スパイの妻
黒沢清監督がヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した本作。
スパイ映画なら世界各地で山ほど製作されていますが、じゃあ「スパイの妻」にスポットを当てて制作された映画って、いったいどのくらいあるのでしょう。
10年弱映画を漁ってきましたが、パッと思い浮かばないです。
そもそもスパイって天涯孤独というか、相手の女性は大体行きずりの女ってイメージがあるので、妻を持つスパイってのも設定としてなんか無理があるというか。
それもこれも全て「007」のせいな気がしますがw
国家機密を抱える身である以上、たとえ妻であっても漏らすわけにはいきませんし、秘密を抱えた以上、夫と妻の間には何かしらの溝ができてしまうのでしょう。
できてしまった溝を愛で埋めることはできるのか。
昭和初期が舞台ということもあって、浪漫が詰まった物語になってそうです。
早速鑑賞してまいりました!
作品情報
「世界のクロサワ」といえば黒澤明かもしれないが、他にも「世界のクロサワ」がいることを忘れてはならない。
第77回ヴェネツィア国際映画祭で監督賞に値する「銀獅子賞」を受賞した黒沢清監督の作品。
昭和初期、太平洋戦争前夜の日本を舞台に、スパイとなった夫の貫かなければいけいない正義と、別の顔を持ち始めた夫への不安を感じながらも愛を貫く妻の、愛と正義を賭けたミステリーエンタテインメントです。
疑心暗鬼渦巻く狂乱の時代を、「寝ても覚めても」の濱口竜介、「ハッピーアワー」の脚本を手掛けた野原位が監督と共に脚本に参加。
他にも「東京事変」、「ペトロールズ」の長岡亮介が初の映画音楽を担当。
美術、衣装などの力によって、リアリティ溢れる昭和初期の日本を再現し、世界に通用する日本映画を構築した。
役者陣も、「ロマンスドール」ですでに共演を果たしている二人が、息の合った演技で魅了し、脇を支える新旧魅力あふれるキャストが彩りを加えている。
これまでタブーとされてきた日本の戦争犯罪にも踏み込んだとされる本作。
波紋を呼ぶ内容なのか。それとも。
あらすじ
一九四〇年。
少しずつ、戦争の足音が日本に近づいてきた頃。
聡子(蒼井優)は貿易会社を営む福原優作(高橋一生)とともに、神戸で瀟洒な洋館で暮らしていた。
身の回りの世話をするのは駒子(恒松祐里)と執事の金村(みのすけ)。
愛する夫とともに生きる、何不自由ない満ち足りた生活。
ある日、優作は物資を求めて満州へ渡航する。
満州では野崎医師(笹野高史)から依頼された薬品も入手する予定だった。
そのために赴いた先で偶然、衝撃的な国家機密を目にしてしまった優作と福原物産で働く優作の甥・竹下文雄(坂東龍汰)。
二人は現地で得た証拠と共にその事実を世界に知らしめる準備を秘密裏に進めていた。
一方で、何も知らない聡子は、幼馴染でもある神戸憲兵分隊本部の分隊長・津森泰治(東出昌大)に呼び出される。
「優作さんが満州から連れ帰ってきた草壁弘子(玄理)という女性が先日亡くなりました。ご存知ですか?」
今まで通りの穏やかで幸福な生活が崩れていく不安。
存在すら知らない女をめぐって渦巻く嫉妬。優作が隠していることとは――?
