モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「牛首村」感想ネタバレあり解説 恐怖の村シリーズ第3弾はkōki,が頑張ってた。

牛首村

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恐怖の村映画シリーズはとうとう第3弾まで製作されるんですね。

犬鳴村」、「樹海村」と劇場スルーした僕ですが、今回はビビるのを我慢して劇場で見て見ようと決心いたしました。

 

だいたい「村」にまつわる話ってなんであんな不気味な話ばかりなんですかね。

大体人の都合だったり村八分で不幸な目に遭った人たちの「祟り」だとか「呪い」だとかが一般的だと思うんですけど、今も昔も人間てのは野蛮だなぁと。

 

そういや親父の実家もめちゃんこ山の中にあったけど、こういう話って在ったんだろうか…今度聞いてみ…ない!!

ヤダ!怖い!

というわけで、脅えるのを堪え観賞してまいりました!!

 

 

作品情報

九州のとある町を舞台に「地図から消された村」の呪いに翻弄される人々を描いた「犬鳴村」、富士の樹海を舞台に「捨てられた人々が作った村」の呪いに翻弄される姉妹を描いた「樹海村」に続く「恐怖の村」シリーズ第3弾。

 

北陸最恐の心霊スポットとして有名な「坪野鉱泉」を舞台に、自分そっくりの女子高生が映った心霊動画をきっかけに、「牛首村」の秘密に迫っていく少女の物語。

 

呪怨」のヒットによりJホラーブームを牽引、ハリウッドデビューも経験し日本人初の北米チャート2週連続第1位を記録、、本シリーズで再び脚光を集める監督が、「恐怖の村」シリーズ史上最恐最悪のシナリオと極限の恐怖映像で観客を追い詰めていく。

 

主演にはモデルやアンバサダーなどを務めながら、音楽の才能でも魅了する期待の新人を抜擢。

国民的アイドルだった両親の遺伝子を持つ彼女が、本作で女優デビューするにもかかわらず一人二役という難役をどうこなすかに注目だ。

 

また実在するスポットは、かつてTV番組で霊能力者として活躍した宜保愛子氏が、強い霊気を感じるとして潜入を拒否した場所としても知られるほか、数々の噂話、現地で撮影を敢行したスタッフも不可解な現象を経験しているなど、非常に恐怖を感じる逸話ばかり。

 

果たして「牛首村」とはいったい何なのか。

そこではどんな風習が行われていただろうか。

 

 

 

 

 

あらすじ

 

”ウシノクビ”って知ってる?

この話を聞くとみんな呪われていなくなるんだって。

 

”私がもうひとりいる…?”

奏音(Kōki)は、ある心霊動画に映った、自分そっくりの女子高生を見て驚愕する。

牛首マスクを無理矢理被せられ、廃墟に閉じ込められたところで、映像は途切れた。

 

彼女は誰なのか?

妙な胸騒ぎと、忍び寄る恐怖。

何者かに導かれるように、動画の撮影地・坪野鉱泉へと向かう。

 

妹の存在、双子、牛の首…

牛首村と呼ばれる悍ましい場所の秘密と風習が、狂気と恐怖となり、彼女にまとわりついていく・・・。(HPより抜粋)

youtu.be

 

 

監督

本作を手掛けるのは、清水崇

 

Jホラー映画でトップの座に就きながら、ハリウッドでも映画監督として活躍するお方。

ここ数年は「魔女の宅急便」といったファンタジーに挑戦したり、ドラマ要素の強い「ホムンクルス」も手掛けるなど、これまで手掛けてきたジャンルとは一風変わった作品を作っている印象があります。

 

この「恐怖の村」シリーズ、2作鑑賞したわけですけども、どうも途中でさじを投げてしまったんじゃないか?ってくらい手を抜いた脚本に感じるというか。

「犬鳴村」なんていきなり幽霊と対話し始めるし、「樹海村」は姉妹を中心としたドラマ要素にグッとくるところはあれど、色々と不可解すぎる点が多くおいていかれた感じがしてしまいました。

