モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「デスウィッシュ」感想ネタバレあり解説 やっぱり銃を持ったブルースウィリスは強い。

10月19日

デス・ウィッシュ

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ブルース・ウィリスの主演作を映画館で観るのはいつ振りだろう・・・。

 

妻と娘を悪い奴らに殺されてしまった外科医が始末屋として目覚め成敗していく、いわゆるビジランテ映画でございます。

もうタイトルがいい。

「デス・ウィッシュ」=死を祈る、死の願い、って意味合いでしょうか。

悪者よ、お願いだから俺の手によって死んでくれ。

そんな主人公の怒りと悲しみの銃弾がクソ野郎共にぶち込まれていくんでしょうね~。

絶対痛快だろうこれ。

 

とは言うものの、アメリカではそんなにウケが良くないようで、やはりポリコレ最優先の世の中ですから、誰もビジランテ=自警者の映画に興味なかったのかなぁと。

 

そして僕にとって超久々のブルース・ウィリス主演作になります。

自宅では何かしら観ていると思いますが、映画館では恐らく「REDリターンズ」以来。

もう4年以上も彼を映画館で観ていなかったのか。

 

今回観ようと思ったのもチャールズ・ブロンソン主演作「狼よさらば」のリメイクだから、と聞きつけての観賞なので、その辺の比較としても楽しみでございます。

というわけで早速観賞してまいりました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

 1972年に発表されたブライアン・ガーフィールドの小説「狼よさらば」。

家族を失った主人公が復讐をきっかけに、悪人から街を守る自警団となっていく姿を描いたこの原作は、1974年にチャールズ・ブロンソン主演で映画化し、シリーズ化されるほどの大ヒットを記録した。

あれから40年以上のときを経て、時代は今彼のような存在を求めているのだろうか。

 

そんなビジランテ映画の代表作を、ホラー映画スリラー映画の奇才によってリメイク。

 

 アクション映画界に長きにわたってトップに君臨するブルース・ウィリスを主演に迎え、銃社会の是非で揺れる現代のアメリカを舞台に、善と悪の境界線でスタイリッシュなアクションを繰り広げていく。

 

 

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狼よさらば (1974年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

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あらすじ

 

 

犯罪が多発し、警察の手に負えない無法地帯と化した街、シカゴ。

救急救命の患者を診る外科医ポール・カージー(ブルース・ウィリス)は、毎日犯罪に巻き込まれた患者の生死に立ち会っていた。

裕福で幸せな家庭だけが彼の平穏の地だった。

 

しかし、ポールが留守のうちに家族は何者かに襲われ、妻は死に、娘は昏睡状態になってしまう。

ポールの願いも空しく警察の捜査は一向に進展をみせなかった。

 

怒りの頂点に達したポールは、犯人を抹殺するべく自ら銃を手に取り、危険な街へと繰り出し始める―。(HPより抜粋)

 

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監督

今作を手がけるのはイーライ・ロス

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先週公開した「ルイスと不思議の時計」に続いての監督作品です。

10月はすごいですよね。

だってイーライ・ロス作品の新作が2周連続で公開されるんですから!!

ぶっちゃけ僕はそこまでのファンではないんですが、「キャビン・フィーバー」から追いかけてる人にとっては、この上ないご褒美なんじゃないんですか?

できればどっちもホラーでやってほしかったでしょうけども。

 

こっちは元々アメリカで3月に公開してるので、次の新作と合わせた方が俺らがウケルとでも思ったのかな。

まぁまんまと嵌ってますがw

 

前作の感想がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

キャスト

主人公ポール・カージーを演じるのが、我らがブルース・ウィリス。

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地味に主演作は日本で公開しているものの、全然話題にならないことが続いてる彼。

だってスター俳優ですよ?

いつからこんなに客足が減ったんだ?

もう俳優で呼べない時代なんだよなぁ。

でもみんな「ダイ・ハード」は観にいくからまだいいか。

 

そんな心配をしておきながら、私彼の主演作ほとんど観ておりません・・・。

「ダイ・ハード」は1しか観ておりません・・・。

なんてけったいなヤツだ!!モンキーめっ!

