モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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映画「フッド:ザ・ビギニング」感想ネタバレあり解説 ホークアイがバットマンみたいなことした映画。

10月18日

フッド:ザ・ビギニング

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神話や伝説として語り継がれている人物が、映画の主人公になったりモチーフになったりすること、結構あると思います。

でも大体がヨーロッパなんですよね。

アメリカにはそういう神話や伝説の英雄、みたいなのは国の歴史が他の国と違って浅いのでいないんですよ。

 だからアメコミのヒーローってのがめちゃめちゃウケるってことに繋がると思うんですけど。

 

で、今回鑑賞するのはイギリスの英雄がいかにして誕生したかを描いたヒーローものの映画。

イギリスの英雄というと、アーサー王が扱われますよね。

最近だと「ヘルボーイ」でも登場しましたし、「トランスフォーマー最後の騎士王」、「キングアーサー」、「エクスカリバー」など直接的に扱われてる題材もあれば、「キングスマン」、果ては「スター・ウォーズ」といった、名称だけのものもあれば、引用といった形でも扱われています。

これくらい私たちが見ている映画の中に盛り込まれている人気なわけですよ。

 

ただ今回の映画はアーサーではなく、フードを被って弓矢でバンバン敵を倒していく英雄のお話。

これまでケヴィン・コスナーショーン・コネリーラッセル・クロウらが演じてきた物語を、今をときめくイギリス人俳優がカッコよくアクションをこなして演じてくれるようです。

 

正直この英雄の映画、僕1作も観てないのと、話自体もよく知らないので、今回お勉強の意味も込めて、早速鑑賞してまいりました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

作品情報

中世イングランドの伝説上の英雄として今も尚語り継がれている「ロビン・フッド」。

緑色の服を纏い弓矢を武器に戦う正義の英雄を、現代のスーパーレジェンドとして新たなロビンフッド像を描く。

 

レオナルド・ディカプリオの製作会社が今回の作品を手掛けることでも話題だが、それ以上に魅力あふれるキャスト陣が名を連ね、超高速なアクロバティックアクションを、スタイリッシュな映像とともに描くことで、これまでにないエンタテインメント作品に仕上がった。

 

架空のヒーローが映画業界を席巻している今、おとぎ話にピリオドを打つ時が来た!!

 

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ロビン・フッド―中世のアウトロー

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あらすじ

 

イングランド。

広大な屋敷に暮らす若き領主・ロビン・ロクスリー(タロン・エガートン)は何の苦労も知らずにいた。

十字軍として遠い異国で戦うまでは。

 

4年後、激戦を生き抜いていたロビンは上官に歯向かったことから国へ帰される。

そして、自分が戦死したことにされて領地も財産もすべて没収され、恋人も領民も鉱山へと追放されていたことを知る!

 

どん底に落ちたロビンだが、戦地では敵だった最強戦士ジョン(ジェイミー・フォックス)に導かれ、たった二人で腐敗した政府に反逆を開始する。

 

頭巾=フッドで顔を隠したロビンは政府から金を盗み、それを領主として献上し権力のトップに潜入していく。

やがて貧しき者の代弁者<フッド>として、民衆の心を掴んでくのだが—。

 

事態を重く見た政府は、ついに<フッド>を捕らえるために戦地から最強の軍人たちを呼び寄せるのだった。

 

 

反逆者かヒーローか、ロビンの戦いの行方は――?(HPより抜粋) 

 

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監督

今作を手掛けるのは、オットー・バサースト

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どことなくデヴィッド・リーチに顔が似てるようなw

この手の顔はアクション大好きってことでしょうか、違うか。

全く彼を存じ上げないので、いつもの如く過去作の紹介をば。

 

イギリスでCM制作に携わった後映画業界に入った彼は、犯罪モノのTVシリーズ「Five Days」で英国アカデミー賞に、ゴールデングローブ賞にノミネートされていきます。

その後、自分の存在を投げ出すことを要求された人間や、記憶装置が埋め込まれる近未来など、あり得そうな現実世界を舞台に、新たなテクノロジーに対しての風刺を強く描いた、「ブラックミラー シーズン1」で監督をしています。

 

今作が長編映画初監督ということですが、アクションなどは大丈夫なのでしょうか。予告編を見る限り楽しそうではありますけどね。

 

