018渡辺直美/90's富田望生)
底抜けに明るい性格の「サニー」のムードメーカー。
現在はブラック企業に勤めているが仕事の成績はさっぱり・・・。(HPより)
- 奈々(2018?/90's池田エライザ)
雑誌「egg」に載ったのがきっかけでモデルになった、クールでミステリアスな美少女。
最初は継母と同じように方言を話す奈美に冷たかった。
現在は消息がわからなくなっている・・・。(HPより)
- 中川(リリー・フランキー)
奈美の依頼で「サニー」のメンバーを探す探偵。(HPより)
- 藤井渉(三浦春馬)
奈美の初恋の相手。
梅の兄の友人で、大学2年生。
DJ志望でファッション、音楽、佇まいすべてが奈美を魅了する。
奈美が不良に絡まれるのを助けてくれ、いよいよ奈美は恋に落ちるが・・・。(HPより)
既に安室ちゃんやTRFといった小室サウンドや、オザケン、Chara、PUFFY、ジュディマリなど90年代を代表する楽曲が使われると予告されてますが、きっと他にも使われていそうな気がするのは僕だけでしょうか。
もしよろしければ、ともさかが出演してるんですから「エスカレーション」、いや篠原涼子なんだから「愛しさとせつなさと心強さと」を是非お願いしたいもんです。
いや監督のことだからわかってるか?w
本人が歌うのか?w
ここから観賞後の感想です!!!
感想
女性たちよ、もっと元気であれ!騒げ!輝け!
監督お得意の小ネタが満載で懐かしい!
ただ懐かしさをウリに出し過ぎて、そこ止まり・・・。
以下、核心に触れずネタバレします。
オリジナルが好き過ぎて・・・。
末期がんである当時の親友との出会いを境に、かつての仲間たち探し若かりし日々をを懐かしむことで、今を憂いながら過ごす彼女たちが、母でもなく、妻でもなく、自分自身をもう一度輝かせようと新たな一歩を踏み出す青春群像劇を、現在と90年代中期を行き来しながら物語を掘り下げていくことはもちろん、90年代を代表するヒットメーカー小室哲哉の劇判や楽曲、その他アーティストのヒットチューンを惜しみなく使い、当時のトレンドをこれでもかと盛り込み、当時を謳歌した世代にはたまらない作品でございました。
はい。
というわけで、オリジナル作品である「サニー/永遠の仲間たち」が好き過ぎて、今回の日本版リメイクにかなりのハードルを上げて臨んだ自分でしたが、やはり避けては通れないオリジナルとの比較によって、期待には応えられなかった作品だった、というのが率直な感想であります。
正直悔しい、この一言だった映画でした。
全体としてはオリジナル作品と「ほぼ」同じ物語構成で展開されていくわけですが、オリジナル作品で一番印象的だった、仲間たちがどうして離れ離れになったか、そしてリーダーの誓いのシーンがごっそりなくなってたんですよね。
あの時の誓いがあったから、また再び会う気になったんじゃないの?
あの約束を果たそうとしたから集まったんじゃないの?
誰よりも仲間を想ったリーダーだったからこそ、彼女の最期を看取ろうと思ったんじゃないの?
