シャン・チー/テン・リングスの伝説
MCUフェイズ4に突入したものの、未だ当時の興奮していた感覚が戻ってきていないモンキーです。
「ブラック・ウィドウ」も褒め記事にはしましたが、可もなく不可もないというのが本音であり、世界的には盛り上がっているけれど、果たして自分はついていけるか心配になってます・・・w
今回MCU初のアジア系ヒーロー誕生という名目の映画として注目されてますが、ごく一部では「かっこ悪い」とか「不細工」とか批判が相次いでるようで。
僕もこういうこと言うと怒られるかもしれませんが、確かに見た目は地味なのかなと。
ただそれが理由で「観ない」という選択肢もないし、観てもいないのに「評判を下げる」ような発言は慎むべきだと思います。
絶対すげえアクションやってくれるだろうし、物語もMCUだからできる完璧なストーリーラインであることを大いに期待しております。
というわけで早速鑑賞してまいりました!!
作品情報
マーベルシネマティックユニバース25作目となる本作は、マーベル映画史上初のアジア系ヒーローを描くとともに、フェイズ4単独主人公での新ヒーロー作品。
過去を捨て平凡な生活を送っていたが、ある出来事によって、これまで決別していた過去や父親など、逃れられない運命と向き合うことになっていく。
日経アメリカ人の母を持監督によって製作された本作は、主要人物全員アジア系にしたキャスティングや、彼らをステレオタイプにしないよう配慮するなど、同じ人種だからこそ描くことができるドラマに仕上げた。
また本作では、「アイアンマン」以降姿を見せてきた「テン・リングス」について深く描かれる模様。
ユニバースならではの新事実にも期待したい。
果たしてシャン・チーは、過去や運命と向きあい、最強の力を開放できるのか。
あらすじ
アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー(シム・リウ)。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?(作品・キャスト情報|シャン・チー/テン・リングスの伝説|マーベル公式 (disney.co.jp)より抜粋)
監督
本作を手掛けるのは、デスティン・ダニエル・クレットン。
日系アメリカ人の母と、アイルランドとスロバキアの血を引く父の間で生まれた監督。
これまで、問題を抱えるティーン・ネイジャーたちを保護する施設で働くケアマネージャーの姿を描いた「ショート・ターム」や、80年代アラバマ州を舞台に、冤罪の黒人死刑囚を救うために、司法制度の闇に苦しみながらも正義を求める若き弁護士を描いた「黒い司法 0%からの奇跡」といった、マイノリティを救う人たちを描き続けています。
今回MCU作品に抜擢されたことについて、あまりに大きなスタジオに足を踏み入れるのが怖かったとのこと。
若く有望なクリエイターを、自社のビッグバジェット作品に抜擢することでも有名なマーベルですが、皆チャンスをつかんだ共にとてつもないプレッシャーにかかったってのはよく聞きます。
同じ経験をしたであろう「ブラック・パンサー」のライアン・クーグラー監督からアドバイスをもらい、監督は本作を引き受けたとのこと。
羽ばたいてほしいですね。
どうでもいい話なんですが、「ショート・ターム」以降3作連続で監督作品に出演しているブリー・ラーソンが、もしかして「キャプテン・マーベル」として登場して、4作連続出演とか…ならないよねw
キャラクター紹介
- シャン・チー(シム・リウ)
最強ゆえに戦うことを禁じた青年
