モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

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モンキー的2016年映画ベスト10ランキング 今年もたくさん鑑賞しました。

モンキー的2016年映画ベスト10 ランキング

 

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はじめに、当ブログ「モンキー的映画のススメ」は、この記事を持ちまして丸2年を迎えました。今年は昨年に比べアクセスも飛躍的に伸び、より多くの方に読まれていることに、喜びとより読みやすくするために努力しなければ、と感じた1年でありました。

 

ここまで続けてこれたのは、仲良くさせていただいてるブロガーさん方をはじめとした同種、読者、フォロワー、そして何より映画が気になって検索し、訪れてくれた方たちのおかげだと思っております。

 

大変感謝しているとともに、来年もぜひ当ブログ「モンキー的映画のススメ」に足を運んでくださる事を願い、今年最後のブログとさせていただきます。

 

というわけで1年の総まとめ!!「モンキー的2016年映画ベスト10」をお送りします。

 

 

2016年もたくさんたくさんたっくさんの映画が公開されました。

 

日付変更とともにファンたちと盛り上がった日もあれば、久々に試写会ハンターの血が騒ぎ当てはしたものの仕事で見に行けなかったり、見ようと思って見に行けなくて後回しした映画、楽しみしていた映画がつまらなく肩透かしを食らったり、あまりにも好きすぎて繰り返し見たりと、値段相応、それ以上、金返せ、タダ見ラッキーなどなど色々な映画と出会えた1年でございました

 

 そんな1年の総まとめ。

毎年毎年悩んで悩んで、他人の映画ベストをチラ見して「そう来たか!」と頷いて、そしてまた悩んで・・・と納得のいくまで順番を決めてきましたが、今年は、今年こそは順位がつけられない!!!てか順位をつける意味を見いだせない!!!だってどれも良作過ぎて困る!!!

 

正直1位は決まってます。アレです。あの映画です。でもそれ以下の作品はもう順不同です。でも一応順番つけますw。せっかく付けた満足度ですから。

といっても満足度順ではありませんのでご容赦ください。

ちなみに今年の上半期はこんな感じでした。

 

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今年鑑賞した新作映画は劇場、レンタル作品含め105本!自宅で見た旧作映画を合わせると208本!おさらいや劇場での複数回も含めると250本は観たか・・・。暇だなぁオレ。

それでは発表です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第10位

ヒメアノ~ル               

   

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どうしてもこれは入れたかった。序盤は三角関係を軸としたラブコメだったのに、突如不気味なBGMとともに英語表記でHIMEANOLE。一気にスリラーの世界へと誘っていく吉田恵輔監督の手腕が見事に発揮され、役者陣も森田剛はじめ、それぞれの役者がそれぞれの特性を活かし、笑わせ怖がらせた会心の1作。

 

いじめられたことで、信頼していた友から裏切られてしまったことで生まれてしまった怪物は、その怖さももちろんだが「お母さん、麦茶2つ持ってきて!」と叫び占めるラストシーンは切なさと悲哀がこみ上げ、実は笑いと怖さだけじゃない、というのが上映時間100分という短さの中にしっかり詰め込まれていて大好きな映画のひとつです。

 

劇場で鑑賞したときに、上映前からペチャクチャしゃべってる女性二人組がすぐ近くにいて。それ本編始まったら勘弁してくれよ~、と心の中で思っていたのですが、この女性二人組のリアクションのおかげで場内は笑いの渦となったのが思い出に残っています。森田剛目当てだと思ったらムロツヨシファンだったようで、彼のやることなすこと大笑いでした。何回つられて笑ったことかw。

 

 

 

 

 

 

 

 

第9位

スポットライト 世紀のスクープ

 

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 これを入れるか「ブリッジオブスパイ」を入れるか迷いました。どちらも長い上映時間にもかかわらず没頭して映画の世界に浸れたことが、高い評価の理由なんですが、こちらを選んだ理由としては、一番最後に流れた文字表記での後日談に対しての衝撃

