クワイエット・プレイス
続編の感想はこちら。
映画館にも存在する「マナー」。
盗撮録音は犯罪、他店からの飲食物持ち込み不可、スマホは電源OFF、前の人の椅子を蹴らないなど。
そして上映中一番守って欲しいマナー。
上映中はお静かに。
今のわからないどういう意味?と彼女が彼氏に喋っているだけで。
通なのか何なのか知らないが、その先の展開を夫が妻に説明してしまうだけで。
あまりの迫力にいちいち言葉でリアクションする友人同士がいるだけで。
ちゃんと集中して観たい人にとっては非常に迷惑なのです。
ただ決して黙ってろ、とはいわない。
泣きたきゃ泣いてかまわないし、笑いたければ大いに笑って結構。
要は黙って観ろ、と。
映画館という共有スペースで見知らぬ者同士が集まって観るのだからそれくらい守れと。
お前の家じゃねえんだよと。
この迷惑行為によって気分を害してきた人もきっと多いだろう。
そんな奴らを撲滅するために、黙らせるために、うってつけの映画があるのだ!
なんとこの映画、「音を立てたら、即死」らしい。
もちろん映画の中でのルールに過ぎないが、要は登場人物は音を立てないように静かにしているのであろう。
だからこの制約によって上映中無音状態が続くことで、観衆全員が静かに映画を楽しむことができるわけだ。
その反面、誰かが喋ろうものならば、スマホのバイブがなろうものならば、下手すればポップコーンを食べている音さえも、場内で響き渡るのだ。
するとどうだろう、音を出したものはその場にいられなくなるのではないだろうか。
しまった!
音を出してしまった!
恥ずかしい!
みんなが私を白い目で見る、あぁこの場から立ち去りたい!!
そう、本作は普段全く気にせずに音を立てて声を立てて観賞していた者たちに、いかに上映中静かにしなくてはいけないかを思い知らせる映画なのだ!!
そしてこれまでそんな迷惑行為に悩まされていた者達の、絶好の復讐の機会なのだ!!
どうだ!
俺の考えはイき過ぎてるか!
当たり前だ!
オレは散々被害に遭ってきたんだ!
いいか!
この時点でオレはまだ映画を観ていない!
きっとこういう映画に違いないという想像の上でダラダラ前置きを書いているのだ!
ホラー超苦手だけどこの映画は待ち焦がれていたのだ!
というわけで早速観賞してまいりました!!!
作品情報
全米が沈黙した!といわれる新感覚のサバイバルホラーが誕生した。
音に反応して人間を襲う「何か」によって荒廃した世界で、生き残った一組の家族を中心に描かれる緊張と恐怖のホラー映画。
低予算にもかかわらず、全米初登場ナンバー1を記録し、その口コミは一気にSNSによって拡散。
誰もがその90分間の沈黙と緊張感に興奮し、新たな映画体験と絶賛した。
果たしてこの家族は、そしてそれを観ている我々は沈黙を貫くことができるのか!?
A Quiet Place (Original Motion Picture Soundtrack)
- アーティスト: マルコ・ベルトラミ
- 出版社/メーカー: Editions Milan Music
- 発売日: 2018/04/06
- メディア: MP3 ダウンロード
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あらすじ
音に反応して人間を襲う“何か”によって、人類が滅亡の危機に瀕した世界。
リー(ジョン・クラシンスキー)とエヴリン(エミリー・ブラント)の夫婦は、3人の子どもと共に、あるルールを守って生き延びていた。
“決して、音を立ててはいけない”。
その“何か”は、呼吸の音すらも聞き逃さない。
“何か”に一瞬でも聞かれたら即死。
手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らす日々。
だが実は、エヴリンは出産を目前に控えていた。
果たして一家は、最後まで沈黙を守ることができるのか……?(Movie Walkerより抜粋)
監督
今作を手がけたのはジョン・クラシンスキー。
スイマセン、私どなたか全く知りません・・・。
監督と夫のリー役、そして製作総指揮を務めています。
てかこの人監督じゃなくて俳優じゃない?
