モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「ザ・プレデター」感想ネタバレあり解説 ならず者軍団全員ホーキンス説。

ザ・プレデター

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一体何度目の新作なのか。

80年代後半に公開されて以来、今もなお愛され続けている地球外生命体プレデター。

森林から市街地にまで現れ、時にはあのエイリアンとも一戦交えた好戦的種族が再び地球にやってくるのであります。

 

 

個人的な話ですが、僕は映画をちゃんと観るようになったのが10年前くらいで、それまで全く映画に興味の無かった人間でして。

 

子供の頃この「プレデター」ってTVで散々やってたんですよ。

散々やってたのに観てこなかったこともあり、このプレデターという存在に愛着も無ければ思い出も思い入れもない人間なんです。

 

恥ずかしい話、ホント数年前まで「プレデター」と「コマンドー」の区別すらもついてなかったw

笑っていただいて結構ですw

無知は恥w

 

じゃあそんなやつが何でプレデターの新作なんか観にいくんだよ?ってなると思うんですが、今作の監督は僕が大好きなシェーン・ブラックが手がけるということで観ようと前々から楽しみにしていました。

 

登場人物がひょんなことからコンビを組むことになり話が進んでいく、いわゆる「バディムービー」の申し子と言っても過言ではないシェーン・ブラックがまさか「プレデター」をもバディムービーにしてしまうのか!?

 

そんな期待を胸に早速観賞してまいりました!!

 

作品情報

戦うことを最大の喜びとする戦闘種族・プレデター。

その生態は未だ謎に多く包まれているものの、強敵には敬意をはらい、弱きものには手を出さない武士道精神を持ち、戦いに崇高な精神と、高度な知能を備えた地球外生命体だ。

そして過去何度も地球に訪れては人々を恐怖に陥れてきたあの最強ハンターが、少年が起動させてしまった謎の装置によって呼び寄せられ、再び人類を恐怖のどん底に突き落とす。

強さ賢さといった能力をさらに高め、レベルアップして地球に襲来してくるヤツに、人類はどう立ち向かうのか。

 

過去最強クラスのプレデターに劇場で脅えるがいい!!

 

 

 

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あらすじ 

 

少年が最凶最悪のハンターを呼び寄せてしまう!

元特殊部隊員で現在は傭兵の父親クイン(ボイド・ホルブルック)がメキシコで手に入れた謎の装置を、息子のローリー(ジェイコブ・トレンブレイ)が箱の中から発見。

彼が起動させてしまったその装置は、地球にプレデターを呼び寄せるシグナルを発信するものだった・・・。

父親とならず者兵士たちは、少年と人類を救えるか!?

プレデターと接触したことで、事態を隠蔽しようとする政府の極秘機関に監禁されてしまったクイン。

彼はルーニーズと呼ばれるならず者の兵士達と共に脱走し、危機が迫っている息子と人類を救うために奮闘する!

“究極のプレデター”出現!果たしてその正体は・・・?

 再び人類の前に姿を現したプレデターは、他の種のDNAを利用し、遺伝子レベルでアップグレード。

より強く、より賢くなっていた。

さらに、通常のプレデターをもはるかに上回る圧倒的なパワーをを秘めた、“アルティメット・プレデター”までもが突如出現!

人類はどのように立ち向かえばいいのか!?(HPより抜粋)

 

youtu.be

 

監督

今作を手がけるのはシェーン・ブラック。

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せっかくなんで今のじゃなくて、当時の画像でw

はい、実は監督、シュワちゃん主演の「プレデター」にホーキンス兵士役で出演していたんですね~。最初のほうでプレデターに無残に殺されてしまいますがw

劇中でも全然笑えない下ネタを仲間に話すキャラ設定が印象的でした。

 

そんな監督が今回プレデターを撮るということで、それなりに強い思い入れがあるに違いないと思うので、その気持ちが画面に溢れていたらいいですね。

 

さて、冒頭でも触れましたが、シェーン・ブラック監督といえばこれまで「リーサル・ウェポン」や「ラスト・ボーイスカウト」といった作品の脚本、そして「アイアンマン3」や昨年公開した映画「ナイスガイズ!」など数々の作品を世に送り出してきました。

その全てがバディムービーになっているということで、今回もその手法を使ってプレデターを描くのか気になるところ。(アイアンマン3もちゃんとトニーと少年がバディになってますからね!)