などなど、一番説得力を持つ大事なシーンが無くなっていたことが、一番がっかりしたのであります。
またオリジナルでは、当時の若者たちによる労働闘争なる背景がありました。
時事的な部分をどう日本版として改変するか、いったい社会全体で何があったかということを、さりげなくでもいいから入れてほしかったわけですが、せっかく奈美の出身地を淡路島にしているのに阪神大震災に触れているわけでもなく、またオウムサリン事件にも触れていない。
とにかくコギャル中心という非常に狭い世界でしか描かれていないのが、非常にもったいないなぁと感じたわけであります。
後は鑑賞前から薄々感づいてはいましたが、やはりコギャルに小沢健二ってのはどうしても無理がある。
劇中でダンスコンテストにどの楽曲を使うか、どうせみんな流行っていたTRFで来るから、ウチらは小沢健二で!って選択がちょっとなぁ・・・。
ぶっちゃけTRFだったら対抗するのはアムロだと思うんですよ。
ええ。TRY MEとか。
てか、ユーロビートって選択はなかったか。
他にも、三浦春馬演じる渉がDJやってるのに、ヘッドフォンから流れてくるのがCharaってのもどこか無理がある。
明らかに監督がここでCharaをかけたいという思いが強すぎて、逆に不自然になっていて、どこか気持ち悪い。
総じてダサい。
楽曲の使い方に関しては、監督の前作「民生ボーイと狂わせガール」でも言ったんだけど、下手に消費していて物語にインパクトを与えていない。
水着でバトルシーンでも「これが私の生きる道」。
いやいや女同士がケンカするんだから、ユルさをウリにしていたPUFFYって選曲は違うだろ。
サントラの中だったら、ノリ重視で「そばかす」か「survival dAnce」の方がまだ効果あると思う。
また監督は、ミュージカルを好む人で劇中でよくダンスシーンを取り上げるんですが、序盤でコギャルたちが通学路で急に踊り出すシーンはちょっと辛い・・・。
何かしら前触れがあっても良かったし、やたら「egg」を持たせて強調してるし。
書き出すと愚痴が止まらなくなってしまうのは、世代は違えど90年代に青春時代を過ごした身であることと、オリジナル作品が好き過ぎる故のこと。
ここに関してはやはり譲れないのです。
いくら好きな大根監督、とはいえ。
だからきっとオリジナルを見ていない人たち、特に当時コギャルだった世代、もしくはコギャルたちと共に過ごした男性たちにとっては、すごく懐かしく感じて素敵な映画だと思う人も多いかと思いますが、是非オリジナル作品を見てさらに感動していただけたらと思います。
なんだかんだで懐かしい。
ただ!
やはりそこは大根監督。
リメイクという観点でうまく改変し、日本版として完成させたことに対しては、ものすごく評価したいところ。
だって!
90年代の小ネタ結構完ぺきだったでしょう!
多少の無理があるのはしょうがないとして、コギャルたちの実態まで踏み込んだこと、コンプライアンスにうるさい現代の声から逃げずに、未成年の裏側まで描いたことは偉いと思います。
コギャルに関しては完全再現ですよね。
茶髪に超ミニ、ラルフローレンのセーターにルーズソックスで、ガングロ。
手には「昭和第一高校」のスクールバッグに、ミジェーンやアルバローザのショッパー、私服はヒステリックグラマー。
でもって普通に、テレクラ、リーマン狩り、ドラッグ、援助交際といった、コギャル=悪さをしてる子たちみたいなステレオタイプからも逃げずに描いてる。
これらをちゃんと一人の登場人物に集約させ、ワルやってる奴はウチらの仲間じゃない!
と、ある意味コギャルの正義的立ち位置にいる芹香がめちゃくちゃかっこいい。
男どもは、「CISCO」や「マンハッタンレコード」の袋をぶら下げ、エイプやレッドウイングなどのファッションで当時のDJスタイルを完璧に再現していて。
このファッションを三浦春馬が頑張ってやってるんだけど、さすがにロン毛をかきあげたアップの画はちょっとキモかったなぁw
なんでアップで撮ったんだろw
街中には、「globe」、「EAST END×YURI」の新譜、「C.C.Lemon」などの看板があり、「私、脱いでもすごいんです」というTBCのCMのセリフや、ガムが紙に付いたらサラダ油で取れるって「伊藤家の食卓」で言ってたよ、奈美の兄が「新世紀エヴァンゲリオン」にうつつを抜かし引きこもりになったり、ノストラダムスの大予言に言及したり、などの懐かしい番組や流行語をふんだんに脚本にいれることで、非常に懐かしく感じました。
