グレイマン
アメリカ中央情報局、略して「CIA」。
情報収集や分析などをする機関ですが、映画好きの我々からすると、基本的には派手なことばかりやってるイメージですw
他所の国の街でドンパチはじめたり、敵のアジトに侵入して隠密行動したり、なぜか格闘術が優れていて、それでいて「死なない」w
あくまで主人公がCIAのエージェントの場合ですが、僕らが想像する「CIAで働く人」ってこういう人ですよねw
ジェイソン・ボーンやジェームズ・ボンド(こっちはMI6ですけど)、ジャック・ライアンやイーサン・ハントなどなど、人気アクション映画シリーズの主人公はいつだってCIAで働く諜報部員なんで、仕方のないことですw
今回観賞する映画は、そんなスパイエージェントモノ映画に新たなシリーズ誕生を予感させる「ヒットマン」映画。
凄腕のエージェントが世界中から狙われてしまうという使い古されたプロットを、あの「アベンジャーズ」の監督が手掛けます。
監督の映画ってアクション面での新鮮味もありながら、物語はどこか一昔前のテイストなんですよね。
それでいて現実味のあるメッセージ性。
凄く楽しみです。
早速鑑賞してまいりました!!
作品情報
トム・クランシーの人気小説シリーズ「ジャック・ライアン」も手掛けるスリラー小説家マーク・グリーニーの代表作「暗殺者グレイマン」を、「アベンジャーズ」シリーズのルッソ兄弟の手によって映画化。
その正体は誰も知らないとされる凄腕の暗殺者、通称「グレイマン」が、世界中で追われながら戦いに身を投じていく姿をハードアクションで描く。
ルッソ兄弟が持つ製作会社AGBOがNetflixと共に描く本作は、製作費2億ドルともいわれ、今後シリーズ化を目論んでいるほどの入れよう。
それもそのはず「ブレードランナー2049」のライアン・ゴズリングと、「キャプテン・アメリカ」のクリス・エヴァンスが共演とあらば、力を入れないわけがない。
これまでポリティカルな側面を持ちながら、アクションで視覚でも楽しませてきたルッソ兄弟が、本作でどんな映像を作りだしたのだろうか。
あらすじ
"グレイマン"ことコート・ジェントリー (ライアン・ゴズリング) は、"シエラ・シックス"のコードネームを持つCIA 工作員。
過去に連邦刑務所で服役していたところをCIA 管理官のドナルド・フィッツロイ (ビリー・ボブ・ソーントン) にリクルートされエージェントに転身した。
組織内屈指の凄腕暗殺者となったジェントリーだったが、ある一件をきっかけに事態は一転、自分がCIA から追われる羽目に。
かつての同僚ロイド・ハンセン (クリス・エヴァンス) から世界各地で命を付け狙われる中、工作員のダニ・ミランダ (アナ・デ・アルマス) の助けを借り、ジェントリーは過酷な戦いに身を投じていく。(HPより抜粋)
監督
本作を手掛けるのは、アンソニーとジョーの、ルッソ兄弟。
彼らが手掛けた「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」が、MCUフェイズ1からさらに「進化」されたプロットとアクションで高評価を獲得。
その手腕をケヴィン・ファイギから買われた彼らは、キャプテン・アメリカの続編となる「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」と、MCUの代表作にあたる作品を務めることで、MCUに彼らありとまで言わしめるほど必要な存在となっていきました。
ここ数年は、「モスル あるSWAT部隊の戦い」や、「21ブリッジ」など良質なスリラーアクション映画をプロデュースしていたのが印象的です。
そんな作品を製作しながら、今回満を持しての「ルッソ兄弟監督作品」を堪能できるわけですから、楽しみで仕方ありません。
やはりハードボイルドさがありながら、白熱したアクションスタイルになっていることかと思いますし、ルッソ兄弟のことですから「正義の是非」みたいな部分もテーマとして描かれてるかもしれません。
キャスト
誰も正体を知らないとされる暗殺者「グレイマン」こと、コート・ジェントリーを演じるのはライアン・ゴズリング。
ゴズリングといえば「君に読む物語」、「ブルー・バレンタイン」、「ラ・ラ・ランド」などのラブストーリーもいけるし、「ナイス・ガイズ」のようなコメディもでき、「ブレードランナー2049」のようなアクションもできる非常に万能なアクターだと思います。
ですが本格的なハードアクションとなるとブレードランナーの比ではない気がしますね。
それこそ制作側は「007」のような内容にしたいなんて漏らしてますから、相当なハードワークを要するかと。
2018年の「ファースト・マン」以来の映画。
喜怒哀楽の起伏が少ない彼の表情が、どれだけの形相になるのか楽しみですw
他のキャストはこんな感じ。
ジェントリーの元同僚で、彼を執拗に追いかける工作員ロイド・ハンセン役に、「キャプテン・アメリカ」シリーズ、「ナイブズ・アウト」のクリス・エヴァンス。
ダニ・ミランダ役に、「ブレードランナー2049」、「ナイブズ・アウト」と主演二人の共演経験のあるアナ・デ・アルマス。
スザンヌ・ブリューワー役に、「マトリックス レザレクションズ」、「ナイブズ・アウト2」のジェシカ・ヘンウィック。
ドナルド・フィッツロイ役に、「スリング・ブレイド」、「バッド・サンタ」のビリー・ボブ・ソーントンなどが出演します。
さぁ!現代が誇る2大スターの競演を堪能しようじゃありませんか!!