おそらく父と子の物語になるとは思うのですが果たして。

 

監督に関してはこちらをどうぞ。

 

www.monkey1119.com

 

 

 

 

キャスト

元傭兵の主人公クインを演じるのはボイド・ホルブルック。

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わ~おイケメン。

正直名前だけだと全然誰だかわからなかったんですが、写真見たら「あ!」ってなる人も多いかと。

そうです、去年公開した「LOGAN/ローガン」で、ローラを奪いにやってきたドナルド・ピアーズ役の人です。腕が機械のやつ。

まだそんなにたくさん大きな役で出演しているわけではないようで、これを機に注目されていくことでしょう。

 

そんな彼の出演作をサクっとご紹介。

2011年から本格的に映画に出演し始めた彼。

近未来の地球を舞台に、宇宙生命体ソウルに寄生されるも抵抗し、二つの魂を宿った女性の活躍とロマンスを描いた「ザ・ホスト/美しき侵略者」や、妻の突然の失踪に、渦中の人物になってしまう夫の秘密と衝撃の顛末が描かれる「ゴーンガール」などに端役で出演。

その後、息子を守るため親友である組織のボスを敵にまわすことになった殺し屋の逃亡劇「ラン・オールナイト」、愛する夫と娘を守るために銃を手にし戦うヒロインを描いた西部劇「ジェーン」などにも出演し、少しずつ存在感を出していきます。

そして、アメコミ映画「X-MEN」のメインキャラウルヴァリンの最後の死闘と親子愛を綴った現代西部劇「LOGAN/ローガン」で敵役を演じ、認知度を高めていきます。

 

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他のキャストはこんな感じ。

ネブラスカ役に、「ムーンライト」、「ホース・ソルジャー」のトレヴァンテ・ローズ

クインの息子・ローリー役に、「ルーム/ROOM」、「ワンダー/君は太陽」のジェイコブ・トレンブレイ。

コイル役に、「LEGOムービー」、「ピッチ・パーフェクト2」のキーガン=マイケル・キー

ケイシー役に、「X-MENアポカリプス」、「チャーリー・モルデカイ/華麗なる名画の秘密」のオリヴィア・マン

バクスリー役に、「ディープ・ブルー」、「ミスト」のトーマス・ジェーンなどが出演します。

 

 

プレデターの強さ

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そんな事知っとるわ!という人も、そうでない人も簡単な予備知識を、ということでザックリ説明を。

  •  特徴

基本的に彼らは宇宙を舞台に、自分の腕試しを繰り広げており、過去にも地球を訪れています。気候的に暑く、さらに人と人が争うことで熱を持った場所に現れ狩りをしていくんですね。

そして戦い方ですが、強い敵には敬意を表して挑み、弱きものには手を出さないという彼らなりのルールや思考が過去作からも何度か観られます。「プレデター2」では子を身篭った女警官は武器を持っていたものの、殺されはしなかったですからね。

 

そんな武士道精神とも呼べる崇高な心で戦いを好むプレデターは、基本は高いところからよじ登ったりジャンプしたりして獲物を観察。始末したら頭部の骨と寝骨を抜いて持って返り、それ以外は皮を剥ぎ、臓物は抜き、足からつるした状態で死体をみせしめるという手口で人々を殺していきます。

 

 

  • 武器

ヘルメット。

目にはサーモグラフがついており、赤外線によって標的を把握する役目を持っています。

ちなみに「プレデター」では、泥をかぶったダッチ(シュワちゃん)を探せなかったことで、ダッチはプレデター討伐の糸口を見つけます。

 

右腕にはリストブレイドとショルダープラズマキャノン。

リストブレイドは、接近戦用の武器として使われ、自由に格納できる切れ味のパない爪。

プラズマキャノンは、ヘルメットの連動し、狙いを正確に定め相手を攻撃する破壊力抜群の武器。

 