父が率いる犯罪組織で最強の力を授かるも、組織の後継者になる運命から逃げ出し、秘密の過去を持つ。“力”を自ら封じ、名前も変え、いまは平凡なホテルマンとして目立たぬように暮らしている。
- ケイティ(オークワフィナ)
勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友
サンフランシスコに住むシャン・チーの高校時代からの親友。いじめられていた彼を助けたことをきっかけに仲良くなるが、彼の過去については何も知らない。
高学歴で多才だが仕事は続かず、今はシャン・チーとホテルの駐車係をしている。
- ウェンウー(トニー・レオン)
最愛の妻を失い悪に染まったシャン・チーの父
何百年も暗躍し続ける伝説の犯罪組織の非情なリーダー。シャン・チーの母との出会いが人生観を変え、愛する家族のため一度は《テン・リングス》の力を捨てたが、妻を殺された復讐のため《テン・リングス》を再び操り、世界を脅かす存在となる。
- シャーリン(メンガー・チャン)
一匹狼の格闘家として生きるシャン・チーの妹
何も言わず渡米した兄のシャン・チーに一人取り残されたことを恨んでいる。また、亡くした妻を思い出すからと、父親のウェンウーにも見放されたため16歳の時に家を出た。
独学で武術を学び、現在は最強の地下格闘家として恐れられている。
- イン・ナン(ミシェル・ヨー)
不思議な力を操るシャン・チーの伯母
シャン・チーの亡き母の姉。見たこともない神秘的な武術を操り、全力で向かってくるシャン・チーをいとも簡単に倒してしまう。
シャン・チーの心の迷いを見抜き、自分自身や家族に向き合う事の大切さ、そして一族の秘密と‟力‟について説く。
- デス・ディーラー(アンディ・リー)
ウェンウーに仕える暗殺術を極めた刺客
犯罪組織の一人であり、ウェンウーと共にかつてシャン・チーに武術を教えた師匠的存在。10年の時を経て、組織を抜けたシャン・チーと死闘を繰り広げる。
(以上シャン・チー/テン・リングスの伝説|マーベル公式 (disney.co.jp)より抜粋)
予告編を見る限り、ウォンとアボミネーションが地下格闘技場で対決してるシーンが登場していたり、米レッドカーペットでは、「アイアンマン3」で偽のマンダリンを演じたベン・キングズレーが現れたことなど、どこかの過去作に繋がる作品であることは確実。
このあたりにも注目したいですね。
ここから鑑賞後の感想です!!
感想
#シャンチー 観賞。
— モンキー🐵@「モンキー的映画のススメ」の人 (@monkey1119) 2021年9月3日
腕輪の威力ぱない。
シャーリーンちゃん、椎名林檎みたい。
終盤脳内BGMが「摩訶不思議アドベンチャー」。 pic.twitter.com/93pAF8skm9
カンフーアクション×アジアンファンタジー×アメコミ!
主役が地味だって?
映像はとてつもなく派手ですげえアクションだったぜ!
ただ、物語の構成は色々言いたい…。
以下、ネタバレします。
親父にビビるのも、親父が暗黒面に墜ちるのもわかる。
父が束ねる軍団の悪行に脅えながらプー太郎生活を送る青年が、避けて通れない運命と対峙していく成長譚を、縦横無尽のカメラワークと俊敏性抜群の演者たちによるハイパーなカンフーアクションで楽しませると共に、欠けた1ピースが脆さを生み出してしまうファミリーの物語を、父と子、母と子、兄と妹のエピソードを細かく回想を挟むことで丁寧に映し出すことに成功した、MCUフェイズ4ニューヒーロー誕生映画でございました!!