ボストン内の教会だけではなく世界規模で性的虐待が行われていたこと。このことを知れただけでも、この映画を観た価値は高いなと。

 

もちろん作品としても、取材と会話ばかりのシーンを淡々と描き、事実を追いかけていくだけで、なにかドラマチックな展開を助長する演出もなければ中だるみもない。

一人の男が記事にしろ!と訴えてからの緊張感がずっと消えずに漂っている。だからまじまじと見てしまう。アカデミー賞作品賞を取っただけの説得力と作品力だと。

 

記事にしない場合の責任は誰が取るのか。記事にしなければならないことがこの世の中にはたくさんあると思います。がんばれ新聞記者!!

 

 

 

 

 

 

 

 

第8位

最後の追跡

 

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この作品に関しては劇場公開ではありません。現在Netflixでのみ鑑賞可能の作品です。ちょっと今年の映画ベストの定義に反するんじゃないか?とも考えましたが、この映画が埋もれてしまうのが非常にもったいない!!というのがランクインした理由です。

 

他にも、いろんな映画好きな人が作るであろうベスト10と差別化を図る上で入れたいという思いや、きっと来年以降劇場で公開しない作品がストリーミングで配信される傾向の中で、公開作品と配信作品分ける意味も無くなっていくんじゃないかと。

 

何より多くの人がこれを見て映画館で見たい!という風を起こせば劇場公開できるかもしれない。現に海外の映画賞レースで、ジェフ・ブリッジスがノミネートされたり、各映画誌が軒並み今年のベスト映画に入れているくらい評価の高いことになっている。

 

自分も1つのツイートから興味がわいたことで鑑賞し、追う者追われる者互いのバディムービーとして、またトランプ大統領に投票した人はきっとこんな人たちなんだろうというのも垣間見れる、それをしっかりモダンウエスタンとして見ごたえある作品になっていて非常に面白かったです。

配信されたのが11月でツイートで知ったのが12月初旬。もっと早く気づくべき作品だったし、Twitterで知ったことで出会えた良作でありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7位

ハドソン川の奇跡   

 

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 これも「ヒメアノ~ル」と同様に上映時間が短いにもかかわらずしっかり描かれていること、それに加え、夢オチも入れると計三回も事故の描写があるのに、それぞれ観たときの印象がまるで違うように構成されていること、あとはもう無駄が一切ない!!

 

詳しいことはブログに書いてるのでそっちを読んでほしいですが、終始淡々と描くことと、サリー機長が保っていた平常心がリンクしていたし、何よりあの奇跡を今描くことの意味がエンドロールで映し出されていること、そしてこれを奇跡と捉えず全員助かることを想定して鍛錬したプロ意識に胸を打たれました。

 

 なんでもかんでも余計な味付けをする山崎貴なんかはほんとこれ見て勉強したまえ。淡々と描いても映画になるんだよ。と、毒を吐いてしまいましたが、それくらいすばらしい作品でした。

 

ま、これは加点対象にならないといったらウソになりますが、生でトムハンクスとアーロンエッカートを観れたのは非常に貴重な体験でありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

第6位

オデッセイ    

 

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 宇宙を舞台にした作品で、これほどまでポジティブな作品があったろうか。過酷な状況の中何としてでも生きて帰るという屈強な精神、それを時にはユーモアに語り笑いを誘い、時には悔しがる姿に涙を誘う、その脱出劇をノリノリのディスコチューンが彩る。

彼を生還させるために一生懸命考え、寝る間を惜しんで働くNASAの職員たち。見ればきっとこの人たちと同じ思いで、彼の帰りを待ち焦がれることだろう。

 

そんなときに流れるデヴィッドボウイの「スターマン」が、彼が亡くなったのと公開時期が近かったこともあり、胸に染みて何度見てもあそこは泣いちゃうんだよなぁ

 