左腕にはリストコンピューターなるリモコンを装備。

ここから武器を稼動させたり、ケガした時のための救護キットを出したり、そして自爆をするときもこのリモコンで操作します。

 

他の武器にレイザーディスクという円盤型の武器も装備。切れ味は抜群で、建物も切るし多少離れた場所でも攻撃できる優れモノ。

そして全身は光学迷彩を施しており、光の屈折を利用してカメレオンのようにカムフラージュし、完全に姿を消すことができます。

 

過去作では刀やヤリなども用いて戦闘していましたが今作では果たして使われるのか期待ですね。

 

ちなみにヘルメットを取ると、と~っても醜い顔をしてます

過去作でも「なんて・・・醜い顔なんだ」と地球人から絶句されてましたw。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回通常のプレデターを凌駕する「アルティメットプレデター」なる存在が登場するようで、プレデターの顔と背骨を持っているプレデターの手が写ったポスターが、それを想起させているように思えます。

果たしてパパは世界を救えるのか!?

ここから観賞後の感想です!!!

 

感想

だああぁっ!!忘れてたよシェーンブラックの持ち味を!

久々に支離滅裂な物語だけど、ダメな奴らが集結して勝利に向かって頑張る映画だよこれ!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正統的続編でした。

愛すべき醜いアイツの何度目かの地球襲来による人類の危機を脱するために、エクスペンダブルズなヘタレ軍団と何故か銃を扱える女性科学者、裏を返せば人類のさらなる進化である発達障害の息子というチーム編成で立ち向かう血沸き肉躍る戦いぶりを、ユーモアと下ネタ満載の楽しい会話とこれでもかといわんばかりの激しい銃撃戦、無残な死体と残骸から感じるグロ描写、そしてついに現れるスタイル抜群のアルティメットプレデターa.k.a.ウーピー・ゴールドバーグとの熾烈な争いに、もはや脚本や後付設定などどうでもいい、俺のプレデターはこれだ!という監督の熱い熱い思いが詰まった最強映画でございました!!

 

はい!というわけでプレデター新作鑑賞してきましたが、はっきり言って物語は散々なものでした!

 

プレデターよりも強いプレデター―が出てくるのに、その強さが全く持って発揮されない可笑しさ、最初にやってくる1号プレデターが一体何のためにやってきたのかを理解した時、じゃあなんでお前人間殺したんだよwという可笑しさ、1号からくすねたヘルメットとアームリモコンをなぜもっと活かして戦おうとしないんだバカたれ!という可笑しさ、人間の血が混ざったっておいおいとうとう人間とヤッたのかよ!なおかしさ、そしてとうとうプレデターがまともに喋る可笑しさ、色々とおかしいだらけな話だったんです!

 

そもそもプレデターといいう意味が捕食者だそうなんですが、こいつらは狩りをしているとはいえ、守るためでなく戦うために狩りをしているので、どちらかといえばハンターが正しい呼び名だそうなんですが、それでもプレデターの方がカッコよくね?って言ってるんですね。

 

だから!そういうことなんですよ!

こういうプレデターの話の方が楽しくね?くらいの感覚で作られているんですよこの映画は!

 

で!もっと言えば!

これプレデターよりも人間たちの方が魅力的に描かれてるわけです。

監督はバディムービーの申し子とイントロダクションでも書きましたが、私もう一つ忘れていました。監督の持ち味を。

それは人生ダメな奴が時には勝つことだってできる、というメッセージ性です。

 

これを僕はすっかり忘れていました。

たまたま護送車に居合わせた軍人たち。ロクな奴らじゃないですよ。

アヘンのやり過ぎによる自殺願望、聖書好き、あとよく覚えてねえけどとにかく色々やらかして干されてしまったやつらだったわけです。

 

クインの一声で一致団結し、時にサボりながらもきちんと見せ場で活躍するわけです。曲がりなりにも最前線で戦ってきた奴らですよ!肝が据わってます。

 