ここから観賞後の感想です!!
感想
#グレイマン 観賞。
— モンキー🐵@「モンキー的映画のススメ」の人 (@monkey1119) 2022年7月15日
色々なアクション映画や名作からのコピペ感がありつつも、シビルウォーでコーティングしたゴリゴリアクション映画。
ゴズゴズもいいけど、なんてったってクリス・ソシオパス・ちょび髭エヴァンスだよ。
早くキャップから脱却したいんだね… pic.twitter.com/gZy8eR5J7j
こりゃ映画館で見なきゃダメ案件ですよw
シビルウォーを表層的に使いながら、市街地戦までやんないと片付けられないグレイマン、オニ強し!!
しかし良作とまではいかないかなぁ…。
以下、ネタバレします。
金かけたなぁネットフリックス
CIAの上司の策略によって世界各国を逃亡しながら恩師の救出に挑む見えない存在=グレイマンの過酷ながらも「フツーの木曜日」の模様を、ルッソ兄弟ならではの緊迫感と白熱した銃撃戦、カーチェイス、ガンアクション、市街地戦、そして朝日をバックにした肉弾戦など、ひたすらアクションで描きながらも、対照的なキャラによる鬼ごっこが楽しい作品でございました!!
全体的な感想としては、とにかく金のかかった映画だなぁとw
一体どこまでがアメリカ国内で、どこからが海外ロケなのか見分けがつかないのがド素人なんですが、ベルリン、ウィーン、クロアチア、トルコ、アゼルバイジャンにバンコクと、これだけの国をまたぎながら繰り広げられるアクションの数々を語らないわけにはいきません。
冒頭バンコクでのエピソードは、色鮮やかな配色を背景にパーティー中のターゲットを2階下の物置から狙撃するというミッションなんですが、少年がいるからという理由でミッションを断念、結局爆音で流れるBGMの中でたくさんの人が騒いでる中、堂々と背後から狙うというモノ。
ブラックライトによってビビッドに光り出す大きめのバルーンをかき分けながら瞬殺していくライアン・ゴズリング演じるシックスの素早い動きを目で追えない事態に悔みながらも、標的まであっという間に追いつく格闘センス。
紫をベースにしたこの配色とバンコクというあたりから、ゴズゴズの主演作「オンリー・ゴッド」を思い出したのは僕だけではないはず。
打ち上げ花火を上げる筒が連なる場所に墜ちてからの肉弾戦は、無数の花火がどのタイミングで飛び出してくるか予想がつかないドキドキ感を漂わせながら、やっぱオープニングは派手にいかないと!とばりに、男たちの命を賭けた戦いを見事に演出しておりました。
物語の流れはこの時のターゲットだった男が実はフォーと名乗る同僚。
彼は今回のミッションの責任者であるカーマイケルが裏でやってることを全部集積したファイルを持っており、これをシックスに託すと言って命尽きるのであります。
次の葬式は自分だと瞬時に悟ったシックスは、元上司であるフィッツロイを頼りに逃走ルートを確保しながらファイルの中身の真相を追うのであります。
フォーが持っていた機密情報を今度はシックスが持ち出したと確信したカーマイケルは、あまりに卑劣な尋問をすることで度々任務から外される工作員ロイドを使って、徹底的にシックスを追い込んでいく作戦に打って出ます。
全くもって情報のないシックスを探し出すために、ロイドは彼と親密な関係のあるフィッツの姪っ子を誘拐し、フィッツ自身から情報を探ろうと画策。
そんなことにも気づかずにフィッツが用意した飛行機で欧州へと飛びたったシックスでしたが、メイをさらわれたフィッツからの指令により機内で命を狙われる羽目に。
アクション映画での鉄則ですが、機内で戦いが始まったら飛行機は墜落するのがセオリー。
だって上空何千メートルって場所にも拘らず、こいつら絶対銃をぶっ放すんですものw
そんな予感は見事に的中し、機内に穴が開き気圧が急激に変化したことで飛行機はどんどん辛くの一途を辿っていきます。
機内がグルングルンと回転しながらも一人ずつしっかりと抹殺してくシックス。
途中酸素ボンベで呼吸を整えながらも、墜落していく機内からどうやって脱出するかを考えながら行動する冷静さも忘れていない。
一個しかなかったパラシュートを伏兵に奪われたシックスは体丸ごと落下!