 

 

 

キャスト

今作の主人公、ロビン・ロクスリーを演じるのは、タロン・エガートン。

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今年は「ロケットマン」で、素晴らしい歌声とエルトン・ジョンの内面に抱えた弱さを見事に表現したことが記憶に新しいですが、今作は彼の原点ともいえるアクションが堪能できそうです。

元々「キングスマン」シリーズでもアクロバティックな動きで楽しませてくれたわけですから、ここは期待していいでしょう。

彼に関してはこちらをどうぞ。

 

www.monkey1119.com

 

今後はイルミネーションアニメの人気映画「SING」の続編が控えています。

 

 

 

他のキャストはこんな感じ。

彼の師匠にあたる戦士ジョン役に、「ジャンゴ繋がれざる者たち」、「ホワイトハウス・ダウン」のジェイミー・フォックス。

ウィル役に、「フィフティシェイズ」3部作、「プライベート・ウォー」のジェイミー・ドーナン

マリアン役に、「ブリッジ・オブ・スパイ」、「パピヨン」のイヴ・ヒューソン

ノッティンガム州長官役に、「レディ・プレイヤー1」、「キャプテン・マーベル」のベン・メンデルソーン

タック修道士役に、TVシリーズ「カリフォルニケ―ション」、アニメ映画「ビルビー」に出演している、ティム・ミンチン

枢機卿役に、「スカーフェイス」、「犬ヶ島」のF・マーレイ・エイブラハムなどが出演します。

 

 

 

 

 

 

 

ヒーロー誕生譚として素晴らしいスタートを切れるのか。

ここから鑑賞後の感想です!!!

 

感想

う~む…

面白いと言えば面白いが、面白いとこってじゃあどこ?って聞かれると難しい・・・

可もなく不可もなし映画でした。

以下、核心に触れずネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴史は繰り返すのか…

昼は州長官に媚びを売る平民の敵、夜は弓矢ひとつで金を盗み平民にばら撒く謎の盗賊。

その実態は反逆者なのかヒーローなのか、という使い古されたネズミ小僧的悪さをするけど庶民の味方な男の奮闘を描いたヒーロー映画でした。

 

どんどん税の徴収が増えることで圧迫していく庶民の生活。

何故低所得層も高所得層も同じ税金を納めなければいけないのか、しかもそのお金の使い道は法人税減収の穴埋めに充てられてる、などというカラクリ。

そんな現代の切迫した状況にも似た設定。

お金を持ってる人は優遇され、持ってない人からは徴収する。

いつになってもこの構図は変わる気配を見せないのであります。

 

おいおいそんなの極めて不平等だろう、誰かこんな世の中をぶっ壊してくれるような英雄はいないのだろうか!

ってことで現れた頭巾の男。

争いの最前線で地獄を見てきた彼は、弱きを助け強きをくじく道を選び、平民から徴収したお金を盗んでは配り、盗んでは配り、時にちょっとだけ寄付をする、でも盗む。

あるはずのお金はなかったことになり、なかったはずのお金はある事になる、そんな繰り返しをすることで、町を収める悪代官は、その上にいる黒幕からおしかりを受け、さらに平民に重い税金を課していくのであります。

 

頭巾の男は、師匠との修行により、自信のあった弓矢の腕をさらに磨き、なんと4つの弓をガンガンぶっ放し、しかもどれも命中するまでの力を得ます。

特訓の内容も、ロッキーでも見たのかというほど地味でハードワークな体力づくり。

鎖を引いたり、歯車持ってひたすら腕の筋力をつけるトレーニング。

どこかしら首のラインがすっきりして見えたのは僕だけでしょうか。

 

そんなロビンと師匠ジョンが巻き起こす一連の騒動は、平民と兵士を巻き込む一大紛争にまで発展していくのであります。

 

 

アクションはステキ。

はい、現代風のアレンジも施した今回のロビンフッド。

え、弓矢ってそんなに破壊力あるの!?ってくらいに石の壁ぶっ壊すし、あれだけの数が飛んでくるのをまじまじと見ると、「蜘蛛巣城」のあれを思い出してしまうほどの迫力。

そりゃあ一発刺さってしまえば即死だろうよ・・・そんなことを思いながらガンガン投下される冒頭での十字軍遠征での戦闘シーン。

これはアクションは楽しみだなぁとワクワクしていたわけであります。

 