まぁいいや、そしてなんと共演する妻役のエミリー・ブラントの旦那さんだそうです。
思いっきり家族映画です。
監督業はどんなもんかというと、本作が2作目の模様。
主な作品としてはアマゾンプライムオリジナルドラマ「ジャック・ライアン」に主演しています。
これまでちょい役ばかりが多かったみたいで、この作品を機にディレクターとしてもアクターとしても仕事が舞い込んできそうですね。
是非奥さん以上に有名になってほしいところ。
キャスト
子を身ごもった妻エヴリンを演じるのは、エミリー・ブラント。
はい、監督のところでも書きましたが、夫役のジョン・クラシンスキーと実生活でも夫婦として暮らしています。
オレ結婚してるなんて知らなかったよエミリー。
どちらかというと普通のかわいらしい女性を演じるよりも、泥臭く戦う感じの役柄が多い気がします。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」とか、「ボーダーライン」とか。「プラダを着た悪魔」でもちょっとツンケンした感じでしたし。
彼女の作品を観るのは「ガール・オン・ザ・トレイン」以来でしょうか。
あれもアル中女という難しい役柄を演じていましたが、今作でも“何か”から家族を守ろうと必死に頑張る姿や恐怖に怯える演技に期待ですね。
彼女に関してはこちらをどうぞ。
ほかのキャストはこんな感じ。
娘のリーガン役に、「ワンダーストラック」でローズ役に抜擢された聾唖の女優ミリセント・シモンズ。
息子のマーカス役に、「フォードVSフェラーリ」、「サバービコン/仮面を被った街」でマット・デイモンの息子を演じたノア・ジュプが出演します。
僕の中で既にツッコミどころが1個あるんですが、それはまぁ感想で語るとして。
果たして何に襲われているのか、それをどう回避していくのか。
うぉ~ドキドキする!!
ここから観賞後の感想です!!!
感想
おお~中々怖かったけど色々ツッコみてぇことはある。
制限された世界の中だとしても幸せはあり、愛は、ある!
ホラーに見立てた家族の物語だ!!
以下、核心に触れずネタバレします。
ホラー苦手なボクですが。
音を立ててしまうと❝何か❞によって命を奪われてしまう荒廃した街を舞台に、アイディアを活かしたホラー描写、一つの家族が❝何か❞に怯えながらも家族一丸となってこの世界で生きていこうと努めていく姿や、新たな命の誕生、娘と父のすれ違いの思い、息子の成長、母の強さなどの人間描写をコンパクトにまとめることで終始だれない空気感を醸し出した、中々の作品でした。
このブログで散々ホラーが苦手、怖いのが苦手と豪語してきた私モンキーですが、今回も勇気を振り絞って鑑賞してまいりました。
見終わった後の率直な感想を申し上げれば、そこまでの怖さではなかった、というのが本音です。
さんざん予告やCMで音を立てるな!と煽ってるんですから、それ相応の静かな時間の中で起こる恐怖なんだろうと。
もちろんドキドキしながら物語を堪能できたわけなんですが、劇中で普通にBGMが流れるシーンもあれば、驚かせる瞬間の効果音や劇伴もあるので、ずっと音が流れないわけではなく、ひたすら黙ってなきゃいけない音を立てずに見なきゃいけないわけではないんですね。
ただ音で緩急をつけた怖さになってるかというとそうではなく感じたので、なら一掃全く無音でやった方が怖かったのに、とは思いました。
しかし怖いところは怖い。
普通に生活していれば音は立ってしまう状況を幾度となく作ることで、「ヤバイ!❝何か❞が来ちゃう!!」と急に恐怖のギアがトップになり、見てるこっちも肩の力が入ります。
あ~~そこまで来てるよ、どうすんだよ!!
