モンキー的映画のススメ

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主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「ワイルドスピード10 ファイヤーブースト」感想ネタバレあり解説 ワイスピファミリーが復讐の炎に燃やされる!

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト

ただのコソ泥だった集団がいつの間にか車を武器に世界を救うヒーローとして戦う姿を描いたワイスピ。

ここ数作はヴィン・ディーゼル演じる主人公ドミニクの個人的な背景をベースに、彼のファミリーが狙われるというパターンが強く出てます。

 

おそらく彼の長年のバディであるブライアンを演じたポール・ウォーカーの逝去が、大きな進路変更をさせたんだと思います。

 

またドミニクと絆を深めてきたホブス捜査官演じるドウェイン・ジョンソンとの関係も悪化。

互いが腹を割って語り合った結果、作品に向けた姿勢の違いから袂を分かつことになり、彼もまた卒業してしまうことに。

 

こうした重要キャラが次々と去る中、ドミニク自身にスポットを当てての物語構造は個人的にはアリだと思ってます。

要はこれだけ長いシリーズとなった以上、どこかでテコ入れだったり路線変更は必須だということ。

 

また、環境の変化をつけるために新たなキャストを呼ぶことも必要でしょう。

ジェットブレイク」のジョン・シナや「アイスブレイク」から参加したシャーリーズ・セロンブリー・ラーソンジェイソン・モモアといった新規参入組は、僕にとっては非常にワイスピ向きの俳優だと思っているので、今回の「ファイヤーブースト」、非常に楽しみです。

というわけで早速観賞してまいりました!!

 

 

作品情報

シリーズ1作目の公開から22年も爆走を続け、ド派手なアクションでメガヒットシリーズへと成長した『ワイルド・スピード』。

全世界での累計興行収入9000億円を超えるシリーズもいよいよ本作を入れて残り2作となった。

 

本作では、シリーズの転換点となった第5作目「MEGAMAX」で、ドミニクが倒した麻薬王レイエスの息子がヴィランとして登場。

ドミニクの仲間たちはもちろん、すくすくと成長した彼の息子リトル・ブライアンまでもが、彼に命を狙われる事態となっていく。

 

前作でワイスピシリーズの監督に復帰したジャスティン・リンが本作もメガホンを撮る予定だったが、クランクイン数日で「創作上の相違」を理由に降板。

トランスポーター」シリーズや「グランド・イリュージョン」などを手掛けたルイ・レテリエが、リンの意志を継いでワイスピに熱い魂を注いだ。

 

キャストはヴィン・ディーゼルを始め、お決まりのキャストが集結。

新たな顔ぶれとして「アクアマン」のジェイソン・モモア、「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソン、そしてドミニクたちトレット一家の祖母役に「ウエストサイド物語」でおなじみレジェンド女優リタ・モレノが参戦する。

 

またワイスピといえば彼らが乗車するスーパーカーの数々。

ダッジチャージャーはもちろん、マクラーレンやランボルギーニといったスポーツカーが疾走する姿は、これまで以上の盛り上がりを予感させる。

 

 

ドミニクに大きな復讐の炎を燃やすレイエスの息子が、その勢いを加速させファミリー前部を焼き尽くそうと動き出す。

果たしてワイスピファミリーの運命は。

 

 

 

あらすじ

 

ドミニク(ヴィン・ディーゼル)はレティ(ミシェル・ロドリゲス)と息子ブライアンの3人で静かに暮らしていたが、彼らの前に未だかつてないほどの破壊的な敵が現れる。

 

ダンテ(ジェイソン・モモア)は昔ドミニクたちがブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子であり、家族も未来も奪われた代償を払わせるため、復讐の炎を12年間燃やし続けていたのだった。

 

ダンテの陰謀により散り散りに仲を引き裂かれる“ファミリー”たち。

 

そしてドミニクが愛する全ての者を奪おうとするダンテが最後に向けた矛先は・・・果たしてファミリーの運命は⁈(HPより抜粋)