肝心の金を盗むシーンも、盗賊ならではの素早さに加え、わざわざスローモーションにしてまで見せてくれる回転ショット、流鏑馬のお手本にも見えてくるほど正確な弓矢裁き、接近戦でも薪で出来た弓でガンガンぶん殴るストロングスタイル。

見ていてスカッと致します。

 

しかし、なんでしょう。

いくらロビンフッドが昔々の伝説の英雄だからといっても、昼は金持ち夜は覆面の盗賊って言われたら僕はどうしたってバットマンしか頭に浮かんでこないし、庶民にカネをばらまくのはネズミ小僧だし、弓矢で戦うのは現代ではホークアイという特殊能力も持たずに超人たちと戦う男が降りまして、あくまで僕が覚えた順番が悪いだけのことですが、既視感を拭うことはできなかったのであります。

 

タロン君。

そんなこと見る前からわかっていたのではないか、正解です。

でもやはりタロン君の勇姿を見逃すわけにはいかなかったのです。

ちょっと生え際が後退してるのか、それとも時代よりも前に行こうとしたポジティブな生え際なのかは知りませんが、今旬である彼のかっこいいアクションを見ないわけにはいかないのです。

 

結果、カッコよかった。

カッコよかったのです。

甘いマスクで馬を盗みに来た女性を壁ドンし、君はなんて美しいんだと指を絡めたら、あんな微妙な顔立ちの女性なんてイチコロです(失礼)。

そして仲間を助けるために上司の命令を無視し、無抵抗である敵の息子を父の前で殺すというとてつもない拷問に歯向かう正義の心。

その後も飛んだり跳ねたり無茶したり怪我したり、ケガしたのに次のシーンでは足を引きずる気配も見当たらないおかしな部分もあれど、やっぱりタロン君はかっこいいのです。

そういや戦争で追った傷はいつ癒えたのか…。

胸に刺さった弓矢の傷はかなりの深手だったのではないか…なのになぜピンピンしてるんだ…

まぁいいや、そういう細かい部分は気にしたらきりがないのがこの映画のいいところと悪いところ。

とにかくタロン君を愛でる映画であったことは間違いないのです。

 

やはり気になる。

原作を知らずに観た今回のフッド。

確かにアクションはハイスピードだったわけですが、途中ブレブレで何やってるのか見えないシーンがチラホラ。

馬車で逃げるロビンとジョンとマリアンの件で、馬車同士がぶつかって格闘する辺りは、カメラがブレブレ。

矢を装填してからの発射がホント速すぎて、誰を相手に何をしているのかわかりません。

それがこの映画の醍醐味であるのは重々承知の上で、もう少し人間の目で追える範囲の描写も欲しかったなぁと。

 

また現代的なアレンジがこの中世イギリスの世界観を壊しているように見えるのも謎。

あの時代に真っ赤な服を平民であるマリアンが着ているのも不自然だし、宴で流れる劇伴がなぜ打ち込みのダンスミュージックなのか、またその中でカジノのルーレットとかやってますけど、あれは実際あったんでしょうか。娼婦みたいな女どもの衣装がいかにも当時の衣装に見えなかったのは僕だけでしょうか。

いやいやこれだって、あくまで装飾デザインという記号にしか過ぎないわけで、そこを突っ込むのも野暮だと重々承知しております。

 

 

もうここまでウダウダ書いといて、総じてそこまでの面白さが見えてこなかった、心が動くことなく物語が終わってしまった、そんな気分なんです。

 

 

最後に

ただの娯楽ヒーローものとすれば、楽しめる要素満載の映画でしたが、それ以上を求めていた僕は、やはりこの映画は軽すぎるなぁと。

別にマリアンとの絡みをあそこまでやらずに、もっと時代劇っぽく重厚な方向にもっていっても良かった気はします。

 

とはいえ、ティーンズにはもってこいの軽快なテンポと分かりやすい映画であったことは事実。

かっけ~ヒーローと美しいヒロインもいることですし、デートムービーにも最適なんじゃないでしょうか。

というわけで以上!あざっしたっ!!

満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10