どうやって逃げるんだよ!隠れんだよ!!と不安そうな顔で見てしまうことでしょう。
特に中盤で妻のエヴリンが、赤ちゃんが生まれそうになることで色々やらかしてしまう場面は胃がキリキリするようなヤキモキした気持ちになります。
しかもこの映画、上映時間は約90分。
非常にちょうどいい時間かなぁと。
話は半分以上が屋内での出来事で、すごく狭い世界での出来事だし、設定も大体の人間が死んでるから登場人物もこの家族くらい。
だから余計なサイドストーリーもいらない、そして緊張感を持続させるのに2時間もあると案外疲れてしまうことがあると思うんですが、そんな状態にもなることはありません。
そして恐らく映画館でないと、この緊張感は味わえないような気がします。
なぜならば、やってきたお客さん誰もが、この映画たった一つのルール「静かにしてご鑑賞ください」を守っているおかげで、始まるやいなや皆さんドキドキしてる様子。
映画館の空気は作品ではなく、見ているお客さんなんだ、ということを改めて感じた作品でもありました。
だから自宅でダラダラしながら見ると、魅力が半減されてしまう気がします。
せっかくみんなが静かにしてお利口さんの状態で見ているので、その空気を肌で感じながら見るとよいのでは?と。
もう誰もポップコーンなんか食べてませんw
咳払いも極力抑えてますw
とはいえ僕はあさイチの回でみたせいか、静かになった途端お腹が鳴ってしまい、あかん!!❝何か❞に食われてしま~~う!!!と冷や汗をかきましたw
と、こんな緊張感の中で楽しいホラー映画、いかがでしょうか。
家族の愛の物語でした。
さてさて作品の感想に戻りますが、あくまでホラーでありSF要素も含んだ内容ではありましたが、はっきり言って制限された世界の中でも家族は幸せに暮らすことができるのか、家族の愛は通じ合うことができるのか、というテーマ性を含んだお話だったのではないでしょうか。
思いを伝えるのに必要なもの、その一つが言葉であります。
しかし、この物語の世界では言葉を発するのに細心の注意が必要なため、簡単に口にすることができません。
なので家族間では手話を用いてコミュニケーションをとっています。
しかも娘のリーガンちゃんは聾唖のため手話は欠かせないという家族になってます。
なので余計に言葉で話すという手段が困難な状況なんですね。
そんな「音を立てられない」状態の中でも家族は協力し合いながら生きていくことができるし、気持ちを伝えることができる、というメッセージを含んでいたように思えます。
軸としては、妻エヴリンの出産、父と娘の確執からのわだかまり、息子の成長を描いていました。
冒頭からあの予告でも流れている、子供がオモチャいじってしまってさぁ大変!!な状況が訪れるんですが、その一件から約1年後のお話になるんですね。
この一件、おもちゃをいじって音を立ててしまったことで、末っ子の男の子は❝何か❞によって、命を奪われてしまうわけです。
このおもちゃ、実はお父さんがダメ!って言って(もちろん手話ね)お店に置いてきたのに、娘のリーガンが末っ子の落ち込んだ姿に見かねて、おもちゃを渡しちゃうんですね。
電池は抜いた状態だから大丈夫だろうと思ったんでしょう。
ですが、末っ子、ちゃっかり電池持ってきちゃうんですね。
というわけで、リーガンちゃんは自分がオモチャを渡してしまったことが原因で末っ子は死んでしまったと自責の念にかられているわけです。
さらにこの一件でお父さんは自分を憎んでいる、とまで考えてしまっている。
ある部屋に入ろうとすると階段が軋んで音がするから行くな!と止められたり、魚の調達に行くのに同行させてもらえなかったりと、自分がやりたいことを制止されてしまうシーンが続くことで、本当にお父さんはリーガンを愛していないのではないか?という風に見て取れるんです。
しかしお父さんは、リーガンが何とか音を感知できるように何度も何度も補聴器を作っていたわけです。
部屋に行くなというのは、地下へ行く階段が軋んだとしても耳が聞こえない彼女は音を感知できないから。
これってリーガンが大きくなってもこの世界でちゃんと生きていけるようにっていう親から子への愛の証だよなぁと。
息子であるマーカスには、その一件で一度も責めたことはないと語っているわけで。
このすれ違いの想いが終盤で描かれることで、映画の中で一番の感動シーンへと繋がっていきます。
マーカス君は、何でも自分でできると思い込んでいるリーガンちゃんとは違い、基本ビビリ。