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キャラクター紹介

  • ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)・・・元犯罪者でプロのストリートレーサー。現在は妻のレティと息子のリトルBと暮らしている。
  • デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)…『ワイルド・スピード SKY MISSION』でドミニク達と激闘を繰り広げた元MI6エージェント。後にドミニクの息子を救った後、ファミリーの新しいメンバーとなった。
  • レティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)…ドミニクの幼馴染であり妻。
  • ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)…ブライアンの親友でテズとも長年の付き合いのストリートレーサー。
  • テズ・パーカー(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)…ブライアン、ローマンの仲間でありメカニック。
  • ブライアン/リトルB(レオ・アベロ・ペリー)…ドミニクと亡き母エレナの息子。
  • ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)…ドミニクの妹であり、ファミリーの一人であるブライアン・オコナーの妻。
  • ラムジー(ナタリー・エマニュエル)…かつてドミニク達に命を救われ、現在はファミリーの一員となった若き凄腕ハッカー。
  • ハン・ルー(サン・カン)…ドミニクらファミリーと共に数々の修羅場をくぐり抜けてきた男。かつてデッカードによる急襲を利用して自らの死を偽装していた。今作ではそんな因縁の相手であるデッカードと再会、共闘することになる。

 

  • エリック・リーズナー / リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド)…ミスター・ノーバディの部下。
  • テス(ブリー・ラーソン)…ミスター・ノーバディの娘。
  • バディ(マイケル・ルーカー)…ドミニク、ジェイコブ、ミアの今は亡き父ジャック・トレットのピットクルー兼メカニック担当。
  • マグダレーン・“クイーニー”・ショウ(ヘレン・ミレン)…デッカード、オーウェン・ショウ、ハッティ・ショウの母。
  • レイサ(カーディ・B)…女性のみで結成された軍事組織を率いている女。

 

 

  • ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ)…かつてドミニクたちの前に立ちはだかったドミニクの実弟でミアの実兄。
  • ダンテ・レイエス(ジェイソン・モモア)…サイファーと協力しているドミニク達との謎の敵。シリーズ5作目『MEGA MAX』でファミリー達が遂行した巨大金庫奪取、および同作の最大の敵であるエルナン・レイエスの息子。
  • サイファー(シャーリーズ・セロン)…ドミニク達の前に二度立ちはだかった世界で最も危険なハッカー。今作では頭脳戦だけでなくレティとの激しい肉弾戦も繰り広げる。

 

  • アブエリタ・トレット(リタ・モレノ)…ドミニク、ジェイコブ、ミアの祖母。

(以上Wikipediaより)

 

 

 

 

 

 

 

 

「~ブレイク」から「~ブースト」へと変更になった邦題サブタイトル。

最終作は「ロケットブースト」とか?w

そんなことは見てから考えよう!頭からっぽで楽しむぞ!!

ここから観賞後の感想です!!

 

感想

シリーズ最終章はドミニクにひたすら苦しみを与える物語へ!

ひたすらピンチになるファミリーたちの姿はまるで「インフィニティウォー」のような内容!

潜入捜査を軸とした青春映画として生まれたシリーズは、強奪、スパイミッションものからとうとうヒーロー映画に姿を変えたぞ!!

以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

ざっくりあらすじ

物語はシリーズ第5作「MEGAMAX」のクライマックスで起きた金庫強奪シーンから幕を上げる。

麻薬王レイエスの息子ダンテは、父と共にドミニクの金庫強奪を阻止すべく現場へ向かっていたが、ドミニクの見事なドライブテクニックによって海に落とされていた。

 

父を殺されたこと、そして父が全てを捧げるつもりだった財産を失ったことへの復讐から、彼は悪魔に魂を売ったのであった。

 

 

現在。ロサンゼルス。

駐車場で息子リトルBにドリフトを教える父ドミニクは、怖くないと強がる息子に「幾度も危険を乗り越えてきたがそれでも恐怖はある」と、恐怖を受け入れながら成長するようアドバイスを告げる。

 

家に帰るとレティ、ローマン、テズ、ラムジー、ハン、ミアとドミニクの祖母らが集い皆で食事をすることに。

リトルノーバディの所属する秘密組織からの依頼で、ローマでチップを盗む任務を与えられたが、ドミニクとレティは今回のミッションをローマンらに託すことに。

リーダーとなったローマンはいつもの調子で皆をまとめ、翌日ローマへ発つことになった。

 

その夜ドミニクの家に予想もしなかった訪問者が傷だらけで現れる。

なんとサイファーだった。

今にも出血多量で死にそうな彼女にとどめを刺したいドミニクだったが、事情を聴くため介抱することに。

 