 

今回手掛けるにあたって、女優デビューするKokiと製作前に話し合いを行ったそうです。

そりゃこれで女優デビューするのに加え、一人二役ですから監督として色々心配だったんでしょう。

ですが、彼女の本作に取り組むひたむきな姿勢に心打たれ、自身も不安と緊張が走り、彼女を通じて新人時代を思い出したとのこと。

 

そんな主演に引っ張られるかのように作ったであろう本作。

シリーズ史上一番怖い作品になっているのでしょうか。

 

登場人物紹介

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  • 雨宮奏音(姉)(KōKi)・・・都内在住の女子高生。心霊動画の視聴をきっかけに、恐怖体験に巻き込まれていく。
  • 香月蓮(萩原利久)・・・奏音のクラスメイト。奏音に好意を持ち、動画の女子高生を一緒に探す。
  • 雨宮直樹(田中直樹)・・・姉妹の父で、奏音と一緒に暮らす。

 

  • 三澄詩音(妹)(Kōki)・・・富山在住の女子高生。心霊動画の配信で坪野鉱泉の廃ホテルに行ったまま行方不明に。
  • 倉木将太(高橋文哉)・・・詩音の恋人。行方不明の詩音を探している。
  • アキナ(大谷凛香)・・・詩音のクラスメイト。心霊動画の企画者。
  • ミツキ(莉子)・・・詩音のクラスメイト。アキナのアシスタント的存在。
  • 三澄風歌(堀内敬子)・・・姉妹の母で詩音と一緒に暮らす。
  • 三澄実(麿赤児)・・・姉妹の祖父で、寝たきりの妻を介護しながら詩音たちと暮らす。
  • 三澄妙子(竜のり子)・・・姉妹の祖母。詩音の失踪と牛首について何か知っている…?
  • 山崎壮志(松尾諭)・・・富山在住の男。偶々出会った奏音と蓮を坪野鉱泉へと案内する。
  • ?(芋生悠)・・・謎の女性。奏音の周りに、事あるごとに現れる。

(HPより)

 

 

 

 

 

 

村の風習はホントに不気味なものばかり。

果たして俺は耐えられるのか、耐えられないのか、どっちなんだい!(強がりでビビリを隠してます…)

ここから観賞後の観賞です!!

 

感想

ホラーとしては「ほん怖」レベル。

ドラマは前作同様ファンタジーの域。

Kōki,はそこそこいいお芝居でしたよ。

以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとりぼっちじゃ、淋しいでしょ…

富山県にある廃ホテルを舞台に、日本で一番怖い怪談「ウシノクビ」をモチーフにした本作は、双子を忌み嫌う村の風習によって、悲惨な最期を遂げた者たちの呪いを説くため、何度も怯えながらも血のつながった妹を救うため一歩踏み出す姿を、一瞬見切れる霊の姿や鏡越しで被写体と別に動く姿などシリーズお決まりの恐怖演出に、古くから伝わる村の不気味な仕来りからくる物悲しさを加えることで、シリーズ史上感情を揺さぶられる作品でございました。

 

恐怖の村シリーズ初の劇場観賞。

自宅で見た過去作の恐怖レベルが割かし緩かったので、大丈夫だろうと望んだ結果、案外イケたということが最大の収穫でしたw

確かに要所要所で怖いなぁ~・・・って感じた部分はあったんですが、それ以上に「それおかしくね?」って部分や「いやいやなんでw」って箇所がいくつか見受けられたこともあって怖さが緩和されてたからイケたのだと思います。

 

シリーズ恒例の「異世界ファンタジー恐怖体験アンビリバボー」もしっかりありましたし、過去作で登場したキャラが今回も登場するし、なぜか「ホムンクルス」で綾野剛が演じた主人公がチラッと映ったり(その割に綾野剛じゃないw)と小ネタもあったりして、面白かったんじゃないでしょうか。

 

 