お父さんと魚の調達に行くシーンでは、ひたすら行きたくない!とゴネます。
これも大きくなって両親が年老いたら、今度はあなたが家族を守らなきゃいけないという思いからであり、色々やらせることで両親は❝何か❞に怯えずに生活することを教えようとしていたのであります。
その思いが伝わったのか、お母さんが❝何か❞に勘づかれてピンチの状態の時に、花火を打ち上げて誘導させたり、トラックを使って家に戻ったりと色々自発的に考え行動する姿が描かれていました。
また、ビビリではあるけどお姉ちゃん思いといった優しい面も見えました。
リーガンと父との溝は目の前でたくさん見てきたのでしょうから、お姉ちゃんがどういう思いでこの1年過ごしてきたか、彼なりに色々感じていたのでしょう。
お父さんと魚の調達の際に滝のそばで男同士の会話をするシーンで、お父さんになんでお姉ちゃんに色々させてやらないのかを問いただします。
あの一件でお姉ちゃんは自分を責めてる、お父さんからちゃんと「愛してる」って一言声かけてほしい、と。
お姉ちゃんのことを気遣ってお父さんにお願いするシーンは、まさに彼の優しさが見て取れる場面んだったのではないでしょうか。
と、このように音を立てることができない、言葉を使ってコミュニケーションをとれる状況が困難な中でもしっかり家族の中で愛が育まれている、いろいろ工夫して生活することだって可能だし、それって苦しい状況だけど幸せなことなんじゃないのか、ということを描いていたように思えます。
とはいえツッコミどころは多い。
とまぁ、色々こじつけでいい話っぽく書きましたが、話の所々でいやいやそれはないだろう!!とツッコみたいところが満載だった、ということでその辺について言及したいと。
まず「音を立てたら即死」という件。
きっと音を立てないように生活してるんだろうなぁと思ったら、冒頭めっちゃ裸足でぺたぺた音を立ててるじゃありませんか。
他にも風で起こる自然の音が普通に存在するわけで、❝何か❞は人間が出す音に反応するのかって考えると、普通に生活音はするわけでそこには反応しない。
基本的に声がダメなんだとは思うんですが、この辺の線引きが明確に説明されてないのでよくわかりません。
次に妻エヴリン。
彼女劇中で妊娠します。
はい、これもう鑑賞する前から薄々感づいていたことなんですが、音を立てたら即死な状況の中でいったいどうやって子作りしたんですかwwって話。
冒頭のシーンてこういう世界になって約80日目ってことろから始まるんですね。
末っ子が死んでしまって、そこから約1年後に話が進んでいくわけです。
で、ここで彼女が妊婦であることが分かります。
きっと末っ子が死んだことで悲しみに暮れ、夫と抱き合ったのでしょう。
その結果身ごもったと僕は解釈してるんですが、恐らく相当悩んだんでしょうね、どうやって子供産むか。
周りの環境とかも考えないといけないだろうし、まず赤ちゃん泣くじゃん?
ヤツ来ちゃうじゃん?
これ降ろさなきゃダメじゃね?
そんな夫婦会議もしたんでしょう。
でも産むと決めた。
きっと大丈夫、ちゃんと産むことができる。
色々シミュレーションもしたんでしょう。
とはいえだ!
なぜ子作りした?
なぜ産もうと決心した?
自殺行為もいいとこだ。
おそらく子供たちもそう思ったんじゃないだろうか。
ビビリのマーカス君はきっとすごく不安そうな顔をしただろう。
こんな状況で子供って埋めるの?
大丈夫なの?
赤ちゃん泣いたらヤツ来ちゃうよ?
どうすんの?
そして陣痛が来てエヴリンは場所を移動しようとするんですけど、地下へ降りる階段から飛び出た釘を踏んづけちゃうんですね~。
基本裸足で行動してるのでこれさぞ痛かったでしょう。
はいもちろん声が出ちゃいます。
「あ゛っ!!!」って。
ここで疑問。
あれだけ飯作るのにも洗濯するのにも音を立てないように細心の注意を払っていたのに、階段の釘に気付かないのってどうなのよ?と。
きっと陣痛で周りの注意力が落ちていたのかもしれません。
ちなみにこの釘、もともとあったわけではありません。
地下から洗濯物を運ぼうとしたときに、袋が階段に引っかかったせいで飛び出た釘です。
まずこの時点で何に引っかかったのか気づくはずでは。
そして❝何か❞が花火の音につられてエブリンから離れたことで、彼女は陣痛の痛みを声に出して叫び、無事出産できたんですが、へその緒はどうやって切ったんでしょうか。移動する際にお父さんが切ったのかな?