聡子はある決意を胸に、行動に出る……。(HPより抜粋)
監督
本作を手掛けるのは、黒澤清。
カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンと世界三大映画祭で出品をするたび話題を生んできた監督。
本作は冒頭でも書いた通り、第77回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を獲得しました。
これまで「CURE キュア」や「回路」といったダークな装いのホラーサスペンスや、「トウキョウソナタ」のような家族の物語、「散歩する侵略者」、「リアル~完全なる首長竜の日~」といったSF、はたまた「Seventh Code」、「旅のおわり世界のはじまり」といったアイドル映画と思われるような作品まで、ありとあらゆるジャンルで我々を楽しませてきました。
どれも不穏な怖さが張り付いていながらも、ほのかな温かさを感じる監督作品。
不思議な感覚を覚えながらも、根底にあるのは人間の心の奥に潜む闇と、救うべき光、そして「愛」の物語だったりします。
本作も、国民全員が右を向かなければならないような戦争前のピリピリした時代の中で愛を貫く妻を描いているということで、監督が示したい人間の「愛」を感じられたらと思います。
また、1940年代の日本を描くということで、「当時の日本に実存した恐怖」をありありと内容に入れたとのこと。
戦死者を弔うような題材の戦争映画は数々ありましたが、中には残酷極まりないことを日本はしてきたはず。
これまで避けて通ってきた残虐な出来事をあえて題材に盛り込んだことから、相当な覚悟と難しさを要したことでしょう。
果たしてどんな物語なのか。
そして当時の日本がしてきたこととは。
監督に関してはこちらもどうぞ。
キャスト
スパイの妻となる福原聡子を演じるのは、蒼井優。
夫役の高橋一生とは「ロマンスドール」で共演済み。
こちらもラブドール職人であることを隠す夫と病を隠す妻という、互いが秘密を持ちながら暮らし、やがて理想の夫婦を築き上げていく素敵なラブストーリーでした。
本作も舞台や内容は違えど、夫婦の間に生まれてしまった溝を乗り越えていこうとする二人の物語という点では、ロマンスドールでの息の合った芝居を経験済みということもあって、期待していいと思います。
監督の作品には「岸辺の旅」で出演済み。
どんな主人公を演じてくれるのでしょうか。
彼女の出演作に関してはこちらもどうぞ。
他のキャストはこんな感じ。
聡子の夫、福原優作役に、「嘘を愛する女」、「億男」の高橋一生。
津森泰治役に、「クリーピー 偽りの殺人」、「散歩する侵略者」など黒沢組常連の東出昌大。
竹下文雄役に、「犬鳴村」、「弱虫ペダル」の坂東龍汰。
駒子役に、「凪待ち」、「アイネクライネナハトムジーク」の恒松祐里。
金村役に、「日本で一番悪い奴ら」、「奥様は、取り扱い注意」のみのすけ。
草壁弘子役に、「天国はまだ遠い」、「最初の晩餐」の玄里。
野崎医師役に、「武士の一分」、「海辺の映画館~キネマの宝箱~」の笹野高史などが出演します。
ミステリーでありサスペンス。それでいて政治ドラマで戦争ドラマで愛の物語。
ジャンルの垣根を超えたであろう作品が、我々をどんな気持ちにさせるのでしょうか。
ここから鑑賞後の感想です!!
感想
そうか、NHKなのか。
国家機密に触れてしまった夫の苦悩と、夫を信じることへの妻の強い意志。
サスペンスとラブストーリーの見事な融合を果たした、夫婦の愛の物語でした。
以下、ネタバレします。
詳細なあらすじ
憲兵らによる厳しい警戒が、戦争への足踏みを感じさせる1940年。
神戸で貿易商を営む優作は、六甲山の頂上に大きな洋館を構え、妻の聡子と自主映画を撮影するなどして、優雅に暮らしていた。
イギリスからやってきた仕事仲間が逮捕されてしまう事態にも平静を保ちながら処理する優作は、憲兵隊隊長に昇進した泰治に挨拶がてら、これから世間はあなたのような考えを持つ人を冷たく見るだろうから相手を選ぶよう忠告される。
外国人はあくまで仕事相手と言い張る優作は、会社の社員である文雄と共に満州に行って物資の調達に向かう。
1か月という長い期間一人になってしまった聡子は、優作のいない毎日を寂しさを募られながらも懸命に過ごしていく。
自然薯を採りに森へ行った聡子とメイドの駒子は、道中で天然の氷を採りにやってきた泰治と偶然出会う。
家でウィスキーでも一緒にどう?と誘った聡子に対し、一瞬空を仰ぎ見て誘いに応じる泰治からは、聡子へのほのかな思いを感じさせる。
自宅に優作がいないことを知った泰治は、聡子の考えていることに疑問を抱きつつ、自分の立場から、敵国になるかもしれない国の酒など飲んでいると、あなたに危険が及ぶ、今はそういう時代なのですと、聡子の身を案じながらも遠回しに優作の考えを批判していた。
2週間の延長を経て、ようやく日本へ帰国した優作と文雄。
執拗に抱擁する聡子を抱きしめながら、優作は共に連れてきた草壁弘子に視線を送る。
会社の忘年会で社員を労う中、突然文雄が会社を辞めて旅館で小説の執筆作業をすることを宣言。
狂乱の時代に突入した中、後世に何か残したいと一念発起した文雄の様子に、以前の文雄さんのように見えないと話す聡子。
優作もまた、戦争が始まる前にアメリカへ行きたいという夢を聡子に話し出す。
遅かれ早かれ日本はアメリカと戦争を始める。
ならば、水兵だった頃に訪れた夢の国アメリカへ行って、色んな景色を見たい、もちろん聡子と共に、と、大きな夢を語るのであった。
ある日、泰治に憲兵本部に呼ばれる。