スイマセン、遅咲きの映画野郎でございまして、シュワちゃんスタローンブルースには懐かしみも憧れも持ち合わせておりませんで・・・。

でもさ、「エクスペンダブルズ」は大好物だぜ!

 

とりあえず彼の代表作を簡単にご紹介。

キム・ベイシンガーと共演したロマコメ映画「ブラインド・デート」でデビューを果たした彼。

最も不運なタイミングや場所時間に居合わせてしまうかわいそうなやつだが、そのくせ不死身の幸運を持つジョン・マクレーン刑事が巻き起こすど派手アクション映画「ダ・ハード」は現在でもシリーズが続いておりマクレーンは彼の代名詞とも呼べるキャラへとなっています。

 

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世界的アクション俳優として大人気となった彼はその後も、元シークレットサービスで今は私立探偵に成り下がった中年と元フットボーラーがコンビを組み、事件を解決していく落ちこぼれ復活感動ドラマ「ラスト・ボーイスカウト」、

ギャングやボスの女、ボクサーチンピラといった個性さまざまな登場人物が複数のエピソードで繋がっていく異色のバイオレンス・アクション「パルプ・フィクション」、

小惑星が地球に衝突するのを防ぐため、命をけて宇宙へと旅立つ掘削業者達の絆、そして親子の愛を超娯楽テイストで描いた一大ディザスターアクションドラマ「アルマゲドン」、

精神科医が死人を観ることができる特別な第6感をもつ少年を診察ことで癒されていく姿を描き、まだ観てないものは結末を誰にも言ってはいけないと話題になった「シックス・センス」など、アクションはもちろんのこと、サスペンススリラーラブストーリーなどあらゆるジャンルモノに出演しスター俳優の地位を確立していきます。

 

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近年は当時の人気から観ると劣りはするものの、罪の街で繰り広げられる男たちの愛と復讐をモノクロとビビッドなカラーで描いた「シン・シティ」、なぜかかつて在籍したCIAから命を狙われた男が、その真相を探るべく引退した昔の仲間たちを集め探っていくアクションエンタテインメント「RED」、破滅の危機を迎えた精鋭部隊が、伝説の男を助っ人に再び世界の危機を救うべく立ち上がる、人気フィギュアから生まれた映画の続編「G.I.ジョー/バック2リベンジ」、殺すべき標的が30年後自分という斬新な設定で繰り広げられる近未来SFアクション「LOOPER/ルーパー」など、個人単体で主演するのでなく、複数の登場人物の一人、又は脇に徹する役柄などをこなしていくことで存在感を見せる作品も増えてきています。

 

RED/レッド(字幕版)

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今後の待機作として一番の話題なのは、M・ナイト・シャマラン監督が手がけた女子高生を監禁する多重人格者を描いたスリラー映画「スプリット」と、かつて大事故に遭遇するもかすり傷ひとつ無かった中年警備員と車椅子のコミックのコレクターとの奇妙な出会いから始まる、不可思議なヒーロー誕生までの経緯と監督特有のオチが用意されたSFサスペンス「アンブレイカブル」が、まさかのひとつの作品としてユニバースされていく「Glass(原題)」が来年公開予定です。

 

 

 

他のキャストはこんな感じ。

ポールの妻、ルーシー役に、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2&3」、「リービング・ラスベガス」のエリザベス・シュー

ポールの娘ジョーダン役に、今作で初めて映画に出演するカミラ・モローネ

ポールの弟フランク役に、「フルメタル・ジャケット」、「マグニフィセント・セブン」のヴィンセント・ドノフリオ

ジャクソン刑事役に、「ジョンQ-最後の決断-」、「クライシス・オブ・アメリカ」のキンバリー・エリス

レインズ刑事役に、「リーサル・ウェポン2/炎の約束」、「トータル・リコール」、「ターミネーター2」のディーン・ノリスなどが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は主人公が外科医ってことで職業が改変されています。命を救う立場であるが故に善悪の区別などしてる場合ではない。そんな中生まれる自警心。一体どんな主人公へと変貌を遂げるのか。

そしてバイオレンスな描写で我々を驚かせる監督がこの映画でどこまでやらかすのか!?

ここから観賞後の感想です!!

 

感想

そもそもブルースが外科医ってのがちょっとね・・・。

ブロンソン版よりも個人的復讐が強くなってて、自警モノとしてはしっくりこないけど、死に様はさすがイーライロスでした!