そんな彼らと紅一点の科学者、そしてプレデターが持つテクノロジーを解読してしまう天才的頭脳を持つ息子という、肉体戦士と頭脳派2人というほぼオフェンシブな陣営で、醜いプレデターの子、いや狩りぐらしのプレデッティ、違った、どこのスーパーモデルだよってくらいスタイル抜群だけど顔はおブスなモンスターエイリアンと命がけで戦うわけです。

 

この彼らのキャラ立ち具合が凄く愛らしいんですよ。

なんていうかどいつもこいつも知能指数低いんだけど、やるときはやる。みたいな。

ケイシーを保護した時に、起きたらくつろいでたようにしようって、ベッドの上にあれこれ並べたり、なぜかそこにユニコーンの折り紙置いたり、しかもその後彼女がどう出るか賭けてたり、アホだなぁwと。

 

その後クインの息子ローリーが行方不明って時に、みんな協力しない、しかもそのうち二人は奥さんとテレビ見ようとしてネブラスカに怒られたり。

ネブラスカも自分自身を銃で撃って一人で病院まで歩いて命からがらだったなんて過去バナも出てきて、マジでお前らどうかしてるぜレベルなんですよね。

 

護送車内でもずっと下ネタですよ、ケンカの入り口がお前の母ちゃんのあそこユルいからここにいる5人分入るぜ!みたいなどぎつい下ネタぶっこんでくるし、ヘリ盗んで来いって言って、お天気ギャルって書かれたクソエロイお姉ちゃんの写真が貼られたヘリ盗んでくるし、おまけにプレデターと一触即発って時に「チ〇ポ!」って声出しちゃうやついたし、もうすべてがバカで愛おしい!

 

そんなおバカなこいつらが命を削ってプレデターとやりあい、終いには最高にかっこいい死に方で見ている我々を感動させるわけです。

 

監督は実際にプレデター1でホーキンス兵士役で出演していました。役柄としてはひたすら下ネタばかり言ってるちょっと近寄りがたい奴で、仲間にその下ネタジョークを言って笑わせようとしていたんですが、そのホーキンスの遺志を継いだのかホーキンス5人分がでていたような感覚ですよね。

 

実際軍人チームってのもプレデター1で出てくるわけで、そういう点においては原点回帰、もしくは1作品目のオマージュともいうべき人間描写だったのかなと感じております。

 

プレデターに関して

今回プレデターが2体登場する時点で、だいぶ方向性を変えてきたなぁと感じました。

 

もう冒頭からこれプレデター?ちょっとしたスターウォーズになってない?と思える始まり。宇宙船が宇宙船を追いかけるシーンから始まりますからね。そこに地球が映って「ザ・プレデター」のタイトルバックですから。

 

しかもちゃんと1と2の続編として描かれていて、すでに政府の秘密組織がプレデターを追っていて、過去の武器とかヘルメットを押収してあるという新事実。プレデターズはなしなのか。

 

またプレデターのデザインも結構スタイリッシュになっているのも僕は好き。ヘルメットもどこかかっこいいのですよ。あと腕のやつも。トランスフォーマーとかアベンジャーズのウルトロンみたいなどこかアメリカチックでメタリックな感じ。よくわからんけど。

 

 

そこからはもう、新しい試みだらけですよ。

 

プレデターが犬を飼っている、プレデターが翻訳機を使って英語を話す、プレデター語も字幕が出た後いちいち英語に変わる、プレデター異種交配して進化している、しかも人間をも交配しようと企んでる、もはや狩りの目的が変わってきてるじゃん。

 

まだまだありますよ、プレデター脱走して普通に施設の上を走る、プレデターまさかの人間保護、プレデター3メートル越え、プレデター軍隊の手を使ってサムズアップするギャグまで披露などなどこれでもかとリニューアル、いいやアップグレード?どっちでもいいや、とにかく監督がやりたかったプレデターというものを見れた気がします。

 

 