男にとって親父の背中ってのは偉く大きく見えるもんで、何年経っても親父を越えるってことはできそうにないよなぁなんて思ったりしてる今日この頃。
本作は正に親父にビビって背中を向けてきた主人公が、親父の悪行を止めるために前を向こうと成長を遂げる物語だったように思えます。
そもそも16歳で家出して単身アメリカに向かい、4か国語も話せるクァドリンガルって才能を持っておきながら、10年来の仲であるケイティとつるんでホテルマンをやってるなんて、この時点で自分が進むべき道を見失ってるではありませんか。
確かに仲良く仕事して夜中までカラオケ行って翌朝早番で仕事って、将来どうなるかは置いといてぶっちゃけ楽しい毎日だと思うんです。
でもケイティのお母さんやお婆ちゃんが語るように、「あんたのおじいちゃんはあんたをそんなことするために渡米したんじゃないよ!」と。
良い大人なんだから自分が何をするべきか、進むべき道を歩みなさいと。
あなたの持っている力を発揮するときは今なんじゃないのと。
そんなこと言わずにさ、今が楽しければいいじゃん!て気持ちは確かにわかる。
とか思ってたら、運命は向こうからやってきちゃったって話ですよ。
人間いつだって試練の時はあって、時には乗り越えなくても良い選択肢もあるだろうけど、「最低ここは乗り越えねえとマジ人間としてやべえぞ」案件が、主人公ショーン(アメリカ時にそう自称してるんです)に訪れるって話です。
やっぱね、スターウォーズでもそうですけど、親父を止めることができるのは血のつながった子供だったりするんですかね~。
ダースベイダーだってパドメ絡みでダークサイドに墜ちたといっても過言ではないし、親父の悪行を止めるのが息子ルークですから、何かと共通する部分があったのではと。
話を戻しますと、親父さん(ウェンウー)は千年以上も生存して「テン・リングス」を束ねてたんですね~。
強欲な親父さんはとにかく権力が欲しくて欲しくて、たどり着いたのが伝説の村ター・ローって場所で。
そこでとんでもねえ力を手に入れることができるってんで向かったら、将来の奥さんと出会って、あぁ~幸せってこういうことかと家族と作るんです。
腕輪のおかげで年食わなくてもいいみたいですが、家族とともに老けていくのも悪くないってことで、力を使うことをやめるんです。
でも因果応報ってやつですよね。
力でねじ伏せた分、力による報いを受けてしまい、シャン・チーのお母さんは死んでしまうと。
ぶっちゃけ今回のヴィランは紛れもなく親父さんなんですけど、親父さんを完全なる悪のようには見れなかったなぁ。
だってさ、一番大切なモノを見失ったらそりゃ荒れるし道を見失うし、あわよくばお母さんを呼び戻そうと無茶なこと考えるでしょと。
劇中でも言葉をこぼしてましたけど、恐らく親父さんは妻が帰ってくれば、子供たちも帰ってきて、テン・リングスで権力欲しさに暴れまわってた頃よりも遥かに楽しい毎日を送れるって思い込んでるわけですよ。
だから子供たちが身に付けてたリングを強奪して妻を戻すためにター・ローへ向かおうとしたと。
ぶっちゃけ普通に自分で会いに行って説得すればいいのになぁとも思いましたがw
ただですよ、親父さん多分不器用だったんでしょうね。
ああすることでしか子供たちと対話できなかった、向き合うことができなかったのかなと。
で、心のどこかで自分のしていることに負い目を感じていて、地獄の鍛錬を乗り越えてきた息子なら自分を止めることができるではと思ってたんじゃないかなと。
最後の彼の表情からそんなことを感じました。
で、肝心の息子はというと。
見終わった直後に感じたのは、結局シャンチーは自分から立ち向かおうとはしてないように思ってしまいました。
作品を思い返してみると、目の前に出された問題に真面目に取り組む姿ばかりというか。
おし!親父を止めるぞ!って自発的に動いたのってター・ローに向かう時くらいで、あとは問題が向こうからやってきたから対処するようにしか見えなかったなぁ。