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警察は事件が起きなければやってこない。

外科医として裕福な生活を送る主人公ポール・カージーが、強盗によって妻を失い娘を傷つけられることで自警意識を高めていき復讐の鬼となる姿を、あらゆる作品で手慣れた銃の扱いを演じてきたブルースウィリスが、あえて素人じみた演技を見せることで滑稽にさせながらも、やはり彼の持ち味は銃を構えた格好であり、それが徐々に炸裂していくことで作品が面白くなっていく、またブロンソン版と差別化を図るかのように自警モノとしての作品でなく、個人的復讐に焦点を充てることでよりドラマ性を強めた作品でございました。

 

犯罪都市シカゴで善人も悪人も命を平等に扱うことが使命とされる立場である外科医ポール・カージーが、理不尽な事件に巻き込まれた自分の家族の顛末を間近で見届けなければならない苦痛を味わい、夜も眠れなくなるほどの精神状態。

テレビもつけっぱなしでソファで横になっているだけの彼の目に飛び込んできたのはまさかの通販番組。

銃があれば例え泥棒が家に入り込んだとしても、街を歩いていて誰かに襲われそうになっても一発で解決!

そんなCMに感化され銃を購入するかと思ったら、ちょうどいい具合に彼の前に銃が転がり込んできた!

うし!これで犯人を追い詰めてやるぜ!と意気込みいざ銃の練習を始めたら、バリバリの素人なもんで、全然的にも当たらないし跳ね返ってくる銃弾にビビりまくり。

これじゃあいかん!ということで、これまた夜な夜な銃のトリセツ動画でお勉強。

あ~なるほどそうやって銃をお掃除するのね、そうやって分解するのね。

銃の扱いに慣れてきたところで、早速実践!

お、車を盗もうとしている輩を発見!

狙いを定めて1発2発と撃ち込むポール。しかし!銃をつ際に左手を負傷してしまう始末。まだまだうまく撃てません。

そんな不測の事態になりながらもなんとか犯人を始末したポールは、自分の病院に運ばれた少年を手当てすることに。

何やらアイスをちゃんと売らなかった事が原因で、ボスにこら!っとされたようで、それを聞いたポールの自警熱が再び燃え上がります。

再び廃棄BOXの中からパーカを取り出しフードを被ってお出かけ。

何やら如何にもブツを売ってそうな黒人の売人がアイスの入った箱に足をかけてどっしり構えているではありませんか。

そこでそいつめがけてすかさずズドンと3,4発銃を撃ち込みあっさり始末するポール。

 

世間ではこの事件を機に、「死神」という名の自警団の存在の是非を問う話題が勃発。

警察は事件が起きなければ動いてくれない。

もし自分に危害が加わるような事態に出くわしたらどうしたらいいか、自分の身は自分で守るしかないのだ。そのためには銃を肌身離さず持ち歩くことなのではないか。しかしそれは一般市民がやるべきことなのか。

そんな議論で盛り上がるシカゴの街でポールは犯人の手掛かりを見つけ復讐の鬼となっていく。

 

 

楽しかったんだけど。

確かアメリカじゃ学校で銃乱射事件なんかがあったせいで、銃所持に対してデモが行われるなどのいろんな物議が醸し出されている状態にあるため、今回のような一般市民が銃をもって個人の復讐のために人を射殺する類の映画はあまり評価されないようで、海外サイトでも酷評されているようです。

それ以外にも思い当たる節はいくつかあるんですが、とりあえずその辺は置いといて、僕の場合、描かれている題材は良いとして、「狼よさらば」と着地点が違うことに対してちょっと残念というか。

狼~の方は、自警団としての意識が高くなり、夜な夜な狩りに行く姿がまぁカッコよかったりするんですけど、今作は一度は自警団として活躍するも結果としては妻を殺し娘を傷つけた犯人を追い復讐する方向になっていて、う~ん・・・と。

 

 

もうちょっと比較すると、狼の方は、元々親父が銃の扱いがうまく、また主人公も朝鮮戦争で銃を扱っていたことから命中率も高い。だけど父の事や戦争を経て反戦主義者になったんだけど、家族の不幸を機に、これまで眠っていた狼の血がうずき出していくんですね。