サイファーは、手を組みたいと申し出たダンテによって大けがを負ったのだった。

かつて自分がドミニクを追い込んだやり方で追い込まれたサイファーは、ドミニクにダンテの恐ろしさと警告を促すため、こうしてやってきたのだった。

 

翌朝リトルノーバディにサイファーの身柄を渡したドミニク。

ローマンの件を話すと何も知らないというリトルノーバディの返答に危険を察知したドミニクたちは、リトルBをミアに預け、ローマンたちに危険を知らせるべくローマへ急行するのだった。

 

ローマンたちは見事にチップを運ぶトラックの強奪に成功したが、トラックが積んでいたのはチップではなく中性子爆弾。

ダンテの罠であった。

オートリモート運転によってトラックは教皇街へと直行。

 

このままだとダンテの計らいでテロリストに仕立て上げられてしまうドミニクたちは、車を使ってトラックの制止を急ぐが、オートバイに乗ったダンテが邪魔を始めていく。

 

炎を上げて転がる爆弾はチームプレーもあり川へ落下することに成功。

威力を10分の1に抑えたことで街が全壊することは防げたが、ダンテの思惑通りドミニクたちは指名手配犯にされ、レティは連行されてしまうのだった。

 

かつてMr.ノーバディが指揮を執っていた秘密組織は、エイムス(アラン・リッチソン)というリーダーによって活動。

ドミニクらを危険人物と称し、彼らを指名手配する。

ノーバディの娘テスは犯行の態度を示すが、上司に逆らうことはできず、ドミニクらを助けるため単独行動に移る。

 

ドミニクはデッカードの母クイーニーの手引きでローマンらの逃走ルートと、ノーバディと連絡が取れるよう依頼するのだった。

 

ナポリでテスと落ち合ったドミニク。

テスから、レイエスの息子が今回のヴィランであること、ノーバディの組織が自分たちを捉えようと動いてること、レティが刑務所にいることなど情報収集。

ダンテのいるリオデジャネイロへ単独向かうことに。

 

一方リトルBの子守をしていたミアだったが、エイムスら組織に狙われてしまう。

そこへドミニクの弟ジェイコブが登場。

無事家族を助け、リトルBをドミニクの元へ連れていくため逃亡を図る。

 

 

リオデジャネイロのストリートレース場。

かつての仲間と再会したドミニクは、イザベルという女性からレースに誘われる。

そこへダンテが登場し、ゼロヨンレースをすることに。

 

ダンテはドミニクの仲間とイザベルの車に爆弾を仕掛けていた。

それを察知したドミニクはレースでダンテに勝つことを諦めイザベルを助ける。

 

イザベルはエレナの妹だった。

姉と違って出来の悪い自分を情けなく思っていたイザベルを、ドミニクは励ます。

イザベルはエレナが当時使っていた捜査資料からダンテの過去が分かるかもしれないとドミニクに差し出す。

 

かつてドミニクが襲った警察署がダンテ名義だったことから、ドミニクは単独で警察署に乗り込む。

しかしそこはもぬけの殻。

ダンテはドミニクがここへやってくることを想定し、彼の家族を狙う宣戦布告の映像を用意していたのだった。

そこへやってきたエイムスらによってドミニクは、ついに組織に連行されてしまう。

 

 

一方レティは刑務所に留置されていた。

ドミニクから頼まれたテスがレティの脱獄を手引きするが、組織の人間であるため裏切り行為を悟られるわけにはいかず、敢えてけがをさせて医療室へ行かせるよう仕組む。

目を覚ますと組織の医療室。隣にはサイファーが横たわっていた。

2人で脱出しようとサイファーは協力を依頼するがレティはこれまで溜まりに溜まった怒りから反発。

2人は殴り合いを始めてしまう。

 

 

一方ローマンらはロンドンへ到着。

ダンテから預金口座をハッキングされ無一文になり、武器も車も機材も調達できない状態だったが、偶然ローマンが大金の現ナマを所持。

これを元金に物資調達に走る。

ラムジーの知り合いが経営してるネットカフェにたどり着いた一行だったが、知り合いの裏切りによって居場所を特定されてしまい、伝手が途絶えてしまう。

 

ハンは「正直行きたくないが当てはある」とある場所へ向かう。

そこはデッカードの隠れ家だった。

単身デッカードの部屋に入るや否やデッカードと格闘する羽目になるハン。

そこへエイムスの組織が襲来、ハンとデッカードは協力して戦うことに。

 