今年の20世紀FOXは上半期はいいラインナップだったんだよ。下半期はひどかったけどw

 

 

 

 

 

 

 

 

第5位

シビルウォー キャプテン・アメリカ

 

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 ヒーローVSヒーロー映画の公開が重なるという事態に陥った2016年。DCとマーベルの戦いは結果、雲泥の差でありました。マジで見習えDC。

どちらも正しい考えを持つ2人の戦士が仲間を引き連れえて戦う羽目になってしまうという、原作でも超人気のエピソードを、まさかキャプテンアメリカでやるとは思わず、公開が決まった時は発狂しちゃったもんなぁ

 

しかもマーベルの素晴らしいところは決して暗い話だけでなく、きちんと笑いどころも盛りだくさんだから飽きない!しょっぱなからヴィジョンが笑わせてくれるもんなぁ。

しかもこの映画でスパイディーがめでたくMCUに参戦したり、ソーとハルク以外のアベンジャーズたちが勢ぞろいするという、オールスター感謝祭バリの豪華さもファンとしてはたまらない!

 

そんな目の前に映る楽しさも感じられると同時に、今のアメリカの世相を映しているともいわれるこの映画の奥深さも素晴らしい。強いアメリカを作ろうとするトランプを支持する者とそうでない者、そこから軋轢が生まれ対立してしまうという、正に今のアメリカを投影したものなんじゃないだろうか。

そして、目の前の敵は悪なのか?本当の問題はそこではないのではないだろうか?そんなことも教えてくれるこの映画のすごさをもう一度劇場で感じてみたいものです。

まぁこんなことに気付いたのはレンタル開始されてからなんですけどもww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4位

君の名は。

  

 今年を代表する日本映画「シン・ゴジラ」とこれ、どっちかはいれないといけないかな、と。こんな社会現象になるとも知らず、新海誠作品の新作が全国上映されるってことに喜びを感じ、初日の初回に見に行ったらティーンズだらけ!!

オジサン困りました。いやここはお兄さんと呼ばせてww

 

この映画に関して、プロから見たら駄作だとか、バカでもわかる映画とか、言いたい放題な著名人たちの感想に、腹が立ち胸が痛み不快に感じたこともありましたが、それだけ話題になったってことはいいことなんだと思います。

 

記録ももちろん素晴らしいですが、内容だって純粋にタイプリープしながらのボーイミーツガールですから。背景もキラキラしててキュンキュンしちゃいますよ。新宿ってあんなにきれいだったっけか。そして後半にガラリと話が変わっていくことを知らずに見た時の衝撃は忘れられない。

 

最近RADWIMPSの「なんでもないや」が妙に好きで。「君のいない世界など夏休みにない八月のようってフレーズがたまらなく好きで。そんなにこのバンド好きじゃないんですけど、この歌は別だなぁ。これもこの映画のおかげです。

 それであまりにも良かったもんだから、こんな会にも参加したくらい。

peatix.com

初めて会った方たちと映画を語ることなんてなかったから、いい経験をさせていただきました。自分の意見をあまり言えなかったんだけど、みんながこの映画がすごく好きだってのが伝わって、いい勉強にもなったしいい交流を深めることができました。

そんな思い出も込めて、この順位となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3位

湯を沸かすほどの熱い愛

 

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劇場に2度足を運び、何度も泣いて笑ってむせった家族の物語。今年の邦画実写映画はこれが一番でした宮沢りえと杉咲花が最高なんだ!オダギリジョーがずるいんだ!!