そんなプレデターさん、今回まぁ人間たちをこうもあっさり殺しちゃいますかってくらい殺しちゃいます。その切れ味といったらもう。

毎回恒例の人間つるし上げ血まみれからの、臓物ドーン!大腸だらーん。

首チョンパもあれば胴体真っ二つまで描かれてます。

カニのようなお口で科学者の腕ガブリ、血がブシャー!からの腕もぎり。

 

殺戮描写は徐々にエスカレートしますし、実際プレデター1号はアルティメットプレデターに瞬殺されるんですが、これがもう圧巻といいますか、何もそこまでしなくてもというくらい木っ端みじんになりますし、そんなアルティメットプレデターも最後は無残な幕切れですし。

 

多分プレデターシリーズ史上一番血が流れた作品だったんじゃないですかね。1と2しか見てないんですけどwR15指定になったのもわかります。これヘンにレーティング下げようものなら全カットなんじゃないかってレベルですから。

 

こうだったらもっと盛り上がったのに。

物語のラスト、プレデター1号がなぜ地球にやってきたのか、アルティメットプレデターから追われながらも地球まで来て何を託そうとしたのか、という答えが描かれて、あ、これは続編に繋がっていくんだろうな、というところで終わった今作。

 

このシーンを見て僕が感じたのは、てっきり今回の映画でこれやるんじゃない?って思ったことがまさに描かれていて、その1号の答えをむしろ今回でやったら僕としてはもっと胸アツだったのに、と思って観てました。

えらく遠回しですが、ここ核心に触れるのご容赦ください。

 

要はですね、クインがメキシコでの任務の時にプレデターのヘルメットと腕に装着するリモコン、そして光学迷彩になれるアイテムを盗んで、自宅に送るんですね。

 

これを新しいゲームが届いたと思い込んだ息子のローリーが開けてしまい勝手にいじり出すことで、アルティメットプレデターに居場所を特定されてしまうわけです。

 

ローリーは学校でいじめられているので、お母さんが買ってきたハロウィンで着る衣装を着ずに、このヘルメットとアームを付けて出かけちゃうことから大変なことになってくるってのが今作の流れなんですけど。

 

で、何が言いたいかって、ローリーは発達障害ではあるものの、めちゃめちゃ頭いいわけです。勝手にヘルメット覗いてプレデターのテクノロジーを理解するし、そのヘルメットから爆撃もできちゃうわけです。

 

これをですよ、うまく使えば1号より強いアルティメットプレデターにと対等に戦えるじゃないかと。息子が指揮してお父ちゃんがそれ使って戦う。

例えばプレデターが光学迷彩使って姿を消したとする、それをローリーがヘルメットで探し出してお父ちゃんに指示する、3時の方角!とか。

 

そうすることで親子の物語に深みが増し、監督お得意のバディムービーへと変貌を遂げる。

みたいな。

 

こんな風にして戦うと、本来のプレデターの本質をだいぶ失う結果になってしまいそうですが、既に冒頭からかなりSFチックなわけでしたし、なんなら行くとこまで行っても良かった気がするなぁと。

 

これはあくまで僕がプレデターをバディムービーにするなら、という願望なので、まぁ聞き流してくださいませw

 

だからきっとこの展開が次回作でやったりするのかな、なんてちょっと思うわけですよ。息子が指示してお父ちゃんが戦うという構図。しかもプレデターの武器を使って。

あーだいぶ核心を突いてしまったか、大丈夫か。

 

 

最後に

きっとプレデターファンや、映画を真面目に見ている方は、今回のプレデターのあまりにグダグダな話の流れにつまらないと仰る方も少なくないと思います。

 

どうしてそうなった、プレデターが弱い、人間描写ばかり、とか。

 

そこはもう視点を変えていただいてですね、あくまでプレデターを使った男たちの熱いブロマンス映画だと思ってみていただいてですね、グロとアクションとバカっぷりを堪能していただけたらと思っております。

 

僕は監督ファンという立場から鑑賞したのでこんなことが言えると思うんですが、どうか頭で考えてみるのではなく、体で感じて楽しんでほしいなと。

というわけで以上!あざっした!!

 

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満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10