と、簡単な感想はこれくらいにして。

前作「樹海村」で樹海まで母に付き添ったことで巻き込まれていく姉妹の物語でしたが、今回は双子の物語でした。

 

彼氏ヅラする蓮からの情報で、自分とうり二つの女子高生の存在を知った奏音が、真相を探るべく富山県にある坪野鉱泉に向かい、様々な恐怖体験をしていくのが序盤の展開。

 

知らぬ間にできた左腕のひっかき傷、窓に描いた花と蝶々の画、耳に残るメロディ。

無意識に奏音の中から蘇る記憶が、この地へ足を運ぶことを予兆させる流れになっており、彼女がそこへやってくるのは必然だったかのよう。

そして父親から明かされる自分の出自。

 

そもそもKōki,が一人二役を演じるって触れ込みは合ったけど、双子って設定は公式サイトの人物相関図を見ておかないと驚いたんじゃないでしょうか。

 

4歳の時に一度行方不明になった経験のある奏音。

この地で昔あった風習への危機感から、両親は離れ離れで暮らすことを決意。

記憶を失ったまま育った奏音は、詩音の存在をようやく知るというものでした。

 

幾ら記憶を失ったからと言って、親の都合で双子の妹がいることを伝えてないのはさすがに説明不足だろうと。

しかも自分が数日間失踪してたことや、おばあちゃんがかつて経験したことなんか、せめて物心ついたら話してもよくね?

もしかしたら何か起きるかもしれないって言うとか、それこそ詩音の存在をもっとあらかじめ知っていたら、面倒起きずに済んだかもしれないのに。

 

話は変わりますが、双子ってホント面白いなぁと改めて教えられた映画でもありましたね。

よく双子って同じことを考えてるとか、言葉を発するタイミングがシンクロするとか、利き手が左右対称になったりとか、同じところを怪我するとか、不思議なエピソードをよく耳にします。

 

本作でも、奏音が住む部屋と詩音が住む部屋の配置がほぼ一緒であることや、電話の相手が姉であることが事前にわかったりとか、それこそ異世界に行ってしまった詩音からのSOSのような信号が、ホラー的だったとはいえ姉に伝わるって展開は双子だからこそ成立する展開だったなぁと。

 

しかし牛首村の風習が中々クソな言い伝えで。

ザックリ説明すると、その村で生まれた双子は「忌み子」として扱われ、「7つまでは神のうち」のしきたりに応じて、7歳までに双子のどっちかを穴に捨て、牛の神様に祭る風習があったという設定になってました。

当時は飢饉で生きるも地獄死ぬも地獄な時代であったことから、こうするしかなかったと。

牛の首を被せるのも、結局は殺生するのと同じ行為だった関係で、負い目を感じるから顔を隠して捨てたと。

姥捨て山にしろ、今回の牛首村伝説にしろ、相変わらず人間は残忍なことをしたもんだなぁと。

 

牛の首って結局なんなん。

結局のところ本作は、まことしやかに伝わる坪野鉱泉で起きた怪奇現象と、牛の首をミックスして出来上がった物語。

 

冒頭で描かれるシーンでは、恐怖の村でお馴染みアッキーナが金髪姿の女子高生となって登場し、夜の廃ホテルを実況生配信するというもの。

どうやらそこのエレベーターが異世界と繋がってる噂を解き明かすために、顔バレNG(のくせにインスタでは顔出ししてる意味不明な設定)の詩音が牛の首を被って登場。

餌食となってエレベーターに閉じ込められた瞬間落下。

1階まで降りるとエレベーター自体は落下してるものの、肝心の詩音の姿がないという始まりでした。

 

坪野鉱泉のシーンでは、オーナーが首つり自殺したとか子供がプールでおぼれて死んだなんて都市伝説があるそうですが、劇中では彼らの霊が出てくるとかそれの呪いにかかるという設定はなく、あくまで詩音が消えてしまうきっかけ程度のモノでした。

 