そこからは夜に公園やら街をうろうろして襲ってくる奴らにバンバン撃ちまくって自警活動してくってのが基本的な流れ。

それに対し、今作は設定を外科医に変え銃の扱いも不慣れ。舞台もニューヨークからシカゴに変更。自警活動は最初こそやっていくものの、徐々に犯人を追い詰めていく個人的な復讐の話に。

あくまで狼のタイトルを借りただけのオリジナルストーリーにはなってるんですが、もっと個人的なことで悪を懲らしめるのではなくて、ダークヒーロー的な立場として街に蔓延る悪をどんどん懲らしめてほしかったなぁと。

 

ただいいことろもちゃんとあって。

やはりブルースウィリスがガンガン人を銃で殺していく描写は見ていて爽快です。

最初こそ銃の扱いが不慣れでちょっとヘタレ感はあるんですが、それをこれまで散々銃を使って相手をやっつけてきた彼だからこその滑稽さ。

しかも銃を持とうとするきっかけが夜の通販番組ってのもまた良い。

まず車泥棒をどうにかして片づけるわけですが、倒れた犯人に仁王立ちで銃を構える姿はさすがブルース。画になります。

その後も白昼堂々アイス屋さん=ヤクの売人をすかさず射殺するシーンも圧巻。

妻と娘に危害を加えた犯人の手掛かりをつかみ酒屋へ乗り込むわけですが、ここではちょっとアクシデント。

尋問をしていた相手が仲間を呼んでいたせいで、ちょっと追い込まれます。

しかしそこはミラーを使ったり監視カメラを使って狙いを定めたことがハマり、見事命中。ここで仲間の名前を割ろうと脅しますが、運悪く形勢逆転。

追い詰められるポールでしたが、棚の上のボウリングの球が、これまたうまい具合に犯人の頭にストライク!

 

そして車の解体業者をしている犯人の一人を拷問するシーンは中々の描写でした。

まずデカいレンチで急所を攻撃。気絶させた後で車体を高く上げた状態にし、その真下に犯人を縛った状態で寝かせ、モモの裏辺りをメスでサクッと切り開き、そこにブレーキ液を注入。ポール曰くどうやらその部分が人間の一番太い神経でそこを責めると最も効果的なんだとか。

もちろん犯人は悶絶です。傷口がチラチラ映りますが僕はその都度顔をしかめてました。

ようやく主犯格の名前を吐いた後、そのままにして帰ろうとするポール。かと思ったらちゃんととどめ。

あらかじめチェーンを車を支えている柱に括りつけていて、それを引っ張って犯人はぺしゃんこ。もちろんここも一瞬ですが頭がぐしゃっとなる部分が映ってます。

さすがイーライロス。ちゃんとグロ描写を用意してます。

 

こんな感じで容赦なく犯人を始末するブルースのカッコイイ姿を拝めるだけでも楽しい映画だったのかなと思います。

 

あとは、今作のテーマソングがAC/DCの「Back in black」(アイアンマン2でも流れます)なんですけど、これが流れる場面が、ポールがひたすら銃のトリセツ動画見て分解したり手入れしたり射撃してるシーンと、外科医としてのポールの活躍を2画面で同時に移していたり、段々画面を分割してく流れになっていて。

俺は黒い闇に戻ってきたぜ!って歌なんですが、ポールが丁度その過程にあるってのを見せた2画面構成だったのかなと。

外科医の自分から自警団の自分へ。

もう大好きな曲だけにこのシーンはアガりますね。

 

 

最後に

とはいえ結構地味な内容でありまして、ポールがそこまでのピンチになるようなこともないですし、死神はポールなのではないかという警察からの疑いも盛り上がるわけでもなく。

まぁ地味だからつまらなかったわけではないんですが、満足度はそこまで高いわけではないかなと。

 

もちろん最後はあのポーズで締めです。あれあってのデスウィッシュでしたね。

とりあえず久々のブルースウィリス主演映画ってことで楽しかった部分もあれば、う~んな部分もありで。

あ、イーライロス作品は「ルイスと不思議の時計」もやってるのでそちらもぜひ。

 

www.monkey1119.com

 

というわけで以上!あざっした!!

満足度☆☆☆☆★★★★★★4/10