次にリーガンちゃん。
彼女最後めちゃめちゃかっこいい表情で❝何か❞と向き合うんですが、それまでの行動が非常に残念というか。
まず冒頭の一件は彼女が末っ子におもちゃを渡さなければ悲惨な状況にはならなかった。
せっかくお父さんが苦労して補聴器作ったのに拒否。
補聴器のおかげで最後❝何か❞の弱点が分かったのに。
そして単独で地下の部屋に行こうとする件。
お父さんによってあの部屋に行くな!と言われるんですが、なぜお父さんと一緒に部屋に行かなかったのか疑問です。
僕は階段の軋む音がするから、音の聞こえない彼女が一人で行くのは危険だ!と解釈したんですが、何か彼女に見せちゃいけないような部屋だったのでしょうか。
クライマックスでは地下の部屋で❝何か❞と対峙するんですが、リーガンちゃんがお父さんが書きのこした文字をヒントに弱点を確信するので、やっぱり前もってリーガンにあの部屋を見せておけばよかったのになぁと。
あ、これはお父さんの疑問か。まぁいいや。
そしてマーカス君。
彼は❝何か❞をお母さんから遠ざけるため、花火を遠くから上げる役目をお父さんから仰せつかったのですが、その帰り道❝何か❞に怯えて草むら(とうもろこし畑かな?)に突っ込むんですけど、そこめっちゃガサゴソ音なってますよぉ~。
絶対勘づかれますよね。
お父さんも疑問。
無事出産したエヴリンを地下へ抱きかかえて移動し、❝何か❞から逃げきるんです。
で、赤ちゃんが泣くのであらかじめ作っておいた寝床に寝かせ、酸素注入器で呼吸させフタをすることで、ヤツに勘づかれないようにするシーンがあります。
ここまで徹底しておきながら、そのあと夫婦で普通に喋るんですよね。
いや気づかれるんじゃない?と。
しかもその後子供たちを助けに向かうんですが、1階で水漏れが発生してるんですね。そこも気づくと思うんですけどね~。
結構じょろじょろ出てましたよ。
さらに、子供たち助けるために自ら犠牲になって大声を上げるシーン。
死亡フラグが立つんだけど、ここ凄く感動できる場面で思わず涙ぐみました。
しかし他に方法がなかったのか。
子供たちはトラックの中に隠れてたんですが、補聴器の周波数につられて気づかれ襲われるんですね。
ぶっちゃけここもおかしくて。
奴らこの周波数が苦手なのに、人間がいると思って反応して襲ってきてる。
それまで避けてたのに。
この❝何か❞。
音に反応して襲ってくるんですね。
だから視覚がないと思うんです。
なのにめっちゃ方向転換できるんですよね。
例えば何か固い物質を用意してそこで音を鳴らせてツッコませて倒す、って方法は誰かしなかったのかなぁと。
何せつい最近「トレマーズ」を見たので、ついどうでもいいことも考えてしまいました。
もしかして目ついてた??
最後に
結局家族が色々やらかしたせいで、❝何か❞に襲われてしまう自業自得感のある映画でありました。
まぁそれを言っちゃあおしまいなんですけども。
ミリセント・シモンズちゃんいい演技でしたね。
これをきっかけに大きく羽ばたいてほしいです。
そして「ワンダー君は太陽」で僕の中で最高に好感をもったノア・ジュブ君。
彼の困った顔と恐怖におびえる表情よかったなぁ。
彼も売れるなこれで。
2人とも可愛かったですね。
色々ツッコミどころもありますが、全然面白い映画です。
そして是非映画館で見てほしい作品です。
みんなでお行儀よく鑑賞することで生まれる静寂の中の緊張感を体感してもらえたらと思います。
大人数で見に来ていた学生さんもおとなしかったし、途中トイレで退席してたおじさんも、恐らくいつも以上にそぉ~っと出てったくらいですからw
あ、一人スマホの電源入れっパで、バイブ鳴ってたな。お前即死だ!!!
というわけで以上!あざっした!!
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