そして牛首トンネルと称された宮島隧道も劇中で登場。

奏音と蓮を坪野鉱泉まで連れてった山崎が、ここで「牛の首」の話をしだすんですね。

この話を聞いた者は3日以内に死ぬということから、あまりにも恐ろしいということで誰も口にしなくなったという「日本で一番怖い怪談」とのこと。

劇中で山崎は、このトンネルでは深くえぐられた箇所があり、どうやらそこに牛の頭の形をした部分があるという話を「牛の首」と称して語ってました。

 

しかし実際は全くの出鱈目で、中身なんてない話だそうです。

調べてみると色んな説が出てくるんですが、どれも信ぴょう性の薄いものばかりで、実際に「牛の首」の真相は実体のない怪談のようです。

 

これらの題材を巧く物語にしたのが本作だったってことですよね。

 

Kōki,の実力

さて、僕がなぜ本作を見に行ったのかというと、木村拓哉の次女であるkōki,の女優としての可能性がどんなもんなのかをこの目で確かめたいと思ったのが大きな理由です。

 

結論から述べると、なかなか良かったんじゃないでしょうか。

 

まず、いきなり一人二役を演じるってハードルの高い役柄をこなしたことが凄いです。

ぶっちゃけ双子って設定なので、変に役を分けるようなことはしなくていいわけで、そこに関してはこれくらいできるっしょなレベルなんですよ。

 

でも実際は奏音と詩音を別々に演じて合成して一つの映像にしてるわけで、奏音が今考えてる事や起きてる現状、詩音が今考えてる事や今起きてる現状を、彼女なりに咀嚼して演じないと不自然になるわけです。

それをしっかりクリアしてお芝居していたんですからすごいことだと思うんですよ。

全然演技経験ないのに。

 

あとはリアクションが素晴らしかったです。

そもそもホラー映画ってまだ演技経験の浅いグラビアアイドルとか若手女優が出演することが多いんですけど、言い方悪く言えば叫ぶ演技って比較的簡単に習得できることなんですよ(誰目線だw)。

 

彼女はこの叫び具合が非常に長けてましたね。

特に凄かったのは、詩音の体内から顔や手が浮かび上がって身もだえるシーンなんですが、マジで嫌がってる感じの声を出してました。

あれはなかなか出せない領域だったと思います。

 

他にも蓮の死体との対面シーンでは、尋常でない取り乱し方をされてましたね。

あれも簡単にスイッチ入れられる演技じゃないですよ。

恐らくあのシーンはかなり気合入れて臨んだんじゃないでしょうか。

 

 

ただkōki,の凄い所はただ叫ぶだけじゃない。

震え方が絶妙に良いんです。

 

劇中では背後から牛の首を被った詩音らしき女性の姿が映り出し、何かを感じ取った奏音が徐々に脅えだすシーンがいくつかあったんですが、その時彼女の顔がアップになるんですね。

演出が良いのか彼女がいいのかは置いといて、最初気配を感じる時に、表情を微妙なニュアンスで固くするんですよ。

気持ち半開きの口をキュッと締め出し、それまで普通の状態だった大きな目が、少しずつ挙動不審な目になっていくんですね。

あ~なんだろ、やっぱり親父の遺伝子のおかげなのか、肌で感じてやってる感が凄く出てたなぁと。

潜在能力でここまでやってるんじゃないかとまで錯覚しました。

 

セリフ回しも自然な感じで話せてましたね。

それこそそこそこ演技経験のある萩原利久君との掛け合いでも、あくまで受け手としてのアクトだったと思うんですけど、しっかり会話になってましたし。

変な言い回しは特に見受けられませんでした。

 

しかし声の大きさや緩急の付け方はまだまだって感じです。

とにかく声のボリュームがまだわかってない気がしました。

ボソッと喋る声も、普通の会話のトーンもボリューム一緒なんですね。

 