ローマンらと合流したハンとデッカードは、ラムジーから今回の標的がドミニクだけではなく、彼の関わったすべての人物が対象だと判明。

母が狙われていることに怒りを露わにしたデッカードは、ローマンらに車と武器と移動手段を手配してもらい、ドミニクが向かうポルトガルへと急ぐのだった。

 

ドミニクは車で連行される道中、「MEGAMAX」でレイエスを殺した橋で、ダンテらに襲撃される。

エイムスがようやく事態を把握したことでタッグを組んで反撃するが、ダンテはイザベルを人質にしてドミニクの反撃を阻止するのだった。

 

何とかイザベルを救助したドミニクは、ダンテを倒すべくエイムスの協力の下ポルトガルへ向かう。

 

果たしてドミニクたちファミリーは、ダンテの復讐に打ち勝つことができるのか。

 

・・・というのが3分の2のあらすじです。

 

今回の敵は強すぎる。

これまでワイスピの敵は麻薬王だったり、エージェントだったり、サイバーテロリストでしたが、これまで個人的な恨みで襲い掛かってくる敵はいませんでした。

ダンテは父と息子の絆を引き離されたことで人生が一変してしまったことへの恨みから、ドミニクに復讐の炎を燃やすため、ドミニクと息子のリトルBを引き離すために様々な行動に打って出たのであります。

 

そしてダンテがドミニクに突きつけたのは「一番守りたいモノはファミリーではない」ということ。

散々家族が一番大事だとほざいてるけど、お前が本当に大事にしてるのは家族ではなく自分のこれまでの人生や車のことだと。

 

意外と的を得てるかもしれませんが、ドミニクはこれまでの人生の中で得たモノが家族であり息子で、それを失うことは恐怖なんですよね。

だから必死で守るために、今回単独で色々動き回るわけです。

 

ただ、守るモノが多すぎる。

 

しかもこれまでのミッションは、彼一人では成し遂げられない作戦ばかりでした。

ダンテはきっとそれを解っていて、彼の本当の力を出させないために、あの手この手でファミリーを一緒に行動させないような作戦に出たのだと思います。

 

実際本作は、ドミニク、レティ、ローマン一行、そしてジェイコブとみんなが一か所に集まることはありません。

ローマでの作戦は本来ドミニクとレティを引き離すための罠であったため、彼らがローマへやってきたのは想定外だったかもしれませんが、ダンテはそれすらも考慮した作戦で彼らをピンチに追いやっていくのです。

 

そんな強敵ダンテですが、彼は精神を患っていたにもかかわらず父の力で何度も病院を退院していた過去が明かされてました。

そのためか常に愉快犯のような振る舞いなんですよね。

ある種サイコパスじみた性格というか。

 

それこそかつてサイファーがドミニクの元恋人エレナと子供を誘拐し、しかもエレナを殺したという卑劣な行為をしていましたが、そんな行為は朝飯前の如く簡単に人質を取って優位に立つ行動をしてましたね。

 

まぁ相手の動きを封じるにはこの手が一番だとは思うんですが、普通人質は簡単に殺すようなことはしません。

しかしダンテはそれすらも惜しまず始末しようとするんですよ。

これが彼の言う「苦しみを与える」って行為なんでしょうね。

 

もはや失うものは何もないわけですから、相手を苦しめるためならどんなこともしてしまう、しかも相手は守るモノが多すぎるファミリーのリーダーなわけで。

続編にあたる「Fast Ⅺ」で、ダンテはどんな作戦でドミニクに復讐するんでしょうか。

早く見たいです!!

 

しかし粗が酷いな…

今回ジャスティン・リン監督が早々と降板してしまい、代理としてルイ・レテリエ監督が指揮を執ったわけですが、こういう事態になった映画はやはり物語がうまくいかないんだなぁと痛感した作品でもありました。

 

大前提としてワイスピは物語がめちゃくちゃだとしても面白いんですが、今回は少々「?」が多かったなぁと。

 

一番「は?」だったのは、レティとサイファーが戦う意味がないだろ!ってこと。

 

医療室で共に脱出しようとサイファーが手を差し伸べるんだけど、レティはそれを断ってバトル勃発するんですけど、あそこどう考えても感情的になる理由がないだろうと。

そりゃ相手が自分の愛する人を悲しませた張本人なんだけど、冷静に考えたら組織が運営するセキュリティの高い施設なわけで、協力しないと脱出できないってサイファーも言ってるわけで、その手を払う理由ってないだろうと。