その瞬間飛行機は爆発するという即死寸前の中の脱出でしたが、このまま落ちればあなたもジエンドですよシックスさん!
でもご安心あれ、彼はグレイマン。
余裕うぶっこいてパラシュート広げて落下していく伏兵をあっという間に絞殺して無事着地でございます。
もうあれですよ、「007ダイ・アナザー・デイ」のオマージュとも捉えられるし、パラシュートなしで落下するのは「ハートブルー」からなんじゃないのかと錯覚するほど。
やってることはイーサン・ハント丸出しなんですけど、どこか撮影的な観点からそう思えてしまうんですよね。
このようにド頭から白熱したバトルが次々と展開されていくのが本作の醍醐味なんですよ。
この後も、シックスの前にありとあらゆる刺客が送り込まれていくわけでございます。
一方クリス・エヴァンス演じるロイドですが、やっぱりキャプテンアメリカで抱かれてしまったパブリックイメージを急いで脱却したいのか、今回ヒトラーでも意識したかのような似合わないちょび髭でソシオパスを見事に演じております。
初登場シーンなんか、尋問してる途中だったわけですけども、相手の鼻だかほpっぺただかにラジオペンチ挟んで電流流して尋問するという時代錯誤なやり方でじわじわ追い詰めていってたんですね。
しかもニタニタ笑いながらw
フィッツの爪を一枚一枚剥がすのも朝飯前のようなツラでやってましたし、部下がシックスを追えなければ「早くしないとキーボードで頭ぶん殴るよ~」と笑顔で脅し、中々仕留められないシックスと、彼を嫌々サポートするスザンヌから「これ以上派手にやらかしたらCIAの汚点よ!」と叱責されるや否やイライラが爆発する辺りは、もうほんと手に負えないヤバい奴としか思えない凶暴ぶり。
そんなちょび髭ソシオパスことロイドが送り込んだ刺客を体中に傷を抱えながらもうまく切り抜けるシックス。
ロイドと違いどこか冷静な面を覗かせつつも必死に逃げまくる彼の表情が、ファイルをめぐる戦いの渦中にいる2人の対比としてよく表れています。
市街地戦が凄まじい
さて、話は元に戻るとして、本作はとにかく市街地戦をド派手にやってくれるのが最高なのであります。
見事機内から脱出に成功したシックスは、トルコで「洗濯屋」と呼ばれる偽造パスポート職人を頼って向かうわけですが、そこにはすでにロイドが懸賞金で釣っており、洗濯屋は彼を落とし戸に閉じ込めることに成功してしまうのです。
シックスはバッグに入っていた道具を使って爆破装置を作り、水道管を壊して井戸内に水を目いっぱい貼り、敵が近寄ってきた鍬に爆破させることで見事脱出します。
ここでロイドと初対面。
彼と一触即発状態だったわけですが、あらかじめ用意していた手榴弾でうまく回避。
丁度いいところでバンコクで一緒に仕事をしていたミランダが、ロイドのお尻に催眠弾を撃ち込んだことで逃亡に成功します。
アメリカのケツに注射器を打ち込むなんてアナちゃんもやりますねw
シックスはあらかじめ信用できる元上司の女性にファイルを郵送しており、二人は彼女のいるプラハに急行。
ロイドもそれを嗅ぎ付け、プラハでの壮絶な銃撃戦へと流れていくのであります。
元上司の家で集中的に被弾することになる2人は、何とか脱出に成功しますが、スパイ映画でこれまたセオリーな地元警察絡んできて面倒なことに。
一度は逃亡に成功するけど、市街地の広場で手錠をかけられたまま、ロイド一味の総攻撃を再び味わうことに。
路面電車からトラックから色々な乗り物から一味が銃弾を浴びせる中、手錠をはめられたシックスは広場にいる人間を何とか逃がしながらも応戦。
右へ左へ行ったり来たりの中、何とか警察官の拳銃を手に入れ、突っ込んでくるワゴン車をギリギリのところで交わすことに成功。
今度は電車に隠れて反撃開始。
車内に乗り込んできた追手をフルボッコにしたり、併走して走行する敵車両からの銃弾を何とか交わしたり、ミランダのフォローもありと、市街地をめちゃくちゃにしながらも敵を玉砕していくのであります。
こうなってくるとCIAの人間であるスザンヌは「もう勘弁してくれ!」と激怒。
おいロイドさんや、あんた非常過ぎて手に負えないって有名ですけど、ここまでド派手にやってなんて頼んでねえし、さすがにこれ外交問題とかまで発展してくるヤバさだかんね!そこんとこわかってる!?お前仕事せえや!とロイドに怒鳴りつけます。