 

 この映画の何がすごいか。役者、脚本、演出、芝居、クライマックス。どれも素晴らしい、涙が止まらない、感動する、泣かせて笑わせるから本当に湯を沸かされてるように体が熱くなるetc

 

挙げればきりがないんだけど一番すごいのは、予算の厳しい日本映画において新人監督に回ってくる仕事など、せいぜい雇われ監督のようなモノばかりな中、商業映画を初めて撮るにもかかわらず、これだけすごいキャストを揃え、しかもオリジナルの脚本で作品を作れたという恵まれた環境にあったこと。

どうしてそうなったのかは、監督の脚本力がズバ抜けて優れていたことも作品を見ればわかるんだけど、プロデューサーをはじめとする人たちが、その力を信じて公開までこぎつけたことなんじゃないのかと。スタッフたちはいいチームワークだったと思いますよきっと。

今年の賞レースに絡むことは間違いないでしょう。

 ブルーレイ出たら買います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2位

ズートピア

 

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ディズニーアニメの中でも王道中の王道である動物たちを擬人化し、多様性をストレートに訴えた渾身の傑作!

 生まれて初めてアニメーション映画のブルーレイを購入し、幾度も見るたび、ジュディとニックの友情に笑い涙した、非常に大好きな作品です。

先日、後輩たちを自宅に招き、ワインのつまみがピザと煮物wwという、食卓も多様化した中で鑑賞し、私の解説付きと余計なお世話も交えつつで楽しんだ夜でございました。

 そんな思い出もこめつつ、今年の第二位とさせていただきました。

 

とにかくジュディがかわいくてかわいくて!!ニックがカッコよくてカッコよくて!!!それだけでごはん三杯いけちゃうほど大好きなキャラクターが、事件を追いかけていくにつれ友情を深めていくも、動物的本能と先入観が彼らの仲を裂きます。

やはり肉食と草食は共存できないのか。多数派は少数派を追いやることしかできないのか。身分から逃れることはできないのか。そんな壁にぶつかりながらも、乗り越えていくジュディの姿を見て、背中を押してあげたくなることでしょう。

 

これから見る人、最初は絶対字幕で見ましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、栄えあるモンキー的2016年映画ベスト10、第1位は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1位

シング・ストリート 未来へのうた

 

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劇場に3度も足を運んだほど、今年の夏をより熱くさせてくれた1作。

経済的に厳しいダブリンの町でくすぶっていた主人公が、一人の少女と出会うことで音楽に目覚め仲間や兄に支えられながら、大きな決断をしていく。

かつて、音楽でメシを食う!!と誓い、仲間とともに飛び出したかつての自分をコナーに、そしてあの頃の自分にもっとエールと渇を送ってあげたら、と、ふと昔を思い出してしまう今の自分をブレンダンと、現在と過去の自分を、兄弟に重ねてしまうほど物語に没頭し、ラストシーンは大号泣しました。

 

元バンドマンであるジョンカーニー監督は非常に音楽のセンスも素晴らしく、 音楽が楽しいということを如何に映像で伝えるか、ということもわかっている。

特に曲作りからバンド練習で曲を完成させていく一連の流れや、コナーが妄想するプロムパーティは、音楽をやっていない人でも最高に楽しめるシーンだったんじゃないだろうか。

 

是非この映画を、将来に悩む十代の少年たちに見てほしい!!自分が描きたい未来を、金のせいとか親がどうとかであきらめて欲しくない。これを観たあとリスクなんか恐れずに大海原へ飛び込んで欲しい。

リスクなんて当然だ!人と違う道を行くんだ、それだけで人生リスクを冒したも当然だ!他の奴らから笑われても貫いていけ!君たちには未来がある!その可能性を無駄にするな!クソダメでも進むんだ!!