監督はどの作品もちゃんとコギャル世代が「わかる~流行ったよね~」、「これ超好きだった!」みたいなツボをちゃんとわかっているから僕は支持していて、再現という意味では一見記号的かもしれないけど、90年代の世界を作り上げていたのは、リメイク版サニーとしてちゃんと優秀だったと思います。
強い気持ち強い愛。
物語の登場人物は、20年の時を経て再会することで、あの頃はやりたい放題でとにかく騒いで毎日が楽しかったと過去を懐かしみ昔話に花を咲かせるわけですが、それぞれ今を生きる上で悩みや迷い、堕落した日々を送っていました。
奈美は事あれば金で済まそうとしたりする夫や、反抗期を迎えた娘といった母として妻としての毎日に。
梅はブラック企業に勤め、営業成績を上げることができず、夫のギャンブル癖も重なって、毎日のやりくりに悪戦苦闘。
裕子は、玉の輿に乗れたものの、夫の浮気発覚に離婚すべきかどうか悩む日々。
心は、アルコール依存症に加え借金返済に追われ、挙句の果てに娘と離れ離れに。
どうしてあの頃あんなに楽しかったのに、今こんな風に辛い日々を送っているんだろうと。
だけど彼女たちは芹香という確固たるリーダーや、サニー仲間たちとの再会によって、「自分の人生自分が主人公でなくてどうする!」という答えにたどり着き、輝きを取り戻していくんですね。
だから「あの頃輝いてた」のではなく、「これからも輝いていく」という女性であってほしいという、「監督からの強い気持ち強い愛がこもった作品」だったのではないでしょうか。
監督の思いを示したのがラストのダンスシーンであり、4人の踊る姿はものすごく楽しそうで美しく輝いています。
キャスト頑張ってた。
出演者はすごくよかった。
奈美演じた広瀬すずは頑張って関西弁をしゃべり、田舎者感を見事に出していました。
お腹が空いて暴れるシーンは、奥歯ガタガタいわしたろか!とブチ切れ暴れまわるんですが、スローモーションでもんのすごい表情で駆け回ってましたね。
芹香演じた山本舞香も、他のコギャルたちとは違うヤンキーオーラを放ち、グループのリーダーとしてみんなを引っ張る姿をカッコよく演じていましたね。
そしてブリタニ!
彼女いいですね!
中学までは芹香と仲良かったけど、クスリに手を出して仲間から外されたことを根に持ち、奈美に八つ当たりする彼女。
パンツ売ったり、リーマン狩りしたり、ドラッグ持ってたりなどなど、コギャルは普段こんな悪さをしてますってのを彼女が全部やるんですけど、完全に不良になり切れてない小者感というかヘタレ感をうまく演技でみせていて。
だからこそブリタニって苗字で呼ぶなってのが、ギャグというか鉄板ネタみたいになってるんですけど、彼女だからこそ成立するキャラになってたなぁと。
最後のラリッてる感じもちょっと怖かったし、でも怖さを出さないとやっぱりただの小者で終わっちゃうから、すごく存在感があってよかったですね。
大人の方は、バイプレイヤー小池栄子と渡辺直美2人の芸達者だからこそできる掛け合いが見事でしたね。
二人で罵声を浴びせ合う小競り合いとか様になってたし、二人が暴れるから普通に振る舞う篠原涼子が活きてくる。
最後にぶっこんでくるのがともさかりえで、彼女も彼女でアル中で人生詰んでます的女性を見事に演じておりました。
てか女子高生の心役の子、ともさかにちょっと似てますよね。
よく見つけたなあ。
これはみんな思うけど、池田エライザはキレイ過ぎる・・・。
最後に
というわけで、監督の90年代愛が詰まった作品ではありましたが、僕の中でオリジナルを超えるほどのものではなかった、非常に悔しい作品でした。
なんかね、楽曲をどうしても使いたいっていう監督の気持ちが強いせいか、コギャルと曲がうまく合ってない気がするんですよね。
globeを看板に使っておきながら、楽曲はスルーってのが諸事情あるんだろうなってのが見えるし、華原朋美まで入れて初めてTKで彩るコギャルの時代だし、安室奈美恵をメインにしたいならもっとやり様があったというか、むしろ彼女の曲だけで構成しても良かった気が。
平成最後の夏に、しかも平成のファッションアイコンにして最大の歌手なわけじゃないですか。
加えて引退でしょう?
もっとフィーチャーしちゃえばよかったのに。
まぁそれでもオザケン使いたかったんだろうな。
いい曲だし。
やっぱね、サニーってグループ名を日本人でやるのはダサくないか?
もう名前さえも変えてしまった方がよかったんじゃないだろうか。
俺にとって「サニー」ってバックホーンだからね。これはどうでもいいか。
最後にひとつだけ素晴らしいシーンについて。
海辺を泣いて歩く広瀬すずに「SWEET19BLUES」は最高だよ!
毎日を楽しく生きてたって誰にも見せられない顔がある、見事に表現した場面でした。
というわけで以上!あざっした!!
満足度☆☆☆☆★★★★★★4/10