あとは成長譚なので、もっと葛藤だったり覚醒するまでの過程を見せないと、彼のポテンシャルに説得力が欠けるというか。
確かに10年間力を使ってこなかった割には、キレッキレに動ける運動神経を見せてくれたので、そもそもむちゃんこ強いんですけど、腕輪付けてる親父にはやっぱり敵わないわけですよ。
だから叔母さんに稽古つけてもらうことで、お母さんから教わった力を再び呼び覚ますきっかけを作ってたんですけど、正直あんな短時間でいいの?と。
ポテンシャルがあるからあれだけでいいのかもしれないですけど、あの稽古だけでも結局親父には敵わない。
で、挙句の果てに湖に突き落とされて失神したら、龍が出てきてこんにちは。
あなたは龍の子よって回想でのお母さんの教えは理解できますが、別に他の誰かが湖に突き落とされても龍が出てくるんじゃない?と思っちゃいましたw
しかも親父との最終対決で、急に親父の付けてた腕輪を自分が操作できるようになってしまうのも急展開過ぎるというか。
別に何故そんな力が?とは思わないですけど、だったら「子供の頃に親父の腕輪をシャンチーも動かせる」ような「あれ?もしかして?」って回想シーンでも入れたら納得なんですけどね。
要は覚醒が急すぎるんですよ。
しかも父子の対決が、結局神々の戦いみたいになってしまうのもスケールがデカ過ぎるというか。
一瞬グレートウォールを思い出してしまいましたよw
アクションはものすごいよ
何が言いたいかって、主人公の成長よりも親父の方がほっとけなかったって感想なんですけどw
とにかく物語が、ちょこちょこ回想を挟む構成になっているので、いくらでも都合よく理由を引き出せる仕組みになってるんですよね。
回想を見せれば、今の被写体の心情が分かるだろ?ってのが丁寧すぎるし、見せなくても理解できますよ~って気持ちになるし、そこカットしてもうちょっと上映時間短くできるでしょってなるし。
・・・いかんいかん、愚痴ばかりがw
でも本作の魅力は、そんな優しすぎる構成の脚本を隠すかの如く、映像面で楽しませてくれましたね。
やはりアジアといえばカンフーアクションてことで、ありとあらゆるアクションを見せてくれます。
これまで力を隠してきたシャンチーが、通勤中のバスで襲われるんですが、ここは彼の素性をよく知らないケイティ目線で楽しませてくれるんですよね。
え?こいつ何者!?ってくらい、狭い車内で機敏に動くわけです。
雑魚キャラは一撃必殺でぶちのめすし、右腕にナイフを装着するゴツイ奴との対決は、手すりやつり革をお猿さんのようにスルスル潜り抜けて攻撃を回避。
ナイフもギリギリで交わしながらパンチやキックで応戦。
バスの外側に突きだされても、やはりお猿さんが雲梯をやってる感覚でひょいひょい移動する腕力。
で、所々ユーモアを挟むのも良かったですね。
バスの運転手が倒れたせいで、シャンチーとケイティで運転することになるんですが、外へ放り出されたシャンチーが運転してるケイティに「ドアを開けて!」と叫んだり、就活している女性が使っていたPCを盾代わりにしたけど真っ二つにされて「ゴメン」と謝ったり、「ショーン、あんた何者!?」って誰もが抱いた疑問を格闘中に言い寄って、「今それどころじゃない!」って返すのも、緊張と緩和を上手く使っていたように思えます。
その後もマカオへ移動し、妹がいる地下格闘技場へ。
妹とのバトルではシャンチーに隙があり過ぎて妹にフルボッコにされちゃいますけど、その後「テン・リングス」がやってきてからは本気モード。
なんですか、幾ら寂れたビルだからって、外側の足場は向こうでは「竹」でできてるんですか?w
幾らアジアだからってマカオで竹で足場ってのはさすがに無理があると思ったんですが、この竹のおかげでスリリングなアクションになってましたね。
ビルの外から回ってエレベーターへ向かう途中テンリングスに襲われるんですが、この狭い足場で戦う羽目になるんですね。
しかも向こうは電流が流れるような武器で襲ってくるから、攻撃を防御してもビリビリしてしまうという。
そんな中でも俊敏な動きで敵を一網打尽するシャンチー。