まさにブレンダンの気持ちです。

自分も十代のうちに、コナーの時にこの映画に出会いたかったです。

 

 

 

 

 

 

 

次点

この世界の片隅に

 

 

トランボ ハリウッドにもっとも嫌われた男

 

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ブリッジ・オブ・スパイ

 

 

ゴーストバスターズ

 

 

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というわけで今年はこんな順位になりました。繰り返しですが1位以外は、横一線です。次点に入ってしまった4作に関しては非常に悩みました。「この世界の片隅に」はほんとによかった。でも、もう一度見に行きたかったのに行けなかったという未練と、映画好きの方たちのほとんどが1位にするだろうからほかの作品にスポットを当てたいという、あえての切り捨てを決行しました。

これでもう一度見て、自分が出した順位に後悔したらいいんだよきっと。

 

 

以上、今年のモンキー的2016年映画ベスト10でした。

あ、まだまだ続きます。

 

 

 

各部門賞

なんか色んなブログで個人的映画アワードを催してる方が多いので真似してやってみました。

サクッと、主要部門だけいきたいと思います。

主演男優賞

ブライアン・クランストン(トランボ ハリウッドに最も嫌われた男)

本木雅弘永い言い訳

 

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主演女優賞

のん(この世界の片隅に)

ルーニー・マーラキャロル

 

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エミリー・ブラントガール・オン・ザ・トレイン

 

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助演男優賞

マーク・ライランス(ブリッジ・オブ・スパイ)

森山未來怒り

 

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菅田将暉ディストラクション・ベイビーズ

 

 

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助演女優賞

アリシア・ヴィキャンデルリリーのすべて

 

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杉咲花(湯を沸かすほどの熱い愛)

 

 

 

監督賞

クリント・イーストウッド(ハドソン川の奇跡)

吉田恵輔(ヒメアノ~ル)

 

 

 

 

 

はい、サクッとこんな感じです。ベスト10以外の作品を中心に選んでみました。作品の順番よりも決めるのが難しく、時間かけたくなったんで、パッパッと思い浮かべたもので決めましたw。

ちなみにベストキャラクター賞は「ゴーストバスターズ」のホルツマン博士です!

 

 

 

 

 

 

総評

去年の映画界は洋画が華やかでした。特に大作映画の続編が気持ちいほどヒットしたのを記憶しています。

 

その反動からなのか、今年は日本映画が席巻した、去年以上に映画業界が盛り上がった年だったと思います。その中でもアニメーション映画は世界に誇れるほどクオリティも高く内容も素晴らしい作品が多かったように思えます。

 

「シン・ゴジラ」「君の名は。」「この世界の片隅に」、この3本は今年の映画を語るうえで確実にハズせない作品だったし、コミック原作ってだけでハードルがあがってしまう期待値の中、よくやった!よくぞやった!と、その完成度の高さに胸を熱くした「ちはやふる」「アイアムアヒーロー」「ヒメアノ~ル」も大健闘。

 

小規模であるけれど、中野量太、真利子哲也山戸結希といった自主映画出身の監督が商業映画の世界で花開くといったことも、日本映画がよかったと言える要因の一つではないでしょうか。

 

これは観てないのですが、「葛城事件」や「淵に立つ」「クリーピー」といった、人間模様をダークに描いた物語も今年の日本映画を象徴する作品たちだったのだと思います。苦手だからって一つも観てないのはまずいなぁ。まだどっかでやってるかなぁ。

 

 

 

このように今年は日本映画がすごい!!!っていうのが正しい見方っちゃあ見方なんですが。じゃあ洋画がダメだったのか?って話で。

 

個人的には上半期は洋画絶好調ムードだったんですよ。個人的にはですよ?

 

昨年12月の「スターウォーズ フォースの覚醒の公開により、ぶつかりを避けるべく巨匠たちの作品が、うまいこと今年の1月に後ろ倒しになるというおかしな現象から始まった2016年。

 

スピルバーグロンハワードロバートゼメキスなど名だたる監督作品が立て続けに公開したのはある意味映画ファンとしてはたまらない月でした。おそらくディズニーが毎年SWシリーズを12月に公開していくのだろうから、来年も再来年もこんな現象になっていくんだろうなぁ。

そしてスターウォーズからSF宇宙もの映画のバトンを受け取ったリドリースコットの会心作「オデッセイ」が、アカデミー賞ノミネートっていう看板にも助けられヒットしたし、そのアカデミー賞作品は今年もずば抜けて良作ばかりだった。