草壁弘子という女性の水死体が上がったこと、その女性は優作と文雄が満州から連れて帰ってきたこと、さらに彼女は文雄がこもっている旅館の仲居として働いていることなど、聡子の知らない事ばかりを告げられる。
犯人は文雄ではないか、という泰治の問いに、目をそらす聡子。
優作にも疑いがかけられていることに不安を隠せない聡子は、食卓で優作に問い詰める。
あなたは一体何を隠しているの?私に全てを打ち明けてほしい。
僕は君に嘘は言わない。ただしこれ以上問わないでほしい。
弘子とは何もないし、旅館にも行ってない。君が疑うようなことは一切していない。
しかし、僕が何を隠しているかは問い詰めないでほしい。
僕を信じてほしい。
スッキリしない返答をされた聡子は、全てを話してくれない優作を軽くにらみ涙を浮かべ、彼の返答を飲み込むしかなかった。
後日文雄の様子を確かめに旅館へ赴いた聡子は、文雄のやつれた表情に驚く。
聡子は優作と文雄は一体何を隠しているのか問い詰めていく。
あなたは何も見ていないから、優作さんの気持ちがわからないんだ!と急に激昂する文雄。
これ以上詮索しないでほしいとせがむ文雄は、中身を見ずに優作さんに渡してほしいと、あるノートを手渡される。
英訳は全て終わったという伝言を受けた聡子は、文雄を監視する憲兵を横目に、旅館を後にする。
優作の前でノートの中身を見始めた聡子。
何が書いてあるかわからない聡子は、満州で一体何があったのか、再び優作を問い詰める。
優作は重い腰を上げ、聡子に全てを語り出した。
満州の中心部の街は、それはそれは賑やかで、戦争を前にピリピリムードの日本よりも希望に満ち溢れていた。
特別に連れて行ってもらった田舎町で、彼らが目にしたのは、一見農作物に見えた山積みの何かが、人間の死体の山だった。
驚愕した二人は、さらに真相を知ってしまう。
満州を仕切っている関東軍は、戦争で使うために開発したペスト菌を捕虜に投与し、人体実験を繰り返していたのだ。
自分たちが幸せを噛みしめている間に、日本の軍隊が非人道的なことをしていることに憤りを抱いた優作は、医師の愛人だった弘子に実験ノートを回収する役目を条件に帰国させ、文雄がこもっている旅館に仲居として働かせるよう手を廻していたのだった。
このノートを国際社会の場で告発することを企んでいた優作は、頼みの綱の弘子が殺されてしまったことや、渡米が難航していることなど、計画が上手く進まない状態に苛立っていたが、ノートさえあれば公表できることを告げる。
正義に駆られた優作に対し、聡子は今の何不自由ない幸せな生活を無くしてまで実行することなのかと疑問をぶつける。
不正義の上で成り立つ幸福な生活ならいっそ無くしてしまえばいいと告げる優作。
危険な行動をしようとしている夫の身を案じる聡子。
やがて二人は狂乱の時代の中、正義のために愛のために、大胆不敵な行動をしていく。
というのが、前半から中盤にかけてのあらすじです。
スパイ映画ではない。
太平洋戦争直前の神戸を舞台に、セレブリティな生活を送る夫婦の間に訪れた危機を前に、妻を信じ守るために選んだ夫の決断と、夫のそばにいてこそ自分の務めと信じる妻の狂気にも似た一途な愛で綴った物語は、長回しによる3者の演技合戦や、心情を想像させるために背中を多用に映す描写などで心の機微を丁寧に抽出し、さらには当時の軍がしてきた痛烈な事実を織り交ぜることで、戦争の悲痛さや、それにより人生をも変えてしまう刹那を描いた作品でございました。
劇中でも優作が一貫して否定したように、優作はスパイではない。
なのでこの映画は、諜報活動をすることになった夫を支える妻の話ではなく、観て見ぬ振りが出来なくなってしまった夫の使命を果たすために、妻が献身的に支えていく物語だったと。
というか、「夫のそばにいなければ私は私ではない」という半ば強引な気持ちを押し付けてるので、逆に夫に迷惑かけてないか?とも思えてしまうような、妻の夫に対する愛情、信じるって一体どういうことだろう?とも思えるお話だったのかなと。
一体何を言ってるのかわかんないですよね。
ええ、僕も正直この手のタイプの映画は得意ではないのです。
というのも、夫が一体何を考えてるのか、妻が一体どこまで信じ切っているのかというう気持ちを言葉で表現せず、芝居と表情と背中と心の機微で語る映画だったために、全てを読み取ることができずに終わってしまった、というのが、一つの感想です。
見終わった後は、あぁ、これも夫なりの妻への愛だったのかなぁ、とか、狂ってないと意思表示しても狂ってる扱いをされてしまった妻の本音と建前が見えたラストに、戦争なんかおっ始めなきゃ普通の幸せを継続できたのになぁと、結構俯瞰で見てしまった感じです。
夫も夫で正義に駆り立てられていくし、妻も妻で愛に駆り立てられていく。
どちらも狂っていく内容で。
そりゃあ満州であれだけ残酷な実験を目の当たりにしたら、これまで築き上げてきた幸せを台無しにしても大儀を貫きたいって思うし、これまで信じてきたモノが揺らぎ、のうのうと暮らすことに対して、果たしてこのままでいいのかという気持ちは非常に理解できる。
もしかしたら知らずにいたほうが幸せなことってたくさんあると思うんですけど、じゃあ知ってしまったらあなたはどうしますか?と言われてるような気もします。
妻の聡子に関しては、あくまで自分が夫だったら?という視点で抱いた感想は、あまりにも意志が強すぎて、夫への愛が強すぎるせいで、夫を信頼し過ぎているせいで起こした暴走に対して、もう迷惑極まりないというか。
正直、聡子が泰治にあのノートを提出しなければ、優作は大義を果たすことができたのでは?