そうなんですよ、実はロイド、個人としてはヤバイやつなんだろうけど、コネクションやら懸賞金使って有能な傭兵たちを送り込んでる割りには全然統率取れてないし、ビジネスだけで見れば無能な仕事ぶりなんですよねw
結局一つ買って手柄を立てようとしてるだけで自分は命令だけなんだよなぁ。
だから早く自分でシックスに挑めばいいじゃんって、これに気付いてから少々冷めた目で見てましたw
物語はここからクロアチアにある洋館をアジトにしているロイドを目指し、上司であるフィッツと姪っ子の救出に挑むシックス。
物語の途中ではシックスとフィッツの姪っ子の接点を描いた回想シーンがあり、彼女を救出する理由として大事なシーンとなっていました。
洋館での戦いは、ミランダと共闘しての大銃撃戦。
建物をガンガン破壊しての壮絶な争いは、市街地戦での激闘に匹敵する迫力で、夜のロケーションもあって一体どこから何が出てくるか、誰が出てくるかわからないドキドキぶり。
姪っ子を盾にして逃げ込む庭園での戦いは、キューブリックの名作「シャイニング」のオーバールックホテルの外にあった迷路のような庭園に酷似しており、ルッソよ!そこも引用するんですか!という驚きぶり。
とはいえ迷路をそこまでうまく活用したかと言えばそうでもないわけで、ただの舞台だけに留まっていたのは勿体ない。
そしていよいよシックスVSロイドの肉弾戦へと発展していくのであります。
色々互いが深手を負いながらの戦いでしたが、こうなったら素手で決着付けようぜと噴水の前朝日を浴びながらのデッドファイトが始まるのです。
これまでの銃撃戦はこの勝負の前座に過ぎず、ようやくクライマックスにして本番なのであります。
シックスが先手を打てば、ナイフでシックスの体中をサクサク突き刺すロイド。
これに負けじとシックス発煙筒でやけどした背中を集中攻撃したり、投げ技にボディブローにと応戦必至。
とうとうロイドはシックスの顔を水中に付けて窒息させる作戦に。
かつてシックスはマッチョイズムな親父を殺した過去があり、虐待を受けていた当時の自分をフラッシュバックするのであります。
あの時の俺じゃない。フィッツに引き抜かれて以降俺はこんな奴に負けるようなタマじゃないと奮起したのか、何とかロイドの攻撃を阻止し酔うと試みた矢先・・・。
2人の戦いは思わぬ形で幕を閉じるのであります。
もうなんていうんでしょう。
フィッツの姪っ子をボディガードしていた時を回想で挟み、ロイドとの決戦の前に死を覚悟して彼女に「一人で逃げろ」と言い、「ひとりにしないで!」と泣きじゃくりながらも逃げる姪っ子の姿を見て「マイ・ボディガード」を思い出さないわけがありません。
また市街地戦をド派手にやりながらも、最後は泣かせるようなBGMを駆けながら朝日をバックにサシでの戦いを描くなんて、もうそれシビルウォーではありませんか監督・・・。
実際劇中ではヨーロッパ各国を回りながら激戦を描いており、国を移動する度に国名や地名を「ドン!」とゴシック体で表示する演出なんて、正にシビルウォーですよw
またシックスは「真実を暴く」という正義であり、ロイドは非道ながらも「真実を守る」側という正義。
そんな互いの正義主義を拳で戦わせる姿は、正にシビルウォーだったんですよこの映画は。
最後に
自分なりに色々咀嚼したり解釈したりしながら物語の解説や感想を述べてきましたが、正直言うと過去のルッソ兄弟作品と比べると、アクションを本気でやってみました!ってのは大歓迎だけど物語は既視感モリモリのスパイ映画だったなぁと。
もう少しオリジナリティが欲しかったし、所々アクションが早すぎて見えない、というか早送りして見せてたでしょあれ。
黒幕はカーマイケルだけど、彼が御大と言っていた人物もわからないまま。
今後シリーズ化するために隠したとはいえ、何も真相はわからないままなんですよね~。
そこは得意のポリティカルなテーマ性に持っていってよ監督!と文句はあるんですよね一応。
とはいえ、こんなに巨額を投資して、しかも40代の集客できる中堅俳優二人を使って、ここまで本気のアクションをやってのけたのは大拍手です。
正直これスマホやテレビサイズで見るのは勿体なさすぎです。
大画面で見てほしい映画です。
続編も期待したいですね。
しかし結局黒幕は誰なんですかね。
CIAを私物化できちゃう人。
国防長官とか?大統領はいき過ぎかなぁ。
というわけで以上!あざっしたっ!!
満足度☆☆☆☆☆☆★★★★6/10