「スポットライト」「ルーム」「レヴェナント」「リリーのすべて」「マネーショート」と、ヒットこそしなかったけど今年を象徴する作品たちだったことには違いない。

 

またディズニー映画が去年以上に良かった。「ズートピア」では多様性を説き、「シビルウォー」では対立してしまうことへの一つの答えを語っていたように感じ、「ファイインディングドリー」では障害は欠点でなく個性だと掲げ、「ジャングルブック」ではコミュニティでの生きづらさや、どう成長するかは選択肢次第といったことまで描くといった、

いま世界で起きている様々な問題を映画に組み込み、誰でもわかるように描いている作品ばかり。で、そんなに奥深く迄考えずとも、純粋に映像技術がすごいし、話も描写も楽しい。

 

このように洋画も負けていなかった。ヒット作や良作がたくさんあった。なのに日本映画の方がよかったと思ってしまう原因は何なのか?

それは下半期の洋画の衰退と「君の名は。」の爆発的ヒットにより話題が集中したことで、洋画作品が霞んでしまった。

こんな理由が挙げられるのではないでしょうか。スゲー根拠ないですけどw

 

WOWOWぷらすと」の2016年ベスト映画の回で、映画・音楽ジャーナリストの宇野惟正さんがおっしゃっていたのですが、アメリカの映画業界は優れた作家たちが、アカデミー賞ノミネート狙いの作品や、TVドラマに奪われているせいで、いわゆる会社主体の普通の映画が軟弱化しているとのことで、その背景から下半期は中ヒットが狙えるにもかかわらず大作映画続編の内容に賛否が別れ、正直素晴らしかったようには思えなかった。

特に東宝東和ピクチャーズ配給の作品が、これみよがしに過去ヒット作の続編を立て続けに投入してきたけど、振り返ってみれば消化しただけのものでしかなく。小規模なインディペンデント系の作品もあまり良いのがなかった。

普段ならもっと話題になったであろう続編軍団も、今年は「君の名は。」の一強状態になすすべもなく、あえなくランク圏外に沈んじゃいましたね。

 

 

で、洋画の公開規模の縮小もひとつの原因だと思います

何が怖いって今年の8月以降20世紀フォックスの作品が公開されていないX-MENアポカリプス以降ないんです。ジェニファーローレンス主演の「ジョイ」やタロンエガートンヒュージャックマン主演の「イーグルジャンプ」が公開なしのDVDスルー。

SNSでも話題になった「ソーセージパーティー」や「ガールオンザトレイン」、「ウォークラフト」なんかは宣伝の仕方によっちゃあヒット性あったのに、めちゃめちゃ公開規模が少ない。ディズニー配給の「ザ・ブリザード」や「ピートと秘密の友達」も別の大作映画に追いやられやはり規模が少ない。てか、宣伝費自体少なくない?

今回ベスト10に入れた「最後の追跡」は配信のみ、と完全に追いやられております。

勿論闇雲に公開広げればいいってもんじゃないのはわかっていますが。

 

やはりお客さんが入りそうにないのが一番の理由なんですかね。あのスピルバーグ作品でさえ今年はコケたわけで。悔しいなぁ。

 

 

とはいえ、日本映画がよくなるのは再来年以降でしょう。「君の名は。」や「シンゴジラ」のお金が回ってくるのもそのあたりでしょうから。というわけで来年は洋画の巻き返しに期待です。

こんな感じで超主観的ではありますが今年の映画はこんな感じだったね、というお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今年はほんとに良作ばかりだった1年でした。

まだ映画を見れてない人、見たかったけど忙しくて後回しにしてしまった人、年末年始レンタルでも劇場でもどんな形でもいいので、映画に触れる時間を作って楽しんでほしいです。

 

来年もどうかひとつ「モンキー的映画のススメ」をよろしくお願いいたします。