文雄は逮捕されずに済んだのでは?
軍に全てを勘付かれずに済んだのでは?
と、あれこれ妄想してしまうんですが、要するに聡子が愛の暴走でかき回したよね~と。
なんか文雄が不憫で仕方ない。
ぶっちゃけ聡子、相当寂しがり屋なんだなってのが垣間見えるんですよね、序盤で。
優作がいない間に幼馴染の泰治を家に呼んでウィスキー飲むとか、森でお誘いするときのメイドの表情と同じ気持ちでしたよ。
あんた、マジか?って。
帰ってきた時も優作を見た途端突っ走ってきつく抱きしめるあたりとか、ああもう大好きなんだな、まるで犬だな、優作がいないともう自分ではいられないんだなくらいの愛情表現で。
もうこんな奥さんをどうやってコントロールしようかってのっを優作が考えた作戦は、正直こっちも騙されましたし、これも優作の聡子に対する一つの愛の形だったんだよなぁと気づいた瞬間、聡子同様に「お見事です」って、監督に賛辞を送りましたよ。
731部隊
劇中では、関東軍がとんでもないことをしていた、という内容に触れていました。
それは満州で捕虜となっていた人たちにペスト菌を投与し、人体実験をしていたこと。
実際に関東軍防疫給水部、通称731部隊が、満洲北部の平房という村で施設を設け、捕虜とした中国人やロシア人約3000人に対し、ペスト菌やコレラ菌など細菌の感染実験、生体解剖を重ねていたんだそう。
彼らは実験だけでなく、日中戦争の中国戦線で生物兵器を実用していたそう。
彼らの存在や活動を当時の日本は隠ぺいしていたそうで、実際今でも政府は口をつぐんでいるんだとか。
感想の前に語った「戦争犯罪のタブーに切り込んだ」というものは、このことだったんですね。
劇中では、史実を参考にして作ったであろう映像もみせており、死体の山やガリガリの身体で寝そべっていたり、棒に縛られたままカメラを睨む捕虜の姿、さらには実際に人体実験をしている映像が映し出されていました。
優作が手に入れたフィルムを見た聡子は、優作が幸福な生活をナシにしてでも公にしたい気持ちを悟ったことでしょう。
最後に
静かな怒りを保ちながら飄々と語ったり、時折暗い表情を見せるも妻を守ろうと画策する高橋一生の細かい芝居の巧さは一見の価値がありました。
それ以上に、スパイの妻となって夫とともに正義を貫こうとする聡子の、幸せに満ちた表情や、あまりにも大胆すぎる行動での強い眼差し、さらには秘密裏に行動している最中にもどこか楽し気な姿、クライマックスでの狂ってないと強く言い張った後の、海辺で打ちひしがれる泣きの演技は、これまでの蒼井優の中でも格別なものだったでのはないでしょうか。
また3番手として登場する泰治を演じた東出昌大は、なぜか黒沢作品だと良い演技してるように見えるんだよなぁと思ってしまうほど、憲兵隊隊長が似合ってるんですよね。
聡子への愛をひた隠しながらも、仕事は仕事と割り切って不気味な表情を浮かべるあたりなんか、こいつめっちゃ手を出しそうだなって感じが沸々と伝わります。
また背中を映す描写が印象的な作品でしたね。
特に聡子の背中はかなり映っていて、いま彼女がどういう心境なのか、不安や戸惑い?もしかしたら覚悟を決めているのか?など、色々な思いを巡らせてしまう描写でした。
小さな不満は、NHKでやっていたドラマの劇場版てことで、全体的にどこかTVサイズに見えちゃったなぁというのが僕の中ではもったいないなぁというのがあります。
あとは、黒沢作品を数本程度しか見ていない僕の素人感がそう思わせちゃったのかなぁと。
彼の作品を網羅されてる方は、きっと僕が見ている部分以外のところに着目しているんだろうなぁ。
とはいえ、夫と妻の愛情表現の違いにもやられた1作でもありました。
お見事です。
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆☆☆☆★★★★★5/10