 

実際サイファーを倒して外に出ると南極大陸で、一回戻るわけですよ。

すると防寒着を持ったサイファーがレティを待っていて、結局二人で脱出することになるんですね。

さっきバトってたのなんなんw

 

同じような対立構造でハンとデッカードは拳を交わすわけですけど、ハンは明らかに冷静。

はなっから戦う理由はないとかかってくるデッカードに語るわけで、どっちかというとデッカードがカッとなってる状況。

ここと差別化を図るためのシーンだったのであれば納得ですが、レティとサイファーのバトルは正直見せ場のない2人のための即興的なシーンとしか言いようのない無意味なシーンだったなぁと。

 

 

またダンテの作戦に関してツッコミたい。

なぜにあそこまで先回りできるん?と。

ローマの作戦はまぁOK。ドミニクが来てもそこまで形勢は変わらない、むしろあの作戦は多分阻止されるけど、指名手配にまで持っていけばファミリーを引き離せるだろうと。

でもさぁ、なんでドミニクがリオデジャネイロに行くとか警察署に行くとかまでわかるの?とw

ゴッドアイなきゃわかんねえじゃね?とw

 

他にもラムジーの知り合いボウイが経営するネカフェみたいな所で行われるローマンとテズの絡みとか、ドラッグ入りのマフィンを食べて幻覚を見るハンとかあれ超無駄ですよねw

 

笑いになってないし、ローマンとテズが本気でやってないし、ポテチ食ってないからマフィン食わせてってことなんだろうけど、あれやったならマフィン食ったおかげでその後会うデッカードと互角の戦いができたとかって流れにしないとホント無駄なシーンだなぁって。

 

だけどこういうバカな感じがワイスピなんだなぁ…(好き)

 

 

 

 

最後に

とまぁ粗を探せばいくらでも出てくるんですよワイスピってのはw

正直炎やカーチェイスのCGが荒かったですし、テスは全然役になってねえし、今回ローマンあんまし笑えるポイント多くなかったりと、出ては来るんですけど、それでもやっぱりワイスピは楽しいんですよ。

 

今回は特にジェイコブが最高でしたねw

全開と全然キャラが違うじゃねえかよw

しかも兄の息子を運びながら、これまで兄の影でしかなかった自分の存在意義を改めていく、しかもリトルBに色々指南したり危険な道中でも楽しませようとしっかり「おじさん」の務めを果たす。

そして最後は自分の役目を正直受け入れたくない形で果たすという。

 

俺は生きてると信じたい!!!

あそこで生きてなきゃワイスピじゃない!!

 

そしてやっぱり来ました!!ジゼルの復活!!しかもホブスまで姿を現す!!

なんだこれは!!!

次が楽しみで仕方ないぞ!!

 

一応ジゼル死んだんじゃん!って思ってる人向けに語ると、ユーロミッションのクライマックスでジゼルと同じように滑走路に落とされたオーウェンは顔に大怪我を負ったけど生存してたわけですわ。

だからジゼルもあの程度では死なないだろう、僕はそう思ってましてねw

絶対どこかで現れるだろうと。

 

恐らくハンと同じようにMr.ノーバディの計らいで姿をくらましてたってパターン、もしくはとある理由でサイファー側についていた、そんな予感がします。

 

 

正直内容がインフィニティウォーのようにヴィランにことごとく消されていくファミリーを見るだけの映画になってしまってはいるんですけど、インフィニティウォーのように凹んで映画館を後にするようなことをさせないワイスピの心意気ですよ。

 

マジね、こうなってくるとあの「ヴィン・ディーゼルVSドウェイン・ジョンソン」の確執はただのパフォーマンスだったの!?とまで思ってしまうんだけど、別にいいよもうどっちでもww

戻ってきてくれることがファンにとっては最高の形ですから!

 

しかしこうやってキャストを見ていくと、MCUやDCUでヒーローを演じてるひとばかりで、ほんとにワイスピが「ヒーロー映画」と勘違いしてしまいそうでw

あれですか、次回作はみんなコスチューム着て出てくるんですか?w

もう何が来てもおかしくないんでね、ワイスピはw

俺らがぶっ飛ぶ続編であることを期待して生きながらえたいと思いますw

 

というわけで以上!あざっしたっ!!

満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10