ひとり逃げているケイティが「ホテル・カリフォルニア」を歌って不意を突こうとするんですけど、突き落とされてしまう。
何とか竹に捕まったけど、竹ってしなりますよね~w
あの折れそうで折れない際どい感じが、アクションに更なる緊張感を与えてました。
終盤はいきなり大スケール。
妻の声が聞こえるからと、魔界の扉を開けてしまう親父。
シャンチーはシャンチーで湖から龍を召喚、小物の敵を瞬殺してしまいます。
龍の背中に乗ってくるし、親父から奪った腕輪を両手で丸めるもんだから完全に僕の脳内は「摩訶不思議アドベンチャー」が流れるくらいドラゴンボールでしたw
バケモノ級の魔物が登場したことで、既にシャンチーではなく「怪獣映画」へと突入。
魔物は魂を吸って力を蓄えるそうで、デカい魔物は龍の魂を吸おうとするんですね。
もうここなんて「ゴジラ」みてえな映像ですよ。
カンフーアクションとファンタジーの融合ではありますが、普通にモンスター映画でしたw
MCUとどう繋がるか
劇中、地下格闘技場で「アボミネ―ションVSウォン」の試合が映し出されましたが、本編とはほぼ無関係のものでしたね。
エンディングでウォンが登場するので、きっかけにはなりましたが、アボミネ―ションを何故ウォンが引き連れてるのかについては言及されてませんでした。
基本的には単体映画としての機能が前面に出た作品ではありましたが、エンドクレジット後のシーンでは、テンリングスの腕輪が今後重要なガジェットになることを示唆した映像でしたね。
一体この腕輪がどこからやってきたのか誰も知らないわけで、親父さんもそのことについては劇中では一切触れてませんでした。
また、ウォンによって連れていかれた部屋では、衛星通信によってブルース・バナーとキャプテン・マーベルも参加。
ん?ブルースが元に戻ってる・・・どういうこと?
またキャプテンマーベルの登場には驚きましたね。
やはり監督作品に皆勤賞のブリー・ラーソン登場って予想が的中しましたw
そして妹シャーリンが今後テン・リングスを束ねるってことなんですね。
立ち位置としてはどうなんでしょうか。
敵なんですかね?
そうそう、マンダリンを忘れてましたw
やはり「アイアンマン3」でテン・リングスを勝手に利用してた罪は重く、彼は親父さんの手によって監禁されてましたw
しかもター・ウーに生息する謎の動物モールスの通訳として、結構多めの出番w
最後の戦いでも臨んではいるものの「死んだふり」して生き延びるずる賢さも披露。
あのままあそこで暮らすんでしょうかw
最後に
ター・ローに生息する動物たちがまぁ「わくわく動物ランド」化しててかわいかったですね~w
尻尾がたくさん生えた白いキツネに、四足歩行の龍みたいなのもいればクソデカい獅子もいましたね~。
寝そべってる姿がまぁかわいい。
モールスも顔が無くて羽根の生えた中々気味の悪い姿なんですが、泣き声とふっくら具合が逆にかわいらしいw
シム・リウはこれからの方だと思うので頑張ってほしいという期待も込めて、会えて言及しませんが、トニー・レオンやミシェル・ヨーらベテラン勢はよかったですね。
トニー・レオンなんて「グランド・マスター」でアクションやってるけど、そもそもアクション俳優じゃないから、動きに関してそこまで期待してなかったんですけど、良い動きしてましたね。
無論普通の芝居は素晴らしい。
ミシェル・ヨーもカンフーの構えをした時点で100点。
姿勢が美しいんですよ。
全体的には「回想に頼り過ぎた成長譚」になってしまってたのが残念。
順番を時系列にしたらそこまで凄い物語にはなってなかったし、省略して成長の過程を深掘りしてほしかったです。
途中でも書きましたけど、親父のエピソードの方が印象に残るし、シャンチーより心が動かされました。
とはいってもMCUはやっぱり作品としてしっかり爪痕を残す面白さになってました。
今後のシャンチーに期待ですね。
ドクター・ストレンジ2に登場するのかな?
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10