一番それが出てたのが土砂降りの雨の中、奏音と蓮と将太の3人でベンチに座って会話するシーン。

詩音の心配ばかりする将太に対し、山崎が不慮の事故で死んでしまったことに脅える蓮が、詩音の呪いだと言い放った瞬間、将太が感情的になるって流れなんですけど、ここで男性陣は土砂降りの雨にも負けない声量で話してるんです。

でもその間に挟まって自分はどうしたらいいのだろうと考えながら話すkōki,の声量が非常に小さくて何を話してるのか全然聞き取れないんでんすね。

もちろん女性と男性で声量の違いはあるんですが、経験を積んでいればどれくらいの程度かは掴めるはず。

この辺は経験を積んでいけばモノにできると思うんで、今後の課題にしてほしいなと(さっきから誰目線なんだよw)。

 

ホラー描写はどうよ。

これホラー映画なんでね、あまり演技の評価を語っても意味がないんで、肝心のホラー描写はどうだったのかを語ろうかと。

 

シリーズでは終盤異世界に行って、恐怖体験するってのがお決まりなんですけど、今回もおばあちゃんと一緒に牛地蔵の首を持ちながら歌い、力づくで手を離したら洞穴にワープというよくわからない瞬間移動をしてました。

 

洞穴では、捨てられた子供たちの骨や残骸が散らばっており、そこで生き延びた奇子という女性が死体を食べて生存していたことになってます。

辺り一面ウジ虫だらけでしたし、壁にはいろんなお札が貼ってあって気味悪かったですね。

 

無事脱出したけど、門の内側からいっぱい手が出てきたのも気味悪かったです。

あれは恐らく捨てられた子供たちの手なんでしょう。

 

他には、これもシリーズではよく見かける演出なんですけど、カメラが周辺をパンするときに、端っこで人の影が見える演出。

奏音が人の気配を感じて振り返る際に、再びパンするんですけどその時には人影は写ってない。

 

廃ホテルのエレベーターの中で、記憶の片隅にある「窓に描いた絵」を描き始める奏音。

一瞬視線を別のところにやって元に戻ると、絵が書き足されてるんですね。

で、よくみると「牛の首」を被った詩音が鏡越しに映ってるっていう…。

怖い!と思った瞬間鏡がパリン!と割れるのは良い演出でした。

 

他にも、ピアノの鍵盤アプリの音が段々歪んでくる演出とか、急にSiriがしゃべり出して「よりしろ、よりしろ、よりしろ、とは、心霊が寄ってくることです」と連呼し始めるのは驚いちゃいましたねw

しかもSiriのくせに音量がでけえ!

 

あとは蜃気楼ですよね。

海岸を見つめていると、微かに人影が写り出すんけど、村の双子たちの霊が海の上を歩いて寄ってくるわけですよ。

ボンヤリと浮かぶ感覚が不気味過ぎて良かったと思います。

 

他にもたくさんありましたが、印象に残ったのはこの辺でした。

 

 

最後に

アッキーナや犬鳴村で登場した男の子、そしてお母さん役の奥菜恵が今回登場しましたけど、樹海村の登場人物は出てこなかったなぁ…。

てか、ホムンクルスは関係ないからw(監督作品だけどさ)。

 

今回芋生悠さんも良かったですね。

どことなく昔の女性のような面影を持ってらっしゃる分、幽霊ははまり役だったのではないでしょうか。

 

しかしまぁ、両親の説明不足やら、幽霊の記憶から全容を把握する流れや、急に異世界に行っちゃう展開や、そこまで関係のない人が犠牲になってしまう展開は、いささか強引ですし、他に手段があったのではと今回も感じてしまいました。

山崎が死ぬシーンは、もはや笑ってしまいますねw

 

まぁまずまずの面白さだったんじゃないでしょうか。

 

とりあえず一番恐怖だったのは、劇場がことあるごとに「ミシ…ミシ…」って音立てるのが怖かったです…。

おいおい嘘だろマジかよ…ってなったんですけど、よくよく考えたら上の階の4DXでしたw

バカ野郎怖えよ!

というわけで以上!あざっしたっ!!

満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10